当サイトで掲載しているTRPGセッションログは以下の作品の二次創作物です。
矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』

黒い自我、白い快楽 一話:青い好奇心

GM:鈴元
メイン 見学

PC1:「まだない秋津有栖あきつ・ありす (キャラシート)PL:とーど一
PC2:「@nDr.0-Maliμceアンドロマリウス弓削ゆげサダメ (キャラシート)PL:氷山
PC3:「使われ屋越後谷透えちごや・とおる (キャラシート)PL:黄色の月
PC4:「ペニードロップ灯二尾ともしび・にお (キャラシート)PL:マンタ

目次

  • OP1:持つものの資質
  • OP2:知る者、知らない者
  • OP3:学内暗躍
  • OP4:盤上の駒
  • ミドル1:誤報は鳴らず護法が響く
  • ミドル2:遭遇
  • ミドル3:飛び越えた線
  • マスターシーン:全てのエネミー
  • ミドル4:調査
  • ミドル5:先輩風
  • ミドル6:旧校舎→獣心
  • ミドル7:危険区域
  • クライマックス:青い好奇心
  • バックトラック
  • エンディング1:生徒指導
  • エンディング2:祭りのあと
  • エンディング3:詩
  • エンディング4:絶対強者
  • エンディング5:青い好奇心


  • OP1:持つものの資質


    GM:時間が来た
    GM:一つ一つ、盤面に並ぶものを確認していかなければならない
    GM:越後谷透、君の話から聞いて行こう
    越後谷 透:フガガ……んは!俺!?
    キャラシート

    越後谷 透:「オッス!オラ透!」
    越後谷 透:「工学系志望中の不動学園普通科の二年生だ!勉強はクソ面倒だがオラわくわくすっぞ!」
    越後谷 透:えちごや とおる!この度不動学園と護法クラブに正式所属が決まったイリーガル登録してる一般DKです。
    越後谷 透:修理工を目指す為道具と日々触れ合ったり勉強したりマブダチ…とつるんでるモテない男です。
    越後谷 透:本人曰くまだまだモテん童貞だ!との事ですが最近はモテない主要因だったデリカシーの向上も見受けられ
    越後谷 透:なんか秘密とか……増えたんじゃない?と噂になってるとかなってないとか。
    越後谷 透:本人の腕に嵌るヘンな腕輪と共に、今日もびっくりどっきり工作でクソジャームを爆殺だ!
    越後谷 透:性能はDロイス:超血統を取得したサブアタッカー型。
    越後谷 透:ダンシングシミターを指定し、ピュア補正も合わせてレベルが7まで上昇!
    越後谷 透:これにより七つ道具の如きノリで固定値21~24の攻撃を安定して行えるぜ!
    越後谷 透:ミドル用にミーミルの覚書と妖精の手も取得!かゆい所は俺が手を伸ばしていくってワケ
    越後谷 透:まあ所詮はイリーガルだし、まだまだ未熟だなアとも思いつつ
    越後谷 透:校内の事件にも程よく注意していかねえとなーって感じで今日も活動頑張るぜ!
    越後谷 透:以上!今回からPC3!よろしくお願い致します!
    GM:では、君の背景を確認しよう
    越後谷 透:応!
    HO3:越後谷 透 シナリオロイス:聖護院美幸(しょうごいん・みさち)

    護法クラブ、君はこのクラブのメンバーのオーヴァードだ。
    実際のところは学園内でのR案件に対応しやすいイリーガルたちの組織といった風情である。
    クラブ自体、事件が起きなければただ生徒が集まるだけのものだ。
    しかし、用意というものはしないといけない。
    君は体育コース特待生の聖護院と戦闘訓練をしていた。
    これも、青春かもしれない。
    越後谷 透:行くぞー!今季初の膨らむ魔球ッ!
    GM
    GM:某日
    GM:護法:1 法律を尊重すること。「―の精神を説く」

    2 仏語。
    ・仏の教えを守ること。仏法を守護すること。
    ・妖怪・変化などを追い払う力。法力。
    ・「護法善神」の略。
    ・「護法天童」の略。

    GM:護法クラブ:不動学園内のクラブ、および校内に設置された学生によるイリーガル組織
    GM:君は、その護法クラブの人員の一人である
    越後谷 透:そうだったとはな……(ぼんやり)
    GM:学校内では表向きは文科系部という扱いになっている。いわゆるカバーというものである
    GM:しかし、その本質は学内で起こるR案件の対処を行う組織
    GM:警察などと同様、有事の際以外はそれらの問題に備えるのがするべき行いとなる
    GM:今日、君がするべきことは『訓練』だった
    GM:学校内、空き教室
    越後谷 透:ほえー、訓練……
    聖護院美幸:「では、どこからでもどうぞ」
    越後谷 透:「……訓練とは聞いたけんども」
    GM:不動学園高等部特待体育科三年、聖護院美幸しょうごいん・みさちはそう言った
    聖護院美幸(しょうごいん・みさち) 所属:高等部特待体育科三年
    身長:175cm
    誕生日:10月9日
    血液型:AB
    コードネーム:大安
    尊敬する人物:木村政彦
    越後谷 透:「マジでやんの?"戦闘"訓練」いつものデニム上下に身を包んだ、ぼやっとした佇まい。
    越後谷 透:その腰に添えられているのは……おもちゃにしか見えない小さなギター。
    越後谷 透:『プチ・マリアッチ』と越後谷透が呼ぶそれは、彼の領域でハジケ出すよく分からん道具おたからの一つだ。
    聖護院美幸:「特待体育科ですし、護法クラブですので当然のこと!」
    聖護院美幸:「私の座右の銘は勇往邁進! 訓練こそ、全ての基本!」
    越後谷 透:「ウウーン」「なんやかや命張った身としては納得オブ納得の言説」うんうん。
    聖護院美幸:「これもノン……なん、ノン……? ナンノブマイビジネス……?」
    聖護院美幸:「ノースリーブオブリガード的なやつですよ!」
    越後谷 透:「夜に影を探すようなものでも何もしない理由にはならない、って事か……」うんうん?
    越後谷 透:「よーし!んじゃ、武器持ち込みのハンデは有り難く乗らせてもらいつつ……」
    越後谷 透:「──行くぜ!『プチ・マリアッチ』ィ!!」じゃ かっ!
    越後谷 透:(任意の華麗なデスペラードの構え)でポーズを決めつつ──
    越後谷 透:下がった姿勢より大地を舐めるように改造済ギター銃で鉛玉を撃ちまくるッ!
    聖護院美幸:ぐにゃり
    聖護院美幸:体が捻じれる
    聖護院美幸:ブリッジをする途中のような、体がスプリングになったような、異常のしなやかさ
    聖護院美幸:オーヴァードであるから、というだけでなく生まれながらの特殊な筋肉
    聖護院美幸:低い姿勢を取った越後谷よりもより低い姿勢から放たれたアッパーカットが顎を狙う
    越後谷 透:「う」「おおお──!?」(俺のデスペラードを掻い潜り……更に低空をッ!)
    越後谷 透:どっ があん!
    越後谷 透:しなやかな拳がクリーンヒットし、見事に吹っ飛ぶッ!
    越後谷 透:吹き飛ぶ姿も不思議と華麗だ。まるで……
    越後谷 透:『紐に釣られている』ような。
    越後谷 透:「へへ──『今日はいい天気』ッ!!!」EE:〈テレキネシス〉。
    越後谷 透:適用中。/飛び出した国語辞書から更に転げ落ちたリボルバーをスポンと利き手に収め。
    聖護院美幸:「む!」
    越後谷 透:B LAM!/言葉と共に。異様な軌道で飛び出す弾丸が聖護院の利き肩を狙う!
    聖護院美幸:「あいたっ!」
    越後谷 透:「よっしゃヒットォ!──ぐえっ」そうこうしている彼も、隅のロッカー上に詰めていたバックパックにぶつかる。
    越後谷 透:開かれたバックパックの上には、透明なワイヤーを巻く電動リールが括り付けられていた。
    聖護院美幸:「おっとぉ!」
    越後谷 透:きりきりきり。「……うーん。」ジャケットに引っかけていたワイヤーが越後谷透を吊るし上げる。
    越後谷 透:「こらアカンな。降参っス降参!」ぷらーん。
    聖護院美幸:「なるほど……そう言う手も」
    聖護院美幸:「やーりぃ!」
    聖護院美幸:「いやぁ、平和ですな」
    越後谷 透:「緊急時じゃ絶対とる暇ねーわコレ……ぶえっ!」ジャケットを外し、落下。
    越後谷 透:「はあ。平和っスか?」
    聖護院美幸:「なにもないことが一番平和です」
    聖護院美幸:「わっはっは」
    越後谷 透:「アイテテ……ま、俺も異議なしっすわ。」顎を適当な工具で冷やしつつ。
    越後谷 透:「グダグダ友達と喋りながら帰れる位が一番っス代」
    聖護院美幸:「そうもいかないのが護法クラブ!」
    越後谷 透:「やれやれ……モテる男にゃ生憎暇なしって訳ですな。」
    越後谷 透:「聖護院さんも放課後引っ張りダコでしょーに。こういう時間捻出も一苦労だったりするんで?」
    聖護院美幸:「まぁ、そうですけど」
    聖護院美幸:「それも仕事ですからな!」
    聖護院美幸:「お互い頑張りましょう!」
    越後谷 透:「そうっスねえ……暇になって欲しいけんども。」
    越後谷 透:「そう言える程の零細高校じゃねえもんなあ……不動学園ここは」
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    越後谷 透:ロイス!聖護院サンでいいな。
    越後谷 透:〈躍動感溢れる人だァ……〉聖護院美幸:○連帯感/野球チーム誘えねえかな……?で取得!
    GM
    GM:次に進もう

    OP2:知る者、知らない者


    GM:弓削サダメ、君の話を聞こう
    弓削 サダメ:「オカルトだ、悪霊だってンなら、そいつはアタシの仕事だぜ?」
    弓削 サダメキャラシート
    弓削 サダメ:”@nDr.0-Maliμceアンドロマリウス”弓削 サダメ(ゆげ さだめ)、15歳。不動学園高等部・普通科に通う高校1年生。
    弓削 サダメ:学校では『護法クラブ』と呼ばれるUGNイリーガルの集まりに所属しています。
    弓削 サダメ:幼い頃からコンピュータ分野において秀でた才能を有しており、特にハッキングにおいてはその筋でも有名な存在でした。
    弓削 サダメ:しかし、中学生3年生のある日、電脳の海の中で”悪魔”を名乗るRBと遭遇。
    弓削 サダメ:その存在に取り憑かれた事をきっかけに何もわからないままオーヴァードとして覚醒してしまいます。
    弓削 サダメ:その後、自分の身体に起きた変化について調べるために悪魔学を中心としたオカルトにどっぷりと浸かり……
    弓削 サダメ:運良くUGNと接触した事で能力の安定化に成功。その後はイリーガルとして日々の生活を送っています。
    弓削 サダメ:学内においては”悪魔”の力を使った『何でも屋』としてトラブルシューターの役割を自分に課しており、
    弓削 サダメ:愛用のモバイルPC”テウルギア”の中に潜む”悪魔”とともに日々日々多くの事件に首を突っ込んで、掻き回すのが楽しみの一つです。
    弓削 サダメ:性能としては《オリジン:サイバー》で達成値を上げた《ディストーション》射撃で攻撃する射撃アタッカーです。
    弓削 サダメ:よろしくお願いします
    GM:君の背景を確認しよう
    HO2:弓削 サダメ シナリオロイス:東雲姫華(しののめ・ひめか)

    君は不動学園高等部の生徒であり護法クラブの一員だ。
    今日の君は集まりに参加せずに街を走っていた。
    護法クラブの部長、東雲花実が学校に来ていないのだという。
    様子を確認するためにメッセージアプリを使っても返信が来ない。
    万が一のためと彼女の家に向かうと、彼女の姉である東雲姫華が君を迎えてくれた。
    弓削 サダメ:部長はどこに……
    GM
    GM:某日
    GM:君は、護法クラブの人員の一人としての業務に赴いていた
    GM:R案件ではなく……人探しだ。それも、親しい人を探している
    GM:護法クラブ部長東雲花実が消えた
    GM:そもそも、放浪癖のある人物だがあまりにもいなくなられると困るのも現実だ
    GM:さっさとあのぼんくらな部長を見つけないといざという時に困るのは必然であった
    弓削 サダメ:「ちっ……面倒臭ぇな」
    弓削 サダメ:部長の放浪癖は有名だ。以前から無断で部を休む事も度々ある。
    弓削 サダメ:その度に、SNSに情報を流して”善意の協力者”から情報を集めていたのだが……
    弓削 サダメ:「くそっ! アイツ、本気で逃げてるな!」
    弓削 サダメ:情報提供数は『0』。その事実にため息をつきながら、スマホをポケットにしまう。
    弓削 サダメ:「…………。」 メッセージアプリにはイタ電かと思うレベルで着信を入れているが音沙汰はない。
    弓削 サダメ:赤い髪の少女は、再び大きなため息をつきながら街を歩く。
    弓削 サダメ:向かうべき場所はリアルの拠点。彼女の家だ。
    GM:家はそこそこ大きな一軒家だった
    GM:いい暮らしをしているのが一目でわかった
    弓削 サダメ:「…………。」 無言でチャイムを鳴らす
    東雲姫華:「……はい」
    東雲姫華:「……誰だお前」
    東雲姫華(しののめ・ひめか) 所属:大学部文学科文学部二年
    身長:173cm
    誕生日:6月19日
    血液型:AB
    コードネーム:エリア51
    好きな組織:警視庁密葬課
    弓削 サダメ:「……東雲花実さんの後輩の弓削と言います」
    弓削 サダメ:「花実さんはいますか?」
    弓削 サダメ:愛想の悪い彼女の態度にむっとした表情を隠そうとしないまま、一応の丁寧語で問いかける。
    東雲姫華:「はーちゃんはいねぇ」
    東雲姫華:「……部活のやつか」
    弓削 サダメ:(あいつ……家族から「はーちゃん」とか呼ばれてンのか)
    弓削 サダメ:「部活のほうです」
    弓削 サダメ:「部長がいないと色々と滞って大変なンですよ……ご理解いただけますか?」
    東雲姫華:「……」
    東雲姫華:「ちっ。うっせーな……」
    東雲姫華:「とりあえずあがれよ後輩」
    弓削 サダメ:(あぁンっ!? こっちはアンタの妹の尻拭いで大変だっつーのに) 雰囲気的に相手が部長の姉であると推測しつつ
    弓削 サダメ:「……お邪魔します」 遠慮なくずかずかと上がり込む
    東雲姫華:「よう」
    東雲姫華:煙草を吸った女が立っている
    東雲姫華:それを挟む左手の指には、梵字のタトゥーが一本一本に掘られている
    弓削 サダメ:「…………。」
    弓削 サダメ:「学生向けのバショじゃないっすねー。ここは」
    弓削 サダメ:「長居するつもりはないんで、部長の居所がわかるならさっさと教えてください」
    東雲姫華:「わかってたらこっちで見つけてる」
    東雲姫華:「見つからねぇからこっちも困ってる」
    弓削 サダメ:「はぁ……なるほど」
    弓削 サダメ:「家出ですか?」
    弓削 サダメ:あまりにも直球な問いかけ。
    東雲姫華:「つーか失踪」
    東雲姫華:「……」
    弓削 サダメ:「ヤバイじゃん」 思わずタメ語
    東雲姫華:「まぁ、死にはしないだろうが」
    東雲姫華:「面倒ごとに巻き込まれてる」
    弓削 サダメ:「あー……なるほどねぇ」
    弓削 サダメ:”護法クラブ”は不動学園におけるUGNイリーガル生徒たちの集まりだ。
    弓削 サダメ:その部長がいなくなった以上、”何”に巻き込まれたかというのはおおよそ見当はつく。
    弓削 サダメ:「この事、”他の人達”には伝えてるンですか?」 言外に、UGN関係者のニュアンスを含めつつ
    東雲姫華:「あぁ」
    東雲姫華:「大抵のことは自分で何でもしちまうやつだから、そこまで心配はしてないけどな」
    弓削 サダメ:「そりゃあそうですけどねぇ」
    弓削 サダメ:「妹さんなんですよね? もうちっと心配する素振りでも見せたらどうなんです?」
    東雲姫華:「見せてんだろ」
    弓削 サダメ:(見せて、コレなのか……)
    東雲姫華:「おい、あらかじめ言っとくが」
    東雲姫華:「もしも妹が関わってる案件が不知火水月絡みなら一旦伝えろ」
    東雲姫華:「特待普通科絡みでもだ」
    東雲姫華:「それ以外なら連絡してくるな、時間の無駄だ」
    弓削 サダメ:「は?」
    弓削 サダメ:「オイオイ。”特待普通科”絡みならまだしも、不知火水月が絡んでるとなんだってンだよ?」
    東雲姫華:「面倒がかなり面倒になる」
    弓削 サダメ:「クソ! 説明になってないんだよ」 いつの間にか敬語が外れている。
    弓削 サダメ:「……ああ、わかった。わかりました。伝えりゃあいいんスよね」
    弓削 サダメ:「連絡先よこせよ」
    弓削 サダメ:「家族のよしみとして何かわかったら教えてやるから」
    東雲姫華:「誰に口きいてんだよクソガキ殺すぞ」
    東雲姫華:「ほら、勝手にフレンド登録しろ」
    弓削 サダメ:「ふるふるでいいか?」 アプリを開きながら
    東雲姫華:「おう」
    弓削 サダメ:アプリの通信を終え、登録された彼女のアカウント名を見る
    弓削 サダメ:(そういえば、コイツの名前も聞いてなかったな……)
    東雲姫華:「東雲姫華だ」
    弓削 サダメ:「……弓削サダメ。ほら、そっちの画面にも出てンだろ」
    弓削 サダメ:アプリに登録された名前がスマホに表示されている。
    弓削 サダメ:「で、失踪したアンタの妹だけど、何か手がかりとかは残してないワケ?」
    弓削 サダメ:「アンタが何も知らないなら、勝手にアイツの部屋を家探しさせてもらうぜ」
    GM:結局、彼女の部屋から出てきたものはごみの詰まったコンビニの袋と楽器くらいのものだった
    GM:なにごともうまくいきすぎるということはないのだろう
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    弓削 サダメ:東雲姫華に  イカつい/〇なんだコイツ でロイスを取得します
    GM

    OP3:学内暗躍


    GM:灯二尾、君の話も聞こう
    灯 二尾:りょ!
    灯 二尾:「にっしっし、”ペニードロップ”只今参上!なーんてね」
    灯 二尾ともしび 二尾にお!14歳のUGNチルドレン!
    灯 二尾:黒と黄色のなびくマフラー、バサバサする長スカートにブーツ、そしてノースリーブでへそ出しルック!
    灯 二尾:そんなクソ目立つ学生と思えぬいでたちである理由は……
    灯 二尾:自身の能力の暴走により、常時存在感やら何やらがなくなってるからこれ位しないと認識すらされないからです。
    灯 二尾:イメージ的には石ころ帽子やら血界前線の人狼をイメージしてもらえると
    灯 二尾:こうなった理由は幼少期に家庭に居場所が無く”消えてしまいたい”という願いを
    灯 二尾:一般通過神級ジャームの”くちなしさま”が
    灯 二尾:聞き届けてしまい、彼女の存在自身を消せるようにしてくれちゃったからです。
    灯 二尾:このせいで彼女は”忘れられる”と本当に存在が消えてしまう危険な状態だったり。
    灯 二尾:そう言う過去を背負いつつ今日も悪戯して覚えてもらうぞ()
    灯 二尾:そう言う感じ!よろしくおねがいします!
    灯 二尾:あ、性能はピュアオル全力の《バックスタブ》型です。
    GM:では君の背景を確認しよう
    HO4:灯 二尾 シナリオロイス:空堀音芽(からほり・おとめ)
    UGNチルドレン/エージェント限定

    君はUGNの正規人員だ。
    高等部の護法クラブの一員でもある。
    君は学生が結成・運営する護法クラブのメンバーが暴走したり、ジャーム化する予兆がないかUGNに報告する任務を負っている。
    とはいえ、何もなければ護法クラブはただの学生の集まりだ。
    月二回の定期報告も、意味があるのかわからない。
    そうは思いつつも、君はUGNエージェントの空堀音芽に報告を上げるのだった。
    灯 二尾:いぇーい空堀さんいぇーい
    GM
    GM:某日
    GM:君は不動学園の空き教室にいる
    GM:UGNエージェント、空堀音芽との定例会議のためだ
    灯 二尾:ふわりと風にマフラーが舞い、自身のポニーテールと合わせて三本。
    灯 二尾:普段の生活では、ある程度気を入れて”存在感”を出しているが――
    灯 二尾:「…………♪」何事も無ければ、そのまま背景に溶け込んで消えてしまいそうな。
    灯 二尾:そんな程度の存在感しか発していない。待ち合わせするには最適の能力でもある。
    灯 二尾:事件現場のテープもかくやという色合いが、”それが自然”としか思えない。
    灯 二尾:「………はっ」そして何となくふいっと存在感が戻って来る。
    灯 二尾:「あぶな、今完全に気が抜けてた……」
    灯 二尾:「空堀さん来てるかな」あまりにボーっとしていると来ていても”気づかれない”という事があるのだ。
    灯 二尾:なので待ち合わせの時はそれなりに気を張っているのだが、今日は風が気持ち良過ぎたようだ。
    空堀音芽:「なにしてんの?」
    空堀音芽(からほり・おとめ) 所属:UGN
    身長:168cm
    誕生日:10月30日
    血液型:B
    コードネーム:0-0-0(ラブ・ラブ・ラブ)
    経験人数:たくさん!
    灯 二尾:「あ、いた!ずっと外見てた」
    灯 二尾:「今日はいたずらって気分じゃなかったからね」にしし。
    灯 二尾:「空堀さんにいたずらしても”待ち構えてました”って感じの反応しかしないし」
    灯 二尾:「あ、で定例会議だっけ。こっちは特に問題なーし!平穏無事!にんにん」
    空堀音芽:「実際待ち構えてるし」
    灯 二尾:「ちぇー」
    灯 二尾:「気づかれないようにやらなきゃいたずらの意味がないのに~」
    空堀音芽:「頭がいいのも考え物だね」
    空堀音芽:「大抵のことは分かっちゃうから」
    灯 二尾:「自分で言っちゃうんだ。まあ事実だからいっか」
    灯 二尾:「しかしまー、平和だねえこの頃」
    灯 二尾:「あたしのいたずら百連発の腕も錆び付いちまうってなもんですよ旦那ー」はちょー。変なポーズ。
    灯 二尾:「空堀さんの方はなんかある?」とん。マフラーを取り、棒のように立てる。
    灯 二尾:「よいせ」その上に両足を乗せバランスを取る。自身の存在を軽くして調整すればこの程度容易い。
    空堀音芽:「んー?」
    空堀音芽:「空堀さんむちゃくちゃ忙しいのでー」
    空堀音芽:「なにがしかがは常にあるけど」
    空堀音芽:「学校内はね……」
    灯 二尾:「大変だね……」
    灯 二尾:しゅるん。マフラーを崩し首元に巻き付け直しながら着地。
    灯 二尾:「そう言う手の届かない所を作らないために護法クラブが造られてるんでしょ?一応」
    空堀音芽:「んーまぁでもじきに忙しくなると思うよ」
    灯 二尾:「あ、何か予兆的な」
    灯 二尾:「それとも予言?何々?」てけてけ近寄る。
    灯 二尾:そのまま流れるようにお尻を撫でる。
    灯 二尾:「でもやっぱいい形してるよねえ」
    空堀音芽:「こーら」
    空堀音芽:カバンからバールを取り出し
    空堀音芽:「予言って言うか、感覚?」
    空堀音芽:「学校内のきな臭いのが動き始めてるかも?」
    灯 二尾:「感覚ー。後バールは流石に一回死ぬから普通に拳ぐらいでお願い」
    灯 二尾:「空堀さんの勘は当たるからねえ。頭もいいし美人だし」
    灯 二尾:「気に掛けとくよ!」
    空堀音芽:「……」
    空堀音芽:「この学校、なんだかんだ普通じゃないから」
    灯 二尾:「人も多いしね」
    空堀音芽:「特待には気を付けてね」
    灯 二尾:「あーいあーいさー」
    灯 二尾:「じゃ、今日のセクハラもといいたずらも終わったし解散かな?」
    空堀音芽:「言っとくけど学生にセクハラして問題になってもそんなに庇わないからね」
    灯 二尾:「わかってるよう、ちゃーんと怒ってくれる人にしかしないって」
    灯 二尾:「受け入れられちゃっても困るしね!」
    灯 二尾:からから窓を開ける。
    灯 二尾:「じゃ、あたしは遊びに行ってくるね!空堀さんも気を付けてー!」
    灯 二尾:とん。窓から飛び出し、空中の木の葉に足を乗せる。
    灯 二尾:存在を希釈。そのまま木の葉を蹴り、更にジャンプ。
    灯 二尾:繰り返し跳び、あっという間に見えなくなる。
    灯 二尾:……これだけの事をしても”何か通ったかな?”程度にしか認識できない。それが彼女の能力だ。
    空堀音芽:「……」
    空堀音芽:「まぁ、ワタシも元特待なんだけど」
    空堀音芽:「……あー事前策も面倒だなぁ」
    GM:爽やかな風が君にまとわりつく
    GM:その風はきっと、ぬるく息苦しいものに変わるだろう
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    灯 二尾:空堀音芽 ◎怒ってくれるから好き/いつかいたずら成功させてやる!
    GM

    OP4:盤上の駒


    GM:……
    GM:最後だ、君の話を聞こう
    GM:今まさに、盤に落ちた君だよ
    秋津有栖:「俺か……むしろ君たちの話を聞かせて欲しいところだね?」
    秋津有栖キャラシート
    秋津有栖秋津有栖あきつ・ありす。転校生、普通科所属の帰宅部。
    秋津有栖:好奇心旺盛な男子高校生で、気になったことは自分の目で確かめなければ気が済まないタイプ。
    秋津有栖:自分の名前が女子っぽいとからかわれることも一度や二度じゃないので一応人のプライバシーな領域というものは心得て……いたりいなかったりします。
    秋津有栖:前の学校では好奇心が過ぎて”踏み入ってはいけない場所”に入ってしまったので、転校することになりました。
    秋津有栖:好奇心猫をもなんとやら。過ぎた好奇心は毒ですね。
    秋津有栖:性能はシンプル・白兵アタッカー。死招きの骨剣で殴ります。おしゃれ枠の異世界の因子やインスピレーションで色々したりもできるよ
    秋津有栖:自己紹介は以上。よろしくお願いします
    GM
    不知火水月:君の未来を少しばかり見せてあげよう
    HO1:秋津有栖 シナリオロイス:不知火水月(しらぬい・みつき)
    君は不動学園高等部に所属する学生だ。
    ある日の帰り道、用事(部活・委員会・補習など理由は自由だ)で帰るのが遅くなっていた。
    君が帰っていると、月明りに照らされている人物を見た。
    不知火水月、学園にいるのであれば大抵の人物が知っている生徒。
    『男か女かもわからない、不思議な生徒』
    それが、不知火水月。
    月に照らされている不知火に君は見とれていて、不審者が自分たちに近づいているということを感じ取れなかった。
    秋津有栖:あの先輩、”気になる”な……
    GM
    GM:某日、君は不動学園高等部にやってきた
    GM:一年H組(普通科)、そこが君の新しい場所であった
    GM:微妙な時期の転校生ということもあり、君は奇異の目に晒されていた
    GM:事実、休み時間になれば質問攻めにあっていた
    GM:そうこうしていると必然的に時間の流れも速くなり、君の意志に関係なく時計は放課後の時間を指す
    GM:そんな時に、君に声がかかった
    GM:柔らかな、優しい声の持ち主であった
    猫島福弥:「秋津くん」
    GM猫島福弥ねこじま・ふくや、長い髪をしたどこか中性的な美しい顔をした少年である
    GM:関西訛りの、君のクラスメイトだ
    猫島福弥(ねこじま・ふくや) 所属:高等部普通科一年
    身長:163cm
    誕生日:2月29日
    血液型:AB
    もしも小さな願いが叶うなら:焼肉バイキングのアイスコーナーのラインナップをサーティワンにする
    秋津有栖:「ああ、どうも。えぇっと……ネコジマくん」額に指をやり思い返す仕草
    秋津有栖:やや癖のある黒髪、鳶色の瞳。背丈は同年代と比べて頭半分ほど高い。
    秋津有栖:「何の用かな?」薄い桜色の唇が柔らかく言葉を紡ぐ
    猫島福弥:「おつかれさまはばかりさん。センセに校内の案内しぃって言われてるから」
    猫島福弥:「僕のうっとこのガッコ、おっきいから」
    秋津有栖:「ああ……案内か。それはありがとう。それじゃあ案内してもらおうかな」訛りを飲みこむのに少し時間が掛かったが、朗らかに笑う
    猫島福弥:「ほな、いこか」
    秋津有栖:「おねがいするよ、ネコジマくん」鞄を肩に引っ提げ、席を立って猫島の後をついていく
    GM:猫島は学園の案内をする
    猫島福弥:「僕らが普段授業受けるんが一号棟」
    猫島福弥:「理科の実験室とか家庭科室は二号棟。渡り廊下で繋がっとる」
    猫島福弥:「あと、特待体育科と特待芸術家、特待普通科の教室も二号棟」
    猫島福弥:「特待は一学年一クラスずつしかないから別やの」
    猫島福弥:「窓から向こうに見えるんが旧校舎。変な噂もようあるとこ」
    猫島福弥:「……そういえば、秋津くんは寮? それとも実家?」
    秋津有栖:「俺は実家だね。駅二つ分だから、それほど遠くない」
    秋津有栖:「……旧校舎の噂って何だい?」
    猫島福弥:「戦死者の集団墓地の上に立っとるから霊が出るとか」
    猫島福弥:「生徒が住んどるとか」
    猫島福弥:「十三個はある七不思議の一個やよ」
    秋津有栖:「へえ、十三個も! なかなか調べ甲斐がありそうだ……!」
    猫島福弥:「別に、ほんまに数えたらそれ以上にあるんとちゃうかな」
    猫島福弥:「尾ひれ背びれで何でもない話が七不思議になるし……」
    猫島福弥:「そういうの好きなん?」
    秋津有栖:「ああ、興味があるね。幽霊が出るのは俺の前の学校でもあったが……」
    秋津有栖:「『生徒が住んでる』というのは、どういう話なんだい?」
    猫島福弥:「高等部特待普通科三年の不知火水月はそこに住んどるって」
    猫島福弥:「そんなわけないんやけどね」
    秋津有栖:「不知火……シラヌイ先輩か。昼にも聞いたな」
    秋津有栖:「まだ姿は見たことないが……特徴的な人だと聞き及んでいる」
    秋津有栖:「実際にいる生徒が七不思議そのものになっているとは、いやはや……不思議な先輩だなぁ」
    猫島福弥:「男とも女とも取れへんお人やよ」
    猫島福弥:「『特待』はようわからへんわ」
    秋津有栖:「他の特待生も変わった人が多いのかな?」
    猫島福弥:「うちの学校の場合は、やけど多いんとちゃうかな」
    猫島福弥:「これだけの数の学生を集めて、その上で特別ってラベルを張られた各学年一クラスの集団」
    猫島福弥:「スポーツ、芸術のスペシャリストと……普通の特待っていう異常、それがこの学校の特待クラス」
    秋津有栖:「特待生かあ、よほど頭が良いんだろうな」無学な自分には縁のない話だ、と一笑い
    猫島福弥:「あ、一応部活とか委員会に入らなあかんとか、そういうルールはないから安心して」
    秋津有栖:「そうなのか……ネコジマくんは何か入ってるのかな?」
    猫島福弥:「eスポーツ同好会」
    秋津有栖:「そんなのまであるんだ」少し驚いた顔
    猫島福弥:「部に昇格したらゲーミングPCを部費で買うねん」
    猫島福弥:「……そういえば、なんでこんな時期に転校してきたん」
    秋津有栖:「ああ、散々聞かれたねえ、それ」あっはっはっは、と笑いながら
    秋津有栖:「1.ヤクザの敷地に土足で入り込んだから 2.親の仕事の都合 3.地元で暴れすぎたから」
    秋津有栖:「さあ、どれだと思う?」
    猫島福弥:「……」
    猫島福弥:一瞬、言葉を止めて
    猫島福弥:どこか空を見るように目をさまよわせて
    猫島福弥:「好奇心は猫を殺すから」
    秋津有栖:「はは、賢い判断だ」俺と違ってね、と付け加えた
    秋津有栖:「さて、これで校内の案内は一通り終わったのかな?」
    猫島福弥:「そうやね。はばかりさん」
    猫島福弥:「まぁ、校内の自治会とかはまた今度言うわ。僕も疲れたから」
    秋津有栖:「ありがとう、ネコジマくん。今度学食奢るよ」手を振って別れた
    GM
    GM:君たちは別れ、猫島は同好会があるからと校内に消えていった
    GM:校門に立ち、少し振り返れば真新しい校舎と木造の旧校舎が見えた
    GM:旧校舎の古ぼけた窓のそばで、何かが動いたような気がして
    GM:しかし、それはすぐに気のせいだと思考が上書きされる
    GM:君の好奇心の上から、何かが被さったかのように
    GM:電車に揺られ、最寄りの駅に着く
    GM:気付くと、月が上がっていた
    GM:こんなに陽が落ちるのは早かっただろうか
    GM:いや、それよりも駅前とはこんなに人がいないものなのだろうか
    GM:未知、奇妙、異質、変化、不思議
    GM:しかしそれらの考えが頭に浮かぶよりも早く────
    GM:君は『出逢った』
    不知火水月:「……」
    GM:月の明かりに照らされて立つ、学生
    GM:セーラー服を着ているものの、その骨格はどこか男性的にも思えた
    GM:しかし、しかし、しかし
    GM:その男性性が揺らぐようにどこからともなく女性らしさが浮かび上がってくる
    GM:まるでだまし絵のように、一人の人物から違う性が同居している
    秋津有栖:(綺麗だ……)口内に言葉を留めたのは一抹の理性か
    秋津有栖:(なるほど、あれがシラヌイ先輩か。特徴的だとは聞いていたが、なかなかどうして……)
    秋津有栖:くつくつ、と喉を鳴らすように笑い
    秋津有栖:「とても……”興味深い”な」
    不知火水月:「……」
    不知火水月:「やぁ、君だね」
    秋津有栖:「こんばんは、シラヌイ先輩……で合っていますよね?」こんな興味深い人物が二人もいるわけないだろう、と聞きながらも半ば確信しつつ
    秋津有栖:「俺は秋津有栖。一年H組です」
    秋津有栖:「……俺のこと、知ってるような口ぶりですね?」
    不知火水月:「あってるよ」
    不知火水月:「はは、なんだ」
    不知火水月:「面白い目をしているね」
    秋津有栖:「そうなんだよ、両親から貰った自慢の身体でね」はっはっは、と一笑い
    秋津有栖:「転校生の話なんて上の学年までいくものなんですかね?」
    不知火水月:「さぁどうだろう」
    不知火水月:「君が私の立場だったらどう感じるかな」
    秋津有栖:「ふうむ……」額に指をやり思案する
    秋津有栖:「珍しい噂や新しい情報に飢えている、とか?」
    不知火水月:「じゃあ、それを答えにしようかな」
    不知火水月:「あるいは、今の君が飢えているのか」
    秋津有栖:「ははは、そうかもしれません」かも、ではなく事実として。
    秋津有栖:秋津有栖は常に”飢えて”いる。未だ見ぬものを求めている。どんなものでも答えを知りたい
    秋津有栖:「ねえ、シラヌイ先輩」一抹の理性は歯止めをかけるが
    秋津有栖:「あなたは、”どっち”なんです?」形の良い唇は”飢え”のままに言葉を紡いだ
    不知火水月:「どっち、とはなにかな」
    秋津有栖:「直截な言葉は避けたいですね……そうですね、俺と”同じ”なんですか?」
    不知火水月:「ふふ」
    不知火水月:「違うんじゃないかな」
    不知火水月:「ただ私が君と違うんじゃない」
    不知火水月:「君が私と違うんだ」
    GM:びゅう、と風が吹いた
    GM:違う、風ではない
    GM:君の横を何かが通過したのだ
    GM:ガァン、と大きな音を立てて自転車が道路の上を転がっている
    ???:「……あァ、イライラすんな……」
    ???:「……ん?」
    ???:「おい、そこのお前。この辺でチビのガキ見なかったか」
    ???:「生意気そうな女のガキなんだけどよォ……」
    秋津有栖:「俺かい? そうした子は見ていないね。妹さんか何かかな?」
    ???:「そうかよ」
    ???:「じゃあ死ね」
    GM:剛腕、という一言に尽きた
    GM:君にはしっかりと見えた
    GM:まるで世界がスローモーションになったかのように
    GM:彼女の拳が握られ、下げられた位置から無造作に君の顔面に向かって飛びて来たのだ
    秋津有栖:「なんっ……!?」見えていても、対処できるかどうかは別問題だ
    GM:走馬灯、というものがある
    GM:死の間際に人の集中は極限に達し、自分の人生を追体験するというものだ
    GM:時間というものは曖昧だ。自身の観測次第で早くも遅くもなる
    GM:人間が絶対の指標としているのに、だ
    GM:その時間をさかのぼるほどの集中を、君は目の前の攻撃への観察に使っていた
    GM:しかしその時間ももう終わる
    GM:衝突
    GM:空を切る音が聞こえる、体が浮いている、街灯と同じ高さまで
    GM:遅れてやってくる痛み。それを脳が感じないようにするまでのほんの少しの間
    GM:君は苦しむことになる
    秋津有栖:「がっ、ごほっ……!」視界が明滅する。空気を取り入れられない。口内に血がたまり、吐いた
    秋津有栖:「痛つうぅ~~……!」口が閉じない。顎が砕けているのを感じた
    秋津有栖:(前みたいに”何か”に触れてしまったか……?)前の学校で体験したものに勝るとも劣らない、激痛。身体を動かすこともままならない
    GM:地面に衝突し、薄れいく意識の中で君が見たものは
    ???:「お前はどうだよ、不知火水月」
    不知火水月:「面倒だね、君はいつも」
    GM:対峙する二人の姿だった
    GM
    GM:君は死んだのだろうか
    GM:いまの状況を見れば、死んだと思う方が自然である
    GM:だが、現実はそうではなかった
    不知火水月:「起きたかい?」
    秋津有栖:「う、ここは……?」意識を取り戻す。目を開けて周囲を確認する
    GM:君が寝転んでいたのは雑居ビルたちの裏、それぞれの建物の裏口を確保する関係上開けた場所
    GM:そして、君をまたいでしゃがみ込むようにして不知火水月がそこにいた
    秋津有栖:「シラヌイ先輩、少しどいてくれますか。起きれないです」喋りながら、喋れることに気付く。先ほど砕けた顎が治っている
    不知火水月:「あぁ、どこうか」
    不知火水月:「それより気になることが、あるんじゃあないかな」
    秋津有栖:「そうですね……閻魔様は見当たらないので、まだ死んでないってところですかね」起き上がり、周りを確認しつつ
    秋津有栖:「さっきの人、知り合いですか?」立ち上がれることにも、気付いた。あの高さから落ちたにも関わらず……負傷の一切がない。治っている
    不知火水月:「ちょっとしたね」
    秋津有栖:「へえ。是非とも紹介してもらいたいですね」
    秋津有栖:「俺を文字通りに殴り『飛ばした』、あの膂力……”興味深い”」
    不知火水月:「やめておいた方がいいと言っても君は聞かないかな」
    不知火水月:「よかったじゃあないか、新しい興味が見つかって……」
    秋津有栖:治っている自分の身体、怪力の女、十三以上の七不思議……色々と”興味深い”ものはあるが
    秋津有栖:「今、俺が一番興味を惹かれているのはシラヌイ先輩ですよ」
    秋津有栖:「でも、シラヌイ先輩は答える気がなさそうなので……前菜から片付けることにします」
    不知火水月:「おや、そうかい」
    不知火水月:「じゃあ、私を片付けるまでに飽きないでいてもらおうかな」
    不知火水月:「なにもかも、君の勝手だけどね」
    不知火水月:「君の青い好奇心が持たなければ」
    不知火水月:「きっと、君は後悔することになるだろう」
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得のみ可能です
    秋津有栖:謎の女 〇興味/執着 で取得、以上です
    GM

    ミドル1:誤報は鳴らず護法が響く


    GM:ミドル1:『誤報は鳴らず護法が響く』
    GM:シーンプレイヤー:弓削 越後谷 灯
    GM:登場侵蝕をOP含めて二回お願いします
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (32 → 33)
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (33 → 43)
    越後谷 透:おっけー!
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (43 → 48)
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (48 → 55)
    灯 二尾:デデン!
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (28 → 35)
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (35 → 42)
    越後谷 透:ダブルセブンじゃんね
    GM
    GM:某日、放課後
    GM:君たちは二号棟内の護法クラブの部室にいる
    聖護院美幸:「元気な声で!」
    聖護院美幸:「よろしくお願いします!」
    弓削 サダメ:「よろしくお願いしま~~す……」 だらけ切った声で
    越後谷 透:「よろしくおねがいしまーす。」それなりの声。
    灯 二尾:「うぇいうぇい!みんな元気ないよー!ハイもう一回!」
    越後谷 透:傍らにはスリープモードの携帯ゲーム機。
    灯 二尾:姿形は薄いままなのに元気いっぱいの女子が一人。
    灯 二尾:「よろしく!おねがい!しまーす!!!」
    灯 二尾:どーん!うるさい。
    弓削 サダメ:「うるさっ」 耳を両手で押さえる
    越後谷 透:「元気だな~……」とか言いつつ、(サーモグラフィでも熱源が薄かった)クラブメイトへ顔を向ける。
    灯 二尾:「ぶいっ」ぴーす。
    灯 二尾:「……それでえーと、今日の所はなんかあったっけ?」
    聖護院美幸:「平和です! 何も無い!」
    聖護院美幸:「殴り合いますか?」
    灯 二尾:「あはは、あたしが聖護院さんと殴り合っても勝てないよ~」
    灯 二尾:(ヾノ・∀・`)ムリムリって手。
    弓削 サダメ:「貧弱なギーク舐めんなよ。ワンパンでノックアウトだ……アタシが」
    越後谷 透:「フッ…せめて二人がかりで組ませてほしい」この前ブッ飛ばされた顎をさする。
    灯 二尾:「あ、でも空堀さんが気になる事言ってたよ。なんか騒がしくなる気がするーって」
    灯 二尾:「あの人の勘当たるからな~」
    越後谷 透:「空堀の姐サンが?いやな気配だなぁそら。」
    灯 二尾:「だよねぇ、だから何か予兆的な?なんかあるかなーって思ったけれども」
    弓削 サダメ:「あー……騒がしくなるとは逆の方向性の話なんだけどさ」
    弓削 サダメ:「部長、まだ帰ってきてねーよな?」
    灯 二尾:「あれ、そう言えば見ないね?」
    弓削 サダメ:「アタシ、部長アイツの家まで様子見に行ったンだけどさ……どこにもいねーの」
    越後谷 透:「東雲サンがか?」※レディなので最低限は把握している。
    弓削 サダメ:「アイツの姉ちゃんも探してるみたいだったし……マジに何かに巻き込まれたのかもしれないぜ」
    GM:そんな時だった
    GM:ポコン、と軽快な音がした
    GM:君たちの持つスマートフォンからだ
    灯 二尾:「あれ、なんだろ」
    弓削 サダメ:「あ?」
    越後谷 透:「……」厭な予感を強めつつ、開く。
    GM:通知はチャットサービスのもので、メッセージの送り主は『継母のマハ』
    GM:それは、君たちの部長東雲花実しののめ・はなみのアカウント名だった
    東雲花実(しののめ・はなみ) 所属:高等部特待芸術科三年
    身長:150cm
    誕生日:1月23日
    血液型:AB
    コードネーム:Speak-Out
    最近ハマっている楽器:アラサト
    東雲花実:『ビデオ通話してい?』
    灯 二尾:「あっ部長~ちょうど今話してた所!」
    越後谷 透:(またタイムリーな……)『みんな部室に集まってますね。ごたごたしてる感じっスか?』ぽこん。
    弓削 サダメ:「くそっ! アタシが送った時には知らんぷりだったくせに!」
    弓削 サダメ:『勝手にしろ』とメッセージを返す
    GM:すぐに、ビデオ通話がかかってきた。君たちがその通話を開始すると彼女の姿が画面に映る
    GM:……どうやら海岸沿いにいるらしく、近くには釣り竿が映っていた
    GM:野良猫が釣果を狙っているのか群がっている
    灯 二尾:「何々?釣り?あたし得意だよ!」存在感が無いので。
    東雲花実:「よ。元気?」
    灯 二尾:「げんきげんき!いぇーい!」ぶんぶん手を振ってる。
    弓削 サダメ:「……随分と、ゴキゲンな様子だな」
    越後谷 透:「フッ…こちとらピンピンしてますよ」実はまだ顎が痛い。
    弓削 サダメ:「お前、いったい今までどこをほっつき歩いてたんだよ!」
    灯 二尾:「そうそう!サダメちゃんキレてるよ!」
    弓削 サダメ:「お前の姉ちゃんも探してンだぞ」
    GM:不動学園高等部特待芸術科三年、東雲花実
    GM:放浪癖のある自由気ままな歌手にして、動画投稿からメジャーデビューをなしとげた実力者
    東雲花実:「おねぇから鬼電着ててウケる」
    東雲花実:「この間出たら二時間話してた」
    灯 二尾:「あはは!元気でよかったね!」
    弓削 サダメ:「…………ッ!!」 しばらくプルプルと拳を震わせて怒りを堪えた後
    弓削 サダメ:「はあ……まあ、なんにせよ無事なら良い」
    越後谷 透:「まあご家族に心配かけんのはあんま感心できん……ってのは俺が言う事でもないっスけど」
    弓削 サダメ:「さっさと帰ってきて仕事しろ。お前がいないと色々と面倒な事が溜まンだよ」
    越後谷 透:「どういう経緯で釣りなんかしてるんで?東雲サン」
    灯 二尾:「いなくてもそこそこ回ってた気がするけど」
    越後谷 透:しーっ!しーっ!のジェスチャー。
    東雲花実:「え、どっち。いなくてもいいならもうちょっと放浪しようかな」
    東雲花実:「拗ねちゃお。つーん」
    弓削 サダメ:「馬鹿!!」
    灯 二尾:「あっやっば今のなし!なーし!」
    灯 二尾:口を抑えてる。
    越後谷 透:アチャーと言いたげな顔。
    東雲花実:「まぁ、なに」
    東雲花実:「私も帰れるならなるべく早く帰りたいんだけどね。レーベルのマネージャーにも心配かけてるし」
    灯 二尾:ごめんねえという顔。顔見えないが。
    弓削 サダメ:(マネージャーも、アイツに振り回されてご苦労な事だ……)
    越後谷 透:(ウーン、特特はやっぱ忙しいのよなー)
    東雲花実:「帰れないんだよね、ちょっと」
    越後谷 透:「……流れ変わってきやしたね?」
    弓削 サダメ:「変わンねえ方が良かったんだけどな」
    東雲花実:「無茶すればすぐにでも帰れると思うけど、どう?」
    灯 二尾:「あれ、ていう事は何かロクでもないこと起きてる感じー?」
    弓削 サダメ:「無茶しろ」
    灯 二尾:「大丈夫?手伝いにいこっか?」
    灯 二尾:彼女の能力なら、位置さえわかれば一瞬ですっ飛んでいける。
    越後谷 透:「事情からヨロっスケースバイケースで。」
    弓削 サダメ:「ていうか、その様子じゃあまた何か変なのに巻き込まれでもしたか?」
    東雲花実:「首突っ込んだのがギロチンの穴だった的な?」
    灯 二尾:「あはは!処刑前だ!」
    東雲花実:「手伝いには来なくていいよ。ここからそっちに行くのは問題ないから」
    東雲花実:「問題は、学園に入ることかな」
    越後谷 透:「学園が……?」ピンと来てない!
    灯 二尾:「んーぬぬ」
    灯 二尾:「つまりガッコの中に何かいる的な奴?」
    弓削 サダメ:「禅問答じゃないンだ。具体的に言え」
    東雲花実:「不知火水月について調べてたら芋づるで変なところに繋がった」
    東雲花実:「私も細かいことを知る前に逃げてきたら分かんないけど」
    東雲花実:「……喋るの付かれた。通話切っていい? 私の知ってることはそれくらいだし」
    弓削 サダメ:「アァ? お前、それ、その口振りじゃあまるでコッチの方が危ないみたいな……」
    弓削 サダメ:「あっ! 待て! 切るな! まだ話は…………!」
    越後谷 透:「不知火サン……って言うと、あの3年の人か?」※レディだと信じて最低限把握してる。
    灯 二尾:(不知火……不知火……)ぼけーと思い出してる。
    弓削 サダメ:「くそっ! また”不知火水月”か……!」
    GM:ダブルピースをする東雲の姿を映しつつ、通話が切れた
    灯 二尾:「あっ切られちゃった」
    越後谷 透:「んー……ほのぼのはしてたけど、放置すんのはヤバそうな感じだったな。」
    弓削 サダメ:「同じ名前を二度も聞くと、流石に何かあると勘繰っちまうぜ」
    灯 二尾:「二度ー?」
    弓削 サダメ:「あ、そういえばさっきは話の途中だったな」
    越後谷 透:「不知火サンだっけか。流石にいきなり会いに行って合流できる訳ねぇだろうし」
    越後谷 透:「もーちょいなんか調べられそうな事がありゃ良いんだがなぁ」
    弓削 サダメ:「アイツの家に行った時の事だ。アイツの姉ちゃん……東雲姫華からの言いつけ」
    灯 二尾:「んー……」指先を顎に付けてる。
    灯 二尾:「ほいほい?」
    弓削 サダメ:「”特待普通科”か”不知火水月”が関わってる時は連絡しろ、ってな」
    灯 二尾:「……うーん?つまりこれもろに関わってる形じゃない?」
    灯 二尾:「不知火水月さんを調べてたらなんかヤバい事になったんでしょ?」
    越後谷 透:「んじゃ、まずは東雲サンのお姉さんか。空堀の姐サンもこういう時はなんか知ってそうだが……」
    灯 二尾:「あー止めといて上げて」
    灯 二尾:「空堀さん死ぬほど忙しそうだったから」
    灯 二尾:こう、ね?って言う手。
    越後谷 透:「成程なぁ……下手に突っついて支障掛けるのも良くねえか。」
    弓削 サダメ:「なら、アタシらだけで調べにかかるか?」
    灯 二尾:「まあそうなるねえ、どの道あぶなそーだけど」
    灯 二尾:「部長もそう言うあれでなんか引っかかったっぽいからね、全員で引っかかりに行くのはこわい所?」
    越後谷 透:「まあそーだろな。S区支部の方にも一応連絡しとくけんども……」
    聖護院美幸:「うーむ……不知火水月ですか」
    聖護院美幸:「ちょっと引っかかることが」
    灯 二尾:「およ?何々?」
    越後谷 透:「ほい、聖護院サン」おてさし。
    聖護院美幸:「昨日、街で喧嘩があったらしいんですが」
    聖護院美幸:「そこで不知火水月を見たという情報が」
    聖護院美幸:「誰かを引きずっていた……と聞いていて」
    灯 二尾:「え?殺し?」
    弓削 サダメ:「拷問か?」
    越後谷 透:「発想が物騒!!!」がびーん!
    聖護院美幸:「いや、目撃情報が非常に少ないのでなんらかあったこと自体は確からしいんですが詳細はなんとも」
    灯 二尾:「ふーむむ、じゃあやっぱり探してみるしかないんじゃない?」
    灯 二尾:「罠だか何だかに引っかかったらその時はその時って事で」
    弓削 サダメ:「あー……喧嘩で相手を砂にして、適当なトコゴミ捨て場に置いてった可能性はあるが……」
    越後谷 透:「引きずられてた奴が誰かって分かったりします?」
    弓削 サダメ:「不知火ってのはそんなヤツだったか……?」
    灯 二尾:「そう言うウワサはカモクにして聞いた覚えがないねえ」
    越後谷 透:「話せる状態かは知らんけど、そいつの安否もかなり心配だ」
    灯 二尾:「じゃあ、とりあえず方針は決まり?」
    弓削 サダメ:「会いに行ってみるか。不知火に引き摺られた哀れな奴に」
    灯 二尾:「はーいよー」
    越後谷 透:「はぁーあ、しゃーねえなあ!」ゲームをナップザックに詰め直し。
    越後谷 透:「一丁お見舞いの手土産から拵えっか!」
    灯 二尾:(こっそりわさび入りを作っておこっかな)
    弓削 サダメ:「……まどろっこしいな!」
    弓削 サダメ:「とにかく、まずは身元の特定からだ」
    弓削 サダメ:「街中なら、監視カメラの一つや二つあるだろうし」
    弓削 サダメ:ニヤリと笑いながら
    弓削 サダメ:「まずはそこから”漁って”みるか」
    灯 二尾:「あーいさー。見つけたらあたしが確保行くね」
    越後谷 透:「おお、こわいこわい。カメラ探知なら俺がやるよう」
    聖護院美幸:「ではとりあえず聞き込みです」
    聖護院美幸:「行きましょう!」
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    灯 二尾:ろいろい!誰に取ろうかな
    灯 二尾:東雲花実 ◎ぶちょー!/話が回りくどい
    灯 二尾:こうで
    越後谷 透:ロイス!まずは灯サンからにすっか。
    弓削 サダメ:ロイスは東雲花実に 尊敬/〇侮蔑 で取得します!
    灯 二尾:わいわい
    越後谷 透:灯 二尾:○連帯感/俺が覚えられん顔……逆に気になるな…… で取得!
    弓削 サダメ:購入は小型ロケットランチャー(NC101 購入難易度13)を買いに行きたいのですが……大丈夫です?
    GM:いいですよ
    灯 二尾:気になり
    灯 二尾:行けーッ!ロケランの娘ーッ!
    弓削 サダメ:では、マイナーで《オリジン:サイバー》を使用
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (43 → 45)
    灯 二尾:なっサイバーッ
    弓削 サダメ:(5+0)dx+1+8 【調達】
    DoubleCross : (5DX10+9) → 9[1,2,5,6,9]+9 → 18

    弓削 サダメ:購入成功 装備します
    灯 二尾:しゃあっ
    越後谷 透:俺は盾買いに行くか~。リアクティブシールドに挑戦!
    越後谷 透:4dx+3>=18
    DoubleCross : (4DX10+3>=18) → 8[1,7,7,8]+3 → 11 → 失敗

    越後谷 透:初回だし見送りで良いかな。以上だぜ!
    灯 二尾:ん~じゃあ普通にボデマでも買おうかな
    灯 二尾:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 8[1,6,8,8]+1 → 9

    灯 二尾:はい。おしまい!
    GM

    ミドル2:遭遇


    GM:ミドル2:『遭遇』
    GM:シーンプレイヤー:全員
    GM:登場侵蝕をお願いします
    GM:秋津くんはレネゲイドが安定していないので二回です
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (45 → 47)
    越後谷 透:いくぜ!
    秋津有栖:2D10 登場侵蝕
    DoubleCross : (2D10) → 16[6,10] → 16

    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 9)増加 (42 → 51)
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (55 → 63)
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を16(→ 16)増加 (31 → 47)
    灯 二尾:アカン
    GM
    GM:情報を求めて君たちが聞き込みをしたところ『秋津有栖』という人物の名前が挙がった
    GM:そして、その秋津有栖はというと
    GM:学園の七不思議について調べていた
    聖護院美幸:「教室にはいなかったですね……」
    弓削 サダメ:「秋津有栖、か」 スマホ画面に表示された監視カメラの映像を見ながら
    弓削 サダメ:「女みたいな名前だが、れっきとした男子生徒……らしいな」
    灯 二尾:「ほうほう、なるほどね」
    越後谷 透:「この前なんか人集まってるなーってなってたが、そいつかぁ」
    越後谷 透:監視カメラの配備マップを片手にワイヤーリールの調整をしている。
    灯 二尾:「てんこーせいなのだなぁ、珍しいねこの時期に」
    灯 二尾:「オーヴァードだったりして」
    弓削 サダメ:「会ってからのお楽しみ、だ」
    越後谷 透:「画像見る限り大したケガも無さそーだし、とりあえず話は聞けそうだな」
    灯 二尾:てっけてっけぴょんこぴょんこ。元気そうに跳ねたりしているが目立ちすぎるという事はない。
    越後谷 透:とはいえ有事に備えて分厚い辞書(と、仕込まれた拳銃)もしっかり懐に詰めてはいるのだが。
    聖護院美幸:「ん?」
    聖護院美幸:「おや、あの踊り場にいるのが件の秋津くんでは」
    灯 二尾:「およよ」
    聖護院美幸:「おはようございまーす!」
    越後谷 透:「噂をすれば──か。」リールをジャケットポッケに突っ込む。
    灯 二尾:「聖護院さん、今午後~」
    秋津有栖:「こんにちは……どちら様かな?」柔らかく微笑み、誰何する
    灯 二尾:「おお、美少年だ」
    灯 二尾:てっけてっけ。しれっと後ろに回り込んでいく。
    弓削 サダメ:「よう……アンタが秋津有栖サンか?」 彼の行く手を阻むように
    弓削 サダメ:「この動画……引き摺られてンのはアンタで間違いはないかな?」 と言いながら、スマホを見せる
    弓削 サダメ:画面には先ほどの監視カメラ映像が映っていた
    越後谷 透:(ヤバそうになったらレディーズを宥めに行くか~)気楽に座っている。見物の構えだ。
    秋津有栖:「確かに俺は秋津有栖だけど……その動画は? 監視カメラの映像か何かかな?」
    秋津有栖:「”興味深い”な。少し見せて貰っても良いかな」唇が最後の「な」の形をとるよりも早く、《ワーディング》
    灯 二尾:「――あ、そう言う?」
    弓削 サダメ:「アァッ!?」 《ワーディング》によって散布される特殊な粒子……通常であれば人間が意識を保つ事も出来ない環境
    灯 二尾:ふ 。と存在感が消える。
    秋津有栖:ずるり、と秋津の指がほどけて弓削の側頭部に伸びていく
    弓削 サダメ:「てめっ!!」 だが……弓削らが意識を失う様子は、ない。
    越後谷 透:「あ」「流れ変わったわコレ」懐から辞書を取り出し
    灯 二尾:が  っ。首を後ろから掴む。
    灯 二尾:「だめだよ」
    灯 二尾:「そういう事しちゃ」……掴まれるまで、”それ”に気づくことも出来ない。
    弓削 サダメ:「何……しやがるんだッ!!」 思わず、裏拳で忍び寄る指を弾き飛ばす。
    灯 二尾:「越後谷さんも、懐のそれは目立ちすぎるからやめといた方が良いと思う」
    灯 二尾:ぎし。右手を握り、圧力をかける。
    越後谷 透:「あー……そうだな」……すぽん。「それで抑えられてるなら。」
    秋津有栖:「へえ。”これ”で気絶しない人もいるのか。興味深いな」
    灯 二尾:「わかった?じゃあそれは止めといてね」ぱっと手を離す。
    越後谷 透:懐に戻して、武骨なスパナを取り出す。「こっちで備えとくわ」
    灯 二尾:「次は本気でやるから、ね?」
    灯 二尾:にひひと笑う気配。
    秋津有栖:(3対……いや、4対1か)しゅるり、と秋津の指が元へ戻っていく
    聖護院美幸:「ワンパクですね」
    灯 二尾:すっ。再び気配が掻き消えていく。まだ存在感が薄い程度の物だがそれだけでも十分。
    聖護院美幸:「態度はタンパクなんですが」
    灯 二尾:なにかやったらすぐに”対処”するつもりだ。
    秋津有栖:「オーケーオーケー、こりゃあ分が悪い」両手を挙げつつ、《ワーディング》を解除
    弓削 サダメ:「舐めた真似しやがって……」
    越後谷 透:「……意思表示は通じそうな奴で良かったよ。」スパナを仕舞う。
    灯 二尾:「まさかあたしの予想が当たるなんてなあ」とん。気づけば曲がり角の手すりに立っている。その姿は茫洋としてつかみどころがない。
    弓削 サダメ:「お前、その動き、一朝一夕に身に着いたモンじゃねえな」
    秋津有栖:(向こうの”薄い”子も興味深いが……そちらにばかり意識を割いても要られないな)
    弓削 サダメ:「答えろ。どこの組織の回し者だ?」
    灯 二尾:こちらを探し回れば他へ気が向けられず、他に気が向けば幸いとばかりに気配を消す。そう言う遣り口。
    弓削 サダメ:「UGNか? FHか? ゼノスか? ギルドか? それとも……」
    越後谷 透:ごそごそと今度は野球のグローブを取り出す。
    灯 二尾:「はいはいサダメちゃんストップストップ」
    秋津有栖:「組織? クラスは一年H組だけど……そういう話ではなさそうだね」
    越後谷 透:かぽん。「"落ち着けよサダメ嬢。そっちもしゃべり過ぎだ"」
    灯 二尾:「多分だけどこの子覚醒したばっかりだよ。ワ―ディングなんてしたのがその証拠」
    弓削 サダメ:「もがっ!」
    灯 二尾:「あんまりにも不用意すぎるもの」
    秋津有栖:「敢えて言うなら帰宅部所属かな」UGN、FH、ゼノス、ギルド……キーワードを脳裏に仕舞っておく
    弓削 サダメ:「悪い……アタシが不用心過ぎた」
    越後谷 透:閉じられた口で嵌めたグローブをワキワキと動かし、どこからともなく少年の声が帰る。
    灯 二尾:(……うーん、何というか…おもちゃを見つけた顔をしてるなあ、この子?)
    越後谷 透:「"この秋津って奴は多分トーシロ。そして未知に対しては貪欲ときた"」
    聖護院美幸:「ふーむ」
    弓削 サダメ:「その貪欲さ故に、ここまで異能を使いこなせてるってコトか?」
    越後谷 透:「"俺らは出来りゃあ穏便に行きたい……という訳でよ、ひよっこ坊主"」
    越後谷 透:「"まずはここで大人しく。今言われたキーワードのおさらいを受ける事をおススメするぜ?"」わきわき。
    秋津有栖:(腹話術……とは少し違うな? 似た力の流れを感じる)
    秋津有栖:「ではご教授頂こうかな、名も知らぬ先輩方?」おどけるように優雅に一礼した
    灯 二尾:「あはは!面白い子だね!」とん。そのお辞儀の上に”乗る”。重さは当然感じられない。
    聖護院美幸:「うーん、お姉ちゃんの先輩みたいな子ですな」
    灯 二尾:とん。もう一度跳躍して着地。
    越後谷 透:すぽん。「ヒヤヒヤさせやがってよー……あんがとね、『グローブ先生』。」
    灯 二尾:「あたしは灯!灯二尾!これでいいかな後輩くん?」
    越後谷 透:グローブを外し、改めて少年は席に座る。
    弓削 サダメ:「一年の弓削サダメだ。……世の中の事を知りたいなら、まずは礼儀ってモンから教えてやるよ」
    越後谷 透:「越後谷透だ。不動高校普通科二年。」
    越後谷 透:「俺が言えた義理じゃねーけども、デリカシーない奴は嫌われんぜ?」
    弓削 サダメ:「アンタも挨拶しろよ、転校生」
    秋津有栖:「トモシビさん、に」声のした方向と身長差から年下の女子だと推測しつつ
    秋津有栖:「ユゲさん」なぜか当たりが強いなあと思いつつ
    秋津有栖:「エチゴヤ先輩」二番目に、慣れてる雰囲気を感じた
    秋津有栖:「奥の先輩は?」聖護院に目をやる
    秋津有栖:一番、手慣れている。手強いと感じた
    聖護院美幸:「申し遅れました! 聖護院美幸です!」
    聖護院美幸:ひゅ、とひとっ跳びで階段の踊り場に降りてくる
    聖護院美幸:「ようこそ不動学園へ! そして、私たちの世界へ」
    聖護院美幸:猫よりもしなやかに、その体は舞い降りて、手を差し出した
    秋津有栖:「どうも、ショウゴイン先輩」
    秋津有栖:「俺は秋津有栖。転校生、一年H組です」差し出された手を握った
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    越後谷 透:ロイス!秋津に取るか。
    灯 二尾:ろいろい!誰に取ろう
    弓削 サダメ:ロイスは秋津有栖さんに なかなかやる/〇礼儀ってモンを叩き込んでやる で取得します
    灯 二尾:んーむむ、まだ機会はありそうだし今回は保留するか
    秋津有栖
    弓削サダメ 〇興味/執着
    灯二尾   〇興味/執着
    越後谷透  〇興味/執着
    ロイスは以上

    秋津有栖:購入は……NCより高性能治療キット、目標値9でも狙いましょう
    秋津有栖:1DX>=9 調達・高性能治療キット
    DoubleCross : (1DX10>=9) → 10[10]+2[2] → 12 → 成功

    秋津有栖:あ、買えた
    灯 二尾:えらい
    秋津有栖:ポケットにしまって終了です
    灯 二尾:とりあえずボデマろうかな
    灯 二尾:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 7[2,3,5,7]+1 → 8

    灯 二尾:はい。
    越後谷 透:〈こーいう奴が女子から引っ張りだこになるんよなー……〉秋津有栖:好奇心/○眼が座ってんだよ眼が
    越後谷 透:で取得!
    灯 二尾:瞳……
    弓削 サダメ:とりあえずUGNボデマ買いに行きます
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》使用
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (47 → 49)
    越後谷 透:俺もボデマ!
    越後谷 透:4dx+3>=12
    DoubleCross : (4DX10+3>=12) → 10[4,7,9,10]+2[2]+3 → 15 → 成功

    弓削 サダメ:(5+0)dx+1+8>=12 【調達】
    DoubleCross : (5DX10+9>=12) → 8[1,7,8,8,8]+9 → 17 → 成功

    越後谷 透:ヨシ買えた!装備して以上です
    弓削 サダメ:購入成功。装備します
    灯 二尾:よしよし
    GM

    ミドル3:飛び越えた線


    GM:ミドル3:『飛び越えた線』
    GM:シーンプレイヤー:全員
    GM:登場侵蝕をお願いします
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (63 → 67)
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (49 → 58)
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (51 → 52)
    越後谷 透:やっと落ち着いてきたよ……
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (47 → 51)
    弓削 サダメ:秋津さんとの遭遇にビックリして上がっちゃった(侵食が)
    GM
    GM:情報判定
    GM:・事件について <情報:噂話>6 <情報:裏社会>7 (秋津有栖は関与しているので達成値ボーナス+2)

    ・東雲花実について <情報:噂話>6 <情報:UGN>6 (越後谷透は???のため、達成値ボーナス+1)

    シークレット(情報判定成功で解放)一つ

    失敗した場合、侵蝕率1d3+2で再判定

    越後谷 透:俺!?
    秋津有栖:コネ:噂話を使用。1DXは3DX、固定値ボーナスは2、事件についてを判定
    秋津有栖:3DX+2>=6 情報:噂話 事件について
    DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 10[5,7,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

    秋津有栖:めっちゃしってる
    灯 二尾:すごいぜ
    弓削 サダメ:完璧
    越後谷 透:わからんがまあやってみるか……!・東雲花実について!
    越後谷 透:ミーミルを情報掲示板に変身させ、情報:噂話で判定!
    越後谷 透:6dx+1+1>=6 噂好きの友人コネ使用!
    DoubleCross : (6DX10+2>=6) → 9[2,3,3,5,9,9]+2 → 11 → 成功

    越後谷 透:ま、ざっとこんなモンだな!
    灯 二尾:えらい!
    弓削 サダメ:社会が強い!
    GM:まずは情報を開示します
    情報:事件について 不自然に人払いされた駅前で起きた事件。
     秋津有栖は不審人物に襲われた。
     その後のことは分からないが、不知火水月が秋津を連れていったらしい。
     引きずる前に不知火が自分の指から出した血を飲ませていたという証言があり、それが原因で覚醒したものと思われる。
     なお、襲った生徒は特待普通科三年の虎丸成瀬、という生徒らしい
    情報:東雲花実について 越後谷透は気付いた。
     君は東雲のいる場所に見覚えがある。
     かつてUGNの任務で行った島だ。
     そこは空堀音芽の所有物の島であり、そこにいるということは彼女は空堀に庇護されている可能性がある。
     となればそれはUGNの庇護に入らなければいけないということである。
     なお、東雲花実からは『ちょっと待っててね』というメッセージと陶芸体験をしている写真が送られてきた

    越後谷 透:…………あそこかァ!!!(ガボーン)
    GM:条件を達成したので情報項目が解放されました
    GM:・虎丸成瀬について <情報:噂話>7 <情報:UGN>8
    GM:残りの二人はこれを判定してもいいし、今は保留してもいい
    弓削 サダメ:とりあえず、判定してみます
    灯 二尾:いけーっ
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》使用
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (58 → 60)
    弓削 サダメ:(5+0)dx+1+8>=7 【情報:噂話】
    DoubleCross : (5DX10+9>=7) → 8[6,7,8,8,8]+9 → 17 → 成功

    弓削 サダメ:なんでも知ってる
    越後谷 透:情報項目に強すぎないか?
    灯 二尾:すごいぜ、あたし何もせずに済んだ
    GM:情報開示請求
    情報:虎丸成瀬について 特待普通科三年。すなわち、不知火水月のクラスメイト
     中学からのエスカレーター組であり、特待体育科から編入してきた。
     あらゆるスポーツに精通するオールラウンダーであり、特待体育科では聖護院美幸と並ぶ存在とされていた。
     現在、二人の間に付き合いはない。

     性格は荒っぽく残忍。
     わざと接触するようなプレーを行い、反則にならない程度に相手を痛めつけるプレーをよく行う
     不登校気味だが、最近は毎日登校しているらしい
    灯 二尾:ラフプレーヤーだ
    GM
    聖護院美幸:「……大分話しましたね。お茶を入れましょう」
    聖護院美幸:「コーヒーがいい人、紅茶がいい人、緑茶がいい人」
    灯 二尾:「コーヒーか紅茶ー!」
    越後谷 透:「緑茶で!」ぴす。
    秋津有栖:「ダージリンはありますか」
    聖護院美幸:「多分あります」
    弓削 サダメ:「贅沢言うな転校生。 ……アタシは緑茶で」
    灯 二尾:「緑茶派が多い~」
    秋津有栖:「飲み慣れてるもので一息つきたいからね」しれっと答える
    越後谷 透:「下手にカフェイン入れると寝れなくなるからさ~。」
    越後谷 透:「緑茶なのは気分だけど
    灯 二尾:「緑茶もカフェイン入ってなかったけ?」
    秋津有栖:「コーヒーより多いらしいですね」
    弓削 サダメ:「話を整理するが、転校生。お前が能力に覚醒したのはつい最近って事でいいんだよな?」
    灯 二尾:「詳しいねえ」
    越後谷 透:「……グッバイ、今夜の安眠」※今知った。
    灯 二尾:「あはは!」足をパタパタしてる。
    秋津有栖:「そうですね……だいたい、昨日の夜からかな? その動画のことが起こってからです」弓削の持つスマホを指差した
    灯 二尾:「昨日!随分近場だ」
    秋津有栖:「シラヌイ先輩に会って、あと知らない女性に殴り『飛ばされ』て」
    秋津有栖:「気付いたら路地で寝転がされていて、”これ”……ワーディングって言うんでしたっけ? が使えるようになりました」
    越後谷 透:「んー。という事はやっぱ秋津もオーヴァードになってるっぽいのか……」
    弓削 サダメ:「一日でその慣れっぷりか。適応力半端ねえな」
    秋津有栖:「あと人の記憶を見れたりできます。便利ですね、これ」朗らかに笑う。指がうねうねとほどけた
    越後谷 透:「その力が詳しく分かってない以上使い過ぎんなよ?って話はさっきしたけども。」
    灯 二尾:「あはは?才能あるねえ色んな意味で」
    弓削 サダメ:「あー……オーヴァードについてはさっきの説明の通りだ」 ここに来るまでの間にオーヴァードとUGNについて軽く話は済ませていた
    弓削 サダメ:「アタシら”護法クラブ”はUGNの監督下でその力の使い方もわからねぇ連中を導いてる」
    弓削 サダメ:「転校生、お前みたいなヤツの事だ」
    越後谷 透:「必要に応じてだが、さっき以上の袋叩きも辞さねえからなぁ」
    秋津有栖:「まあ、全員が好き勝手やってたらあっという間に世紀末ですもんね。リードを持つ人は要るでしょう」
    越後谷 透:「分かんないなりに話聞く姿勢見せてくれてマジで助かったよ…」
    灯 二尾:「わんわん!なんてね」
    弓削 サダメ:「理解力が高くて助かるが……理解力高すぎだろ。普通に引く」
    越後谷 透:「俺ももーちょいワクワクしてたな!」けらけら
    灯 二尾:「あたしの時はそれどころじゃなかったなー」
    秋津有栖:「一応は一般庶民ですからね。法律を守ろうという気概はありますよ」守るとは言っていない
    秋津有栖:「さて、異能……オーヴァードというのは」
    秋津有栖:「案外いるものなんですかね? 俺を殴り『飛ばした』女性もそうオーヴァードだと踏んでいるんですが」
    灯 二尾:「すっごい沢山いる、って程じゃーないけどまあいるよね?」
    越後谷 透:「十中九十はそうだろな。そして……」解析と時間が進んだ動画を見直す。
    灯 二尾:「巻き込まれて覚醒したりとか―、或いは何かしらの実験で無理矢理されたりとか―」
    聖護院美幸:「潜在的な感染者は多いです。覚醒するとなると数は減りますが」
    聖護院美幸:「私の姉はオーヴァードの組織にいます、警備会社です」
    弓削 サダメ:「この学校にもそこそこってレベルでそういう連中はいるが、だいたいの能力者はお前ほど能力を使いこなせるわけじゃない」
    越後谷 透:「多分不知火サンもそうオーヴァードだろう」
    聖護院美幸:コーヒーや紅茶を配膳しつつ
    聖護院美幸:「む、越後谷さんなにか」
    灯 二尾:「あ、ありがと聖護院さん!あちち」
    灯 二尾:ネコ舌。
    弓削 サダメ:「何か気が付いたのか?」
    聖護院美幸:「またあの動画を?」
    秋津有栖:「ありがとうございます、ショウゴイン先輩」す、と一口飲んで満足そうに首肯している
    越後谷 透:「ありがとうござます。いや……」ぽんぽんと動画のコマ送りを進めている。
    灯 二尾:「さっきからずっと見てるねえ?どうかした?」
    灯 二尾:あちあち。呑めてない。
    越後谷 透:ずずー。「あったあった。これこれ」一時停止中の画面には、小さくなっていく前の二人。その人影が重なっている。
    弓削 サダメ:「何か、してるな……」
    灯 二尾:「ほふん、あつー……」ふーふー。
    越後谷 透:「不知火サンが秋津を引きずりだす前になんか……明らかに近寄ってるんだよ」
    越後谷 透:「それ所じゃなかったとは思うけど、こう……うろ覚えとかねえ?」
    灯 二尾:「んー……?」ひょこっ。越後谷君の肩から覗き込むように。
    弓削 サダメ:「転校生、この時何をされたか覚えてるか?」
    秋津有栖:「その時は……顎が砕けてて意識が朦朧としてましたね。何も覚えていません」
    秋津有栖:「拡大とかしたらなんか映ったりしてないですか?」
    越後谷 透:「弓削サン、頼むわ」良く言えばプロを尊重するスタイル。
    弓削 サダメ:「ちょっと待て」
    弓削 サダメ:画像を拡大。その後、処理を加えて解像度を上げていく
    灯 二尾:「さっすがサダメちゃん」
    弓削 サダメ:「手……いや、指か……?」
    灯 二尾:「ゆびー?」
    灯 二尾:「……考え付くのはブラムス的なあれだけども」
    秋津有栖:「ブラムス……ブラム=ストーカーですか」シンドローム分類に関する話も一通り聞いていた
    弓削 サダメ:「血液に関する能力を専門に扱う分類だ、が……転校生、何か思い出した事でも?」
    越後谷 透:「幾つかの症例シンドロームにはレネゲイドの覚醒を促せる能力もあるとは聞いたけど…」
    秋津有栖:「何かを……血液かな。飲まされたような覚えがあります。『言われてみればそんな気がする』といった朧げなものですが」
    灯 二尾:「あー、これで覚醒したって考える方が辻褄が合う?」
    灯 二尾:「やっぱし」
    越後谷 透:「中々の博打しやがるな、その人も」頬を掻いている。
    弓削 サダメ:「血液を媒介とした覚醒か。運が良かったな」
    秋津有栖:「まあ、そのまま死んでたところが助かったので儲けものですよ。シラヌイ先輩に会ったらお礼言っておかないとな……いや、お礼を口実に会いに行くか……?」ぶつぶつと、額に指を当てて思案する
    灯 二尾:「何か考えてるー。あっそうだそっちも聞かなきゃ」
    灯 二尾:「その吹っ飛ばした?人ってどんな人だった?」
    越後谷 透:(眼が座ってんだよなあ…………)ぴろりん。
    聖護院美幸:「そういう問題ではないかと思いますが」
    聖護院美幸:トレーニング用のダンベルを上げ下げしている
    秋津有栖:「初対面でしたけど……なかなかキレてた人ですね。殴り殺しに来たわけですから」あっはっはっは、と笑う
    灯 二尾:「ふぉーん?」
    越後谷 透:「さっきのノリで犯人画像見つけられそう?」目を皿にして顔の判別に挑戦してる。
    秋津有栖:「シラヌイ先輩とは既知の雰囲気だったから……三年生の人なのかな?」
    灯 二尾:「サダメちゃ~んなんとかして~~~~」
    灯 二尾:マルナゲ!
    弓削 サダメ:「あ~~~もう鬱陶しい!」
    弓削 サダメ:そうは言いつつも、ちゃかちゃかと操作を始めている
    弓削 サダメ:「顔の判別はAIに任せるとして……生徒名簿のデータが……これだ」
    弓削 サダメ:「オラッ!出たぞ!」
    灯 二尾:「すごい!流石サダメえもん!」
    越後谷 透:「もうでたのか!はやい!」
    灯 二尾:よっ千両役者!ぱちぱちー。ってしてる。
    弓削 サダメ:画面には特待普通科3年の虎丸成瀬の名前と顔写真が表示されていた
    弓削 サダメ:「それと誰がサダメえもんだ!」
    秋津有栖:「便利だなあ、その能力……いや、技能かな?」
    越後谷 透:「えーっと?」ぴろりん。「特特所属の……普通科かあ。」ぴろりん。
    聖護院美幸:「東雲先輩もそういうの得意だったんですけどね~」
    弓削 サダメ:「技能と異能のちょっとした応用さ。昨日今日目覚めたばかりのひよっこにはまだ難しいが、慣れればまあこんなもんだ」 少し得意げな口調で
    灯 二尾:「特待かー」
    秋津有栖:「おお、すごいすごい」ぱちぱちと素直に賞賛
    弓削 サダメ:「つーか、特待……特待普通科か。またまたきな臭い話になってきたな」
    聖護院美幸:「特待普通科の誰ですか」
    秋津有栖:「トラマル先輩、で良いのかな。読み方」
    越後谷 透:「虎丸成瀬さんか。俺は知らん人っスね」
    灯 二尾:「あたしもあたしも」
    秋津有栖:「一般人を殴り殺す、なかなかにキレた人です」
    弓削 サダメ:「お前が言うか」
    聖護院美幸:「すわっ」
    聖護院美幸:「成瀬~」
    灯 二尾:「およよ、だいぶあれげな反応」
    秋津有栖:「知り合いです、ショウゴイン先輩?」
    灯 二尾:「お知り合い?」
    弓削 サダメ:「知ってンすか?聖護院先輩」
    聖護院美幸:「元同級生です」
    聖護院美幸:「今は特待普通科ですが元々は特待体育科でしたよ」
    聖護院美幸:「本来、体育科は競技のスペシャリストかスポーツ医学や理論のスペシャリストですが」
    灯 二尾:「ほんほーん?確か聖護院さんもそっちだったよね?」
    聖護院美幸:「特定の競技にこだわらないのは私と成瀬くらいでした」
    灯 二尾:「ほえー……凄いねえ」
    秋津有栖:「オールラウンダーというわけですか」
    聖護院美幸:「ただ成瀬はサッカー中に足蹴ってくるんですよね」
    聖護院美幸:「まるでイブラヒモビッチです」
    秋津有栖:「そしてラフプレーの激しい人と」
    灯 二尾:「うわ痛そう!」
    越後谷 透:「ポジションどころかスポーツもこだわらねえオールラウンダーかぁ。」
    弓削 サダメ:「カスっすねー……その人」
    越後谷 透:「事故は注意した上で起きるもんだ。起こしに行ったらそら良くねぇよ」
    秋津有栖:「審判にバレない範囲ならプレーの一環ですけど……まあ限度はありますよねえ」
    灯 二尾:「まあいいや、つまりその人がぼかーんってやってきたわけだね?」
    灯 二尾:ぼかーんってアッパーカット。
    聖護院美幸:「とはいえ、最近は姿を見てなかったんですがね」
    聖護院美幸:「不登校というか、特別普通科は学校に来る必要がないという噂までありますから」
    越後谷 透:ぴろん。「ほへー。そらまた……」ぴろりん。「……ちょいと失礼。」
    灯 二尾:「あるねえ、それホントなの?ガクセーとしてはどうなの」
    弓削 サダメ:「引きこもりのストレスで唐突に人間でも蹴りたくなったんじゃないすか?」
    越後谷 透:さっきからちょいちょい通知のなる自分のLINEを確認し出す。
    秋津有栖:「そうですね。このトラマル先輩に飛ばされました。けっこう苛立っている様子でしたね」
    弓削 サダメ:「転校生、お前この女に何かしたワケ?」
    灯 二尾:「セクハラ?あたしみたいに」
    秋津有栖:「えぇっと……『チビの生意気そうな女のガキを探している』って言っていましたね。知らないって答えたら殺されました」
    灯 二尾:「えっこわ」
    秋津有栖:「怖いですよねぇ」あっはっはっは、と笑っている
    灯 二尾:「たいへんだねえ」そして流れで秋津君の尻を触ったのだった。
    秋津有栖:「大変ですよ……っとぉ」ぱし、とその手を叩く
    灯 二尾:「あいたい、良い反応よし!」
    越後谷 透:「あれ……えぇ……?」メッセージを確認している顔がなんかすっごい事になっている。
    秋津有栖:(相対してるのに”薄い”な……トモシビさんも”興味深い”が)
    灯 二尾:ぴょーんぴょーん飛び跳ねて離れる。「あれ、今度はどうしたんですたい越後谷のだんな~」
    秋津有栖:「なんです、エチゴヤ先輩?」
    弓削 サダメ:「……? どうした? 越後谷先輩」
    越後谷 透:「……あっ、悪い」「ちょっと記憶の確認してた。」
    越後谷 透:「いや……東雲サンからきたこの内装、見覚えあるなって思ってたんだがな?」東雲部長から来た陶芸工房の写真を見せる。
    灯 二尾:「ふんふん?」のぞきこみー
    越後谷 透:「今確信になった」「俺この島行ったことあるわ……」
    灯 二尾:「えっ島」
    弓削 サダメ:「マジか……」
    越後谷 透:「今年の夏休みに合宿体験みたいな感じでUGNの任務があってな。」
    越後谷 透:「そこに東雲先輩がいるってんなら……推測できそうなことは二つ。」
    灯 二尾:「おお?」
    越後谷 透:ぴ。「空堀の姐サンがこの島の管理役をやってる筈。という事は身柄自体はしっかり保護されてるだろう」
    越後谷 透:もう一本指を立てる。
    灯 二尾:「ほほー、空堀さんなら安心だね」
    越後谷 透:「もう一点」「空堀さん/UGNが本気で庇護しなきゃいけないクラスで、東雲サンの身柄は危険であるってコト。」
    灯 二尾:「おわー、一気にきな臭さが上がってきた!」
    弓削 サダメ:「何者なんだよ……不知火水月」
    越後谷 透:「海を渡れんだけの化け物か。組織化されてるクラスの脅威を視野に入れるべきだ」
    越後谷 透:「ちょっと──気合入れる必要が出てきそうだな」
    秋津有栖:「うーん……トラマル先輩が探してるのって、ひょっとしてシノノメ先輩かな」
    秋津有栖:無人島生活をエンジョイしている東雲を見ながら
    灯 二尾:「あー、小さくて生意気な女のガキだっけ」
    秋津有栖:「『生意気そうなチビの女のガキ』っぽい雰囲気ありますよね」
    越後谷 透:「こら!身長はコンプレックスになってる人も多いのよッ!」※否定はしない。
    弓削 サダメ:「くそっ……こうなってくると部長も部長だ。さっさと真相を教えてくれりゃあいいのに」
    聖護院美幸:「まぁ、事情がいろいろあるのでしょう」
    聖護院美幸:「ともかく、現状が無事ならよし!」
    聖護院美幸:「それより問題は成瀬の方ですね。状況から見て、一般人を殴って飛ぶというのは不自然」
    聖護院美幸:「成瀬自身もオーヴァードの可能性があります。オーヴァードが事件を起こしたのなら」
    聖護院美幸:「護法クラブの出番です。そうでしょう?」
    聖護院美幸:「つまり、お仕事の時間です」
    越後谷 透:「フッ……漢の見せ所って訳ですな」キリッとした顔。
    灯 二尾:「あいさーい!お仕事お仕事!」
    秋津有栖:「レネゲイド事件、”興味深い”ですね」首を突っ込む気満々だ
    弓削 サダメ:「ちょっと待ってください。この転校生はどうするつもりですか?」
    灯 二尾:「んー?連れてったらいいんじゃない?」
    灯 二尾:「というか放っておいてもついてくるでしょ?」
    越後谷 透:「これは俺のちょっとした勘だがな?」
    越後谷 透:「秋津コイツを大人しくさせるには昏倒までタコ殴る必要があると見た」
    灯 二尾:「うんうん」
    弓削 サダメ:「くそったれFxck! 確かにそうだ!」
    灯 二尾:「ね、放っておくほうが厄介だよこれ」
    灯 二尾:「だから連れて行って、問題起きたら大義名分もあるし消」
    灯 二尾:「……対処すればいいじゃん?」
    越後谷 透:「そして俺はそこまでする体力と動機がねえ。ついて来て肉盾になってくれる方がお互いマシだ」「そうだろ?」
    弓削 サダメ:(今、消去とか言うつもりだったのか……?)
    秋津有栖:「おや、別口で勝手に存分に調べるつもりでしたが……先輩方に付いていった方が良さそうですね」
    弓削 サダメ:「仕方ねえ……転校生、アタシらにしっかりとついて来いよ」
    弓削 サダメ:「余計な事しそうになったらぶっ飛ばすからな!」
    灯 二尾:「サダメちゃん、そんな吹っ飛ばせる技あったっけ」
    弓削 サダメ:「……。」
    弓削 サダメ:「余計な事しそうになったら、灯がぶっ倒すからな!!」
    灯 二尾:「いぇーい!あたしが代行します!」
    灯 二尾:ニヒヒと笑うその顔はやはり見えないのだった。
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    灯 二尾:ろいろい、秋津君にとろっと
    秋津有栖:ロイス 謎の女→虎丸成瀬 に変更
    越後谷 透:ロイス!弓削サンにとっちゃお
    灯 二尾:いやでもサダメちゃんもいいな……
    秋津有栖:購入はUGNボディアーマー、目標値12
    灯 二尾:悩みどころだ
    灯 二尾:行けーッ
    秋津有栖:1DX>=12 調達・UGNボディアーマー
    DoubleCross : (1DX10>=12) → 2[2] → 2 → 失敗

    灯 二尾:2
    秋津有栖:セヤロナ
    秋津有栖:終了です
    弓削 サダメ:うーん……調子に乗ってロイスを取ってたら空きが残り1枠なので……保留で!
    灯 二尾:うーむむ、ここはサダメちゃんにとっちゃお
    灯 二尾:弓削 サダメ ◎まじめ/たまにぬけてる
    弓削 サダメ:購入は高性能治療キット(購入難易度9)
    灯 二尾:ボデマを狙うぜぜぜ
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》使用
    灯 二尾:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 8[2,3,6,7,8]+1 → 9

    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (60 → 62)
    灯 二尾:キミ回んないねえ
    弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=9 【調達】
    DoubleCross : (6DX10+9>=9) → 10[1,1,6,6,9,10]+1[1]+9 → 20 → 成功

    弓削 サダメ:成功
    灯 二尾:凄ェ
    越後谷 透:〈ソフト面マジで強いなぁ〉弓削 サダメ:○憧憬/インスピレーションなら負け…たくない!で取得!
    越後谷 透:購入はリアクティブ盾!
    越後谷 透:4dx+3>=18
    DoubleCross : (4DX10+3>=18) → 9[2,6,8,9]+3 → 12 → 失敗

    越後谷 透:ダメだな!以上で!
    GM

    マスターシーン:全てのエネミー


    GM:マスターシーン:『全てのエネミー』
    GM
    GM:旧校舎内
    GM:イラついた様子で椅子を揺らしている女がいる
    GM:背を丸め、絶妙なバランスで座っている女
    GM:その前傾姿勢はまるで動物が飛び掛からんとしているような形で
    GM:伏し目がちながらも壁の一点を見つめている眼の奥には野生的な色が見え隠れしている
    GM:炎、触れられないほどの熱を抱えているのが分かる
    GM:もしもそれが可視化できるものなのならば、彼女の周りには陽炎が立ち込めているだろう
    GM:熱量とはエネルギーであり、エネルギーとは力だ
    GM:風船がはち切れんばかりの空気を入れられているような錯覚
    GM:内側から外に出んとする衝動
    GM:女……虎丸成瀬は飢えていた。この渇きを潤す水を
    GM:この熱を冷ますような水を
    GM:ギィ、と床がきしむ音がして。彼女がいる教室に人影が放り込まれる
    東雲姫華:「サボりか?」
    虎丸成瀬:「ここ高等部の校舎だぜ。先輩」
    虎丸成瀬:「先輩が後輩の教室に来る時ってのは……大抵いらねぇ一言を添えに来る時だ」
    虎丸成瀬:「やめときなよ。甲斐なく損するぜ。損害か損壊かにすれば甲斐はつくかね?」
    東雲姫華:「ピーナッツ以下の脳でよくそんなお洒落な言い回しができるもんだな」
    東雲姫華:「あたしの解は一つだよ。お前にはヤキを入れねぇと気が済まねぇ」
    虎丸成瀬:「……」
    虎丸成瀬:「警告はしたんだぜ。先輩」
    GM:直後、椅子から飛び上がった虎丸の拳が伸びてくる
    GM:日本刀に美しさが宿るように、超絶プレーに人が見惚れるような、目を奪う一撃
    GM:しかし、それは空を切り
    GM:虎丸の体は地面にたたきつけられた
    東雲姫華:「ワーン、ツー、スリー」
    虎丸成瀬:すぐに立ち上がり、蹴りを放つ
    東雲姫華:それをかわし
    東雲姫華:「必死こけや。まだ内にしか領域を展開してねぇぞ」
    東雲姫華:「被検体:悪鬼エネミー
    東雲姫華:「不出来な後輩だぜ」
    GM
    GM:シーンカット

    ミドル4:調査


    GM:ミドル4:『調査』
    GM:シーンプレイヤー:秋津 他任意
    GM:登場侵蝕をお願いします
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (51 → 61)
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (67 → 74)
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (62 → 63)
    越後谷 透:行くか~!
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (52 → 53)
    灯 二尾:極端だなあ
    GM
    GM:君たちが方針を決めた後、虎丸成瀬の動向を調査しようと動き始めた
    GM:初めは聞き込みから、という聖護院の意見もあり校内を探索しているのである
    不知火水月:「おや」
    GM:二号棟、三年特待普通科前にて君たちは不知火水月と出会った
    灯 二尾:「あ、こんにちわー!」
    越後谷 透:「こんちわっス!」先輩だしひとまずはアイサツ。
    弓削 サダメ:「…………。」 「どもっす」 警戒心強くじろじろと彼女を見つめながら
    秋津有栖:「こんにちは、シラヌイ先輩。ちょっとお時間頂けますか?」
    不知火水月:「なにかな」
    秋津有栖:ちょっとだけ《ワーディング》してみます
    灯 二尾:「あっまた!」
    弓削 サダメ:「あっおま!」
    不知火水月:「あぁ……」
    不知火水月:少し、倒れそうな振りをして
    不知火水月:「いけないなぁ。そういうことをするのは」
    灯 二尾:「まぁ、そうだよね。こら!」ぽこんと秋津の頭を叩く。
    越後谷 透:「ワァ!!!いきなりバカかお前!!!」
    秋津有栖:「昨日先輩と会ってから使えるようになりました」すぐに《ワーディング》を解除する。シラヌイ先輩はオーヴァードという確信を得た
    弓削 サダメ:「すいませんねぇ。うちらの方でも強く言い聞かせますンで……でも」
    弓削 サダメ:「やっぱり、”そう”なんですね」
    灯 二尾:「うすうすそーだとは思ってたけどもね」
    越後谷 透:「──はっ!」そう言えば倒れてねえワ!
    不知火水月:「それがどうかした?」
    秋津有栖:「何か知りませんかね、この力のこと」
    灯 二尾:「えーとですねえ…どっから話せばいいかな」ぽりぽり顔を掻いてる。
    越後谷 透:「……んえーっと、じゃあもうちょいぶっちゃけた話に踏み込むんですが。」
    越後谷 透:「不知火先輩が助ける前にこの秋津野郎がボコられた──とかいう相手を探してるんですが、」
    灯 二尾:「やろー呼ばわり!残当だね!」けらけら嗤ってる。
    越後谷 透:「先輩はなんか……そいつの行動方針とか知りませんか?」「虎丸成瀬ってえ人なんですけども!」
    弓削 サダメ:「転校生が襲われたトコは見てるんでしょう?」
    秋津有栖:「こう見えても男だからね、野郎呼びは順当だろう」トモシビの言葉にも涼しい顔をしている
    秋津有栖:「あの節はお世話になりました。先輩のおかげで俺は生きてるってことですよね、多分」
    灯 二尾:「そーゆーとこなんじゃないかなあ。まああたしはどっちでもいいけど!」何時も笑っている。
    越後谷 透:内心ドキドキしながら話している。秋津野郎の開幕デリカシー極点行為もアレだが。
    越後谷 透:ワーディングが効かないからって、この人がオーヴァードだと確定してるわけではねえのだ。
    不知火水月:「そういっぺんに話されると私もどこから答えたらいいのか分からなくなるね」
    不知火水月:「ひとまず、秋津くんの口が減ってないということは顎の調子は良さそうだね」
    不知火水月:「それと、虎丸成瀬に行動方針なんてものは私は無いと思うけどね」
    灯 二尾:「ほほー、参考になりますなあ。」
    越後谷 透:「ふんふん…」メモ取りの構え。
    秋津有栖:「ええ、おかげさまですっかり元気です。便利ですね、これ」
    弓削 サダメ:「ちょっとくらいは口が減ってくれりゃあ楽だったんですけどねぇ……この転校生」
    灯 二尾:「減っても治っちゃったからね!」
    越後谷 透:「秋津野郎曰く、ガキを探してるみたいな話は聞いたんですけどねえ……」まだ部長について言う気はない。
    弓削 サダメ:「おいやめろ」 下手な事をする前に秋津くんの手を止める
    灯 二尾:あんまり話すとうっかり変な事を言いそうになっちゃうので後ろめでちゃかすだけにしているのだ。
    不知火水月:「いずれ不便になるよ」
    越後谷 透:ふつーに知ってそうなスゴ味はあるんだけども……
    秋津有栖:「”まだ”何もしないですよ、ユゲさん」おどけたように手を挙げる
    秋津有栖:「トラマル先輩も同類オーヴァードと見ているんですが、何か知りませんかね。ええと……シンドローム? とか」
    灯 二尾:(知ってたとしてもまともに話すかなーこの人。空堀さんとかと似たような感じがするんだよなあ)
    不知火水月:「あんなのがソラリスに見える?」
    不知火水月:「……ところで秋津くん」
    不知火水月:「これが君の言う前菜かな?」
    秋津有栖:「そうなりますね」
    秋津有栖:「俺が一番興味を惹かれているのはシラヌイ先輩ですが……まずは順番に。小さなことから片付けていきましょう」
    秋津有栖:「ゲームとかでもマップを埋めてからじゃないと次の階層行けないタイプなんですよね、俺」
    灯 二尾:「凝り性だ、マッパーだ、100%にするタイプだ」
    越後谷 透:「オイオイ、謎のフルコースメニューかよ?」ジャンプのめいさく漫画がごっちゃになっている。
    弓削 サダメ:「……行き止まりの通路から先に攻めたい気持ちはまあ、わかるが」
    不知火水月:「そう」
    不知火水月:「まぁ、君が何に興味を持って何を選ぶかは君の自由だし私は興味がないけれど」
    不知火水月:「この学園でそう気が多いと、私にたどり着く前に私は卒業してしまうよ」
    秋津有栖:「卒業しても追いかけますよ」
    越後谷 透:「訴えたら勝てますぜ、不知火センパイ」ちょっとドン引きが勝ってきた。
    弓削 サダメ:「ストーカーかよ。捕まれ」
    灯 二尾:「あはは、秋津君面白!」
    秋津有栖:「連絡先教えてくれたらいいんですが……俺が携帯持ってないので駄目ですね」
    弓削 サダメ:「えっ…………スマホなしに今までどうやって生きてきたんだ?」
    灯 二尾:「まあ、無くても生きていけ……あっそうかサダメちゃんには致命傷だぁ」
    秋津有栖:「こう、いい感じに……?」
    弓削 サダメ:「信じられねぇ、未開地域から来たのか? 転校生」
    越後谷 透:「今の時代持ってない奴の方が貴重だが」「まさか同世代に存在するとは……」
    灯 二尾:(実はあたしもたまーになくしちゃうんだけどなあ)能力の都合でするっと落っことしたりする。
    秋津有栖:「ははは、そうかもしれません。クラスに一人持ってるかどうかでしたからね、前の学校」朗らかに笑う
    弓削 サダメ:「ぞっとするような話だな……日本にまだそんな地域が残っていたのか」
    灯 二尾:「ほへー」
    灯 二尾:「まあそれはともかく、どーしよ。行動方針が無いって言われるとしらみつぶしになっちゃうけど」
    越後谷 透:「流石に授業中に殴り込む訳にもいかねえしな~。」「そもそも出席してるのか、虎丸サン?」
    秋津有栖:「何組にいるんですかね……校内放送で呼び出したりしてみます?」
    灯 二尾:「呼んでも来てなかったら意味ないよ~」
    弓削 サダメ:「それとも、アイツん家まで出向いて事情を聞きに行くか?」
    灯 二尾:「あ。それだそれ、確か…………」部長の、と言いかけて止めた。
    灯 二尾:「……言われてたって言ってたよねサダメちゃん」
    弓削 サダメ:「……あ。 ああ、そういえば言われてたっけ」
    越後谷 透:「スイマセン不知火先輩、プライバシー保護とかコンプライアンス系のあれっス。」かなり申し訳なさそうに。
    秋津有栖:「別口で心当たりがあるようです。すいませんね、シラヌイ先輩」
    不知火水月:「そう」
    不知火水月:「一応言っておくと、特待は一クラスしかいないから本来虎丸はこの教室にいるよ。今はいないけどね」
    不知火水月:そう言って、自分の教室を指差し
    弓削 サダメ:「がらんとしてますね……流石は特待、出席義務が免除されてるだけの事はある」
    灯 二尾:「来てる人の方が変わり者だ!」
    不知火水月:「それと、そうだね。これは伝えておいたほうがいいかもしれないな」
    越後谷 透:「同じクラスなんだァ……」ある意味アタリ引けたかも。
    不知火水月:「虎丸成瀬は呪われている、って噂がある」
    不知火水月:「彼女のことが知りたいのなら、そういうものを調べるのもいいんじゃないかな」
    越後谷 透:「呪い……?」
    秋津有栖:「へぇ……?」目の色が変わる
    灯 二尾:「呪い…………」
    秋津有栖:「それはとても……”興味深い”ですね」
    灯 二尾:ぎゅ、と自分の右手を見ながら握る。
    不知火水月:「いくら特待といえど、体育科や芸術科から普通科に来ることなんで基本的にはないことなんだから」
    不知火水月:「それじゃあ、私は教室に戻るとしようかな。君たちは行くところがあるんだろう?」
    越後谷 透:(眼が据わりだしてる!!!)
    弓削 サダメ:「呪い……ねぇ」
    灯 二尾:「…うん、ありがと不知火先輩!」
    弓削 サダメ:「少しは面白くなってきたかな」 にやりと口元を歪めつつ
    秋津有栖:「お時間頂きありがとうございます、シラヌイ先輩。今度は茶菓子でも持っていきますね」
    越後谷 透:「大分不躾になっちゃいやしたけど……ありがとうございます先輩!結構気になるお話聞けました!」
    越後谷 透:ぺこり。
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    越後谷 透:ロイスはいっぱいだし購入行こう!
    灯 二尾:ろ……は保留しよう、購入!
    弓削 サダメ:ロイスは保留します
    秋津有栖:ロイスはカンスト、狙うはUGNボディアーマー、目標値12
    秋津有栖:2DX>=12 調達・UGNボディアーマー
    DoubleCross : (2DX10>=12) → 5[2,5] → 5 → 失敗

    灯 二尾:ブルゲでも狙ってみっかァ
    秋津有栖:終了です
    灯 二尾:5dx+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 9[3,3,6,7,9]+1 → 10

    灯 二尾:はい。
    越後谷 透:安パイルートで白兵盾狙い!ジュラルミン盾買います。
    越後谷 透:4dx+3>=12
    DoubleCross : (4DX10+3>=12) → 10[3,7,8,10]+8[8]+3 → 21 → 成功

    越後谷 透:ブルゲ買えたじゃねーかボケ!!!
    弓削 サダメ:照準器買いに行きます
    灯 二尾:草ァ!
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》使用
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (63 → 65)
    越後谷 透:まあいいや!武器担当のウェポンケースに差し込んで以上!
    弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=15 【調達】
    DoubleCross : (6DX10+9>=15) → 9[5,6,7,9,9,9]+9 → 18 → 成功

    弓削 サダメ:普通に成功。テウルギアにセット!
    GM

    ミドル5:先輩風


    GM:ミドル5:『先輩風』
    GM:シーンプレイヤー:越後谷 他任意
    GM:登場侵蝕をお願いします
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (74 → 82)
    灯 二尾:跳ねるなあキミ!
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (65 → 71)
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (61 → 70)
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (53 → 56)
    越後谷 透:おちつき過ぎじゃねえ?
    灯 二尾:慣れ……
    GM
    GM:情報収集を開始します
    GM:・虎丸成瀬について2 <情報:噂話>8 <情報:UGN>8

    ・不定形の七不思議『運痴様はこちさま』 <情報:噂話>9 (秋津くんはボーナス+2)

    ・東雲の失踪について <情報:UGN>7

    シークレット1つ(全項目成功で解放)

    灯 二尾:よっつ!
    越後谷 透:いっぱいあるな!
    秋津有栖:秋津くんボーナスある
    弓削 サダメ:秋津くん、転校直後なのに学校の事について異様に詳しすぎる
    秋津有栖:七不思議を調べます。コネ:噂好きの友人を使用して社会1DXは侵蝕ボーナス込みで4DX
    越後谷 透:調べる意欲が高すぎないか?
    灯 二尾:いけいけー
    秋津有栖:4DX+2>=9 七不思議・運痴様
    DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 7[1,1,1,7]+2 → 9 → 成功

    秋津有栖:ピタリ賞
    灯 二尾:中々変なダイスしてるゥ
    越後谷 透:俺は虎丸サン調べるかねえ。
    弓削 サダメ:最後だけやる気が出てる!>ダイス目
    灯 二尾:じゃあ部長の失踪行きまーす
    灯 二尾:情報収集チーム使って固定値+2!
    灯 二尾:6dx+3
    DoubleCross : (6DX10+3) → 7[3,5,5,5,6,7]+3 → 10

    灯 二尾:ていっ
    越後谷 透:ミーミルコネを情報掲示板に変身させつつ噂話で判定!
    越後谷 透:6dx+1>=8 噂好きの友人補正込み!
    DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,1,5,6,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功

    越後谷 透:ヨシ!
    GM:では情報開示請求
    情報:・虎丸成瀬について2 虎丸成瀬は初等部からのエスカレーター組である。
     特待普通科に編入したのは高等部に上がる時であり、同級生の間では虎丸自身の性質もありそこそこ話題になったらしい。
     また、一部の生徒からは『運痴様』に呪われているとも言われてる。
     よく旧校舎に出入りしているのを目撃されており、そこに行けば会う可能性は高いと思われる。
    情報:不定形の七不思議『運痴様(はこちさま)』 旧校舎にあった体育倉庫裏に置かれた不思議な祠めいたもの。
     その祠にはかつてシゴキのようなイジメで道を絶たれたもの達の怨霊が祀られていると言われている。
     そこには運痴様というものが祀られていて、お供え物として愛用しているものを埋めるとスポーツ選手としての栄誉か、スポーツの才能を失う代わりに願いを叶えると言われている。
    情報:東雲の失踪について 本人は『不知火水月を調べていた』とはいうものの、元々は彼女は七不思議について調べていたというのが正しい。
     とはいえ、十三個あるともいわれる七不思議は人によって語る内容が変わるため正確な数は不明であった。
     その中で不知火水月はずっと学校にいるという内容のものがあり、不知火水月について調べていたところを襲われたらしい。
     本人曰く「やばそうだったから学校から逃げた」らしい。
    GM
    GM:解放される項目があります
    GM:・呪い 任意の<情報:>12
    :もし、もしもの話だが
    :君たちがこの背景を明らかにしなくとも、君たちは前に進みこの事件の決着をつけることが出来るだろう
    弓削 サダメ:調べに行くぜ>呪い
    越後谷 透:即決ゥ!?
    灯 二尾:行け―ッ!悪魔召喚士の娘ーッ!
    弓削 サダメ:うおおおお!《オリジン:サイバー》使用! <情報:噂話>!
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (71 → 73)
    弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=12 【情報:噂話】
    DoubleCross : (6DX10+9>=12) → 10[3,6,9,9,10,10]+10[10,10]+5[2,5]+9 → 34 → 成功

    弓削 サダメ:なんでもわかった
    灯 二尾:すっげぇ
    越後谷 透:ウオオオ!来るなら来やがれ!
    :情報を開示しなさい
    情報:呪い 虎丸成瀬は呪われている。
     彼女は空気の抜けたサッカーボールを旧校舎裏に埋めている。
     ボールには歪な字で『聖護院美幸を殺す』『アタシが最強だ』などと書かれている。

     彼女は特待体育科から特待普通科へと移籍した。
     呪いが本当ならば、彼女はスポーツ選手としての栄誉よりも願いを叶えることを選んだのだろうか。
     そもそも本当に呪いなどというものが存在するのだろうか

     真実は誰にもわからない
    GM:このシーンの終わりに『次シーンで旧校舎の調査をする』と宣言することでPCたちがこの情報を認知することが出来るようになります
    GM
    GM:放課後、東雲宅
    GM:君たちは東雲の家に来た
    東雲姫華:「なんだガキがぞろぞろと」
    空堀音芽:「あ、来たんだ」
    GM:問題のある女性が二人いた
    灯 二尾:「おじゃましまーす!って空堀さん?」
    弓削 サダメ:「げっ」 顔を見るや否や
    越後谷 透:「ありゃ?奇遇っスね空堀の姐サン」
    秋津有栖:「こんにちは……知り合いですか、エチゴヤ先輩?」
    灯 二尾:「そこで何であたしには聞かないのかなあ」
    越後谷 透:「護法クラブのOB兼UGNの人。」
    越後谷 透:「お前が学外で秘密抜き取りテロをやってたらこの人が〆に来てたかもな?」
    弓削 サダメ:「ま、アタシらの先輩ってトコロだな」
    秋津有栖:「へえ、怖いなあ……今後は控えておくことにします」
    灯 二尾:「そーゆーこと!」
    灯 二尾:「あんまり矢鱈なことするとバールでごーんだよ。あたしもやられたことある」
    弓削 サダメ:(本当かよ……コイツが”控える”、ねぇ?)
    越後谷 透:「ありゃ痛そうだった。」うんうん
    空堀音芽:「あぁ、君が秋津くん?」
    空堀音芽:「自己紹介とかはいいよ。家族構成とか前の学校で何があったかも全部知ってるから」
    灯 二尾:「空堀さんほんとこわいなー。いつ調べてるのそんなの」
    秋津有栖:「それはどうも……美人に名が知られているのは悪くない気分ですね」
    弓削 サダメ:「相変わらず、言う事が怖ぇンですよ……」
    空堀音芽:「時間があるときに調べてる」
    越後谷 透:「フッ……有名欲それはちょっとわかる。」によによ。
    灯 二尾:「時間ある時あるの…ッ…?」
    弓削 サダメ:「それよりも、今日はどうしてこんなトコロに?」
    空堀音芽:「正直一緒に仕事する可能性あるオーヴァードのことは大体覚えてるから、忘れるってことができないだけかもね」
    空堀音芽:「今日は東雲チャンの借金の回収と妹さんの報告」
    東雲姫華:「倍にして返したんだからぐちゃぐちゃいうな上下ゆるゆる女」
    越後谷 透:「ああ、やっぱ東雲部長あの島にいるんスね?」
    聖護院美幸:「先輩方仲いいですね」
    灯 二尾:「おおー」
    空堀音芽:「いるよ」
    空堀音芽:「あそこは私の私有地だし勝手には来れないでしょ。オーヴァードの九郎さんもいるし」
    弓削 サダメ:「そうだ。部長の件」
    弓削 サダメ:「おい、姫華さん」
    越後谷 透:「九郎さん共々でダメならもう仕方ねえクラスですもんなぁ」
    東雲姫華:「さん付けできるなら敬語使え」
    弓削 サダメ:「アンタに使う敬語はねえよ」
    灯 二尾:「あっはは!仲が良いねえ」
    越後谷 透:事後報告だが、少年が滞在中の『実績スコア』もちゃんと聞いていた。
    弓削 サダメ:「それはそうと。やっぱりあったぜ、関連が。部長は不知火水月を調べていて……その途上で危険を察して逃げ出した」
    弓削 サダメ:「上がり特待の虎丸とか言うヤツも関わってる」
    東雲姫華:「あぁ、そいつはシメた」
    灯 二尾:「えっ速い」
    弓削 サダメ:「あぁ?」
    秋津有栖:「まだ生きてるんですよね、トラマル先輩……?」
    越後谷 透:「それ聞こうと思ってたのに!?」
    東雲姫華:「殺したら捕まるだろ」
    東雲姫華:「ただ、まだ終わってねェ」
    灯 二尾:「およよ?まだ面倒なことがおありですかい?」
    弓削 サダメ:「逃がしたンですか?」
    東雲姫華:「逃げられた。アイツには協力者がいる」
    灯 二尾:話ながらも姫華にセクハラするチャンスをうかがっている。
    秋津有栖:「オーヴァードって死体の一つや二つくらい隠せそうな気はしますけど……協力者、とは」
    灯 二尾:「協力者……」
    越後谷 透:「んー、旧校舎に出入りしてるって話はナントカ聞けましたけんども……」
    弓削 サダメ:「旧校舎ねぇ……」
    越後谷 透:「先輩が言ってた呪いもやっぱ関係してんのかね?なんか調べてたろ秋津」
    越後谷 透:「オンチ様だかなんだか。」
    秋津有栖:「ああ、クラスの女子に聞いて回ったら快く教えてくれたよ」
    灯 二尾:「ああ、七不思議の奴!」
    弓削 サダメ:「コミュ力あるな……転校生」
    灯 二尾:「もう噂になってたよ~秋津君。あたしのいたずら情報網の中でも」
    弓削 サダメ:「…………エフェクトは使ってないだろうな?」
    越後谷 透:(強いなぁ、秋津野郎…)何とも言えぬ敗北感がある。現状モテたら困る側なんだけども
    秋津有栖:「まさか? 普通にお願いしただけだよ。放課後に喫茶店を奢るのを代わりにね」
    灯 二尾:「ひゃー、いっけめーん」
    弓削 サダメ:「黙ってりゃあ、それなりに良い男なんだけどな」
    秋津有栖:「顔が良いと得だね」さわやかな笑顔
    灯 二尾:「あはは!」
    越後谷 透:「眼が据わってなきゃ平和なやつなんだけどなぁ……」しんみり。
    秋津有栖:「えぇっと……話して貰えたのは運痴様はこちさまという七不思議だね」
    秋津有栖:「お供え物と……輝かしい未来を代償に願いを叶える」
    越後谷 透:「また丁寧にロクでもない七不思議だなオイ……」
    灯 二尾:「むー……」見えないが表情が曇る。
    秋津有栖:「まあ言ってしまえばよくある『願いを叶える』類型民話だけど……この世界にはレネゲイドがあるからね」
    弓削 サダメ:「おいおい、そりゃあ……」
    灯 二尾:「そーゆーのろくなことにならないんだよねぇ、大概」
    弓削 サダメ:「”悪魔”みてーな話だな」
    灯 二尾:「どっちかっていうと”かみさま”じゃない?」
    弓削 サダメ:「まあ、古今東西どこにでも似たような話はあるか……」
    空堀音芽:「なにと関わって来たかで見方は変わるかもね」
    灯 二尾:「まーソウダネ。両方実例がいるもんねえ目の前に」
    東雲姫華:「願いって言うなら『踊り場の女神様』ってのもあったよな、クソアマ」
    空堀音芽:「いやん。あったねー」
    灯 二尾:「……うーん、その口ぶりからして空堀さんは女神さま?」
    越後谷 透:「女神!?」ガタッ
    弓削 サダメ:「あー……OBの諸先輩方の思い出トークはともかくとして」
    弓削 サダメ:「運痴様と虎丸成瀬、繋がりと言うには些か希薄だが、調べてみる価値はありそうだな」
    秋津有栖:「他の子から聞いた話だと、運痴様のご神体……ともいうべきものは祠にあるそうだ」
    灯 二尾:「ほうほう」
    秋津有栖:「場所は旧校舎の体育館裏。案外、たくさんお供え物があったりするかもしれないね?」
    灯 二尾:「旧校舎側かぁ、あんまり行ってないから気づかなかったよ」
    弓削 サダメ:「掘り起こしてみるか? 案外、スキャンダラスな物も見つかるかもしれないぜ」
    越後谷 透:「虎丸サンも見つかるかもしんねーしな。掘り起こすのはちとどうかと思うが代……」
    灯 二尾:「まーでも行ってみてから考えよ!関係あるのは間違いなさそうだし」
    越後谷 透:「まあ──そうだな。行ってから決めればいいか」
    越後谷 透:「正味、レネゲイドでガセ話が本当になり得るから厄介なんだしな……」
    弓削 サダメ:「スコップ借りてくぜ、姫華さん」
    東雲姫華:「あのバカ殺せたらそのまま埋めるのに使え」
    秋津有栖:「埋めるにしても、もっと証拠の残らない方法を見つけてからにしますよ」
    弓削 サダメ:「未来ある高校生に犯罪の片棒担がせんのはやめろ」
    灯 二尾:「こわ~。でもダイジョブダイジョブ、消すならあたし得意だから!」
    越後谷 透:「作戦が具体的!」顔が青い。
    弓削 サダメ:「はあ……コイツらには常識ってモンがないのかよ」 やれやれと首を振りながら
    弓削 サダメ:「じゃ、行くか」
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    灯 二尾:ロは保留、懲りずにブルゲを狙うぜ
    越後谷 透:ロイス満タン!購入行くぜ~!
    秋津有栖:ロイスはカンスト、購入はUGNボディアーマー
    灯 二尾:6dx+1
    DoubleCross : (6DX10+1) → 7[1,2,3,4,7,7]+1 → 8

    越後谷 透:俺もブルゲ班に入るとしよう
    秋津有栖:2DX>=12 調達・UGNボディアーマー
    DoubleCross : (2DX10>=12) → 6[4,6] → 6 → 失敗

    灯 二尾:お前本当に一度もくりらねえな!
    秋津有栖:終了です
    越後谷 透:4dx+3>=20
    DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 10[1,9,10,10]+5[5,5]+3 → 18 → 失敗

    弓削 サダメ:ロイスは保留で
    灯 二尾:おお
    越後谷 透:フッ……財産点、2!
    灯 二尾:ピッタリ!
    越後谷 透:全ツッパで買い時だな!欲しい人いるかい?
    灯 二尾:おいどんほしい!
    灯 二尾:16まで行けるようになるから大体の奴が抜けるようになるはず
    越後谷 透:んじゃ財産0にして購入!灯サンにプレゼントして以上だぜ
    灯 二尾:いえーい!
    弓削 サダメ:シューターズジャケット買いに行きます
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (73 → 75)
    弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=13 【調達】
    DoubleCross : (6DX10+9>=13) → 10[5,6,7,8,9,10]+7[7]+9 → 26 → 成功

    灯 二尾:サスガダァ
    弓削 サダメ:成功。ボデマ余ったので誰かいります?
    灯 二尾:くれるならもらいます(ガードがカスなので装甲ぐらいしか盛れる手段がない)
    弓削 サダメ:では、UGNボディアーマーを灯さんに渡してシューターズジャケットを着ます
    灯 二尾:いぇい!みんなからもらいまくり!
    弓削 サダメ:行動値が2減少して2に
    越後谷 透:繋がる心が君の力ってワケ
    GM

    ミドル6:旧校舎→獣心


    GM:ミドル6:『旧校舎』
    :予定を変更してください
    GM:ミドル6:『獣心』
    GM:シーンプレイヤー:全員
    GM:登場侵蝕をお願いします
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (82 → 84)
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (70 → 74)
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (56 → 57)
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (75 → 78)
    越後谷 透:いや初期侵食鑑みても落ち着き過ぎじゃね……?
    GM
    GM:翌日、放課後 旧校舎
    GM:グラウンドでは運動部の声が聞こえ、校舎からは吹奏楽部の演奏などが聞こえてくる放課後
    GM:しかし、旧校舎は校内の端にあり、木造建築のそれは築年数以上に古ぼけて見える
    GM:人がいなくなった建造物は不思議と古くなるのが早くなるという
    GM:ここにはもう人はいないのだと君たちは直感的に理解できるだろう
    弓削 サダメ:「ひゅ~~、いつ見てもボロっちい校舎だな。次に自身が来たら粉微塵になっちまうンじゃないか?」
    越後谷 透:「…………」ポケットに手を突っ込み、佇んでいる。
    灯 二尾:「物も寂しがってるんじゃないかなあ」じ、と古びた旧校舎を見やる。
    秋津有栖:「場所は裏手、だったかな」
    越後谷 透:(いずれ古ぼけていく建物と道具たちだ。)(ある意味で。俺の過ごしやすい所でもある)
    灯 二尾:「誰にも見られなきゃ消えちゃうだけだもんね」そっとささくれだった柱を慈しむように触る。
    越後谷 透:""きゅるん、と腕輪を回""す。""
    弓削 サダメ:「とはいえ、人がいない建物にも”意味”はある」
    弓削 サダメ:「人の存在が消えた土地は空っぽの”相”に想念を蓄えるからな。自ずとその手の”物語”の舞台となるだろうさ」
    越後谷 透:「まあまあ騒がしいな。モノ自体は結構あるぜ」
    灯 二尾:「視点の違いだねえ、なるほどなるほど」
    灯 二尾:「裏手だっけ、行こっ」
    弓削 サダメ:建物の奥を横目に見ながら、裏手へと回っていく
    越後谷 透:足音静かに、のんびり後へ続く。
    灯 二尾:何時も騒がしい彼女には珍しく、掌で壁を撫でながら歩いていく。
    聖護院美幸:「おっ、祠です」
    聖護院美幸:「案外しっかりしてますね……」
    GM:端材で作ったような、木製の祠がある
    GM:随分と長い時間を経ているらしく、形は歪みどこかがダメになっているのだろう
    灯 二尾:「ん……」ぱっぱと掌で埃を払う。
    弓削 サダメ:「こいつが七不思議に出てくる祠か」
    越後谷 透:「掃除もしとくけ。荒らすだけなのは流石に嫌だ」
    秋津有栖:「さて、どこから掘りますかね」
    弓削 サダメ:「まあ待ちな」 そう言いながら、スマホを地面に置く
    越後谷 透:校舎に残っていたほうきで軽く祠の汚れを落としている。
    灯 二尾:「掘る前に掃除しとこって……おお?」
    弓削 サダメ:「”探し物”なら……そいつはアタシの”相棒”の出番だぜ」
    弓削 サダメ:薄らと画面の上に半透明の蛇のような姿が浮き上がる
    越後谷 透:「ああ」「そっちは任せるぜ、弓削サン」
    弓削 サダメ:「悪事の証拠だ。探し当てろ”電脳伯爵”」
    弓削 サダメ:するりと、霊体の蛇が地面に浸透し……
    弓削 サダメ:「な……あぁっ…………!?」
    弓削 サダメ:弓削の、顔色が変わる。
    灯 二尾:「ん?どしたん?」
    越後谷 透:「ちょ、マジで変なの埋まってたのか!?」スコップ片手に駆け寄る
    弓削 サダメ:――――虎丸成瀬は呪われている。
    弓削 サダメ:「うるっせぇ……! 黙れ……!!」
    弓削 サダメ:ふらついた足取りのまま、両手で頭を抱えるようにして移動する
    弓削 サダメ:「ち、くしょう……黙れ……黙れよ!なあ!!」
    灯 二尾:「サダメちゃん!大丈夫!?」
    弓削 サダメ:「心配…いらねぇ……」
    聖護院美幸:「まだです」
    聖護院美幸:「ただ手を貸すことだけが友情ではありません」
    弓削 サダメ:「はぁ……! はぁ……!!」
    灯 二尾:「お、およよよ……」じっと見守っている。
    弓削 サダメ:「ココ……だ…………!」 一度掘り起こされたかのように土の色が違う地面を指差す
    越後谷 透:「よ、よし!」スコップで勢い良く……やっぱ慎重に掘り始める。
    灯 二尾:「そこね!?えいほ、えいほ!」自分のマフラー……武器にもなるそれを伸ばして掘り始める。
    秋津有栖:「便利だなあ、それ」灯のマフラーを物欲しそうに見ながら
    聖護院美幸:「貴方は貴方で心配しなさすぎですよ」
    灯 二尾:「そりゃ、あたしの特注だもんね!あげないよ!」ざっかざっか!ワイヤー機構により先端を掘りやすく曲げているのだ。
    越後谷 透:「と言うか掘るの手伝えや秋津!一応男手だろ!?」さく…さく…
    秋津有栖:「そりゃ俺は素人ですからね。心配するだけ無駄ですよ」
    秋津有栖:「スコップ、もう一つ持ってくれば良かったなあ……代わりますよ、エチゴヤ先輩」
    弓削 サダメ:「せかせか働け……転校生」 脂汗の滲んだ額を袖で拭いながら言う。
    灯 二尾:「サダメちゃんおつかれ!休んでて!」ざかざか!
    越後谷 透:「よし……俺土取り刷毛持ってくるわ……」てこてこ。
    秋津有栖:「よいしょ、っと」えっさほいさと土を掘り返す
    GM:君たちが土を掘り返す
    GM:何かにスコップが当たって、それを取り出せば
    GM:そこにあったのは『サッカーボールだった』
    秋津有栖:「空気はすっかり抜けてますね。文字が書かれてるけど土汚れが多くて読めないな……エチゴヤ先輩、刷毛見つかりました?」
    越後谷 透:""「……ちょい待ち。」"""""""
    灯 二尾:「たよれる越後谷先輩ですぜ!」マフラーはしゅるんと端っこの土を落として再び首に巻く。
    越後谷 透:喧しいな、と思う。俺の無意識だと分かってはいるが。
    越後谷 透:""""汚れが取れていけば行くほど、こ"""""""のサッカーボール""""から露にされる何かが、俺の警鐘を鳴らしている""。
    越後谷 透:「──書いてあんなぁ」「あんまし健全ではない文言が。」
    灯 二尾:「健全でない類の奴ですかい」
    越後谷 透:「ホレ」皆にサッカーボールと文字を見せます。
    弓削 サダメ:「健全なヤツはこんな場所にボールを埋めないからなぁ……犬か何かかよ」
    弓削 サダメ:「ん?」
    秋津有栖:「『聖護院美幸を殺す』」
    弓削 サダメ:「殺意バリバリじゃん」
    灯 二尾:「……ううーん、控えめに言って丑の刻参り!」
    秋津有栖:「『アタシが最強だ』」
    聖護院美幸:「わはは」
    灯 二尾:「狙われた側の反応としては薄いよう~」
    秋津有栖:「熱烈なラブコールですね、ショウゴイン先輩」
    越後谷 透:「気に障ったらアレなんですけど。」
    越後谷 透:「込める場所にしちゃあつまんねえ文言っスね」
    越後谷 透:歪んでいる。少なくとも、これを書いた時の文字は。
    越後谷 透:今もこの癖が続いているかは知らねえが。或いは『続ける為』にか?
    聖護院美幸:「そりゃあそうでしょう!」
    聖護院美幸:「虎丸成瀬はつまらない人間でしたから!」
    聖護院美幸:元気いっぱいにそう言う。いつもと変わらず、楽しそうに
    灯 二尾:「うーん、ちょっと同情するなぁ。かわいそ」
    越後谷 透:ちらと、変わらぬ先輩を見て。「呪いかあ。」
    聖護院美幸:「そもそも、特待体育科でオールラウンダーというのは無意味です」
    越後谷 透:「そんなもんでも気負わねえと、やってらんなかったか」
    聖護院美幸:「皆さんは大学は何をするところだと思いますか」
    灯 二尾:「えっ?おベンキョ……」
    秋津有栖:「研究、かな」
    越後谷 透:「……」「勝ちまくりモテまくりのキャンパスライフ……?」
    弓削 サダメ:「コネ作り……かな?」
    灯 二尾:「たぶん越後谷先輩のは違うと思う!」ぱさぱさ。刷毛で頭を払ういたずら。
    越後谷 透:「はぷはぷはぷ…」髪に土が塗される
    灯 二尾:「で、正解は実際の所なんなんです?」
    聖護院美幸:「より専門的な学習です」
    灯 二尾:「せんもん……」
    聖護院美幸:「まぁ、現代の価値基準的にそうではないのは知っています。ただ、義務としての教育は中学校で終わりますし」
    聖護院美幸:「自由意思による高等学習は高校で終わります」
    聖護院美幸:「特待……に限らず、本来スポーツ選手はその競技の専門家です」
    聖護院美幸:「私や成瀬は何でもできるがゆえに専門競技がありません。ですが、それで許されるということはありません」
    聖護院美幸:「一応、高等部に上がるときに私もボクシングに競技自体は定めましたしね」
    越後谷 透:「より得意なやつ……というか、『一番続けたい競技』を決めろ、って事っスか。」
    灯 二尾:「ほほう……?」
    灯 二尾:「……つまり、オールラウンダーで何でもできる意味がない……って事?」
    弓削 サダメ:「……その分野で一番になれる道がなければ諦めろってコトか」
    灯 二尾:「…あ、もしかして…だから普通の特待になったのかなあ?」
    弓削 サダメ:「ま、言われてみれば当然な話だな」
    秋津有栖:「ショウゴイン先輩の方がトラマル先輩よりオールラウンダーとしては上手、ということかな」
    越後谷 透:「オールラウンダーを続けるって事は、どのスポーツも程々に触り続けるワケだ」
    越後谷 透:「当然、一ジャンルにつぎ込む時間は一本に絞った人間より減る」
    弓削 サダメ:「それじゃあ、それじゃあだ」
    弓削 サダメ:「サッカーの最強に本田圭佑がいて、野球の最強に大谷翔平がいるとして……」
    弓削 サダメ:「虎丸成瀬はいったい”何”の最強を目指したンだ?」
    弓削 サダメ:「そしてそれは……」 聖護院美幸を見る
    越後谷 透:「悪い、俺イチロー派。」細かい。
    灯 二尾:「あ、あたし古田!」
    弓削 サダメ:「アンタを殺さなければ到達できない最強なのか?」
    弓削 サダメ:「おぉいい!!話のコシを折るな!」
    聖護院美幸:「……成瀬は何でもできるから正直他人を見下していました」
    灯 二尾:「ごめんねえ」えへへ。
    越後谷 透:「ぷえぷえぷえぷえ……」バサバサ刷毛が乗る。
    聖護院美幸:「成瀬によって心を折られて普通科に行った生徒も知っています」
    聖護院美幸:「それでも私は、彼女と心を通わせたかったです。成瀬はそれを鬱陶しがってましたが」
    聖護院美幸:「成瀬がつまらないと思っているのが分かりましたから」
    聖護院美幸:「私も、何でもできるから退屈でした。私には私以上に異常な姉がいましたから退屈はそこまでなかったですが」
    灯 二尾:(それもそれで大変そーだけどなあ。見てくれる人がいるってのはいいことだよね)
    秋津有栖:「持つ者の悩みですねえ」
    越後谷 透:「その姉貴さんは大丈夫だったんで…?」
    聖護院美幸:「姉は生まれつきのホルモン異常で筋肉が過剰に発達する体質と抜群の運動神経だったのでその気になれば全競技で世界新記録を出せます!」
    弓削 サダメ:「……傲慢な、いや幸運な話ですね」
    灯 二尾:「こわ~」
    灯 二尾:「まあレネゲイドがある時点で大体何でもありだからねぇ」
    越後谷 透:「何も理由が無かったら逆に怖い奴だなソレ……」
    聖護院美幸:「少し話が逸れましたが、成瀬がなりたかったのは」
    聖護院美幸:「何の最強というものではないです」
    灯 二尾:「およよ?」
    聖護院美幸:「私は昔、成瀬にサッカーで勝ちました。それで彼女がなにか目標を見つけてくれればと思ってのことでしたが……」
    聖護院美幸:「結果的には奮起することも、折れることもなく、彼女は曲がりました」
    聖護院美幸:「なにをしても、二度と負けない。どんな競技でも……より原初的な、闘争にも」
    聖護院美幸:「虎丸成瀬はオールラウンダーのまま、最強になりたがった。負けてなお、目標というものを定められなかったから」
    弓削 サダメ:「あー……なるほどなぁ」
    越後谷 透:「……誰が悪いって訳でもないんでしょうが。」
    灯 二尾:「それは…………なんて言うか、うーん……」
    秋津有栖:「なるほど、行き場がないんですね」
    灯 二尾:かわいそう、とは違うし、さりとて何というべきか。
    越後谷 透:「うっかり最強の目標に収まっちまったんスね、聖護院先輩が。」
    弓削 サダメ:「最強の座を譲っちまったらどうなんです、ってのはちょっと難しいか」
    弓削 サダメ:「そうまで拗らせてると生半可な事じゃあ納得して”勝って”くれないでしょうし」
    灯 二尾:「まあねえ、多分それだと殺すまで収まらないよ~」
    聖護院美幸:「まぁ学生らしいというかなんというか」
    聖護院美幸:「私よりも姉の方が強いですし、姉よりも姉の大学の先輩の方が強いです」
    弓削 サダメ:「修羅かよ」
    秋津有栖:「ジャンプみたいなインフレしますね」
    灯 二尾:「上には上がいる、ってやつ~」
    越後谷 透:「キリが無いんだよなぁ……」
    :君たちは、知ってしまった
    :知らないことは恥ではない
    :しかし好奇心は猫を殺す
    :背景は繋がり、君たちは世界の駒として盤面を変えていく
    :その変化は君たちの心に関わらず襲い掛かってくるものだが
    :もう知らなかった君たちには戻れないのだから
    虎丸成瀬:「見つけた」
    GM:それは、急発進する重機のようだった
    GM:弾けるように旧校舎の窓が割れて、飛び出してきた黒い影が聖護院を吹き飛ばす
    聖護院美幸:「うおっ、成瀬!」
    弓削 サダメ:「げぇっ!? 噂をすれば!」
    灯 二尾:「……うーん、窓が割れるのもったいない」
    越後谷 透:「ウワーッ!?ご本人!!!」サッカーボールを慌てて地面に戻す。
    秋津有栖:「おお、本人だね」《ワーディング》を行使
    GM: 
    虎丸成瀬(とらまる・なるせ) 所属:高等部特待普通科三年
    身長:170cm
    誕生日:10月10日
    血液型:AB
    検体名:悪鬼エネミー
    欲しいもの:勝利
    虎丸成瀬:「ぶっ殺し」
    GM
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    弓削 サダメ:ロイス取得はなしで
    秋津有栖:ロイスはカンスト、購入はボディアーマー
    灯 二尾:ロイスはおいといて、購入はうーん
    秋津有栖:2DX>=12 UGNボディアーマー
    DoubleCross : (2DX10>=12) → 5[2,5] → 5 → 失敗

    秋津有栖:終了です
    灯 二尾:まあぼでまるか
    灯 二尾:6dx+1
    DoubleCross : (6DX10+1) → 10[2,4,5,6,6,10]+7[7]+1 → 18

    越後谷 透:ロイスはいっぱい、購入は……盾のアプデでいいか。
    弓削 サダメ:いよいよ買う物がなくなってきました
    灯 二尾:やっと回った、手に入れて秋津君にシュゥゥーッ
    弓削 サダメ:ブルゲとか使う人います?
    灯 二尾:1本はもらったからまあ……ってぐらい
    秋津有栖:ボデマを貰えた。ようやく装備です
    越後谷 透:いや、侵蝕上げときたいしセルフブルゲにしよう!
    越後谷 透:4dx+3>=20
    DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 8[2,6,6,8]+3 → 11 → 失敗

    弓削 サダメ:ブルゲ買いに行きます
    越後谷 透:流石に回らんな。以上だぜ!
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (78 → 80)
    弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=20 【調達】
    DoubleCross : (6DX10+9>=20) → 10[1,1,9,9,9,10]+6[6]+9 → 25 → 成功

    弓削 サダメ:成功!&ブルゲを越後谷さんにシューッ!
    越後谷 透:超!エキサイティン!(受け取って以上です!)

    ミドル7:危険区域


    GM:ミドル7:『危険区域』
    GM:シーンプレイヤー:全員
    GM:登場侵蝕をお願いします
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (84 → 90)
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (74 → 80)
    越後谷 透:うおお!やるぜッ!
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (57 → 63)
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (80 → 90)
    弓削 サダメ:テンションが上がってきた
    越後谷 透:最大侵蝕差27、何?
    灯 二尾:一人だけ落ち着きすぎ
    越後谷 透:これがモテる漢の余裕……ってコト!?
    弓削 サダメ:モテる男は違う……!!
    GM
    虎丸成瀬:「はぁ……はぁ……」
    虎丸成瀬:「げほっ……」
    虎丸成瀬:口の端に血
    虎丸成瀬:「……あァ?」
    虎丸成瀬:「……なんでお前生きてる」
    弓削 サダメ:「言われてンぞ、転校生」
    灯 二尾:(というか本当にボコされたんだ……)
    秋津有栖:「人徳かな。日頃の行いが良いんですよ、俺」涼しい顔
    越後谷 透:""「あっちもそれな""りに手負いなん……?」""騒がしい"サッカーボールをこっそり背中に隠している。"
    灯 二尾:「行い良くてそれなら貯蓄がもうないと思うんだよねえ」
    虎丸成瀬:「……」
    虎丸成瀬:「あん時は、加減しなかったが上限を叩いたわけでもねぇ」
    灯 二尾:(あ、意外と根に持つタイプだ)
    虎丸成瀬:「それに、あの顎の壊し方でいまそうなってるわけねぇ」
    秋津有栖:「ははは、そりゃあバレますか」
    弓削 サダメ:「どうせなら、もっと上手く壊してくれりゃあ良かったンだけどなぁ」
    弓削 サダメ:「お前の壊し方が中途半端だったせいで、口の減らないガキのままピンピンしてるぜ」
    越後谷 透:「まーここまで秘密暴くのが生きがいの奴もそうそう居ねえもん。」
    灯 二尾:「こわいねえ」
    越後谷 透:「虎丸サンも……まあ……よゆーで悪い方だけど、若干同情ポイント入るな。」
    弓削 サダメ:「とはいえ、だ。やり過ぎなんだよ、アンタは」
    越後谷 透:ちょっと評価が甘い。別嬪さんなのは多分関係ない…と思いたい。
    弓削 サダメ:「転校生の悪戯が霞むくらいに、暴力をやり過ぎちまってる」
    灯 二尾:「その割に満たされないんだからまあたまったもんじゃないよねえ」
    虎丸成瀬:「だったらどうする」
    虎丸成瀬:「アタシを止めたいなら、殴り合いで決めるか」
    秋津有栖:「あ、そういう話になるんです、これ?」振り返り、護法クラブの三人を見る
    灯 二尾:「なるも何も、向こうがやる気なんだからしょーがないよ」
    灯 二尾:「そうしないと納得もしないだろうし」こきこき首を鳴らす。
    聖護院美幸:「あいたた……」
    越後谷 透:「最初会った時に言っただろ?」「『あれ以上の袋叩きになるかも』って。」
    弓削 サダメ:「はぁ…… 暴力でなんでも決めようって連中はこれだから」
    弓削 サダメ:「卑怯とは言わねぇだろうな? ゴリラ女」
    越後谷 透:「少なくとも護法クラブの場合、殺し合いこういう時を指す。」
    越後谷 透:デニムジャケットの前を開き、内ポケットの道具おたから達が揺れる。
    越後谷 透:「純殴り合いだとフツーに負けるんで、」
    灯 二尾:ひゅん、マフラーを振って一本の棒状に捻じる。
    越後谷 透:「オールラウンダーバーリトゥードになりやすが。宜しいんで?」
    灯 二尾:「向こうから降ってきたんだしいいでしょ。やっちゃおうよ」バトンのように回す。
    弓削 サダメ:「構わねぇんじゃないの?」 鞄から取り出したモバイルPCがバチバチと緑色の火花を散らしながら変形……拳銃ハンドガンの形状となる。
    秋津有栖:「好戦的だなあ、皆さん」前の学校ほどじゃあないけど、と付け加えて間合いを目測で測る
    虎丸成瀬:「痛みを与えてやる」
    虎丸成瀬:「まとめてかかってこい」
    GM:判定を行います
    越後谷 透:おお
    GM:行動値順に行動、任意の技能使用。エフェクト使用可能。全員の達成値が60以上で成功。失敗した場合、3d10のダメージを受けてもらいます(装甲有効)
    灯 二尾:た、達成値かぁ……()
    :検体名:悪鬼、力を示してください
    虎丸成瀬:《???》起動
    虎丸成瀬:個人の達成値が13を下回った時、2d10のダメージ
    越後谷 透:……ふーん?
    越後谷 透:ナメた攻撃かましたら当然反撃が入るってワケ
    灯 二尾:ヌウーッ
    秋津有栖:なるほどね
    弓削 サダメ:むむ……
    GM:では判定を行ってください
    灯 二尾:では私からか
    灯 二尾:出来る事なんて一つしかねえ!マイナー無しでメジャー!
    灯 二尾:フィフィネラのくすぐり:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション:白兵》:4(7)dx7-1:攻撃6+1d:侵蝕+4
    灯 二尾:喰らえこの命中不安の攻撃を―ッ!
    越後谷 透:フッ……妖精は任しといて下せえよ
    灯 二尾:6dx7-1
    DoubleCross : (6DX7-1) → 10[2,2,4,5,9,10]+10[1,9]+10[9]+2[2]-1 → 31

    灯 二尾:ワオ
    虎丸成瀬:は?
    弓削 サダメ:半分削った!
    灯 二尾:大分跳ねた
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を4(→ 4)増加 (90 → 94)
    灯 二尾:残り29!つぎにぱーす!
    弓削 サダメ:これは順番が回ってこないかもしれないなぁ
    越後谷 透:じゃ、今回の主役君に譲るとすっか~
    秋津有栖:ではいきます
    秋津有栖:マイナー▼《原初の青:完全獣化》(侵蝕+8)
    秋津有栖:効果:完全獣化。
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を8(→ 8)増加 (80 → 88)
    秋津有栖:メジャー▼《C:エグザイル》+《伸縮腕》(侵蝕+4)
    秋津有栖:(6+3-1)DX7 白兵
    DoubleCross : (8DX7) → 10[1,2,4,4,5,7,8,10]+10[3,6,7]+10[7]+3[3] → 33

    秋津有栖:フンッ
    灯 二尾:終わった!
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を4(→ 4)増加 (88 → 92)
    弓削 サダメ:押し切った!
    越後谷 透:やったぜ!
    秋津有栖:あ、原初青+1だから完全獣化7ですね
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を-1(→ -1)増加 (92 → 91)
    GM:判定成功です。侵蝕率が上げたい場合は判定してもらって大丈夫です
    越後谷 透:あ、んじゃ俺やりたーい!
    越後谷 透:マイナーは無しで良いな。メジャー!
    越後谷 透:コンセ3+ダンシングシミター7!/コンボ:サタデーナイトフィーバー!
    越後谷 透:適用武器は7、ダイスはエンチャント×3補正込みで9個!
    越後谷 透:9dx7+4 チャーッ!
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,1,1,4,4,6,8,10,10]+10[2,9,10]+10[8,9]+10[1,9]+10[7]+5[5]+4 → 59

    灯 二尾:アイエエエ……
    秋津有栖:デッカイ
    越後谷 透:決まったな……(どやぁ)
    虎丸成瀬:特待普通科に向かってなんだその達成値は
    灯 二尾:真の支配者は越後谷君だったというわけね
    越後谷 透:侵蝕68へ!
    弓削 サダメ:でっか……
    GM:では演出していきましょう
    秋津有栖:では演習いきます
    秋津有栖
    秋津有栖:覚醒から半日と少し。重要なのは想像イメージだ。そう秋津有栖は結論づけている
    秋津有栖:「より遠くまで、より伸びるように」灯の使っていたマフラーのように
    秋津有栖:関節の境は曖昧になり、肘から肩までがしなやかにうねる
    秋津有栖:「疾ッ」彼我の距離は五メートル以上。秋津の拳は「伸びて」その距離を瞬く間にゼロにする
    秋津有栖:虎丸が反応するより早く腕は鋭角に曲がり、死角から打突を浴びせた
    秋津有栖:「これじゃ軽いな……もっと重くて鋭いようにしないと」
    虎丸成瀬:見えた、確かに見えていた
    虎丸成瀬:だが、回避するよりも早く敵の攻撃は到達し
    虎丸成瀬:防御するよりも早く内臓の痛みが口から血を吐かせた
    虎丸成瀬:故に失敗した
    虎丸成瀬:「この……っ」
    灯 二尾:す  ぱぁん! その呻きを漏らした時にはすでに。
    灯 二尾:視界には黄色と黒の警戒色。マフラーが叩きつけられて更にのけ反らせる。
    灯 二尾:「楽でいいね、一人でやるより」
    灯 二尾:ふっ。 そして再び気配が途切れる。
    虎丸成瀬:苛立ちが加速する
    虎丸成瀬:「もっと……もっとだ……」
    越後谷 透:びーっ。"─"びーっ。「とか言ってますが。ボール君」"──"
    越後谷 透:片手間に取り出したダクトテープで、穴の開いたボールを修繕していく。
    越後谷 透:「あーあー、雑でも治して行きゃあ更にハッキリ聞こえるぜ。」越後谷透の耳に届く無機物の声は
    越後谷 透:「"かなしいよう""いたいよう"って。捨てられたボールが泣いてらあ」己の無意識がそうあれかしと嘯く、妄想の産物である。
    越後谷 透:そのことを、彼は既に気づいて/知っている。その上で泣き声が、響かぬ耳に届いている。
    越後谷 透:「……嫌だよなあ。こんな見捨てられ方は」クルクルとボールを指で回し
    越後谷 透:何も吹き込まれていないボールが、"膨らんでいく"
    越後谷 透:「俺の自己満足だとしても。お前にゃそうする権利があると、俺が決めた」
    越後谷 透:そっと、なにかを詰めたボールが転がり。利き足を振りかぶる
    越後谷 透:「──かまして来いよ、『友達』としてッ!」まあまあ勢いよく蹴飛ばされたボールは
    越後谷 透:名伏せ難き曲線を描きながら猛加速し──勢いよくかつての友を弾き飛ばすッ!
    虎丸成瀬:衝突する。痛みが来る
    虎丸成瀬:目に血が走る
    虎丸成瀬:そうだ、その目だ
    虎丸成瀬:そうだ、この感覚だ
    虎丸成瀬:人生で片手で足りるほどの敗北
    虎丸成瀬:その時にいつも感じるもの。それは喪失感であり悔しいという感情であり、なにより
    虎丸成瀬:自分を見下ろそうとする相手の目に対する怒りが湧いてくる
    虎丸成瀬:「足りねぇ、もっと……食わせろ!」
    虎丸成瀬:「う゛お゛ああああああああああああああああああ!」
    虎丸成瀬:殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、自分を惨めにするものを自分を怒らせる全てを
    虎丸成瀬:血の泡を吐きながら、倒れそうになりながら突進してくる
    越後谷 透:「へへ」新たに取り出したリールを握り、不敵に笑っている。
    越後谷 透:「今日一番の別嬪さんじゃあないですか、虎丸サン」
    弓削 サダメ:「顔色悪いけど大丈夫かよ? 保健室でも連れて行こうか?」
    弓削 サダメ:煽りながら、変形した銃口の先を血を吐きながら暴走する彼女に向けて……
    弓削 サダメ:「いや……」
    ???:「はい、そこまでー」
    弓削 サダメ:「やはり来たか」
    GM:まるで、地面から生えるように女が現れて
    灯 二尾:「む」ゆらりと陽炎じみて気配が揺れる。
    弓削 サダメ:「東雲姫華は言っていたな……虎丸成瀬には協力者がいる・・・・・・、と」
    弓削 サダメ:「それはアンタか?」
    ???:「部分的にそう」
    越後谷 透:「……」シルシルと、ワイヤーリールを転がしている。
    越後谷 透:「もっと一杯いる感じで?」
    灯 二尾:(やっちゃう?)ちら、と気配がそう伺う。
    ???:「初めまして。皆さん」
    ???:向かってくる虎丸に背を向けて
    ???:「デリバリー、虎ちゃん運んじゃってね」
    虎丸成瀬:「てめ……!」
    虎丸成瀬:その体が地面に飲み込まれるように消える
    ???:まるで舞台のように恭しく頭を下げてみせる
    ???:「特待普通科二年、新喜多ほのかと申します」
    新喜多ほのか:「以後お見知りおきを」
    新喜多ほのか 所属:高等部特待普通科二年
    身長:160cm
    誕生日:11月2日
    血液型:AB
    検体名:煉獄バック・イン・ブラック
    オーダーメイドするなら:寝るのにいい棺桶
    越後谷 透:「お、同級生」ひらひらと手を振って応える。
    秋津有栖:「どうも、シンキタ先輩。俺は秋津有栖。転校生、一年生です」
    弓削 サダメ:「また特待普通科か……ついこの前まで全然見かけなかったくせに、今頃になって大勢沸いてきやがる」
    弓削 サダメ:「春先の昆虫か何かかよ」
    灯 二尾:「矢鱈と騒がしくなってきたねえ」
    秋津有栖:「今の技……”興味深い”ですね」しゅるり、と秋津の指先がほどける
    弓削 サダメ:「ドトンの術は忍者小説の中だけにしてくれよ。転校生が興味持っちゃったじゃねーか!」
    灯 二尾:「しかし部分的にとはどういうことでせう?」
    新喜多ほのか:「ありゃあ私の仕事じゃあないから」
    新喜多ほのか:「もーやだなーそうやって情報抜く気なんでしょ」
    越後谷 透:「まあ……デリバリーさん?がいる事はわかっちゃったしな……」
    弓削 サダメ:「抜けるモンなら底まで抜いておきたいが、そう簡単に話す気はないんだろ」
    灯 二尾:「まあねえ」
    新喜多ほのか:「そうだねぇ」
    新喜多ほのか:「あ、ちょっと被った。おそろっち」
    新喜多ほのか:「あ、違う違う。私はさ、話し合いに来たんだよね」
    秋津有栖:「話し合いですか」
    灯 二尾:「おそろーい!およよ」
    越後谷 透:「フッ……できりゃあプライベートで親交を深めたい所ですが。」
    越後谷 透:キリッとした顔(のつもり)。
    弓削 サダメ:「へぇ……話の通じないゴリラ女よりは理性的ってワケか」
    灯 二尾:「まあ聞くだけ聞くのはいいと思うけど」
    新喜多ほのか:「もー事実でも名誉棄損になんだからねー?」
    秋津有栖:(気絶させて記憶抜いたほうが早いと思うけどなあ)と思いつつ黙って先輩たちの動きを見ている
    弓削 サダメ:「話し合いをするのに、この場所は野暮だろう? なんなら、サイゼに席でも取っておくか?」
    新喜多ほのか:「あ、これ虎ちゃんには内緒ね? ゴリラっていうと嫌がるんだ。フェレットが好きだから」
    弓削 サダメ:(体格に似合わねぇな……)
    新喜多ほのか:「いやいや、ここでいーよ。時間は取らせないしね」
    新喜多ほのか:「私たちも、ちょっと色々あってね」
    越後谷 透:「色々ぉ?」
    灯 二尾:「いろいろ……」
    新喜多ほのか:「部長さん、失踪中でしょ? 可能なら私たちもそっちの部長さんにリソース割きたくはないわけ」
    新喜多ほのか:「だからね、もう私たちは手出ししないから帰ってきてもいいよって言って欲しいの」
    弓削 サダメ:「言っとくがなぁ」
    新喜多ほのか:「たださぁ一応私たちとしては向こうから手を出してきたからね? ちょっと譲歩をしてもらいたいの」
    弓削 サダメ:「部長の失踪がアタシらの弱点になると思ったら大間違いだぜ」
    灯 二尾:「というより、譲歩って何要求してくるつもり―?」とんとん。右足で地面を軽くたたいている。
    越後谷 透:「だいたいそういう話がどういうオチになるかってのも読める気はしやすが?」
    越後谷 透:「まあ言ってみるだけならタダだ。程よく聞き流そうじゃねえの」
    灯 二尾:「んだべさんだべさ、という事で言ってごらんなさい」
    新喜多ほのか:「二度とうちの周りを嗅ぎまわらないで欲しいって誓ってもらいたい」
    新喜多ほのか:「……あ、それかそこの君……たしか新入生だっけ。君の内臓とかでもいいよ?」
    弓削 サダメ:「後ろめたいところがあるって白状してるようなものだな」
    灯 二尾:「うーん…………」(それは無理そうだよなあ、ぶちょーの性格的に……)
    灯 二尾:「内臓……そう言うご趣味で?」
    秋津有栖:「残念。先輩たちが嗅ぎ回らないのはともかく……」
    越後谷 透:「んー」「俺個人なら考えたけども。多分相当ヒキ悪いぜアンタ」
    秋津有栖:「俺は、止まらない。そんなに”興味深い”ことを言われたらね」
    越後谷 透:「よりによってこの秋津野郎にその要求をしちまった時点でな」
    灯 二尾:「まだ一日くらいしか付き合いないのに大体もうわかるもんねえ」あきれてる。
    弓削 サダメ:「無理だろうなぁ……アタシには無理だ。コイツを止めンのは」
    新喜多ほのか:「んー」
    新喜多ほのか:「じゃあ内臓でもいいよ。死ぬと思うけど」
    新喜多ほのか:「覚醒からそんなに経ってないだろうし、君たちの組織にも入ってないと思ったから」
    新喜多ほのか:「無辜の生徒を死なせるくらいなら〜ってなると思ったけどならないんだ。案外怖いね」
    越後谷 透:「逆だよ逆。」ひらひら
    弓削 サダメ:「無……辜……? コイツが……?」
    灯 二尾:「あははは!」
    秋津有栖:「本当にひどいですよね、こんなにか弱い一般人を殺すなんて」
    越後谷 透:「死んだ程度じゃこいつは止まんねえから」「もう無意味な交渉になってんの。」
    灯 二尾:「そう言うわけで決裂するしかないよねえ。しょうがないね」
    越後谷 透:「この秋津野郎をナントカ叩きなおしてえからその方向で協力できねえ?とむしろ言いてえ位」
    弓削 サダメ:「悪いな。転校生がもう少しまともな奴だったら少しはアンタらの話に乗ってやっても良かったんだけどさ」
    秋津有栖:「あっはっはっは、叩いて治るようなら俺は転校なんてしてないですよ、エチゴヤ先輩」
    越後谷 透:「ふへへへ!だよな~!」ケラケラと笑う。
    灯 二尾:「三つ子の魂百まで~いぇーい!」
    弓削 サダメ:「はぁ…… まあ、そんなトコだ」
    新喜多ほのか:「はぁ〜あ。貧乏くじじゃん」
    新喜多ほのか:「虎ちゃん死にそうだったから割って入ったけど、確率的には五分五分だったし静観しとけば良かった」
    灯 二尾:「後悔先に立たず!」びしっ!
    越後谷 透:「デリバリーさん呼ぶんなら、今がお安いですぜ?」クルクルと腕輪を回す。
    弓削 サダメ:「で、虎丸成瀬のヤツはどっかに逃げちまったけど」
    弓削 サダメ:「アンタが代わりに捕まるワケ?」
    弓削 サダメ:「こっちだってなぁ……部長が帰って来ねえと困るンだよ……」
    弓削 サダメ:「部長の安全確保のためだ。ここで人質にでもなっておけよ」
    新喜多ほのか:「えー」
    新喜多ほのか:「じゃあ抵抗するかぁ。拳で」
    灯 二尾:「結局やることになるんだね、おっけーおっけー」
    秋津有栖:「拳で」新喜多の柔らかそうな手を見る
    弓削 サダメ:「……今思ったンだけど、この構図、普通にアタシらの方が悪者みたいだな」
    秋津有栖:「四対一だと弱い者いじめみたいですね」
    越後谷 透:「俺もそう思うから逃げてもいいよって言ったの代???」
    灯 二尾:「勝てばいいんだ勝てばー、ってね」
    弓削 サダメ:「くそっ! もうヤケだ! お前ら、全力でコイツを拉致るぞ!」
    灯 二尾:「冗談はさておいて、オーヴァード戦闘において人数よりも異常に強い一人がいるかとかのがヤバかったりもするし」
    灯 二尾:「油断せずにぼてくりこかそう!」
    秋津有栖:「へえ、一人で百人力ですか……”興味深い”ですね」目の前の新喜多がそうあればいいなと思いつつ、距離を目測で測った
    GM:シーンカット
    GM:ロイスの取得と購入が可能です
    灯 二尾:ろいろいろい! 秋津 有栖 ◎おもしろ!/割と迷惑気質?
    秋津有栖:ロイスはカンスト、購入は……なんだっけクリスタルシールドが欲しいんでしたっけ
    弓削 サダメ:ロイスは虎丸成瀬に 結構気合が入ってる/〇めんどくせー奴! で取得
    秋津有栖:3DX>=25 調達・クリスタルシールド
    DoubleCross : (3DX10>=25) → 10[8,9,10]+6[6] → 16 → 失敗

    越後谷 透:秋津のロイスをP反転して購入!
    秋津有栖:終了です
    越後谷 透:俺もやることないのでセルフクリシーを……狙う!
    越後谷 透:5dx+3>=25
    DoubleCross : (5DX10+3>=25) → 10[3,4,8,9,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗

    灯 二尾:折角だからあたしもあたしも!クリシー!
    灯 二尾:6dx+1
    DoubleCross : (6DX10+1) → 10[4,4,9,9,9,10]+3[3]+1 → 14

    越後谷 透:まあ上触れ狙いだったしいっかあ!以上だぜ
    弓削 サダメ:秋津くんのロイスを 〇かなり出来る奴/放っておくとヤベぇ!! に変更します
    灯 二尾:だめーん!
    弓削 サダメ:それじゃあ、試しに購入でクリシー狙います!
    越後谷 透:眼が据わってんだよなぁ……
    弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》使用
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (90 → 92)
    弓削 サダメ:(5+2)dx+1+8>=25 【調達】
    DoubleCross : (7DX10+9>=25) → 10[3,4,7,7,7,9,10]+6[6]+9 → 25 → 成功

    弓削 サダメ:おっと、成功!
    弓削 サダメ:使いたい方いますー?
    越後谷 透:じゃあおれほちい!ジュラルミン盾を下取りで回せます
    灯 二尾:ガードは雑魚なので盾はダイジョブ!
    弓削 サダメ:では、クリスタルシールドを越後谷さんにシューッ!!
    灯 二尾:超!
    越後谷 透:エキサイティン!!!
    GM

    クライマックス:青い好奇心


    GM:時が流れて、いつの間にかグラウンドにいた生徒たちも帰っている
    GM:そんな中、君たちは対峙している
    GM
    GM:クライマックス:青い好奇心
    GM:シーンプレイヤー:全員
    GM:登場侵蝕をお願いします
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (94 → 102)
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (92 → 101)
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (91 → 101)
    灯 二尾:ド ン★
    越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (68 → 72)
    灯 二尾:たった一人の最終決戦(侵蝕が)
    越後谷 透:おい最大差30入ったぞ……?
    GM
    新喜多ほのか:「うーん、負けたらちゃんと手ぇ引いてもらお〜」
    新喜多ほのか:周囲に青白い炎の蝶が舞う
    越後谷 透:「ま」「お互い程よく手の内見せる感じになるかね~」ぽーい。
    越後谷 透:後ろ手に放り投げたリールから透明なワイヤーが繰り出し、空になったリールが地面に落ちる。
    弓削 サダメ:「アンタが負けたら大人しく拉致られてもらうぜ……」 握りしめた拳銃が淡い緑色の光を纏う。
    灯 二尾:「よしよし、話もまとまった。やろっか」しゅるん。
    灯 二尾:くるくるとマフラーを鞭めいて回し始める。
    越後谷 透:「しゃーねえなぁ~」ぱかっ/ちゃ かっ
    越後谷 透:懐の辞書から覗く自作の改造リボルバーサタデーナイトスペシャルを抜き取り、悠々と弾込めを始める。
    越後谷 透:EE:《テレキネシス》……適用開始。
    秋津有栖:「エチゴヤ先輩も面白い物持ってるんですね。前の学校でよく見ましたよ」
    灯 二尾:「治安~」
    弓削 サダメ:「それは……かなり引くな」
    越後谷 透:「俺もUGNに入るまで大っぴらに持ち歩きはしなかったのヨ……?」はらはら。
    GM:青い炎が揺れて、目の前の女が包まれていく
    GM:その瞬間、君たちは理解した
    GM:“この敵は普通では無い”
    GM:FHの威圧とは違う動物的本能による反射が君たちのレネゲイドを躍起にさせる
    GM:目標値9の衝動判定を行ってください
    灯 二尾:5dx
    DoubleCross : (5DX10) → 10[1,3,4,10,10]+6[3,6] → 16

    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (102 → 110)
    灯 二尾:それなり!
    弓削 サダメ:(2+3)dx+0>=9 【意志】
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[1,1,4,8,9] → 9 → 成功

    秋津有栖:5DX+1>=9 意志
    DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[1,6,6,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

    秋津有栖:未知への憧れは止まらないんだ
    越後谷 透:3dx>=9 こわいぜ……
    DoubleCross : (3DX10>=9) → 3[1,1,3] → 3 → 失敗

    弓削 サダメ:意思が強い
    灯 二尾:一人だけ凄い小さい
    灯 二尾:こんな所でもとはね
    越後谷 透:一回位使っとくか……〈妖精の手〉!
    越後谷 透:3をクリティカルさせちゃお
    越後谷 透:1dx+10>=9
    DoubleCross : (1DX10+10>=9) → 9[9]+10 → 19 → 成功

    弓削 サダメ:おおっ!?
    弓削 サダメ:意志が強い
    越後谷 透:ヨシ!侵蝕76に上げつつ衝動分!
    越後谷 透:2d10+76
    DoubleCross : (2D10+76) → 17[9,8]+76 → 93

    秋津有栖:2D10 衝動侵蝕
    DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19

    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2D10(→ 11)増加 (101 → 112)
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を19(→ 19)増加 (101 → 120)
    灯 二尾:一気に行った!
    秋津有栖:ずっと登場侵蝕とか衝動侵蝕が殺そうとしてくるんだけど!!
    越後谷 透:お!一気に追いつい…………てない…………(侵蝕93へ!)
    灯 二尾:あこがれは止められねえんだ
    GM
    GM:エンゲージ
    新喜多(8)----10m----灯(11)秋津(6)越後谷(6)弓削(2)
    ()内は行動値

    新喜多ほのか:「さぁて、お手並み拝見」
    :検体名:煉獄、開示
    新喜多ほのか:オリジナルDロイス
    新喜多ほのか:《検体名:煉獄》
    灯 二尾:なんだあっ
    新喜多ほのか:┗オリジナルエフェクト《プルガトリオの祝福》を取得
    新喜多ほのか: このDロイスはEロイスひとつ分としても扱う。
    越後谷 透:なにっ
    弓削 サダメ:オリジナルDロイス!?
    GM
    GM:セットアップ 行動ありますか?
    弓削 サダメ:セットアップ移動あります
    越後谷 透:ウオオ!負けじと麻薬(ブルゲ)キメます
    秋津有栖:セットアップなしです
    越後谷 透:イニシアチブを11までアップ!
    灯 二尾:ヤク決めなくても抜けるので無し!
    弓削 サダメ:《クイックダッシュ》 侵蝕率+4 戦闘移動で9m後退します
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を4(→ 4)増加 (112 → 116)
    灯 二尾:ヒューッ
    越後谷 透:侵蝕も98へ!
    弓削 サダメ:近寄られると厄介だから、エンゲージを切るぜ!
    新喜多ほのか:コンボ:『死者の日』 《プルガトリオの祝福》《不死身の炎》
    新喜多ほのか:《プルガトリオの祝福》3
    新喜多ほのか: セットアップで使用。
    灯 二尾:うおおおなんだあっ
    新喜多ほのか: そのラウンドの間サラマンダーのエフェクトを組み合わせた攻撃でダメージを与えた時、対象はHPをLvD失う。
    新喜多ほのか: また、この効果が適用された時対象のバッドステータスを回復する。
    灯 二尾:ウワッ
    新喜多ほのか: あなたの行動値を-5する。
    弓削 サダメ:むむ……!?
    灯 二尾:Lv3って事は3d10追加で失うって事……!
    秋津有栖:いいなあ、あのエフェクト……
    灯 二尾:つまりほとんど氷の茨(過言)
    灯 二尾:どっちかというとブラッドボムか
    越後谷 透:こわいぜ!
    新喜多ほのか:行動値は3に
    GM
    GM:行動値11、越後谷さん・灯さんの手番です
    灯 二尾:どっちから行きます?
    越後谷 透:俺から行こう!ダメ元でエンゲージ塞いどきたいし!
    灯 二尾:アイサー
    越後谷 透:ウオオー!マイナーで戦闘移動!
    越後谷 透:10m移動し……新喜多サンエンゲージに突っ込む!メジャー!
    灯 二尾:いっけー!
    越後谷 透:コンセ3+ダンシングシミター7!/コンボ:サタデーナイトフィーバー!
    越後谷 透:対象は新喜多サン!使用武器はエンチャント×3込みの七個!
    灯 二尾:つよい!
    越後谷 透:差し込みなければ命中判定スタートだドン!
    越後谷 透:10dx7+4 チャーッ!
    DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,3,5,5,5,7,8,8,9,10]+10[2,6,7,9,10]+10[1,5,8]+10[7]+4[4]+4 → 48

    越後谷 透:本番には強い男なんだよね
    GM:差し込みは無いのでみんな命中出してもらって大丈夫
    越後谷 透:ではこのままダメージィ!
    越後谷 透:5d10+21 これ終わったら侵蝕率アップね!
    DoubleCross : (5D10+21) → 29[1,7,10,4,7]+21 → 50

    越後谷 透:装甲ガード有効!キリも良い!やっと侵蝕103の大台到達だ!
    新喜多ほのか:ガードしつつ《蒼き悪魔》
    新喜多ほのか:9点ダメージ与えつつガードで弾いて42ダメージ
    新喜多ほのか:ガードじゃないわ、装甲で弾いて42
    越後谷 透:ウグ―ッ!プルガトリオ効果は攻撃のみらしいので…9点喰らうぜ!
    越後谷 透:HP15へ!
    GM:演出どうぞ
    越後谷 透:「…………」何時にない気配へ対し、確かな怖気が走る、「その。」その上で。
    越後谷 透:「ほぼケンカ売ってるのはこっちなんだけど、それ後遺症とか残ったりしない……?」
    越後谷 透:越後谷透が最初に露にしたのは彼女を慮り、心配する意志だった。
    新喜多ほのか:「試してみる?」
    新喜多ほのか:「残るかどうか、戦えばわかるよ」
    越後谷 透:「んだよな~~~~~……クソ!」きゅるるん。
    越後谷 透:「ちゃんと限界見とけよ!こんなノリで死なれたら俺だいぶ引きずるかんなッ!」
    越後谷 透:ば っ っ/そう言い切り、少年は懐へ"飛び"込んでいく。
    越後谷 透:「"アクションスターが無敵になる時、君は知ってるか?"」じぃ ぃ
    越後谷 透:EE:〈機械の声〉/リールに釣りあげられたスマートフォンに映っているのは。
    越後谷 透:適用中。/ぶら下がる角度すら絶妙に調整された、録画中のムービー画面だ!
    越後谷 透:「"カメラが回ってる時さ"ッ!」「開幕でダウンしやがれーッ!!!」
    越後谷 透:"何処にも見えない"透明の意図ワイヤーが少年の軌道を"どこからか"導き
    越後谷 透:(一人じゃ絶対無理な)男女平等胴回し回転蹴りを叩き込むッ!
    新喜多ほのか:「……」
    新喜多ほのか:「もっと荒っぽくしなよ」
    新喜多ほのか:蹴りが命中する。それと同時
    新喜多ほのか:体表上からバーナーのような火が放たれた!
    越後谷 透:「ウオオオ……オワ―ッ!!?」補正着地した意図と共にスタントマン顔負けのローリング!
    越後谷 透:「アチアチアチチ!何だ今のッ!?」燃えて"いなくなった意図"と共に土煙で強引に消火する
    撮影カメラ:録画は止まっていない。撮影レギュレーションはリザレクトが前提だ。
    GM
    GM:灯さんどうぞ
    灯 二尾:あい!マイナーで戦闘移動、その時に
    灯 二尾:硬貨の落ちる音がする:《縮地》《バックスタブ》:戦闘移動をシーン内どこでも出られるようにする:白兵攻撃ダメ+35・シナリオ7(8)回:侵蝕+2
    灯 二尾:コイツを使ってほのかさんの後ろ10mに移動
    灯 二尾:ほんでもってメジャー
    灯 二尾:フィフィネラのくすぐり:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション:白兵》:4(7)dx7-1:攻撃6+1d:侵蝕+4
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2(→ 2)増加 (110 → 112)
    灯 二尾:ワイヤーウィップで攻撃!
    GM:どうぞ
    灯 二尾:7dx7-1 からだのどこかに当たってくれ
    DoubleCross : (7DX7-1) → 10[1,4,4,5,6,7,7]+3[3,3]-1 → 12

    灯 二尾:はい。
    灯 二尾:えちごやくーん!!!たすけてーーーーー!!!
    新喜多ほのか:しょうがないにゃぁ……
    越後谷 透:妖精いるかい?
    灯 二尾:なにっ
    新喜多ほのか:ガード♡
    灯 二尾:わあい★
    越後谷 透:やったにぇ!
    灯 二尾:では有り難くダメージをば
    灯 二尾:2d10+41+1d10
    DoubleCross : (2D10+41+1D10) → 14[9,5]+41+9[9] → 64

    灯 二尾:装甲ガード有効……ってかでかいな!
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2(→ 2)増加 (112 → 114)
    灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2(→ 2)増加 (114 → 116)
    新喜多ほのか:装甲で弾いて46
    越後谷 透:固定値がデカすぎないか?
    新喜多ほのか:88
    灯 二尾:なかなかかったい
    GM:演出どうぞ
    灯 二尾:――しゅるん。しゅるん。
    灯 二尾:燃えている新喜多の周りを、黄色と黒のマフラーが旋回している。否――
    灯 二尾:「燃えているなら」それをしている少女の姿が見えない。ぼやけて――陽炎の如くに。
    灯 二尾:「隠れやすくていいや」
    灯 二尾:……これ見よがしな色合いのマフラーに目をどうしても取られ、なおかつシマ模様のそれは距離をも幻惑する。
    新喜多ほのか:「ふうん」
    灯 二尾:足元の長スカートはひらひらとこれまた足元を隠し、読みづらくする。
    新喜多ほのか:「随分と悪魔付きの多い……」
    灯 二尾:彼女のいでたちはその全てが幻惑のためのものだ。
    灯 二尾:「じゃ、まずは一本」
    灯 二尾:マフラーが一本になり、気づけば肩口が切り裂かれて。
    灯 二尾:「まさかこれくらいで死なないでしょ?」ほのかの後ろに、十分な距離を取って棒となったそれを振りぬき終わっていた。
    越後谷 透:「いいか!俺の荒っぽさが足りねえんじゃねえぞ!」ぱんぱんと埃を払う。
    新喜多ほのか:「もちろんだよ〜」
    越後谷 透:「他がえげつなさすぎるんだ代!!!」
    灯 二尾:「えへへ、いいねいいね」
    灯 二尾:その表情は見えないが――明らかに上機嫌だ。
    GM
    GM:行動値6、秋津さんの手番です
    秋津有栖:はーい
    秋津有栖:マイナー▼《骨の剣》+《死招きの爪》(侵蝕+6)
    秋津有栖:マイナー▼《原初の青:完全獣化》(侵蝕+7)
    秋津有栖:効果:素手データ変更
    秋津有栖:効果:完全獣化。
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を13(→ 13)増加 (120 → 133)
    秋津有栖:メジャー▼《C:エグザイル》+《伸縮腕》(侵蝕+4)
    秋津有栖:対象はシンキタ先輩
    秋津有栖:(8+4)DX7 白兵
    DoubleCross : (12DX7) → 10[2,4,5,5,5,5,5,6,6,8,8,9]+10[3,4,9]+1[1] → 21

    新喜多ほのか:しぎたね
    越後谷 透:妖精いるけ?
    秋津有栖:妖精余ってたりします? ください
    新喜多ほのか:《氷盾》
    越後谷 透:しゃあねえの~~~!ちょっとだけ〈妖精の手〉!
    越後谷 透:30から再回転しな!侵蝕107へ!
    秋津有栖:1DX7+30 スペシャルサンクス
    DoubleCross : (1DX7+30) → 3[3]+30 → 33

    秋津有栖:ガードしてたのでダメージロール移行します
    秋津有栖:4D10+27 ダメージ・100%以上時
    DoubleCross : (4D10+27) → 22[3,9,6,4]+27 → 49

    秋津有栖:装甲ガード有効です
    新喜多ほのか:装甲ガードで31
    新喜多ほのか:119
    GM:演出どうぞ
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を4(→ 4)増加 (133 → 137)
    秋津有栖
    秋津有栖Twas brilling,and the slithy tovesそはやきに時、ぬなやかな濤蔀ら
    秋津有栖:湿度のある鱗に覆われた長い手足に鋭い尻尾、蝙蝠のような飛膜をもつ翼。
    秋津有栖Did gyre and gimble in the wabe:にもずをじゃいり、錐めく。
    秋津有栖:体長は成人男性を数人並べたものよりなお長く。
    秋津有栖All mimsy were the borogoves,皆みじろい、襤褸濠水蕪ら
    秋津有栖:長い首の先には、二本の触覚が生えた魚類とも爬虫類ともつかぬ頭部が牙を覗かせ、眼光は篝火のように煌々と輝いていた。
    秋津有栖And the mome raths out grabe.いえかはな拉子ら、わめしゃめく。
    秋津有栖:鋭い爪を備えた手は、ゆうに一メートルを超え。
    秋津有栖"Beware the Jabberwock,my son!"息子よ、ジャバーウォックはかむぞ、
    秋津有栖manxomeひとごろしき怪物が、その爪を振り下ろす──!
    新喜多ほのか:「覚醒してまだ半日だっけ」
    新喜多ほのか:「いいね。それにその姿。ますます、興味が湧いてきた」
    新喜多ほのか:「ただ、無駄が多いよ。昂りすぎ」
    灯 二尾:「うっひょー……」ひゅるんと棒状からマフラーを戻し再び巻きなおす。
    新喜多ほのか:体が炎に飲まれ、攻撃を受けつつもその肉体は陽炎のように揺らめいていく
    秋津有栖:「四対一だよ、シンキタ先輩」
    新喜多ほのか:「しぎた、ね」
    秋津有栖:「こいつは失礼……なんてね、わざとさ」そうして注意を引いた
    越後谷 透:「うへ~~~」陽炎へ"追随する"透明な意図ワイヤーが、導の焔として揺らぐ少女へ形を与える。
    越後谷 透:(隙見て捕まえてえけど全然強度足りね~~~!勘弁しろ代~~~!!!)
    灯 二尾:(すっごいナー……どっちもどっちで)
    秋津有栖The jaws that bite,the claws that catch!油断をするな、爪でツかむぞ!
    秋津有栖:「まだまだいけますよね、”シギタ”先輩?」爪についた赤いものを舐め取る姿は、まさしく怪物であった
    灯 二尾:(あっちも殺せたら面白そうだなあ)
    GM
    GM:行動値3、新喜多の手番
    新喜多ほのか:マイナー 《氷炎の剣》
    新喜多ほのか:メジャー コンボ:赤色灯 《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《クロスバースト》《援護の風》《獅子奮迅》
    越後谷 透:なにっ
    新喜多ほのか:対象は越後谷と弓削
    灯 二尾:越後谷君は隣接していて……
    灯 二尾:サダメちゃんは……9m下がってるぜ!
    灯 二尾:つまり皆バラバラなのだ!
    弓削 サダメ:実はエンゲージがみんなバラバラ……!
    灯 二尾:コイツらホント纏まりねえな!(?)
    GM:ちょっと待ってね
    灯 二尾:アイ
    新喜多ほのか:じゃあフレイムタン入れるか……
    越後谷 透:なにっ 射程視界化
    秋津有栖:フレイムタンでもつける? それでもバラバラだから複数体は届かないけど……
    GM:1d4
    DoubleCross : (1D4) → 1

    GM:秋津くんをしばきます
    秋津有栖:ウワーッ
    灯 二尾:秋津くーん!!!
    灯 二尾:そのまま倒れてていいよ……侵蝕的に……
    弓削 サダメ:秋津くーん!!
    越後谷 透
    自 業 自 得
    至 極 当 然
    超 絶 心 配

    新喜多ほのか:判定
    新喜多ほのか:10dx7+2
    DoubleCross : (10DX7+2) → 10[2,2,3,3,4,6,6,7,9,9]+10[2,3,7]+10[8]+3[3]+2 → 35

    灯 二尾:でケェ
    越後谷 透:PC1に向かってなんだその達成値は
    弓削 サダメ:完全獣化を信じろ!
    秋津有栖:ドッジ
    秋津有栖:(8+4)DX>=35 ドッジ
    DoubleCross : (12DX10>=35) → 10[1,2,2,3,3,3,4,6,7,9,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

    秋津有栖:クゥーン……
    新喜多ほのか:4d10+13+12 装甲有効
    DoubleCross : (4D10+13+12) → 35[7,8,10,10]+13+12 → 60

    灯 二尾:ウワーッ
    越後谷 透:頑張れ秋津!フレイムタン込みで火力は5下がってるけどダメだこれ!!!
    新喜多ほのか:プルガトリオするまでも無いなぁ!
    秋津有栖:装甲は0、爆発四散!
    灯 二尾:新人はそこで寝てなァ!
    灯 二尾:侵蝕がヤバいからね!
    秋津有栖:うぉぉ、後は任せた! 戦闘不能!
    弓削 サダメ:先輩からの気遣い……あたたかみ……
    越後谷 透:後は任せとけ!肉盾になってくれたし充分頑張ってるぜ!!!
    秋津有栖:秋津有栖のHPを30(→ 30)減少 (30 → 0)
    GM:演出
    新喜多ほのか:炎が編まれ、鎖鎌を形づくる
    新喜多ほのか:「うーん、呪われてそうなそこのとかも気になるんだろうけどぉ」
    新喜多ほのか:「つまみ食いしちゃお〜」
    灯 二尾:(鎖鎌――って事は狙いは遠間)
    新喜多ほのか:鎖が回る。分銅が嵐のように振られ
    灯 二尾:(つまりこっちか――あっちか!)
    新喜多ほのか:気付けば、秋津の異形となった肉体に鎖が絡む
    新喜多ほのか:それに付随するように、女の姿もそこに
    灯 二尾:「速い……!」
    新喜多ほのか:「えいっ!」
    越後谷 透:「あちーよう!」フライパンで炎圧防護
    新喜多ほのか:首を狩る
    秋津有栖The vorpal blade went snicker-snack!まえらき刃の紫電一閃。
    秋津有栖:どう、と大きな音を立てて長い首が落ちる
    GM:その時、君は感じるだろう
    GM:それは君の知る炎では無い
    GM:生命そのものを燃やすような、熱さではない苦しみ
    新喜多ほのか:「サラマンダーシンドロームがある以上、レネゲイドウィルスが熱消毒されることなんてない……ってみんな思ってる」
    新喜多ほのか:「私の炎を除いてね」
    弓削 サダメ:「転校生!? ……くそっ! なんだよ……この炎は!」
    秋津有栖:「へぇ、”興味深い”なぁ……!」くつくつ、と無いはずの喉を鳴らして怪物が笑う
    灯 二尾:「直接ウィルスを……燃やしてるの!?」
    弓削 サダメ:「はぁ!? ありえねぇだろ! レネゲイドウイルスはまともなウイルスなんかじゃあ……」
    弓削 サダメ:「まともじゃないのは、アイツも同じってコトか!」
    越後谷 透:「さっきのワイヤー燃やしもそれかよ……!無理すんな秋津!」
    秋津有栖:人の身体に……戻らない。戻るための因子が焦がされていくのを感じる
    越後谷 透:「ここで死なれちゃ嫌なのは──お前も同じだ!」振り向かずに叫ぶ
    灯 二尾:「ちいっ……!」いざとなればこちらで一度”殺す”か……?と考える。
    新喜多ほのか:「うふっ」
    秋津有栖:「俺は死にませんよ……とはいえ、動くのは厳しいですね」依然として、首のない怪物のまま
    秋津有栖:「終わるまで静かにしています」vorpal blade真理の剣manxomeひとごろしき怪物は首を落とされた
    秋津有栖:逆に言えば……それ以外で死ぬことはないということだ
    秋津有栖:……尤も、人に戻れるかどうかはまた別の話だが
    GM
    GM:行動値2、弓削さん……の前に
    新喜多ほのか:《加速する刻》
    灯 二尾:なにィ
    越後谷 透:ウワーッ!!!
    新喜多ほのか:命は取らないから安心しなよ
    灯 二尾:ごあんしんだ
    新喜多ほのか:メジャー コンボ:蝶々 《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《クロスバースト》《援護の風》《かまいたち》
    GM:1d4-1
    DoubleCross : (1D4-1) → 2[2]-1 → 1

    GM:HO2、なので弓削さんをしばきます
    越後谷 透:だれだろう(ぼんやり)
    灯 二尾:サダメちゃーん!
    弓削 サダメ:ぎゃーっ!!
    灯 二尾:的確にまだ攻撃が残っている方を!
    新喜多ほのか:命中判定
    新喜多ほのか:10dx7+2
    DoubleCross : (10DX7+2) → 10[1,2,2,3,4,4,4,6,7,8]+10[6,10]+4[4]+2 → 26

    弓削 サダメ:(1+3)dx+1 【回避判定】
    DoubleCross : (4DX10+1) → 7[1,2,4,7]+1 → 8

    新喜多ほのか:3d10+13+12-5
    DoubleCross : (3D10+13+12-5) → 10[4,2,4]+13+12-5 → 30

    弓削 サダメ:装甲値3を差し引いて……当然死亡!
    弓削 サダメ:虎丸成瀬のロイスをタイタス昇華して復活します
    越後谷 透:ナンテコト!
    GM:演出
    灯 二尾:くっ
    弓削 サダメ:弓削サダメのHPを11(→ 11)に変更 (24 → 11)
    新喜多ほのか:「さてと」
    新喜多ほのか:青白い炎の蝶が飛んでいく
    新喜多ほのか:蝶の群れの行く先は弓削
    灯 二尾:「――ッ、サダメちゃん!」
    新喜多ほのか:「あなた、背負ってるね」
    弓削 サダメ:「……っ!! 随分と可愛らしい技を使うじゃねえか!」
    弓削 サダメ:「アァッ! 何をだよ!?」
    新喜多ほのか:「罪を、呪いを、因果を」
    新喜多ほのか:蝶が弓削を包む、その鱗粉は火の粉となり体を熱していく
    弓削 サダメ:身を翻らせて、握りしめた拳銃で炎の蝶を叩き落しながら
    新喜多ほのか:「浄化してあげる」
    弓削 サダメ:しかれども、その全てを払いのける事は出来ず
    新喜多ほのか:君から、何かが奪われようとしている
    弓削 サダメ:「ぐ、ぐあああああああああッ!!」
    灯 二尾:「サダメちゃーん!!!」
    弓削 サダメ:弓削の身体が、魂が炎上する。
    越後谷 透:「浄化ァ!?マジで言ってんのかお前!」
    灯 二尾:(ていうか、舐めてたわけじゃないけれど……この人、本当強いなあ!)
    弓削 サダメ:灰になって燃え尽きるような過酷な炎……その炎の中から
    弓削 サダメ:パアアアァァンッ!!
    灯 二尾:「ああーっ!あれは……!」
    弓削 サダメ:瞬間的に霊体の蛇が現れ、罪の浄化を拒むように弓削に巻き付いた
    弓削 サダメ:「は、はは……悪ぃな……アタシはまだ清められて楽になるワケにはいかねぇンだよ……」
    越後谷 透:「さっきのヘビ!」
    灯 二尾:ほーっと息をつく。
    新喜多ほのか:「そう。いやになったらいつでもおいで」
    弓削 サダメ:「”悪魔”だよ……アタシの罪の象徴さ」
    弓削 サダメ:「けっ! 誰がお前らンところなんか行くか!」
    GM
    GM:行動値2、弓削さんの手番です
    弓削 サダメ:では、マイナーで《オリジン:サイバー》
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (116 → 118)
    弓削 サダメ:メジャーで《ディストーション》+《コンセントレイト》+《オーバーロード》 新喜多さんを対象とした射撃攻撃をします
    弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を7(→ 7)増加 (118 → 125)
    新喜多ほのか:私を殺すつもりだろ!
    弓削 サダメ:殺しはしねぇよ! 判定!
    弓削 サダメ:(5+3+1)dx7+10
    DoubleCross : (9DX7+10) → 10[2,2,4,5,5,6,8,9,10]+10[1,9,9]+5[5,5]+10 → 35

    新喜多ほのか:《氷盾》
    弓削 サダメ:4d10+52 ダメージ 装甲・ガード有効です
    DoubleCross : (4D10+52) → 20[5,8,1,6]+52 → 72

    新喜多ほのか:さすがにそのダメージは……倒れる!
    灯 二尾:しゃあっ!
    越後谷 透:ヨシ!
    新喜多ほのか:⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ドテッ
    灯 二尾:かわいい
    GM:演出どうぞ
    弓削 サダメ:「畜生が……! まだまだわかってねぇ事は多いが……!」
    弓削 サダメ:ジャキッ! 拳銃型武装”テウルギア”を右手で構える。
    弓削 サダメ:「てめぇらの悪事の証拠は……多少は揃ってるンだ!」
    弓削 サダメ:ならばいける。”悪魔”の権能……その一部をここに開放する事が出来る。
    弓削 サダメ:「歓喜に震えろ! 悪徳を抱く汝の獲物がここにいるぞ!」
    弓削 サダメ:呼び声と同時に、”テウルギア”の外装が自動的に展開し、内部から緑色の彩光エーテル光が溢れ出す。
    弓削 サダメ:霊体の蛇がするりと光の海を抜け出し、這い上る様な挙動で弓削の右腕に巻き付いていく。
    灯 二尾:「あれは…!」
    弓削 サダメ:「36の軍団を統べし伯爵よ! 隠されし悪事を暴く大いなる蛇よ!」
    弓削 サダメ:カロロロロロロ…………!!
    弓削 サダメ:とある西洋魔術研究者オカルティスト曰く、その悪魔は元々カナン地方で信仰された古の神の一柱だったという。
    弓削 サダメ:──彼が持つ権能は”邪悪の暴露”。悪行が隠されれば隠される程に、暴かれたくないという想いが強い程に……
    弓削 サダメ:”秘匿された邪悪それ”を捧げられた彼の力は強く、より激しく発揮される!
    弓削 サダメ
    弓削 サダメ:「ぶちかませ、アンドロマリウス!!」
    弓削 サダメ
    弓削 サダメ:ゴ オ ッ ! !
    弓削 サダメ
    弓削 サダメ:轟音が空気を震わせる。射出された光芒が空間を焼き払いながら一直線に突き進む。
    弓削 サダメ:対象の悪行を証明する論理ロジックが術式を廻し、熱量と変じて燃えていく。
    弓削 サダメ:嘲る様な蛇の笑い声とともに、燃える光帯が彼女に着弾した。
    新喜多ほのか:「あぎゃぎゃっ!」
    弓削 サダメ:「…………はっ」 着弾の結果を見やり、短くため息をつく
    弓削 サダメ:「…………燃えが足りねぇ」
    弓削 サダメ:「”証拠不十分”じゃあ、所詮はこの程度か……暴けてねぇ謎が多すぎるぜ」
    越後谷 透:「こ──これでーッ!??」近くで逃げ回っていた為、余波で吹っ飛んでいる。
    灯 二尾:「これでなんだよねーっ!」同じく。
    新喜多ほのか:「あーやめやめ。降参降参。高三だけに」
    弓削 サダメ:「…………あんなに口が回る余裕が残ってるじゃねえか」
    弓削 サダメ:「やれやれだ」
    灯 二尾:「まーでも落としどころとしてはこんなもんでしょ」ヤブに逆さまで突き刺さっていた。
    越後谷 透:「はー。まー。お互い余力があるぐれえで止まれてよかったよう」ぷらーん。
    弓削 サダメ:「まっ、命のやり取りをやろうって話じゃないしな……所詮は学生同士の喧嘩だ」 ふっ、と蛇が消える。
    越後谷 透:残った意図ワイヤーで木の枝に引っかかっている。
    新喜多ほのか:「嘘つけーっ、そこのやつとか! そこのやつとか! 目が危なかったぞ!」
    灯 二尾:「後はそっちのくびなしほういちさんが戻れたらオッケーだけど」
    灯 二尾:「♪~(´ε` )」くちぶえを吹いて誤魔化す。
    秋津有栖:「rrr……ああ、ようやく生えた。慣れれば増やせそうだね、これ」怪物の首が元に戻っている
    灯 二尾:「おっと、何とかなりそう?」
    灯 二尾:ずぼんてってけてってけ。歩いて近づく。
    弓削 サダメ:「転校生は……まあ転校生だしな」
    越後谷 透:「逃げてもいい代って言った理由。おわかり?」そうぼやく少年も、目立った致命傷は一切ない。
    新喜多ほのか:「本気でやったら何とかなるけど本気でやって何とかするのは面倒だし」
    弓削 サダメ:「言い訳か?」 ニヤニヤしながら煽る
    新喜多ほのか:「そういうこと言うんだ」
    灯 二尾:「サダメちゃん結構そういう事やるよね」
    新喜多ほのか:「泣かしたくなっちゃうなぁ」
    灯 二尾:「あーわかる~」
    灯 二尾:「頼れるからこそ逆に……みたいなね!」
    越後谷 透:「そんなんだから普段から仕事押し付けられるんだぞ、弓削サン」ひらひら
    弓削 サダメ:「…………くそ」 バツの悪い表情で
    弓削 サダメ:「はぁ……せめて転校生がちゃんとしてくれりゃあ、アタシの仕事も減ったんだが……」
    弓削 サダメ:ちらり、と首を刎ねられた転校生の様子を見る
    新喜多ほのか:「で、なにふんじばるんだっけ?」
    灯 二尾:「そーそー、人質人質ィって事だよね?」
    越後谷 透:「まあ大抵の拘束なら焼き切っちまいそうだが…」すたんと地面に降り立ち。
    秋津有栖:「色々と聞きたいことはあるね。レネゲイドを燃やせるその炎とか、トラマル先輩はどこへ行ったのかとか」
    灯 二尾:「まー、あたしの”トラトラトラ”ちゃんなら何とかなるんじゃない?」マフラーの名前だ。
    灯 二尾:「よっこい、しょ……っと」しゅるしゅる器用に巻いてふんじばる。
    灯 二尾:「ヨシ!たぶん。」
    弓削 サダメ:「じゃ、帰るか」
    新喜多ほのか:(ちょろ〜)
    弓削 サダメ:「帰ったら尋問だ! わかってンのか!」
    灯 二尾:「へいよー!護法クラブ、本日の活動終了でござーい!ってな!」
    越後谷 透:「しっかり侵蝕検査も受けるんだぞ~」殿についている。いつのまにか。
    灯 二尾:「きりきりあるけーい!」先頭をマフラーの端を持って歩きだした。
    GM:かくして君たちは戦いを終えた
    GM:本日の犠牲者……なし
    GM

    バックトラック


    GM:バックトラック
    GM:Eロイス相当の《検体名:煉獄》と虎丸の《???》があるのでEロイス2個分です
    GM:必要であれば振ってください
    秋津有栖:振ります
    秋津有栖:2D10 Eロイス
    DoubleCross : (2D10) → 9[8,1] → 9

    灯 二尾:ふりまーす!
    弓削 サダメ:振ります!
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を-9(→ -9)増加 (137 → 128)
    灯 二尾:116-2d10
    DoubleCross : (116-2D10) → 116-4[2,2] → 112

    灯 二尾:うわ。
    秋津有栖:残6、倍振りで12D10
    弓削 サダメ:125-2d10
    DoubleCross : (125-2D10) → 125-11[2,9] → 114

    越後谷 透:イラネ!1ロイス一出目算でも余裕だもん!
    秋津有栖:12D10 倍振り
    DoubleCross : (12D10) → 70[9,1,5,6,4,4,9,9,7,2,7,7] → 70

    灯 二尾:まあこれなら何とかなるな、6個で等倍!
    秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を-70(→ -70)増加 (128 → 58)
    灯 二尾:112-6d10
    DoubleCross : (112-6D10) → 112-50[10,4,10,7,9,10] → 62

    灯 二尾:帰り過ぎィ!
    灯 二尾:4点!
    秋津有栖:倍振りで3点、無事帰還です!
    越後谷 透:という訳で6個で等倍振り!
    弓削 サダメ:114-5d10 等倍振りにします
    DoubleCross : (114-5D10) → 114-33[7,7,4,5,10] → 81

    越後谷 透:107-6d10
    DoubleCross : (107-6D10) → 107-30[2,2,10,5,6,5] → 77

    越後谷 透:調整完璧!5点!
    灯 二尾:なぜ越後谷君が70のうちに収まりこちらが60台に……?
    越後谷 透:モテる漢はヒキも違うってか~?
    弓削 サダメ:5点で帰還!
    灯 二尾:むきー!あたしは確かにモテないけど―!
    GM:侵蝕率分といつもの10点、あとDロ2つでプラス2点
    越後谷 透:侵蝕分合わせて17点!次回に向けて貰うぜ!
    灯 二尾:16点!おいしい!お刺身にして食べます!
    弓削 サダメ:17点いただきました!
    秋津有栖:侵蝕あわせて15点、もぐもぐ!
    越後谷 透:フフ・・・経験点はおいしいね
    GM

    エンディング1:生徒指導


    GM:エンディング1:『生徒指導』
    GM:護法クラブ部室内
    新喜多ほのか:「捕まった美少女新喜多……獣のような視線を向ける五人……」
    新喜多ほのか:「あーっ! 生徒指導される〜」
    聖護院美幸:「お茶です!」
    新喜多ほのか:「あぁ、どうもどうも……」
    灯 二尾:「げへへへへ~獣のような視線ですぜ~」
    灯 二尾:「まああたしの視線は全然見ようがないんだけどね!あはは」
    越後谷 透:「カツ丼いる?お約束が嫌ならせんべいもあるぞ。」
    越後谷 透:クール。
    灯 二尾:「あ、おせんべあるならあたしにちょーだい」
    弓削 サダメ:「ゆるくねぇ……?」 あまりにもゆるい光景に思わずつっこみ
    越後谷 透:「ほいほい。」自分もバリボリかじっている。
    灯 二尾:「あんまり気ぃ張りすぎても良くないでしょー?」ぱりぽり。
    弓削 サダメ:「それとそこ! 勝手に変なナレーション入れてレーティングを上げてンじゃねぇ!」
    灯 二尾:そしてしれっとおせんべの中に一つだけわさび入りを仕込んだのだった。
    秋津有栖:「さて、話は聞かせてもらえるのかな」紅茶を飲みながら
    越後谷 透:「まあそっちの方もあからさまに余裕ありそーだしな。」
    越後谷 透:「先ずは挨拶できりゃあヨシ、位の方向でいきてえが……」
    弓削 サダメ:「あンまり舐めた態度でいるなら、獣を放つぞ……」
    越後谷 透:「モテる男の秘密暴き」要するに「期待してるぜ秋津。」丸投げである。
    弓削 サダメ:「行け、秋津ザウルス」
    灯 二尾:「いけーっ!好奇心の獣ーッ!」
    秋津有栖:異能の指先……しちゃってイインすかァ!?
    秋津有栖:駄目だろ
    灯 二尾:突然冷静になるな
    弓削 サダメ:理性があった
    越後谷 透:ダメよ。
    越後谷 透:「後流石に『指』は禁止な」拳銃弾を込める。「『やったら撃つ』」ちゃかっ。
    秋津有栖:「教えてくれるならこっちからも何か出しましょう」エチゴヤ先輩とかが
    灯 二尾:「お茶とかは出てるけどね」ぼりぼり。大分せんべを食べてる。
    弓削 サダメ:「ぬれせんべいと普通の醤油、ザラメもあるな」 無論、せんべいの種類である
    新喜多ほのか:「えぇー……」
    秋津有栖:「まあ煎餅分で良いですよ、今は」
    秋津有栖:「今後も仲良くしていきましょう、シギタ先輩」
    越後谷 透:「まあ仮に?今後本格的な抗争が始まるとしてもだ」
    越後谷 透:「俺はレディには優しくしたいクチなんでね。今日位は大人しくもてなされて下さい代、っと」
    越後谷 透:ぱりぽり。
    灯 二尾:「と言っても、特待の方がなんか関係してる~ってぐらいしかわかんないし」
    灯 二尾:「ぶっちゃけ何から聞いていいのか全然わかんないよね?あはは」
    弓削 サダメ:「それもそうか……オラッ! 知ってる事全部話せ!」
    灯 二尾:「一気に雑になったねサダメちゃん」
    新喜多ほのか:「私ってとっても可愛い」
    灯 二尾:「そうだね。」
    弓削 サダメ:「待て、なんか話し始めたぜ」
    越後谷 透:「あとはさっきのヤベエ炎とかもだなあ。あの分だと虎丸サンもなんかある奴だろ?」
    新喜多ほのか:「そうだよ」
    灯 二尾:「あー。アレ普通のオーヴァードじゃ見たことないよね?対抗種とも違うっぽいし……」
    弓削 サダメ:「言われてみればそうだ……侵蝕率が高い連中が使う《極大消滅波》とも違う」
    越後谷 透:「新喜多サン共々、部長が掘り当てちゃった何かに関連してるってことぐらいは読めるけど。実際どうなん?」
    灯 二尾:「どうなん!」ばんばん!ノリで机をたたいておく。
    秋津有栖:「へえ、そうなんですね。熱いとは違う感覚がするなあとは思いましたけど……”興味深い”ですねえ」
    弓削 サダメ:「そもそも、だ。あの部長がこの程度の連中を恐れて帰ってこないってのもおかしい」
    新喜多ほのか:「私の炎は普通の炎じゃなくなったの」
    弓削 サダメ:「部長が恐れているもの……それはお前らが使う特殊なエフェクトに関係があるんじゃないのか?」
    越後谷 透:「……」グローブ先生を取り出そうかと思ったが。まだやめとく事にした。
    灯 二尾:「……普通じゃ”なくなった”……?」
    新喜多ほのか:「半分正解」
    新喜多ほのか:「そ、普通じゃなくなった」
    灯 二尾:「”後から”何かしらの要因で変わった……いや、変えられた……?」
    越後谷 透:「絶対ロクでもない奴じゃ~ん?」(ヘタに憶測当てる方が危険な奴だな。コレ)
    秋津有栖:「それ炎の変化、どこにいったらやれるんですか?」
    弓削 サダメ:「おい、転校生」
    越後谷 透:「秋津も秋津で早速聞きに行きやがるじゃ~ん?」はらはら。
    新喜多ほのか:「仲間になるなら教えてあげてもいいよ」
    灯 二尾:(まー、答えてくれるとは思えないけど)ぼりぼり。ザラメ味。
    灯 二尾:「ううん転校生が引っかかりそうな交換条件で困るね」
    秋津有栖:「じゃあ半日くらい体験入部するのでそれで教えてくれますかね」
    越後谷 透:「その辺りが分水嶺かあ。」ぱりぽり。
    越後谷 透:「半日送り出した秋津が全自動秘密暴きモンスターになってたら、流石に殺しにかかるしかねえぞ?」
    灯 二尾:「まーでも、多分大概ろくでもない事でしょー?言い方からしてもねえ」
    灯 二尾:「そーそー」
    灯 二尾:「おいしい話には裏があるものだよ」
    弓削 サダメ:「ただでさえ怪物的なのに……」 「これ以上怪物ジャームになるのは勘弁してくれよ」
    灯 二尾:「サダメちゃんの直截過ぎる言い方の通り!やめといたほうがいいよ」
    秋津有栖:「いやぁ~~でもなぁ~~」渋っている
    灯 二尾:「こらこら!あたしみたいになっても知らないよ?」
    灯 二尾:指差した顔は見えないまま。
    越後谷 透:「薄いのよなあ……人相/印象……」
    灯 二尾:見えているはずなのにうすらボケた印象しか持ちようがないそれは、彼女の願いであり罪の証。
    弓削 サダメ:「………………。」
    秋津有栖:(透明人間になれたら噂話を調べるのも苦労しな……いや、人に話を聞きに回るのが大変になるな)
    灯 二尾:※ちなみに灯は透明人間を活用して調べたりもするが、どちらかというと人から聞くことが多い。
    秋津有栖:「……ま、せっかく親から貰った身体です。活かした方がいいでしょう」顔が良いことを自覚している
    弓削 サダメ:「……今の間、普通に迷ってただろ!」
    灯 二尾:「うんうん、それがええそれがええ」
    灯 二尾:「ほんとー危ないよねえ。あたしらよりもずっと」
    秋津有栖:「まだクラスの女子たちと喫茶店に行く約束があるからね。透明になったら困ってしまう」
    越後谷 透:「まあ……迷える分大丈夫な方だろ……」「現状は。」
    聖護院美幸:「いっそのこと護法クラブに入りますか?」
    聖護院美幸:「下手に動かれるよりはそちらの方がいいのでは」
    灯 二尾:「あ、そう言えばまだ入ってなかったんだっけ」
    弓削 サダメ:「確かに……コイツには首輪を付けておいた方がまだマシな気がするな」
    灯 二尾:「そうだね。捕まえ…捕らえ…入部させておいた方が良いんじゃない?」
    越後谷 透:「何かしらで動向掴んではおきたいですしね。俺は異議なしっス」
    弓削 サダメ:「放っておいたら、勝手に動き始めて七不思議がもう一つ増える結果になりかねない」
    越後谷 透:「多分新喜多サン的にもそっちのが良いっしょ?」ちらり。
    秋津有栖:「俺はどこに所属してもやることは変わりませんよ。興味を惹かれるものがあるなら、調べる。それだけです」
    新喜多ほのか:「?」
    新喜多ほのか:「うん!」
    越後谷 透:(人材/目的へのこだわりは無し、か……)
    灯 二尾:「あははは……一貫性があるねぇ……」
    越後谷 透:(双方めんどそうな相手だな~~~~~)
    弓削 サダメ:「こ、コイツ~~~~~!!」
    新喜多ほのか:「いやぁ、部活動強制では無いとはいえ、部活にでも入らないと学生生活楽しめないし」
    新喜多ほのか:「よかった、よかった」
    灯 二尾:「あーよかったよかった~で済めばいいんだけどねえ!」
    新喜多ほのか:「立ちはだかった甲斐、あるなぁ〜」
    新喜多ほのか:「これは私の株も買いかな? 暴投のビーンボールくらい高く暴騰しちゃう」
    越後谷 透:「折角ならホームラン決めましょーや、っと。」ずずー。
    灯 二尾:「高く売り抜けられるといいねぇ」
    新喜多ほのか:「あっはっはっ」
    新喜多ほのか:「デリバリー!」
    新喜多ほのか:「みゃはっ!」
    弓削 サダメ:「あっ!」 ヤバい、と思った時にはもう遅かった
    灯 二尾:「あっまた!」
    秋津有栖:「ああ、手土産くらい持っていけばいいのに」
    越後谷 透:「ああ」「最後に失礼、新喜多サン」
    越後谷 透:萎んだサッカーボールを見せる。
    越後谷 透:「このボール、俺の方で処分していい奴かって確認取っといてくれます?」
    越後谷 透:「トラマル様のモン勝手に捨てんのもアレだし。」
    新喜多ほのか:「はーい」
    新喜多ほのか:「あっ、私一応文芸部だからあれだったら会いに来てね〜」
    秋津有栖:「文芸部ですか。今度遊びに行きますね」
    越後谷 透:「そうなんで?んじゃ今度確認に行きますかねえ」
    越後谷 透:ひらひらと手を振り、デリバリー?共々お迎えを見送る。
    新喜多ほのか:「それと、私からも伝えとくね」
    弓削 サダメ:「嫌がらせのメールでも送っておくわ」
    新喜多ほのか:「私たちでいちばん強いのは虎ちゃんだけど」
    新喜多ほのか:「手負いとはいえ虎ちゃんを倒したってことが、私たちを倒せるってことにはならないからね〜」
    新喜多ほのか:「あとそこのメガネちゃんは夜道に気をつけてね〜」
    灯 二尾:「うーん?よくわかんないや」
    灯 二尾:「あっ最後だけよくわかる」
    新喜多ほのか:「レーティング最大にして泣かせちゃうからねぇ」
    越後谷 透:「まあ。袋叩き前提になるってのは分かりますけどね。」
    弓削 サダメ:「……返り討ちにしてやるからさっさと帰れや!!」
    GM:まるで部室の床が水のように揺れて、新喜多の体は飲み込まれていった
    越後谷 透:「俺も?まだこんぐらいしか本気を……って、行っちまったか」
    弓削 サダメ:「……負け惜しみだけ言って帰っていきやがった」
    灯 二尾:「全然よくわかんないって事だけがよくわかったね」
    灯 二尾:「後サダメちゃん、一緒に帰ったりする人いる?」
    弓削 サダメ:「……いない」
    灯 二尾:「危ないねえ」けらけら。
    弓削 サダメ:「は? 返り討ちにするが?」
    越後谷 透:「カンベンして欲しいよな~」残ったせんべいをぼさぼさ齧っている。
    秋津有栖:「負けそう」
    弓削 サダメ:「ぐっ……!」
    越後谷 透:「ハメ技喰らいそう」端的!
    灯 二尾:「一人だとどうしてもね~」
    弓削 サダメ:「……転校生。お前、家どっちだ?」
    聖護院美幸:「まぁレネゲイド焼くのって対処出来ませんしね」
    秋津有栖:「ええと……向こうのほうですね」部屋の一角を指差す。弓削の家がある方角と概ね一緒だ
    弓削 サダメ:「はぁ……運が悪いのか、良いのか……」
    弓削 サダメ:「おい、転校生。放課後やる事がないなら一緒に帰るぞ」
    聖護院美幸:「大胆ですね」
    灯 二尾:「きゃーっ、サダメちゃんに春が……」
    弓削 サダメ:「違う! 合理的に考えて、お前を放っておくと碌な事にならねぇ事がわかったからだ」
    越後谷 透:「フッ……」少々のほろ苦さと確固たる落ち着きと共に、お茶を啜る。
    灯 二尾:わざとらしく口を抑えている。
    越後谷 透:「お茶がうめえ。」
    灯 二尾:「あ、お茶うけどうぞ」そっとわさび入りせんべいを渡す。
    弓削 サダメ:「余計な事に首を突っ込まないように監視を……なんだその反応!」
    灯 二尾:「いやぁ面白そうだったからつい?」
    秋津有栖:「良いですよ。ユゲさんが襲撃されるなら一緒にいた方が良いですものね」
    弓削 サダメ:「ああ、そうだ。」
    秋津有栖:「そうしたら向こうの手勢と会える」
    灯 二尾:「あはは!襲撃される気満々だ」
    越後谷 透:「ほいほい」ぱりぽり「ハッッッブ!?」からばり。
    弓削 サダメ:「別にあの程度の連中アタシ一人でもどうにかなるが……コイツの観察力は当てになる」
    灯 二尾:「よっしゃ!ひっかかったー!」
    灯 二尾:がっつぽーず!
    弓削 サダメ:「聞いてンのか!?」
    越後谷 透:「ちくしょー!今日という今日はお説教タイムやぞ灯ィ!」むきー!
    灯 二尾:「聞いてる聞いてるゥ―!ひゃっほー!うぎゃー!」
    灯 二尾:せいざ。
    聖護院美幸:(部長が帰ってきたらもっと騒がしくなるんだろうなぁ)
    弓削 サダメ:「まったく……」
    弓削 サダメ:「転校生、お前の事を信用してるワケじゃねえが……」
    弓削 サダメ:つつい、っと秋津君の前に陣取る
    弓削 サダメ:「お前の能力スペックはそれなりに信頼してンだ。 今後ともよろしく頼むぜ」
    秋津有栖:「ええ。今後とも。長い付き合いになりそうですね」朗らかに答えた
    GM
    空堀音芽:「ふーん」
    GM
    不知火水月:「……」
    GM
    GM:シーンカット

    エンディング2:祭りのあと


    GM:ED:『祭りのあと』
    GM
    GM:護法クラブは表向き、ボードゲーム部である
    GM:世界中のボードゲームに興じ、その内容などをまとめるというのが基本的な活動内容……ということになる
    GM:そんな“ボードゲーム部顧問”は君を問題なく見つけられる人間のひとりだ
    畷先生:「おっ、灯」
    灯 二尾:「あ、せんせー!」
    灯 二尾:ててーっと走って来る。
    灯 二尾:「何々?またなんかあった?」
    畷先生:「なんかあるとしたら君の方だが?」
    灯 二尾:「およよ?宿題は確かちゃんと出した……と思うんですけど」
    灯 二尾:「もしかして点数がヤバイとか……」
    灯 二尾:ぽりぽり頭を掻く。そんなに成績がいい方ではないというのは事実だ!
    畷先生:「いや、他人に迷惑とか」
    畷先生:「イタズラもほどほどにな」
    灯 二尾:「ああー……そいつぁ確かに……」
    灯 二尾:顔は見えないがすまなそーなアトモスフィアを醸し出す。
    灯 二尾:(一応あたしなりに狙う相手は選んでるんだけどなー……)そう言って納得するようなら先生は先生でいられないだろう。
    灯 二尾:灯二尾の価値基準として、いたずらは悪い事だという認識は確かにあり、
    灯 二尾:それに対する自分なりのルールとして「やったら必ず怒られる」という風にしている。
    灯 二尾:つまり、怒ってくれるであろう相手に狙いを絞ってやっている――という事だ。
    畷先生:「まぁ、先生としてはなんでもいいが」
    灯 二尾:「あはは……」
    灯 二尾:やったら冗談じゃすまない相手、つまりそのままやられっぱなしになる様な人とか、引きずりすぎる人にはしない様にしている……一応は。
    灯 二尾:「まあ、近頃はちょっとそれどころじゃなさそうだし」
    灯 二尾:「暫くは部員に狙いを絞ってやりますぜ!」
    灯 二尾:ちなみに、聖護院にうっかりやり過ぎたことが一度ありぶち殺されかけたこともある。
    畷先生:「入部する時にも言ったが、先生は個人主義で放任主義だ」
    畷先生:「最後の一線を越えなければ笑って放っておいてやるし、庇っておいてやる」
    畷先生:「ただ、なんかあったら報告はしとけ」
    灯 二尾:「はあーい」
    灯 二尾:「ひとまずは転校生の方がヤバイと思いますねあたしゃ」
    灯 二尾:「あたしもだいぶ危ない系だとは思ってるけどあっちはなんてゆーのかな……」
    灯 二尾:「ブレーキが無い?」
    灯 二尾:「そう言う感じがしますね、まあオーヴァードなんて大なり小なりそう言うものな気はするけど」
    灯 二尾:「眼を離したらうっかりで怪物ジャームになりかねないような、そんな感じ」
    畷先生:「その時は殺してやるから安心しろ」
    灯 二尾:「あはは、あたしも狙ってるんで早い者勝ちで!」
    畷先生:「その代わりお前が殺したらお前も殺してやろう」
    灯 二尾:「……うぇー。あたしの衝動知ってるくせにぃ」
    灯 二尾:彼女の衝動。それは”殺戮”――
    灯 二尾:「結局のところ”そういう”事してないと、あたしも地に足がつかない気がしちゃってね」
    灯 二尾:「ま、殺されるのは嫌だからしかたな~く先生に譲ってあげましょう!」
    畷先生:「仲良くしろと言ってるんだが?」
    灯 二尾:「あはは、これ位じゃなきゃたぶん向こうに押し切られちゃいますぜ!」
    灯 二尾:「せんせはこれから部室?」
    灯 二尾:大方あの問題児極まる転校生へのいろんな手続きだろうと当たりを踏んでる。
    畷先生:「屋上でサボってから部室」
    灯 二尾:「サボり入れる必要あった?」
    灯 二尾:「ま、そーいう事ならあたしもおさぼりって事で。遊んでくるねー!」
    灯 二尾:からからと流れるように廊下の窓を開く。
    灯 二尾:「いってきまーす!」そのまま身を躍らせ、逆さまに落ちていく。
    灯 二尾:《縮地》。そのままくるんと一回転、壁に足を付けて跳躍して町の方へすっ飛んで行った。
    灯 二尾
    灯 二尾:――がやがやと、眼下に人込み。
    灯 二尾:その隙間を、ひゅるんとシマの警戒色マフラーが靡く。
    灯 二尾:「よ、っと」良さげなビルを見つけ、そこの屋上手すりに引っ掛け上る。
    灯 二尾:すとん。猿か忍者か或いは風か。見る物がいればそう言う形容をしたであろう軽業。
    灯 二尾:「……」――時折。
    灯 二尾:自分が”いる”かどうか、分からなくなる日がある。
    灯 二尾:町を行きかう人々の一人、一人に、家族がいて、友達がいて、仲間がいて。
    灯 二尾:そして自分自身がある。
    灯 二尾:「…………」ふう、と息を吐く。ああいうのを見ているとどうにも疎外感を覚える。
    灯 二尾:――人が孤独を覚える時とは、どんな時だろう?
    灯 二尾:それはきっと、一人でいる時――――”ではない”。
    灯 二尾:「あたしにも、わかってるけどねぇ」それはきっと。沢山の人がいて――――
    灯 二尾:その誰からも、”見てもらえない”時。
    灯 二尾:「…………」くるんと手すりで逆上がり。
    灯 二尾:思い出す。あたしの孤独。しっかりしたうえがいて、まだ年若いしたがいて。
    灯 二尾:あたしが一番、”放っておいても大丈夫”な立場だった。
    灯 二尾:くるくると再び回転ジャンプ。電柱に降り立つ。
    灯 二尾:「10点、10点、10点……ってね」
    灯 二尾:誰も見る者はいない。
    灯 二尾:「…………」
    灯 二尾:UGNのみんなは大概、立派な理由で闘っているだろう。
    灯 二尾:でもあたしのそれは違う。自分自身がよくわかっている。
    灯 二尾:そうしていないと、自分がどこにもいないような気がして。
    灯 二尾:そうして殺意を濁らせていないと、あたし自分が消えてしまうような気がして。
    灯 二尾:そうして、こんなことになった原因を思い出し、それにも怒りを募らせ。
    灯 二尾:……そんな馬鹿な事を考えた自分自身が嫌になる。
    灯 二尾:「もっと遠く行こ」あたしの闘ってる理由。そんなものは決まってる。
    灯 二尾:ただの――――八つ当たりだ。色んなものに対して。
    灯 二尾:「転校生は……決まってるか」
    灯 二尾:祭りの後は嫌いだ。沢山いた人が散らばって、家に帰っていって。
    灯 二尾:それに取り残されるあたしがいるから。
    灯 二尾:「こっちの祭りは、長く続いてくれるといいけど」
    灯 二尾:とん、とん。一歩で横のビル。二歩で更にもう一棟先。
    灯 二尾:「ま、暫くの間は――――何も考えなくてよさそう」
    灯 二尾:と ん。 三歩でその姿は掻き消えて。
    灯 二尾:……彼女は深夜になるまで寮に帰らなかった。
    GM
    GM:シーンカット
    GM

    エンディング3:詩


    GM:ED:『詩』
    GM
    聖護院美幸:「文芸部〜文芸、部〜」
    GM:越後谷透は、文芸部に向かっていた
    GM:三号棟……通称部室スペースと言われる別校舎に多くの部活は集まっている
    越後谷 透:「文芸っすよ文芸。俺教科書の文以外は漫画しか読んだことねえなあ……」
    GM:そういう意味で言えば、二号棟に部室がある護法クラブはやはり特殊である
    越後谷 透:「あ、あれもあったな。かいけつゾロリ!」※絵本の方です。
    聖護院美幸:「私はよく本は読みます」
    聖護院美幸:「内容が理解できないものが多いですが!」
    越後谷 透:「フッ……絵が多い本なら字が小さくても大体理解できますよ。」
    聖護院美幸:「まぁ絵本は大人が読んでも楽しいですからね」
    越後谷 透:「文字系に興味があるなら青い鳥文庫から挑戦していくと良いかもっスね!」
    越後谷 透:※児童書文庫シリーズです。
    越後谷 透:「絵本もデカくなってから読み返すと、思った以上に読みやすくてびっくりするんスよね~」
    聖護院美幸:「なんか無料で読めるやつもそんな名前でしたね」
    越後谷 透:「青空文庫っスか?あっちは文体が古いから中~上級文字力持ち御用達っスなあ」
    越後谷 透:「著作権切れしてる奴乗っけてるから無料で読めたんだっけか。」
    聖護院美幸:「著作権切れ……?」
    聖護院美幸:「なるほど!」分かってない
    越後谷 透:「んーと…ドラえもんが世の中に氾濫しないよう守ってるのが著作権っすね」
    越後谷 透:「いや……ドラえもんはもう切れてたっけな?」適当を言いつつ、ぷらぷらと部室の名前を探す。
    越後谷 透:「まーいいや。著作権が残ってる奴を勝手に売り出すと怒られるよ、って感じの認識でいいはずっス」
    聖護院美幸:「ほぉ」
    聖護院美幸:「スポーツの技術はいくら売り出してもいいのに……」
    越後谷 透:「スポーツは集合知、著作は唯一性が大事なやつですかんねえ。」
    越後谷 透:「新記録じゃなくて『新競技』を発表する分野だから、勝手に出し抜こうとすると大変な事になるわけっス」
    越後谷 透:ひらんひらん。「……お、アレかな文芸部」
    聖護院美幸:「おほー」
    GM:文芸部、とプレートが出ている
    聖護院美幸:「入りましょうか」
    越後谷 透:「どきどき……」口で言いながらノック。
    越後谷 透:流石に拳銃は洒落にならないので置いて来ている。愛用?のスパナが限界だった
    聖護院美幸:「たのもー」
    GM:がらがら、と引き戸が開く
    GM:そこにぽつんとひとり、新喜多ほのか
    新喜多ほのか:「ふんふんふふーん」鼻歌
    新喜多ほのか:「ありゃ」
    越後谷 透:「えーと……こんちゃっす。」とりあえず挨拶。
    越後谷 透:「この前の確認もかねてご挨拶に……って感じだったけど。新喜多サンおひとりですかい?」
    新喜多ほのか:「イベントとか隔月の文芸誌の締め切りでもないと人来ないからね」
    越後谷 透:「締め切り、だいじだもんなあ」うんうん。
    新喜多ほのか:「そうなんだよねぇ」
    新喜多ほのか:「とはいえ、私は別に発表することもないんだけど」
    越後谷 透:「ありゃ。読む専部員とか?」
    新喜多ほのか:「いい作品が上がらないんだよねぇ」
    新喜多ほのか:「やっぱ漢詩ってむずくね?」
    越後谷 透:「漢詩かぁ……」ぼやぼや。
    越後谷 透:「授業補正で辛うじて読めるぐらいだな……」
    新喜多ほのか:「で、なんだっけ。サッカーボールのこと?」
    越後谷 透:「そうそう…何やかや掘り当てちゃったし。」ごそごそ。
    越後谷 透:「モノなら俺だろって感じで押し付けられたんスけど、適当に捨てたら闇討ちに会いそうだし……」
    越後谷 透:「折角だし綺麗に洗ってダクトテープ巻いたぐらいっスけども。どうしたもんかなあと」
    新喜多ほのか:「ふんふん」
    越後谷 透:経年のささくれやテープも目立つが、けっこう綺麗なボールへビフォーアフターしている。
    越後谷 透:マジックで書かれていた願掛け/呪い?も漂白済みだ。
    新喜多ほのか:「あげるって」
    新喜多ほのか:「呪いも本当かわかんないしね」
    越後谷 透:「そらそーっすね。」ひらひら。
    越後谷 透:「呪いもまあ……大丈夫でしょ。ちょっと失礼かもですが」
    越後谷 透:「道具とか大事にするタチじゃねえでしょ?虎丸サンって」
    新喜多ほのか:「人間も道具も大事にしないよ」
    聖護院美幸:「でしょうな」
    越後谷 透:「だったら猶更だ。愛用してない道具ならシチにゃあならねえ」
    越後谷 透:「そういうお話でしたよね?"運痴様"のゴリヤクってのは。」
    越後谷 透:「これで虎丸サンの願掛けもちっとは仕切り直せたらいいんスけども……」
    越後谷 透:「ま、俺からはこの辺で。これ以上は本当に闇討ちされそうだ」
    越後谷 透:にやにや。
    新喜多ほのか:「虎ちゃんの場合、呪いは自分で自分にかけるタイプだからなぁ」
    新喜多ほのか:「願掛けだって、ほんとにする気だったのか分かんないよね」
    越後谷 透:「忘れないようにってメモ代わりかもっスねえ。」
    越後谷 透:「勿体ない病の俺からするとピンと来ない覚え方だけども。」
    新喜多ほのか:「圧倒的な自分こそが虎ちゃんの強み」
    新喜多ほのか:「自分しかないから、他人も道具も大事にできない」
    新喜多ほのか:「自分よりも大事で、自分よりも上を認めらないんだよ」
    聖護院美幸:「……」
    越後谷 透:「天上天下、唯我独尊。」
    越後谷 透:「俺にゃあ縁のない言葉だ。」最近は尚更にそう思う
    越後谷 透:隣へ居たいと思う人が出来て。やはり俺は色々変わったのだろう。
    越後谷 透:その上で。そうなる以前の俺もきっとそう言えるという、奇妙な確信もあった。
    越後谷 透:「文芸誌。次に出る時は教えて下さい代。」
    越後谷 透:「マブダチとレビュー大会開くのも楽しそうだ」
    新喜多ほのか:「もちろん」
    新喜多ほのか:「いずれは春望のような詩を書くことが、私の目標だからね」
    越後谷 透:「春望……えーと……最近テストで出たな……は!」
    越後谷 透:ぴこーん!「国破れて山河在りの人!」
    新喜多ほのか:「そういう認識なんだ……」
    越後谷 透:「フッ……もうちょい位、べんきょーもするか……」
    越後谷 透:「漢詩もまたモテる道筋へ連なると、本日をもって理解っちまいましたからね…」どやぁ
    聖護院美幸:「そういうとこですよ」
    越後谷 透:「きゅーん……」しょんぼり。
    GM
    GM:シーンカット
    GM

    エンディング4:絶対強者


    GM:ED:『絶対強者』
    GM
    GM:下校時間になり、君は街を歩いていた
    GM:地道なフィールドワークか、それとも帰宅している途中なのか、それは君だけが知っている
    GM:そんな中、騒がしい音が耳に入ってきた
    弓削 サダメ:「くそっ……転校生のヤツ、用事があるからって先に帰りやがって……」
    弓削 サダメ:「ん……?」 騒がしさの源に目をやる
    GM:その音は遊戯施設……いわゆるパチンコ屋からのものであった
    東雲姫華:「……」
    弓削 サダメ:「げ」
    東雲姫華:死んだ目をして喫煙所で煙草を吸っている
    東雲姫華:「お」
    東雲姫華:「おいクソガキ!」
    弓削 サダメ:「…………ちっす」 一瞬、見なかった振りをしようかと思ったが、声をかけられてしまっては仕方がない。
    弓削 サダメ:「こういう場所で管巻いてるのが異様に似合いますね」 外だからか多少敬語になる。
    東雲姫華:「敬語使えるんじゃん。礼儀が分かって来たな」
    東雲姫華:「眼鏡してるだけあるよ」
    東雲姫華:「でさ、お前千円札持ってね?」
    弓削 サダメ:「は?」 一瞬、言われた意味がわからなかった
    弓削 サダメ:いい年をこいた大人が? 高校生に? 金をたかろうと?
    弓削 サダメ:「カスか……?」
    東雲姫華:「倍にして返してやるからさ」
    東雲姫華:「これは投資と一緒だ」
    弓削 サダメ:「詐欺の手口かよ」
    弓削 サダメ:「ふざけんな。本当に金を倍に出来るならアンタの金がなくなってるワケないじゃねぇか」
    弓削 サダメ:「アタシから金を引き出したいなら、もうちょっと論理的にだな……」
    東雲姫華:「論理的に説明して理解できるのか?」
    東雲姫華:「いいか? ジャグラーでビッグを一回引いたら三百枚は出る。で、一枚二十円だから六千円になる」
    弓削 サダメ:”ビキッ” ”ビキッ!” 「…………挑発か?」
    東雲姫華:「そこからジャグ連でビッグを引けばまた六千円だ」
    東雲姫華:「ビッグ一回でお釣りがくるぞ?」
    弓削 サダメ:「へぇ~~完璧な論理だ。素晴らしい。おまけにわかりやすい」
    弓削 サダメ:「……実現不可能じゃねーか!! それが出る確率は何%だよ!!」
    東雲姫華:「私はそれをほぼ百にできるんだよ」
    東雲姫華:「なぁ、頼むよ。どうせあんな部活じゃ人生に彩りないだろ?」
    東雲姫華:「男紹介してやろうか? 女の方がいいか? 金がありゃあいいなら返しを多めにしてやるからさ」
    弓削 サダメ:「いや、アンタ……護法クラブのOGじゃ……………」
    弓削 サダメ:はぁ、とため息をつきながら
    弓削 サダメ:「そりゃあなあ、アンタの目から見れば何もない、つまらない部活動に見えるかもしれないけどさ」
    弓削 サダメ:「苦労ばかりで身になる事がない、何の利益もないカスみたいな活動に見えるかもしれないが……いや、これは本当の話か」
    弓削 サダメ:「でもな、アタシはそれなりに楽しくやってンだ。大人が上から目線で冷や水をかけてンじゃねぇよ」
    東雲姫華:「はぁ……」
    東雲姫華:「私は別に金さえ貸してくれりゃあなんでもいいんだがな」
    弓削 サダメ:「借り方が悪い。0点だ」
    東雲姫華:「じゃあいいや。その辺で借りよ」
    東雲姫華:「それとクソガキ」
    東雲姫華:「楽しくやりたいなら、ラインは超えんな」
    弓削 サダメ:「あぁ?」
    東雲姫華:「私は超えた」
    弓削 サダメ:「おまっ……いや」
    弓削 サダメ:「忠告には感謝する。でもな……」
    弓削 サダメ:「転校生アイツを部に迎え入れて……アタシ達の中でも何かが変わろうとしてるんだ」
    弓削 サダメ:「その忠告、護れる保証はないぜ」
    東雲姫華:「……なんかあったら私のところに来い」
    東雲姫華:「慰めるくらいはしてやるよ」
    東雲姫華:「こう見えても、あの日うちに来た奴らの中じゃあ、お前を一番買ってる」
    弓削 サダメ:「…………。」
    弓削 サダメ:「アンタに優しくされるなんてゾッとしない話だな……」
    弓削 サダメ:「その日が来ないように気を付ける事にするぜ。ありがとうよ、姫華さん」
    東雲姫華:「よし、その感謝を示すために財布出せ」
    東雲姫華:「……ま、いいか。冗談ってことにしといてやる」
    東雲姫華:「その調子で励め、赤眼鏡」
    弓削 サダメ:「言われるまでもねぇよ、その…………ヤニ女!」
    弓削 サダメ:咄嗟に出た悪口に、あまり効果的じゃなかったかな?などと思いつつ東雲姫華と別れる。
    弓削 サダメ:ふと、財布の中身が気になって鞄の中に手を入れた時……
    弓削 サダメ:”ぱちっ!”
    弓削 サダメ:鞄の中で端末に宿った”悪魔”が不機嫌なパルスを飛ばしてきた。
    弓削 サダメ:証拠不十分で大した悪事を暴く事は出来なかったせいか、この前からどうにも”悪魔”の機嫌が悪い。
    弓削 サダメ:静電気の様な刺激が連続的に弾けて、指先を淡く痺れさせた。
    弓削 サダメ:「わかってるよ……”契約”は果たす。」
    弓削 サダメ:バヂッ
    弓削 サダメ:「……違う。アイツはそんなんじゃねぇよ。」
    弓削 サダメ:チチッ
    弓削 サダメ:「ネジが2、3本ぶっ飛んじゃいるが隠し事をするようなヤツじゃあない……」
    弓削 サダメ:パチ……
    弓削 サダメ:「焦るなよ……すぐにもっと良いモノを喰わせてやるから……」
    弓削 サダメ:猛獣を宥める様に、伴侶を慰撫する様に、慰めの言葉を口にする。
    弓削 サダメ:その言葉を聞いてか、パチパチとした抗議も次第に鳴りを潜めていく。
    弓削 サダメ:「――――。」
    弓削 サダメ:(――こんなモンは一時凌ぎだ)
    弓削 サダメ:彼が機嫌を直した事に内心でほっと息をつきながらも、先行きが怪しい焦燥感に眉根を寄せる。
    弓削 サダメ:(”契約”が……アタシと悪魔を縛り付ける)
    弓削 サダメ:(”契約”が果たされなければ……それはアタシが破滅するってコトだ)
    弓削 サダメ:「ハッ……転校生好奇心モンスターを笑ってばかりじゃいられねぇな」
    弓削 サダメ:自分自身の愚かさを嘲笑う。
    弓削 サダメ:「”好奇心”に突き動かされるアイツと、”契約”に縛られたアタシ」
    弓削 サダメ:「本当に馬鹿なのはどっちかって話だ…………。」
    弓削 サダメ:言葉を切り、少女は一人夜の街に歩き去っていく。
    弓削 サダメ:昼間とは違った空気。蒸される様な夜の熱がじわりと少女の額を湿らせる。
    弓削 サダメ:夏の終わり。日に日に長く、色濃くなっていく夜の闇の中に少女は消えて行った。
    GM
    GM:シーンカット
    GM

    エンディング5:青い好奇心


    GM:エンディング:『青い好奇心』
    GM
    GM:秋津有栖、君は護法クラブ顧問の畷と向き合っていた
    畷先生:「で、入部希望と」
    秋津有栖:「ええ。届出の紙も書きましたよ」
    秋津有栖:「『あとは顧問に出せばいい』とユゲさんからは聞いたんですが……合ってますよね?」
    畷先生:「あぁ。それでいい」
    畷先生:「諸々の処理は先生の仕事だ」
    秋津有栖:「へえ……トラマル先輩が暴れてた痕跡とかも先生が処理するんですか?」
    畷先生:「それは内緒」
    秋津有栖:「それは残念」秘密にされたことではなく、異能の指先を使う隙が見当たらないことが、だが
    秋津有栖:「書類ではコードネームとやらを書く欄がなかったんですけど、別のところで申請するんですかね」
    畷先生:「それはUGNの管轄」
    秋津有栖:「護法クラブ、UGNとやらの管轄じゃあないんですか」
    畷先生:「管轄だけど委託事業とかフランチャイズみたいなもんだ」
    秋津有栖:「ははあ、子会社みたいなものですか」得心したように頷く
    秋津有栖:「先生方の間ではレネゲイドについてどれだけの人が知っていられるんですかね」
    畷先生:「8:2の2の方」
    畷先生:「多分。隠してるやつもいるから正確な数は分からんが」
    秋津有栖:「意外と知られていますね……」下手にワーディングを使うとバレるなこりゃ、と内心で
    秋津有栖:「護法クラブ外でもオーヴァードの生徒はいるみたいですけど……特待普通科って覚醒訓練でもしてるんです?」
    秋津有栖:不知火、虎丸、新喜多。新喜多の口振りで「まだほかにもオーヴァードがいる」と秋津は感じていた
    畷先生:「さぁ?」
    畷先生:「それこそそういうのは特待に聞いてみたらいいと思うが」
    秋津有栖:「教室は何度か覗いているんですけど、学校に来てることがないんですよねえ……」
    秋津有栖:まあ、来ていても教室にいないだけの可能性もままあるが
    畷先生:「……そりゃあ」
    畷先生:「探すからだ」
    畷先生:「案外、無心でいることが会う条件かもな」
    秋津有栖:「難しいことを言いますね」
    秋津有栖:「探そうとするほど見つからない、ね……」
    秋津有栖:「まあ、今日は書類も出したので帰ります。先輩方もいないみたいですしね」
    畷先生:「そうしな」
    秋津有栖:一礼して部屋を出た
    秋津有栖:「あ、コードネームの申請を誰に提出するのか聞くの忘れたな」廊下を歩きながら
    秋津有栖:「UGNの人……前に会ったOGの人かな……」東雲邸で会った空堀を思い出しながら
    秋津有栖:「携帯持っていないからなあ。今度ユゲさんに会ったときにUGNの人の呼び出し頼んでみるか」
    秋津有栖:ひとりごとを呟きながら、廊下を進む
    秋津有栖:無心とまでは言わないが、探すという心は薄れている様子だった
    不知火水月:「おや、奇遇だね」
    畷先生:不知火水月、男性用の学ランに身を包んでいる
    秋津有栖:「ああ、シラヌイ先輩! お久しぶりです」嬉しそうに顔を綻ばせた
    秋津有栖:「学ランもお似合いですね、先輩」
    不知火水月:「そう? よく言われる」
    不知火水月:「また気が多くなって遊んでいたのかな?」
    秋津有栖:「ははは、耳が痛い」
    秋津有栖:「気になることが多すぎましてね、学園に」
    秋津有栖:オーヴァード、七不思議、特待普通科……不知火水月。
    秋津有栖:不動学園では秋津が興味を惹かれる対象に事欠かない
    秋津有栖:「まあでも、一番興味を惹かれているのはシラヌイ先輩ですよ」
    不知火水月:「そう」
    不知火水月:「おいで、立ち話もなんだろう」
    不知火水月:そう言って、すたすたと歩き始める
    秋津有栖:「ありがたく」不知火の半歩後ろをついて歩く
    不知火水月:「秋津くんはどうして僕のことが気になるのかな」
    秋津有栖:「循環した物言いですが……『気になるから、気になる』ですね」
    秋津有栖:「『なぜ』に理由をつけるのは難しい……自分でも説明がつき難いものですから」この尽きぬ好奇心は、止まない興味は。
    秋津有栖:「自分の中で、シラヌイ先輩の占める割合が大きくなっているのは確かですね」
    不知火水月:「ふうん」
    不知火水月:足が止まる。ついたのは、保健室
    不知火水月:当然のように戸を開け、すたすたとベッドの方に歩き、カーテンを開けた
    不知火水月:「そういうものかな、感情っていうものは」
    秋津有栖:「そういうものなんでしょうね、きっと」
    秋津有栖:「……ところで、なぜ保健室に?」
    不知火水月:「なぜに理由をつけるのは難しい」
    不知火水月:「ふふ……少し眠かったんだ。この時間は誰もいないのも、僕は知っているからね」
    秋津有栖:「これは一本とられましたね」くつくつ、と喉を鳴らすように笑う。秋津の機嫌がとても良いときの笑いだ
    不知火水月:ベッドに腰掛ける
    不知火水月:「君は僕を知りたいんだね」
    秋津有栖:「ええ、その通りです」
    不知火水月:「案外それは薄い布一枚で隔てただけの簡単なものかもしれないよ」
    秋津有栖:「……誘っているんですか?」
    秋津有栖:「……申し訳ないですが、のりませんよ。今はまだ」
    秋津有栖:覚醒してから、より深く世界を見れるようになった。超えられる境界線と、超えられない境界線……帰れない境界線
    秋津有栖:この線は”超えられない”……今はまだ、だが
    秋津有栖:「俺が先輩を知るに値するのは、今じゃあない」
    不知火水月:「ふふ」
    不知火水月:「案外謙虚なんだね」
    不知火水月:「少し安心したよ。こう見えても華奢でね」
    不知火水月:「君がその気になったら僕は大変だったろうね」
    不知火水月:「……有栖、目を閉じてくれるかな」
    秋津有栖:「なんでしょう、先輩?」言われた通りに目を閉じる
    GM:なにかが、君を貫通していったかのような感覚が現れて
    不知火水月:「僕が卒業するよりも早く、僕を知るに値して欲しいね」
    不知火水月:その声は、君の背後から
    不知火水月:「もしも君が知るに値する時が来たのなら」
    不知火水月:「君は僕を暴いてくれるよね?」
    秋津有栖:「ええ、その時が来たのならば、必ずや」くつくつ、と喉を鳴らして笑う。不知火への興味は尽きぬどころか、湧き出るようで
    不知火水月:「あぁ……いいよ」
    不知火水月:「本当に、素敵だね」
    不知火水月:耳元でささやいた声が聞こえたかと思えば
    不知火水月:背後から気配は消えていた
    秋津有栖:「探そうとしたから、いなくなった、か……」
    秋津有栖:ミヒャエル・エンデの歌芝居ズィンクシュピール
    秋津有栖:その前書きにおいてヘルベルト・ローゼンドルファーは”それ”を「探さないときにのみ発見されるものであり、
    秋津有栖:探す者は、”それ”をいつか発見することを恐れている」と述べた
    秋津有栖:また、ヴィルフリート・ヒラーは「誰がなんと言おうと”それ”を探すことは”幸せ探し”である」と断言した
    秋津有栖:「”スナーク狩り”」
    秋津有栖秘密スナークを追い求める。
    秋津有栖不思議スナークを掌中に収める。
    秋津有栖神秘スナークを狩る。
    秋津有栖:「俺のコードネームは、”スナーク狩り”です」一人保健室で決意と共に呟き、部屋を後にする
    秋津有栖They sought it with thimbles,they sought it with care;みんなは指抜きで探した。細心の注意で探した。
    秋津有栖They pursued it with forks and hope;フォークと希望で狩り立てた。
    秋津有栖They threatened its life with a railway share;鉄道株でそいつの命を脅かした。
    秋津有栖They charmed it with smiles and soap.微笑みと石鹸で金縛りにしてやった。
    秋津有栖:子供の頃にそらんじた詩を口ずさみながら、暫しの日常へと戻りゆく。

    ■トレーラー■ 心、青々と広がり未知へと進む
    顔、青々と染まり死地へと進む
    人、青々と変わり青山へと進む
    青、青、青、青
    君たちは知ってしまった
    この青き好奇心を

    ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ
    『黒い自我、白い快楽 一話:青い好奇心』

    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉
    GM
    GM:『青い好奇心』→終了
    inserted by FC2 system