ミドル5:先輩風
GM:ミドル5:『先輩風』
GM:シーンプレイヤー:越後谷 他任意
GM:登場侵蝕をお願いします
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (74 → 82)
灯 二尾:跳ねるなあキミ!
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (65 → 71)
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (61 → 70)
越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (53 → 56)
越後谷 透:おちつき過ぎじゃねえ?
灯 二尾:慣れ……
GM:
GM:情報収集を開始します
GM:・虎丸成瀬について2 <情報:噂話>8 <情報:UGN>8
・不定形の七不思議『運痴様』 <情報:噂話>9 (秋津くんはボーナス+2)
・東雲の失踪について <情報:UGN>7
シークレット1つ(全項目成功で解放)
灯 二尾:よっつ!
越後谷 透:いっぱいあるな!
秋津有栖:秋津くんボーナスある
弓削 サダメ:秋津くん、転校直後なのに学校の事について異様に詳しすぎる
秋津有栖:七不思議を調べます。コネ:噂好きの友人を使用して社会1DXは侵蝕ボーナス込みで4DX
越後谷 透:調べる意欲が高すぎないか?
灯 二尾:いけいけー
秋津有栖:4DX+2>=9 七不思議・運痴様
DoubleCross : (4DX10+2>=9) → 7[1,1,1,7]+2 → 9 → 成功
秋津有栖:ピタリ賞
灯 二尾:中々変なダイスしてるゥ
越後谷 透:俺は虎丸サン調べるかねえ。
弓削 サダメ:最後だけやる気が出てる!>ダイス目
灯 二尾:じゃあ部長の失踪行きまーす
灯 二尾:情報収集チーム使って固定値+2!
灯 二尾:6dx+3
DoubleCross : (6DX10+3) → 7[3,5,5,5,6,7]+3 → 10
灯 二尾:ていっ
越後谷 透:ミーミルコネを情報掲示板に変身させつつ噂話で判定!
越後谷 透:6dx+1>=8 噂好きの友人補正込み!
DoubleCross : (6DX10+1>=8) → 10[1,1,5,6,8,10]+3[3]+1 → 14 → 成功
越後谷 透:ヨシ!
GM:では情報開示請求
情報:・虎丸成瀬について2
虎丸成瀬は初等部からのエスカレーター組である。
特待普通科に編入したのは高等部に上がる時であり、同級生の間では虎丸自身の性質もありそこそこ話題になったらしい。
また、一部の生徒からは『運痴様』に呪われているとも言われてる。
よく旧校舎に出入りしているのを目撃されており、そこに行けば会う可能性は高いと思われる。
情報:不定形の七不思議『運痴様(はこちさま)』
旧校舎にあった体育倉庫裏に置かれた不思議な祠めいたもの。
その祠にはかつてシゴキのようなイジメで道を絶たれたもの達の怨霊が祀られていると言われている。
そこには運痴様というものが祀られていて、お供え物として愛用しているものを埋めるとスポーツ選手としての栄誉か、スポーツの才能を失う代わりに願いを叶えると言われている。
情報:東雲の失踪について
本人は『不知火水月を調べていた』とはいうものの、元々は彼女は七不思議について調べていたというのが正しい。
とはいえ、十三個あるともいわれる七不思議は人によって語る内容が変わるため正確な数は不明であった。
その中で不知火水月はずっと学校にいるという内容のものがあり、不知火水月について調べていたところを襲われたらしい。
本人曰く「やばそうだったから学校から逃げた」らしい。
GM:
GM:解放される項目があります
GM:・呪い 任意の<情報:>12
:もし、もしもの話だが
:君たちがこの背景を明らかにしなくとも、君たちは前に進みこの事件の決着をつけることが出来るだろう
弓削 サダメ:調べに行くぜ>呪い
越後谷 透:即決ゥ!?
灯 二尾:行け―ッ!悪魔召喚士の娘ーッ!
弓削 サダメ:うおおおお!《オリジン:サイバー》使用! <情報:噂話>!
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (71 → 73)
弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=12 【情報:噂話】
DoubleCross : (6DX10+9>=12) → 10[3,6,9,9,10,10]+10[10,10]+5[2,5]+9 → 34 → 成功
弓削 サダメ:なんでもわかった
灯 二尾:すっげぇ
越後谷 透:ウオオオ!来るなら来やがれ!
:情報を開示しなさい
情報:呪い
虎丸成瀬は呪われている。
彼女は空気の抜けたサッカーボールを旧校舎裏に埋めている。
ボールには歪な字で『聖護院美幸を殺す』『アタシが最強だ』などと書かれている。
彼女は特待体育科から特待普通科へと移籍した。
呪いが本当ならば、彼女はスポーツ選手としての栄誉よりも願いを叶えることを選んだのだろうか。
そもそも本当に呪いなどというものが存在するのだろうか
真実は誰にもわからない
GM:このシーンの終わりに『次シーンで旧校舎の調査をする』と宣言することでPCたちがこの情報を認知することが出来るようになります
GM:
GM:放課後、東雲宅
GM:君たちは東雲の家に来た
東雲姫華:「なんだガキがぞろぞろと」
空堀音芽:「あ、来たんだ」
GM:問題のある女性が二人いた
灯 二尾:「おじゃましまーす!って空堀さん?」
弓削 サダメ:「げっ」 顔を見るや否や
越後谷 透:「ありゃ?奇遇っスね空堀の姐サン」
秋津有栖:「こんにちは……知り合いですか、エチゴヤ先輩?」
灯 二尾:「そこで何であたしには聞かないのかなあ」
越後谷 透:「護法クラブのOB兼UGNの人。」
越後谷 透:「お前が学外で秘密抜き取りテロをやってたらこの人が〆に来てたかもな?」
弓削 サダメ:「ま、アタシらの先輩ってトコロだな」
秋津有栖:「へえ、怖いなあ……今後は控えておくことにします」
灯 二尾:「そーゆーこと!」
灯 二尾:「あんまり矢鱈なことするとバールでごーんだよ。あたしもやられたことある」
弓削 サダメ:(本当かよ……コイツが”控える”、ねぇ?)
越後谷 透:「ありゃ痛そうだった。」うんうん
空堀音芽:「あぁ、君が秋津くん?」
空堀音芽:「自己紹介とかはいいよ。家族構成とか前の学校で何があったかも全部知ってるから」
灯 二尾:「空堀さんほんとこわいなー。いつ調べてるのそんなの」
秋津有栖:「それはどうも……美人に名が知られているのは悪くない気分ですね」
弓削 サダメ:「相変わらず、言う事が怖ぇンですよ……」
空堀音芽:「時間があるときに調べてる」
越後谷 透:「フッ……有名欲はちょっとわかる。」によによ。
灯 二尾:「時間ある時あるの…ッ…?」
弓削 サダメ:「それよりも、今日はどうしてこんなトコロに?」
空堀音芽:「正直一緒に仕事する可能性あるオーヴァードのことは大体覚えてるから、忘れるってことができないだけかもね」
空堀音芽:「今日は東雲チャンの借金の回収と妹さんの報告」
東雲姫華:「倍にして返したんだからぐちゃぐちゃいうな上下ゆるゆる女」
越後谷 透:「ああ、やっぱ東雲部長あの島にいるんスね?」
聖護院美幸:「先輩方仲いいですね」
灯 二尾:「おおー」
空堀音芽:「いるよ」
空堀音芽:「あそこは私の私有地だし勝手には来れないでしょ。オーヴァードの九郎さんもいるし」
弓削 サダメ:「そうだ。部長の件」
弓削 サダメ:「おい、姫華さん」
越後谷 透:「九郎さん共々でダメならもう仕方ねえクラスですもんなぁ」
東雲姫華:「さん付けできるなら敬語使え」
弓削 サダメ:「アンタに使う敬語はねえよ」
灯 二尾:「あっはは!仲が良いねえ」
越後谷 透:事後報告だが、少年が滞在中の『実績』もちゃんと聞いていた。
弓削 サダメ:「それはそうと。やっぱりあったぜ、関連が。部長は不知火水月を調べていて……その途上で危険を察して逃げ出した」
弓削 サダメ:「上がり特待の虎丸とか言うヤツも関わってる」
東雲姫華:「あぁ、そいつはシメた」
灯 二尾:「えっ速い」
弓削 サダメ:「あぁ?」
秋津有栖:「まだ生きてるんですよね、トラマル先輩……?」
越後谷 透:「それ聞こうと思ってたのに!?」
東雲姫華:「殺したら捕まるだろ」
東雲姫華:「ただ、まだ終わってねェ」
灯 二尾:「およよ?まだ面倒なことがおありですかい?」
弓削 サダメ:「逃がしたンですか?」
東雲姫華:「逃げられた。アイツには協力者がいる」
灯 二尾:話ながらも姫華にセクハラするチャンスをうかがっている。
秋津有栖:「オーヴァードって死体の一つや二つくらい隠せそうな気はしますけど……協力者、とは」
灯 二尾:「協力者……」
越後谷 透:「んー、旧校舎に出入りしてるって話はナントカ聞けましたけんども……」
弓削 サダメ:「旧校舎ねぇ……」
越後谷 透:「先輩が言ってた呪いもやっぱ関係してんのかね?なんか調べてたろ秋津」
越後谷 透:「オンチ様だかなんだか。」
秋津有栖:「ああ、クラスの女子に聞いて回ったら快く教えてくれたよ」
灯 二尾:「ああ、七不思議の奴!」
弓削 サダメ:「コミュ力あるな……転校生」
灯 二尾:「もう噂になってたよ~秋津君。あたしのいたずら情報網の中でも」
弓削 サダメ:「…………エフェクトは使ってないだろうな?」
越後谷 透:(強いなぁ、秋津野郎…)何とも言えぬ敗北感がある。現状モテたら困る側なんだけども
秋津有栖:「まさか? 普通にお願いしただけだよ。放課後に喫茶店を奢るのを代わりにね」
灯 二尾:「ひゃー、いっけめーん」
弓削 サダメ:「黙ってりゃあ、それなりに良い男なんだけどな」
秋津有栖:「顔が良いと得だね」さわやかな笑顔
灯 二尾:「あはは!」
越後谷 透:「眼が据わってなきゃ平和なやつなんだけどなぁ……」しんみり。
秋津有栖:「えぇっと……話して貰えたのは運痴様という七不思議だね」
秋津有栖:「お供え物と……輝かしい未来を代償に願いを叶える」
越後谷 透:「また丁寧にロクでもない七不思議だなオイ……」
灯 二尾:「むー……」見えないが表情が曇る。
秋津有栖:「まあ言ってしまえばよくある『願いを叶える』類型民話だけど……この世界にはレネゲイドがあるからね」
弓削 サダメ:「おいおい、そりゃあ……」
灯 二尾:「そーゆーのろくなことにならないんだよねぇ、大概」
弓削 サダメ:「”悪魔”みてーな話だな」
灯 二尾:「どっちかっていうと”かみさま”じゃない?」
弓削 サダメ:「まあ、古今東西どこにでも似たような話はあるか……」
空堀音芽:「なにと関わって来たかで見方は変わるかもね」
灯 二尾:「まーソウダネ。両方実例がいるもんねえ目の前に」
東雲姫華:「願いって言うなら『踊り場の女神様』ってのもあったよな、クソアマ」
空堀音芽:「いやん。あったねー」
灯 二尾:「……うーん、その口ぶりからして空堀さんは女神さま?」
越後谷 透:「女神!?」ガタッ
弓削 サダメ:「あー……OBの諸先輩方の思い出トークはともかくとして」
弓削 サダメ:「運痴様と虎丸成瀬、繋がりと言うには些か希薄だが、調べてみる価値はありそうだな」
秋津有栖:「他の子から聞いた話だと、運痴様のご神体……ともいうべきものは祠にあるそうだ」
灯 二尾:「ほうほう」
秋津有栖:「場所は旧校舎の体育館裏。案外、たくさんお供え物があったりするかもしれないね?」
灯 二尾:「旧校舎側かぁ、あんまり行ってないから気づかなかったよ」
弓削 サダメ:「掘り起こしてみるか? 案外、スキャンダラスな物も見つかるかもしれないぜ」
越後谷 透:「虎丸サンも見つかるかもしんねーしな。掘り起こすのはちとどうかと思うが代……」
灯 二尾:「まーでも行ってみてから考えよ!関係あるのは間違いなさそうだし」
越後谷 透:「まあ──そうだな。行ってから決めればいいか」
越後谷 透:「正味、レネゲイドでガセ話が本当になり得るから厄介なんだしな……」
弓削 サダメ:「スコップ借りてくぜ、姫華さん」
東雲姫華:「あのバカ殺せたらそのまま埋めるのに使え」
秋津有栖:「埋めるにしても、もっと証拠の残らない方法を見つけてからにしますよ」
弓削 サダメ:「未来ある高校生に犯罪の片棒担がせんのはやめろ」
灯 二尾:「こわ~。でもダイジョブダイジョブ、消すならあたし得意だから!」
越後谷 透:「作戦が具体的!」顔が青い。
弓削 サダメ:「はあ……コイツらには常識ってモンがないのかよ」 やれやれと首を振りながら
弓削 サダメ:「じゃ、行くか」
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得と購入が可能です
灯 二尾:ロは保留、懲りずにブルゲを狙うぜ
越後谷 透:ロイス満タン!購入行くぜ~!
秋津有栖:ロイスはカンスト、購入はUGNボディアーマー
灯 二尾:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 7[1,2,3,4,7,7]+1 → 8
越後谷 透:俺もブルゲ班に入るとしよう
秋津有栖:2DX>=12 調達・UGNボディアーマー
DoubleCross : (2DX10>=12) → 6[4,6] → 6 → 失敗
灯 二尾:お前本当に一度もくりらねえな!
秋津有栖:終了です
越後谷 透:4dx+3>=20
DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 10[1,9,10,10]+5[5,5]+3 → 18 → 失敗
弓削 サダメ:ロイスは保留で
灯 二尾:おお
越後谷 透:フッ……財産点、2!
灯 二尾:ピッタリ!
越後谷 透:全ツッパで買い時だな!欲しい人いるかい?
灯 二尾:おいどんほしい!
灯 二尾:16まで行けるようになるから大体の奴が抜けるようになるはず
越後谷 透:んじゃ財産0にして購入!灯サンにプレゼントして以上だぜ
灯 二尾:いえーい!
弓削 サダメ:シューターズジャケット買いに行きます
弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (73 → 75)
弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=13 【調達】
DoubleCross : (6DX10+9>=13) → 10[5,6,7,8,9,10]+7[7]+9 → 26 → 成功
灯 二尾:サスガダァ
弓削 サダメ:成功。ボデマ余ったので誰かいります?
灯 二尾:くれるならもらいます(ガードがカスなので装甲ぐらいしか盛れる手段がない)
弓削 サダメ:では、UGNボディアーマーを灯さんに渡してシューターズジャケットを着ます
灯 二尾:いぇい!みんなからもらいまくり!
弓削 サダメ:行動値が2減少して2に
越後谷 透:繋がる心が君の力ってワケ
GM:
ミドル6:旧校舎→獣心
GM:ミドル6:『旧校舎』
:予定を変更してください
GM:ミドル6:『獣心』
GM:シーンプレイヤー:全員
GM:登場侵蝕をお願いします
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (82 → 84)
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (70 → 74)
越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (56 → 57)
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (75 → 78)
越後谷 透:いや初期侵食鑑みても落ち着き過ぎじゃね……?
GM:
GM:翌日、放課後 旧校舎
GM:グラウンドでは運動部の声が聞こえ、校舎からは吹奏楽部の演奏などが聞こえてくる放課後
GM:しかし、旧校舎は校内の端にあり、木造建築のそれは築年数以上に古ぼけて見える
GM:人がいなくなった建造物は不思議と古くなるのが早くなるという
GM:ここにはもう人はいないのだと君たちは直感的に理解できるだろう
弓削 サダメ:「ひゅ~~、いつ見てもボロっちい校舎だな。次に自身が来たら粉微塵になっちまうンじゃないか?」
越後谷 透:「…………」ポケットに手を突っ込み、佇んでいる。
灯 二尾:「物も寂しがってるんじゃないかなあ」じ、と古びた旧校舎を見やる。
秋津有栖:「場所は裏手、だったかな」
越後谷 透:(いずれ古ぼけていく建物と道具たちだ。)(ある意味で。俺の過ごしやすい所でもある)
灯 二尾:「誰にも見られなきゃ消えちゃうだけだもんね」そっとささくれだった柱を慈しむように触る。
越後谷 透:""きゅるん、と腕輪を回""す。""
弓削 サダメ:「とはいえ、人がいない建物にも”意味”はある」
弓削 サダメ:「人の存在が消えた土地は空っぽの”相”に想念を蓄えるからな。自ずとその手の”物語”の舞台となるだろうさ」
越後谷 透:「まあまあ騒がしいな。モノ自体は結構あるぜ」
灯 二尾:「視点の違いだねえ、なるほどなるほど」
灯 二尾:「裏手だっけ、行こっ」
弓削 サダメ:建物の奥を横目に見ながら、裏手へと回っていく
越後谷 透:足音静かに、のんびり後へ続く。
灯 二尾:何時も騒がしい彼女には珍しく、掌で壁を撫でながら歩いていく。
聖護院美幸:「おっ、祠です」
聖護院美幸:「案外しっかりしてますね……」
GM:端材で作ったような、木製の祠がある
GM:随分と長い時間を経ているらしく、形は歪みどこかがダメになっているのだろう
灯 二尾:「ん……」ぱっぱと掌で埃を払う。
弓削 サダメ:「こいつが七不思議に出てくる祠か」
越後谷 透:「掃除もしとくけ。荒らすだけなのは流石に嫌だ」
秋津有栖:「さて、どこから掘りますかね」
弓削 サダメ:「まあ待ちな」 そう言いながら、スマホを地面に置く
越後谷 透:校舎に残っていたほうきで軽く祠の汚れを落としている。
灯 二尾:「掘る前に掃除しとこって……おお?」
弓削 サダメ:「”探し物”なら……そいつはアタシの”相棒”の出番だぜ」
弓削 サダメ:薄らと画面の上に半透明の蛇のような姿が浮き上がる
越後谷 透:「ああ」「そっちは任せるぜ、弓削サン」
弓削 サダメ:「悪事の証拠だ。探し当てろ”電脳伯爵”」
弓削 サダメ:するりと、霊体の蛇が地面に浸透し……
弓削 サダメ:「な……あぁっ…………!?」
弓削 サダメ:弓削の、顔色が変わる。
灯 二尾:「ん?どしたん?」
越後谷 透:「ちょ、マジで変なの埋まってたのか!?」スコップ片手に駆け寄る
弓削 サダメ:――――虎丸成瀬は呪われている。
弓削 サダメ:「うるっせぇ……! 黙れ……!!」
弓削 サダメ:ふらついた足取りのまま、両手で頭を抱えるようにして移動する
弓削 サダメ:「ち、くしょう……黙れ……黙れよ!なあ!!」
灯 二尾:「サダメちゃん!大丈夫!?」
弓削 サダメ:「心配…いらねぇ……」
聖護院美幸:「まだです」
聖護院美幸:「ただ手を貸すことだけが友情ではありません」
弓削 サダメ:「はぁ……! はぁ……!!」
灯 二尾:「お、およよよ……」じっと見守っている。
弓削 サダメ:「ココ……だ…………!」 一度掘り起こされたかのように土の色が違う地面を指差す
越後谷 透:「よ、よし!」スコップで勢い良く……やっぱ慎重に掘り始める。
灯 二尾:「そこね!?えいほ、えいほ!」自分のマフラー……武器にもなるそれを伸ばして掘り始める。
秋津有栖:「便利だなあ、それ」灯のマフラーを物欲しそうに見ながら
聖護院美幸:「貴方は貴方で心配しなさすぎですよ」
灯 二尾:「そりゃ、あたしの特注だもんね!あげないよ!」ざっかざっか!ワイヤー機構により先端を掘りやすく曲げているのだ。
越後谷 透:「と言うか掘るの手伝えや秋津!一応男手だろ!?」さく…さく…
秋津有栖:「そりゃ俺は素人ですからね。心配するだけ無駄ですよ」
秋津有栖:「スコップ、もう一つ持ってくれば良かったなあ……代わりますよ、エチゴヤ先輩」
弓削 サダメ:「せかせか働け……転校生」 脂汗の滲んだ額を袖で拭いながら言う。
灯 二尾:「サダメちゃんおつかれ!休んでて!」ざかざか!
越後谷 透:「よし……俺土取り刷毛持ってくるわ……」てこてこ。
秋津有栖:「よいしょ、っと」えっさほいさと土を掘り返す
GM:君たちが土を掘り返す
GM:何かにスコップが当たって、それを取り出せば
GM:そこにあったのは『サッカーボールだった』
秋津有栖:「空気はすっかり抜けてますね。文字が書かれてるけど土汚れが多くて読めないな……エチゴヤ先輩、刷毛見つかりました?」
越後谷 透:""「……ちょい待ち。」"""""""
灯 二尾:「たよれる越後谷先輩ですぜ!」マフラーはしゅるんと端っこの土を落として再び首に巻く。
越後谷 透:喧しいな、と思う。俺の無意識だと分かってはいるが。
越後谷 透:""""汚れが取れていけば行くほど、こ"""""""のサッカーボール""""から露にされる何かが、俺の警鐘を鳴らしている""。
越後谷 透:「──書いてあんなぁ」「あんまし健全ではない文言が。」
灯 二尾:「健全でない類の奴ですかい」
越後谷 透:「ホレ」皆にサッカーボールと文字を見せます。
弓削 サダメ:「健全なヤツはこんな場所にボールを埋めないからなぁ……犬か何かかよ」
弓削 サダメ:「ん?」
秋津有栖:「『聖護院美幸を殺す』」
弓削 サダメ:「殺意バリバリじゃん」
灯 二尾:「……ううーん、控えめに言って丑の刻参り!」
秋津有栖:「『アタシが最強だ』」
聖護院美幸:「わはは」
灯 二尾:「狙われた側の反応としては薄いよう~」
秋津有栖:「熱烈なラブコールですね、ショウゴイン先輩」
越後谷 透:「気に障ったらアレなんですけど。」
越後谷 透:「込める場所にしちゃあつまんねえ文言っスね」
越後谷 透:歪んでいる。少なくとも、これを書いた時の文字は。
越後谷 透:今もこの癖が続いているかは知らねえが。或いは『続ける為』にか?
聖護院美幸:「そりゃあそうでしょう!」
聖護院美幸:「虎丸成瀬はつまらない人間でしたから!」
聖護院美幸:元気いっぱいにそう言う。いつもと変わらず、楽しそうに
灯 二尾:「うーん、ちょっと同情するなぁ。かわいそ」
越後谷 透:ちらと、変わらぬ先輩を見て。「呪いかあ。」
聖護院美幸:「そもそも、特待体育科でオールラウンダーというのは無意味です」
越後谷 透:「そんなもんでも気負わねえと、やってらんなかったか」
聖護院美幸:「皆さんは大学は何をするところだと思いますか」
灯 二尾:「えっ?おベンキョ……」
秋津有栖:「研究、かな」
越後谷 透:「……」「勝ちまくりモテまくりのキャンパスライフ……?」
弓削 サダメ:「コネ作り……かな?」
灯 二尾:「たぶん越後谷先輩のは違うと思う!」ぱさぱさ。刷毛で頭を払ういたずら。
越後谷 透:「はぷはぷはぷ…」髪に土が塗される
灯 二尾:「で、正解は実際の所なんなんです?」
聖護院美幸:「より専門的な学習です」
灯 二尾:「せんもん……」
聖護院美幸:「まぁ、現代の価値基準的にそうではないのは知っています。ただ、義務としての教育は中学校で終わりますし」
聖護院美幸:「自由意思による高等学習は高校で終わります」
聖護院美幸:「特待……に限らず、本来スポーツ選手はその競技の専門家です」
聖護院美幸:「私や成瀬は何でもできるがゆえに専門競技がありません。ですが、それで許されるということはありません」
聖護院美幸:「一応、高等部に上がるときに私もボクシングに競技自体は定めましたしね」
越後谷 透:「より得意なやつ……というか、『一番続けたい競技』を決めろ、って事っスか。」
灯 二尾:「ほほう……?」
灯 二尾:「……つまり、オールラウンダーで何でもできる意味がない……って事?」
弓削 サダメ:「……その分野で一番になれる道がなければ諦めろってコトか」
灯 二尾:「…あ、もしかして…だから普通の特待になったのかなあ?」
弓削 サダメ:「ま、言われてみれば当然な話だな」
秋津有栖:「ショウゴイン先輩の方がトラマル先輩よりオールラウンダーとしては上手、ということかな」
越後谷 透:「オールラウンダーを続けるって事は、どのスポーツも程々に触り続けるワケだ」
越後谷 透:「当然、一ジャンルにつぎ込む時間は一本に絞った人間より減る」
弓削 サダメ:「それじゃあ、それじゃあだ」
弓削 サダメ:「サッカーの最強に本田圭佑がいて、野球の最強に大谷翔平がいるとして……」
弓削 サダメ:「虎丸成瀬はいったい”何”の最強を目指したンだ?」
弓削 サダメ:「そしてそれは……」 聖護院美幸を見る
越後谷 透:「悪い、俺イチロー派。」細かい。
灯 二尾:「あ、あたし古田!」
弓削 サダメ:「アンタを殺さなければ到達できない最強なのか?」
弓削 サダメ:「おぉいい!!話のコシを折るな!」
聖護院美幸:「……成瀬は何でもできるから正直他人を見下していました」
灯 二尾:「ごめんねえ」えへへ。
越後谷 透:「ぷえぷえぷえぷえ……」バサバサ刷毛が乗る。
聖護院美幸:「成瀬によって心を折られて普通科に行った生徒も知っています」
聖護院美幸:「それでも私は、彼女と心を通わせたかったです。成瀬はそれを鬱陶しがってましたが」
聖護院美幸:「成瀬がつまらないと思っているのが分かりましたから」
聖護院美幸:「私も、何でもできるから退屈でした。私には私以上に異常な姉がいましたから退屈はそこまでなかったですが」
灯 二尾:(それもそれで大変そーだけどなあ。見てくれる人がいるってのはいいことだよね)
秋津有栖:「持つ者の悩みですねえ」
越後谷 透:「その姉貴さんは大丈夫だったんで…?」
聖護院美幸:「姉は生まれつきのホルモン異常で筋肉が過剰に発達する体質と抜群の運動神経だったのでその気になれば全競技で世界新記録を出せます!」
弓削 サダメ:「……傲慢な、いや幸運な話ですね」
灯 二尾:「こわ~」
灯 二尾:「まあレネゲイドがある時点で大体何でもありだからねぇ」
越後谷 透:「何も理由が無かったら逆に怖い奴だなソレ……」
聖護院美幸:「少し話が逸れましたが、成瀬がなりたかったのは」
聖護院美幸:「何の最強というものではないです」
灯 二尾:「およよ?」
聖護院美幸:「私は昔、成瀬にサッカーで勝ちました。それで彼女がなにか目標を見つけてくれればと思ってのことでしたが……」
聖護院美幸:「結果的には奮起することも、折れることもなく、彼女は曲がりました」
聖護院美幸:「なにをしても、二度と負けない。どんな競技でも……より原初的な、闘争にも」
聖護院美幸:「虎丸成瀬はオールラウンダーのまま、最強になりたがった。負けてなお、目標というものを定められなかったから」
弓削 サダメ:「あー……なるほどなぁ」
越後谷 透:「……誰が悪いって訳でもないんでしょうが。」
灯 二尾:「それは…………なんて言うか、うーん……」
秋津有栖:「なるほど、行き場がないんですね」
灯 二尾:かわいそう、とは違うし、さりとて何というべきか。
越後谷 透:「うっかり最強の目標に収まっちまったんスね、聖護院先輩が。」
弓削 サダメ:「最強の座を譲っちまったらどうなんです、ってのはちょっと難しいか」
弓削 サダメ:「そうまで拗らせてると生半可な事じゃあ納得して”勝って”くれないでしょうし」
灯 二尾:「まあねえ、多分それだと殺すまで収まらないよ~」
聖護院美幸:「まぁ学生らしいというかなんというか」
聖護院美幸:「私よりも姉の方が強いですし、姉よりも姉の大学の先輩の方が強いです」
弓削 サダメ:「修羅かよ」
秋津有栖:「ジャンプみたいなインフレしますね」
灯 二尾:「上には上がいる、ってやつ~」
越後谷 透:「キリが無いんだよなぁ……」
:君たちは、知ってしまった
:知らないことは恥ではない
:しかし好奇心は猫を殺す
:背景は繋がり、君たちは世界の駒として盤面を変えていく
:その変化は君たちの心に関わらず襲い掛かってくるものだが
:もう知らなかった君たちには戻れないのだから
虎丸成瀬:「見つけた」
GM:それは、急発進する重機のようだった
GM:弾けるように旧校舎の窓が割れて、飛び出してきた黒い影が聖護院を吹き飛ばす
聖護院美幸:「うおっ、成瀬!」
弓削 サダメ:「げぇっ!? 噂をすれば!」
灯 二尾:「……うーん、窓が割れるのもったいない」
越後谷 透:「ウワーッ!?ご本人!!!」サッカーボールを慌てて地面に戻す。
秋津有栖:「おお、本人だね」《ワーディング》を行使
GM:
虎丸成瀬(とらまる・なるせ)
所属:高等部特待普通科三年
身長:170cm
誕生日:10月10日
血液型:AB
検体名:悪鬼
欲しいもの:勝利
虎丸成瀬:「ぶっ殺し」
GM:
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得と購入が可能です
弓削 サダメ:ロイス取得はなしで
秋津有栖:ロイスはカンスト、購入はボディアーマー
灯 二尾:ロイスはおいといて、購入はうーん
秋津有栖:2DX>=12 UGNボディアーマー
DoubleCross : (2DX10>=12) → 5[2,5] → 5 → 失敗
秋津有栖:終了です
灯 二尾:まあぼでまるか
灯 二尾:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[2,4,5,6,6,10]+7[7]+1 → 18
越後谷 透:ロイスはいっぱい、購入は……盾のアプデでいいか。
弓削 サダメ:いよいよ買う物がなくなってきました
灯 二尾:やっと回った、手に入れて秋津君にシュゥゥーッ
弓削 サダメ:ブルゲとか使う人います?
灯 二尾:1本はもらったからまあ……ってぐらい
秋津有栖:ボデマを貰えた。ようやく装備です
越後谷 透:いや、侵蝕上げときたいしセルフブルゲにしよう!
越後谷 透:4dx+3>=20
DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 8[2,6,6,8]+3 → 11 → 失敗
弓削 サダメ:ブルゲ買いに行きます
越後谷 透:流石に回らんな。以上だぜ!
弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (78 → 80)
弓削 サダメ:(5+1)dx+1+8>=20 【調達】
DoubleCross : (6DX10+9>=20) → 10[1,1,9,9,9,10]+6[6]+9 → 25 → 成功
弓削 サダメ:成功!&ブルゲを越後谷さんにシューッ!
越後谷 透:超!エキサイティン!(受け取って以上です!)
ミドル7:危険区域
GM:ミドル7:『危険区域』
GM:シーンプレイヤー:全員
GM:登場侵蝕をお願いします
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (84 → 90)
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (74 → 80)
越後谷 透:うおお!やるぜッ!
越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (57 → 63)
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (80 → 90)
弓削 サダメ:テンションが上がってきた
越後谷 透:最大侵蝕差27、何?
灯 二尾:一人だけ落ち着きすぎ
越後谷 透:これがモテる漢の余裕……ってコト!?
弓削 サダメ:モテる男は違う……!!
GM:
虎丸成瀬:「はぁ……はぁ……」
虎丸成瀬:「げほっ……」
虎丸成瀬:口の端に血
虎丸成瀬:「……あァ?」
虎丸成瀬:「……なんでお前生きてる」
弓削 サダメ:「言われてンぞ、転校生」
灯 二尾:(というか本当にボコされたんだ……)
秋津有栖:「人徳かな。日頃の行いが良いんですよ、俺」涼しい顔
越後谷 透:""「あっちもそれな""りに手負いなん……?」""騒がしい"サッカーボールをこっそり背中に隠している。"
灯 二尾:「行い良くてそれなら貯蓄がもうないと思うんだよねえ」
虎丸成瀬:「……」
虎丸成瀬:「あん時は、加減しなかったが上限を叩いたわけでもねぇ」
灯 二尾:(あ、意外と根に持つタイプだ)
虎丸成瀬:「それに、あの顎の壊し方でいまそうなってるわけねぇ」
秋津有栖:「ははは、そりゃあバレますか」
弓削 サダメ:「どうせなら、もっと上手く壊してくれりゃあ良かったンだけどなぁ」
弓削 サダメ:「お前の壊し方が中途半端だったせいで、口の減らないガキのままピンピンしてるぜ」
越後谷 透:「まーここまで秘密暴くのが生きがいの奴もそうそう居ねえもん。」
灯 二尾:「こわいねえ」
越後谷 透:「虎丸サンも……まあ……よゆーで悪い方だけど、若干同情ポイント入るな。」
弓削 サダメ:「とはいえ、だ。やり過ぎなんだよ、アンタは」
越後谷 透:ちょっと評価が甘い。別嬪さんなのは多分関係ない…と思いたい。
弓削 サダメ:「転校生の悪戯が霞むくらいに、暴力をやり過ぎちまってる」
灯 二尾:「その割に満たされないんだからまあたまったもんじゃないよねえ」
虎丸成瀬:「だったらどうする」
虎丸成瀬:「アタシを止めたいなら、殴り合いで決めるか」
秋津有栖:「あ、そういう話になるんです、これ?」振り返り、護法クラブの三人を見る
灯 二尾:「なるも何も、向こうがやる気なんだからしょーがないよ」
灯 二尾:「そうしないと納得もしないだろうし」こきこき首を鳴らす。
聖護院美幸:「あいたた……」
越後谷 透:「最初会った時に言っただろ?」「『あれ以上の袋叩きになるかも』って。」
弓削 サダメ:「はぁ…… 暴力でなんでも決めようって連中はこれだから」
弓削 サダメ:「卑怯とは言わねぇだろうな? ゴリラ女」
越後谷 透:「少なくとも護法クラブの場合、殺し合いを指す。」
越後谷 透:デニムジャケットの前を開き、内ポケットの道具達が揺れる。
越後谷 透:「純殴り合いだとフツーに負けるんで、」
灯 二尾:ひゅん、マフラーを振って一本の棒状に捻じる。
越後谷 透:「オールラウンダーになりやすが。宜しいんで?」
灯 二尾:「向こうから降ってきたんだしいいでしょ。やっちゃおうよ」バトンのように回す。
弓削 サダメ:「構わねぇんじゃないの?」 鞄から取り出したモバイルPCがバチバチと緑色の火花を散らしながら変形……拳銃の形状となる。
秋津有栖:「好戦的だなあ、皆さん」前の学校ほどじゃあないけど、と付け加えて間合いを目測で測る
虎丸成瀬:「痛みを与えてやる」
虎丸成瀬:「まとめてかかってこい」
GM:判定を行います
越後谷 透:おお
GM:行動値順に行動、任意の技能使用。エフェクト使用可能。全員の達成値が60以上で成功。失敗した場合、3d10のダメージを受けてもらいます(装甲有効)
灯 二尾:た、達成値かぁ……()
:検体名:悪鬼、力を示してください
虎丸成瀬:《???》起動
虎丸成瀬:個人の達成値が13を下回った時、2d10のダメージ
越後谷 透:……ふーん?
越後谷 透:ナメた攻撃かましたら当然反撃が入るってワケ
灯 二尾:ヌウーッ
秋津有栖:なるほどね
弓削 サダメ:むむ……
GM:では判定を行ってください
灯 二尾:では私からか
灯 二尾:出来る事なんて一つしかねえ!マイナー無しでメジャー!
灯 二尾:フィフィネラのくすぐり:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション:白兵》:4(7)dx7-1:攻撃6+1d:侵蝕+4
灯 二尾:喰らえこの命中不安の攻撃を―ッ!
越後谷 透:フッ……妖精は任しといて下せえよ
灯 二尾:6dx7-1
DoubleCross : (6DX7-1) → 10[2,2,4,5,9,10]+10[1,9]+10[9]+2[2]-1 → 31
灯 二尾:ワオ
虎丸成瀬:は?
弓削 サダメ:半分削った!
灯 二尾:大分跳ねた
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を4(→ 4)増加 (90 → 94)
灯 二尾:残り29!つぎにぱーす!
弓削 サダメ:これは順番が回ってこないかもしれないなぁ
越後谷 透:じゃ、今回の主役君に譲るとすっか~
秋津有栖:ではいきます
秋津有栖:マイナー▼《原初の青:完全獣化》(侵蝕+8)
秋津有栖:効果:完全獣化。
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を8(→ 8)増加 (80 → 88)
秋津有栖:メジャー▼《C:エグザイル》+《伸縮腕》(侵蝕+4)
秋津有栖:(6+3-1)DX7 白兵
DoubleCross : (8DX7) → 10[1,2,4,4,5,7,8,10]+10[3,6,7]+10[7]+3[3] → 33
秋津有栖:フンッ
灯 二尾:終わった!
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を4(→ 4)増加 (88 → 92)
弓削 サダメ:押し切った!
越後谷 透:やったぜ!
秋津有栖:あ、原初青+1だから完全獣化7ですね
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を-1(→ -1)増加 (92 → 91)
GM:判定成功です。侵蝕率が上げたい場合は判定してもらって大丈夫です
越後谷 透:あ、んじゃ俺やりたーい!
越後谷 透:マイナーは無しで良いな。メジャー!
越後谷 透:コンセ3+ダンシングシミター7!/コンボ:サタデーナイトフィーバー!
越後谷 透:適用武器は7、ダイスはエンチャント×3補正込みで9個!
越後谷 透:9dx7+4 チャーッ!
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,1,1,4,4,6,8,10,10]+10[2,9,10]+10[8,9]+10[1,9]+10[7]+5[5]+4 → 59
灯 二尾:アイエエエ……
秋津有栖:デッカイ
越後谷 透:決まったな……(どやぁ)
虎丸成瀬:特待普通科に向かってなんだその達成値は
灯 二尾:真の支配者は越後谷君だったというわけね
越後谷 透:侵蝕68へ!
弓削 サダメ:でっか……
GM:では演出していきましょう
秋津有栖:では演習いきます
秋津有栖:
秋津有栖:覚醒から半日と少し。重要なのは想像だ。そう秋津有栖は結論づけている
秋津有栖:「より遠くまで、より伸びるように」灯の使っていたマフラーのように
秋津有栖:関節の境は曖昧になり、肘から肩までがしなやかにうねる
秋津有栖:「疾ッ」彼我の距離は五メートル以上。秋津の拳は「伸びて」その距離を瞬く間にゼロにする
秋津有栖:虎丸が反応するより早く腕は鋭角に曲がり、死角から打突を浴びせた
秋津有栖:「これじゃ軽いな……もっと重くて鋭いようにしないと」
虎丸成瀬:見えた、確かに見えていた
虎丸成瀬:だが、回避するよりも早く敵の攻撃は到達し
虎丸成瀬:防御するよりも早く内臓の痛みが口から血を吐かせた
虎丸成瀬:故に失敗した
虎丸成瀬:「この……っ」
灯 二尾:す ぱぁん! その呻きを漏らした時にはすでに。
灯 二尾:視界には黄色と黒の警戒色。マフラーが叩きつけられて更にのけ反らせる。
灯 二尾:「楽でいいね、一人でやるより」
灯 二尾:ふっ。 そして再び気配が途切れる。
虎丸成瀬:苛立ちが加速する
虎丸成瀬:「もっと……もっとだ……」
越後谷 透:びーっ。"─"びーっ。「とか言ってますが。ボール君」"──"
越後谷 透:片手間に取り出したダクトテープで、穴の開いたボールを修繕していく。
越後谷 透:「あーあー、雑でも治して行きゃあ更にハッキリ聞こえるぜ。」越後谷透の耳に届く無機物の声は
越後谷 透:「"かなしいよう""いたいよう"って。捨てられたボールが泣いてらあ」己の無意識がそうあれかしと嘯く、妄想の産物である。
越後谷 透:そのことを、彼は既に気づいて/知っている。その上で泣き声が、響かぬ耳に届いている。
越後谷 透:「……嫌だよなあ。こんな見捨てられ方は」クルクルとボールを指で回し
越後谷 透:何も吹き込まれていないボールが、"膨らんでいく"
越後谷 透:「俺の自己満足だとしても。お前にゃそうする権利があると、俺が決めた」
越後谷 透:そっと、魂を詰めたボールが転がり。利き足を振りかぶる
越後谷 透:「──かまして来いよ、『友達』としてッ!」まあまあ勢いよく蹴飛ばされたボールは
越後谷 透:名伏せ難き曲線を描きながら猛加速し──勢いよくかつての友を弾き飛ばすッ!
虎丸成瀬:衝突する。痛みが来る
虎丸成瀬:目に血が走る
虎丸成瀬:そうだ、その目だ
虎丸成瀬:そうだ、この感覚だ
虎丸成瀬:人生で片手で足りるほどの敗北
虎丸成瀬:その時にいつも感じるもの。それは喪失感であり悔しいという感情であり、なにより
虎丸成瀬:自分を見下ろそうとする相手の目に対する怒りが湧いてくる
虎丸成瀬:「足りねぇ、もっと……食わせろ!」
虎丸成瀬:「う゛お゛ああああああああああああああああああ!」
虎丸成瀬:殺せ、殺せ、殺せ、殺せ、自分を惨めにするものを自分を怒らせる全てを
虎丸成瀬:血の泡を吐きながら、倒れそうになりながら突進してくる
越後谷 透:「へへ」新たに取り出したリールを握り、不敵に笑っている。
越後谷 透:「今日一番の別嬪さんじゃあないですか、虎丸サン」
弓削 サダメ:「顔色悪いけど大丈夫かよ? 保健室でも連れて行こうか?」
弓削 サダメ:煽りながら、変形した銃口の先を血を吐きながら暴走する彼女に向けて……
弓削 サダメ:「いや……」
???:「はい、そこまでー」
弓削 サダメ:「やはり来たか」
GM:まるで、地面から生えるように女が現れて
灯 二尾:「む」ゆらりと陽炎じみて気配が揺れる。
弓削 サダメ:「東雲姫華は言っていたな……虎丸成瀬には協力者がいる、と」
弓削 サダメ:「それはアンタか?」
???:「部分的にそう」
越後谷 透:「……」シルシルと、ワイヤーリールを転がしている。
越後谷 透:「もっと一杯いる感じで?」
灯 二尾:(やっちゃう?)ちら、と気配がそう伺う。
???:「初めまして。皆さん」
???:向かってくる虎丸に背を向けて
???:「デリバリー、虎ちゃん運んじゃってね」
虎丸成瀬:「てめ……!」
虎丸成瀬:その体が地面に飲み込まれるように消える
???:まるで舞台のように恭しく頭を下げてみせる
???:「特待普通科二年、新喜多ほのかと申します」
新喜多ほのか:「以後お見知りおきを」
新喜多ほのか
所属:高等部特待普通科二年
身長:160cm
誕生日:11月2日
血液型:AB
検体名:煉獄
オーダーメイドするなら:寝るのにいい棺桶
越後谷 透:「お、同級生」ひらひらと手を振って応える。
秋津有栖:「どうも、シンキタ先輩。俺は秋津有栖。転校生、一年生です」
弓削 サダメ:「また特待普通科か……ついこの前まで全然見かけなかったくせに、今頃になって大勢沸いてきやがる」
弓削 サダメ:「春先の昆虫か何かかよ」
灯 二尾:「矢鱈と騒がしくなってきたねえ」
秋津有栖:「今の技……”興味深い”ですね」しゅるり、と秋津の指先がほどける
弓削 サダメ:「ドトンの術は忍者小説の中だけにしてくれよ。転校生が興味持っちゃったじゃねーか!」
灯 二尾:「しかし部分的にとはどういうことでせう?」
新喜多ほのか:「ありゃあ私の仕事じゃあないから」
新喜多ほのか:「もーやだなーそうやって情報抜く気なんでしょ」
越後谷 透:「まあ……デリバリーさん?がいる事はわかっちゃったしな……」
弓削 サダメ:「抜けるモンなら底まで抜いておきたいが、そう簡単に話す気はないんだろ」
灯 二尾:「まあねえ」
新喜多ほのか:「そうだねぇ」
新喜多ほのか:「あ、ちょっと被った。おそろっち」
新喜多ほのか:「あ、違う違う。私はさ、話し合いに来たんだよね」
秋津有栖:「話し合いですか」
灯 二尾:「おそろーい!およよ」
越後谷 透:「フッ……できりゃあプライベートで親交を深めたい所ですが。」
越後谷 透:キリッとした顔(のつもり)。
弓削 サダメ:「へぇ……話の通じないゴリラ女よりは理性的ってワケか」
灯 二尾:「まあ聞くだけ聞くのはいいと思うけど」
新喜多ほのか:「もー事実でも名誉棄損になんだからねー?」
秋津有栖:(気絶させて記憶抜いたほうが早いと思うけどなあ)と思いつつ黙って先輩たちの動きを見ている
弓削 サダメ:「話し合いをするのに、この場所は野暮だろう? なんなら、サイゼに席でも取っておくか?」
新喜多ほのか:「あ、これ虎ちゃんには内緒ね? ゴリラっていうと嫌がるんだ。フェレットが好きだから」
弓削 サダメ:(体格に似合わねぇな……)
新喜多ほのか:「いやいや、ここでいーよ。時間は取らせないしね」
新喜多ほのか:「私たちも、ちょっと色々あってね」
越後谷 透:「色々ぉ?」
灯 二尾:「いろいろ……」
新喜多ほのか:「部長さん、失踪中でしょ? 可能なら私たちもそっちの部長さんにリソース割きたくはないわけ」
新喜多ほのか:「だからね、もう私たちは手出ししないから帰ってきてもいいよって言って欲しいの」
弓削 サダメ:「言っとくがなぁ」
新喜多ほのか:「たださぁ一応私たちとしては向こうから手を出してきたからね? ちょっと譲歩をしてもらいたいの」
弓削 サダメ:「部長の失踪がアタシらの弱点になると思ったら大間違いだぜ」
灯 二尾:「というより、譲歩って何要求してくるつもり―?」とんとん。右足で地面を軽くたたいている。
越後谷 透:「だいたいそういう話がどういうオチになるかってのも読める気はしやすが?」
越後谷 透:「まあ言ってみるだけならタダだ。程よく聞き流そうじゃねえの」
灯 二尾:「んだべさんだべさ、という事で言ってごらんなさい」
新喜多ほのか:「二度とうちの周りを嗅ぎまわらないで欲しいって誓ってもらいたい」
新喜多ほのか:「……あ、それかそこの君……たしか新入生だっけ。君の内臓とかでもいいよ?」
弓削 サダメ:「後ろめたいところがあるって白状してるようなものだな」
灯 二尾:「うーん…………」(それは無理そうだよなあ、ぶちょーの性格的に……)
灯 二尾:「内臓……そう言うご趣味で?」
秋津有栖:「残念。先輩たちが嗅ぎ回らないのはともかく……」
越後谷 透:「んー」「俺個人なら考えたけども。多分相当ヒキ悪いぜアンタ」
秋津有栖:「俺は、止まらない。そんなに”興味深い”ことを言われたらね」
越後谷 透:「よりによってこの秋津野郎にその要求をしちまった時点でな」
灯 二尾:「まだ一日くらいしか付き合いないのに大体もうわかるもんねえ」あきれてる。
弓削 サダメ:「無理だろうなぁ……アタシには無理だ。コイツを止めンのは」
新喜多ほのか:「んー」
新喜多ほのか:「じゃあ内臓でもいいよ。死ぬと思うけど」
新喜多ほのか:「覚醒からそんなに経ってないだろうし、君たちの組織にも入ってないと思ったから」
新喜多ほのか:「無辜の生徒を死なせるくらいなら〜ってなると思ったけどならないんだ。案外怖いね」
越後谷 透:「逆だよ逆。」ひらひら
弓削 サダメ:「無……辜……? コイツが……?」
灯 二尾:「あははは!」
秋津有栖:「本当にひどいですよね、こんなにか弱い一般人を殺すなんて」
越後谷 透:「死んだ程度じゃこいつは止まんねえから」「もう無意味な交渉になってんの。」
灯 二尾:「そう言うわけで決裂するしかないよねえ。しょうがないね」
越後谷 透:「この秋津野郎をナントカ叩きなおしてえからその方向で協力できねえ?とむしろ言いてえ位」
弓削 サダメ:「悪いな。転校生がもう少しまともな奴だったら少しはアンタらの話に乗ってやっても良かったんだけどさ」
秋津有栖:「あっはっはっは、叩いて治るようなら俺は転校なんてしてないですよ、エチゴヤ先輩」
越後谷 透:「ふへへへ!だよな~!」ケラケラと笑う。
灯 二尾:「三つ子の魂百まで~いぇーい!」
弓削 サダメ:「はぁ…… まあ、そんなトコだ」
新喜多ほのか:「はぁ〜あ。貧乏くじじゃん」
新喜多ほのか:「虎ちゃん死にそうだったから割って入ったけど、確率的には五分五分だったし静観しとけば良かった」
灯 二尾:「後悔先に立たず!」びしっ!
越後谷 透:「デリバリーさん呼ぶんなら、今がお安いですぜ?」クルクルと腕輪を回す。
弓削 サダメ:「で、虎丸成瀬のヤツはどっかに逃げちまったけど」
弓削 サダメ:「アンタが代わりに捕まるワケ?」
弓削 サダメ:「こっちだってなぁ……部長が帰って来ねえと困るンだよ……」
弓削 サダメ:「部長の安全確保のためだ。ここで人質にでもなっておけよ」
新喜多ほのか:「えー」
新喜多ほのか:「じゃあ抵抗するかぁ。拳で」
灯 二尾:「結局やることになるんだね、おっけーおっけー」
秋津有栖:「拳で」新喜多の柔らかそうな手を見る
弓削 サダメ:「……今思ったンだけど、この構図、普通にアタシらの方が悪者みたいだな」
秋津有栖:「四対一だと弱い者いじめみたいですね」
越後谷 透:「俺もそう思うから逃げてもいいよって言ったの代???」
灯 二尾:「勝てばいいんだ勝てばー、ってね」
弓削 サダメ:「くそっ! もうヤケだ! お前ら、全力でコイツを拉致るぞ!」
灯 二尾:「冗談はさておいて、オーヴァード戦闘において人数よりも異常に強い一人がいるかとかのがヤバかったりもするし」
灯 二尾:「油断せずにぼてくりこかそう!」
秋津有栖:「へえ、一人で百人力ですか……”興味深い”ですね」目の前の新喜多がそうあればいいなと思いつつ、距離を目測で測った
GM:シーンカット
GM:ロイスの取得と購入が可能です
灯 二尾:ろいろいろい! 秋津 有栖 ◎おもしろ!/割と迷惑気質?
秋津有栖:ロイスはカンスト、購入は……なんだっけクリスタルシールドが欲しいんでしたっけ
弓削 サダメ:ロイスは虎丸成瀬に 結構気合が入ってる/〇めんどくせー奴! で取得
秋津有栖:3DX>=25 調達・クリスタルシールド
DoubleCross : (3DX10>=25) → 10[8,9,10]+6[6] → 16 → 失敗
越後谷 透:秋津のロイスをP反転して購入!
秋津有栖:終了です
越後谷 透:俺もやることないのでセルフクリシーを……狙う!
越後谷 透:5dx+3>=25
DoubleCross : (5DX10+3>=25) → 10[3,4,8,9,10]+5[5]+3 → 18 → 失敗
灯 二尾:折角だからあたしもあたしも!クリシー!
灯 二尾:6dx+1
DoubleCross : (6DX10+1) → 10[4,4,9,9,9,10]+3[3]+1 → 14
越後谷 透:まあ上触れ狙いだったしいっかあ!以上だぜ
弓削 サダメ:秋津くんのロイスを 〇かなり出来る奴/放っておくとヤベぇ!! に変更します
灯 二尾:だめーん!
弓削 サダメ:それじゃあ、試しに購入でクリシー狙います!
越後谷 透:眼が据わってんだよなぁ……
弓削 サダメ:《オリジン:サイバー》使用
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (90 → 92)
弓削 サダメ:(5+2)dx+1+8>=25 【調達】
DoubleCross : (7DX10+9>=25) → 10[3,4,7,7,7,9,10]+6[6]+9 → 25 → 成功
弓削 サダメ:おっと、成功!
弓削 サダメ:使いたい方いますー?
越後谷 透:じゃあおれほちい!ジュラルミン盾を下取りで回せます
灯 二尾:ガードは雑魚なので盾はダイジョブ!
弓削 サダメ:では、クリスタルシールドを越後谷さんにシューッ!!
灯 二尾:超!
越後谷 透:エキサイティン!!!
GM:
クライマックス:青い好奇心
GM:時が流れて、いつの間にかグラウンドにいた生徒たちも帰っている
GM:そんな中、君たちは対峙している
GM:
GM:クライマックス:青い好奇心
GM:シーンプレイヤー:全員
GM:登場侵蝕をお願いします
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (94 → 102)
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (92 → 101)
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を1D10(→ 10)増加 (91 → 101)
灯 二尾:ド ン★
越後谷 透:越後谷透の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (68 → 72)
灯 二尾:たった一人の最終決戦(侵蝕が)
越後谷 透:おい最大差30入ったぞ……?
GM:
新喜多ほのか:「うーん、負けたらちゃんと手ぇ引いてもらお〜」
新喜多ほのか:周囲に青白い炎の蝶が舞う
越後谷 透:「ま」「お互い程よく手の内見せる感じになるかね~」ぽーい。
越後谷 透:後ろ手に放り投げたリールから透明なワイヤーが繰り出し、空になったリールが地面に落ちる。
弓削 サダメ:「アンタが負けたら大人しく拉致られてもらうぜ……」 握りしめた拳銃が淡い緑色の光を纏う。
灯 二尾:「よしよし、話もまとまった。やろっか」しゅるん。
灯 二尾:くるくるとマフラーを鞭めいて回し始める。
越後谷 透:「しゃーねえなぁ~」ぱかっ/ちゃ かっ
越後谷 透:懐の辞書から覗く自作の改造リボルバーを抜き取り、悠々と弾込めを始める。
越後谷 透:EE:《テレキネシス》……適用開始。
秋津有栖:「エチゴヤ先輩も面白い物持ってるんですね。前の学校でよく見ましたよ」
灯 二尾:「治安~」
弓削 サダメ:「それは……かなり引くな」
越後谷 透:「俺もUGNに入るまで大っぴらに持ち歩きはしなかったのヨ……?」はらはら。
GM:青い炎が揺れて、目の前の女が包まれていく
GM:その瞬間、君たちは理解した
GM:“この敵は普通では無い”
GM:FHの威圧とは違う動物的本能による反射が君たちのレネゲイドを躍起にさせる
GM:目標値9の衝動判定を行ってください
灯 二尾:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 10[1,3,4,10,10]+6[3,6] → 16
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2d10(→ 8)増加 (102 → 110)
灯 二尾:それなり!
弓削 サダメ:(2+3)dx+0>=9 【意志】
DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[1,1,4,8,9] → 9 → 成功
秋津有栖:5DX+1>=9 意志
DoubleCross : (5DX10+1>=9) → 10[1,6,6,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
秋津有栖:未知への憧れは止まらないんだ
越後谷 透:3dx>=9 こわいぜ……
DoubleCross : (3DX10>=9) → 3[1,1,3] → 3 → 失敗
弓削 サダメ:意思が強い
灯 二尾:一人だけ凄い小さい
灯 二尾:こんな所でもとはね
越後谷 透:一回位使っとくか……〈妖精の手〉!
越後谷 透:3をクリティカルさせちゃお
越後谷 透:1dx+10>=9
DoubleCross : (1DX10+10>=9) → 9[9]+10 → 19 → 成功
弓削 サダメ:おおっ!?
弓削 サダメ:意志が強い
越後谷 透:ヨシ!侵蝕76に上げつつ衝動分!
越後谷 透:2d10+76
DoubleCross : (2D10+76) → 17[9,8]+76 → 93
秋津有栖:2D10 衝動侵蝕
DoubleCross : (2D10) → 19[10,9] → 19
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2D10(→ 11)増加 (101 → 112)
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を19(→ 19)増加 (101 → 120)
灯 二尾:一気に行った!
秋津有栖:ずっと登場侵蝕とか衝動侵蝕が殺そうとしてくるんだけど!!
越後谷 透:お!一気に追いつい…………てない…………(侵蝕93へ!)
灯 二尾:あこがれは止められねえんだ
GM:
GM:エンゲージ
新喜多(8)----10m----灯(11)秋津(6)越後谷(6)弓削(2)
()内は行動値
新喜多ほのか:「さぁて、お手並み拝見」
:検体名:煉獄、開示
新喜多ほのか:オリジナルDロイス
新喜多ほのか:《検体名:煉獄》
灯 二尾:なんだあっ
新喜多ほのか:┗オリジナルエフェクト《プルガトリオの祝福》を取得
新喜多ほのか: このDロイスはEロイスひとつ分としても扱う。
越後谷 透:なにっ
弓削 サダメ:オリジナルDロイス!?
GM:
GM:セットアップ 行動ありますか?
弓削 サダメ:セットアップ移動あります
越後谷 透:ウオオ!負けじと麻薬(ブルゲ)キメます
秋津有栖:セットアップなしです
越後谷 透:イニシアチブを11までアップ!
灯 二尾:ヤク決めなくても抜けるので無し!
弓削 サダメ:《クイックダッシュ》 侵蝕率+4 戦闘移動で9m後退します
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を4(→ 4)増加 (112 → 116)
灯 二尾:ヒューッ
越後谷 透:侵蝕も98へ!
弓削 サダメ:近寄られると厄介だから、エンゲージを切るぜ!
新喜多ほのか:コンボ:『死者の日』 《プルガトリオの祝福》《不死身の炎》
新喜多ほのか:《プルガトリオの祝福》3
新喜多ほのか: セットアップで使用。
灯 二尾:うおおおなんだあっ
新喜多ほのか: そのラウンドの間サラマンダーのエフェクトを組み合わせた攻撃でダメージを与えた時、対象はHPをLvD失う。
新喜多ほのか: また、この効果が適用された時対象のバッドステータスを回復する。
灯 二尾:ウワッ
新喜多ほのか: あなたの行動値を-5する。
弓削 サダメ:むむ……!?
灯 二尾:Lv3って事は3d10追加で失うって事……!
秋津有栖:いいなあ、あのエフェクト……
灯 二尾:つまりほとんど氷の茨(過言)
灯 二尾:どっちかというとブラッドボムか
越後谷 透:こわいぜ!
新喜多ほのか:行動値は3に
GM:
GM:行動値11、越後谷さん・灯さんの手番です
灯 二尾:どっちから行きます?
越後谷 透:俺から行こう!ダメ元でエンゲージ塞いどきたいし!
灯 二尾:アイサー
越後谷 透:ウオオー!マイナーで戦闘移動!
越後谷 透:10m移動し……新喜多サンエンゲージに突っ込む!メジャー!
灯 二尾:いっけー!
越後谷 透:コンセ3+ダンシングシミター7!/コンボ:サタデーナイトフィーバー!
越後谷 透:対象は新喜多サン!使用武器はエンチャント×3込みの七個!
灯 二尾:つよい!
越後谷 透:差し込みなければ命中判定スタートだドン!
越後谷 透:10dx7+4 チャーッ!
DoubleCross : (10DX7+4) → 10[2,3,5,5,5,7,8,8,9,10]+10[2,6,7,9,10]+10[1,5,8]+10[7]+4[4]+4 → 48
越後谷 透:本番には強い男なんだよね
GM:差し込みは無いのでみんな命中出してもらって大丈夫
越後谷 透:ではこのままダメージィ!
越後谷 透:5d10+21 これ終わったら侵蝕率アップね!
DoubleCross : (5D10+21) → 29[1,7,10,4,7]+21 → 50
越後谷 透:装甲ガード有効!キリも良い!やっと侵蝕103の大台到達だ!
新喜多ほのか:ガードしつつ《蒼き悪魔》
新喜多ほのか:9点ダメージ与えつつガードで弾いて42ダメージ
新喜多ほのか:ガードじゃないわ、装甲で弾いて42
越後谷 透:ウグ―ッ!プルガトリオ効果は攻撃のみらしいので…9点喰らうぜ!
越後谷 透:HP15へ!
GM:演出どうぞ
越後谷 透:「…………」何時にない気配へ対し、確かな怖気が走る、「その。」その上で。
越後谷 透:「ほぼケンカ売ってるのはこっちなんだけど、それ後遺症とか残ったりしない……?」
越後谷 透:越後谷透が最初に露にしたのは彼女を慮り、心配する意志だった。
新喜多ほのか:「試してみる?」
新喜多ほのか:「残るかどうか、戦えばわかるよ」
越後谷 透:「んだよな~~~~~……クソ!」きゅるるん。
越後谷 透:「ちゃんと限界見とけよ!こんなノリで死なれたら俺だいぶ引きずるかんなッ!」
越後谷 透:ば っ っ/そう言い切り、少年は懐へ"飛び"込んでいく。
越後谷 透:「"アクションスターが無敵になる時、君は知ってるか?"」じぃ ぃ
越後谷 透:EE:〈機械の声〉/リールに釣りあげられたスマートフォンに映っているのは。
越後谷 透:適用中。/ぶら下がる角度すら絶妙に調整された、録画中のムービー画面だ!
越後谷 透:「"カメラが回ってる時さ"ッ!」「開幕でダウンしやがれーッ!!!」
越後谷 透:"何処にも見えない"透明の意図が少年の軌道を"どこからか"導き
越後谷 透:(一人じゃ絶対無理な)男女平等胴回し回転蹴りを叩き込むッ!
新喜多ほのか:「……」
新喜多ほのか:「もっと荒っぽくしなよ」
新喜多ほのか:蹴りが命中する。それと同時
新喜多ほのか:体表上からバーナーのような火が放たれた!
越後谷 透:「ウオオオ……オワ―ッ!!?」補正着地した意図と共にスタントマン顔負けのローリング!
越後谷 透:「アチアチアチチ!何だ今のッ!?」燃えて"いなくなった意図"と共に土煙で強引に消火する
撮影カメラ:録画は止まっていない。撮影レギュレーションはリザレクトが前提だ。
GM:
GM:灯さんどうぞ
灯 二尾:あい!マイナーで戦闘移動、その時に
灯 二尾:硬貨の落ちる音がする:《縮地》《バックスタブ》:戦闘移動をシーン内どこでも出られるようにする:白兵攻撃ダメ+35・シナリオ7(8)回:侵蝕+2
灯 二尾:コイツを使ってほのかさんの後ろ10mに移動
灯 二尾:ほんでもってメジャー
灯 二尾:フィフィネラのくすぐり:《コンセントレイト:オルクス》《ディストーション:白兵》:4(7)dx7-1:攻撃6+1d:侵蝕+4
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2(→ 2)増加 (110 → 112)
灯 二尾:ワイヤーウィップで攻撃!
GM:どうぞ
灯 二尾:7dx7-1 からだのどこかに当たってくれ
DoubleCross : (7DX7-1) → 10[1,4,4,5,6,7,7]+3[3,3]-1 → 12
灯 二尾:はい。
灯 二尾:えちごやくーん!!!たすけてーーーーー!!!
新喜多ほのか:しょうがないにゃぁ……
越後谷 透:妖精いるかい?
灯 二尾:なにっ
新喜多ほのか:ガード♡
灯 二尾:わあい★
越後谷 透:やったにぇ!
灯 二尾:では有り難くダメージをば
灯 二尾:2d10+41+1d10
DoubleCross : (2D10+41+1D10) → 14[9,5]+41+9[9] → 64
灯 二尾:装甲ガード有効……ってかでかいな!
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2(→ 2)増加 (112 → 114)
灯 二尾:灯二尾の侵蝕率を2(→ 2)増加 (114 → 116)
新喜多ほのか:装甲で弾いて46
越後谷 透:固定値がデカすぎないか?
新喜多ほのか:88
灯 二尾:なかなかかったい
GM:演出どうぞ
灯 二尾:――しゅるん。しゅるん。
灯 二尾:燃えている新喜多の周りを、黄色と黒のマフラーが旋回している。否――
灯 二尾:「燃えているなら」それをしている少女の姿が見えない。ぼやけて――陽炎の如くに。
灯 二尾:「隠れやすくていいや」
灯 二尾:……これ見よがしな色合いのマフラーに目をどうしても取られ、なおかつシマ模様のそれは距離をも幻惑する。
新喜多ほのか:「ふうん」
灯 二尾:足元の長スカートはひらひらとこれまた足元を隠し、読みづらくする。
新喜多ほのか:「随分と悪魔付きの多い……」
灯 二尾:彼女のいでたちはその全てが幻惑のためのものだ。
灯 二尾:「じゃ、まずは一本」
灯 二尾:マフラーが一本になり、気づけば肩口が切り裂かれて。
灯 二尾:「まさかこれくらいで死なないでしょ?」ほのかの後ろに、十分な距離を取って棒となったそれを振りぬき終わっていた。
越後谷 透:「いいか!俺の荒っぽさが足りねえんじゃねえぞ!」ぱんぱんと埃を払う。
新喜多ほのか:「もちろんだよ〜」
越後谷 透:「他がえげつなさすぎるんだ代!!!」
灯 二尾:「えへへ、いいねいいね」
灯 二尾:その表情は見えないが――明らかに上機嫌だ。
GM:
GM:行動値6、秋津さんの手番です
秋津有栖:はーい
秋津有栖:マイナー▼《骨の剣》+《死招きの爪》(侵蝕+6)
秋津有栖:マイナー▼《原初の青:完全獣化》(侵蝕+7)
秋津有栖:効果:素手データ変更
秋津有栖:効果:完全獣化。
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を13(→ 13)増加 (120 → 133)
秋津有栖:メジャー▼《C:エグザイル》+《伸縮腕》(侵蝕+4)
秋津有栖:対象はシンキタ先輩
秋津有栖:(8+4)DX7 白兵
DoubleCross : (12DX7) → 10[2,4,5,5,5,5,5,6,6,8,8,9]+10[3,4,9]+1[1] → 21
新喜多ほのか:しぎたね
越後谷 透:妖精いるけ?
秋津有栖:妖精余ってたりします? ください
新喜多ほのか:《氷盾》
越後谷 透:しゃあねえの~~~!ちょっとだけ〈妖精の手〉!
越後谷 透:30から再回転しな!侵蝕107へ!
秋津有栖:1DX7+30 スペシャルサンクス
DoubleCross : (1DX7+30) → 3[3]+30 → 33
秋津有栖:ガードしてたのでダメージロール移行します
秋津有栖:4D10+27 ダメージ・100%以上時
DoubleCross : (4D10+27) → 22[3,9,6,4]+27 → 49
秋津有栖:装甲ガード有効です
新喜多ほのか:装甲ガードで31
新喜多ほのか:119
GM:演出どうぞ
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を4(→ 4)増加 (133 → 137)
秋津有栖:
秋津有栖:Twas brilling,and the slithy toves
秋津有栖:湿度のある鱗に覆われた長い手足に鋭い尻尾、蝙蝠のような飛膜をもつ翼。
秋津有栖:Did gyre and gimble in the wabe:
秋津有栖:体長は成人男性を数人並べたものよりなお長く。
秋津有栖:All mimsy were the borogoves,
秋津有栖:長い首の先には、二本の触覚が生えた魚類とも爬虫類ともつかぬ頭部が牙を覗かせ、眼光は篝火のように煌々と輝いていた。
秋津有栖:And the mome raths out grabe.
秋津有栖:鋭い爪を備えた手は、ゆうに一メートルを超え。
秋津有栖:"Beware the Jabberwock,my son!"
秋津有栖:manxome怪物が、その爪を振り下ろす──!
新喜多ほのか:「覚醒してまだ半日だっけ」
新喜多ほのか:「いいね。それにその姿。ますます、興味が湧いてきた」
新喜多ほのか:「ただ、無駄が多いよ。昂りすぎ」
灯 二尾:「うっひょー……」ひゅるんと棒状からマフラーを戻し再び巻きなおす。
新喜多ほのか:体が炎に飲まれ、攻撃を受けつつもその肉体は陽炎のように揺らめいていく
秋津有栖:「四対一だよ、シンキタ先輩」
新喜多ほのか:「しぎた、ね」
秋津有栖:「こいつは失礼……なんてね、わざとさ」そうして注意を引いた
越後谷 透:「うへ~~~」陽炎へ"追随する"透明な意図が、導の焔として揺らぐ少女へ形を与える。
越後谷 透:(隙見て捕まえてえけど全然強度足りね~~~!勘弁しろ代~~~!!!)
灯 二尾:(すっごいナー……どっちもどっちで)
秋津有栖:The jaws that bite,the claws that catch!
秋津有栖:「まだまだいけますよね、”シギタ”先輩?」爪についた赤いものを舐め取る姿は、まさしく怪物であった
灯 二尾:(あっちも殺せたら面白そうだなあ)
GM:
GM:行動値3、新喜多の手番
新喜多ほのか:マイナー 《氷炎の剣》
新喜多ほのか:メジャー コンボ:赤色灯 《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《クロスバースト》《援護の風》《獅子奮迅》
越後谷 透:なにっ
新喜多ほのか:対象は越後谷と弓削
灯 二尾:越後谷君は隣接していて……
灯 二尾:サダメちゃんは……9m下がってるぜ!
灯 二尾:つまり皆バラバラなのだ!
弓削 サダメ:実はエンゲージがみんなバラバラ……!
灯 二尾:コイツらホント纏まりねえな!(?)
GM:ちょっと待ってね
灯 二尾:アイ
新喜多ほのか:じゃあフレイムタン入れるか……
越後谷 透:なにっ 射程視界化
秋津有栖:フレイムタンでもつける? それでもバラバラだから複数体は届かないけど……
GM:1d4
DoubleCross : (1D4) → 1
GM:秋津くんをしばきます
秋津有栖:ウワーッ
灯 二尾:秋津くーん!!!
灯 二尾:そのまま倒れてていいよ……侵蝕的に……
弓削 サダメ:秋津くーん!!
越後谷 透:
自 業 自 得
至 極 当 然
超 絶 心 配
新喜多ほのか:判定
新喜多ほのか:10dx7+2
DoubleCross : (10DX7+2) → 10[2,2,3,3,4,6,6,7,9,9]+10[2,3,7]+10[8]+3[3]+2 → 35
灯 二尾:でケェ
越後谷 透:PC1に向かってなんだその達成値は
弓削 サダメ:完全獣化を信じろ!
秋津有栖:ドッジ
秋津有栖:(8+4)DX>=35 ドッジ
DoubleCross : (12DX10>=35) → 10[1,2,2,3,3,3,4,6,7,9,9,10]+4[4] → 14 → 失敗
秋津有栖:クゥーン……
新喜多ほのか:4d10+13+12 装甲有効
DoubleCross : (4D10+13+12) → 35[7,8,10,10]+13+12 → 60
灯 二尾:ウワーッ
越後谷 透:頑張れ秋津!フレイムタン込みで火力は5下がってるけどダメだこれ!!!
新喜多ほのか:プルガトリオするまでも無いなぁ!
秋津有栖:装甲は0、爆発四散!
灯 二尾:新人はそこで寝てなァ!
灯 二尾:侵蝕がヤバいからね!
秋津有栖:うぉぉ、後は任せた! 戦闘不能!
弓削 サダメ:先輩からの気遣い……あたたかみ……
越後谷 透:後は任せとけ!肉盾になってくれたし充分頑張ってるぜ!!!
秋津有栖:秋津有栖のHPを30(→ 30)減少 (30 → 0)
GM:演出
新喜多ほのか:炎が編まれ、鎖鎌を形づくる
新喜多ほのか:「うーん、呪われてそうなそこのとかも気になるんだろうけどぉ」
新喜多ほのか:「つまみ食いしちゃお〜」
灯 二尾:(鎖鎌――って事は狙いは遠間)
新喜多ほのか:鎖が回る。分銅が嵐のように振られ
灯 二尾:(つまりこっちか――あっちか!)
新喜多ほのか:気付けば、秋津の異形となった肉体に鎖が絡む
新喜多ほのか:それに付随するように、女の姿もそこに
灯 二尾:「速い……!」
新喜多ほのか:「えいっ!」
越後谷 透:「あちーよう!」フライパンで炎圧防護
新喜多ほのか:首を狩る
秋津有栖:The vorpal blade went snicker-snack!
秋津有栖:どう、と大きな音を立てて長い首が落ちる
GM:その時、君は感じるだろう
GM:それは君の知る炎では無い
GM:生命そのものを燃やすような、熱さではない苦しみ
新喜多ほのか:「サラマンダーシンドロームがある以上、レネゲイドウィルスが熱消毒されることなんてない……ってみんな思ってる」
新喜多ほのか:「私の炎を除いてね」
弓削 サダメ:「転校生!? ……くそっ! なんだよ……この炎は!」
秋津有栖:「へぇ、”興味深い”なぁ……!」くつくつ、と無いはずの喉を鳴らして怪物が笑う
灯 二尾:「直接ウィルスを……燃やしてるの!?」
弓削 サダメ:「はぁ!? ありえねぇだろ! レネゲイドウイルスはまともなウイルスなんかじゃあ……」
弓削 サダメ:「まともじゃないのは、アイツも同じってコトか!」
越後谷 透:「さっきのワイヤー燃やしもそれかよ……!無理すんな秋津!」
秋津有栖:人の身体に……戻らない。戻るための因子が焦がされていくのを感じる
越後谷 透:「ここで死なれちゃ嫌なのは──お前も同じだ!」振り向かずに叫ぶ
灯 二尾:「ちいっ……!」いざとなればこちらで一度”殺す”か……?と考える。
新喜多ほのか:「うふっ」
秋津有栖:「俺は死にませんよ……とはいえ、動くのは厳しいですね」依然として、首のない怪物のまま
秋津有栖:「終わるまで静かにしています」vorpal bladeでmanxome怪物は首を落とされた
秋津有栖:逆に言えば……それ以外で死ぬことはないということだ
秋津有栖:……尤も、人に戻れるかどうかはまた別の話だが
GM:
GM:行動値2、弓削さん……の前に
新喜多ほのか:《加速する刻》
灯 二尾:なにィ
越後谷 透:ウワーッ!!!
新喜多ほのか:命は取らないから安心しなよ
灯 二尾:ごあんしんだ
新喜多ほのか:メジャー コンボ:蝶々 《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《クロスバースト》《援護の風》《かまいたち》
GM:1d4-1
DoubleCross : (1D4-1) → 2[2]-1 → 1
GM:HO2、なので弓削さんをしばきます
越後谷 透:だれだろう(ぼんやり)
灯 二尾:サダメちゃーん!
弓削 サダメ:ぎゃーっ!!
灯 二尾:的確にまだ攻撃が残っている方を!
新喜多ほのか:命中判定
新喜多ほのか:10dx7+2
DoubleCross : (10DX7+2) → 10[1,2,2,3,4,4,4,6,7,8]+10[6,10]+4[4]+2 → 26
弓削 サダメ:(1+3)dx+1 【回避判定】
DoubleCross : (4DX10+1) → 7[1,2,4,7]+1 → 8
新喜多ほのか:3d10+13+12-5
DoubleCross : (3D10+13+12-5) → 10[4,2,4]+13+12-5 → 30
弓削 サダメ:装甲値3を差し引いて……当然死亡!
弓削 サダメ:虎丸成瀬のロイスをタイタス昇華して復活します
越後谷 透:ナンテコト!
GM:演出
灯 二尾:くっ
弓削 サダメ:弓削サダメのHPを11(→ 11)に変更 (24 → 11)
新喜多ほのか:「さてと」
新喜多ほのか:青白い炎の蝶が飛んでいく
新喜多ほのか:蝶の群れの行く先は弓削
灯 二尾:「――ッ、サダメちゃん!」
新喜多ほのか:「あなた、背負ってるね」
弓削 サダメ:「……っ!! 随分と可愛らしい技を使うじゃねえか!」
弓削 サダメ:「アァッ! 何をだよ!?」
新喜多ほのか:「罪を、呪いを、因果を」
新喜多ほのか:蝶が弓削を包む、その鱗粉は火の粉となり体を熱していく
弓削 サダメ:身を翻らせて、握りしめた拳銃で炎の蝶を叩き落しながら
新喜多ほのか:「浄化してあげる」
弓削 サダメ:しかれども、その全てを払いのける事は出来ず
新喜多ほのか:君から、何かが奪われようとしている
弓削 サダメ:「ぐ、ぐあああああああああッ!!」
灯 二尾:「サダメちゃーん!!!」
弓削 サダメ:弓削の身体が、魂が炎上する。
越後谷 透:「浄化ァ!?マジで言ってんのかお前!」
灯 二尾:(ていうか、舐めてたわけじゃないけれど……この人、本当強いなあ!)
弓削 サダメ:灰になって燃え尽きるような過酷な炎……その炎の中から
弓削 サダメ:パアアアァァンッ!!
灯 二尾:「ああーっ!あれは……!」
弓削 サダメ:瞬間的に霊体の蛇が現れ、罪の浄化を拒むように弓削に巻き付いた
弓削 サダメ:「は、はは……悪ぃな……アタシはまだ清められて楽になるワケにはいかねぇンだよ……」
越後谷 透:「さっきのヘビ!」
灯 二尾:ほーっと息をつく。
新喜多ほのか:「そう。いやになったらいつでもおいで」
弓削 サダメ:「”悪魔”だよ……アタシの罪の象徴さ」
弓削 サダメ:「けっ! 誰がお前らンところなんか行くか!」
GM:
GM:行動値2、弓削さんの手番です
弓削 サダメ:では、マイナーで《オリジン:サイバー》
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を2(→ 2)増加 (116 → 118)
弓削 サダメ:メジャーで《ディストーション》+《コンセントレイト》+《オーバーロード》 新喜多さんを対象とした射撃攻撃をします
弓削 サダメ:弓削サダメの侵蝕率を7(→ 7)増加 (118 → 125)
新喜多ほのか:私を殺すつもりだろ!
弓削 サダメ:殺しはしねぇよ! 判定!
弓削 サダメ:(5+3+1)dx7+10
DoubleCross : (9DX7+10) → 10[2,2,4,5,5,6,8,9,10]+10[1,9,9]+5[5,5]+10 → 35
新喜多ほのか:《氷盾》
弓削 サダメ:4d10+52 ダメージ 装甲・ガード有効です
DoubleCross : (4D10+52) → 20[5,8,1,6]+52 → 72
新喜多ほのか:さすがにそのダメージは……倒れる!
灯 二尾:しゃあっ!
越後谷 透:ヨシ!
新喜多ほのか:⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ドテッ
灯 二尾:かわいい
GM:演出どうぞ
弓削 サダメ:「畜生が……! まだまだわかってねぇ事は多いが……!」
弓削 サダメ:ジャキッ! 拳銃型武装”テウルギア”を右手で構える。
弓削 サダメ:「てめぇらの悪事の証拠は……多少は揃ってるンだ!」
弓削 サダメ:ならばいける。”悪魔”の権能……その一部をここに開放する事が出来る。
弓削 サダメ:「歓喜に震えろ! 悪徳を抱く汝の獲物がここにいるぞ!」
弓削 サダメ:呼び声と同時に、”テウルギア”の外装が自動的に展開し、内部から緑色の彩光が溢れ出す。
弓削 サダメ:霊体の蛇がするりと光の海を抜け出し、這い上る様な挙動で弓削の右腕に巻き付いていく。
灯 二尾:「あれは…!」
弓削 サダメ:「36の軍団を統べし伯爵よ! 隠されし悪事を暴く大いなる蛇よ!」
弓削 サダメ:カロロロロロロ…………!!
弓削 サダメ:とある西洋魔術研究者曰く、その悪魔は元々カナン地方で信仰された古の神の一柱だったという。
弓削 サダメ:──彼が持つ権能は”邪悪の暴露”。悪行が隠されれば隠される程に、暴かれたくないという想いが強い程に……
弓削 サダメ:”秘匿された邪悪”を捧げられた彼の力は強く、より激しく発揮される!
弓削 サダメ:
弓削 サダメ:「ぶちかませ、アンドロマリウス!!」
弓削 サダメ:
弓削 サダメ:ゴ オ ッ ! !
弓削 サダメ:
弓削 サダメ:轟音が空気を震わせる。射出された光芒が空間を焼き払いながら一直線に突き進む。
弓削 サダメ:対象の悪行を証明する論理が術式を廻し、熱量と変じて燃えていく。
弓削 サダメ:嘲る様な蛇の笑い声とともに、燃える光帯が彼女に着弾した。
新喜多ほのか:「あぎゃぎゃっ!」
弓削 サダメ:「…………はっ」 着弾の結果を見やり、短くため息をつく
弓削 サダメ:「…………燃えが足りねぇ」
弓削 サダメ:「”証拠不十分”じゃあ、所詮はこの程度か……暴けてねぇ謎が多すぎるぜ」
越後谷 透:「こ──これでーッ!??」近くで逃げ回っていた為、余波で吹っ飛んでいる。
灯 二尾:「これでなんだよねーっ!」同じく。
新喜多ほのか:「あーやめやめ。降参降参。高三だけに」
弓削 サダメ:「…………あんなに口が回る余裕が残ってるじゃねえか」
弓削 サダメ:「やれやれだ」
灯 二尾:「まーでも落としどころとしてはこんなもんでしょ」ヤブに逆さまで突き刺さっていた。
越後谷 透:「はー。まー。お互い余力があるぐれえで止まれてよかったよう」ぷらーん。
弓削 サダメ:「まっ、命のやり取りをやろうって話じゃないしな……所詮は学生同士の喧嘩だ」 ふっ、と蛇が消える。
越後谷 透:残った意図で木の枝に引っかかっている。
新喜多ほのか:「嘘つけーっ、そこのやつとか! そこのやつとか! 目が危なかったぞ!」
灯 二尾:「後はそっちのくびなしほういちさんが戻れたらオッケーだけど」
灯 二尾:「♪~(´ε` )」くちぶえを吹いて誤魔化す。
秋津有栖:「rrr……ああ、ようやく生えた。慣れれば増やせそうだね、これ」怪物の首が元に戻っている
灯 二尾:「おっと、何とかなりそう?」
灯 二尾:ずぼんてってけてってけ。歩いて近づく。
弓削 サダメ:「転校生は……まあ転校生だしな」
越後谷 透:「逃げてもいい代って言った理由。おわかり?」そうぼやく少年も、目立った致命傷は一切ない。
新喜多ほのか:「本気でやったら何とかなるけど本気でやって何とかするのは面倒だし」
弓削 サダメ:「言い訳か?」 ニヤニヤしながら煽る
新喜多ほのか:「そういうこと言うんだ」
灯 二尾:「サダメちゃん結構そういう事やるよね」
新喜多ほのか:「泣かしたくなっちゃうなぁ」
灯 二尾:「あーわかる~」
灯 二尾:「頼れるからこそ逆に……みたいなね!」
越後谷 透:「そんなんだから普段から仕事押し付けられるんだぞ、弓削サン」ひらひら
弓削 サダメ:「…………くそ」 バツの悪い表情で
弓削 サダメ:「はぁ……せめて転校生がちゃんとしてくれりゃあ、アタシの仕事も減ったんだが……」
弓削 サダメ:ちらり、と首を刎ねられた転校生の様子を見る
新喜多ほのか:「で、なにふんじばるんだっけ?」
灯 二尾:「そーそー、人質人質ィって事だよね?」
越後谷 透:「まあ大抵の拘束なら焼き切っちまいそうだが…」すたんと地面に降り立ち。
秋津有栖:「色々と聞きたいことはあるね。レネゲイドを燃やせるその炎とか、トラマル先輩はどこへ行ったのかとか」
灯 二尾:「まー、あたしの”トラトラトラ”ちゃんなら何とかなるんじゃない?」マフラーの名前だ。
灯 二尾:「よっこい、しょ……っと」しゅるしゅる器用に巻いてふんじばる。
灯 二尾:「ヨシ!たぶん。」
弓削 サダメ:「じゃ、帰るか」
新喜多ほのか:(ちょろ〜)
弓削 サダメ:「帰ったら尋問だ! わかってンのか!」
灯 二尾:「へいよー!護法クラブ、本日の活動終了でござーい!ってな!」
越後谷 透:「しっかり侵蝕検査も受けるんだぞ~」殿についている。いつのまにか。
灯 二尾:「きりきりあるけーい!」先頭をマフラーの端を持って歩きだした。
GM:かくして君たちは戦いを終えた
GM:本日の犠牲者……なし
GM:
バックトラック
GM:バックトラック
GM:Eロイス相当の《検体名:煉獄》と虎丸の《???》があるのでEロイス2個分です
GM:必要であれば振ってください
秋津有栖:振ります
秋津有栖:2D10 Eロイス
DoubleCross : (2D10) → 9[8,1] → 9
灯 二尾:ふりまーす!
弓削 サダメ:振ります!
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を-9(→ -9)増加 (137 → 128)
灯 二尾:116-2d10
DoubleCross : (116-2D10) → 116-4[2,2] → 112
灯 二尾:うわ。
秋津有栖:残6、倍振りで12D10
弓削 サダメ:125-2d10
DoubleCross : (125-2D10) → 125-11[2,9] → 114
越後谷 透:イラネ!1ロイス一出目算でも余裕だもん!
秋津有栖:12D10 倍振り
DoubleCross : (12D10) → 70[9,1,5,6,4,4,9,9,7,2,7,7] → 70
灯 二尾:まあこれなら何とかなるな、6個で等倍!
秋津有栖:秋津有栖の侵蝕率を-70(→ -70)増加 (128 → 58)
灯 二尾:112-6d10
DoubleCross : (112-6D10) → 112-50[10,4,10,7,9,10] → 62
灯 二尾:帰り過ぎィ!
灯 二尾:4点!
秋津有栖:倍振りで3点、無事帰還です!
越後谷 透:という訳で6個で等倍振り!
弓削 サダメ:114-5d10 等倍振りにします
DoubleCross : (114-5D10) → 114-33[7,7,4,5,10] → 81
越後谷 透:107-6d10
DoubleCross : (107-6D10) → 107-30[2,2,10,5,6,5] → 77
越後谷 透:調整完璧!5点!
灯 二尾:なぜ越後谷君が70のうちに収まりこちらが60台に……?
越後谷 透:モテる漢はヒキも違うってか~?
弓削 サダメ:5点で帰還!
灯 二尾:むきー!あたしは確かにモテないけど―!
GM:侵蝕率分といつもの10点、あとDロ2つでプラス2点
越後谷 透:侵蝕分合わせて17点!次回に向けて貰うぜ!
灯 二尾:16点!おいしい!お刺身にして食べます!
弓削 サダメ:17点いただきました!
秋津有栖:侵蝕あわせて15点、もぐもぐ!
越後谷 透:フフ・・・経験点はおいしいね
GM:
エンディング1:生徒指導
GM:エンディング1:『生徒指導』
GM:護法クラブ部室内
新喜多ほのか:「捕まった美少女新喜多……獣のような視線を向ける五人……」
新喜多ほのか:「あーっ! 生徒指導される〜」
聖護院美幸:「お茶です!」
新喜多ほのか:「あぁ、どうもどうも……」
灯 二尾:「げへへへへ~獣のような視線ですぜ~」
灯 二尾:「まああたしの視線は全然見ようがないんだけどね!あはは」
越後谷 透:「カツ丼いる?お約束が嫌ならせんべいもあるぞ。」
越後谷 透:クール。
灯 二尾:「あ、おせんべあるならあたしにちょーだい」
弓削 サダメ:「ゆるくねぇ……?」 あまりにもゆるい光景に思わずつっこみ
越後谷 透:「ほいほい。」自分もバリボリかじっている。
灯 二尾:「あんまり気ぃ張りすぎても良くないでしょー?」ぱりぽり。
弓削 サダメ:「それとそこ! 勝手に変なナレーション入れてレーティングを上げてンじゃねぇ!」
灯 二尾:そしてしれっとおせんべの中に一つだけわさび入りを仕込んだのだった。
秋津有栖:「さて、話は聞かせてもらえるのかな」紅茶を飲みながら
越後谷 透:「まあそっちの方もあからさまに余裕ありそーだしな。」
越後谷 透:「先ずは挨拶できりゃあヨシ、位の方向でいきてえが……」
弓削 サダメ:「あンまり舐めた態度でいるなら、獣を放つぞ……」
越後谷 透:「モテる男の秘密暴き」要するに「期待してるぜ秋津。」丸投げである。
弓削 サダメ:「行け、秋津ザウルス」
灯 二尾:「いけーっ!好奇心の獣ーッ!」
秋津有栖:異能の指先……しちゃってイインすかァ!?
秋津有栖:駄目だろ
灯 二尾:突然冷静になるな
弓削 サダメ:理性があった
越後谷 透:ダメよ。
越後谷 透:「後流石に『指』は禁止な」拳銃弾を込める。「『やったら撃つ』」ちゃかっ。
秋津有栖:「教えてくれるならこっちからも何か出しましょう」エチゴヤ先輩とかが
灯 二尾:「お茶とかは出てるけどね」ぼりぼり。大分せんべを食べてる。
弓削 サダメ:「ぬれせんべいと普通の醤油、ザラメもあるな」 無論、せんべいの種類である
新喜多ほのか:「えぇー……」
秋津有栖:「まあ煎餅分で良いですよ、今は」
秋津有栖:「今後も仲良くしていきましょう、シギタ先輩」
越後谷 透:「まあ仮に?今後本格的な抗争が始まるとしてもだ」
越後谷 透:「俺はレディには優しくしたいクチなんでね。今日位は大人しくもてなされて下さい代、っと」
越後谷 透:ぱりぽり。
灯 二尾:「と言っても、特待の方がなんか関係してる~ってぐらいしかわかんないし」
灯 二尾:「ぶっちゃけ何から聞いていいのか全然わかんないよね?あはは」
弓削 サダメ:「それもそうか……オラッ! 知ってる事全部話せ!」
灯 二尾:「一気に雑になったねサダメちゃん」
新喜多ほのか:「私ってとっても可愛い」
灯 二尾:「そうだね。」
弓削 サダメ:「待て、なんか話し始めたぜ」
越後谷 透:「あとはさっきのヤベエ炎とかもだなあ。あの分だと虎丸サンもなんかある奴だろ?」
新喜多ほのか:「そうだよ」
灯 二尾:「あー。アレ普通のオーヴァードじゃ見たことないよね?対抗種とも違うっぽいし……」
弓削 サダメ:「言われてみればそうだ……侵蝕率が高い連中が使う《極大消滅波》とも違う」
越後谷 透:「新喜多サン共々、部長が掘り当てちゃった何かに関連してるってことぐらいは読めるけど。実際どうなん?」
灯 二尾:「どうなん!」ばんばん!ノリで机をたたいておく。
秋津有栖:「へえ、そうなんですね。熱いとは違う感覚がするなあとは思いましたけど……”興味深い”ですねえ」
弓削 サダメ:「そもそも、だ。あの部長がこの程度の連中を恐れて帰ってこないってのもおかしい」
新喜多ほのか:「私の炎は普通の炎じゃなくなったの」
弓削 サダメ:「部長が恐れているもの……それはお前らが使う特殊なエフェクトに関係があるんじゃないのか?」
越後谷 透:「……」グローブ先生を取り出そうかと思ったが。まだやめとく事にした。
灯 二尾:「……普通じゃ”なくなった”……?」
新喜多ほのか:「半分正解」
新喜多ほのか:「そ、普通じゃなくなった」
灯 二尾:「”後から”何かしらの要因で変わった……いや、変えられた……?」
越後谷 透:「絶対ロクでもない奴じゃ~ん?」(ヘタに憶測当てる方が危険な奴だな。コレ)
秋津有栖:「それ、どこにいったらやれるんですか?」
弓削 サダメ:「おい、転校生」
越後谷 透:「秋津も秋津で早速聞きに行きやがるじゃ~ん?」はらはら。
新喜多ほのか:「仲間になるなら教えてあげてもいいよ」
灯 二尾:(まー、答えてくれるとは思えないけど)ぼりぼり。ザラメ味。
灯 二尾:「ううん転校生が引っかかりそうな交換条件で困るね」
秋津有栖:「じゃあ半日くらい体験入部するのでそれで教えてくれますかね」
越後谷 透:「その辺りが分水嶺かあ。」ぱりぽり。
越後谷 透:「半日送り出した秋津が全自動秘密暴きモンスターになってたら、流石に殺しにかかるしかねえぞ?」
灯 二尾:「まーでも、多分大概ろくでもない事でしょー?言い方からしてもねえ」
灯 二尾:「そーそー」
灯 二尾:「おいしい話には裏があるものだよ」
弓削 サダメ:「ただでさえ怪物的なのに……」 「これ以上怪物になるのは勘弁してくれよ」
灯 二尾:「サダメちゃんの直截過ぎる言い方の通り!やめといたほうがいいよ」
秋津有栖:「いやぁ~~でもなぁ~~」渋っている
灯 二尾:「こらこら!あたしみたいになっても知らないよ?」
灯 二尾:指差した顔は見えないまま。
越後谷 透:「薄いのよなあ……人相/印象……」
灯 二尾:見えているはずなのにうすらボケた印象しか持ちようがないそれは、彼女の願いであり罪の証。
弓削 サダメ:「………………。」
秋津有栖:(透明人間になれたら噂話を調べるのも苦労しな……いや、人に話を聞きに回るのが大変になるな)
灯 二尾:※ちなみに灯は透明人間を活用して調べたりもするが、どちらかというと人から聞くことが多い。
秋津有栖:「……ま、せっかく親から貰った身体です。活かした方がいいでしょう」顔が良いことを自覚している
弓削 サダメ:「……今の間、普通に迷ってただろ!」
灯 二尾:「うんうん、それがええそれがええ」
灯 二尾:「ほんとー危ないよねえ。あたしらよりもずっと」
秋津有栖:「まだクラスの女子たちと喫茶店に行く約束があるからね。透明になったら困ってしまう」
越後谷 透:「まあ……迷える分大丈夫な方だろ……」「現状は。」
聖護院美幸:「いっそのこと護法クラブに入りますか?」
聖護院美幸:「下手に動かれるよりはそちらの方がいいのでは」
灯 二尾:「あ、そう言えばまだ入ってなかったんだっけ」
弓削 サダメ:「確かに……コイツには首輪を付けておいた方がまだマシな気がするな」
灯 二尾:「そうだね。捕まえ…捕らえ…入部させておいた方が良いんじゃない?」
越後谷 透:「何かしらで動向掴んではおきたいですしね。俺は異議なしっス」
弓削 サダメ:「放っておいたら、勝手に動き始めて七不思議がもう一つ増える結果になりかねない」
越後谷 透:「多分新喜多サン的にもそっちのが良いっしょ?」ちらり。
秋津有栖:「俺はどこに所属してもやることは変わりませんよ。興味を惹かれるものがあるなら、調べる。それだけです」
新喜多ほのか:「?」
新喜多ほのか:「うん!」
越後谷 透:(人材/目的へのこだわりは無し、か……)
灯 二尾:「あははは……一貫性があるねぇ……」
越後谷 透:(双方めんどそうな相手だな~~~~~)
弓削 サダメ:「こ、コイツ~~~~~!!」
新喜多ほのか:「いやぁ、部活動強制では無いとはいえ、部活にでも入らないと学生生活楽しめないし」
新喜多ほのか:「よかった、よかった」
灯 二尾:「あーよかったよかった~で済めばいいんだけどねえ!」
新喜多ほのか:「立ちはだかった甲斐、あるなぁ〜」
新喜多ほのか:「これは私の株も買いかな? 暴投のビーンボールくらい高く暴騰しちゃう」
越後谷 透:「折角ならホームラン決めましょーや、っと。」ずずー。
灯 二尾:「高く売り抜けられるといいねぇ」
新喜多ほのか:「あっはっはっ」
新喜多ほのか:「デリバリー!」
新喜多ほのか:「みゃはっ!」
弓削 サダメ:「あっ!」 ヤバい、と思った時にはもう遅かった
灯 二尾:「あっまた!」
秋津有栖:「ああ、手土産くらい持っていけばいいのに」
越後谷 透:「ああ」「最後に失礼、新喜多サン」
越後谷 透:萎んだサッカーボールを見せる。
越後谷 透:「このボール、俺の方で処分していい奴かって確認取っといてくれます?」
越後谷 透:「人様のモン勝手に捨てんのもアレだし。」
新喜多ほのか:「はーい」
新喜多ほのか:「あっ、私一応文芸部だからあれだったら会いに来てね〜」
秋津有栖:「文芸部ですか。今度遊びに行きますね」
越後谷 透:「そうなんで?んじゃ今度確認に行きますかねえ」
越後谷 透:ひらひらと手を振り、デリバリー?共々お迎えを見送る。
新喜多ほのか:「それと、私からも伝えとくね」
弓削 サダメ:「嫌がらせのメールでも送っておくわ」
新喜多ほのか:「私たちでいちばん強いのは虎ちゃんだけど」
新喜多ほのか:「手負いとはいえ虎ちゃんを倒したってことが、私たちを倒せるってことにはならないからね〜」
新喜多ほのか:「あとそこのメガネちゃんは夜道に気をつけてね〜」
灯 二尾:「うーん?よくわかんないや」
灯 二尾:「あっ最後だけよくわかる」
新喜多ほのか:「レーティング最大にして泣かせちゃうからねぇ」
越後谷 透:「まあ。袋叩き前提になるってのは分かりますけどね。」
弓削 サダメ:「……返り討ちにしてやるからさっさと帰れや!!」
GM:まるで部室の床が水のように揺れて、新喜多の体は飲み込まれていった
越後谷 透:「俺も?まだこんぐらいしか本気を……って、行っちまったか」
弓削 サダメ:「……負け惜しみだけ言って帰っていきやがった」
灯 二尾:「全然よくわかんないって事だけがよくわかったね」
灯 二尾:「後サダメちゃん、一緒に帰ったりする人いる?」
弓削 サダメ:「……いない」
灯 二尾:「危ないねえ」けらけら。
弓削 サダメ:「は? 返り討ちにするが?」
越後谷 透:「カンベンして欲しいよな~」残ったせんべいをぼさぼさ齧っている。
秋津有栖:「負けそう」
弓削 サダメ:「ぐっ……!」
越後谷 透:「ハメ技喰らいそう」端的!
灯 二尾:「一人だとどうしてもね~」
弓削 サダメ:「……転校生。お前、家どっちだ?」
聖護院美幸:「まぁレネゲイド焼くのって対処出来ませんしね」
秋津有栖:「ええと……向こうのほうですね」部屋の一角を指差す。弓削の家がある方角と概ね一緒だ
弓削 サダメ:「はぁ……運が悪いのか、良いのか……」
弓削 サダメ:「おい、転校生。放課後やる事がないなら一緒に帰るぞ」
聖護院美幸:「大胆ですね」
灯 二尾:「きゃーっ、サダメちゃんに春が……」
弓削 サダメ:「違う! 合理的に考えて、お前を放っておくと碌な事にならねぇ事がわかったからだ」
越後谷 透:「フッ……」少々のほろ苦さと確固たる落ち着きと共に、お茶を啜る。
灯 二尾:わざとらしく口を抑えている。
越後谷 透:「お茶がうめえ。」
灯 二尾:「あ、お茶うけどうぞ」そっとわさび入りせんべいを渡す。
弓削 サダメ:「余計な事に首を突っ込まないように監視を……なんだその反応!」
灯 二尾:「いやぁ面白そうだったからつい?」
秋津有栖:「良いですよ。ユゲさんが襲撃されるなら一緒にいた方が良いですものね」
弓削 サダメ:「ああ、そうだ。」
秋津有栖:「そうしたら向こうの手勢と会える」
灯 二尾:「あはは!襲撃される気満々だ」
越後谷 透:「ほいほい」ぱりぽり「ハッッッブ!?」からばり。
弓削 サダメ:「別にあの程度の連中アタシ一人でもどうにかなるが……コイツの観察力は当てになる」
灯 二尾:「よっしゃ!ひっかかったー!」
灯 二尾:がっつぽーず!
弓削 サダメ:「聞いてンのか!?」
越後谷 透:「ちくしょー!今日という今日はお説教タイムやぞ灯ィ!」むきー!
灯 二尾:「聞いてる聞いてるゥ―!ひゃっほー!うぎゃー!」
灯 二尾:せいざ。
聖護院美幸:(部長が帰ってきたらもっと騒がしくなるんだろうなぁ)
弓削 サダメ:「まったく……」
弓削 サダメ:「転校生、お前の事を信用してるワケじゃねえが……」
弓削 サダメ:つつい、っと秋津君の前に陣取る
弓削 サダメ:「お前の能力はそれなりに信頼してンだ。 今後ともよろしく頼むぜ」
秋津有栖:「ええ。今後とも。長い付き合いになりそうですね」朗らかに答えた
GM:
空堀音芽:「ふーん」
GM:
不知火水月:「……」
GM:
GM:シーンカット
エンディング2:祭りのあと
GM:ED:『祭りのあと』
GM:
GM:護法クラブは表向き、ボードゲーム部である
GM:世界中のボードゲームに興じ、その内容などをまとめるというのが基本的な活動内容……ということになる
GM:そんな“ボードゲーム部顧問”は君を問題なく見つけられる人間のひとりだ
畷先生:「おっ、灯」
灯 二尾:「あ、せんせー!」
灯 二尾:ててーっと走って来る。
灯 二尾:「何々?またなんかあった?」
畷先生:「なんかあるとしたら君の方だが?」
灯 二尾:「およよ?宿題は確かちゃんと出した……と思うんですけど」
灯 二尾:「もしかして点数がヤバイとか……」
灯 二尾:ぽりぽり頭を掻く。そんなに成績がいい方ではないというのは事実だ!
畷先生:「いや、他人に迷惑とか」
畷先生:「イタズラもほどほどにな」
灯 二尾:「ああー……そいつぁ確かに……」
灯 二尾:顔は見えないがすまなそーなアトモスフィアを醸し出す。
灯 二尾:(一応あたしなりに狙う相手は選んでるんだけどなー……)そう言って納得するようなら先生は先生でいられないだろう。
灯 二尾:灯二尾の価値基準として、いたずらは悪い事だという認識は確かにあり、
灯 二尾:それに対する自分なりのルールとして「やったら必ず怒られる」という風にしている。
灯 二尾:つまり、怒ってくれるであろう相手に狙いを絞ってやっている――という事だ。
畷先生:「まぁ、先生としてはなんでもいいが」
灯 二尾:「あはは……」
灯 二尾:やったら冗談じゃすまない相手、つまりそのままやられっぱなしになる様な人とか、引きずりすぎる人にはしない様にしている……一応は。
灯 二尾:「まあ、近頃はちょっとそれどころじゃなさそうだし」
灯 二尾:「暫くは部員に狙いを絞ってやりますぜ!」
灯 二尾:ちなみに、聖護院にうっかりやり過ぎたことが一度ありぶち殺されかけたこともある。
畷先生:「入部する時にも言ったが、先生は個人主義で放任主義だ」
畷先生:「最後の一線を越えなければ笑って放っておいてやるし、庇っておいてやる」
畷先生:「ただ、なんかあったら報告はしとけ」
灯 二尾:「はあーい」
灯 二尾:「ひとまずは転校生の方がヤバイと思いますねあたしゃ」
灯 二尾:「あたしもだいぶ危ない系だとは思ってるけどあっちはなんてゆーのかな……」
灯 二尾:「ブレーキが無い?」
灯 二尾:「そう言う感じがしますね、まあオーヴァードなんて大なり小なりそう言うものな気はするけど」
灯 二尾:「眼を離したらうっかりで怪物になりかねないような、そんな感じ」
畷先生:「その時は殺してやるから安心しろ」
灯 二尾:「あはは、あたしも狙ってるんで早い者勝ちで!」
畷先生:「その代わりお前が殺したらお前も殺してやろう」
灯 二尾:「……うぇー。あたしの衝動知ってるくせにぃ」
灯 二尾:彼女の衝動。それは”殺戮”――
灯 二尾:「結局のところ”そういう”事してないと、あたしも地に足がつかない気がしちゃってね」
灯 二尾:「ま、殺されるのは嫌だからしかたな~く先生に譲ってあげましょう!」
畷先生:「仲良くしろと言ってるんだが?」
灯 二尾:「あはは、これ位じゃなきゃたぶん向こうに押し切られちゃいますぜ!」
灯 二尾:「せんせはこれから部室?」
灯 二尾:大方あの問題児極まる転校生へのいろんな手続きだろうと当たりを踏んでる。
畷先生:「屋上でサボってから部室」
灯 二尾:「サボり入れる必要あった?」
灯 二尾:「ま、そーいう事ならあたしもおさぼりって事で。遊んでくるねー!」
灯 二尾:からからと流れるように廊下の窓を開く。
灯 二尾:「いってきまーす!」そのまま身を躍らせ、逆さまに落ちていく。
灯 二尾:《縮地》。そのままくるんと一回転、壁に足を付けて跳躍して町の方へすっ飛んで行った。
灯 二尾:
灯 二尾:――がやがやと、眼下に人込み。
灯 二尾:その隙間を、ひゅるんとシマの警戒色マフラーが靡く。
灯 二尾:「よ、っと」良さげなビルを見つけ、そこの屋上手すりに引っ掛け上る。
灯 二尾:すとん。猿か忍者か或いは風か。見る物がいればそう言う形容をしたであろう軽業。
灯 二尾:「……」――時折。
灯 二尾:自分が”いる”かどうか、分からなくなる日がある。
灯 二尾:町を行きかう人々の一人、一人に、家族がいて、友達がいて、仲間がいて。
灯 二尾:そして自分自身がある。
灯 二尾:「…………」ふう、と息を吐く。ああいうのを見ているとどうにも疎外感を覚える。
灯 二尾:――人が孤独を覚える時とは、どんな時だろう?
灯 二尾:それはきっと、一人でいる時――――”ではない”。
灯 二尾:「あたしにも、わかってるけどねぇ」それはきっと。沢山の人がいて――――
灯 二尾:その誰からも、”見てもらえない”時。
灯 二尾:「…………」くるんと手すりで逆上がり。
灯 二尾:思い出す。あたしの孤独。しっかりした姉がいて、まだ年若い妹がいて。
灯 二尾:あたしが一番、”放っておいても大丈夫”な立場だった。
灯 二尾:くるくると再び回転ジャンプ。電柱に降り立つ。
灯 二尾:「10点、10点、10点……ってね」
灯 二尾:誰も見る者はいない。
灯 二尾:「…………」
灯 二尾:UGNのみんなは大概、立派な理由で闘っているだろう。
灯 二尾:でもあたしのそれは違う。自分自身がよくわかっている。
灯 二尾:そうしていないと、自分がどこにもいないような気がして。
灯 二尾:そうして殺意を濁らせていないと、あたしが消えてしまうような気がして。
灯 二尾:そうして、こんなことになった原因を思い出し、それにも怒りを募らせ。
灯 二尾:……そんな馬鹿な事を考えた自分自身が嫌になる。
灯 二尾:「もっと遠く行こ」あたしの闘ってる理由。そんなものは決まってる。
灯 二尾:ただの――――八つ当たりだ。色んなものに対して。
灯 二尾:「転校生は……決まってるか」
灯 二尾:祭りの後は嫌いだ。沢山いた人が散らばって、家に帰っていって。
灯 二尾:それに取り残されるあたしがいるから。
灯 二尾:「こっちの祭りは、長く続いてくれるといいけど」
灯 二尾:とん、とん。一歩で横のビル。二歩で更にもう一棟先。
灯 二尾:「ま、暫くの間は――――何も考えなくてよさそう」
灯 二尾:と ん。 三歩でその姿は掻き消えて。
灯 二尾:……彼女は深夜になるまで寮に帰らなかった。
GM:
GM:シーンカット
GM:
エンディング3:詩
GM:ED:『詩』
GM:
聖護院美幸:「文芸部〜文芸、部〜」
GM:越後谷透は、文芸部に向かっていた
GM:三号棟……通称部室スペースと言われる別校舎に多くの部活は集まっている
越後谷 透:「文芸っすよ文芸。俺教科書の文以外は漫画しか読んだことねえなあ……」
GM:そういう意味で言えば、二号棟に部室がある護法クラブはやはり特殊である
越後谷 透:「あ、あれもあったな。かいけつゾロリ!」※絵本の方です。
聖護院美幸:「私はよく本は読みます」
聖護院美幸:「内容が理解できないものが多いですが!」
越後谷 透:「フッ……絵が多い本なら字が小さくても大体理解できますよ。」
聖護院美幸:「まぁ絵本は大人が読んでも楽しいですからね」
越後谷 透:「文字系に興味があるなら青い鳥文庫から挑戦していくと良いかもっスね!」
越後谷 透:※児童書文庫シリーズです。
越後谷 透:「絵本もデカくなってから読み返すと、思った以上に読みやすくてびっくりするんスよね~」
聖護院美幸:「なんか無料で読めるやつもそんな名前でしたね」
越後谷 透:「青空文庫っスか?あっちは文体が古いから中~上級文字力持ち御用達っスなあ」
越後谷 透:「著作権切れしてる奴乗っけてるから無料で読めたんだっけか。」
聖護院美幸:「著作権切れ……?」
聖護院美幸:「なるほど!」分かってない
越後谷 透:「んーと…ドラえもんが世の中に氾濫しないよう守ってるのが著作権っすね」
越後谷 透:「いや……ドラえもんはもう切れてたっけな?」適当を言いつつ、ぷらぷらと部室の名前を探す。
越後谷 透:「まーいいや。著作権が残ってる奴を勝手に売り出すと怒られるよ、って感じの認識でいいはずっス」
聖護院美幸:「ほぉ」
聖護院美幸:「スポーツの技術はいくら売り出してもいいのに……」
越後谷 透:「スポーツは集合知、著作は唯一性が大事なやつですかんねえ。」
越後谷 透:「新記録じゃなくて『新競技』を発表する分野だから、勝手に出し抜こうとすると大変な事になるわけっス」
越後谷 透:ひらんひらん。「……お、アレかな文芸部」
聖護院美幸:「おほー」
GM:文芸部、とプレートが出ている
聖護院美幸:「入りましょうか」
越後谷 透:「どきどき……」口で言いながらノック。
越後谷 透:流石に拳銃は洒落にならないので置いて来ている。愛用?のスパナが限界だった
聖護院美幸:「たのもー」
GM:がらがら、と引き戸が開く
GM:そこにぽつんとひとり、新喜多ほのか
新喜多ほのか:「ふんふんふふーん」鼻歌
新喜多ほのか:「ありゃ」
越後谷 透:「えーと……こんちゃっす。」とりあえず挨拶。
越後谷 透:「この前の確認もかねてご挨拶に……って感じだったけど。新喜多サンおひとりですかい?」
新喜多ほのか:「イベントとか隔月の文芸誌の締め切りでもないと人来ないからね」
越後谷 透:「締め切り、だいじだもんなあ」うんうん。
新喜多ほのか:「そうなんだよねぇ」
新喜多ほのか:「とはいえ、私は別に発表することもないんだけど」
越後谷 透:「ありゃ。読む専部員とか?」
新喜多ほのか:「いい作品が上がらないんだよねぇ」
新喜多ほのか:「やっぱ漢詩ってむずくね?」
越後谷 透:「漢詩かぁ……」ぼやぼや。
越後谷 透:「授業補正で辛うじて読めるぐらいだな……」
新喜多ほのか:「で、なんだっけ。サッカーボールのこと?」
越後谷 透:「そうそう…何やかや掘り当てちゃったし。」ごそごそ。
越後谷 透:「モノなら俺だろって感じで押し付けられたんスけど、適当に捨てたら闇討ちに会いそうだし……」
越後谷 透:「折角だし綺麗に洗ってダクトテープ巻いたぐらいっスけども。どうしたもんかなあと」
新喜多ほのか:「ふんふん」
越後谷 透:経年のささくれやテープも目立つが、けっこう綺麗なボールへビフォーアフターしている。
越後谷 透:マジックで書かれていた願掛け/呪い?も漂白済みだ。
新喜多ほのか:「あげるって」
新喜多ほのか:「呪いも本当かわかんないしね」
越後谷 透:「そらそーっすね。」ひらひら。
越後谷 透:「呪いもまあ……大丈夫でしょ。ちょっと失礼かもですが」
越後谷 透:「道具とか大事にする質じゃねえでしょ?虎丸サンって」
新喜多ほのか:「人間も道具も大事にしないよ」
聖護院美幸:「でしょうな」
越後谷 透:「だったら猶更だ。愛用してない道具なら質にゃあならねえ」
越後谷 透:「そういうお話でしたよね?"運痴様"のゴリヤクってのは。」
越後谷 透:「これで虎丸サンの願掛けもちっとは仕切り直せたらいいんスけども……」
越後谷 透:「ま、俺からはこの辺で。これ以上は本当に闇討ちされそうだ」
越後谷 透:にやにや。
新喜多ほのか:「虎ちゃんの場合、呪いは自分で自分にかけるタイプだからなぁ」
新喜多ほのか:「願掛けだって、ほんとにする気だったのか分かんないよね」
越後谷 透:「忘れないようにってメモ代わりかもっスねえ。」
越後谷 透:「勿体ない病の俺からするとピンと来ない覚え方だけども。」
新喜多ほのか:「圧倒的な自分こそが虎ちゃんの強み」
新喜多ほのか:「自分しかないから、他人も道具も大事にできない」
新喜多ほのか:「自分よりも大事で、自分よりも上を認めらないんだよ」
聖護院美幸:「……」
越後谷 透:「天上天下、唯我独尊。」
越後谷 透:「俺にゃあ縁のない言葉だ。」最近は尚更にそう思う
越後谷 透:隣へ居たいと思う人が出来て。やはり俺は色々変わったのだろう。
越後谷 透:その上で。そうなる以前の俺もきっとそう言えるという、奇妙な確信もあった。
越後谷 透:「文芸誌。次に出る時は教えて下さい代。」
越後谷 透:「マブダチとレビュー大会開くのも楽しそうだ」
新喜多ほのか:「もちろん」
新喜多ほのか:「いずれは春望のような詩を書くことが、私の目標だからね」
越後谷 透:「春望……えーと……最近テストで出たな……は!」
越後谷 透:ぴこーん!「国破れて山河在りの人!」
新喜多ほのか:「そういう認識なんだ……」
越後谷 透:「フッ……もうちょい位、べんきょーもするか……」
越後谷 透:「漢詩もまたモテる道筋へ連なると、本日をもって理解っちまいましたからね…」どやぁ
聖護院美幸:「そういうとこですよ」
越後谷 透:「きゅーん……」しょんぼり。
GM:
GM:シーンカット
GM:
エンディング4:絶対強者
GM:ED:『絶対強者』
GM:
GM:下校時間になり、君は街を歩いていた
GM:地道なフィールドワークか、それとも帰宅している途中なのか、それは君だけが知っている
GM:そんな中、騒がしい音が耳に入ってきた
弓削 サダメ:「くそっ……転校生のヤツ、用事があるからって先に帰りやがって……」
弓削 サダメ:「ん……?」 騒がしさの源に目をやる
GM:その音は遊戯施設……いわゆるパチンコ屋からのものであった
東雲姫華:「……」
弓削 サダメ:「げ」
東雲姫華:死んだ目をして喫煙所で煙草を吸っている
東雲姫華:「お」
東雲姫華:「おいクソガキ!」
弓削 サダメ:「…………ちっす」 一瞬、見なかった振りをしようかと思ったが、声をかけられてしまっては仕方がない。
弓削 サダメ:「こういう場所で管巻いてるのが異様に似合いますね」 外だからか多少敬語になる。
東雲姫華:「敬語使えるんじゃん。礼儀が分かって来たな」
東雲姫華:「眼鏡してるだけあるよ」
東雲姫華:「でさ、お前千円札持ってね?」
弓削 サダメ:「は?」 一瞬、言われた意味がわからなかった
弓削 サダメ:いい年をこいた大人が? 高校生に? 金をたかろうと?
弓削 サダメ:「カスか……?」
東雲姫華:「倍にして返してやるからさ」
東雲姫華:「これは投資と一緒だ」
弓削 サダメ:「詐欺の手口かよ」
弓削 サダメ:「ふざけんな。本当に金を倍に出来るならアンタの金がなくなってるワケないじゃねぇか」
弓削 サダメ:「アタシから金を引き出したいなら、もうちょっと論理的にだな……」
東雲姫華:「論理的に説明して理解できるのか?」
東雲姫華:「いいか? ジャグラーでビッグを一回引いたら三百枚は出る。で、一枚二十円だから六千円になる」
弓削 サダメ:”ビキッ” ”ビキッ!” 「…………挑発か?」
東雲姫華:「そこからジャグ連でビッグを引けばまた六千円だ」
東雲姫華:「ビッグ一回でお釣りがくるぞ?」
弓削 サダメ:「へぇ~~完璧な論理だ。素晴らしい。おまけにわかりやすい」
弓削 サダメ:「……実現不可能じゃねーか!! それが出る確率は何%だよ!!」
東雲姫華:「私はそれをほぼ百にできるんだよ」
東雲姫華:「なぁ、頼むよ。どうせあんな部活じゃ人生に彩りないだろ?」
東雲姫華:「男紹介してやろうか? 女の方がいいか? 金がありゃあいいなら返しを多めにしてやるからさ」
弓削 サダメ:「いや、アンタ……護法クラブのOGじゃ……………」
弓削 サダメ:はぁ、とため息をつきながら
弓削 サダメ:「そりゃあなあ、アンタの目から見れば何もない、つまらない部活動に見えるかもしれないけどさ」
弓削 サダメ:「苦労ばかりで身になる事がない、何の利益もないカスみたいな活動に見えるかもしれないが……いや、これは本当の話か」
弓削 サダメ:「でもな、アタシはそれなりに楽しくやってンだ。大人が上から目線で冷や水をかけてンじゃねぇよ」
東雲姫華:「はぁ……」
東雲姫華:「私は別に金さえ貸してくれりゃあなんでもいいんだがな」
弓削 サダメ:「借り方が悪い。0点だ」
東雲姫華:「じゃあいいや。その辺で借りよ」
東雲姫華:「それとクソガキ」
東雲姫華:「楽しくやりたいなら、ラインは超えんな」
弓削 サダメ:「あぁ?」
東雲姫華:「私は超えた」
弓削 サダメ:「おまっ……いや」
弓削 サダメ:「忠告には感謝する。でもな……」
弓削 サダメ:「転校生を部に迎え入れて……アタシ達の中でも何かが変わろうとしてるんだ」
弓削 サダメ:「その忠告、護れる保証はないぜ」
東雲姫華:「……なんかあったら私のところに来い」
東雲姫華:「慰めるくらいはしてやるよ」
東雲姫華:「こう見えても、あの日うちに来た奴らの中じゃあ、お前を一番買ってる」
弓削 サダメ:「…………。」
弓削 サダメ:「アンタに優しくされるなんてゾッとしない話だな……」
弓削 サダメ:「その日が来ないように気を付ける事にするぜ。ありがとうよ、姫華さん」
東雲姫華:「よし、その感謝を示すために財布出せ」
東雲姫華:「……ま、いいか。冗談ってことにしといてやる」
東雲姫華:「その調子で励め、赤眼鏡」
弓削 サダメ:「言われるまでもねぇよ、その…………ヤニ女!」
弓削 サダメ:咄嗟に出た悪口に、あまり効果的じゃなかったかな?などと思いつつ東雲姫華と別れる。
弓削 サダメ:ふと、財布の中身が気になって鞄の中に手を入れた時……
弓削 サダメ:”ぱちっ!”
弓削 サダメ:鞄の中で端末に宿った”悪魔”が不機嫌なパルスを飛ばしてきた。
弓削 サダメ:証拠不十分で大した悪事を暴く事は出来なかったせいか、この前からどうにも”悪魔”の機嫌が悪い。
弓削 サダメ:静電気の様な刺激が連続的に弾けて、指先を淡く痺れさせた。
弓削 サダメ:「わかってるよ……”契約”は果たす。」
弓削 サダメ:バヂッ
弓削 サダメ:「……違う。アイツはそんなんじゃねぇよ。」
弓削 サダメ:チチッ
弓削 サダメ:「ネジが2、3本ぶっ飛んじゃいるが隠し事をするようなヤツじゃあない……」
弓削 サダメ:パチ……
弓削 サダメ:「焦るなよ……すぐにもっと良いモノを喰わせてやるから……」
弓削 サダメ:猛獣を宥める様に、伴侶を慰撫する様に、慰めの言葉を口にする。
弓削 サダメ:その言葉を聞いてか、パチパチとした抗議も次第に鳴りを潜めていく。
弓削 サダメ:「――――。」
弓削 サダメ:(――こんなモンは一時凌ぎだ)
弓削 サダメ:彼が機嫌を直した事に内心でほっと息をつきながらも、先行きが怪しい焦燥感に眉根を寄せる。
弓削 サダメ:(”契約”が……アタシと悪魔を縛り付ける)
弓削 サダメ:(”契約”が果たされなければ……それはアタシが破滅するってコトだ)
弓削 サダメ:「ハッ……転校生を笑ってばかりじゃいられねぇな」
弓削 サダメ:自分自身の愚かさを嘲笑う。
弓削 サダメ:「”好奇心”に突き動かされるアイツと、”契約”に縛られたアタシ」
弓削 サダメ:「本当に馬鹿なのはどっちかって話だ…………。」
弓削 サダメ:言葉を切り、少女は一人夜の街に歩き去っていく。
弓削 サダメ:昼間とは違った空気。蒸される様な夜の熱がじわりと少女の額を湿らせる。
弓削 サダメ:夏の終わり。日に日に長く、色濃くなっていく夜の闇の中に少女は消えて行った。
GM:
GM:シーンカット
GM:
エンディング5:青い好奇心
GM:エンディング:『青い好奇心』
GM:
GM:秋津有栖、君は護法クラブ顧問の畷と向き合っていた
畷先生:「で、入部希望と」
秋津有栖:「ええ。届出の紙も書きましたよ」
秋津有栖:「『あとは顧問に出せばいい』とユゲさんからは聞いたんですが……合ってますよね?」
畷先生:「あぁ。それでいい」
畷先生:「諸々の処理は先生の仕事だ」
秋津有栖:「へえ……トラマル先輩が暴れてた痕跡とかも先生が処理するんですか?」
畷先生:「それは内緒」
秋津有栖:「それは残念」秘密にされたことではなく、異能の指先を使う隙が見当たらないことが、だが
秋津有栖:「書類ではコードネームとやらを書く欄がなかったんですけど、別のところで申請するんですかね」
畷先生:「それはUGNの管轄」
秋津有栖:「護法クラブ、UGNとやらの管轄じゃあないんですか」
畷先生:「管轄だけど委託事業とかフランチャイズみたいなもんだ」
秋津有栖:「ははあ、子会社みたいなものですか」得心したように頷く
秋津有栖:「先生方の間ではレネゲイドについてどれだけの人が知っていられるんですかね」
畷先生:「8:2の2の方」
畷先生:「多分。隠してるやつもいるから正確な数は分からんが」
秋津有栖:「意外と知られていますね……」下手にワーディングを使うとバレるなこりゃ、と内心で
秋津有栖:「護法クラブ外でもオーヴァードの生徒はいるみたいですけど……特待普通科って覚醒訓練でもしてるんです?」
秋津有栖:不知火、虎丸、新喜多。新喜多の口振りで「まだほかにもオーヴァードがいる」と秋津は感じていた
畷先生:「さぁ?」
畷先生:「それこそそういうのは特待に聞いてみたらいいと思うが」
秋津有栖:「教室は何度か覗いているんですけど、学校に来てることがないんですよねえ……」
秋津有栖:まあ、来ていても教室にいないだけの可能性もままあるが
畷先生:「……そりゃあ」
畷先生:「探すからだ」
畷先生:「案外、無心でいることが会う条件かもな」
秋津有栖:「難しいことを言いますね」
秋津有栖:「探そうとするほど見つからない、ね……」
秋津有栖:「まあ、今日は書類も出したので帰ります。先輩方もいないみたいですしね」
畷先生:「そうしな」
秋津有栖:一礼して部屋を出た
秋津有栖:「あ、コードネームの申請を誰に提出するのか聞くの忘れたな」廊下を歩きながら
秋津有栖:「UGNの人……前に会ったOGの人かな……」東雲邸で会った空堀を思い出しながら
秋津有栖:「携帯持っていないからなあ。今度ユゲさんに会ったときにUGNの人の呼び出し頼んでみるか」
秋津有栖:ひとりごとを呟きながら、廊下を進む
秋津有栖:無心とまでは言わないが、探すという心は薄れている様子だった
不知火水月:「おや、奇遇だね」
畷先生:不知火水月、男性用の学ランに身を包んでいる
秋津有栖:「ああ、シラヌイ先輩! お久しぶりです」嬉しそうに顔を綻ばせた
秋津有栖:「学ランもお似合いですね、先輩」
不知火水月:「そう? よく言われる」
不知火水月:「また気が多くなって遊んでいたのかな?」
秋津有栖:「ははは、耳が痛い」
秋津有栖:「気になることが多すぎましてね、学園に」
秋津有栖:オーヴァード、七不思議、特待普通科……不知火水月。
秋津有栖:不動学園では秋津が興味を惹かれる対象に事欠かない
秋津有栖:「まあでも、一番興味を惹かれているのはシラヌイ先輩ですよ」
不知火水月:「そう」
不知火水月:「おいで、立ち話もなんだろう」
不知火水月:そう言って、すたすたと歩き始める
秋津有栖:「ありがたく」不知火の半歩後ろをついて歩く
不知火水月:「秋津くんはどうして僕のことが気になるのかな」
秋津有栖:「循環した物言いですが……『気になるから、気になる』ですね」
秋津有栖:「『なぜ』に理由をつけるのは難しい……自分でも説明がつき難いものですから」この尽きぬ好奇心は、止まない興味は。
秋津有栖:「自分の中で、シラヌイ先輩の占める割合が大きくなっているのは確かですね」
不知火水月:「ふうん」
不知火水月:足が止まる。ついたのは、保健室
不知火水月:当然のように戸を開け、すたすたとベッドの方に歩き、カーテンを開けた
不知火水月:「そういうものかな、感情っていうものは」
秋津有栖:「そういうものなんでしょうね、きっと」
秋津有栖:「……ところで、なぜ保健室に?」
不知火水月:「なぜに理由をつけるのは難しい」
不知火水月:「ふふ……少し眠かったんだ。この時間は誰もいないのも、僕は知っているからね」
秋津有栖:「これは一本とられましたね」くつくつ、と喉を鳴らすように笑う。秋津の機嫌がとても良いときの笑いだ
不知火水月:ベッドに腰掛ける
不知火水月:「君は僕を知りたいんだね」
秋津有栖:「ええ、その通りです」
不知火水月:「案外それは薄い布一枚で隔てただけの簡単なものかもしれないよ」
秋津有栖:「……誘っているんですか?」
秋津有栖:「……申し訳ないですが、のりませんよ。今はまだ」
秋津有栖:覚醒してから、より深く世界を見れるようになった。超えられる境界線と、超えられない境界線……帰れない境界線
秋津有栖:この線は”超えられない”……今はまだ、だが
秋津有栖:「俺が先輩を知るに値するのは、今じゃあない」
不知火水月:「ふふ」
不知火水月:「案外謙虚なんだね」
不知火水月:「少し安心したよ。こう見えても華奢でね」
不知火水月:「君がその気になったら僕は大変だったろうね」
不知火水月:「……有栖、目を閉じてくれるかな」
秋津有栖:「なんでしょう、先輩?」言われた通りに目を閉じる
GM:なにかが、君を貫通していったかのような感覚が現れて
不知火水月:「僕が卒業するよりも早く、僕を知るに値して欲しいね」
不知火水月:その声は、君の背後から
不知火水月:「もしも君が知るに値する時が来たのなら」
不知火水月:「君は僕を暴いてくれるよね?」
秋津有栖:「ええ、その時が来たのならば、必ずや」くつくつ、と喉を鳴らして笑う。不知火への興味は尽きぬどころか、湧き出るようで
不知火水月:「あぁ……いいよ」
不知火水月:「本当に、素敵だね」
不知火水月:耳元でささやいた声が聞こえたかと思えば
不知火水月:背後から気配は消えていた
秋津有栖:「探そうとしたから、いなくなった、か……」
秋津有栖:ミヒャエル・エンデの歌芝居、
秋津有栖:その前書きにおいてヘルベルト・ローゼンドルファーは”それ”を「探さないときにのみ発見されるものであり、
秋津有栖:探す者は、”それ”をいつか発見することを恐れている」と述べた
秋津有栖:また、ヴィルフリート・ヒラーは「誰がなんと言おうと”それ”を探すことは”幸せ探し”である」と断言した
秋津有栖:「”スナーク狩り”」
秋津有栖:秘密を追い求める。
秋津有栖:不思議を掌中に収める。
秋津有栖:神秘を狩る。
秋津有栖:「俺のコードネームは、”スナーク狩り”です」一人保健室で決意と共に呟き、部屋を後にする
秋津有栖:They sought it with thimbles,they sought it with care;
秋津有栖:They pursued it with forks and hope;
秋津有栖:They threatened its life with a railway share;
秋津有栖:They charmed it with smiles and soap.
秋津有栖:子供の頃にそらんじた詩を口ずさみながら、暫しの日常へと戻りゆく。
■トレーラー■
心、青々と広がり未知へと進む
顔、青々と染まり死地へと進む
人、青々と変わり青山へと進む
青、青、青、青
君たちは知ってしまった
この青き好奇心を
ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ
『黒い自我、白い快楽 一話:青い好奇心』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉
GM:
GM:『青い好奇心』→終了