当サイトで掲載しているTRPGセッションログは以下の作品の二次創作物です。
「矢野俊策」「F.E.A.R」「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』
当リプレイには「ダブルクロス The 3rd Edition ルールブック1」収録の「Crumble Days」のネタバレが含まれます

Crumble Days

GM:とーど一
メイン 見学

PC1:「まだない天木倫司あまき・りんじ (キャラシート)PL:野太刀
PC2:「光輪を拝すメッセンジャー淡谷カイリあわたに・かいり (キャラシート)PL:氷山
PC3:「茲非ブロークンアンダーハート薬師寺薫子やくしじ・かおるこ (キャラシート)PL:GEL
PC4:「エレクトリカ・シープ晴野雛菊はるの・ひなぎく (キャラシート)PL:マンタ

目次

  • プリプレイ
  • OP1:始まり
  • OP2:覚醒
  • OP3:世界の裏側
  • OP4:追跡
  • シーン5:六十八分の二
  • シーン6:日常と非日常の狭間
  • シーン7:転校生
  • シーン7B:日常の裏側
  • シーン8:情報収集
  • シーン9:襲撃
  • シーン10:偽りの記憶
  • クライマックス:裏切り者ダブルクロス
  • バックトラック
  • クライマックス:RPターン
  • エンディング1:失うもの
  • エンディング2:日常
  • 個別エンディング1:Dream_of_Electric_Sheep電気羊はデイジーデイジーの夢を唄う
  • 個別エンディング2:それでも町は廻る
  • 個別エンディング3:嘘が護る日々
  • 個別エンディング4:打ち砕かれても残るもの
  • プリプレイ


    GM:こちらがメインタブです
    GM:天木倫司くんこと野太刀さんはDX初めてなので
    GM:初心者講座をちょくちょく挟みます。GMもガバるので間違ってたらPLの皆さんも補足したり指摘してくれたりすると……嬉しい
    天木 倫司(PL:野太刀):よろしくお願いします!
    薬師寺薫子(PL:GEL):はーい、ようこそ初心者様ー!
    淡谷 カイリ:了解いたしましたー。よろしくお願いします!
    GM:あ、立ち絵位置調整を行いましょう
    GM:立ち絵位置1番はNPC専有だ
    GM:3番にPC1、5番にPC2、7番にPC3、9番にPC4……といった具合に立ち絵位置を調整してもらえると……助かる!
    薬師寺薫子(PL:GEL):はいなー
    淡谷 カイリ:了解いたしました!(立ち絵5)
    GM:では自己紹介は通例ではPC1からですが……今回は初心者なので逆順
    薬師寺薫子(PL:GEL):てすてす
    天木 倫司(PL:野太刀):立ち絵位置ってなんですか……?
    GM:PC4……は別卓中なので、PC3からの自己紹介だ
    GM:画面右上歯車をクリック
    GM:各種設定→立ち絵をクリック
    GM:追加→立ち絵フォルダの名前をきめる
    GM:その下に横にスライドさせるバーがあるので
    GM:それをPC1の場合は3の位置にする
    GM:立ち絵の画像は……キャラコマを作れたなら画像が入っているはずだ!
    天木 倫司(PL:野太刀):これで出来てるかなあ?
    GM:画面左下チャット項目、顔のマーク
    GM:そこをクリックすると立ち絵を「なし」から「先ほど決めた名前のフォルダのもの」を選択できるはずだ
    天木 倫司(PL:野太刀):しました!
    天木 倫司(PL:野太刀):出た!
    淡谷 カイリ:いい感じですね
    薬師寺薫子(PL:GEL):できてます!
    GM:グッド! これで立ち絵調整はできた! Tekeyの5割を理解したと言っても過言ではないでしょう
    天木 倫司(PL:野太刀):最初に教わった部分だから忘れてたぜ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):よきよきですぜ
    薬師寺薫子(PL:GEL):それじゃあ改めて、PC3の自己紹介していきますねー
    GM:お願いしますのだー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):そいじゃー、こほん
    薬師寺薫子(PL:GEL):「私は薬師寺薫子(やくしじ かおるこ)。ケーキと紅茶と、ついでに平和な日常をこよなく愛する気のいいお姉さんだよ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「シンドロームはノイマンにエグザイル に、ブラムストーカー を少々のトライブリード。けど私はサポート専門のか弱い美少女たがら、戦闘で過度な期待はしないよーに」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「…だってのに、そんな私を捕まえて『ブロークンアンダーハード』、慈悲の心が見当たらない、なんてなかなかひどいと思わない??乙女心が傷ついちゃうね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあ昔は無茶やったからなぁ……はっ、でも大丈夫!こっち(N市)に来てからはちゃんと心を入れ替えて真面目に支部長やってるからさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「困ったことがあったらなんでも聞いて。サボってなかったらちゃんと助けてあげるから」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そんな感じかな、じゃあ改めてよろしくね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):@
    薬師寺薫子(PL:GEL):いじょーです!
    天木 倫司(PL:野太刀):頼りになりそう。よろしくお願いします!
    GM:ありがとうございます! お姉さん支部長のハンドアウトはこちら!
    薬師寺薫子(PL:GEL):後方支援はまかせろー!よろしくでーす
    GM:・PC3:薬師寺薫子(PL:GELさん)( https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY8ZCMxQQM )
    シナリオロイス: 天木倫司 推奨感情 好奇心/不安
    推奨カヴァー/ワークス:指定なし/UGN支部長
    あなたはとあるUGN支部にて支部長を務めている。緊急に日本支部長の霧谷雄吾から呼び出しを受けた。
    大きな事故から奇跡的に生還した天木倫司という学生が保護され、オーヴァードだったことが判明したという。
    そして、この事故の裏にはFHの関与があるらしい。

    GM:というわけで新たなオーヴァードの誕生です。面倒見てあげてね
    薬師寺薫子(PL:GEL):はーい
    GM:続いてPC2、お願いします!
    淡谷 カイリ:はい!
    淡谷 カイリ:https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtIzAwgQM
    淡谷 カイリ:「この世界の均衡のため・・・・私は如何なる力でも使ってみせる・・・・!」
    淡谷 カイリ:幼少のころからUGN内部で育った『UGNチルドレン』の少女です。年齢は16歳
    淡谷 カイリ:元々はピュアノイマンの貧弱なオーヴァードでした。リザレクトとイージーエフェクトの構造看破くらいしか使えない・・・・
    淡谷 カイリ:『トラヴィミラビスの組十字』と呼ばれるEXレネゲイドを手にした時、内部に束縛されていたRB『ニンブス』と半ば同化し、後天的にエンジェルハイロウの力を手にしました
    淡谷 カイリ:そのため、自身の力の弱さにコンプレックスを抱きつつも、使命のためなら何でも使うと嘯いて自分を鼓舞しています
    淡谷 カイリ:性能的には《破壊の光》を中心にした範囲RCアタッカーです。侵食率100%以上でさらに攻撃力を上げます。
    淡谷 カイリ:PLは氷山です。よろしくお願いいたします
    GM:ありがとうございます! 純粋培養チルドレンなあなたのハンドアウトはこちら!
    GM:・PC2:淡谷 カイリ(PL:氷山さん)( https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYtIzAwgQM )
    シナリオロイス:矢神秀人 推奨感情 好奇心/猜疑心
    推奨カヴァー/ワークス:高校生/UGNチルドレン
    あなたはUGNの施設で育てられたUGNチルドレンだ。現在、矢神秀人という学生を追跡調査している。彼にはFHエージェントではないかという疑いがある。しかし、彼の尾行をしているときに見失ってしまった。
    その直後、バスが横転し、爆発炎上する大きな事故が起こった。

    淡谷 カイリ:「矢神秀人・・・・・彼はまさか・・・・!」
    矢神秀人:おいおい、僕は普通の学生だぜ。何もないさ
    薬師寺薫子(PL:GEL):本人がこう言ってるんだ、普通の学生なんだろう(
    GM:きっと何もないはずさ
    GM:それでは本日最後の自己紹介、PC1だ
    天木 倫司(PL:野太刀):では行きます
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司くん。優秀な両親に若干のコンプレックスを持つ高校生です。
    天木 倫司(PL:野太刀):『本物かどうか』という言語化不可能な謎基準で相手を評価する癖がある以外は普通の男の子ですね。
    天木 倫司(PL:野太刀):運動も勉強もそれなりだけど、競うことに興味が無いので頑張ってこなかった感じ。
    天木 倫司(PL:野太刀):この世に不思議なものが存在してるとは思ってないけど、目の前に現れたらすんなり受け入れると思う。
    天木 倫司(PL:野太刀):書いててすごいマイペースな奴だなって感じになってきたけど、他人に気を遣える子です。
    天木 倫司(PL:野太刀):ちなみに練習の時の立ち絵で私が某ビールメーカーのマークを使用したのが「あま『きりん』じ」って名前の由来です。
    天木 倫司(PL:野太刀):PLは野太刀。初心者ですが、この子を生き残らせることができるように頑張ります!
    天木 倫司(PL:野太刀):以上です。
    GM:初心者だ! きちんと沼に沈めて溺死させないと……!
    GM:そんな普通の高校生の君のハンドアウトはこちら!
    GM:・PC1:天木倫司(PL:野太刀さん)( https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYqYnDvgQM )
    シナリオロイス:綾瀬真花 推奨感情 恋慕/不安
    あなたはごく普通の高校生だった。少し気になるクラスメイト、綾瀬真花と同じバスに乗り、ちょっといいことがあったと喜ぶような。しかし、その日を境に変わってしまった。バスが横転して爆発炎上したとき、あなたは得体の知れない怪物となって真花を助けていた。

    綾瀬真花:あ、天木くん今帰りなんだ。隣座っていい?
    天木 倫司(PL:野太刀):(かわいい)
    GM:クラスメイトの気になるあの子と仲良く下校時間だ
    天木 倫司(PL:野太刀):倫司くんは普通の男の子なので人並みに女の子に興味があります。
    GM:というわけで本日の自己紹介は以上、PC4こと晴野くんの自己紹介は……後日に行うぜ!
    晴野 雛菊:「ん……俺?晴野雛菊……ああ、良いだろ?ちゃんと高校生っぽく見える?へへ」
    晴野 雛菊:晴野雛菊(はるの ひなぎく)、若者っぽく見えるけれど、これでも26歳!
    晴野 雛菊:その理由は弱小エンジニアとしてアールラボ(UGNの研究機関)に勤めたたんだけども死にかけた際に
    晴野 雛菊:自分が制作してた次世代型量産機械騎兵の実験台にされちゃったから!
    晴野 雛菊:と言っても改造されなかったら普通に死んでたので恨む気持ちとかはまるでありません。
    晴野 雛菊:まさか自分がなるとは思ってなかったけれども…
    晴野 雛菊:ともあれ改造を受けて蘇った際、量産を視野に入れた光学兵器である《デイジー・ベル》を身体にぶち込んだので最低限の戦闘が出来るようになり
    晴野 雛菊:見た目の事もあって高校などへの侵入とかのエージェントとして使われてるってわけ
    晴野 雛菊:能力……と言うより改造素体のスペックは経験点75点を支払って手に入れたビヨンドザナイトを素撃ちします、それだけ!
    晴野 雛菊:後はカバーリング程度、機械なので《組織の助力》と称して過去のUGNデータ群から色々引っ張って来るぞ。
    晴野 雛菊:そんな感じ!よろしくおねがいします!
    GM:よろしくお願いします、機体(期待)の新人なあなたのハンドアウトはこちら!
    GM:・PC4:晴野雛菊(PL:マンタさん)( https://character-sheets.appspot.com/dx3/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY0_LVwQQM )
    シナリオロイス:春日恭二 推奨感情 執着/厭気
    推奨カヴァー/ワークス:指定なし/UGNエージェント
    あなたはUGNエージェントだ。その活動の中で”ディアボロス”春日恭二と幾度か戦ったことがある。天木倫司という新たなオーヴァードが保護された事件で霧谷雄吾に呼び出しを受け、春日恭二が何らかの計画を行っているということが伝えられた。

    晴野 雛菊:「…………またぁ?」
    霧谷雄吾:よろしくお願いしますね、”エレクトリカ・シープ”
    晴野 雛菊:アイサー
    GM:トレーラーを貼ってプリプレイを〆といたします
    GM:■トレーラー

    昨日と同じ今日、今日と同じ明日。このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
    だが――世界は知らぬうちに変貌していた。
    きっかけは、ある日起きたバス転覆事故。
    秘められた力は覚醒し、隠された真実が突きつけられる。
    それは、ずっと続くと思われた日常がボロボロと崩れ始めた日――

    Double Cross The 3rd Edition『Crumble Days』
    ダブルクロス――それは裏切りを意味する言葉。

    OP1:始まり


    GM:OP1:始まり
    シーンプレイヤー:PC1

    GM:本来は登場侵蝕を振りますが、天木くんはまだオーヴァードではないので
    GM:スキップします。描写に入ります
    GM
    GM:天木倫司は学校から帰宅している途中だ。
    GM:いつもより、帰るのは遅い時間帯。
    GM:電車は遅延しており、次の電車を待つくらいなら
    GM:臨時運行のバスに乗る方が早い。君はバスで帰宅することにした
    綾瀬真花:「あ、天木くんも今帰りなんだ?」
    綾瀬真花:クラスメイトの綾瀬真花もバスに乗っていた
    天木 倫司(PL:野太刀):「あ、綾瀬さん、偶然だね」
    GM:バスの乗車率はそれなりだ。
    GM:綾瀬真花の隣しか席は空いていない
    綾瀬真花:「そだね。生徒会の用事で遅くなっちゃってさ。天木くんは帰宅部だったっけ?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「そうそう。ただ今日はちょっと用事があって遅くなっちゃったんだよね」
    綾瀬真花:「へえー、そなんだ」
    綾瀬真花:「もうすぐバス出るし、立ってたら危ないよ」
    綾瀬真花:「座ったら?」
    綾瀬真花:ぽんぽん、と綾瀬は自身の隣の席を手で叩く
    天木 倫司(PL:野太刀):「じゃあお言葉に甘えて」
    天木 倫司(PL:野太刀):そつなく返していますが内心ではちょっとうきうきしています。
    GM:バスが発進する
    GM:君は隣に座るクラスメイトの少し良い匂いに胸を高鳴らせながら、とりとめもない話を続けることだろう
    綾瀬真花:「──ところでさ、」
    綾瀬真花:「『天木くんの好きな子がクラスの中にいる』って、女子の間でウワサなんだけど……ほんと?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「え、そんなウワサがあるの?」
    天木 倫司(PL:野太刀):ちょっとだけ余裕がない感じになる倫司くん。
    綾瀬真花:「あるよ~。女子の間じゃ天木くん、けっこうイイ感じだからね?」
    天木 倫司(PL:野太刀):ここで本当に単なるウワサでしかないのだと理解してちょっと冷静になります。
    綾瀬真花:「誰それと付き合ってる、って話は聞かないけど~、帰宅部なのに色んな女子と連れ歩いているところが見られる」
    天木 倫司(PL:野太刀):「えっ」
    綾瀬真花:「って、ウワサ。あっはっはっは」
    天木 倫司(PL:野太刀):あまり自覚はない感じなので結構びっくりします。
    天木 倫司(PL:野太刀):「そうなんだ……。なんか遊んでるヤツだって思われてそうでちょっとイヤだな……」
    綾瀬真花:「まさか。天木くんのことだから、何か頼みごとを引き受けてたんでしょ?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「あー、多分?」
    天木 倫司(PL:野太刀):変に言い訳する方がおかしいと思って、いろいろ言いたいのをぐっとこらえます
    綾瀬真花:「天木くんがそーいう遊び人なカンジじゃないのはよく見てるから知ってるよ」
    天木 倫司(PL:野太刀):(トゥンク)
    綾瀬真花:「……ね、話は戻るけど。天木くんって、好きな子いるの?」
    天木 倫司(PL:野太刀):急に話が戻って心臓が飛び出そうになります。
    天木 倫司(PL:野太刀):「うーん、どうかなー」
    天木 倫司(PL:野太刀):ちょっと意味深な感じで笑いながら受け流そうとしますが、次の言葉が出てきません。
    綾瀬真花:「お~? 沈黙は肯定とみなすぞ~?」
    綾瀬真花:「クラスの中にいるんだな~」からかうような口調
    天木 倫司(PL:野太刀):(笑って誤魔化せるか!? 綾瀬さんはどうなの? みたいな話を振ってみるか?)なんてことを考えています。
    GM:君は綾瀬の追及をどう躱すかに気をとられて、彼女の顔が少し赤いことには気付かなかった
    綾瀬真花:「誰かな~、敷島さんかな、神宮寺さんかな」
    綾瀬真花:「ん、あれは……」
    GM:綾瀬が視線をふとバスの進行方向に向ける
    天木 倫司(PL:野太刀):釣られてそちらを見る。
    GM:黄金色に輝く何かを纏う、人影。
    GM:人影の纏う黄金は大蛇のようにぬるりと動き、バスへと突き刺さる──!
    GM:ド
    GM: オ
    GM:  オ
    GM:ン
    GM:爆発。熱と風と鉄くずが車内に吹き荒れた
    GM
    GM:──シーンカット
    GM:ロイス取得の時間です。
    天木 倫司(PL:野太刀):来たわね。
    GM:詳細は……基本①P216を参照しよう
    GM:1.対象の決定 2.対象への感情の決定 だ
    GM:対象は基本的にキャラクターだが、GMの許す限り「UGN」や「FH」といった組織にとることも可能だ
    GM:今回の場合はシナリオロイスでもある綾瀬ちゃんを対象にしましょう
    GM:続いて 2.感情の決定
    GM:天木くんが綾瀬ちゃんに抱く感情を決定しましょう
    GM:ポジティブとネガティブの2つを決めて
    GM:「より強く抱いている感情」の方にチェックを入れましょう
    GM:さあ、感情を決めな!
    天木 倫司(PL:野太刀):推奨されてる恋慕と不安にして、恋慕にチェックを入れるぜ。
    GM:OK、キャラクターシートに追記して、セーブして上書きしておきましょう
    GM:今気付いたけど天木くんのキャラコマ詳細はだいぶ寂しいので
    GM:他の人のキャラコマを参考にしながら、ロイスやアイテム、武器の記入をしておこう!
    天木 倫司(PL:野太刀):了解だ。
    天木 倫司(PL:野太刀):そしてロイスの追加は完了して保存した。
    天木 倫司(PL:野太刀):綾瀬真花/クラスメイト/恋慕〇/不安/ロイス
    GM:グッド、素晴らしいロイス欄だ
    GM

    OP2:覚醒


    GM:OP2:覚醒
    シーンプレイヤー:PC2

    GM:では、シーンプレイヤーは登場侵蝕を振ってもらいましょう
    GM:登場侵蝕は1D10を振って、出た目の数だけ侵蝕率が上げてください
    淡谷 カイリ:はーい
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 4)増加 (33 → 37)
    GM
    GM:少し時計の針は巻き戻る。
    GM:淡谷は矢神秀人を尾行していた。
    GM:「好きなクラスメイト……」といった浮ついたものではなく、
    GM:UGNの任務だ。
    GM:「矢神秀人はFHエージェントの疑いがある」
    GM:その言を受けてここ数日調査しているところだ
    矢神秀人:「……」
    GM:成績、運動ともに中の上くらい。帰宅部。
    GM:女子との交流は少ないが、幼馴染みの綾瀬真花との交流はそれなり
    GM:それが、ここ数日で確認できた矢神秀人のプロフィールだった
    GM:FHはおろか、オーヴァードである痕跡も見付けられない
    矢神秀人:「…………」
    GM:矢神が角を曲がったのを追って角を曲がると、彼の姿は見えなくなっていた
    GM:見失ってしまったのだ
    淡谷 カイリ:「(矢神秀人・・・・)」 彼の姿を見失う直前、心の中で彼に関する情報を改めて思い出す
    淡谷 カイリ:レネゲイドを私利私欲のために使う団体・・・・『FH』。彼らが起こす戦乱は無辜の人々の暮らしを脅かし、世界の均衡を崩す
    淡谷 カイリ:世界の均衡を護る組織『UGN』にとって不倶戴天の敵とも言える存在だ
    淡谷 カイリ:「(しかし、あの『彼』が本当にそんな組織に関わりを持つというのか?)」
    淡谷 カイリ:俄かには信じられない・・・・・淡谷の目から見て、彼の身辺に怪しい所など何一つない
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・ッ!?」
    淡谷 カイリ:などと考えていたら、目の前にいたはずの彼の姿がなくなっている
    淡谷 カイリ:「しまった!」
    淡谷 カイリ:慌てるな、と心に念じ、精神を落ち着かせるためにポケットの中の『組十字』に触れる
    淡谷 カイリ:カシャ・・・・・ カシャ・・・・・ 心の均衡を整え、状況を再確認するために周囲を見回す
    GM:淡谷が周囲を見渡すと同時、爆発音。
    GM:黒煙と赤い炎が空に昇る
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・っ!?」 突然の出来事に思わず、呆けた顔で黒煙を眺める
    淡谷 カイリ:≪L・・・LRRR・・・・・・・≫
    淡谷 カイリ:そんな淡谷が冷静さを取り戻せたのは、相棒であるRB『ニンブス』が傍にいたからだろう
    淡谷 カイリ:「そうだ・・・・呆けている暇はないぞ」
    淡谷 カイリ:≪矢神秀人の尾行≫と≪人命救助≫・・・・・優先すべき事はわかっていた
    淡谷 カイリ:炎に向かって、駆け足で向かう
    GM:炎である。
    GM:バスは真ん中からひしゃげて横転しており、車体からとめどなく炎が溢れている。
    GM:横転したバスを見ているのは、黄金色に輝く何かを纏う、人影。
    ???:「……」
    ???:《瞬間退場》
    GM:人影は淡谷の視線に気付いたか、すぐさま姿を消した
    GM:バスからあふれる炎は周囲の道路まで広がっていく
    淡谷 カイリ:「・・・・・!? お前はなに・・・・」 誰何の声が完結する事もなく、人影はこの場を離れてしまった
    淡谷 カイリ:「・・・・・・!」 だが状況は、逃げた『何者か』に悠長に構っていられるほど甘くはない。すぐにでも何らかの手を打たねば、犠牲者は一桁では足らなくなるだろう
    淡谷 カイリ:≪構造看破≫
    淡谷 カイリ:エフェクトを使い、『生存者』を探す
    淡谷 カイリ:バスの構造を把握し、生きた人間を見つけ出す
    天木 倫司(PL:野太刀):「誰か……」
    GM:生存者…………2名
    GM:天木が、綾瀬を抱きかかえながら
    GM:炎を振り払って。
    GM:バスから出てきた
    天木 倫司(PL:野太刀):1d10+36
    DoubleCross : (1D10+36) → 2[2]+36 → 38

    天木 倫司(PL:野太刀):綾瀬真花の侵蝕率を2(→ 2)増加 (0 → 2)
    淡谷 カイリ:「生存者か!?」 慌てて『彼』に駆け寄る。道中で炎に巻かれぬように安全圏を演算しながら
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を2(→ 2)増加 (36 → 38)
    天木 倫司(PL:野太刀):「誰か……、彼女を……」
    天木 倫司(PL:野太刀):「お願い……します……」
    GM:天木はそこで気絶し、崩れ落ちる。
    淡谷 カイリ:「お、おい! 君! 大丈夫か!?」
    GM:崩れ落ちる最中にも、綾瀬を抱きかかえて落とすことのないようにしっかりと、守っていた
    淡谷 カイリ:「『生存者』・・・・・・2名・・・・・・!」
    淡谷 カイリ:多くの人々が死んだ・・・・この一瞬で、だ
    淡谷 カイリ:歯を食い縛る様にそれを胸に刻み、せめてこの二人だけでも助ける為に、彼らを安全圏まで運んでいった
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・・・・。」
    GM:死亡者、66名、生存者……2名
    GM:生存者である天木と綾瀬はUGN傘下の病院へ搬入。
    GM:現場で対応していた淡谷は
    GM:矢神秀人の調査を一時中断。別命あるまで待機を命ぜられた
    GM:──シーンカット。ロイス取得のみ可能です
    淡谷 カイリ:ロイスは綾瀬さんに庇護/〇憐憫で取ります
    GM:OK!
    GM

    OP3:世界の裏側


    GM:OP3:世界の裏側
    シーンプレイヤー:PC3

    GM:登場侵蝕をお願いします
    薬師寺薫子(PL:GEL):はい
    薬師寺薫子(PL:GEL):1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    薬師寺薫子(PL:GEL):37→42
    GM:UGN、N市支部。
    GM:会議室。
    薬師寺薫子(PL:GEL):GM,霧谷さん待たせて薬師寺後から会議室入っていいですか?
    GM:OKですわ
    霧谷雄吾:「バス爆発事故……”ディアボロス”」
    GM:日本支部支部長、”リヴァイアサン”霧谷雄吾は資料に忙しなく目を通していた
    薬師寺薫子(PL:GEL):ではー
    薬師寺薫子(PL:GEL):霧谷くんがいる会議室へどたどたと足音が近づいてきて少し乱暴な手つきで扉が開かれます。
    薬師寺薫子(PL:GEL):そこにはスマホに向かって口早に話しながら入ってくる薬師寺が
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——うん、そう。……そうそう、救護班を向かわせて、大至急!あわせて警護班も行かせるけど、誰が来ても敵対行動はとっちゃだめだからね。周囲の状況把握と情報収集優先!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「隠蔽班は全力で電子媒体への妨害工作準備、最近のSNS舐めちゃだめだよ、すぐすっぱぬかれて拡散されるから、――無理でもやるの、仕事でしょ!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「手空きの隊員は現場に向かわせて野次馬を遠ざけて。二次災害とか洒落になんないから、じゃあ情報集まったらまたかけなおして――!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):PIとスマホを切った後に、霧谷くんに両手を合わせます
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ごめーん、ちょっと遅くなっちゃった!」
    霧谷雄吾:「こんにちは”茲非”。お忙しいところをすいません」
    霧谷雄吾:「資料を見ていましたが……事態は随分と逼迫しているようですね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あははーちーっと立て込んでてね。できればもうちょっとゆったりとしたタイミングで会いたかったけど」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「霧谷くんだって結構忙しいはずでしょ?なのにわざわざここに来て」
    霧谷雄吾:「ええ。バス爆発事故もそうですが……他にも頼み事があるので」
    霧谷雄吾:「爆発事故で生き残った少年がオーヴァードとして覚醒しているのは知っていますね?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うんついさっき知ったー。ちょうど現場に支部員がいてねー。無事に確保もできてるよー」
    霧谷雄吾:「ありがとうございます。少年の名は天木倫司」
    霧谷雄吾:「……UGNは現在進行形で人手不足です」
    霧谷雄吾:「オーヴァードとして覚醒したのなら、有意義な力の使い方を……」
    霧谷雄吾:「できることなら、UGNとして」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——それを決めるのは彼個人の意志だよ、霧谷君」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあできるだけ薦めてはみるし力の使い方を教えはするけど、最終的な決定権は彼にある」
    霧谷雄吾:「……ええ。本人の意志が伴わなければ、辛い道ですからね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……まっ!人手不足は今痛感してるからねー。うちに来てくれるなら大歓迎だけれども」
    霧谷雄吾:「天木倫司くんが起きた際にはお話ししてあげてください」
    霧谷雄吾:「本題はこちらです」
    GM:霧谷が資料を薬師寺に渡す
    薬師寺薫子(PL:GEL):ぺらり「これは……」
    霧谷雄吾:「”ディアボロス”に加えて新たなFHエージェント、”シューラ・ヴァラ”」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ディアボロスは知ってるよ。FHでも古参の一角だよね。けど…」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「もう一人の名前については、ちょっち知らないなぁ。誰それ」
    霧谷雄吾:「”ディアボロス”の恐ろしさについては周知の通りですが、もう一人に関しては……」
    霧谷雄吾:「コードネーム以外の情報が、ありません」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ふーん、”シューラ・ヴァラ”、ねえ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「叙事詩ラーマヤーナにでてくる神の槍、だっけ確か」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「どーにも友好的や平和的な連想ができない二つ名だなぁ」
    霧谷雄吾:「ええ。英雄ラーマが使ったとされる武器で”鋭き投槍”の意味を持ちます」
    霧谷雄吾:「コードネームというのは在り方を指すものです」
    霧谷雄吾:「英雄の武器の名を冠しながら、情報戦にも強い……」
    霧谷雄吾:「”ディアボロス”同様、油断できない相手と言えます」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だねぇ。警戒するに越したことはないや。―—この資料もらっていい?支部で情報共有したいんだけど」
    霧谷雄吾:「ええ。そのために持ってきました」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「さっすが♪話が分かる」
    霧谷雄吾:「この二名のFHエージェントがN市にて何らかの計画を行うようです」
    霧谷雄吾:「”茲非”、あなたには」
    霧谷雄吾:「その計画の阻止をお願いしたい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「はぁ~~、まったく」がっくりうな垂れ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「厄介事が次から次に、本当にもう」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——人の築き上げた平和を、一体なんだと思ってるんだか」
    霧谷雄吾:「この件には追加の人員を割いています。"エレクトリカ・シープ"というエージェントです」
    霧谷雄吾:「今回の資料も彼が集めてくれた情報によるものです」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「なーるほど、人手不足に追加人員とはありがたいや」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「オーケー、任せなよ霧谷君」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「計画だかなんだか知らないけど、この街で何かしようってなら全力で叩き潰してやるから、さ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「無慈悲に無情に、ブロークンアンダーハートの名に誓って、ね?」
    霧谷雄吾:「頼もしい言葉です。よろしくお願いします」
    GM:霧谷は席を立つ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「もう行くのかい?そっちも忙しいねぇ」
    霧谷雄吾:「ええ。P市への視察があるので、ここで失礼します」
    GM:会議室には薬師寺だけが残された
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——とはいっても、一体どこから手をつけたものか」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ま、できる範囲から頑張る、これしかないよね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ひとまず優先事項は――新人教育かなぁ」と同じく扉から出ていきます
    GM:──シーンカット。ロイス取得のみ可能です
    薬師寺薫子(PL:GEL):ではN市に対してロイスを取得します
    薬師寺薫子(PL:GEL):親愛と不安で、親愛を〇で
    GM:OK
    GM

    OP4:追跡


    GM:OP4:追跡
    シーンプレイヤー:PC4

    GM:登場侵蝕をお願いします
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (36 → 38)
    晴野 雛菊:やすい
    GM:時計の針は巻き戻る。バス爆発事故の数刻前。
    GM:”エレクトリカ・シープ”、晴野雛菊は霧谷雄吾の任務を受けてN市に入っていた。
    GM:”ディアボロス”ならびに”シューラ・ヴァラ”という2名のFHの計画の捕捉、および阻止が任務だ。
    GM:優秀なエージェントであるあなたは彼らの隠れ家の一つを突き止めた。
    GM:N市郊外の再開発……の計画が頓挫した地区。廃ビル群の一棟が彼らの隠れ家だ。
    晴野 雛菊:「宮仕えはきついねえ、っと」派手な色合いの長髪に、着崩したワイシャツ。
    晴野 雛菊:少し緩いベルトの締めに入らないシャツがさらにだらしなさを助長している。どうみても高校生……のいでたち。
    晴野 雛菊:「さて……と」だが、その内容はUGNのエージェントであり、成人している。
    晴野 雛菊:「思考リンク、UGNのネットに接続」ピピッ。軽い電子音が鳴り、建物の見取り図をダウンロード。
    GM:数年前の見取り図が手元に送られる。崩落している場所は自分の目で確かめる必要があるだろう
    晴野 雛菊:「……何の変哲もねえ廃ビル、って感じか?」
    晴野 雛菊:「外から居場所が分かりゃ一発ぶっぱなしてみるのも良かったんだが……そう言うわけにもいかんか」
    晴野 雛菊:慣れた手つきで侵入していく。彼本人がそれを覚えているわけではないが、UGNに蓄積された技術データからそれを引き出している。
    晴野 雛菊:(しかしまー、こんなど素人みたいな俺でさえこれ位できるようになるんだからデータってのはすごいもんだよな……)
    晴野 雛菊:過去の”ディアボロス”春日恭二の行動パターンから部屋へ辺りを付け、クリアリングをしていく。
    晴野 雛菊:(さて、この辺りにいるはずだが……)
    ディアボロス:「……では、これよりプランを実行するぞ。準備はいいな、”シューラ・ヴァラ”」
    晴野 雛菊:(見つけた)
    GM:壁越しに聞き覚えのある声。”ディアボロス”だ
    晴野 雛菊:すっと手前のドアにカバー、気づかれてはいない。
    晴野 雛菊:(ディアボロス……もとい春日の野郎はよく知ってるが、もう片方にはまるでデータが無い)
    晴野 雛菊:(警戒しすぎて困る事も無いだろ……)
    シューラ・ヴァラ:「ああ。だがその前に……」
    晴野 雛菊:そっと角から接続されたカメラを出して――
    GM:鋭い殺気。
    晴野 雛菊:「げ」
    GM:あなたのカメラが撃ち抜かれる
    晴野 雛菊:すぐさまインプットされているUGN制式格闘術のモーションをロード、カメラを捨てる
    GM:跳び下がると黄金色に輝く鋭槍が先まであなたのいた地面を穿っていた
    晴野 雛菊:「マジかよ、春日だけなら気づかれないと踏んでたんだが」
    シューラ・ヴァラ:「UGNのネズミだ。嗅ぎ回っているようだな」
    シューラ・ヴァラ:「”ディアボロス”。介入される前に早いところ動こう」
    晴野 雛菊:ガシャ、ガシャン。二、三ステップを踏んだその足音は硬質。機械化兵であるからだ。
    晴野 雛菊:「ち、面倒だな……面ぐらいは見たかったんだが」
    晴野 雛菊:判断は迅速に。そのままガラスの張られていない窓を飛び出す。
    GM:地面を穿った槍が蛇のようにうねり、起き上がり、飛び跳ねる
    GM:逃げるあなたを追うように
    晴野 雛菊:「面倒な、だが……!」
    晴野 雛菊:びゅるん。手首を振れば、腕の一部が開き中から何かの柄が飛び出す。
    晴野 雛菊:ぱし。それを握れば――
    晴野 雛菊:「ふんっ」ビュン。光の剣――所謂ビームサーベルが振られる!
    晴野 雛菊:(UGN制式剣術、応用の53P、防御の型3-2――)
    晴野 雛菊:――重ねて言うが、彼自身が取得しているわけではないその”剣術”にて槍をさばきながら地面へと――
    晴野 雛菊:ド  ズゥン。着地。
    晴野 雛菊:「……追いかけても無理だな、さっさと逃げっか」
    晴野 雛菊:そのまま陥没した地面を蹴って走り出す。
    GM:槍はあなたを追うことはせず、その場にどろりと崩れ去った
    シューラ・ヴァラ:《瞬間退場》
    ディアボロス:《瞬間退場》
    晴野 雛菊:(向こうもやる気はなさそうだ、こっちは助かったが……)
    晴野 雛菊:「…やれやれ、一当てでこれか。なかなかきつそうな相手じゃない」
    晴野 雛菊:「……さて、無理はせずに逃げて、霧谷サンに報告して……」
    晴野 雛菊:「……後はなんだ、新人が来たんだっけ?大変だよなあ、この世も」
    晴野 雛菊:「俺みたいにならないように祈っとくか」
    GM:──シーンカット。ロイス取得のみ可能です
    晴野 雛菊:シューラ・ヴァラ 警戒/◎脅威 で
    GM:OK!
    GM

    シーン5:六十八分の二


    GM:シーン5:六十八分の二
    シーンプレイヤー:PC2、3

    GM:登場侵蝕をお願いします
    薬師寺薫子(PL:GEL):1d10
    DoubleCross : (1D10) → 9

    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (37 → 46)
    薬師寺薫子(PL:GEL):42→51
    GM:病院の待合室。天木と綾瀬はまだ寝ている
    GM:……永遠の眠りについたのは六十六人
    GM:淡谷は事故の光景を思い返す。もっとやれることはなかったか
    GM:本当は間に合ったのではないのか
    淡谷 カイリ:カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・ 静かな廊下に、微かに金属が擦れる音が響く
    淡谷 カイリ:待合室の前に座った淡谷はただその扉の一点を見つめて佇んでいた
    淡谷 カイリ:指先だけが忙しなく彼女の愛用品である『金属球体』を動かしている
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・・ッ!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——よっ、調子はどう?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):とそこに薬師寺が歩いてきます
    淡谷 カイリ:「支部長・・・・。」 彼女の存在に気が付き、顔を上げる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「お疲れー。大変だったらしいね。……と、はいこれ」缶コーヒー渡しつつ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「差し入れだけど、飲む?」
    淡谷 カイリ:「ありがとうございます」 缶コーヒーを受け取る。その手は微かに震えていた
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……」自分も缶コーヒー飲みつつ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「一応報告書には目を通したけど、決まりだからさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「君の口からも現場の状況を聞いておきたいんだけど…大丈夫?」
    淡谷 カイリ:『報告書』という言葉にびくっと身体が反応する
    淡谷 カイリ:「構いません。それが、『チルドレン』としての職務ですので」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そう」と椅子に座り話を促そう
    淡谷 カイリ:「私は・・・・尾行対象『矢神秀人』を追ってあの場所にいました」 やがて、ぽつりと話しはじめる
    淡谷 カイリ:(あの時点で周囲の異常に気が付いていれば・・・・)
    淡谷 カイリ:脳内に巡るのは無数の『可能性』・・・・選び取られなかったパズルのピースだ
    淡谷 カイリ:「彼の姿を見失い、その後すぐにバスが爆発、炎上」
    淡谷 カイリ:「私は『生存者』を見つける為に、炎上したバスへと向かいました」
    淡谷 カイリ:そして、その後の顛末は記載した報告書の通りだ。『生存者』を見つける事にやっきになって炎の広がりを防ぐ事が出来なかった
    淡谷 カイリ:「以上が事の顛末です・・・・私の判断ミスにより・・・・・出なくてもいい犠牲者が・・・・!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうさね。……君の行動は最善ではなかったろうし、実際に犠牲者はでた」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・。」 無言で顔を俯かせる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「んじゃあ…ちょっとこっちに来なさい」と隣の椅子とぽんぽん叩き招こう
    淡谷 カイリ:「はい・・・・。」 殴られ、罵倒される事を予想しつつ、席を移る
    薬師寺薫子(PL:GEL):ほう、殴られる覚悟はいい度胸だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):ではやってきた淡谷ちゃんに手を伸ばして
    薬師寺薫子(PL:GEL):――そのまま頭ぽんぽんしてやろう。
    淡谷 カイリ:「え・・・・?」 何が起きたのかわからないという顔で支部長の顔を見る
    薬師寺薫子(PL:GEL):「極限状態の中、頑張ったね。君はよく頑張った」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「君は二人の命を救った。全滅していてもおかしくない状況で、よく助けられた」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「大健闘さ、花丸を上げていい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だからそんなにしょぼくれるなよ~、可愛い顔が台無しだぞ~?」
    淡谷 カイリ:「で、でも・・・・私は・・・・!!」 両手を上げ、弱弱しい力で支部長にしがみ付く
    淡谷 カイリ:「『66人』ですよ!? 『66人』の命があの場で・・・・!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そして『2名』救った。あの惨状で救えた命もあった」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「実際あそこは危なかった。未確認のFHエージェントが捉えられない中、覚醒直後の男の子と女の子が2人」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「駆けつけるのが遅ければ確実に二人は命を落としていただろう。間に合ったのは君の判断によるものさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「命を量で比べるな!なんてかっこいいことは言わないさ。でもね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「君は、最善を尽くそうを努力したんだろう?」
    淡谷 カイリ:「・・・・はい。」
    淡谷 カイリ:事件現場で、淡谷は『演算』を続けていた
    淡谷 カイリ:今の自分に出来る全力・・・・それを常に考え、不定要素を仮定し、僅かな可能性を見出し・・・・
    淡谷 カイリ:彼女の演算の『外』にあったのは爆破炎上を起こした『彼』の存在であった
    淡谷 カイリ:通常のバス爆発であれば間に合うタイミング、広がらないはずの炎・・・・それらの未確認要素が淡谷の演算を狂わせていた
    淡谷 カイリ:「全力で・・・・最善を尽くしていました・・・・。」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ならばよし。最善の行動が最善の結果を生むとは思わないことだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だが状況に応じて最善を求め続けるその姿勢は評価に値する。そんなに卑下する必要はない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——次、頑張ろうよ。何度も言うけど死者は多いけど生きてる人だってちゃんといるんだからさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そんなに悔しがってたら、じゃあ助けられた人たちはどんな顔浮かべたらいいか分かんなくなっちゃうじゃん、ね?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「大丈夫、君はよくやったよ」ともう一度頭なでなでしてあげよう
    淡谷 カイリ:「ぅ・・・・ぁ・・・・・」 頭を撫でられるままに、その身が深く支部長に沈み込む
    薬師寺薫子(PL:GEL):「よぉしこいこい、甘えんぼさんめ!」
    淡谷 カイリ:「う、うあ・・・・・あああ・・・・」 堪え切れなかった涙が溢れでる
    淡谷 カイリ:・・・・・・自分の行いに気が付き、恥ずかしそうにその身を離したのはそれから数分後であった。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「さーて、差し当たって過去は置いておくしかない。どんな悲劇でもね」美少女を堪能しきった後
    薬師寺薫子(PL:GEL):「大事なのは今と未来。ついては生きてる人々とその未来だ」
    淡谷 カイリ:「生きている人々・・・・」 顔を上げ、目の前の扉を見る
    淡谷 カイリ:扉の向こう、あの惨劇を『生存』した彼らはそろそろ意識を取り戻す頃だろうか
    GM
    GM:──シーンカット。ロイス取得のみ可能です
    薬師寺薫子(PL:GEL):では淡谷カイリちゃんへロイス取得を
    淡谷 カイリ:薬師寺支部長に〇思慕/恥辱でロイスを取得します!
    薬師寺薫子(PL:GEL):尊敬/憐憫 で尊敬を〇
    淡谷 カイリ:恥ずかしい所を見られてしまったな、という思いで・・・・
    薬師寺薫子(PL:GEL):もっと見せてくれていいのよ?!
    薬師寺薫子(PL:GEL):こちらは自分じゃあそこまで頑張れなかったかもなーという尊敬で
    GM:OK!
    GM

    シーン6:日常と非日常の狭間


    GM:シーン6:日常と非日常の狭間
    シーンプレイヤー:PC3

    GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を1D10(→ 9)増加 (38 → 47)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (46 → 53)
    薬師寺薫子(PL:GEL):1d10
    DoubleCross : (1D10) → 8

    天木 倫司(PL:野太刀):1d10
    DoubleCross : (1D10) → 1

    薬師寺薫子(PL:GEL):51→59
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を1(→ 1)増加 (38 → 39)
    GM
    GM:UGN傘下の病院。その一室。
    GM:天木は目が覚めると複数の人に囲まれていた
    GM:(淡谷、薬師寺、晴野の3名です)
    天木 倫司(PL:野太刀):「……あ、どうも」
    晴野 雛菊:「はは、目覚めた第一声がそれ?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「いいじゃんいいじゃん元気そうで。で、調子どう?」っと手を振ろう
    淡谷 カイリ:「・・・・・・。」 天木さんの目の前、真っ正面の位置に腕を組んで立っている
    淡谷 カイリ:顔は厳めしい仏頂面。目の周りが少しだけ赤く腫れている
    天木 倫司(PL:野太刀):「調子……。なんか変な感じはするけど悪くはない、ですかね?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「あれ、ここって病院ですよね……。僕はどうしてここに……?」
    晴野 雛菊:(どの辺から説明します?)薬師寺に目配せ。
    淡谷 カイリ:(彼にとっては衝撃が大きい出来事ですが・・・) 支部長にこそこそと
    薬師寺薫子(PL:GEL):(ん-、途中から話してもわかんないだろうしなぁ)と困り顔
    晴野 雛菊:(OK、じゃあ始めっから説明していきましょう。俺が悪い警官で)
    天木 倫司(PL:野太刀):記憶が混乱していて状況はわからないが、何か良くない気配を察して顔を強張らせる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):(わるいねぇ助っ人君、まかせた)
    晴野 雛菊:一つウィンクを返して天木に向かい合う。
    晴野 雛菊:「そうだねえ、まず君は一度死んだ。覚えてる?君の乗ってたバスが爆発した事」
    天木 倫司(PL:野太刀):そう言われた瞬間に思い浮かんだのは、光を帯びた何かの姿。そして、
    天木 倫司(PL:野太刀):「綾瀬さん……?」
    天木 倫司(PL:野太刀):隣に座っていたはずの、クラスメイトの存在だった。
    淡谷 カイリ:「安心してほしい。彼女は無事だ」
    晴野 雛菊:ほらカバーして、のハンドサインを後ろ手に。
    淡谷 カイリ:「ひとまず、命に別状はない。君と同じく・・・・ね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ただちょーっと今は会えない。別の場所に入院中なんだ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「そ、そうなんですね。良かった……。一度死んだっていう僕ほど重症じゃなかったんですね」
    天木 倫司(PL:野太刀):一度死んだを心臓が止まっている時間があった程度に認識しています。
    晴野 雛菊:「落ち着いてるねえ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あはは、死んだっていうのに結構気楽なんだね。まあそっちのほうがありがたいけど」
    晴野 雛菊:腕組みしながら壁に寄りかかる。微妙にミシミシ言ってるぞ
    天木 倫司(PL:野太刀):内心では動揺していますが、目覚めたばかりだということもあって頭が回っていません。
    天木 倫司(PL:野太刀):「ところで、あなたたちはどちら様でしょうか?」
    天木 倫司(PL:野太刀):ようやく、目の前にいる謎の人物たちは誰だろうということが気になり始めます。
    天木 倫司(PL:野太刀):少なくとも、医者には見えない。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「UGN、『ユニバーサル・ガーディアン・ネットワーク』って秘密組織の親玉と、その子分たちだよ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「って言っても全然わかんないよねー。チョイっと待ってね」
    晴野 雛菊:こぶーん。って顔。
    淡谷 カイリ:「こ、子分・・・・?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうだね。事故で君は死んだってさっき彼は話したけど、どうして生き返ったか、からにしようか」
    天木 倫司(PL:野太刀):「え、それは心臓マッサージとか、電気ショックとか……?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ううん、もっとふざけたものによるんだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):といって指をパチンと鳴らそう
    薬師寺薫子(PL:GEL):《ワーディング》を発動します
    薬師寺薫子(PL:GEL):この部屋一帯だけに指定しよう
    天木 倫司(PL:野太刀):何かよくわからないが、何かが起きたことを感じ取って戦慄します。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「わかるかな、この部屋の中が今一瞬にして“なにかべつのもの”になった」
    天木 倫司(PL:野太刀):「……言葉では説明できないけど、わかります」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「こういう不思議な力によって君はあの大爆発の中無傷で生き延び、女の子の命を救ったんだ」
    天木 倫司(PL:野太刀):この瞬間まで、倫司くんは「綾瀬さんが無事で、自分も生きているんだから、ほかの乗客も生きているのだろう」と思っていました。
    天木 倫司(PL:野太刀):「……綾瀬さん以外のお客さんは」
    晴野 雛菊:「死んだよ」
    晴野 雛菊:あっさりと。
    晴野 雛菊:「全乗客が君たちを含めて68名、そのうち66人が死亡」
    晴野 雛菊:「君と、君が守った女の子だけが生き残った」
    淡谷 カイリ:「晴野さん!今、その話は・・・!」 制止しようとするも間に合わなかった
    晴野 雛菊:「遅かれ早かれ知ることだ、ならさっさと知っておいた方がいいよ」
    晴野 雛菊:はは、と笑う。
    天木 倫司(PL:野太刀):「教えてくださってありがとうございます」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・。」 心配そうに天木の顔を見つめる
    天木 倫司(PL:野太刀):礼儀として、その言葉を口にする。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……続けようか」
    晴野 雛菊:「ええ、ともあれ、君の守った子に関しては差したる問題はない。問題は……”生き返った”君の方にある」
    天木 倫司(PL:野太刀):「さっきみたいな力を、僕も使えるようになっていると?」
    晴野 雛菊:「そう言う事、そしてここにいる俺たちも同類、ってわけ」ガション。右腕が開き、内部のメカ機構が露出する。
    天木 倫司(PL:野太刀):「あ、すごい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そう、君は覚醒した。「レネゲイドウィルス」という不思議な力に目覚めてね」
    天木 倫司(PL:野太刀):精神的に余裕がないため、素直な感想が漏れる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「我々は君や、となりのお兄さんのように覚醒した者を「オーヴァード」と呼ぶ」
    晴野 雛菊:ガションガション。とりあえず動かしてあげている。
    天木 倫司(PL:野太刀):「う、ウィルス……。それって治るんですか?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「残念ながら治療薬は見つかっていない、特効薬もない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そのウィルスを患い、発症した以上一生そのウィルスと関わって生きていかないといけない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「と、そこで我々UGNが関わってくるわけだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):よかったー本題になんとか戻れたーの顔を隠しつつ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「コホン、…UGNは、今きみに説明したウィルスのことやオーヴァード達を統括し、管理したり相互協力しあうための組織だ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「このウィルスは基本的に世界に知られてはならない。だから世間からそういうのを隠しつつ、関連した事件や事故があれば、その抑止、防止、隠蔽に努める者が必要になってくる」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「それを世界規模で行っている秘密組織が、私たちUGNってわけ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「秘密組織……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ごめんね、説明長くなっちゃったけど、なんとなくでもわかったかな?」苦笑い
    天木 倫司(PL:野太刀):雰囲気から、少なくともこの三人は悪い人たちではないと判断する。
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕にも、そこに入って活動してほしいってことですか?」
    天木 倫司(PL:野太刀):少し警戒しているような声音になってしまったことを反省する。
    淡谷 カイリ:「勘違いしないで欲しいのだけど、君にはこのまま日常に戻る権利がある」
    淡谷 カイリ:「オーヴァードになった以上、いくつかの注意事項はある・・・・けれど」
    淡谷 カイリ:「我々から距離をおいて、慎ましく日常に戻る道もある」
    天木 倫司(PL:野太刀):先程、バス乗客の件でこちらを気遣ってくれたこともあり、彼女はかなり信用できそうだと考える。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあ、すぐに答えをきこうってわけじゃない。君だって一遍に話を聞いて混乱してるだろう?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ひとまず今後のことやこの力のこと、その他諸々の説明だって必要になってくる」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そういうのを聞いてから答えを決めたって、遅くはないさ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「皆さんも、自分と同じような感じで、その、『オーヴァード』になったんですか?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうだね。目覚め方は色々あるけど……私の場合も君と同じ“命の危機”によるものだ」
    淡谷 カイリ:「覚えていない。子供のころだったから」
    晴野 雛菊:「俺はもっと深刻!おっと……まだ言ってない事が一個あったな」
    晴野 雛菊:「なあ、君……天木君だっけ?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「はい。天木倫司です」
    晴野 雛菊:「もしも君が人よりも凄い”超能力”なんてものを手に入れたとする……」
    晴野 雛菊:「まあ今手に入れてるんだけども」
    晴野 雛菊:「――そうして力を手に入れた”人”が――何をすると思う?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……」
    天木 倫司(PL:野太刀):「……わざわざそれを聞くということは、そういうことですよね」
    晴野 雛菊:「その通り、暴れるのさ。短絡的な暴力や、悪辣なたくらみに使ったり、ね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「今回の事故は……」
    晴野 雛菊:「俺はそれに巻き込まれて死にかけて…んでこうやって改造してもらったの」
    晴野 雛菊:「ああ、十中八九”そう言う”組織が関わってる」
    晴野 雛菊:「FHって言うんだけどね、簡単に言やぁ”悪の組織”ってわけ」
    晴野 雛菊:「……君が日常に帰るかどうかはともかくとして、彼らには気を付けた方がいい」
    晴野 雛菊:「何せオーヴァードって言うのは万年人手不足だ。それはUGN(こっち)もFH(あっち)も変わらない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうだね、オーヴァードはどこでも引く手あまただ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「そちらからも勧誘されるかもしれない。いや、もし悪の組織なら、もっとひどいかもってことですね」
    晴野 雛菊:「あぁ、実際向こうのエージェントも動いてるのはここに来る途中でも確認したからね」
    晴野 雛菊:「何を企んでるのかはわからないけど、中々”やる”相手だった」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うわぁ、面倒な相手なんだやっぱり」と嫌そうに笑う
    晴野 雛菊:「”ディアボロス”だけなら何とかなったと思うんですけどね、もう片方に気づかれちゃいました」
    淡谷 カイリ:「脅かすつもりで言っているわけじゃないけど、そういう危険がある以上、君の近辺に警備をつける必要があるというのはわかって欲しい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……そういうわけだから、あんまり関わらないほうがいいよん?知らない人には声をかけられてもついていかないこと」
    天木 倫司(PL:野太刀):(ディアボロス……そんな怖そうな名前の人が周りをうろついてるのか……)
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あーそうか、護衛かぁ。すっかり忘れてたぁ」頭かきかき
    晴野 雛菊:「……あー、全然考えてませんでしたね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうだよね、当分は天木くんについておく人員が必要か……うーむ」
    淡谷 カイリ:「UGNが人手不足なのはわかりますが、流石に彼をこのまま放っておくわけにはいきません・・・・・ですよね、支部長」
    淡谷 カイリ:「で、ですよね・・・・?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そりゃそうなんだけど、だから人員不足って……あ、そうだ」
    晴野 雛菊:「何でそこで不安そうにするの」ははと軽く笑う。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「じゃあ淡谷ちゃん、君これから護衛やってくれない?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「決めた、今決めた!決定、これから淡谷ちゃんは天木くんの護衛兼指導先輩となるのだ!」指ビシィ
    晴野 雛菊:「ひゅーひゅー」
    淡谷 カイリ:「えっ?」 一瞬、視線が左右に逡巡する
    晴野 雛菊:どんどんぱふぱふと電子音を再生している。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「え、じゃないでしょえ?じゃあ!」
    天木 倫司(PL:野太刀):よくわからないが彼女なら信頼できるだろうという納得した顔をしている。
    淡谷 カイリ:そして、少しだけ怯えたような目で天木くんを見つめ
    淡谷 カイリ:「わかりました。やりましょう。」 覚悟を決めたかのように強く言葉を放つ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「よくいった!覚醒したてでこの不慣れだろうひよっこ隊員を、まっとうな健全オーヴァードに導くことは我々UGNの大任だ。頑張れ先輩隊員!」バシバシと背中を叩きます
    淡谷 カイリ:「痛っ いたた・・・・・ もう!」
    晴野 雛菊:「がんばれー」
    天木 倫司(PL:野太刀):「よろしくお願いします、先輩」
    天木 倫司(PL:野太刀):倫司くんはノリが良い方である。
    淡谷 カイリ:「先輩・・・・。」 少しだけ嬉しそうに
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うむうむ、天木くんも納得してくれて助かった。それじゃあそろそろ説明は終わるんだけど……最後にひとつだけ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「オーヴァードの力、レネゲイドは一見万能でなんでもありのスーパーパワーだ。やろうと思えば世界の法則さえ捻じ曲げられる」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だが、よくいうじゃん?「大きな力には必ず代償を支払わねばならない」みたいな、さ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「レネゲイドの力は無限大だ、けどそれを扱うオーヴァードはそうじゃない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……いずれ力が自在に使えるようになったとしても、使いすぎないようにね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「一線を越えれば、本物の化け物と変わらなくなる。それを忘れないで」
    薬師寺薫子(PL:GEL):とちょっと強めに念押ししよう
    天木 倫司(PL:野太刀):「……まだよくわかりませんが、とにかく、覚えておきます」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——うんうん、理解できなくても呑み込もうとするその姿勢、お姉さんポイント高いよ♪」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ま、あとはおいおい淡谷ちゃんから習うだろうから、私からはこれくらい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「程よくオーヴァード人生を楽しみなよ、少年」
    晴野 雛菊:「今日の所はこんなもんでしょ、支部長」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だねー。おしゃべりしすぎちゃった」
    淡谷 カイリ:「・・・・・レネゲイドの使い方については、後程しっかりと教えていこう」
    淡谷 カイリ:「今はゆっくりと休んで欲しい。天木くん」
    天木 倫司(PL:野太刀):「ありがとうございます。これからもお世話になるとは思いますが、よろしくお願いします」
    晴野 雛菊:(いい子だねえホント)
    晴野 雛菊:(やれやれ、こんな子が巻き込まれるなんて嫌な世の中だ)
    淡谷 カイリ:(66人が死んで・・・・彼ら二人だけが生き残った)
    淡谷 カイリ:(亡くなった66人のためにも、彼らだけは絶対に守らないと)
    淡谷 カイリ:(例え・・・・この命に代えても)
    天木 倫司(PL:野太刀):倫司くんは、彼女の思いつめたような表情に気付きます。
    天木 倫司(PL:野太刀):あまり迷惑をかけないようにしないとなと思います。
    GM
    GM:──シーンカット。ロイス取得と購入判定が可能です
    GM:購入判定は……基本①266!
    晴野 雛菊:天木 倫司 ◎感心/心配
    薬師寺薫子(PL:GEL):せっかくなのでお買い物します
    薬師寺薫子(PL:GEL):「UGNボディアーマー」を、達成値18
    晴野 雛菊:12よ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):12か、よゆーだな!
    GM:【社会】DX+<調達> で購入難易度以上の値を出せば購入成功だ!
    淡谷 カイリ:ロイスは天木さんに 庇護/〇恐怖で取得します 彼を失う事を心の底から恐れてますので
    薬師寺薫子(PL:GEL):はーい
    薬師寺薫子(PL:GEL):1dx 購入判定
    DoubleCross : (1DX10) → 7[7] → 7

    薬師寺薫子(PL:GEL):だめだった!
    GM:ところで天木くん、なんだか役立ちそうなエフェクトを持ってるね?
    晴野 雛菊:ククク……次は私めがUGNボディアーマーを買ってごらんに入れましょう……
    GM:具体的には《援護の風》+《ウインドブレス》だ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):あ、貴方は!?
    天木 倫司(PL:野太刀):なるほど?
    晴野 雛菊:おお、援護の風+ウィンドブレスのコンボは何の判定にでも使える
    淡谷 カイリ:凄い!《援護の風》+《ウインドブレス》を持っているなんて!
    GM:天木くんの【社会】は1だが……《援護の風》を使えばダイスが5個増える!
    天木 倫司(PL:野太刀):ここでも使えるとは思ってなくて完全に油断していたのだぜ。
    GM:《ウインドブレス》で固定値も9増える! UGNボディアーマーくらいは余裕で買えるだろう!
    晴野 雛菊:実際便利なアイツだぜ
    晴野 雛菊:でもあまり使いすぎると侵蝕がえらいことになるのだな
    晴野 雛菊:ともあれこっちも買い物ジャー
    晴野 雛菊:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 9[9]+1 → 10

    晴野 雛菊:うーん、そうだなあ
    晴野 雛菊:この《財産ポイント》を使うとするか……ククク……
    薬師寺薫子(PL:GEL):ざ、財産ポイントだって!?
    晴野 雛菊:買い物とかの時に使えば足りない分の達成値を補填できるあの財産ポイントをな……!
    GM:財産点! キャラシの行動値の左横にある数字だ
    淡谷 カイリ:情報判定や購入判定に使える、あの!>財産点
    GM:社会が高いと高くなる。後出しで達成値を増やせるので強いぞ
    晴野 雛菊:と言うわけで財産を2支払いUGNボディアーマーを購入!ってわけよ
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のイニシアチブを-2(→ -2)増加 (10 → 8)
    晴野 雛菊:まちがえた
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の財産点を-2(→ -2)増加 (2 → 0)
    晴野 雛菊:こう!
    晴野 雛菊:そして着ておきます、特にデメリットも無く装甲が8乗ってる優秀な防具だぜ……
    天木 倫司(PL:野太刀):やべえ、頭がこんがらがってきたんだぜ。
    GM:結論からいうと……UGNボディアーマーを買いな!
    晴野 雛菊:ククク……ならばやってみるが良い……
    晴野 雛菊:自分のキャラの《社会》と同じ個数のダイスを振るのだ……
    GM:基本②189を確認しよう
    GM:そこにUGNボディアーマーのデータが載っている
    GM:購入/常備化:12/18
    という数字を確認できるはずだ

    天木 倫司(PL:野太刀):確認した。
    GM:今回は購入判定なので
    GM:12以上の数値が出れば購入できることになる
    GM:天木くんの社会は1なので、これで12以上を出すのは正直言って厳しいだろう
    GM:だから、《援護の風》+《ウインドブレス》でダイスと固定値を増やす必要があるんですね
    晴野 雛菊:何かと便利なのだなあ
    天木 倫司(PL:野太刀):では援護の風とウインドブレスを使いつつUGNボディアーマーを購入すると宣言する。
    GM:というわけで「エフェクトの使用宣言」をしよう
    GM:グッド! いい宣言だ!
    天木 倫司(PL:野太刀):援護の風のレベルは5!
    天木 倫司(PL:野太刀):ウインドブレスはレベル3!
    GM:結果は……ダイス+5、固定値+9だ! 社会1と合わせた結果は……
    天木 倫司(PL:野太刀):6dx+10なのか?
    晴野 雛菊:そう言う事に……なる!
    薬師寺薫子(PL:GEL):強い…
    GM:おしい、天木くんに調達の固定値はないので……6DX+9、だ!
    淡谷 カイリ:高レベルウインドブレスは狂暴です
    天木 倫司(PL:野太刀):なるほど!
    晴野 雛菊:なかった……
    晴野 雛菊:でも十分強い
    天木 倫司(PL:野太刀):あ、調達はここか。無かったわ。
    GM:6DX+9>=12 UGNボディアーマー
    DoubleCross : (6DX10+9>=12) → 10[1,2,5,5,5,10]+5[5]+9 → 24 → 成功

    GM:といった具合に打ち込んでみよう
    天木 倫司(PL:野太刀):6DX+9>=12 UGNボディアーマー
    DoubleCross : (6DX10+9>=12) → 10[1,3,6,9,10,10]+6[5,6]+9 → 25 → 成功

    晴野 雛菊:ヒュー
    薬師寺薫子(PL:GEL):素晴らしい数値だ
    GM:余裕の成功だ、2つ買えるくらいには!(実際に入手できるのは1つです)
    天木 倫司(PL:野太刀):じゃあエフェクトを使ったから侵蝕率を増加するぜ。
    晴野 雛菊:そうだぜ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):大事
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を4(→ 4)増加 (39 → 43)
    GM:グッド! エフェクトを使用すると侵蝕率が増加する! 慣れててもよく忘れるぞ!
    晴野 雛菊:あるあるだぜ……
    淡谷 カイリ:よくある
    GM:自分のキャラコマに入手したアイテム欄を作って
    GM:今回入手したUGNボディアーマーの名前を書いておこう
    GM:武器欄に追記でもいいぞ
    天木 倫司(PL:野太刀):OKのはず。
    薬師寺薫子(PL:GEL):OK!
    GM:OK! これで購入判定講座は終了だ!
    淡谷 カイリ:では、続けてこちらは応急手当キットの購入をしてみる事にします(難易度8)
    淡谷 カイリ:(1+0)dx+1>=8 【調達】
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 8[8]+1 → 9 → 成功

    GM:グッド、回復アイテムを手に入れた!
    GM:応急手当キットの詳細は基本①180を参照だ
    淡谷 カイリ:ミドル戦闘の後に使うとクライマックスまでにHPを回復する事が出来て便利な応急手当キットです
    GM:購入判定で入手したものは
    GM:他PCにあげることもできるぞ。支部長がUGNボディアーマーをとれなかったら次の購入判定で入手してプレゼントしてあげるのもいいだろう
    薬師寺薫子(PL:GEL):買ってくれると支部長がハグしてあげます(
    天木 倫司(PL:野太刀):倫司くんは恥ずかしがり屋なので逃げちゃうぞ!
    GM:逃げるな、ハグされろ
    晴野 雛菊:はさみこめー
    薬師寺薫子(PL:GEL):ほっほっほっ、初いやつじゃ
    GM:では幕間は終了。次のシーンへ参ります
    GM
    GM

    シーン7:転校生


    GM:シーン7:転校生
    シーンプレイヤー:PC2

    GM:PC1とPC2が登場です。登場侵蝕をお願いします
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (53 → 55)
    天木 倫司(PL:野太刀):1d10
    DoubleCross : (1D10) → 10

    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を10(→ 10)増加 (43 → 53)
    GM:ゴキゲンな侵蝕率だ
    GM
    GM:朝、学校。天木のいる教室。
    GM:多くの死者を出したバス爆発事故から奇跡的に生還した数日後。君は学校に戻ってきた。
    GM:教室は転校生──淡谷カイリ──の話題で持ちきりだ。事故の話が出てこないのはUGNの情報統制もあるだろうが……
    GM:「淡谷ちゃーん、ヨロシク!」「誕生日いつ?」「帰りスタバ一緒に行かない?」
    GM:女子生徒に囲まれて淡谷はわちゃわちゃになっている
    GM:「よぉ、天木。これ休みの間のノートな……大変だったな」
    GM:天木に話しかけるのはクラスの友人だ。
    天木 倫司(PL:野太刀):「ありがと。心配かけてごめんな」
    淡谷 カイリ:「あ、ああ。うん。」「それは・・・」「え、ええと・・・・」 UGNの中では経験したことのない環境にもみくちゃにされている
    GM:「おう、いいってことよ」と軽く笑って手を振り、自分の席に友人は戻ります
    淡谷 カイリ:この学校に転入するにあたって、淡谷は自分の年齢に一つ下駄を履かせていた
    淡谷 カイリ:だからだろうか、年齢一つ分背丈の小さな淡谷が女学生たちの群れの中でおもちゃにされているのは
    淡谷 カイリ:「う、うぐぅ・・・・・」
    綾瀬真花:「も、もう皆! 淡谷さんもそんなにいっぺんに話されたら困っちゃうよ」
    綾瀬真花:「それくらいにしてあげなよ。あ、淡谷さんの席そこだね、天木くんの隣」
    綾瀬真花:綾瀬が女子の波をかき分けて淡谷の手を引き、天木の隣の席に座らせた
    綾瀬真花:「困ったことがあったら何でも言ってね、淡谷さん」
    淡谷 カイリ:「はぁ・・・ はぁ・・・ ありがとう・・・・」
    淡谷 カイリ:「ぁ・・・・・」 人ごみの中から助け出され、彼女の顔を見た時、一瞬だけ息が詰まる
    GM:「綾瀬にとられちゃった……」「シカタナイネ……」「見送るしかないね」
    GM:綾瀬は女子生徒にも人気が高い
    GM:綾瀬が転校生を労わるなら、それに従う空気がクラスにはあった
    綾瀬真花:「どうかした? どっかで前に会ったことある……とか?」
    淡谷 カイリ:「いや・・・・なんでもない」 記憶処理を受けている以上、彼女は完全に日常に復帰するべき存在だ
    淡谷 カイリ:「君によく似た人をこの前見つけただけ」
    綾瀬真花:「そっか」
    綾瀬真花:「『そっくりさんは世界に3人はいる』」
    綾瀬真花:「なんて言うもんね。淡谷さんが会ったのは似た人なのかもね」
    綾瀬真花:無邪気に笑う
    淡谷 カイリ:「・・・・迷信だろう? 他人の空似というやつだ」そう言いながら、自分の席──天木くんの隣の席に収まる
    天木 倫司(PL:野太刀):話を聞いていますが、少し表情が強張ってしまうのを止められません。
    淡谷 カイリ:「どうかしたか? 天木くん」 不審な様子を見せる彼に話を振る
    天木 倫司(PL:野太刀):彼女がバス事故の件で負い目を感じていることを察している倫司くんですが、普段通りに振る舞おうと努めます。
    天木 倫司(PL:野太刀):「いやあ、久々の学校で、転校生が隣の席に来て、いろいろ混乱してるかもね」
    綾瀬真花:「ああ、天木くん。この間のことなんだけどさ……」
    綾瀬真花:「……ゴメン。今はやっぱいいや。淡谷さん、教科書とかまだ届いてないから見せたげてね、天木くん」
    綾瀬真花:綾瀬はしばし言いよどんで、頭を振った。
    天木 倫司(PL:野太刀):「オッケー、任せてよ」
    天木 倫司(PL:野太刀):元気な綾瀬さんが見られて本当に嬉しい。そういう気持ちがあったからか、この笑顔は上手く行った。
    矢神秀人:「おや、久しぶりだね天木クン。元気そうで何よりだよ」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・!?」
    矢神秀人:天木の後ろ席から声がする
    矢神秀人:「事故にあったに関わらず、真花と違って随分と元気じゃないか」
    淡谷 カイリ:「矢神くん・・・・・だったか」
    天木 倫司(PL:野太刀):「久しぶりだね、矢神くん」
    綾瀬真花:「も、もうヒデくん。私だってもう元気だよ」
    綾瀬真花:矢神の言葉に軽く反論する
    淡谷 カイリ:「あれだけの『事故』が起きたんだ。立ち直るのは個人差がある・・・・そうじゃあないのか?」 彼の言い草に反論する
    矢神秀人:「ははっ、そうかもしれないね」
    矢神秀人:「淡谷サン」
    矢神秀人:蛇のような鋭い視線。
    淡谷 カイリ:「ん・・・・?」
    天木 倫司(PL:野太刀):淡谷の突っかかり方から、倫司くんは何かを察します。
    矢神秀人:「学校ではあまり詮索しないでほしいな。平穏な日常のためにもさ」
    矢神秀人:続く言葉は、淡谷にだけ聞こえるように顔を寄せた
    矢神秀人:「あんまり探るようだと……60人じゃあ済まないよ?」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・お前ッ!?」
    GM:チャイムが鳴る。淡谷が言い返すより前に矢神は席に戻っていた。
    淡谷 カイリ:思わず、激高して声を荒げようとしてしまう
    淡谷 カイリ:ここでチャイムが鳴ったのは幸運であった
    淡谷 カイリ:「天木くん、お節介な言葉かもしれないけど」 ぼそっと
    淡谷 カイリ:「彼には十分に気を付けた方がいい・・・・」 耳打ちをする
    天木 倫司(PL:野太刀):「……そういうことだよね」
    天木 倫司(PL:野太刀):倫司くんは彼と幼馴染である綾瀬さんの心配をし始めます。
    天木 倫司(PL:野太刀):「できることがあったらなんでも言って」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕も、あんな事件が起こされた理由は知りたいから」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・日常を、この生活を護りたいのなら」
    淡谷 カイリ:「あまり『こちら側』に首を突っ込み過ぎない方がいい。抜け出せなくなる」
    天木 倫司(PL:野太刀):「そうかもね。……覚悟は」
    天木 倫司(PL:野太刀):「今、決めた」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・・。」
    淡谷 カイリ:「・・・・・『彼女』か?」 そう一言だけ問いかける
    天木 倫司(PL:野太刀):「『彼』と幼馴染なんだよ」
    淡谷 カイリ:「・・・・・ッ!?」
    淡谷 カイリ:「そうか。」
    天木 倫司(PL:野太刀):「もしかしたら、こっちからお願いすることもあるかも」
    淡谷 カイリ:天木 倫司という少年をこれ以上巻き込みたくはないという思いはある
    淡谷 カイリ:だが、それでも、彼がこうして動き始めるのを止める権利は・・・・ない
    淡谷 カイリ:「わかった。いずれ、我々の事情を話そう」
    天木 倫司(PL:野太刀):「よろしくね。とりあえず、授業聞こっか」
    天木 倫司(PL:野太刀):教科書を取り出します。
    淡谷 カイリ:「ああ。」 ずずいと身を乗り出して教科書を見始める
    綾瀬真花:綾瀬がむっとした顔で天木を見ていることには気付かなかった
    GM
    GM:──シーンカット。ロイス取得と購入判定が可能です
    淡谷 カイリ:ロイス取得はなしでUGNボデマチャレンジしてみます
    淡谷 カイリ:(1+0)dx+1>=12 【調達】
    DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 9[9]+1 → 10 → 失敗

    天木 倫司(PL:野太刀):お世話になりそうな支部長にプレゼントチャレンジするか。
    天木 倫司(PL:野太刀):援護の風だけで行けないかな……。
    薬師寺薫子(PL:GEL):きゃー天木くーんイケメーン!
    GM:グッドな判断だ! 侵蝕率が心配なときはウインドブレスを外す選択もあるだろう!
    天木 倫司(PL:野太刀):じゃあ援護の風LV5を使ってUGNボディアーマーを購入します。
    天木 倫司(PL:野太刀):6DX>=12 UGNボディアーマー
    DoubleCross : (6DX10>=12) → 8[1,2,3,7,8,8] → 8 → 失敗

    天木 倫司(PL:野太刀):はい
    薬師寺薫子(PL:GEL):そういうこともある!
    GM:残念! そういう日もある!
    GM

    シーン7B:日常の裏側


    GM:シーン7B:日常の裏側
    シーンプレイヤー:PC3、PC4

    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (47 → 52)
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (59 → 62)
    薬師寺薫子(PL:GEL):お、できたできた
    GM
    GM:学校、屋上。君たちは2人の教室を遠くから見ていた
    晴野 雛菊:「…………ねえ、支部長」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「んん?なんじゃらほい」缶コーヒー片手に
    晴野 雛菊:「この状況だと俺、ものすごくサボってる高校生に見えません?」当然”この”高校には通ってないが。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……へぇ?もしかして君もあっちの高校生活に混ざってみたかったかな?」ニヤニヤ
    晴野 雛菊:「いや、別にぃ?あーあー、もみくちゃにされちゃって……」窓から中の渋谷達をしっかりとみている。
    晴野 雛菊:「大体俺も高校生、って年代じゃないんでね……こんな体してるとすぐ忘れちゃいますけど」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あっはっは人気者だねぇ、さすが我が支部の美少女だ」
    晴野 雛菊:「まー真面目ちゃんだしそりゃ人気でますよねえ……」ぼんやりとこちらもコーヒーを飲む。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「わたしとして、別に年齢なんて関係ないと思うけどね。高校生活をやりたいと思えば、もう一度やればいい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「幸いわれらUGNはそういうコネには事足らないし」
    晴野 雛菊:「いやー、でも大概そう言う学校って”何かしら”あるじゃないですか」
    晴野 雛菊:「俺だってそう言う仕事を選んでるんですから、後悔とかは無いですけど……」
    晴野 雛菊:ぽい。がこん。プログラミングされた挙動で綺麗にゴミ箱へ空き缶をシュート。
    晴野 雛菊:「それに、やっぱり俺の通ってた”高校”とは違い過ぎてね」当然、”一回目”の事を言っている。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「1回目、ねぇ」
    晴野 雛菊:「…あんな風に友達もいませんでしたしね」
    晴野 雛菊:窓の中では綾瀬が渋谷を助け出している所だった。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ふふん、初いやつ初いやつ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあ別に無理強いはしないさ。君が学校に入りたいというならその背中を押そう。拒むというなら、それは押すまい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「でも後悔はなくても、なにかしら未練があるようにお見受けするんだが……あっ、違ってたらごめんね」
    晴野 雛菊:「……いやぁ」
    晴野 雛菊:ヘラっと笑う。これもUGNのビッグデータに保存されていた”胡散臭い笑み”だ。
    晴野 雛菊:「誰だってまあ、青春なんて見てたら眩しく感じる物でしょう?」
    晴野 雛菊:「……ともあれ、しっぽ出しますかね?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「すぐに出すなら儲けもの、出さないなら出すまで待つ。気の長い話だけどね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だが、向こうとしても一度は狙った獲物を出されているんだ。長くノーリアクションってこたぁないでしょ」
    晴野 雛菊:「ま、気の長さなら負ける気はしませんよ。これでもおじさんなのでね」
    晴野 雛菊:バシャン。腕から電子煙草を取り出して吸う。
    晴野 雛菊:「あ、すみませんね。生身のころの癖で吸ってないと落ち着かなくて……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「機械の体になっても習慣は直せない、か。なかなか難儀だねぇ」
    晴野 雛菊:「寧ろひどくなってるまでありますよ、か細い昔への縁(ロイス)みたいなもんですからね」
    晴野 雛菊:ぽわわわ。メンソールの匂いが立ち込める。
    晴野 雛菊:「……しかしまー、これじゃ完全に不良ですわ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……ん-、これは完全に独り言で聞き流してもらっていいんだけどさ」
    晴野 雛菊:「はい?」ぽわー。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「君、やっぱ高校生なるべきだわ」
    晴野 雛菊:「……ええー?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「昔の縁(ロイス)に縋って、新しい縁から遠ざかろうとするの、なんか良くないんじゃない」
    晴野 雛菊:「……うーん、そう言えばUGNはそう言う真っ当な事言う組織だったなあ……」がりがり。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「真っ当??はっ!」ぷっと噴き出して
    薬師寺薫子(PL:GEL):「秩序を守り、大義を優先させるUGNが個人の感情にどうこうするわきゃないよ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「これはわたしの独り言だ。組織がどーこーとかまとめて考えられると、ちょっち気分悪いなぁお姉さん」
    晴野 雛菊:「……うーん、大人ってズルい」ぷかー。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「この事件が終わったら、改めて天木くんの身辺の洗い出しが必要だし、そのためにはカバーで彼の同級生役が何人か必要になってくる」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そこに君、入ってみない?案外不慣れな高校生活もたのしいかもよ?」
    晴野 雛菊:「えー……あの中にぃー……?」
    晴野 雛菊:今まさに眼下でわちゃついてる三人の方を見て。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ふっふっふ、いいんじゃない?ああいう感じの青春も」ニヒヒと笑い
    薬師寺薫子(PL:GEL):「さあて、そろそろ動きがあってくれると、お姉さんすごく嬉しいんだけど」
    晴野 雛菊:「そうですねえ……」
    晴野 雛菊:(……うーん、支部長がもうちょっと若かったら”一緒に行こうぜー”って言って誤魔化せたのになあ)
    晴野 雛菊:「あ、いま渋谷ちゃんが反応しましたね。何か言われたんでしょうか」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うわっ、いいとこでチャイム鳴っちゃった。残念無念」思いもしらず
    晴野 雛菊:「……支部長」
    晴野 雛菊:「やっぱ楽しんでるだけでしょ?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「え?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ばれちゃった?」にへら
    晴野 雛菊:「この人は……」はあ。と嘆息した。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そう怒んなよぉ、楽しんでるけどさ、真面目になってるのも本当だからさぁ!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「んで、さっきの高校生活の話、ちょっと頭の隅にでも残しといてよ」
    晴野 雛菊:「はいはい、甘ったるいコーヒー買ってきます」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「カフェオレで、ブラックはいやよん♪」
    晴野 雛菊:「…………(MIXコーヒー買ってきてやろ)」
    GM
    GM:──シーンカット。ロイス取得と購入判定が可能です
    晴野 雛菊:薬師寺薫子 興味/◎食えない人
    薬師寺薫子(PL:GEL):晴野 雛菊 〇興味/つれない相手
    晴野 雛菊:購入はボデマ!
    晴野 雛菊:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 7[7]+1 → 8

    晴野 雛菊:はい。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ぼくもぉ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ふっふっふ、侵蝕ボーナスでダイスが一個増えてる
    薬師寺薫子(PL:GEL):勝ったな
    薬師寺薫子(PL:GEL):2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 7[5,7] → 7

    薬師寺薫子(PL:GEL):はい
    晴野 雛菊:悲しい物語だ
    GM

    シーン8:情報収集


    GM:シーン8:情報収集
    シーンプレイヤー:全員

    GM:登場侵蝕をお願いします
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を1D10(→ 1)増加 (52 → 53)
    晴野 雛菊:落ち着いてるぜ
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (53 → 60)
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (62 → 65)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (55 → 58)
    薬師寺薫子(PL:GEL):ちょっと減速した
    天木 倫司(PL:野太刀):設定できてた!
    晴野 雛菊:えらい!
    薬師寺薫子(PL:GEL):やったね!
    晴野 雛菊:おっと、そして侵蝕率が60を超えたぜ
    GM:お、天木くんは侵蝕率が60を超えたね
    淡谷 カイリ:侵食率が60%を超えるとダイスボーナスがありますからね
    晴野 雛菊:これはダイスボーナスが…もらえるのでは……!?
    GM:ダイスボーナスがあるぞ
    薬師寺薫子(PL:GEL):だ、ダイスボーナスだって!!?
    GM:キャラシの「侵蝕率効果表」の数値を60にしてみよう
    天木 倫司(PL:野太刀):現在値を60にしたぜ。
    GM:OK、そうすると能力値の現値が増えているのが確認できるはずだ
    GM:侵蝕率が増えるのは悪いことばかりではない。判定ダイス全てにボーナスがもらえるぞ
    天木 倫司(PL:野太刀):増えてた!
    GM:ダイスがどのタイミングで増えるのかは……マップ左上のメーターを見てみよう
    GM:60.80.100のタイミングで1個ずつダイスが増えるぞ
    GM:130以上については忘れて良い。ロストに両足突っ込んでいるから
    天木 倫司(PL:野太刀):なるほど。
    GM:というわけで増えたダイスで情報収集に挑んでみよう。項目はこちらだ
    GM:・矢神秀人について <情報:噂話><情報:UGN>8
    ・春日恭二について <情報:裏社会><情報:UGN>8
    ・綾瀬真花について <情報:噂話><情報:UGN>14
    ・シューラ・ヴァラについて <除法:裏社会><情報:UGN>8

    晴野 雛菊:なるほどなるほど
    薬師寺薫子(PL:GEL):ほむほむ
    淡谷 カイリ:ほうほう
    GM:行為判定の詳細は基本①182を参照すればいいが……購入判定とだいたい一緒だ!
    GM:指定されている数値より高い出目を出せば成功! シンプルだな
    GM:難易度は
    6~9:普通は成功する
    10~13:難しい
    14~:めっちゃ難しい
    と思ってくれればいい

    天木 倫司(PL:野太刀):綾瀬さんの情報が高めなのが気になるぜ……。
    GM:お、天木くんはなんだか便利そうなエフェクトを持っているね?
    天木 倫司(PL:野太刀):この流れは!?
    GM:具体的には《援護の風》+《ウインドブレス》だ
    淡谷 カイリ:難易度14は普通にやっていては届かない・・・・けれども《援護の風》+《ウインドブレス》があれば!
    GM:14以上の判定はとても難しい……だが、ウインドブレスで固定値が9も増えるなら!
    天木 倫司(PL:野太刀):出し惜しみなしで行くぜ。
    晴野 雛菊:うおー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):あの子の為に侵蝕率を燃やすのだー!うおー!
    GM:ちなみに、天木くんは<情報:噂話>を持っているので固定値+2だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):やるぅ
    GM:つまり、ウインドブレスと合わせて固定値だけで+11というわけだな
    晴野 雛菊:実際強い
    淡谷 カイリ:ダイス7個で3以上を出せば勝ち・・・・勝ったな
    GM:7DX+11>=14 ・綾瀬真花について <情報:噂話><情報:UGN>14
    DoubleCross : (7DX10+11>=14) → 9[4,5,6,7,8,8,9]+11 → 20 → 成功

    GM:となる。やってみよう!
    天木 倫司(PL:野太刀):援護の風とウインドブレスを使用して綾瀬真花の情報を収集するぜ。
    晴野 雛菊:行けーッ覚醒枠の男ーッ!
    天木 倫司(PL:野太刀):7DX+11>=14 ・綾瀬真花について <情報:噂話><情報:UGN>14
    DoubleCross : (7DX10+11>=14) → 8[1,1,2,4,6,6,8]+11 → 19 → 成功

    淡谷 カイリ:オオーッ!
    晴野 雛菊:サスガダァ
    天木 倫司(PL:野太刀):これで外したらどうしようかと。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ひゅー!
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を4(→ 4)増加 (60 → 64)
    GM:グッド! 侵蝕率の上げ忘れもない、流石だ!
    GM:それでは覚醒枠に負けないよう、みんなも残りの情報項目に挑んでいこう!
    晴野 雛菊:ではシューラ・ヴァラについて行きましょうか
    淡谷 カイリ:矢神くんについて調べにいきます
    晴野 雛菊:Dロイス《組織の助力》の効果を使います、どんな判定もダイス10・固定値5で判定できる優れもの!
    晴野 雛菊:シナリオ3回しか使えないけど……
    薬師寺薫子(PL:GEL):では余った春日についてを
    晴野 雛菊:10dx+5
    DoubleCross : (10DX10+5) → 9[1,1,4,5,5,5,6,7,8,9]+5 → 14

    晴野 雛菊:これが組織の力!
    薬師寺薫子(PL:GEL):戦いは数だよ!
    GM:組織ぱうわー!
    天木 倫司(PL:野太刀):組織強い。
    淡谷 カイリ:グッドオーガニゼーション
    薬師寺薫子(PL:GEL):……まあ残り二回で組織崩壊するが
    晴野 雛菊:組織壊れる
    淡谷 カイリ:使い捨て組織
    晴野 雛菊:では後はガンバレー
    淡谷 カイリ:では、矢神秀人・・・・君はいったい何者なんだ・・・・?で
    淡谷 カイリ:(1+0+2)dx+2>=8 【情報:UGN】
    DoubleCross : (3DX10+2>=8) → 7[3,4,7]+2 → 9 → 成功

    薬師寺薫子(PL:GEL):では最後もらいます
    薬師寺薫子(PL:GEL):コネ:要人への貸しを使って、情報:UGNのダイスを3つ増やそう
    薬師寺薫子(PL:GEL):5dx+1 春日について8
    DoubleCross : (5DX10+1) → 8[2,3,5,7,8]+1 → 9

    晴野 雛菊:もっておくと便利なコネ……
    天木 倫司(PL:野太刀):これが大人の力。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あー霧谷くん、悪いんだけど本部の春日恭二についての資料送ってくれない?なるはやで」
    淡谷 カイリ:コネがあるとダイスが増える
    GM:グッド! 天木くんは覚醒枠なのでコネなんてないのだ
    薬師寺薫子(PL:GEL):ふっふっふ、大人はコネが多いんだよ
    GM:それでは全員無事成功だ! 情報開示!
    晴野 雛菊:わあい!
    薬師寺薫子(PL:GEL):すばら!
    淡谷 カイリ:危うげなし
    GM:・矢神秀人について <情報:噂話><情報:UGN>8
    A.天木倫司、綾瀬真花のクラスメイトの男子。目立たない性格の帰宅部だったが、最近は人を見下すような言動が増え、性格が変わっている。
    綾瀬真花に特別な感情を抱いているようだ。
    ・春日恭二について <情報:裏社会><情報:UGN>8
    A.”ディアボロス”春日恭二はこの地域でレネゲイド適格者を確保しようとしている。
    先日のバス爆発事故は適格者候補を集め、覚醒させる実験だったと考えられる。
    多くの死者を出した結果、無傷だった天木倫司と綾瀬真花をレネゲイド適格者として狙いをつけているようだ。
    ・綾瀬真花について <情報:噂話><情報:UGN>14
    A.天木倫司のクラスメイト。バス爆発事故にあったが奇跡的に無傷で生還した。UGNの記憶処理によって事故の記憶は消されている。
    レネゲイド適格者の可能性があり、FHは彼女を覚醒させて確保しようとしている。
    特に”シューラ・ヴァラ”は彼女に強く執着している。
    ・”シューラ・ヴァラ”について <情報:裏社会><情報:UGN>8
    A.FHのエージェント。黄金色に輝く流体を槍に変形させて戦う。正体は、春日恭二との接触によって覚醒した矢神秀人。FHの計画の一環としてバス爆発事故を起こした。

    GM
    薬師寺薫子(PL:GEL):ではー
    薬師寺薫子(PL:GEL):N市の町外れにある小さな喫茶店「カトレア」。
    薬師寺薫子(PL:GEL):どこか寂れていて客足の見当たらないそのお店は、UGN市支部の隠れ蓑としての側面を持っている。
    薬師寺薫子(PL:GEL):もっとも喫茶店部分はただの偽装かと言われれば、決してそうではない。
    薬師寺薫子(PL:GEL):一部がオープンテラスとなっており、テラス外側には店の名前の通りカトレアの花が色とりどり咲き誇って、美しい外観を誇り、
    薬師寺薫子(PL:GEL):そして店内から漂う甘いケーキの香りが君たちの空腹を誘う。
    薬師寺薫子(PL:GEL):君たちはそんなテラスの一角で合流しつつ、情報共有を行なうことになるだろう。
    薬師寺薫子(PL:GEL):こんな感じだ!
    晴野 雛菊:「支部長―、俺の椅子ちゃんと頑丈なのにしておいてくれました?」ぎしり。座れば椅子がきしむ音がする。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「不便な体だよねそれ。でもご安心、それは特殊合金仕様の超強化椅子だぜい?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「像が10体乗っても安心だ」古い
    晴野 雛菊:「まあ俺の設計なので不便不満は全て自分に帰ってきますんでね……ともかく有り難い」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「んーなわけで皆の集めた情報をここで発表してもらうわけだけど」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……まあただ話し合うだけじゃ味気ないから、ここ喫茶店だからみんな好きに頼んでいいよ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「お姉さん奢っちゃる」
    淡谷 カイリ:「支部長、彼もこの場にいてよろしいので・・・?」 と言いながら天木さんの方に視線を送る
    薬師寺薫子(PL:GEL):「いーよ、一応UGNの隠れ家ってことだから、あんまり大きな声で言いふらさないでほしいけどね」
    天木 倫司(PL:野太刀):奢ると言われてすぐに注文するのは厚かましいかもと思いつつメニューをちらちら見ていたので急に話を振られて背筋を正す。
    天木 倫司(PL:野太刀):「大丈夫です。ここで聞いたことは他言しません」
    晴野 雛菊:「じゃあ俺はこのコーヒーで」だいぶいいやつを指す。
    晴野 雛菊:大体千円ぐらいの奴だ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うんうんいい子だいい子だ。さあさなんでも食べちゃって。どうせ経費だ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「オススメは『夏限定オレンジとヒマワリのミックスパイ』ね。ここの厨房のおばちゃんの作るパイ、めっちゃうまいから、ほら淡谷ちゃんも」
    晴野 雛菊:「経費、心が躍る言葉ですね……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そういや晴野くんって固形物イケるクチ?」
    淡谷 カイリ:「遊びに来ているわけではないのですから」 「これで結構です」 自然な動作で給水器を操作し、4人分のお冷を汲んできた
    晴野 雛菊:「当然そりゃ行けますよ、結構普通の人が喰う食物ってエネルギー効率良いんですよ?」
    晴野 雛菊:「知ってます?009……って言ってもだいぶ古いかあれも」
    天木 倫司(PL:野太刀):「それじゃあ、そのミックスパイをお願いします。え、あ、じゃあ飲み物は水で大丈夫です」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「なーる、なら安心だ、君もパイ食べな」と晴野に
    晴野 雛菊:「はーいヨロコンデー」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ああもう固い固い、天木くん見習えよぉ、ほら食え食え~」と二人に
    薬師寺薫子(PL:GEL):まあんな感じでパイが4つ運ばれてくる、……多いな
    淡谷 カイリ:「あの・・・・多くないですか・・・・?」 何故か4つも運ばれてきたミックスパイに目を丸くする
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あーでも、ほら、全員オーヴァードだからいけるいけるって!」残すと怒られるからちょっと焦る
    晴野 雛菊:「あ、余ったら俺が普通に全部喰いますよ」
    晴野 雛菊:もしゃもしゃーずずー。もう自分の分を食ってる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ほら天木くんだって喰い盛りでしょ?ちゃんと食べないと大きくなれないぞ?」
    晴野 雛菊:「うわ、うまっ。これ良いっすねえ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「はい! 自分もいただきます!」
    晴野 雛菊:「りんごの甘みが深いですわこら」
    天木 倫司(PL:野太刀):「ほんとだ。すごく美味しいですね!」
    淡谷 カイリ:「まったく・・・・」 自分の前に運ばれてきたパイに口をつける
    淡谷 カイリ:パク・・・・  「・・・・!?」  パク、パク・・・・ パクムシャ・・・・
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ほーれ、言ったでしょ。ここのパイめちゃうまだって」
    晴野 雛菊:「お、美味しいと無言になるタイプだ」
    晴野 雛菊:けらけら笑いながら一足先に食べ終わる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「食べながらでいいから、ちゃんと話きいとけよ~」ニシシ
    淡谷 カイリ:「仕方ないじゃないですか・・・・思ってたよりもずっと美味しいんですから」
    天木 倫司(PL:野太刀):もぐもぐしながらなので無言で首を縦に振る。
    淡谷 カイリ:「こほん! それよりも本題に入りましょう」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「はいよー、それじゃあ情報共有のじかんといこうか」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうだな、天木くんトップバッターは厳しいだろうし、淡谷ちゃんはパクパクだし」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「晴野くんから、いっちょお願いできる?」
    晴野 雛菊:「はいはーい、ではまず最初に明かされる衝撃の真実ってね」ごそごそ。《シークレットポケット》から取り出されるタブレット。
    晴野 雛菊:「謎のエージェント”シューラ・ヴァラ”の正体~」
    晴野 雛菊:「それは実は君たちの学校に通っている……矢上秀人くん」
    晴野 雛菊:真面目な顔に戻る。
    天木 倫司(PL:野太刀):「……矢神くん」
    晴野 雛菊:「しばらく前に春日の野郎と接触して覚醒したらしい、戦闘力としてもなかなかのものだね」
    晴野 雛菊:「黄金色の槍を作って投げつける戦闘スタイル、だからこんなコードなんだねえ」
    淡谷 カイリ:「黄金色・・・・・」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うわぁ、晴野くんをしてなかなかと言わしめるかぁ。厄介そうだ」
    晴野 雛菊:「それだけじゃない。もっと大事な事は……」
    晴野 雛菊:「この矢上くんが君の乗っていたバス……つまり”バス爆発事件”を起こした犯人だってコト」
    晴野 雛菊:天木君を見る。
    晴野 雛菊:「つまり彼が66人を殺した犯人だ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「……確かにあの時、金色の何かがバスに突っ込んできました。あの光景は目に焼き付いています」
    天木 倫司(PL:野太刀):「……やはり、彼が」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・。」 悲しみとも、怒りともつかない目で天木さんを見つめる
    晴野 雛菊:「ま、俺の調べじゃ目的とかはわからなかったんだけどね。それは支部長とかが調べてくれたんでしょ?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあ、そこは色々と。確定情報ではなかったんだけどね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「これではっきりしたわけ、だ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「じゃあ私からも」
    薬師寺薫子(PL:GEL):と一人の男の写真を1枚机に出そう
    薬師寺薫子(PL:GEL):オールバックで城スーツを来た男だ
    晴野 雛菊:「うへ」うへって顔を隠そうとしない。
    晴野 雛菊:「いつ見ても不健康で幸の薄そうな面だ」
    淡谷 カイリ:えっ、と驚きの顔を浮かべる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「“春日恭二”、通称“ディアボロス”」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「UGN本部経由で調べてるから情報はまちまちだけど、どうやらコイツが裏で糸を引いてるらしい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「おおよその計画として、レネゲイド適合者を故意に集めて覚醒させる実験を行ってたっぽいんだよね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そこで候補に挙がったのが、天木くんと女の子。んでその他は……」とさすがに口を紡ぐ
    晴野 雛菊:「なるほど、それを纏めてバスにのっけたわけだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……そゆこと。今ディアボロスは君と綾瀬ちゃんを狙ってる最中だろう。注意するに越したことはない」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・それだけのために、66人も。」
    天木 倫司(PL:野太刀):「ディアボロス……」
    天木 倫司(PL:野太刀):恐ろしい通称と、善人には見えない面相に身震いする。
    晴野 雛菊:「FHってのはそんなもんだよ、ロクなこと考えないんだ本当……」
    淡谷 カイリ:「補足、となりますが」 そう言いながら割って入る
    淡谷 カイリ:「その矢神秀人にはその・・・・特別な感情を寄せている相手がいます」
    淡谷 カイリ:ちらりと天木さんを見て
    晴野 雛菊:「へえ?色恋沙汰とはまた、それだけなら青春っぽいけども」
    淡谷 カイリ:「それだけであれば、良かったのですが」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まったくもう」と天を仰ごう
    淡谷 カイリ:「綾瀬真花・・・・恐らく、”シューラ・ヴァラ”は”ディアボロス”の計画に彼女を巻き込むつもりでしょう」
    淡谷 カイリ:「天木くん」 そう言って、彼に続きを話すことを促す
    天木 倫司(PL:野太刀):「……彼は綾瀬さんと幼馴染で、確かに、その、思いを寄せているのだろうとは噂になってはいました」
    晴野 雛菊:(噂になるぐらい隠すの下手だったのか……)
    天木 倫司(PL:野太刀):「……そうですね。彼が化け物になってしまって、暴走しているのなら、間違いなく綾瀬さんを巻き込むでしょう」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):(高校生の情報網って色々すさまじいからねぇ)
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は、綾瀬さんだけは守りたい。化け物とは無縁な世界で、生きていてほしい」
    淡谷 カイリ:小さく頷く。
    天木 倫司(PL:野太刀):「……それに綾瀬さんを助けたのは僕です。もしかすると彼女は僕みたいにはならないのかもしれない」
    天木 倫司(PL:野太刀):「それなら尚更、守らないといけない」
    晴野 雛菊:にこりと微笑む。
    晴野 雛菊:「ま、そうなるよねえ」
    晴野 雛菊:「若いっていいねえ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「こらこら茶化すな」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うん、君の考えはよくわかった。君がこれからどうしたいかも」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「それじゃあ改めて君に聞こう」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「君が誰かの日常を守りたいというなら、誰かを助けたいと願うなら」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「UGNに入らないかい?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「我々は君の考えに全力で賛同し、君が望むならその助けとなろう」
    淡谷 カイリ:「補足だ。この提案を拒否したとしても、我々は君と綾瀬さんを絶対に守ってみせる」
    天木 倫司(PL:野太刀):「何も知らないまま、秘密組織から勧誘を受けたら、きっと断っていたでしょうね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「でも淡谷さんのように、僕や綾瀬さんのことを真剣に考えて、悩んでくれる人がいるなら」
    天木 倫司(PL:野太刀):「UGNで、戦えると思います」
    薬師寺薫子(PL:GEL):にっこりと微笑むよ
    薬師寺薫子(PL:GEL):「なら、今日から君は我々の仲間だ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ようこそ、UGNへ」
    晴野 雛菊:「よろしくね~」
    天木 倫司(PL:野太刀):「大したことはできないと思いますが、精一杯頑張ります。だから僕に力を貸してください」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・わかった。今後ともよろしく頼む」 少しだけ悲しい目をして右手を差し出す
    晴野 雛菊:「当然。そう言う”普通の生活”を守るために俺らはがんばってんだからな」
    天木 倫司(PL:野太刀):淡谷の目をまっすぐ見つめ返して、握手をする。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「なあに、これからのことはこれから覚えればいいのだ!ひとまずこのお茶会を歓迎会に替えないとね!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):ちょっとウキウキの支部長だ
    GM
    GM:──シーンカット。ロイスと購入判定が可能です
    晴野 雛菊:ロイスは保留、購入は懲りずにボデマ!
    晴野 雛菊:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 6[6]+1 → 7

    晴野 雛菊:はい。
    薬師寺薫子(PL:GEL):最後のボディアーマー購入判定だ!いくぞー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):2dx 購入 ボディーアーマー
    DoubleCross : (2DX10) → 6[4,6] → 6

    薬師寺薫子(PL:GEL):はい
    淡谷 カイリ:矢神秀人のロイスを 好奇心/〇敵意に変更します
    薬師寺薫子(PL:GEL):8以上出れば!お金で足りるのに!!
    天木 倫司(PL:野太刀):じゃあボディーアーマーを買って支部長に渡そうとするぜ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):大丈夫かい!?結構侵蝕率高いざますよ!?
    天木 倫司(PL:野太刀):そうなんだよなあ……。
    晴野 雛菊:そこまで無理して買う程のモノではないぞよ、会ったら嬉しいのは確かだが……
    薬師寺薫子(PL:GEL):無くてもまあ大丈夫だ、支部長は強い子だから
    薬師寺薫子(PL:GEL):んだ、気持ちだけありがたく頂こう
    天木 倫司(PL:野太刀):バトルも控えてるし温存しますか……。
    天木 倫司(PL:野太刀):無理だろうけど、エフェクト無しで振るだけ振っとくのもありですかね。
    晴野 雛菊:ありだぜ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):あ、それは普通にありがたいです
    晴野 雛菊:往々にしてそう言う時に異常に高い出目が出るのもお約束()
    GM:素晴らしい着眼点だ。振るのはタダ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ダメ元で、購入判定の練習にもなるぜよ
    天木 倫司(PL:野太刀):調達が0だから、1dxでいいのかな。
    晴野 雛菊:侵蝕が60を越してるから
    薬師寺薫子(PL:GEL):そこに侵蝕ダイスボーナスが乗る!
    晴野 雛菊:ダイスボーナスが+1されて2dxになる!
    天木 倫司(PL:野太刀):そうだった!
    薬師寺薫子(PL:GEL):(忘れやすいね、あるあるだ)
    晴野 雛菊:二倍だぞ二倍!わかるかこの計算が!
    淡谷 カイリ:これがダイスボーナスの真の力・・・・! どの判定でもボーナスが乗る!
    薬師寺薫子(PL:GEL):2倍ということは……つまり2倍ってコト!?
    晴野 雛菊:元の能力値が1だと1増えるだけで滅茶苦茶有り難いんだよな実際
    天木 倫司(PL:野太刀):ではUGNボディアーマーを購入するぞ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):がんばれー
    天木 倫司(PL:野太刀):2dx
    DoubleCross : (2DX10) → 10[3,10]+10[10]+5[5] → 25

    晴野 雛菊:行けーッ普通の高校生ーッ
    晴野 雛菊:うわっ
    薬師寺薫子(PL:GEL):!?!?!?!?!!
    天木 倫司(PL:野太刀):え、なにこれ。
    GM:いけた、素晴らしいダイスだぁ……!
    晴野 雛菊:あるあるだぜ
    薬師寺薫子(PL:GEL):こ れ は 主 人 公 の 器
    天木 倫司(PL:野太刀):というわけで支部長にあげます。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ありがたく!わーい装甲が増えたよー!
    淡谷 カイリ:わ、わァ・・・・
    晴野 雛菊:やったぜ!
    淡谷 カイリ:では続けて購入判定で。ダイスボーナスもないので応急手当キット(2個目)を狙います
    淡谷 カイリ:1dx+1>=8 【調達】
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 7[7]+1 → 8 → 成功

    晴野 雛菊:無駄が無い
    天木 倫司(PL:野太刀):堅実派の頼りになる先輩。
    薬師寺薫子(PL:GEL):これは先輩隊員の器
    薬師寺薫子(PL:GEL):支部長?天木くんに鎧もらってきゃっきゃ喜んでるよ…?
    淡谷 カイリ:いつでもみんなが怪我をしていいように備えております
    晴野 雛菊:では購入も全員済んだかしら
    薬師寺薫子(PL:GEL):かしら
    天木 倫司(PL:野太刀):かしら
    淡谷 カイリ:ですかね
    GM:素晴らしいダイスだったな……では幕間は終わりです
    GM
    GM

    シーン9:襲撃


    GM:シーン9:襲撃
    シーンプレイヤー:PC1
    他プレイヤーも登場推奨です

    晴野 雛菊:出!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (53 → 59)
    薬師寺薫子(PL:GEL):綾瀬真花の侵蝕率を1d10(→ 5)増加 (0 → 5)
    晴野 雛菊:器用な真似を
    晴野 雛菊:綾瀬さんーッ!?
    薬師寺薫子(PL:GEL):む
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を1d10(→ 4)増加 (64 → 68)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (58 → 65)
    薬師寺薫子(PL:GEL):そうか対象を指定してなかった!
    薬師寺薫子(PL:GEL):支部長の侵蝕値を5上げます
    GM
    GM:喫茶店カトレアでの歓迎会、その帰り道。
    GM:天木が家への道を歩いていると肌を刺すような感覚。空を飛ぶ鳩が宙に縫い止められる。
    GM:道路を走る自動車が止まる。道行く人の歩みが油を差し忘れた機械のようにゆっくりとなり、やがて静止した。
    GM:《ワーディング》。只人の動きの一切を奪う、オーヴァードの最も恐るべき異能である。
    GM:静まり返った世界で、革靴がアスファルトを叩く音はやけに響いた。
    天木 倫司(PL:野太刀):「これはまさか、あの時の!」
    天木 倫司(PL:野太刀):病院での一幕を思い出している。
    ディアボロス:「君が天木倫司だね? わたしは春日恭二という」
    GM:汚れ一つない、白いスーツ。撫でつけられてオールバックにされた銀髪。神経質そうな視線が銀縁眼鏡の奥から天木を覗いていた。
    ディアボロス:「君は素晴らしい力に目覚めたんだ。我々が力の使い方を教えよう」
    ディアボロス:「FHは世界を変革し、人類を正しい道へ導く者たちだ」
    ディアボロス:「君は選ばれたんだ。その一員になる資格がある」
    天木 倫司(PL:野太刀):(あの写真の……、『ディアボロス』、春日恭二!)
    GM:ディアボロスは天木へと手を差し出す
    天木 倫司(PL:野太刀):「人類を正しい道へ導くと言いながら、貴方たちは人を殺すんですか?」
    ディアボロス:「66人……だったかな? 新しい世界の礎となることができたんだ」
    ディアボロス:「きっと彼らもあの世で喜んでいることだろう」
    天木 倫司(PL:野太刀):「どうやら世界の変革というのは、石器時代に戻すことを言っているみたいですね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「申し訳ないですが、貴方の仲間になる気はありません。お引き取りください」
    ディアボロス:「石器時代、大いに結構。無能な非オーヴァード猿どもを我々が管理する理想社会だ」
    ディアボロス:「やれやれ、先輩の言うことは聞くものだよ?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「大丈夫ですよ。頼りになる先輩は、もういますから」
    ディアボロス:「残念だ」
    ディアボロス:「まずは、力の差を教え込ませることから始めなければいけないとはな」
    GM:ディアボロスの腕が異音を立てて大きく変形していく。
    ディアボロス:「大丈夫だ、オーヴァードなら死にはしない」
    GM:ごう、と丸太のように太くなった怪腕が振り下ろされる──!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——まったく、さっそく頼ってくれるのは嬉しいけどさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):ガキンッ!と
    薬師寺薫子(PL:GEL):巨大な腕が透き通るように透明な盾に防がれる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「一人で危ないことしちゃだめだよ、ふぅ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「すみません。ありがとうございます」
    ディアボロス:「何ッ……!? くっ、”茲非”か! 厄介な」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「足が止まったよ。―—お願い淡谷ちゃん」
    淡谷 カイリ:ヒュッ! 怯む”ディアボロス”の眼を狙って小さな礫が投げつけられる
    ディアボロス:「遅いッ!」弾けるような音を立てて飛礫は叩き落された
    淡谷 カイリ:”ディアボロス”が礫を弾き飛ばした直後、目の前から天木少年の姿が消えていた
    ディアボロス:「”光臨を拝す”までやってきたか……」忌々しそうに顔を歪める
    淡谷 カイリ:「まったく君は・・・・まさか”ディアボロス”相手に一人で啖呵を切るとは思わなかったよ」 天木君の腰を掴むようにして後方へと着地
    晴野 雛菊:「残念、俺もいるよ」後ろの方から歩いてくる。
    天木 倫司(PL:野太刀):「先輩たちが来てくれるって信じてましたから」
    晴野 雛菊:びゅうん。軽い音を立てて光剣が出来上がり―
    淡谷 カイリ:「嬉しい事を言ってくれる!」
    晴野 雛菊:「シッ」振られる。
    ディアボロス:「お前は……誰だ? 支部の名簿にはなかった顔だ」晴野を見て疑問を浮かべた
    ディアボロス:光剣は怪腕を切り裂いたが、すぐに傷が塞がる
    晴野 雛菊:「あらー忘れてやんの、何回かり合ったってぇのになあ」追撃はせず、跳んで三人に合流。
    晴野 雛菊:「ま、俺のことなんてどっちでもいい、今大事なのは少年少女の方だからな」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうさね。我慢比べはお前の負けだ。ノコノコやってきた愚か者が」
    晴野 雛菊:手首を振って光剣をしまう。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「さっさとお縄につきな、今捕まるなら命までは取らないでやろう」
    ディアボロス:「UGNの人員は……殺してもいいな」こきり、と首を鳴らした
    ディアボロス:「”ディアボロス”をたった4人で倒せると? 随分と舐められたものだ」
    ディアボロス:「その慢心、高くつくぞ──!」
    GM
    GM:戦闘を開始します
    晴野 雛菊:うぉー!
    GM:エンゲージはこちら
    ▼エンゲージ
    (ディアボロス[14])
       5m
    (薬師寺薫子[14]、淡谷カイリ[10]、晴野雛菊[10]、天木倫司[6])
    []内は行動値。敬称略

    薬師寺薫子(PL:GEL):いくぞー!
    天木 倫司(PL:野太刀):がんばるぞー!
    GM:・エンゲージ
    基本①238から解説が始まっている。なんだか難しいことがいっぱい書かれているが……天木くんにとって重要なのは二つだけだ。

    GM:「『射程:至近』の攻撃は同一エンゲージにしか届かない」
    「ディアボロスとのエンゲージは5m離れており、同一エンゲージではない」

    GM:だ。このままでは攻撃が届かない!
    GM:後述する「戦闘移動」でディアボロスのいるエンゲージに突入しなければいけないぞ!
    GM:・セットアッププロセス
    GM:セットアッププロセスに使用するエフェクトはこのタイミングで使用宣言をするぞ。何もしない場合は「パス」を宣言しよう
    晴野 雛菊:何と今回は珍しい事にあるぞ!
    晴野 雛菊:There_is_a_flower(心の中に咲く花):ビヨンドザナイト起動:行動値-10:攻撃力28化
    晴野 雛菊:ビヨンドザナイトを起動して行動値を―10しつつ攻撃力を28に!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のイニシアチブを-10(→ -10)増加 (10 → 0)
    ディアボロス:ほう、珍しいな……私は何もない。パスだ
    薬師寺薫子(PL:GEL):パス!
    天木 倫司(PL:野太刀):パス!
    GM:淡谷ちゃんもパスかな?
    淡谷 カイリ:失礼しました。パスです!
    GM:OK!
    GM:・イニシアチブプロセス
    GM:[未行動]のキャラクターの中で行動値がもっとも高いキャラクターがイニシアチブキャラクターとなり、アクションを行う。
    また、イニシアチブプロセスに使用するエフェクトやアイテムはこのタイミングで使用宣言をする。

    GM:おや、天木くんはなんだかよさげなアイテムを持っているね?
    天木 倫司(PL:野太刀):オートアクションでアームブレードを装備する!
    GM:素晴らしい! 武器は装備しないと基本的に効果がないぞ!
    GM:他プレイヤーはイニシアチブに行動はないかな?
    晴野 雛菊:なしのつぶて!
    薬師寺薫子(PL:GEL):じゃあそれに倣って支部長もクリスタルシールドをこのタイミングで装備します
    薬師寺薫子(PL:GEL):以上!
    淡谷 カイリ:なしですー
    GM:OK!
    GM:それでは行動値14の人の手番になる
    ディアボロス:くくく、私の番だ……
    GM:と言いたいところだが、支部長が14で同値だ
    淡谷 カイリ:流石は支部長!
    GM:PCとエネミーが同値の場合、PCが優先される!
    晴野 雛菊:だぜ!
    GM:よって支部長の手番をどうぞ
    ディアボロス:な、なんだとぉ……!
    薬師寺薫子(PL:GEL):やったね!それではお言葉に甘えて
    薬師寺薫子(PL:GEL):「それじゃあ、戦闘開始と行こうか」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「といっても天木君は初の実戦だからね、余計なことは気にせず、指示に従ってくれるだけでいい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):メイン!
    薬師寺薫子(PL:GEL):《アドヴァイス》Lv4+《戦場の魔術師》Lv1
    薬師寺薫子(PL:GEL):アドヴァイスの対象を3体にして、メジャーアクションの際クリティカル値-1、判定ダイス+4個。
    薬師寺薫子(PL:GEL):これを支部長を除く味方全員にプレゼントだ!
    晴野 雛菊:Foo!
    晴野 雛菊:助かりの翁
    淡谷 カイリ:ありがたく受領しました
    天木 倫司(PL:野太刀):支部長凄い。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「好きにやっちゃってよ、尻ぬぐいはお姉さんにおまかせってね♪」
    薬師寺薫子(PL:GEL):以上!
    GM:結論からいうと、天木くんのメジャーアクション15DX6+9になった
    GM:では行動値14、ディアボロスの手番
    ディアボロス:マイナー、《破壊の爪》
    ディアボロス:効果:素手データ変更
    ディアボロス:メジャー▼不屈の剛撃:《鮮血の一撃》+《ブラッドボム》《血の宴》+《オールレンジ》+《伸縮腕》+《獣の力》+《コンセントレイト:キュマイラ》+《毒もつ獣》+《不死者の血》
    ディアボロス:効果:「射程:視界、対象:範囲(選択)」の白兵攻撃。1点でもHPダメージを与えた場合、さら対象はHPを2D点失い、バッドステータスの「硬直」「放心」を受ける。
    晴野 雛菊:ウワッブラッドボムなんてある!!!
    ディアボロス:これを対象:PC全員で行うぞ
    薬師寺薫子(PL:GEL):こいつ範囲攻撃もってきやがったぜぃ!
    ディアボロス:《ブラッドボム》は相手に失わせたのと同じ点数分、自身のHPを失うが……エネミー専用エフェクト《不死者の血》によってブラム=ストーカーのHP減少を踏み倒している。
    ディアボロス:バッドステータスはマップの真ん中にあるバッドステータス表を参照しよう。基本①249により詳しい説明がある。
    ディアボロス:11DX7+4 白兵
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,2,3,3,5,5,6,6,7,9,10]+10[5,6,7]+2[2]+4 → 26

    晴野 雛菊:硬直はまずいねえ、戦闘移動が出来なくなる状態異常だぜ
    ディアボロス:というわけで達成値は26だ。ドッジしたい場合はこれ以上の出目を出す必要があるぞ
    GM:・相手の攻撃に対して行える行動は2つ。「ドッジ」か「ガード」です。
    「ドッジ」は<回避>でドッジ判定して相手の命中判定より高い数値を出せば回避できます。ノーダメ-ジです。
    「ガード」は回避できなくなりますが、ガード値分ダメージを軽減できます。

    淡谷 カイリ:一応ドッジでリアクションを行います
    淡谷 カイリ:(1+1)dx+1>=26 【回避】
    DoubleCross : (2DX10+1>=26) → 9[6,9]+1 → 10 → 失敗

    薬師寺薫子(PL:GEL):ガードを宣言
    晴野 雛菊:では《マグネットフォース》を使って天木君をカバーリングします
    薬師寺薫子(PL:GEL):あ、わたしも使おうかな
    薬師寺薫子(PL:GEL):《崩れずの群れ》で淡谷ちゃんをカバーリング
    淡谷 カイリ:ありがとうございます!
    天木 倫司(PL:野太刀):ドッジでリアクションを宣言。
    天木 倫司(PL:野太刀):5DX+1
    DoubleCross : (5DX10+1) → 8[1,6,6,6,8]+1 → 9

    天木 倫司(PL:野太刀):失敗しました!
    GM:残念、回避できなかった!
    ディアボロス:それではダメージロールに移ろう
    ディアボロス:3D10+14 ダメージ・装甲ガード有効
    DoubleCross : (3D10+14) → 18[8,3,7]+14 → 32

    ディアボロス:32点、装甲ガード有効だ
    ディアボロス:範囲攻撃なので、カバーリングした人は
    ディアボロス:自分の分とかばった味方の分、つまり2倍受けることになる
    晴野 雛菊:範囲攻撃なので同エンゲージ全体に命中するが、今回は二人がカバーリングしているのでカバーした人にしか当たらないぜ!
    晴野 雛菊:2倍ダメージ、実際死ぬ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):淡谷ちゃんの分までガード!装甲8点、ガード値12だ、実質20点軽減!
    薬師寺薫子(PL:GEL):が、このダメージは無理!
    晴野 雛菊:と言うわけで装甲8あっても一発でHPが0になります!
    ディアボロス:OK、2人とも戦闘不能だな
    晴野 雛菊:なんてことだ わたしたちのぼうけんは ここでおわってしまった!
    薬師寺薫子(PL:GEL):HP0になります!そんなー
    淡谷 カイリ:そんな・・・・支部長たちが戦闘不能になるなんて!
    GM:だけどリザレクトがあります
    薬師寺薫子(PL:GEL):リ、リザレクトだって!?
    晴野 雛菊:はっそうだ、オーヴァードがみんな持っているあのリザレクト!
    GM:HPを1D10点回復して、同じ点数分侵蝕率を上げるぞ
    ディアボロス:というわけでリザレクトを宣言したまえ
    ディアボロス:ダイスは振らなくていいぞ
    薬師寺薫子(PL:GEL):リザレクトを宣言!
    晴野 雛菊:します、その前にマグネットフォース分の侵蝕あげてっと
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を2(→ 2)増加 (59 → 61)
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を2(→ 2)増加 (61 → 63)
    晴野 雛菊:二回あげたから下げてっと
    晴野 雛菊:リザレクトします!
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を1d10(→ 7)増加 (81 → 88)
    ディアボロス:《デビルストリング》
    ディアボロス:《デビルストリング》
    晴野 雛菊:グエ―ッ!?
    ディアボロス:効果:オートアクションを打ち消す。《リザレクト》は実はオートアクションなので打ち消すことができる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ぬぁに!?
    淡谷 カイリ:ゲェーッ!?
    天木 倫司(PL:野太刀):ひどいことをする。
    ディアボロス:というわけでタイタス昇華の勉強の時間だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):なんてやつだ
    薬師寺薫子(PL:GEL):このタイミングでか!いいだろう
    GM:タイタスの昇華・戦闘不能状態から回復する:戦闘不能から回復し、HPを「【肉体】+10」点回復する。
    GM:タイタスの昇華については基本①221に一覧があります。マップの侵蝕率表の2つ下に効果一覧があります。
    GM:タイタスをいっぱい昇華すると……ロストしちゃうので気をつけよう!
    GM:あくまで経験則ですが、タイタス昇華の個数の目安は
    2個まではよくある
    3個はちょっと怖い
    4個以上は何らかの恩赦がある(ないならGMがゲイのサディスト)
    です

    晴野 雛菊:こわいねえ
    ディアボロス:というわけで倒れた支部長とそこの見知らぬエージェントはHPをタイタス昇華で回復したまえ
    晴野 雛菊:しまーす!テメエなんか知らん!春日恭二のロイスをタイタスにします
    薬師寺薫子(PL:GEL):しかたなし、霧谷君のロイスを消化しよう
    淡谷 カイリ:判断が早い!
    ディアボロス:で、私の行動はこれで終わりだが、最後に1つ
    ディアボロス:《夜魔の領域》
    ディアボロス:効果:未行動になる代わりに行動値が0になる。つまり再行動できるようになるぞ。
    晴野 雛菊:晴野の肉体は2なのでHP12で復活と言うわけ
    晴野 雛菊:ゲエーッ!
    GM:ディアボロスのイニシアチブを-14(→ -14)増加 (14 → 0)
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のHPを-14(→ -14)増加 (26 → 12)
    薬師寺薫子(PL:GEL):再行動もちか、厄介な
    GM:ディアボロスの手番が回る前に倒さないと……大変なことになってしまう!
    ディアボロス:というわけで私の手番は終わりだ
    天木 倫司(PL:野太刀):ジッサイおそろしい。
    晴野 雛菊:ブラッドボム分は!?
    薬師寺薫子(PL:GEL):支部長には攻撃能力がないから、みんな頼んだぞよ!
    GM:ブラッドボム、リザレクト後に入るんでしたっけ
    晴野 雛菊:だぜ
    晴野 雛菊:なので復活殺しなのだ
    ディアボロス:2D10 ブラッドボムダメージ
    DoubleCross : (2D10) → 14[7,7] → 14

    晴野 雛菊:いって!死んだ!
    晴野 雛菊:今度こそリザレクト!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のHPを1d10(→ 10)に変更 (12 → 10)
    薬師寺薫子(PL:GEL):同じくー
    晴野 雛菊:げっ10
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (88 → 91)
    ディアボロス:安心したまえ、《デビルストリング》は打ち止めだ
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を10(→ 10)増加 (61 → 71)
    晴野 雛菊:ヨシ
    ディアボロス:失礼したな。今度こそ私の1回目の手番はおわりだ
    薬師寺薫子(PL:GEL):あ、リザレクト打ち消しなら最初のリザレクトは侵蝕値上がらないですかね?
    GM:そうですね。1回目のリザレクト分は下げておいてください
    薬師寺薫子(PL:GEL):よき、8下げられる
    晴野 雛菊:りょ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):91→83
    GM:では続いて行動値10、淡谷ちゃんの手番です
    淡谷 カイリ:はーい
    淡谷 カイリ:マイナーで《オリジン:レジェンド》+《光芒の疾走》でエンゲージを切りつつ後方に15m下がります
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を0(→ 0)増加 (65 → 65)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を3(→ 3)増加 (65 → 68)
    淡谷 カイリ:そしてメジャーで《破壊の光》《滅びの光》《C/エンジェルハイロウ》。春日を対象として範囲攻撃します
    晴野 雛菊:コロセー!バフも忘れずにね!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ダイス4つとC値を一つ下げるのだぁ
    淡谷 カイリ:7dx7+3+6 【コンボ:光輪】 侵蝕+7 攻撃力:9 《破壊の光》《滅びの光》《C/エンジェルハイロウ》(放心+バフ込み)
    DoubleCross : (7DX7+9) → 10[1,1,4,7,8,8,8]+10[1,4,5,8]+3[3]+9 → 32

    ディアボロス:ふ、ガードだ
    ディアボロス:ダメージロールしたまえ
    淡谷 カイリ:4d10+9 ダメージ(装甲、ガード有効)
    DoubleCross : (4D10+9) → 18[2,1,5,10]+9 → 27

    ディアボロス:装甲5、ガード値1で6点軽減
    GM:ディアボロスのHPを21(→ 21)減少 (0 → -21)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を7(→ 7)増加 (68 → 75)
    ディアボロス:くくく、かすり傷だな
    淡谷 カイリ:クッ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):なんの、まだまだ攻撃の手は止まらぬよ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):いけー天木君!
    GM:では続いて行動値6、天木くんの手番
    GM:・メインプロセス
    イニシアチブプロセスで決定されたイニシアチキャラクターがアクションを行う。
    マイナー、メジャーアクションの順番でおのおの一回ずつ行動を行う。

    晴野 雛菊:コロセー!
    GM:・マイナーアクション
    戦闘移動、エフェクトの使用、バッドステータスの回復ができる。他の要素は今回は忘れて良い。
    天木くんに重要なのは「戦闘移動」だ。キャラシに書いてある戦闘移動の数値メートル分移動できるぞ。
    「戦闘移動」してディアボロスのいるエンゲージまで移動しよう。

    天木 倫司(PL:野太刀):まずは戦闘移動!
    GM:グッド!
    GM:・メジャーアクション
    攻撃、エフェクトの使用、バッドステータスの回復ができる。他の要素は今回は忘れて良い。
    天木くんに重要なのは「エフェクトの使用」……つまり、攻撃だ。
    おや、天木くんはなんだかクールなコンボを持っているね?
    具体的には
    《コンセントレイト:ブラックドッグ》+《アームズリンク》+《ミカヅチ》+《援護の風》+《ウインドブレス》
    のことだ。

    天木 倫司(PL:野太刀):コンボ:『Answer』!
    天木 倫司(PL:野太刀):通常なら「10DX7+9」でガード値マイナス5の攻撃です。
    GM:結論からいうと、支部長の支援があるので天木くんのメジャーアクションは15DX6+9だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):ニョキッ
    天木 倫司(PL:野太刀):頼りになるぜ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ガンバレッ
    淡谷 カイリ:クリティカル6!?
    晴野 雛菊:凄ェぜ
    薬師寺薫子(PL:GEL):頼りになるぜ…!
    天木 倫司(PL:野太刀):15DX6+9
    DoubleCross : (15DX6+9) → 10[1,2,2,2,3,3,4,4,5,6,7,8,8,10,10]+10[1,4,4,5,6,10]+1[1,1]+9 → 30

    ディアボロス:くくく、ガードだ。ダメージロールを許そう
    天木 倫司(PL:野太刀):ダメージロールは10の位プラス1で、そこにミカヅチの効果が乗る。
    GM:つまり……7D、ってコト!?
    晴野 雛菊:それにダメージの固定値も乗る……ワァ……
    薬師寺薫子(PL:GEL):ナ、ナンダッテー!?
    天木 倫司(PL:野太刀):アームブレードの攻撃力で+9だから、7D+9?
    GM:素晴らしい、その通りです
    天木 倫司(PL:野太刀):では
    天木 倫司(PL:野太刀):7D+9
    DoubleCross : (7D10+9) → 37[9,5,2,3,9,3,6]+9 → 46

    晴野 雛菊:おお、いいダメージだ
    ディアボロス:《デモンズウェブ》
    ディアボロス:効果:ダメージを3D点軽減する。1ラウンド1回。これはガード値でも装甲でもない。
    晴野 雛菊:ゲゲローッ
    ディアボロス:3D ダメージ軽減
    DoubleCross : (3D10) → 13[2,5,6] → 13

    薬師寺薫子(PL:GEL):余計なものもってきちゃってこの子はもー!
    天木 倫司(PL:野太刀):容赦がないぜ。
    ディアボロス:c(46-13)
    DoubleCross : c(46-13) → 33

    ディアボロス:33点が装甲で引かれて27点
    GM:ディアボロスのHPを27(→ 27)減少 (-21 → -48)
    ディアボロス:くははは、良い一撃じゃあないか……(ひん死)
    天木 倫司(PL:野太刀):エフェクトを使ったので侵蝕率を上げます。
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を14(→ 14)増加 (68 → 82)
    晴野 雛菊:モリっと上がるねえ
    薬師寺薫子(PL:GEL):大技だからね、致し方なしよ
    GM:OK、侵蝕率の上げ忘れもない、えらいぞ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):えらい!わたし良く忘れる!(
    淡谷 カイリ:80を超えた事でダイスボーナスがまた一つ増えますね
    晴野 雛菊:実際偉いぜ
    GM:では行動値0、ディアボロスの手番……じゃない!
    晴野 雛菊:私だ
    ディアボロス:な、なんだとぉ……!
    GM:晴野くんの手番です
    晴野 雛菊:てなわけでマイナーで一応硬直を解除、メジャー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):うちにはまだ強力な助っ人支部員がいるんだぜ…!
    晴野 雛菊:Daisy, Daisy,(電気羊の歌う唄):素撃ち:4(7)dx+10:攻撃力28/装甲無視
    晴野 雛菊:撃つぜ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):撃て―ッ!
    晴野 雛菊:エフェクト?そんなしゃらくさいもんはねえ!!!
    淡谷 カイリ:てーっ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):バフだけ渡す!
    晴野 雛菊:バフが乗って9dx9+10かなっと
    薬師寺薫子(PL:GEL):んだ
    ディアボロス:ウェイト
    晴野 雛菊:9dx9+10
    DoubleCross : (9DX9+10) → 10[1,3,3,4,4,5,6,8,10]+8[8]+10 → 28

    晴野 雛菊:あっ
    薬師寺薫子(PL:GEL):おっと
    ディアボロス:付与したバッドステータスは「硬直」「放心」
    晴野 雛菊:あっしまった放心があった
    ディアボロス:「放心」は判定ダイス-2個だ
    晴野 雛菊:7dx9+10だったぜ
    薬師寺薫子(PL:GEL):もっかい!
    晴野 雛菊:てなわけで振り直し!
    晴野 雛菊:7dx9+10
    DoubleCross : (7DX9+10) → 10[2,4,4,5,6,8,10]+6[6]+10 → 26

    晴野 雛菊:まあヨシ!
    ディアボロス:くくく、ガードだ
    晴野 雛菊:ではダメージ
    晴野 雛菊:3d10+28
    DoubleCross : (3D10+28) → 24[10,6,8]+28 → 52

    晴野 雛菊:装甲無視!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ヒエッ
    ディアボロス:ガード値は1、装甲5……は無視された
    GM:ディアボロスのHPを51(→ 51)減少 (-48 → -99)
    天木 倫司(PL:野太刀):コレは大砲。
    淡谷 カイリ:途轍もない一撃
    ディアボロス:装甲は5、HPは50点……戦闘不能だ
    晴野 雛菊:エフェクトも使ってないので侵蝕は上がらない!
    晴野 雛菊:足がスッとろくなるからね……
    晴野 雛菊:やったー!
    ディアボロス:《蘇生復活》《瞬間退場》
    ディアボロス:くはは、今日はこの辺にしておいてやろう!!
    晴野 雛菊:逃げたー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):逃げるなーっ!
    淡谷 カイリ:逃がすなー
    GM:というわけでディアボロスを撃破しました! 戦闘終了です
    GM:RPターンだ
    GM:支部長の支援ぱうわーのターンからですな
    晴野 雛菊:ぱうわーだ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ぱわー!
    天木 倫司(PL:野太刀):ぱぱぱぱぱうわー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「それじゃあ戦闘開始、と行こうか」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「といっても天木君は初の実戦だからね、余計なことは気にせず、最初は指示をきいてくれるだけでいいからね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「それじゃあ、存分に暴れて、こいっ!」
    晴野 雛菊:「雑~~~~」
    薬師寺薫子(PL:GEL):と思考を並列処理して3人分の指示を飛ばします
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うるへー、晴野くんにもちゃんと給料分働いてもらうから」
    薬師寺薫子(PL:GEL):ひとまずこんな感じ
    晴野 雛菊:「へいへい、そりゃ当然」
    薬師寺薫子(PL:GEL):RP以上
    GM
    ディアボロス:「先輩として力の使い方を教えよう。まずはリザレクトからだ」
    ディアボロス:”ディアボロス”は悪魔めいた黒々とした異形の怪腕を振るう──!
    晴野 雛菊:「うわ、先輩ぶってやがるコイツ」
    晴野 雛菊:さっと一足早く天木と春日の間に割り込む!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「させるわけ、ないでしょーが!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):同じく、自身を盾に淡谷ちゃんの前に立ちふさがる
    晴野 雛菊:(ビームシールド――展開、防げるか、いや……)
    淡谷 カイリ:「支部長!?」 目の前に支部長の背中が現れる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあま、任せんしゃい。大切な支部員なんだ、体張って守んなきゃ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「!? 晴野さん!?」 アレを耐える自信はない。歯を食いしばって、身をかがめる。
    ディアボロス:「……君たちにリザレクトの教育は必要ないな」
    薬師寺薫子(PL:GEL):(けど、これはちぃときついか。さすがディアボロス――噂通りというわけか)
    晴野 雛菊:「ま、こういうのも」ゴシャア!!!フッ飛ばされ、壁に叩きつけられる!
    ディアボロス:”ディアボロス”の怪腕は無秩序に見えて正確無比だ。リザレクトしづらいようにレネゲイドの繋がりを阻害する一撃を繰り出していた。
    晴野 雛菊:「……先輩の役目ってね、げほ……なんかやってやがんなコイツ」
    ディアボロス:「ほう? リザレクトできないように打ったのだがね。立ち上がるとは」
    晴野 雛菊:「新人に使うようなわざじゃねーだろ、容赦ねえなあ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「バカタレ。この程度で膝折るくらいで支部長できるかっての」
    淡谷 カイリ:「すいません・・・・私のせいで」 倒れる支部長に声をかける
    晴野 雛菊:ばちばち、一部から機械部品が露出している。(あ―めっちゃ痛い……)
    薬師寺薫子(PL:GEL):「いいからいいから、敵に集中して」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「っ痛ぅ。―—よし、敵の行動パターン計測。反撃にでるよ!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):RP以上
    晴野 雛菊:「天木君もケガ無いね、オッケーオッケー」
    天木 倫司(PL:野太刀):立ち上がってこちらに声をかける晴野を見て、拳を強く握る。
    淡谷 カイリ:「・・・・・・はいっ!」 支部長のその言葉に、敵を見据え、構えを取る
    天木 倫司(PL:野太刀):助けられた。それなら、自分の働きで返す。
    淡谷 カイリ:先ほどの攻撃の隙間を縫うように後退し、呼吸を整える
    淡谷 カイリ:「行け・・・・『ニンブス』!」
    淡谷 カイリ:その言葉とともに淡谷の身体から『光の環』がするりと抜け出す上空へ急上昇する
    淡谷 カイリ:カシャ・・・ カシャ・・・・ カシャ・・・・
    淡谷 カイリ:淡谷の眼は険しい視線で戦況を見つめたまま、指先は忙しなく『組十字』の操作を続ける
    淡谷 カイリ:「(まだ・・・・まだなのか・・・・?)」
    淡谷 カイリ:・・・・・光の力を齎す存在『光輪ニンブス』の本体は『組十字』の奥に囚われ続けている
    淡谷 カイリ:その力を引き出すためにはその都度、『組十字のパズル』を解く必要がある・・・・それはリアルタイムで構造を変化させる解無き『パズル』だ
    淡谷 カイリ:「あと・・・・ちょっと・・・・・」
    淡谷 カイリ:自分自身に唯一出来る事──ノイマンの能力《構造看破》をフルに使う。酷使された脳が過熱し、鼻腔からはつつと血が流れる。
    淡谷 カイリ:「出来っ・・・・た・・・・・!」     ────《構造看破》!!
    淡谷 カイリ:その瞬間、光の力が逆流し、溢れ出したエネルギーが『ニンブス』から放射された
    淡谷 カイリ:春日の周囲一帯を破壊の力を担う光帯が蹂躙する!
    ディアボロス:「何、早っ──!!」
    ディアボロス:ごう、と光に呑まれる
    晴野 雛菊:「うわっすご……」
    淡谷 カイリ:「光の豪雨・・・・この攻撃を受ければ流石の”ディアボロス”でも・・・・」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「よくやった淡谷ちゃん、満点だ」
    ディアボロス:「……だが、軽いな!!」しかし、倒れず。
    晴野 雛菊:「でもアイツしぶといんだよなあ!びっくりするぐらいに!」
    ディアボロス:スーツを血で染めながらも、光を振り払って前を見据えていた
    淡谷 カイリ:「えっ・・・・・?」 愕然とする。目の前の”悪魔”は健在・・・・・未だに倒れていない!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「大丈夫」と背中をポンと叩く
    晴野 雛菊:「凡百の奴らならあれで十分なんだけど……”ディアボロス”なんだよなあ!」
    淡谷 カイリ:「支部長?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「攻め手は一人じゃないから、――だろ、天木くん?」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・ッ!! 天木・・・くん・・・・・!」
    天木 倫司(PL:野太刀):「合わせます」
    天木 倫司(PL:野太刀):そう言って倫司は前に出る。
    天木 倫司(PL:野太刀):ここのところ、わからないことだらけだ。
    天木 倫司(PL:野太刀):どうして自分が死ななければならなかったのか。
    天木 倫司(PL:野太刀):どうして綾瀬さんが狙われなければならないのか。
    天木 倫司(PL:野太刀):どうして彼らは人の命を何とも思わないのか。
    天木 倫司(PL:野太刀):どうして、握りしめた拳から刃が生えているのか。
    天木 倫司(PL:野太刀):わからないことだらけだが、今すべきことはわかっている。目の前の男に近付いて、思いっきり殴る。
    天木 倫司(PL:野太刀):上手くやれる自信はないが、そんなことを考える必要はない。
    天木 倫司(PL:野太刀):そう思った瞬間、風が背中を押してくれていた。
    天木 倫司(PL:野太刀):(貫く)
    天木 倫司(PL:野太刀):爪のような刃が敵に届く。その瞬間、雷光が迸った。
    ディアボロス:「ガハアッ」防御の上から殴り抜けられる
    ディアボロス:「それが、君の答えというワケか……!」血だまりは大きく──しかし、倒れず。
    ディアボロス:”不死身の悪魔”に偽りなし。
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕の答えはここまでです。とりあえずは」
    天木 倫司(PL:野太刀):「あとは、お願いします」
    晴野 雛菊:「はいよ、任された」吹き飛んだ後、その一軒家の屋根に上っている男が一人。
    晴野 雛菊:「起動コード:There_is_a_flower/Within_my_heart心の中に咲く花
    晴野 雛菊:バシュン。雛菊の背が展開、だらしなく着崩されたシャツの隙間を通って腰から――
    晴野 雛菊:――人の丈ほどもある、巨大な砲身が飛び出してくる。
    晴野 雛菊:「こいつを見りゃ嫌でも思い出すだろ、」
    晴野 雛菊:そしてそれを春日に向ける。
    晴野 雛菊:「エネルギー収束・充填60%、収束率を通常の200%以上に――」
    晴野 雛菊:細く、細く。砲身の穴よりも細く。
    晴野 雛菊:収束された光が――
    晴野 雛菊:「発射ファイア
    晴野 雛菊:――ズ びゅうっ!!!
    晴野 雛菊:春日の身体を貫く!
    ディアボロス:「ぐっ、この攻撃は……!」怪腕が千切れ飛ぶ
    ディアボロス:「思い出したぞ、”エレクトリカ・シープ”……!」
    晴野 雛菊:「は、記憶力が悪いんだよ。俺の自信作に何度やられる気だ?」
    ディアボロス:「くっ、こんなバカげた砲撃をできる男が来ていたとはな……」
    晴野 雛菊:「今のところは俺だけだが、何時かはみんなが出来るようになるさ」
    ディアボロス:無くなった腕を抑えながら
    ディアボロス:「……認めよう。私の計算が甘かった」
    ディアボロス:「だが、次はこうはいかない」
    晴野 雛菊:(んー、エネルギーを食い過ぎたな……次弾は間に合いそうにない)
    ディアボロス:だん、と千切れた腕を叩き付け、血霧にする!
    ディアボロス:霧にあなたたちが視界を奪われている間に、ディアボロスの気配は遠くに消え去った
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……追撃、無理そうかねぇ?」と逃げる方向を見ながら
    晴野 雛菊:「……まあ、経験上無理っすね。停止:Of_a_bicycle_made_for_two.二人乗りの自転車に乗った君
    晴野 雛菊:ばしゅん。砲身が格納される。
    天木 倫司(PL:野太刀):倫司くんは倒れこそしないものの、攻撃を放ったことによる疲労ですぐには動けない。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「全く、不死身の名は伊達じゃないなぁ」はぁ……と溜息を吐いてその場に転がろう
    薬師寺薫子(PL:GEL):「つかれた~~~~~」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・。 駄目です。レネゲイドを含んだ血が障害になって周囲の状況がわかりません」
    晴野 雛菊:「まあ、ひとまず撃退は出来たって事で」
    晴野 雛菊:「おつかれさーん」
    天木 倫司(PL:野太刀):「おつかれ、さまです……。たすかり、ました……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「うーい、お疲れお疲れ、3人ともナイスプレイ」たははと笑う
    淡谷 カイリ:「お疲れ様です」 上空に待機していた『光輪』が再び淡谷の体内に入り込む
    薬師寺薫子(PL:GEL):「天木くんも、初戦闘でよく頑張った。えらいえらい」と頭撫でてやろー
    晴野 雛菊:「おつかれー」ずどん。降りてくる。
    天木 倫司(PL:野太刀):逃げることもできないのでされるがままになる。
    晴野 雛菊:「初戦闘だからか、だいぶ疲れてますね。一旦支部に持ち帰って検査した方がいいんじゃないです?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だね。総員撤退!今日は支部に泊まってけー」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「晴野くんも、淡谷ちゃんもだよ。とくに晴野くんはいいの喰らってたでしょ。メンテしなよ」
    晴野 雛菊:「あらー、助かりますわ。ついでに改良とかしちゃおっと」
    天木 倫司(PL:野太刀):「りょ、了解です。ちょっと落ち着いたら、親に連絡を取ります……」
    淡谷 カイリ:「肩、貸そうか?」 ぶっきらぼうな言葉遣いで天木くんに声をかける
    天木 倫司(PL:野太刀):「大丈夫、かな……。体がびっくりしてるだけみたいだから、もうちょっとで動けるようにはなりそう」
    天木 倫司(PL:野太刀):「あ、やっぱダメかも。申し訳ないですが、お願いします」
    淡谷 カイリ:「そう・・・・」 仕方ないという風な僅かな苦笑を浮かべて、彼の支えとなる
    淡谷 カイリ:「UGNに関われば、こんな事が何度も続く事になる」
    淡谷 カイリ:「それでも?」 それでも、この道を進むのかと言外に問いかける
    天木 倫司(PL:野太刀):「とりあえず、矢神くんの件が終わるまではね。終わらないと戻るに戻れないし」
    天木 倫司(PL:野太刀):「あとのことは、今はちょっと難しいな。その時は相談に乗ってください、先輩」
    淡谷 カイリ:「ふっ」
    淡谷 カイリ:「わかったよ、”後輩”」 そう言いながら、軽く彼の頬をつねった
    天木 倫司(PL:野太刀):「あいてっ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「なにするんですかー」
    淡谷 カイリ:「ははっ!まだまだ気が抜くのが早いぞ、後輩!」
    淡谷 カイリ:そう言いながら、帰路へとつく
    GM:──シーンカット。ロイス取得と購入判定が可能です。応急手当キットも使用する場合は宣言しよう
    薬師寺薫子(PL:GEL):では応急手当キットを買います。せっかくだ
    淡谷 カイリ:ロイスは天木くんへの感情を 〇信頼/不安 に
    淡谷 カイリ:応急手当キットは2個予備があるのでHP減っている方はどうぞー
    薬師寺薫子(PL:GEL):侵蝕率が80になったので、さらにダイスボーナスが増えます、3個!
    薬師寺薫子(PL:GEL):3dx 応急手当キット
    DoubleCross : (3DX10) → 6[1,2,6] → 6

    晴野 雛菊:ロイスは保留!とりあえずこっちも応急を買おう
    晴野 雛菊:2dx+1
    DoubleCross : (2DX10+1) → 9[6,9]+1 → 10

    晴野 雛菊:買い!
    薬師寺薫子(PL:GEL):足りない、が、財産点を2点使います!
    晴野 雛菊:ヌッ金の力
    薬師寺薫子(PL:GEL):金!金!金!
    薬師寺薫子(PL:GEL):6+2で、8、応急手当キット入手!
    天木 倫司(PL:野太刀):せっかくだから私も応急手当キットを買うぜ。
    晴野 雛菊:ワーワー!
    天木 倫司(PL:野太刀):80%越えてるからダイスが二個増える?
    晴野 雛菊:増えるんだぜ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):その通りでございます
    天木 倫司(PL:野太刀):それでは
    天木 倫司(PL:野太刀):3dx
    DoubleCross : (3DX10) → 10[5,8,10]+4[4] → 14

    薬師寺薫子(PL:GEL):ゲット!
    天木 倫司(PL:野太刀):庇ってくれた晴野さんに使える?
    晴野 雛菊:使えるよ!
    晴野 雛菊:有り難くもらおう
    淡谷 カイリ:こちらは折角なのでUGNボデマチャレンジを
    淡谷 カイリ:(1+1)dx+1>=12 【調達】
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 6[5,6]+1 → 7 → 失敗

    薬師寺薫子(PL:GEL):残念!
    淡谷 カイリ:今、この場には応急手当キットが5個ありますね
    薬師寺薫子(PL:GEL):使い放題だ
    GM:連打してもいいよ
    晴野 雛菊:有り難い事です
    薬師寺薫子(PL:GEL):自分に1個使おう。HPが貧しいゆえ
    薬師寺薫子(PL:GEL):2d10 応急手当キット
    DoubleCross : (2D10) → 4[2,2] → 4

    天木 倫司(PL:野太刀):あ、一応ちゃんと宣言を。倫司くんのは晴野さんにあげます。
    晴野 雛菊:ウワッ少ない
    晴野 雛菊:もらうー!
    晴野 雛菊:ではこちらも使おう
    薬師寺薫子(PL:GEL):4点回復!
    晴野 雛菊:10+2d10
    DoubleCross : (10+2D10) → 10+18[9,9] → 28

    薬師寺薫子(PL:GEL):11→15
    晴野 雛菊:ウワッ一発で全快した
    薬師寺薫子(PL:GEL):ダイス交換しよー???
    晴野 雛菊:やだー!これは天木君からもらったものなんだーい!
    薬師寺薫子(PL:GEL):けちー
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のHPを16(→ 16)増加 (10 → 26)
    晴野 雛菊:まあまあ俺の買った分あげますから(そっ)
    天木 倫司(PL:野太刀):やさしい
    淡谷 カイリ:それでも回復しなかったらまだ2個ありますので
    天木 倫司(PL:野太刀):てあつい
    GM:支部長がまだ全快じゃない、かな……?
    晴野 雛菊:だぜ、回復していけ―
    薬師寺薫子(PL:GEL):じゃあ1個もらおう
    薬師寺薫子(PL:GEL):さすがに前回みたいに腐らない、はず
    薬師寺薫子(PL:GEL):2d10
    DoubleCross : (2D10) → 14[5,9] → 14

    薬師寺薫子(PL:GEL):15→27で、全回復、ありがとーございます!
    晴野 雛菊:ヨシ!
    天木 倫司(PL:野太刀):やったぜ
    淡谷 カイリ:おお!
    GM:ロイスをとろう。幕間は実は終了してなかった!
    天木 倫司(PL:野太刀):よし、それなら頼りになる先輩、淡谷カイリにロイスを取るぞ!
    天木 倫司(PL:野太刀):頼りになる先輩なので、Pはもちろん「信頼」だ。こっちにチェックを入れる。
    天木 倫司(PL:野太刀):N感情は不安。お世話になってばかりじゃいけない。自分も頑張らないと、という気持ちも込めている。
    天木 倫司(PL:野太刀):淡谷カイリ/『先輩』/信頼〇/不安
    GM:OK、キャラシのロイス欄、キャラコマのロイス欄、あとはキャラコマのロイス数を増やそう
    天木 倫司(PL:野太刀):できたぜ。
    GM:OK、ロイスは以上で終わりかな?
    天木 倫司(PL:野太刀):一度に複数取ってもいいんだっけ……?
    GM:とれます
    天木 倫司(PL:野太刀):とります
    天木 倫司(PL:野太刀):最後の一枠は何となく空けておきたいから、もう一個取ります。
    天木 倫司(PL:野太刀):先の戦闘で庇ってもらって、ごついビーム砲で敵にかっこよくトドメを刺した晴野雛菊に取るぜ。
    天木 倫司(PL:野太刀):Pは尊敬で。Nはいい言葉が見つからないけど、羨望とでもしておこうかな。
    天木 倫司(PL:野太刀):人間の域を外れることはわかっていても、肉体の機械化への危険な憧れを抱いてしまう、みたいな。
    GM:OK、先と同じように諸々を調整しておこう
    GM:できたら幕間は今度こそ終了だ
    天木 倫司(PL:野太刀):晴野雛菊/メカな先輩/〇尊敬/羨望、で編集完了だ。
    GM:OK、これで幕間は終了だ
    GM
    GM

    シーン10:偽りの記憶


    GM:シーン10:偽りの記憶
    シーンプレイヤー:PC1
    PC1のみです。登場侵蝕をお願いします

    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を1d10(→ 1)増加 (82 → 83)
    天木 倫司(PL:野太刀):登場した。
    GM:事故のことを綾瀬ちゃんに聞かれます。真実を──オーヴァードのことを──話した場合、綾瀬が天木くんに持つロイスはタイタスとなります。
    タイタスをロイスに戻す手段は用意されていないので、真実を話すかどうかはよく考えた上で決めてください。

    GM
    GM:”ディアボロス”との戦闘から数日後。綾瀬から「話があるんだけど……放課後、付き合ってくれないかな」と、天木は学校近くのコーヒー店に呼び出されていた。
    GM:綾瀬の呼びかけがクラスの面々に目撃されて、ひと悶着あったことは割愛する。
    綾瀬真花:「ごめんね、急に呼び止めたりして」
    綾瀬真花:「最近の天木くん、淡谷さんと一緒にすぐ帰っちゃうからさ。話す機会がつかめなくて」
    綾瀬真花:桃フラペチーノのソフトクリームをストローでつつきながら、綾瀬は言葉をつづける。
    綾瀬真花:「本題に入る前にだけど……天木くん、淡谷さんと付き合ってるの?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「え、いや、そんなことないよ? 隣の席ってこともあって仲良くなって、この辺を案内してただけだって」
    綾瀬真花:「え~、ホントかな~?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「ホントだって! 淡谷さんが、転校早々に彼氏を作るような軽い性格じゃないのは知ってるでしょ?」
    綾瀬真花:「天木くんが誑かしたんじゃないの~?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「そ、そんなに器用なことできないって……」
    綾瀬真花:「……あはは、冗談だよ。天木くんがそういう人じゃないのは知ってるって」
    綾瀬真花:「ただ、『転校性を独占している』ってもっぱらウワサになってるから、気を付けてね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「淡谷さんも、みんなと一緒に遊びたいんだよ。でもちょっと不器用だから、心の準備がいるんだって」
    天木 倫司(PL:野太刀):淡谷さんにもちょっとは普通の高校生をやってほしいという想いも込めつつ、対応を丸投げします。
    綾瀬真花:「そっか。落ち着いたら今度遊びに誘おうかな」
    天木 倫司(PL:野太刀):「綾瀬さんのことは信頼してるみたいだから、きっと喜ぶと思うよ」
    綾瀬真花:「学級委員長ですから」えへん、と胸をはる
    綾瀬真花:「……本題に戻るけどさ」
    綾瀬真花:「あの事故の日のこと」
    GM:綾瀬が言うのは、バス爆発事故のことだ
    綾瀬真花:「ほんとはなにがあったの? 全然おぼえてないけど、わたしと天木くんだけが生き残った……って、おかしくない?」
    綾瀬真花:「66人だよ!? それだけ人が死んでてさぁ、わたしたちだけ生き残ってるっておかしいよ!!」
    綾瀬真花:声を荒げたことに気付いて綾瀬がしゅんとする。
    綾瀬真花:「ごめん……ねえ、天木くん」
    綾瀬真花:「わたし、あれから変な夢を見るんだ」
    綾瀬真花:「炎をかき分けて、怪物がバスから出ていくんだ」
    綾瀬真花:「怪物の腕にはわたしが抱かれてるの」
    綾瀬真花:「……ねえ、天木くん」
    綾瀬真花:「あの事故のとき、何か見なかった? ほんとは何か知ってたりするんじゃないの?」
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司は
    天木 倫司(PL:野太刀):「ごめん、綾瀬さん。僕も何も覚えてないんだ」
    天木 倫司(PL:野太刀):彼女の生活を守りたいと願った。
    天木 倫司(PL:野太刀):だから嘘を吐いてでも、真相を隠すことに決めた。
    天木 倫司(PL:野太刀):いずれ彼女は完全に思い出すのかもしれない。
    天木 倫司(PL:野太刀):それでも、せめてその時までは、
    天木 倫司(PL:野太刀):今の彼女を守ると誓った。
    綾瀬真花:「……そっか」
    綾瀬真花:「……ごめんね、変なこと聞いて。お詫びに奢るよ」
    GM:天木は、「嘘」をついた。
    GM:綾瀬がそれに気付いたかどうかは、天木には分からなかっただろう
    GM:──気付けば、店内の喧騒が止まっている。隣の席の女子が倒したグラスが宙で止まり、飲み物は空中で広がって床に零れることはない。
    GM:肌を刺すような感覚。
    GM:《ワーディング》だ。
    天木 倫司(PL:野太刀):「……このタイミングで」
    矢神秀人:「やれやれ、天木クンはウソツキだね」
    GM:いつからいたのか。綾瀬の隣に矢神秀人が座っていた
    天木 倫司(PL:野太刀):「やっぱり君か。矢神くん」
    矢神秀人:「真花は……動けないか」
    矢神秀人:ワーディングの影響を受けて静止した綾瀬を見て残念そうに頭を振る
    矢神秀人:「……あの事故は、真花が目覚めるためのものだったんだ。なのに、キミが目覚めてしまった。計算外だよ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕が助けられず、目覚めもしなかったら綾瀬さんは死んでいた。それでも良かったと?」
    天木 倫司(PL:野太刀):不思議なほどに、自分の声は落ち着いていた。
    矢神秀人:「まさか。死んでいたのが天木クンだっただけだろう」
    矢神秀人:「真花は僕と同じで、選ばれた側だ」
    矢神秀人:「事故で死ぬなんてことは、ありえないさ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕が目覚めるという計算外を見て、綾瀬さんが目覚めないという計算外を考えないのかな」
    矢神秀人:「そうだね……帳尻はどこかで合わせなきゃいけないね」
    矢神秀人:「キミを殺せば、真花が目覚める枠が空くな」
    天木 倫司(PL:野太刀):「そうか。もう、まともに答えを出すこともできないのか」
    天木 倫司(PL:野太刀):それほど仲が良いわけではなかった。
    天木 倫司(PL:野太刀):それでもクラスメイトであった彼が、物言うだけの化け物になってしまったことにはショックを受けた。
    矢神秀人:「ははっ、怖い目をしているね」
    矢神秀人:「急くなよ。舞台は用意してやるさ」
    矢神秀人:《瞬間退場》《瞬間退場Ⅱ》
    GM:矢神は綾瀬を連れ去って消えた
    GM:《瞬間退場Ⅱ》は任意のキャラクターと一緒にシーンから退場できる
    GM:端的に言うと、「エネミーの誘拐は絶対に防げない」だ
    天木 倫司(PL:野太刀):「綾瀬さん……」
    天木 倫司(PL:野太刀):動揺はない。守ると誓ったばかりだ。
    天木 倫司(PL:野太刀):拳を握り締めて、呟く。
    天木 倫司(PL:野太刀):「必ず、助ける」
    GM:──シーンカット。ロイス取得のみ可能です
    GM:ロイス取得が無い場合はパスを宣言してほしい
    天木 倫司(PL:野太刀):さっき取ったのでパスで。
    ディアボロス:くくく……ミドル戦闘で深手をおったからな
    ディアボロス:2D10 応急手当キット
    DoubleCross : (2D10) → 13[6,7] → 13

    ディアボロス:蘇生復活は1点で復活。よってHPは14点だ
    GM:では幕間は終了です
    GM
    GM

    クライマックス:裏切り者ダブルクロス


    GM:クライマックス:裏切り者ダブルクロス
    GM:全員登場。登場侵蝕をお願いします
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を1D10(→ 8)増加 (71 → 79)
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を1d10(→ 3)増加 (83 → 86)
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を1d10(→ 6)増加 (83 → 89)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (75 → 82)
    GM
    GM:強大かつ巨大なワーディングが街に広がる
    GM:中心は……天木たちの通う学校だ
    GM:まるで、あなたたちを招いているかのようだった
    晴野 雛菊:「こうまであからさまにされると、ねえ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まったく、人様の街を何だと思ってるのやら」
    淡谷 カイリ:「それでも、行かないわけにはいきません」
    天木 倫司(PL:野太刀):「…………」
    晴野 雛菊:「やれやれ、まぁここでカタを付けられるってのは有り難い」
    晴野 雛菊:「今日び残業なんて流行んないからね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうそ、ちゃんと定時に、皆で上がろうよ。私残業代なんて絶対払わないから」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そういうわけで、皆準備できてる?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は、いつでも行けます」
    淡谷 カイリ:「(今度こそ、絶対に皆を守ってみせる・・・・)」
    淡谷 カイリ:「・・・・いつでも」
    晴野 雛菊:「当然、何時でも行けるに決まってますよ」キュイン。機械音。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「よっしゃ、皆準備万端だ。それじゃあ……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「早くこんなバカげた事件解決して、皆で日常に戻るよ」
    GM
    GM:あなたたちは校庭で静止している運動部の生徒たちを横目に
    GM:校内へ入り、廊下にまだ残っている生徒たちを尻目に
    矢神秀人:「待っていたよ、天木クン」
    GM:屋上へ、たどりついた
    矢神秀人:「真花に僕たちのことを分かってもらうには……戦うのが一番だと思ってね」
    矢神秀人:「もったいぶらずに見せてやりなよ、天木クン。君の本当の姿を」
    矢神秀人:「真花は、UGNに記憶を操作されて、キミの本当の覚えていないって言うからさ」
    矢神秀人:「真花。天木クンは真花のことを騙している」
    矢神秀人:「もう人間じゃないのに人間のフリをしているんだ」
    矢神秀人:「同じ力を持つ僕たちをジャームだなんて呼ぶくせに、自分たちは違うつもりでいる」
    矢神秀人:「FHではそういう連中のことをこう呼ぶんだ──裏切り者ダブルクロスってね」
    晴野 雛菊:(……成程ね、直接見せて行こうってハラか)
    淡谷 カイリ:「挑発に乗ってはいけない。天木くん」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「…悪趣味ね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は、大丈夫です」
    天木 倫司(PL:野太刀):「やることは決まってますから」
    綾瀬真花:「どういうことなの!? わたし、ヒデくんが何言ってるのか、全然分かんないよ!」
    天木 倫司(PL:野太刀):(綾瀬さん……)
    綾瀬真花:「天木くん、どういうことなの! 何か知ってるなら──教えてよ!!」
    天木 倫司(PL:野太刀):どうすれば『それ』ができるかは、なんとなくわかった。
    天木 倫司(PL:野太刀):《ワーディング》
    天木 倫司(PL:野太刀):「これは、悪い夢だ」
    綾瀬真花:「つっ、天木く、ん……」がくり、と綾瀬がうなだれて意識を失う
    矢神秀人:「……そうかい。それが天木クンの答えなんだね」
    矢神秀人:「僕と真花の間を邪魔するつもりなら、礎になってもらうしかないね」
    GM
    GM:クライマックス戦闘を開始します
    GM:エンゲージはこちら
    ▼エンゲージ
    (シューラ・ヴァラ[18]、ディアボロス[14])
       5m
    (薬師寺薫子[14]、淡谷カイリ[10]、晴野雛菊[10]、天木倫司[6])
       5m
    (学校の生徒たち[0])
    []内は行動値。敬称略

    GM:戦闘終了条件は「エネミーの撃破」です
    晴野 雛菊:げきはー
    GM:「学校の生徒たち」はNPCです。非オーヴァードなので行動しません。HPが132点ありますが、1点減るごとに生徒が1人死ぬといった感じです
    晴野 雛菊:多すぎィ!
    GM:再告知です。戦闘終了条件は「エネミーの撃破」です。「学校の生徒たち」の生死は不問です
    淡谷 カイリ:い、1点も減らせない・・・・
    薬師寺薫子(PL:GEL):「大丈夫、後ろの子達は気にせず、君たちは前だけに集中して」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「絶対、守るから」と声に凄みを聞かせて
    GM:ではセットアップ……の前に
    シューラ・ヴァラ:Eロイス《予告された終焉》《傲慢な理想》《傲慢な理想》を使用。
    シューラ・ヴァラ:対象はPC全員と「学校の人たち」。エンディングフェイズに対象は死亡する。
    シューラ・ヴァラ:このEロイスの効果は、使用者を倒すことで無効化できる
    晴野 雛菊:成程ね……
    GM:セットアップ
    シューラ・ヴァラ:Eロイス《破滅の足音》を使用。
    シューラ・ヴァラ:1D10+1ラウンド後のクリンナッププロセスにPC全員は戦闘不能になる。
    シューラ・ヴァラ:1D10+1
    DoubleCross : (1D10+1) → 8[8]+1 → 9

    晴野 雛菊:随分おっせえ足音くんですね
    シューラ・ヴァラ:9ラウンド後にキミたちは戦闘不能になる
    GM:・Eロイス
    上級やリンゲージマインドに色々と書いてあるが重要なのは2つ。
    「つかってくる相手はジャームである」
    「バックトラックにEロイスの個数分ダイスを振り足して侵蝕率を下げられる」
    だ。効果はエネミー専用だけあって殺意の塊と言っても過言ではないだろう。

    GM:タイタス昇華の際にふれた「4個以上昇華するようなシナリオはなんらかの”恩赦”がある」の恩赦がこれですね
    天木 倫司(PL:野太刀):なるほどな!
    GM:逆説的にいえば……4個以上昇華する可能性があるということです
    晴野 雛菊:こわ~
    薬師寺薫子(PL:GEL):な、なんだってー!
    天木 倫司(PL:野太刀):なんておそろしい。
    GM:まずは衝動判定を振って頂こう
    GM:本当は戦闘開始時に振るけど忘れてた
    GM:目標値9で<意志>で判定してください
    晴野 雛菊:うおおー意思は《精神》の一部なので「精神」ダイス+「意思」固定値だ
    GM:判定に失敗すると「暴走」のバッドステータスを受けます
    淡谷 カイリ:(4+2)dx+0>=9 【意志】
    DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[1,1,4,6,8,10]+9[9] → 19 → 成功

    晴野 雛菊:4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 9[3,4,6,9] → 9

    晴野 雛菊:よし、成功!
    薬師寺薫子(PL:GEL):思い出の一品を使い、意志の達成値に+1しますね
    天木 倫司(PL:野太刀):4DX
    DoubleCross : (4DX10) → 10[3,4,8,10]+4[4] → 14

    天木 倫司(PL:野太刀):成功!
    晴野 雛菊:えらいぜ
    GM:OK、あとは淡谷ちゃんだな
    薬師寺薫子(PL:GEL):6dx+2
    DoubleCross : (6DX10+2) → 10[2,6,7,8,9,10]+7[7]+2 → 19

    晴野 雛菊:渋谷ちゃんはやってるぜ
    薬師寺薫子(PL:GEL):成功
    晴野 雛菊:ヨシ!
    GM:やってた! 色が違うから見落としていたぜ
    GM:では衝動判定を振った後は侵蝕率を+2D10してください
    淡谷 カイリ:ととと、実はやってました
    晴野 雛菊:うおー
    晴野 雛菊:79+2d10
    DoubleCross : (79+2D10) → 79+5[4,1] → 84

    薬師寺薫子(PL:GEL):いくぜー!
    晴野 雛菊:よし、安くて助かる
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を5(→ 5)増加 (79 → 84)
    薬師寺薫子(PL:GEL):衝動に飲み込まれるなー!
    天木 倫司(PL:野太刀):行くぜ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):2d10 衝動判定
    DoubleCross : (2D10) → 8[5,3] → 8

    天木 倫司(PL:野太刀):2D10
    DoubleCross : (2D10) → 15[10,5] → 15

    天木 倫司(PL:野太刀):やっべ。
    晴野 雛菊:でっか
    晴野 雛菊:まあそう言う事もある……
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を15(→ 15)増加 (89 → 104)
    淡谷 カイリ:82+2d10
    DoubleCross : (82+2D10) → 82+9[6,3] → 91

    薬師寺薫子(PL:GEL):が、がんばれー…!
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を9(→ 9)増加 (82 → 91)
    GM:100超えたのは……天木くんだけかな
    晴野 雛菊:だね
    薬師寺薫子(PL:GEL):ですだね
    淡谷 カイリ:ですね
    GM:天木くんはダイス+3にくわえて、エフェクトLVが+1されるぞ
    天木 倫司(PL:野太刀):ハイリスクハイリターン!
    GM:振るときになったらまた個数を数え直そう
    薬師寺薫子(PL:GEL):つよーい!
    GM:それではセットアップ処理に戻ろう。エネミーはEロイスで終了だ。PCたちはどうかな
    淡谷 カイリ:セットアップはとくになし!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ないよ!
    晴野 雛菊:当然ありまあす
    天木 倫司(PL:野太刀):無いです!
    晴野 雛菊:There_is_a_flower(心の中に咲く花):ビヨンドザナイト起動:行動値-10:攻撃力28化
    晴野 雛菊:ホイ!
    晴野 雛菊:行動値が0になります
    GM:OK、続いてイニシアチブに移ろう。エフェクトやアイテム使用を宣言しよう
    天木 倫司(PL:野太刀):オートアクションでアームブレードを装備する。
    淡谷 カイリ:イニシアチブ使えるものはとくにありません
    晴野 雛菊:ない!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ではクリスタルシールドを装備します
    薬師寺薫子(PL:GEL):がしゃん!
    GM:OK、エネミー側は「今は」ないようだ
    GM:では行動値18、”シューラ・ヴァラ”の手番となる
    シューラ・ヴァラ:マイナー、《ハンドレッドガンズ》
    シューラ・ヴァラ:効果:武器作成
    シューラ・ヴァラ:メジャー▼シャープジャベリン:《カスタマイズ》+《レインフォース》+《コンセントレイト:モルフェウス》+《創造の御手》
    シューラ・ヴァラ:これに《ギガノトランス》を合わせる。シーン(選択)攻撃になる。対象はPC全員と……「学校の生徒たち」だ
    シューラ・ヴァラ:16DX7+4 射撃
    DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,2,2,3,3,5,5,6,6,6,7,8,8,10,10,10]+10[1,1,3,8,8,9]+10[4,8,9]+10[3,8]+4[4]+4 → 48

    シューラ・ヴァラ:それではリアクションをどうぞ
    晴野 雛菊:ウワーッ
    晴野 雛菊:支部長助けてー!!!
    薬師寺薫子(PL:GEL):どぉれ
    淡谷 カイリ:早速狙ってきた!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ではオートアクション
    薬師寺薫子(PL:GEL):《守護者の巨壁》を使用します
    薬師寺薫子(PL:GEL):シーン(選択)の範囲を自身の身に変更
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を6(→ 6)増加 (94 → 100)
    シューラ・ヴァラ:くっ、単体になってしまった
    薬師寺薫子(PL:GEL):そう簡単に突破できると思うなよー!
    シューラ・ヴァラ:5D+19 ダメージ・装甲ガード有効
    DoubleCross : (5D10+19) → 26[10,1,4,3,8]+19 → 45

    薬師寺薫子(PL:GEL):装甲値で8点、ガード値で12点を軽減
    薬師寺薫子(PL:GEL):20点抑えて24点ダメージ………3点残った!!!!
    シューラ・ヴァラ:なん、だと……!?
    晴野 雛菊:凄ェ!!!
    薬師寺薫子(PL:GEL):天木君が服買ってくれたおかげだ、ありがとー!
    シューラ・ヴァラ:くっ、通常手番終わりだ
    天木 倫司(PL:野太刀):力になれて嬉しいです!
    GM:では行動値14、ディアボロス……ではなく支部長──
    シューラ・ヴァラ:《加速する刻》
    晴野 雛菊:なにィ
    シューラ・ヴァラ:効果:追加手番。行動済みでも使える
    晴野 雛菊:いつもの
    薬師寺薫子(PL:GEL):だにぃ!?
    シューラ・ヴァラ:メジャー▼シャープジャベリン:《カスタマイズ》+《レインフォース》+《コンセントレイト:モルフェウス》+《創造の御手》
    シューラ・ヴァラ:これに《スプリットアタック》を合わせる。3体まで対象を選択できる。
    シューラ・ヴァラ:対象は天木クン、淡谷サン、「学校の生徒たち」だ
    晴野 雛菊:ゲゲ―ッ
    薬師寺薫子(PL:GEL):おのれー!
    淡谷 カイリ:こ、こいつ・・・・!
    シューラ・ヴァラ:16DX7+4 射撃
    DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,4,4,5,5,7,7,8,9,10,10,10]+10[1,5,5,5,5,6,8]+10[9]+5[5]+4 → 39

    晴野 雛菊:とりあえず
    天木 倫司(PL:野太刀):ようしゃがない。
    薬師寺薫子(PL:GEL):だーが、守るぜ!
    晴野 雛菊:《マグネットフォース》。天木君をカバーします
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を2(→ 2)増加 (84 → 86)
    薬師寺薫子(PL:GEL):《崩れずの群れ》+《命のカーテン》
    晴野 雛菊:今天木君は100%超えてるから、ここでダメージを食らうとロイスを切らないとならなくなっちゃうのでね
    薬師寺薫子(PL:GEL):カバーリング範囲を10m延長
    薬師寺薫子(PL:GEL):対象はもちろん生徒たちだ!
    淡谷 カイリ:こっちは侵食率にまだ余裕があります(リザレクト圏内)
    天木 倫司(PL:野太刀):とりあえずドッジを宣言かな。
    晴野 雛菊:よけろー
    薬師寺薫子(PL:GEL):一応、ガード宣言
    淡谷 カイリ:ドッジを宣言
    薬師寺薫子(PL:GEL):よけるのだー!まわれー!
    淡谷 カイリ:(1+2)dx+1>=39 【回避】
    DoubleCross : (3DX10+1>=39) → 9[3,4,9]+1 → 10 → 失敗

    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を6(→ 6)増加 (100 → 106)
    シューラ・ヴァラ:4D10+19 ダメージ
    DoubleCross : (4D10+19) → 27[4,9,5,9]+19 → 46

    シューラ・ヴァラ:装甲ガード有効だ
    淡谷 カイリ:当然死亡! 《リザレクト》します
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリのHPを1D10(→ 2)に変更 (26 → 2)
    薬師寺薫子(PL:GEL):HP3点耐えきれない!HP0へ!
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を2(→ 2)増加 (91 → 93)
    薬師寺薫子(PL:GEL):ロイスN市をタイタス化して速消費、復活!
    天木 倫司(PL:野太刀):肉体が4で、侵蝕でダイスが3つ増える。回避は1。
    天木 倫司(PL:野太刀):7DX+1
    DoubleCross : (7DX10+1) → 9[1,1,2,3,5,6,9]+1 → 10

    晴野 雛菊:悲しいね
    晴野 雛菊:ではカバーしてこちらがもらう!当然吹っ飛びます
    薬師寺薫子(PL:GEL):そういうものだ
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のHPを1d10(→ 9)に変更 (26 → 9)
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を9(→ 9)増加 (86 → 95)
    シューラ・ヴァラ:《加速する刻》の手番終わり
    GM:では今度こそ行動値14、支部長!
    薬師寺薫子(PL:GEL):やったぜ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):《アドヴァイス》Lv5+《戦場の魔術師》Lv2
    薬師寺薫子(PL:GEL):味方全員にダイス5個とC値-1をプレゼント
    晴野 雛菊:遥かにいいです
    晴野 雛菊:後マイナー使って生徒たちにエンゲージしといたほうが良くないです?
    淡谷 カイリ:流石は支部長!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ん-そうねぇ
    GM:(ちっ、気付いたか)
    天木 倫司(PL:野太刀):そうか、支部長も100を越えたからプレゼントのダイスも増えるのか……。
    晴野 雛菊:なのです
    薬師寺薫子(PL:GEL):ですだよ
    晴野 雛菊:エフェクトのLvが上がるという事は……効果も上がるという事!
    薬師寺薫子(PL:GEL):マイナーで生徒側のエンゲージに入ってよかとですか?
    GM:OKです
    薬師寺薫子(PL:GEL):あざます!ではちょいと後ろに下がります
    GM:OK、支部長の手番は終わりかな?
    薬師寺薫子(PL:GEL):ですね、春日に手番パス!
    GM:では続く行動値14、ディアボロス!
    ディアボロス:マイナー、《破壊の爪》
    ディアボロス:効果:素手データ変更
    ディアボロス:メジャー▼悪魔の一撃:《鮮血の一撃》+《血の宴》+《オールレンジ》+《伸縮腕》+《ブレインハック》+《獣の力》+《コンセントレイト:キュマイラ》+《不死者の血》
    ディアボロス:効果:「射程:視界、対象:範囲(選択)」の白兵攻撃。攻撃が命中した場合、対象は「憎悪:学校の生徒たち」のバッドステータスを受ける。
    晴野 雛菊:うへー
    薬師寺薫子(PL:GEL):ほーむ
    GM:対象はPC3人のエンゲージ、天木倫司、淡谷カイリ、晴野雛菊だ
    天木 倫司(PL:野太刀):なんかひどいバステついてるんだけど。
    晴野 雛菊:再びカバーリング!《マグネットフォース》で天木君を!
    薬師寺薫子(PL:GEL):せっかくだ、あれ使います
    晴野 雛菊:おっ
    ディアボロス:「憎悪:○○」は強制的に攻撃が指定の対象になるぞ
    淡谷 カイリ:こ、怖い・・・・!
    薬師寺薫子(PL:GEL):Sロイスを取ります
    ディアボロス:つまり、攻撃が命中すると3人は「学校の生徒たち」を攻撃しなければならなくなる……なにぃ!?
    薬師寺薫子(PL:GEL):「この街に生きる全ての人々の日常」 P:渇望/N:諦念
    晴野 雛菊:なんだとォ……
    淡谷 カイリ:デカい・・・・器がデカすぎる・・・・!
    薬師寺薫子(PL:GEL):これを!即タイタス化することによって!Sロイスの効果を使えるのだ!
    GM:・Sロイス
    GM:すごいロイス。「1シナリオ1回」の使用回数制限のあるエフェクトをもう一回使えるようになる
    天木 倫司(PL:野太刀):それはすごい。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ですです、その効果で使用効果を回復するのは「守護者の巨壁」
    薬師寺薫子(PL:GEL):さあ、もっかい受けるぞー!
    ディアボロス:11DX7+4 白兵
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[2,2,4,5,6,6,7,8,8,9,9]+10[3,4,5,8,10]+10[4,10]+10[10]+10[7]+4[4]+4 → 58

    薬師寺薫子(PL:GEL):ガードを宣言します
    ディアボロス:6D10+14 ダメージ
    DoubleCross : (6D10+14) → 23[1,3,10,2,2,5]+14 → 37

    ディアボロス:装甲ガード有効だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):ぐっ、17点はちょっと厳しい!ロイスで晴野くんのをタイタス化して、消費から復活!
    晴野 雛菊:(何で20点も削ってるんだろうこの人)
    晴野 雛菊:(硬いなあ)
    ディアボロス:く、通常手番終わりだが
    ディアボロス:《夜魔の領域》
    晴野 雛菊:クケェーッ!
    GM:ディアボロスのイニシアチブを-14(→ -14)増加 (14 → 0)
    薬師寺薫子(PL:GEL):そして暴走状態になるが、支部長は手番は終わってるぞ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):うへぇ
    ディアボロス:これで未行動状態に。行動値0になるとまた攻撃するぞ
    ディアボロス:通常手番終わり
    天木 倫司(PL:野太刀):おそろしいやつだ。
    ディアボロス:《加速する刻》
    ディアボロス:効果:追加手番を得る。
    ディアボロス:もう一回攻撃するぞ
    晴野 雛菊:ファ~~~~ック!!!
    淡谷 カイリ:ええっ!?
    天木 倫司(PL:野太刀):本当におそろしいな!
    ディアボロス:《ハイブリーディング》
    薬師寺薫子(PL:GEL):頑張って倒して―!?
    晴野 雛菊:嘘だろ承太郎!!!
    ディアボロス:効果:エフェクトの回数制限を回復する
    薬師寺薫子(PL:GEL):ヒエッ
    淡谷 カイリ:ひぃっ!
    ディアボロス:《ブレインハック》はシーン1回だが……もう1回使えるようにするぞ
    晴野 雛菊:当然そうくるよなぁ~
    ディアボロス:メジャー▼悪魔の一撃:《鮮血の一撃》+《血の宴》+《オールレンジ》+《伸縮腕》+《ブレインハック》+《獣の力》+《コンセントレイト:キュマイラ》+《不死者の血》
    ディアボロス:というわけで天木倫司、淡谷カイリ、晴野雛菊を対象にもう一度攻撃だ
    ディアボロス:11DX7+4 白兵
    DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,3,4,5,5,7,8,9,9,10,10]+10[3,5,7,7,10,10]+10[6,6,7,10]+10[7,10]+10[2,7]+5[5]+4 → 59

    晴野 雛菊:ウワーッ
    晴野 雛菊:当然先ほどのように《マグネットフォース》で天木君をカバー!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を2(→ 2)増加 (95 → 97)
    淡谷 カイリ:侵食率には余裕があるので受けます(憎悪は後でタイタス昇華回復すればまあ)
    天木 倫司(PL:野太刀):ドッジを宣言。
    天木 倫司(PL:野太刀):7DX
    DoubleCross : (7DX10) → 10[1,1,5,6,6,8,10]+4[4] → 14

    淡谷 カイリ:こちらもドッジ宣言
    晴野 雛菊:がんばった
    天木 倫司(PL:野太刀):まあ無理ですよね……。
    薬師寺薫子(PL:GEL):1回は乗り越えた
    淡谷 カイリ:(1+2)dx+1>=59 【回避】
    DoubleCross : (3DX10+1>=59) → 2[1,1,2]+1 → 3 → 失敗

    晴野 雛菊:逆に凄い出目出たな
    淡谷 カイリ:ここで出てよかった
    ディアボロス:6D+14 ダメージ
    DoubleCross : (6D10+14) → 19[2,1,1,7,6,2]+14 → 33

    晴野 雛菊:当然耐えられねー!リザ!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のHPを1d10(→ 8)に変更 (9 → 8)
    淡谷 カイリ:死→《リザレクト》!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を8(→ 8)増加 (97 → 105)
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリのHPを1D10(→ 8)に変更 (2 → 8)
    晴野 雛菊:よし、無駄なく受けられてよかった
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を8(→ 8)増加 (93 → 101)
    ディアボロス:おっと、今「攻撃が命中」したな?
    ディアボロス:《餓鬼魂の使い》
    淡谷 カイリ:ちょうど良い侵食率になった
    晴野 雛菊:グゲーッ!?
    ディアボロス:効果:対象に「邪毒:ランク3」を与える。邪毒はクリンナップにランク×3のHPダメージ……つまり今回はクリンナップに9点のHPダメージを与える。
    晴野 雛菊:そんなもんまで!
    淡谷 カイリ:ぎゃあああああ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):えぐーい!
    ディアボロス:対象は……晴野雛菊、お前だ!
    天木 倫司(PL:野太刀):バステ祭りこわい……。
    晴野 雛菊:ぐあああ苦しい毒だよ
    晴野 雛菊:受けるぜ
    ディアボロス:《加速する刻》の手番終わり
    GM:それでは行動値10、淡谷ちゃんの手番
    GM:憎悪:「学校の生徒たち」があるから、攻撃の対象は「学校の生徒たち」になってしまうぞ!
    淡谷 カイリ:ではこのタイミングでロイスを取得!
    淡谷 カイリ:対象は「学校の生徒たち」に 〇幸福感/食傷で
    淡谷 カイリ:うざ絡みされて食傷気味だったけど意外と楽しい学校生活だったんだー!という事でタイタス昇華
    淡谷 カイリ:バステ・不利な効果を消去します
    GM:かわいいね
    GM:OK!
    淡谷 カイリ:ではマイナーで《オリジン:レジェンド》+《光芒の疾走》で後方5mに移動。生徒たちと合流します
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を3(→ 3)増加 (101 → 104)
    淡谷 カイリ:メジャーで《破壊の光》《滅びの光》《C/エンジェルハイロウ》《マスヴィジョン》 春日達のエンゲージに範囲(選択)攻撃!対象は春日と矢神くんで
    晴野 雛菊:範囲攻撃だァ~!!!!
    薬師寺薫子(PL:GEL):まとめてぶっとばせー!
    シューラ・ヴァラ:範囲攻撃だと!? 卑怯なマネを……!
    天木 倫司(PL:野太刀):どの口が言うのか。
    淡谷 カイリ:(4+2+5)dx6+3+8 【コンボ:光輪】侵蝕+11 攻撃力:32 
    DoubleCross : (11DX6+11) → 10[1,1,3,3,3,4,4,4,4,5,6]+10[6]+3[3]+11 → 34

    薬師寺薫子(PL:GEL):?????
    晴野 雛菊:それなり!
    シューラ・ヴァラ:ガードを宣言
    薬師寺薫子(PL:GEL):そこそこ通った!
    ディアボロス:《竜鱗》
    晴野 雛菊:ゲッ
    薬師寺薫子(PL:GEL):うわぁ
    ディアボロス:効果:装甲+20
    淡谷 カイリ:げっ!
    天木 倫司(PL:野太刀):そういうのもあるのか……。
    ディアボロス:では、ダメージロールに移りたまえ
    晴野 雛菊:コロセー!!!
    淡谷 カイリ:4d10+32 装甲・ガード有効です
    DoubleCross : (4D10+32) → 19[3,5,3,8]+32 → 51

    薬師寺薫子(PL:GEL):高い!
    晴野 雛菊:しゃあっ
    ディアボロス:元々の装甲と合わせて装甲25
    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を11(→ 11)増加 (104 → 115)
    天木 倫司(PL:野太刀):やはり固定値か……。
    薬師寺薫子(PL:GEL):固定値は裏切らない
    ディアボロス:残りHPは14点……戦闘不能だ!
    晴野 雛菊:シャア―ッ!
    淡谷 カイリ:固定値は裏切らない
    薬師寺薫子(PL:GEL):ひゅー!
    淡谷 カイリ:落としたー!
    ディアボロス:《魔獣の証》《瞬間退場》
    ディアボロス:復活して逃げるぞ
    晴野 雛菊:にげちゃった
    薬師寺薫子(PL:GEL):まだ生きてるー!?
    晴野 雛菊:春日だもんな……
    薬師寺薫子(PL:GEL):まあ不死身の名は伊達じゃない
    天木 倫司(PL:野太刀):しぶといな。流石ディアボロス。しぶとい。
    シューラ・ヴァラ:HPは30点、ガード値は……この武器ないな!
    シューラ・ヴァラ:戦闘不能!
    淡谷 カイリ:またどこかの新人オーヴァードの前に現れるでしょう
    シューラ・ヴァラ:《魂の錬成》
    シューラ・ヴァラ:効果:HP30で復活
    晴野 雛菊:チイ―ッ
    シューラ・ヴァラ:戦闘続行だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):しぶてぇやろーだ
    GM:では淡谷ちゃんの手番は終わりですね
    淡谷 カイリ:終わりです
    GM:続いて行動値6、天木くんの手番──
    シューラ・ヴァラ:《加速する刻Ⅱ》
    晴野 雛菊:クケェーッ!!!
    シューラ・ヴァラ:効果:追加手番。行動済みでも使える
    薬師寺薫子(PL:GEL):お前―!
    天木 倫司(PL:野太刀):知ってた。
    シューラ・ヴァラ:メジャー▼ルーイナスレイン:《カスタマイズ》+《ギガンティックモード》+《クリスタライズ》+《コンセントレイト:モルフェウス》+《創造の御手》
    淡谷 カイリ:そんなに加速したいのかー!
    シューラ・ヴァラ:効果:範囲(選択)射撃攻撃、装甲無視。攻撃後に武器が壊れる 攻撃力+16
    晴野 雛菊:ギガンティックー!
    シューラ・ヴァラ:対象は天木クン、淡谷サン、晴野だ
    シューラ・ヴァラ:16DX7+4 射撃
    DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,4,4,5,6,6,6,6,6,6,7,7,8,9,10,10]+10[3,7,7,7,9,9]+6[1,1,3,5,6]+4 → 30

    晴野 雛菊:渋谷君は後ろに下がったぜ!
    晴野 雛菊:なので俺ら二人だけだ!
    淡谷 カイリ:おっと、淡谷は後退していますので・・・・
    シューラ・ヴァラ:あれ、淡谷サンいなかった
    シューラ・ヴァラ:じゃあ2人だけだ
    晴野 雛菊:そして当然《マグネットフォース》でカバーリング!
    天木 倫司(PL:野太刀):なんかすごいもうしわけない!
    晴野 雛菊:いいのよ!そう言う構成なのでこいつは
    天木 倫司(PL:野太刀):とりあえずドッジ!
    天木 倫司(PL:野太刀):7DX
    DoubleCross : (7DX10) → 10[1,3,5,6,6,10,10]+6[2,6] → 16

    GM:がんばった
    晴野 雛菊:という事でカバーして喰らう!
    シューラ・ヴァラ:4D+16 ダメージ
    DoubleCross : (4D10+16) → 21[1,8,5,7]+16 → 37

    晴野 雛菊:当然吹っ飛び!シューラ・ヴァラのロイス切って復活!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊のHPを4(→ 4)増加 (8 → 12)
    シューラ・ヴァラ:くっ、仕留めきれなかったか
    シューラ・ヴァラ:「原初の混沌」
    シューラ・ヴァラ:効果:インフィニティコード記載のユニークアイテムだ。他のユニークアイテムのコピーになれるぞ。コピー先は……「予備心臓」だ。
    晴野 雛菊:デーフェンス!ディーフェンス!
    シューラ・ヴァラ:「予備心臓」
    晴野 雛菊:なにィ
    シューラ・ヴァラ:効果:上級記載のユニークアイテムだ。戦闘不能になったときにHP1点で復活するぞ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):なんだと!?
    天木 倫司(PL:野太刀):情報量が多い!
    シューラ・ヴァラ:《加速する刻Ⅱ》の手番終わり
    晴野 雛菊:つまりもう一回復活するって事だァ
    GM:改めて行動値6、天木くんの手番!
    晴野 雛菊:やれーっ
    薬師寺薫子(PL:GEL):いけー!
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を0増加 (105 → 105)
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を2(→ 2)増加 (105 → 107)
    淡谷 カイリ:トドメヲサセー!
    晴野 雛菊:マグネットフォース分忘れてた
    天木 倫司(PL:野太刀):コンボ:『Answer』通常は10DX7+9だが、侵蝕率アップでダイスが3つ増える。
    天木 倫司(PL:野太刀):援護の風とアームズリンクのレベルが上がってるから2つ増える。
    薬師寺薫子(PL:GEL):せっかくだ
    天木 倫司(PL:野太刀):支部長のバフで5つ増える。
    薬師寺薫子(PL:GEL):蛇足になるだろうけど、支部長からももうひとつプレゼントだ
    薬師寺薫子(PL:GEL):Dロイス《指導者》を使用します!
    晴野 雛菊:おお
    薬師寺薫子(PL:GEL):天木くんに、ダイスをさらに+5、C値をさらに-1してもらう!
    薬師寺薫子(PL:GEL):どうせだ、派手にやろう!
    晴野 雛菊:凄ェ!C値が2下がって5……ってコト!?
    天木 倫司(PL:野太刀):ダイスがさらに5つ増えて、アドヴァイスの効果と合わせてクリティカルは5?
    淡谷 カイリ:凄い!
    薬師寺薫子(PL:GEL):正解!
    GM:グッド! 25DX5 だな
    GM:25DX5????
    晴野 雛菊:クソデカ
    天木 倫司(PL:野太刀):撃ちます。
    天木 倫司(PL:野太刀):25DX5
    DoubleCross : (25DX5) → 10[1,1,1,1,1,2,2,3,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,8,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,2,4,6,6,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,3,4,5,5,5,6,9]+10[2,3,5,6,8]+4[1,2,4] → 44

    晴野 雛菊:でかいぜ
    天木 倫司(PL:野太刀):そこまで伸びない!
    薬師寺薫子(PL:GEL):それでもでかいからよし!
    シューラ・ヴァラ:ドッジ!
    シューラ・ヴァラ:4DX+2>=44 回避
    DoubleCross : (4DX10+2>=44) → 9[1,2,2,9]+2 → 11 → 失敗

    シューラ・ヴァラ:くっ、ダメージロールをするといい!
    ディアボロス:実はコンボ前に戦闘移動してたな、そうだろう?
    晴野 雛菊:きっとしてたぜ
    薬師寺薫子(PL:GEL):違いない
    天木 倫司(PL:野太刀):そんな気がする!
    淡谷 カイリ:きっとそうに違いない
    GM:OK、移動は……してた!! ダメージロールは5D+3D+9かな
    天木 倫司(PL:野太刀):では改めて、8D+9で振ります。
    天木 倫司(PL:野太刀):8D+9
    DoubleCross : (8D10+9) → 47[9,4,5,5,5,9,8,2]+9 → 56

    晴野 雛菊:でかい!
    シューラ・ヴァラ:残りHPは30点……戦闘不能!
    シューラ・ヴァラ:「予備心臓」の効果でHP1点で復活だ
    薬師寺薫子(PL:GEL):ワンパンだ!
    天木 倫司(PL:野太刀):数字デカすぎてなんか間違えたかと思った。
    シューラ・ヴァラ:戦闘続行だ
    晴野 雛菊:では私のターン!
    晴野 雛菊:マイナーで5m歩いて接敵(行動値0でも移動距離は「行動値+5」mなので5mは歩ける)
    天木 倫司(PL:野太刀):なるほど、そういえばそうだ。
    晴野 雛菊:攻撃前に天木くんのロイスを切って
    晴野 雛菊:自分のバステを全回復します
    晴野 雛菊:これで憎悪も邪毒も無くなりメジャー
    晴野 雛菊:Daisy, Daisy,(電気羊の歌う唄):素撃ち:4(7)dx+10:攻撃力28/装甲無視
    晴野 雛菊:撃ちます
    晴野 雛菊:バフで+5dとC-1か
    薬師寺薫子(PL:GEL):ですだよー
    晴野 雛菊:12dx9+10
    DoubleCross : (12DX9+10) → 10[1,3,4,4,5,5,7,7,8,9,10,10]+10[3,8,10]+10[10]+5[5]+10 → 45

    晴野 雛菊:ええ……?
    シューラ・ヴァラ:ドッジ!
    シューラ・ヴァラ:4DX+2>=45 ドッジ
    DoubleCross : (4DX10+2>=45) → 5[1,3,5,5]+2 → 7 → 失敗

    シューラ・ヴァラ:くっ、ダメージロールをするといい……!
    晴野 雛菊:5d10+28
    DoubleCross : (5D10+28) → 27[2,6,1,8,10]+28 → 55

    晴野 雛菊:装甲無視!
    シューラ・ヴァラ:「予備心臓」の復活はHP1点……戦闘不能!
    シューラ・ヴァラ:《蘇生復活》
    シューラ・ヴァラ:HP1点で復活だ
    シューラ・ヴァラ:戦闘、続行だ……!
    晴野 雛菊:まだあるのかい!
    薬師寺薫子(PL:GEL):しぶとい!
    天木 倫司(PL:野太刀):下手に体力が高いより厄介なのでは……?
    GM:激しいバトルだ
    GM:では全員の行動が終わったのでクリンナッププロセス
    天木 倫司(PL:野太刀):あ、さっきのコンボの侵蝕率上げるの忘れてました。
    GM:OK、あげてください
    天木 倫司(PL:野太刀):天木倫司の侵蝕率を14(→ 14)増加 (104 → 118)
    GM:クリンナッププロセスは邪毒のダメージがきたり、バッドステータスが自動回復したりするぞ
    GM:あとはクリンナッププロセスに使用するエフェクトを使えるぞ
    晴野 雛菊:邪毒はさっき消したので……受けないぜ!
    シューラ・ヴァラ:《高速再生》
    晴野 雛菊:なんだとォ……
    薬師寺薫子(PL:GEL):だにぃ!?
    シューラ・ヴァラ:HPを60点回復
    淡谷 カイリ:なんとぉ・・・?
    天木 倫司(PL:野太刀):うわあ。
    シューラ・ヴァラ:残りHPは……61点だ
    GM:1ラウンド目終了
    GM:2ラウンド目
    GM:セットアップ
    シューラ・ヴァラ:パスだ
    晴野 雛菊:There_is_a_flower(心の中に咲く花):ビヨンドザナイト起動:行動値-10:攻撃力28化
    淡谷 カイリ:なし!
    天木 倫司(PL:野太刀):パスです。
    薬師寺薫子(PL:GEL):なし!
    晴野 雛菊:毎ターン使わないとならないんだなあ、はるの
    晴野 雛菊:再び行動値0に
    GM:OK
    GM:イニシアチブ
    シューラ・ヴァラ:イニシアチブは何もない
    天木 倫司(PL:野太刀):もう装備してるから何もないぜ。
    GM:OK、他の面々もなかったはずだね?
    淡谷 カイリ:ないですねー
    薬師寺薫子(PL:GEL):ないよー
    晴野 雛菊:ないぜ
    GM:OK、それでは行動値18、シューラ・ヴァラの手番
    シューラ・ヴァラ:マイナー、《ハンドレッドガンズ》
    シューラ・ヴァラ:効果:武器作成
    シューラ・ヴァラ:メジャー▼ルーイナスレイン:《カスタマイズ》+《ギガンティックモード》+《クリスタライズ》+《コンセントレイト:モルフェウス》+《創造の御手》
    シューラ・ヴァラ:効果:範囲(選択)射撃攻撃、装甲無視。攻撃後に武器が壊れる 攻撃力+16
    シューラ・ヴァラ:対象は天木クンと晴野
    シューラ・ヴァラ:16DX7+4 射撃
    DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,4,5,5,8,9,9,10,10]+10[2,4,6,7,8]+4[3,4]+4 → 28

    晴野 雛菊:まだまだ懲りずに《マグネットフォース》!
    シューラ・ヴァラ:《創造主の業》
    シューラ・ヴァラ:効果:達成値+4Dする
    シューラ・ヴァラ:4D
    DoubleCross : (4D10) → 29[5,7,7,10] → 29

    晴野 雛菊:でっか
    シューラ・ヴァラ:c(28+29)
    DoubleCross : c(28+29) → 57

    天木 倫司(PL:野太刀):ヒエッ
    晴野 雛菊:晴野 雛菊の侵蝕率を2(→ 2)増加 (107 → 109)
    薬師寺薫子(PL:GEL):えげつねぇ
    天木 倫司(PL:野太刀):とにかくドッジ!
    天木 倫司(PL:野太刀):7DX
    DoubleCross : (7DX10) → 10[2,4,4,6,8,9,10]+4[4] → 14

    シューラ・ヴァラ:6D+16 ダメージ
    DoubleCross : (6D10+16) → 27[4,7,1,7,6,2]+16 → 43

    天木 倫司(PL:野太刀):はい。
    シューラ・ヴァラ:装甲ガード有効だ
    晴野 雛菊:ふっとび!学校にロイス取って即昇華復活!
    シューラ・ヴァラ:通常手番終わり
    GM:では行動値14、支部長の手番
    薬師寺薫子(PL:GEL):よしきた、みんな頑張っていけー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):《アドヴァイス》Lv5+《戦場の魔術師》Lv2
    薬師寺薫子(PL:GEL):いつものバフだ、きっちり〆ておくれ
    薬師寺薫子(PL:GEL):手番終わり!
    晴野 雛菊:助かり~
    天木 倫司(PL:野太刀):頼りになる。
    GM:OK、侵蝕率もあげておこう
    薬師寺薫子(PL:GEL):薬師寺 薫子(PL:GEL)の侵蝕率を9(→ 9)増加 (112 → 121)
    GM:グッド!
    淡谷 カイリ:頼れる支部長!
    GM:続いて行動値10、淡谷ちゃんの手番だ
    淡谷 カイリ:ではでは、マイナーはとくになし
    淡谷 カイリ:メジャーで《破壊の光》《滅びの光》《C/エンジェルハイロウ》《マスヴィジョン》 矢神くんだけを範囲攻撃
    淡谷 カイリ:(4+2+5)dx6+3+8 【コンボ:光輪】侵蝕+11 攻撃力:32
    DoubleCross : (11DX6+11) → 10[1,3,4,4,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,4,4,9,9,10,10]+10[1,3,7,10]+10[4,6]+3[3]+11 → 54

    晴野 雛菊:でっか
    シューラ・ヴァラ:ドッジ……!
    シューラ・ヴァラ:4DX+2 ドッジ
    DoubleCross : (4DX10+2) → 7[2,3,4,7]+2 → 9

    シューラ・ヴァラ:むーりー、命中だ!
    薬師寺薫子(PL:GEL):無駄ぁ!(殴
    淡谷 カイリ:6d10+32 装甲有効です
    DoubleCross : (6D10+32) → 36[4,10,3,9,8,2]+32 → 68

    淡谷 カイリ:淡谷 カイリの侵蝕率を11(→ 11)増加 (115 → 126)
    淡谷 カイリ:怒りのデスビーム
    シューラ・ヴァラ:装甲はない、残りHPは61点……戦闘不能!
    薬師寺薫子(PL:GEL):やったか!?
    晴野 雛菊:しゃあっ
    シューラ・ヴァラ:復活エフェクトも使いきった!
    淡谷 カイリ:やったか!?
    GM:おめでとう、君たちの勝利だ!
    天木 倫司(PL:野太刀):先輩がやってくれた!
    晴野 雛菊:勝ったー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):やったったー!
    淡谷 カイリ:か、勝った・・・・!
    GM:RPターンに入る前に
    GM:バックトラックを先に行ってしまおう

    バックトラック:


    GM:基本①220を参照しよう
    GM:侵蝕率マイナス「ロイスの数」Dを振って99%以下にすればいい
    GM:今回はEロイスを追加で振ってさらに侵蝕率を下げられる
    天木 倫司(PL:野太刀):(なんかいい感じに使えないかと思って取っておいたロイスの枠が一個残ってしまった……)
    晴野 雛菊:(あるあるだ……)
    薬師寺薫子(PL:GEL):今バッグトラック直前だから、なにかとってもいいかも!
    淡谷 カイリ:良い感じのロイスを取ってもいいかもしれないですね
    GM:いいぞ、何かとろう
    天木 倫司(PL:野太刀):矢神くんに取るかあ。
    天木 倫司(PL:野太刀):矢神秀人(忘れてはならない人) 友情/〇憐憫 で取ります。
    薬師寺薫子(PL:GEL):さらば矢神くん…
    淡谷 カイリ:憐憫・・・・
    GM:OK!
    GM:使用されたEロイスは《予告された終焉》《傲慢な理想》《傲慢な理想》《破滅の足音》の4つ
    GM:つまり4つ振り足せるぞ! 振る人はいるかな?
    晴野 雛菊:振らざるをえんば!
    薬師寺薫子(PL:GEL):ほしー!
    晴野 雛菊:今の侵蝕から個数分のd10を振って引くんだぜ
    晴野 雛菊:109-4d10
    DoubleCross : (109-4D10) → 109-31[9,10,3,9] → 78

    晴野 雛菊:ホイ!これで100を下回れば帰ってきたという事!
    薬師寺薫子(PL:GEL):4d10
    DoubleCross : (4D10) → 19[2,6,10,1] → 19

    薬師寺薫子(PL:GEL):2足りない!まあよし!
    淡谷 カイリ:126-4d10 Eロイス振りますー
    DoubleCross : (126-4D10) → 126-27[8,7,2,10] → 99

    晴野 雛菊:振る順序はEロイス→通常のロイス分の流れ!
    天木 倫司(PL:野太刀):118-4D10 Eロイス分を振ります。
    DoubleCross : (118-4D10) → 118-13[4,1,6,2] → 105

    GM:OK、Eロイスはみんな振ったな
    GM:続いて自分のタイタスにしていないロイスの個数分のダイスを振ろう
    GM:天木くんの場合は5個だ
    GM:ちがう、最後に1個とったな
    GM:6個だ
    晴野 雛菊:ちなみにこれじゃ足りないな~と思った時には、経験点が減るけど倍の個数振る「倍降り」が出来るぞ
    晴野 雛菊:侵蝕がキッツイ時はそれで帰ってこようね
    GM:6D10で6以上を出せれば帰ってこれる
    淡谷 カイリ:振って侵食率が100以上の時は一度だけ救済手段の追加振りが出来たりします
    GM:つまり、実際には残っているロイスの3倍までダイスを振れるわけだな
    晴野 雛菊:つまり実質的に三倍までは振れるってコト
    天木 倫司(PL:野太刀):手厚いなあ……。生き残れるように作ってある……。
    GM:今回は6D10で6以上を出せばいいから……そのままで振っても大丈夫だろう!
    晴野 雛菊:それでも100を下回れなかったら……君もジャームになってしまう!
    薬師寺薫子(PL:GEL):まあ倍や追加振りした分だけもらえる経験点は少なくなるから注意だね!
    晴野 雛菊:おそろしいね。
    天木 倫司(PL:野太刀):よし、じゃあ6D10で振ります。
    天木 倫司(PL:野太刀):6D10
    DoubleCross : (6D10) → 41[8,6,9,10,3,5] → 41

    晴野 雛菊:よしよし
    薬師寺薫子(PL:GEL):生還!
    GM:OK、無事に帰還だ! キャラロストは免れた!
    淡谷 カイリ:おおー!
    天木 倫司(PL:野太刀):帰ってこれた!
    晴野 雛菊:よかったね!
    薬師寺薫子(PL:GEL):おかえり日常へ
    GM:覚醒枠に負けないように残りの面々も振っていこう!
    淡谷 カイリ:99-5d10 では、ロイス5個で等倍振りします
    DoubleCross : (99-5D10) → 99-28[8,2,7,3,8] → 71

    晴野 雛菊:ハーイ、では私は通常の振り方をすると多分経験点が減るので倍降りします(突然の論理破綻)
    薬師寺薫子(PL:GEL):ロイス2つあるから通常ぶりで
    薬師寺薫子(PL:GEL):102-2d10
    DoubleCross : (102-2D10) → 102-13[3,10] → 89

    晴野 雛菊:ロイスは二つで倍、四個!
    淡谷 カイリ:経験値減少なしで帰還
    晴野 雛菊:78-4d10
    DoubleCross : (78-4D10) → 78-14[1,8,3,2] → 64

    晴野 雛菊:倍降りで3点固定!
    GM:OK、全員帰還だ!
    GM:経験点の話をしよう
    GM:基本①211を参照しよう
    GM:・セッションに最後まで参加した
    ・よいロールプレイをした
    ・他プレイヤーを助けるロールプレイや行動をした
    ・セッションの進行を助けた
    ・スケジュール調整をおこなった
    素晴らしいクランブルデイズだった! 合計5点!

    晴野 雛菊:わあい!
    GM:・シナリオの目的を達成した
    学校の生徒が1人も死んでいない、素晴らしい! 10点!

    晴野 雛菊:すげーぜ!
    天木 倫司(PL:野太刀):支部長がすごかった……。
    GM:Eロイス《予告された終焉》《傲慢な理想》《傲慢な理想》《破滅の足音》
    4点に
    Dロイス《不死者》
    1点、合計5点

    晴野 雛菊:実際偉い
    薬師寺薫子(PL:GEL):死人0!ヨシ!
    晴野 雛菊:迫真の不死者で草
    GM:そして最後に自分の今の侵蝕率を見てくれ
    晴野 雛菊:見……
    GM:基本①211に「最終侵蝕率による経験点」の表がある
    GM:それと今の侵蝕率を照らし合わせて何点になるかやってみよう
    淡谷 カイリ:私は侵食率71%なので・・・・5点!
    晴野 雛菊:おいらは倍降りを選択したので……3点!
    天木 倫司(PL:野太刀):118-41で77かな。5点!
    薬師寺薫子(PL:GEL):5点もらいまーす
    晴野 雛菊:やったぜ
    GM:OK、では経験点を合計して宣言しよう
    晴野 雛菊:18点!醤油をつけて食べます。
    薬師寺薫子(PL:GEL):25点かな?
    淡谷 カイリ:25点です
    晴野 雛菊:あ、Eロとかの分忘れてた
    晴野 雛菊:23点でした、余った分はヅケにします
    天木 倫司(PL:野太刀):25点ですね。
    天木 倫司(PL:野太刀):(私も最初20点だと思ってたから危なかったぜ)
    GM:OK! GMの経験点は「PCの経験点の合計値÷3」+1点となる。GMをやるときになったら頭の片隅にでも置いておこう
    GM:だから、PCたちに経験点を宣言してもらう必要があったんですね
    GM:というわけでバックトラックは終了だ!
    GM:改めて──クライマックス戦闘のRPターンだ
    GM
    GM

    クライマックス:RPターン


    シューラ・ヴァラ:「セット」
    シューラ・ヴァラ:黄金色の流体が大蛇のようにぬるりと動き、矢神の手に集い、大きな槍を形成していく。形成、形成、形成。
    シューラ・ヴァラ:「あは、そういえば……淡谷サン、ボクは言ったよね? 『60人じゃすまないよ?』って」
    シューラ・ヴァラ:「守って見せろよ、UGN!」
    シューラ・ヴァラ:あの日、バスを打ち砕いたとき以上の質量がそこに生まれ、
    シューラ・ヴァラ:そして、学校全体にバスを打ち砕いたとき以上の速度で無数の槍が降り注ぐ──!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——じゃあ、ご覧に入れようじゃないのさ」
    淡谷 カイリ:「・・・・支部長!!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):ダンと支部長のヒールは屋上の床を蹴る
    薬師寺薫子(PL:GEL):すると屋上のコンクリートの隙間から赤い水が噴水のごとく吹きあがって槍を弾き飛ばしていく
    薬師寺薫子(PL:GEL):自身の血液を放出増大させて防護壁を瞬時に作りあげたーー!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「焦んなよぉ、最近の若いのはせっかちでいけないや」
    淡谷 カイリ:「”あの時”は・・・・全てを護る事が出来なかった・・・・」
    淡谷 カイリ:「だけど、この場所は”あの時”とは違う! ここには支部長がいる!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そゆこと♪」
    晴野 雛菊:「はっは、守って見せろじゃねえんだ。それが俺らUGNの仕事だからな」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「後ろは任せな、私がディフェンス、皆はオフェンスだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——さあ、派手にやろう」
    シューラ・ヴァラ:「ちっ、”茲非”──!!」苦々しい顔をする
    ディアボロス:「やれやれ、先輩として正しい攻撃を見せてやるしかないようだな、”シューラ・ヴァラ”?」
    ディアボロス:”ディアボロス”が一歩前に踏み込む
    ディアボロス:両腕が異音を立てて変形し、
    ディアボロス:悪魔のごとき、赤黒い怪腕へと転じていく──!
    ディアボロス:「防げない攻撃というのは、こうやるのだ──!」
    ディアボロス:”ディアボロス”の怪腕が振り下ろされる!
    晴野 雛菊:「はーい支部長、もう一回お願いしますわ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「やれやれ、人使いが荒いんだからもう」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ったく、でも期待には応えないと、ねぇ!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):吹きあがっていた血の防壁は、今度は天木たちを取り囲むように流れ始める。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ディアボロスとUGNの間を濁流のごとく血の河は流れ、彼の行く手を妨害していた。
    薬師寺薫子(PL:GEL):(——つっても血を流しすぎたかな。少し、頭が……)くらっと
    晴野 雛菊:「いやー助かりますわ、さっすが支部長様様ですわ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「は、はは……まかせんしゃい」
    ディアボロス:「流石は”茲非”……と言いたいところだが」
    晴野 雛菊:「ま、後は俺がやりますんでそっちで休んどいてください」
    晴野 雛菊:ひらひらと手だけ振る。
    ディアボロス:「”ディアボロス”に二度も見せるのは温い手だ」
    ディアボロス:初戦とは違う、”ディアボロス”の赤黒い怪腕。赤い部分……すなわち”悪魔の血”は、幻覚作用を引き起こす
    ディアボロス:「これが『防げない攻撃』だ」
    GM:「あの子感じ悪いよね」「転校生だからってお高く留まってるカンジ?」「ちょっと顔が良いからってさぁ」
    GM:クラスメイトの幻覚が淡谷を苛む
    淡谷 カイリ:「え・・・ こ、れは・・・・」 頭の中が痺れた様にぼおっとする
    淡谷 カイリ:「私は・・・・ただ・・・・」 言い訳を紡ごうとするが・・・
    天木 倫司(PL:野太刀):「淡谷さん!!」
    晴野 雛菊:「心配いらん、天木君」
    晴野 雛菊:「彼女は、UGNのチルドレンだ」
    淡谷 カイリ:「ぐっ・・・・うぅ・・・・・!」 天木くんの声が聞こえる・・・・。先ほどの攻撃で『何か』をされたせいか、頭の中が割れるように痛む
    淡谷 カイリ:「あ・・・アァッ・・・・!」 守るべき一般人たち、学校の生徒たちに対する『憎悪』・・・強烈な負の感情が脳内で渦を巻く
    淡谷 カイリ:「わたし、は・・・・私が殺すべきは・・・・」
    淡谷 カイリ:ザッ!! 憎悪の心に囚われるままに生徒たちに向かって駆け出し、そしてそのまま彼らを八つ裂きにしてやろうと―――
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・っ!?」 一団の中に、見覚えのある女子生徒の顔があった
    淡谷 カイリ:転校初日、何もわからずにまごまごしていた自分に声を掛けた子だ。 もっとも、その後すぐに皆に囲まれてもみくちゃにされてしまったのだが
    淡谷 カイリ:「ち、が・・・・う・・・・・ッ!」
    淡谷 カイリ:くるりと踵を返し、伸ばした右手で照準を合わせなおす
    淡谷 カイリ:「護るべき者を間違えるな・・・・私が討つべき相手は・・・・!」
    淡谷 カイリ:――――同士討ちを教唆し、惨劇の予感に気持ちの悪い笑みを浮かべる”悪魔”のニヤケ面だ!
    淡谷 カイリ:遠く、空の彼方に待機していた『光輪』から破壊の『光』が降り注ぐ!
    ディアボロス:「ガ、アァ──!」
    ディアボロス:致命傷。一度は膝をつくが──
    ディアボロス:「──覚えたぞ、”光臨に拝す”」眼光は衰えず。
    ディアボロス:”不死身の悪魔”に、偽りなし
    ディアボロス:「今回は……ここまでだ」
    ディアボロス:しかし、致命傷
    晴野 雛菊:「あ、また逃げやがる」
    ディアボロス:だん、と地面を蹴って空に消えていった
    ディアボロス:戦闘は叶わず、戦略的撤退──すなわち、敗走である
    晴野 雛菊:「つってもこの状況じゃおっかけようがない、なあ。面倒臭い奴だ本当……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「よく耐えた、成長したね淡谷ちゃん」
    淡谷 カイリ:「・・・・・! え、ええ、UGNチルドレンとして当たり前です」
    淡谷 カイリ:支部長に褒められたことに少し気を良くしながら答える
    薬師寺薫子(PL:GEL):「言うねぇ」にやり
    天木 倫司(PL:野太刀):先輩の活躍に目を輝かせ、握る拳に更なる力がこもる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「さて、残りは君1人なわけだが――まだやるかい?」矢神くんへ
    シューラ・ヴァラ:「ははっ、僕はまだ立ってる」
    シューラ・ヴァラ:「先輩風ふかしてるだけの”ディアボロス”なんて必要ないさ」
    シューラ・ヴァラ:「僕だけでも、やれるんだ──!!」
    天木 倫司(PL:野太刀):「矢神くん……」彼の本音と思しき叫びを聞いて、唇を噛む。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だろうね。……これだからジャームは始末が悪い」疲弊と、嫌悪と…少しばかりの憐憫を抱く
    晴野 雛菊:「そうですね……これだから、全くもう」
    シューラ・ヴァラ:「天木……! お前さえいなくなれば……!」
    シューラ・ヴァラ:どろり、どろり。黄金は槍へ
    シューラ・ヴァラ:天木へと飛翔する槍は黄金へ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ちぃっ、遠い――」(援護が間に合わない!)
    シューラ・ヴァラ:不定形の大質量が、襲い掛かる──!
    晴野 雛菊:「全く、もって」ガン、ガァン。足元にパイルを打ち込んで自分を固定。
    天木 倫司(PL:野太刀):「くっ、避けられない!?」
    晴野 雛菊:「面倒くさい奴らだ!」バジジジジッ!そのまま腕から展開したビームの盾で受ける!
    晴野 雛菊:火力そのものは晴野が食らうが、後ろの天木に届かせない!
    天木 倫司(PL:野太刀):「晴野さん!?」 すかさず盾の陰に飛び込んで身を屈めた。
    シューラ・ヴァラ:「邪魔しやがって、どいつもこいつも……!」
    天木 倫司(PL:野太刀):「すみません、何度も守ってもらって……」
    晴野 雛菊:「気にすんな、アイツが態々言ったんだぜ?」
    晴野 雛菊:「”守って見せろ”ってな、そしてそれが俺達の仕事だ」
    シューラ・ヴァラ:「天木、お前だけは……お前だけは……!」苛立たしげな顔をしていた
    晴野 雛菊:「……さて、いい加減ムカついてるだろ?」
    晴野 雛菊:「頑張りな、少年」
    晴野 雛菊:盾を消して、次に備える。
    天木 倫司(PL:野太刀):「……行ってきます」
    天木 倫司(PL:野太刀):力強く、しかし軽やかに一歩を踏み出す。
    天木 倫司(PL:野太刀)
    支部長が自分や仲間、そして学校のみんなを守ってくれている。

    天木 倫司(PL:野太刀):淡谷さんがディアボロスを打ち倒し、道をつけてくれた。
    天木 倫司(PL:野太刀):そして、晴野さんが身を挺して庇ってくれている。
    天木 倫司(PL:野太刀):本当に、頼りになる人たちだ。一緒に戦うのがこの人たちで良かった。
    天木 倫司(PL:野太刀):では、大したことのできない、一般人に毛が生えた程度の自分は何をすべきか。
    天木 倫司(PL:野太刀):答えは一つ。近付いて、思いっきり殴る。
    天木 倫司(PL:野太刀):(ごめん、矢神くん)
    天木 倫司(PL:野太刀):そこまで仲が良かったわけではない。
    天木 倫司(PL:野太刀):綾瀬さんと仲良くしていると睨まれることも結構あった。
    天木 倫司(PL:野太刀):もしかすると、彼が化け物になる前から嫌われていたのかもしれない。
    天木 倫司(PL:野太刀):(でも僕は、君のことが嫌いじゃなかったよ)
    天木 倫司(PL:野太刀):彼も『本物』になれずに苦悩しているのはわかっていた。
    天木 倫司(PL:野太刀):仲良くなれるんじゃないかと、本気でそう思っていたんだ。
    天木 倫司(PL:野太刀):その未来は訪れなかった。だから行くしかない。
    天木 倫司(PL:野太刀):どう行けばいいかは風が教えてくれていた。
    天木 倫司(PL:野太刀):あとは雷を、叩きこむだけ。
    天木 倫司(PL:野太刀):(帰ろう。矢神くん)
    天木 倫司(PL:野太刀):渾身の一撃が、彼に届いた。
    シューラ・ヴァラ:「ぐ、ううぅぅ……!」
    シューラ・ヴァラ:倒れる。血だまりの代わりに黄金が屋上に広がる
    シューラ・ヴァラ:「お前だ、お前さえいなければ、真花は……」逆再生のように。
    シューラ・ヴァラ:虚ろな目で、空いた穴を黄金でふさぎながら
    シューラ・ヴァラ:「真花の隣は、お前に渡してなるものか……」
    シューラ・ヴァラ:立ち上がる。意志は衰えず
    晴野 雛菊:「……哀れな奴だ」
    晴野 雛菊:眼は冷徹に、機械の如く。
    晴野 雛菊:「眠らせてやるよ、起動:There_is_a_flower/Within_my_heart心の中に咲く花」バシャン。砲身を展開――
    晴野 雛菊:「――追加:Planted_one_day_By_a_glancing_dart一目見て心に咲いたそれ」――その砲が、裏返る。
    晴野 雛菊:それが、晴野の右手に装着される。
    晴野 雛菊:――その歌は、イギリスの民謡。
    晴野 雛菊:1961年、「IBM_7094」が歌った――
    晴野 雛菊:初めて、機械コンピュータが歌ったそれの名は。
    晴野 雛菊:「Daisy, デイジー」ギュボアッ。右手からレーザーの刃が噴出――
    晴野 雛菊:「Daisy, デイジー」それを、思い切り――
    晴野 雛菊:「Give_me_your_answer_do答えておくれ!!!」――切り上げる!
    晴野 雛菊:光の刃は過たず――矢上の胴体を切り裂いた。
    晴野 雛菊:――Daisy Bellデイジー・ベル。それが彼の武器の名前であり――歌の名前。
    シューラ・ヴァラ:「そもそも、お前は誰なんだよ……!」
    GM: 斬
    晴野 雛菊:「誰か、だって?誰でもないさ、ある意味ではな」
    晴野 雛菊:「ただの、UGNのお仕事人だ」
    シューラ・ヴァラ:「帰れよ、邪魔だ。邪魔なんだよ……」
    シューラ・ヴァラ:どろり、どろり。
    シューラ・ヴァラ:矢神秀人の想いのように、妄執のように
    シューラ・ヴァラ:黄金は蠢き、分かたれた体を繋げる
    シューラ・ヴァラ:「真花は……僕のものだ」
    シューラ・ヴァラ:精彩を欠いた動き。
    シューラ・ヴァラ:槍ではない
    シューラ・ヴァラ:ただ、黄金が”飛ぶ”
    シューラ・ヴァラ:「だから、天木……お前をここで殺す!!」
    シューラ・ヴァラ:天木めがけて、飛んでいく──!
    晴野 雛菊:「だから、やらせやしねえと」  ざ   ン  ッ。
    晴野 雛菊:「言ってんだろうが」ぼたり、ぼたり。その黄金は空で切り裂かれた。
    晴野 雛菊:「……あー、エネルギー使い過ぎた」びゅしゅっ。右腕のエネルギー刃が見る間に小さくなる。
    シューラ・ヴァラ:「何度も、何度も、忌々しい……!」
    晴野 雛菊:「済まんけど、後頼める?渋谷ちゃんー」
    淡谷 カイリ:「何も言わずに休んでいてください。後は、私たちが」
    薬師寺薫子(PL:GEL):(趨勢は決したかな。皆の動きが目に見えて鋭くなってきている)
    薬師寺薫子(PL:GEL):(あとは、遅かれ早かれ勝負は決まるだろう。私の出番は……もうなさそうかな)
    薬師寺薫子(PL:GEL):(なら――、もういいかな。視界がぼやけてきた。めまいもする。あ、やばい、倒れそう)
    薬師寺薫子(PL:GEL):(——まあ、いいか。私がいなくても、他の子達が…)
    薬師寺薫子(PL:GEL):――脳裏に一瞬、とある光景が蘇る。
    薬師寺薫子(PL:GEL):轟轟と燃え盛るバスの成れの果て、飛び交う怒号。
    薬師寺薫子(PL:GEL):淡々と並べられた六十六の棺。
    薬師寺薫子(PL:GEL):病室の前、重責と苦悩に押しつぶされそうな、彼女の後ろ姿。
    薬師寺薫子(PL:GEL):それを見て私は――。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——いや、そういうわけにもいかんのさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):寸でのところで、足が出る
    薬師寺薫子(PL:GEL):怠け癖をひっしにおさえつつ、私は一歩前へと踏み出す。
    薬師寺薫子(PL:GEL):我々が、止まることは許されないのだ
    薬師寺薫子(PL:GEL):私が、U G N私達が、足を止め他者に身を任せることなどはあってはならない。
    薬師寺薫子(PL:GEL):この命続く限り、このくそったれな運命にからこの街を――誰かを守るために。
    薬師寺薫子(PL:GEL):ありふれた、だがその尊い繋がりを、決して侵させてはならないのだ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——あ、ああ。テステス、そういうわけだから、ちょっと無理してでも頑張らないとね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「なんでもない、誰にとっても大切な日常のために」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——指示を出す、全力でやっちゃいな。淡谷ちゃん…!」
    淡谷 カイリ:「・・・・・っはい!」
    淡谷 カイリ:支部長の指示は的確だ
    淡谷 カイリ:守るべき所を護り、後方に立ち止まる生徒たちへの攻撃は黄金の欠片一つ残さず食い止める事が出来ている
    淡谷 カイリ:だからこそ・・・・ここに攻撃を仕掛ける余裕が生じた
    淡谷 カイリ:「”シューラ・ヴァラ”・・・・いや、矢神秀人くん」
    淡谷 カイリ:生徒たちを背に、彼らを庇う様に両手を軽く広げる
    淡谷 カイリ:もう二度と失ってしまわないように、取りこぼしてしまわないように
    淡谷 カイリ:「君が学校生活に何を感じていたかも、綾瀬さんの事をどう思っていたかも、私は知らない」
    淡谷 カイリ:この学園で、自分が知り得たのは時に鬱陶しいと感じるまでの”ぬくもり”であった
    淡谷 カイリ:矢神秀人を蝕んだものが何であるか、それを理解できるものは『彼ら』だけであろう
    淡谷 カイリ:――――それでも、一つだけわかる事がある
    淡谷 カイリ:「だけどこれだけは解る」
    淡谷 カイリ:既に天上は眩いばかりの『光輪』で覆われていた
    淡谷 カイリ:「君は・・・・結ぶべき”絆”ロイスを間違えたんだ」
    淡谷 カイリ:「さようなら・・・・・矢神秀人」
    淡谷 カイリ:天上より『光』が彼を包み込んだ
    淡谷 カイリ:未練も、悔悟も、執着も、全てを灼き消す『光』ハカイの奔流が・・・・
    シューラ・ヴァラ:「何も知らない転校生が、えらそうに……!」光に呑まれる
    GM:音はない。ただ熱だけが駆け抜ける
    シューラ・ヴァラ:「ぼくは……ぼくは……」
    シューラ・ヴァラ:どろり、と体が黄金に転じて溶けていく
    シューラ・ヴァラ:「ぼくは……何だったんだ?」
    GM:ばしゃり
    シューラ・ヴァラ:後には、黄金の水たまりのみが残った
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……終わったね」
    天木 倫司(PL:野太刀):ずっと握られていた拳がほどかれる。
    天木 倫司(PL:野太刀):抑え込んでいた悲しみが溢れ出る。目を瞑って、彼の心に祈りをささげる。
    晴野 雛菊:「ええ」バシュン。右手が戻りしまわれていく。
    晴野 雛菊:「せめて、あの世では安らかに眠れることを」
    晴野 雛菊雛菊デイジーの花言葉――”平和”。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「みんなお疲れ様。いい気分じゃないだろうけど、それでも君たちは誰かの平穏を取り戻せたんだ」
    淡谷 カイリ:「・・・・・。」 両手を組み、祈りを捧げる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「誇っていいことだよ、これは」
    淡谷 カイリ:宗教や神の存在を信じているわけではない。 ただ・・・そうしたいと思ったからだ
    天木 倫司(PL:野太刀):「……はい」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……ま、そのうち慣れるさ」
    晴野 雛菊:「後処理をやって撤収しましょう」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そうだね。……それより綾瀬ちゃん大丈夫かい?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「コンクリートで寝かされててもかわいそうだ、天木君任せたよん」
    天木 倫司(PL:野太刀):「わ、わかりました! 全力を尽くします!」
    淡谷 カイリ:「私は、他の生徒たちの無事を確認してきます」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まかせたぞー。淡谷隊員!がんばれー!」
    晴野 雛菊:「はいはい、支部長はそこで休んでてくださいって。正直立ってるのもきついでしょ?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……わかるぅ?帰ったら報告書書かないといけないのに、もうへとへとだよぉ~」
    晴野 雛菊:「ま、その辺は俺も手伝いますんで。何せ機械だから、マシーンだから」
    晴野 雛菊:ダダッダーと最後に付け加える。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「さて、帰ったらまとめないと……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——死者67名。……まったく、こんなの二度とご免だ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):って言ってぐでーと倒れよう
    天木 倫司(PL:野太刀):眠っている綾瀬さんに近付いて、抱き上げる。
    天木 倫司(PL:野太刀):どんな夢を見ているのだろうか。いい夢は、見られているだろうか。
    天木 倫司(PL:野太刀):(綾瀬さん、これから僕はどうすればいいのかな)
    天木 倫司(PL:野太刀):化け物になって、クラスメイトと戦って、その命を奪った。
    天木 倫司(PL:野太刀):(それに、君に嘘を吐いた)
    天木 倫司(PL:野太刀):(僕は、君の隣にいたい。でも、そんなことが許されるのかな)
    天木 倫司(PL:野太刀):(僕がしたかったのは、日常を守ること)
    天木 倫司(PL:野太刀):(僕は……)
    天木 倫司(PL:野太刀):「綾瀬さん」
    天木 倫司(PL:野太刀):意を決する。
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕の『答え』は、決まったよ」
    GM
    GM:”シューラ・ヴァラ”襲撃事件。死者:67名。覚醒者:1名。生存者……132名
    GM:多くの犠牲と、崩れた日常と。
    GM:そうして事件は幕を閉じた
    GM

    ED1:失うもの


    GM:ED1:失うもの
    シーンプレイヤー:PC3、4

    GM:N市支部、会議室。
    霧谷雄吾:「ありがとうございました。FHの計画は……完全にとは言い難いですが、阻止することができました」
    霧谷雄吾:死者66名。UGNをもってしても誤魔化せる数字ではなかった
    薬師寺薫子(PL:GEL):「お礼はやめてよ霧谷君、今回の件は完全に私の落ち度だった」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「バスの事件は元より、N市内で矢神って少年をFHに握られた時点で私達は負けていたのだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まったく、自分が嫌になるねぇ」
    霧谷雄吾:「それでも、です。続くN市高校では、一人の犠牲者も出すことなく終えたそうですね」
    晴野 雛菊:「んむぅ……」腕組みしながら壁に寄りかかっていた。
    霧谷雄吾:「ああ……一名は出たのですか」
    霧谷雄吾:矢神秀人はジャームだった
    霧谷雄吾:それでも、薬師寺薫子は取りこぼすことを是としなかった
    晴野 雛菊:「ま、と言っても132人は助かったんだからそれを良しとしましょう」
    晴野 雛菊:「犠牲者が更に132人増えることを考えたらぞっとする」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「わかっちゃいるさね。トップがしょぼくれてちゃ下の者がたまらない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「けど、どうしても取りこぼした命を思い返してしまう」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「『結ぶべき”絆”(ロイスを)間違えた」』か。なかなか痛いところを突いてくれる…」とコーヒーを一杯
    晴野 雛菊:「……俺はまあ、こういう奴なので気にはしませんけど」
    晴野 雛菊:「そう言う姿勢は、いいと思いますよ」
    霧谷雄吾:「ええ、助かった命のことを喜ばなければ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あんがと。晴野くんも、そういう切り替えができる性格、わたし結構すきよん」
    霧谷雄吾:「助かった命──綾瀬真花さんですが、検査の結果」
    霧谷雄吾:「既存十三シンドロームのいずれにも当てはまらないことが確認されました」
    晴野 雛菊:「はいはい……ほぇ?そいつは……」
    霧谷雄吾:「『ワーディング下でも意識を保っていた』のはどうしてなのかは分かりませんが……彼女は適格者ではなかったようです」
    晴野 雛菊:「ま、それならともかく一安心って事かな?少年少女は」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「かな。少なくとも天木くんの頑張り派無駄じゃなかったようだ。それなら日常に帰してやれる」
    霧谷雄吾:「天木くんのレネゲイド反応を誤認した可能性が高いようです」
    霧谷雄吾:「”シューラ・ヴァラ”……矢神秀人くんが彼女に固執したのは、彼にとって大切な人だったからでしょうね」
    霧谷雄吾:「しかし、ジャーム化によって正常な関係を構築できなくなった。日常を失うとはそういうことです」
    晴野 雛菊:「最後の懸念が霧散してよかった良かった」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあ彼の思惑はどうあれ、これにて事件は凡そ片付いたわけだ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あとは膨大な後始末とこれ以上の情報拡散の防止、始末書の数々……うへぇ」
    霧谷雄吾:「こればかりは、どうしようもありませんね」霧谷は苦笑する
    晴野 雛菊:「まぁ……俺も手伝いますから……」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あ、手伝うと言えばさ」と晴野君へ振り返り
    薬師寺薫子(PL:GEL):「晴野くん今回の事件の助っ人としてきたわけじゃん、これ終わったらどうすんの君?」
    晴野 雛菊:「ん、まあとりあえずは……趣味に没頭しますよ」
    晴野 雛菊:「その後はまたどこかの助っ人に行くんじゃないですかね?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「えーうちいてくれないの?せっかく学校編入手続きとか準備してたのに」ぶーぶー
    晴野 雛菊:「うわっマジで準備してたこの人……」
    霧谷雄吾:「そうですね、”エレクトリカ・シープ”には」
    霧谷雄吾:「しばらくN市付けで動いてもらうことにしましょうか」
    晴野 雛菊:「うぇ?」べき―ッ。うっかり取り出した缶コーヒーを握りつぶした。
    晴野 雛菊:「あやっべ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「まあ学校いくかどうかは置いといてもさ」(逃がさないとは言っていない)
    薬師寺薫子(PL:GEL):「天木君、君を慕ってたようだしもうちょっと面倒見てやってよ」
    晴野 雛菊:「えー……俺、インドア派なんですけどもー……」ぐしゃぐしゃ。握りつぶした空き缶(中身が散乱してる)を固まりにして自分の中にしまい込んだ。
    霧谷雄吾:「ええ、先輩として新しい子の面倒を見てあげてくださいね」
    晴野 雛菊:「……ま、お仕事とあらば即参上、ってね…宮仕えの辛い所だ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ほれほれ、日本支部のお偉いさんのお言葉だ。がんばれがんばれ♪」
    晴野 雛菊:「あ、じゃあ支部長サン、一つだけ要望出していいです?」
    晴野 雛菊:「――機械弄りできる部屋、用意してくれません?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「おっけ、いいとこ用意したげる♪」と握手を求めましょうかね
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——改めてよろしくね、晴野君」
    晴野 雛菊:「はいはい、承りましたよ薬師寺支部長」拭き終わった右手を差し出す。
    晴野 雛菊:がしっ。
    晴野 雛菊:「それはそれとして、ちょびっとやり返して見ます」……そのまま流れるように指相撲を挑んだ。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「あっちょ、ずるいずるい、こういうのはよーいドんでしょ普通!?」哀れ薬師寺支部長は近距離戦ではクソザコなのだ
    晴野 雛菊:「言ったでしょ仕返しだって、ほら取った!」……この男、こっそり《組織の助力》を使っていた!指相撲に……!
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ずりぃ!?エフェクトは無しでしょうに!……怒った!怒ったからねー私だってなんかいい感じのアレを——」とわちゃわちゃ無駄な抵抗を続けよう
    晴野 雛菊:「エフェクトじゃないですも~ん俺のは只のビッグデータ呼び出しで~す!!!」……わちゃわちゃ。
    霧谷雄吾:「ふふ、”茲非”、今後も”エレクトリカ・シープ”をよろしくお願いしますね」
    霧谷雄吾:「本日はこれで失礼します。別件もまだあるので」一礼して霧谷は部屋から出ていった
    晴野 雛菊:「はーい、霧谷サンも休んでくださいよーっと」指相撲にしっかりと勝った後離した。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ぜぇ……はぁ……なんで他支部員まで押さえつけてくんのさぁ…!ああ、霧谷君!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):と疲労困憊ながら彼に声をかける
    薬師寺薫子(PL:GEL):「今回は事件が続いて散々なだったからお出迎えできなかったけど、暇ができればまたうちにおいでよ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「君にも喫茶店カトレアのパイをたんとおごっちゃるからさ」
    霧谷雄吾:「ええ、いずれまた」笑顔で返して、今度こそ霧谷は部屋を出た
    GM

    ED2:日常


    GM:ED2:日常
    シーンプレイヤー:PC1、2

    GM:数日後、教室。
    GM:チャイムが鳴るまではまだ少しある
    GM:生徒はほとんど登校してきていた
    淡谷 カイリ:「おはよう、天木くん」 自分の席に座り、隣の席の天木君に話しかける
    天木 倫司(PL:野太刀):「おはよう、淡谷さん」 何気ない感じで挨拶を返す。
    淡谷 カイリ:「体の調子は大丈夫か? あんな事があったんだ・・・・もう少し休んでいても別に問題にはならないのに」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は全然大丈夫だよ。もう疲れも抜けたし」
    天木 倫司(PL:野太刀):実際のところ、みんなが守ってくれたので自分は攻撃を受けていない。
    天木 倫司(PL:野太刀):むしろキツイ一撃を淡谷さんの方が(精神面を含めて)心配ではあるのだが、相手は熟練の戦士だ。
    天木 倫司(PL:野太刀):心配するのはおこがましいと思ってしまう。
    淡谷 カイリ:「だが、その・・・・なんだ・・・・」 ちらりと前の方にある席に視線を向ける
    淡谷 カイリ:そこに座るべき『少年』はもういない。空白の机だけが置かれていた
    綾瀬真花:「おはよ、天木くん。淡谷さんも、学校慣れた?」
    綾瀬真花:綾瀬が教室に入ってくる
    綾瀬真花:「ヒデくん、転校しちゃったんだって。急な話だよね……」空いた席を見てそう呟いた
    天木 倫司(PL:野太刀):「おはよう、綾瀬さん」
    淡谷 カイリ:「おはよう。」
    天木 倫司(PL:野太刀):「綾瀬さんも聞いてなかったんだ。それなら本当に急な話だったんだね」
    天木 倫司(PL:野太刀):用意してきた、何度も練習してきた言葉を機械的に発した。
    綾瀬真花:「うん、昨日話したときは全然そんな感じなかったのになー」
    淡谷 カイリ:「急に決まった話だというんだから仕方がない」
    淡谷 カイリ:「綾瀬さんも事情を聞いたのはつい先日なんだろう?」
    綾瀬真花:「そうだね。今朝ヒデくんの家に行ったらさー、誰もいないんだよ」
    綾瀬真花:「空っぽだったんだ」
    淡谷 カイリ:「・・・・・・・・。」
    綾瀬真花:「転校するにしても、こう、私には教えてくれても良かったんじゃないかな、とは思ったけど」
    淡谷 カイリ:彼女の心に、そしてこの世界に『空白』を生んでしまったのは我々UGNの事情だ。その事を重く受け止める
    淡谷 カイリ:「本当は・・・・」
    淡谷 カイリ:「本当は彼も君に伝えたかった言葉があったと思う」
    淡谷 カイリ:言った後ではっと口を噤む
    綾瀬真花:「え~、淡谷ちゃんひょっとして……見てた?」
    淡谷 カイリ:「!!!???」
    淡谷 カイリ:(見てた、とは? まさか、まだ記憶が・・・・!?)
    淡谷 カイリ:「な、なんの事かな・・・・?」
    綾瀬真花:「ヒデくんが私に告白してたときのことだけど……違った?」
    淡谷 カイリ:「えっ・・・・・」
    淡谷 カイリ:「ごめん・・・・続けて」
    綾瀬真花:「あれ、見てたんじゃないんだ」
    天木 倫司(PL:野太刀):(あれ、これって聞いていいのか?) と思いながらも口を挟めないでいる。
    綾瀬真花:「じゃあ私が秘密ばらしちゃうことになるじゃん! ナシナシ、忘れて今の!」
    淡谷 カイリ:(矢神秀人が綾瀬さんに特別な感情を向けている事は知っていた・・・・でも)
    淡谷 カイリ:「綾瀬さんは、どう答えたんだ?」
    天木 倫司(PL:野太刀):(彼の名誉のために、そっと耳を塞ぐ)
    綾瀬真花:「や~、ナイショだって! ヒデくんのコケンに関わるので!」
    淡谷 カイリ:「そう・・・・。」 事ここに及んでようやく察した
    淡谷 カイリ:綾瀬さんが彼の告白に応じていたのなら、こんな秘密の守り方はしないだろう・・・・という事は
    淡谷 カイリ:(彼女が・・・・最後のロイスだったのか)
    淡谷 カイリ:「ごめん、言いづらい事だったね。 天木くんももう耳を塞がなくていいぞ」
    天木 倫司(PL:野太刀):こっちに視線が向いたことで察して居住まいを正す。
    綾瀬真花:「もう~、誰それが好きなんてヒミツにしておくものだよ」
    綾瀬真花:「だから……淡谷ちゃんも頑張ってね」
    淡谷 カイリ:「え?」
    GM:チャイムが鳴る。綾瀬が席に戻る
    淡谷 カイリ:「ちょっと待って。今のは。何か勘違いを・・・・」 その言葉は教師が教室に入ってきた事で遮られた
    天木 倫司(PL:野太刀):(淡谷さんが誰かを好きになったなら全力で応援しよう!)みたいな顔をしている。
    GM

    個別ED1:Dream_of_Electric_Sheep電気羊はデイジーデイジーの夢を唄う


    GM:個別ED1:晴野雛菊
    晴野 雛菊:――――晴野雛菊がN市預かりになり、分け与えられた部屋。
    晴野 雛菊:……そこには、すでにスパナが乱雑に置かれ、ネジが転がり。
    晴野 雛菊:住み始めてまだ一週間と立っていないとは思えない惨状が出来上がり始めていた。
    晴野 雛菊:「~♪~……♪」その部屋の主は、楽し気に自らの左手を分解し、整備している。
    晴野 雛菊:……元々の”彼”はこういう性格であり。外に出て活動する、という事も当然できるようにはなったが。
    晴野 雛菊:「いやあ、やっぱり肩が凝るよなあ、ああいうの……」
    晴野 雛菊:本質的には機械工メカニックであり、こうした業務……否、”趣味”に没頭する方が性に合っていた。
    晴野 雛菊:「よ~しよしよし、いい子だ良い子だ、ここをちょいと弄って~……」
    晴野 雛菊:ガチャン、ガチャン。機械弄りの音が響く。
    晴野 雛菊:……見る人が見れば、”自分自身の改良”などどこが趣味なのだ、と言われそうな光景であるが。
    晴野 雛菊:「~♪怒れ~鋼のサイボーグ……♪」それが彼の唯一にして絶対の趣味であり、誰にも犯せない聖域であった。
    晴野 雛菊:「よいしょ、うん……いい感じ」カシャン。左手の接続を確認し、動作を分析。
    晴野 雛菊:「後は…こっちか」ごうん。腰から大規模な砲を着脱して目の前に置く。
    晴野 雛菊:――彼自身が設計/開発を推し進めた汎用型量産(予定)光線砲《デイジー・ベル》だ。
    晴野 雛菊:「さて……今回のフィードバックを参考にしてまた作り直さにゃな。エネルギー効率をもっとよくして~……」
    晴野 雛菊:ぶつぶつと独り言を言いながら手早く分解して、部品パーツを組み替えていく。
    晴野 雛菊:「しかしまー、天木くんの腕とかおかしいよなやっぱ。何で覚醒しただけでいきなりあんな精緻なものが出来上がるんだ」
    晴野 雛菊:「詐欺だよ詐欺、レネゲイドってやっぱり――ムカつくわ」
    晴野 雛菊:そのつぶやきと心中を聞く者はいない。ただ彼の手足に等しい機械だけがそれを聞く。
    晴野 雛菊:「渋谷ちゃんもなんだアレ、共生型RBったってあそこまで高出力なモン封印してるのかよ……」――彼がこの兵装を推し進めた理由。
    晴野 雛菊:「支部長もなかなかエグイ動きをするし……なあ」それは単純な理由。”劣等感コンプレックス”だ。
    晴野 雛菊:「……ああいう才能とか、そう言うのって割り切ったと思っててもやっぱりムカつくよなあ……」
    晴野 雛菊:雛菊は覚醒した際、《ワーディング》と《リザレクト》しか使えない……只頑丈なだけの、ほとんど一般人であった。
    晴野 雛菊:――元々機械弄りは好きで。そう言う事をやってきたけども。
    晴野 雛菊:きらめく才能への嫉妬は止められなくて。
    晴野 雛菊:――もし。
    晴野 雛菊:もしも。”俺の作った機械おれのこが、アイツらを全員不要な存在に出来たなら――”
    晴野 雛菊:「……まあ、そんなのにはほど遠いけどなあ。まだまだだわ」
    晴野 雛菊:……もしも、この《デイジー・ベル》に類する武器が量産できれば。
    晴野 雛菊:非オーヴァードでもオーヴァードに対して痛打を与えられ、理論上は――オーヴァードは不要になる。
    晴野 雛菊:「……Daisy, Daisy,Give_me_your_answer_do……デイジー、デイジー、答えておくれ……
    晴野 雛菊:それを思うたび、この唄を口ずさむ。デイジー・ベル。
    晴野 雛菊:遥か昔。パソコンが初めてこの唄を歌った。
    晴野 雛菊:今やスマホがこれを口ずさめる時代だ。
    晴野 雛菊:――だから、俺のこれもきっと。
    晴野 雛菊:「きっと、未来には。な」
    晴野 雛菊:――そんなことを願いおもいながら。
    晴野 雛菊:今日も彼は、機械を弄り。
    晴野 雛菊:明日のスケジュールを考えるのであった――
    GM

    個別ED2:それでも町は廻る


    GM:個別ED2:薬師寺薫子
    薬師寺薫子(PL:GEL): N市の学校郊外に位置する、少し幅の広いばかりの車道。
    薬師寺薫子(PL:GEL): それ以外に特別印象の少ない、普段は閑散とした風景が続くその道は……だが今ばかりは様子が違っていた。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「こちらN市の事故現場に来ています。今も現場には大きな爪痕が残り――」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「近隣の住民によりますと事故当時巨大な爆発音が轟き、バスは大破したものと――」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「わたし、そのときここにいたんですけどすごい爆発で――」
    薬師寺薫子(PL:GEL): 歩道としてはそれほど広くないそこに多くの人が押し寄せている。
    薬師寺薫子(PL:GEL): ニュースの報道陣、近隣の住民、付近に通う学校帰りの学生、なかにははるばる遠方からやってきた野次馬もいるだろう。
    薬師寺薫子(PL:GEL): これでも゛事件”当時に比べれば人はだいぶ掃けてきているほうだ。
    薬師寺薫子(PL:GEL): 当時の惨状は……まさに地獄と言って差し支えなかったのだから。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……」
    薬師寺薫子(PL:GEL): そんな人ごみに埋まった道路を、一人の女性が歩いていく。
    薬師寺薫子(PL:GEL): 夏場であろうに分厚いセーターを着こんだ細身の女性。
    薬師寺薫子(PL:GEL): ぼさぼさの髪を揺らし、右目の眼帯が時折見え隠れしつつ、彼女は器用に人の間をすり抜けていく
    薬師寺薫子(PL:GEL):彼女は献花台の前までたどり着くと、手に持った花束を差し出して、手を合わせる
    薬師寺薫子(PL:GEL):そうして、祈りとは別に、小さく、誰に向けてでもなく呟く。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「言い訳はしない。最善には程遠かった。打てる手はきっとたくさんあったに違いない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「恨んでくれてもかまわない。―—死者に情念があるとはわたしは到底思えないけどね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だが……それでもこれが我々が死力を尽くして紡いだ現実なんだ。過去と同じように、今は変わらない」
    薬師寺薫子(PL:GEL):誰に向けてでもなく、ならばそれは自分へと向けられた言葉か。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……?」ふと。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……っしょ、…うーん!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):女性が隣を見ると、幼い女の子が献花台へと1輪の花を乗せようと背伸びをしているところだった
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ん-ぐぐっ!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):少女の背丈では山積みになった花の上にそれを乗せることは難しいようだった。それでも懸命につま先をはり、手を伸ばし…
    薬師寺薫子(PL:GEL):「——お困りかな、お嬢さん?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……え?」
    薬師寺薫子(PL:GEL):女性は彼女の脇を抱えて、体を宙へと浮かせる
    薬師寺薫子(PL:GEL):「なるべく早くね。今の時代同性同士でもとやかく言われちゃうこと多いからさ」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「え、う、うん…!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):抱えられた少女は最初はわからず戸惑ったものの、すぐ意図を察して花を添える。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「誰か知り合いがいるのかな?」女性は優しい声音で語り掛ける。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「……お兄ちゃんがね、バスに乗ってたの。学校の帰りだったんだ」少女は降ろしてもらいながら、俯いて語る
    薬師寺薫子(PL:GEL):「帰ったら遊んでくれる約束だったのに……お兄ちゃん、ずっと待ってたのに…」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そっか。待ってたかぁ」と女性は頷くように言葉を返す。おどけたように語るそれは、しかしわずかに震えていた
    薬師寺薫子(PL:GEL):「ごめんね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):だが少女の続く言葉は明るい声音だった
    薬師寺薫子(PL:GEL):「でも!でもね!わたしが泣いてたらお母さんもお父さんも悲しむから!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「もうみんな悲しんでほしくないから!わたし泣かないって決めたの!わたしが笑うとお父さんもお母さんも笑顔になるから!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「だから、わたしはそのことをお兄ちゃんに教えてあげるんだ!わたし達は大丈夫だって!泣いてばっかりじゃないって!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そっか……君は強い子だねぇ」と女性は眩しそうにいう
    薬師寺薫子(PL:GEL):「それだけ君が強い子なら、おにいちゃんだって安心するだろうさ。ああ、大丈夫だってね」
    薬師寺薫子(PL:GEL):「えへへ、そうかな?」と少女ははにかみ、そして振り返る。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「お姉さんもありがとう!お花あげるのを手伝って――」
    薬師寺薫子(PL:GEL):と
    薬師寺薫子(PL:GEL):振り返った先に女性の姿はなかった
    薬師寺薫子(PL:GEL):「え?お姉さん?」とキョロキョロ辺りを見渡しても少女は女性を見つけられない。
    薬師寺薫子(PL:GEL):そうして不思議な顔を浮かべる少女から離れ――事件現場の野次馬の外、その女性、薬師寺薫子は彼らに背を向け歩いていく。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「そりゃそうだ、あんな女の子だって頑張ってんだ。大人のわたしがいつまでもへこたれててどうする」
    薬師寺薫子(PL:GEL):バシッっと。量の手で頬を叩いた薬師寺は「よしっ」と声をはりあげて気合を入れる。
    薬師寺薫子(PL:GEL):「やるぞー!さっさと問題を片付けて、いつも通りの日常でぐうたら決め込んじゃうんだから~!」
    薬師寺薫子(PL:GEL):そういって彼女は帰っていく
    薬師寺薫子(PL:GEL):彼女の為すべきことを為すために
    薬師寺薫子(PL:GEL):彼女の帰りを待つものたちの元に
    薬師寺薫子(PL:GEL)
    GM

    個別ED3:嘘が護る日々


    GM:個別ED3:淡谷カイリ
    淡谷 カイリ:「なんで・・・・?」
    淡谷 カイリ:ゴロゴロゴロ~~~~~・・・・  カコォォン!!
    淡谷 カイリ:「なんで私はこんな所に・・・・?」
    淡谷 カイリ:力の抜けた声で呟く淡谷がいる場所、それはN市繁華街のボーリング場であった
    淡谷 カイリ:「やったぁ!」「わぁい!」とクラスメイト達の歓声が響く
    クラスメイト1:「ナイスショット~!」
    クラスメイト2:「いーじゃん、淡谷ちゃんうまいじゃん」
    淡谷 カイリ:「あ、ああ・・・・やったな。」
    淡谷 カイリ:少しだけ照れ臭そうに笑い・・・・そして、何故か自然な流れでわさわさにされている
    クラスメイト1:わしゃわしゃ
    クラスメイト2:わしゃわしゃ
    淡谷 カイリ:この手の、狙いをつける競技はそれなりに得意ではある
    淡谷 カイリ:だが、今の淡谷は「わいわい」「がやがや」「べたべた」と接してくるクラスメイト達に囲まれて大分・・・いや、かなり気疲れをしていた
    クラスメイト1:「淡谷ちゃんかわいいよね~」わしゃわしゃ
    クラスメイト2:「髪綺麗~」わしゃわしゃ
    淡谷 カイリ:「あ、綾瀬さん・・・・・」 思わず、綾瀬さんに手を伸ばす
    綾瀬真花:「?」にこっ、と笑う
    綾瀬真花:手助けはしてくれないようだ
    淡谷 カイリ:(う、うわ・・・・薄情者めっ!!)
    綾瀬真花:「つぎ私の番だね、そー……れ!」ごろごろ、がこん
    綾瀬真花:ガーター
    クラスメイト1:「綾瀬やっぱりうまくないね」
    クラスメイト2:「チーム分け間違えたかなあ」
    淡谷 カイリ:「むぅ・・・・?」 ようやく、群れの中から抜け出して一息ついた
    淡谷 カイリ:「少し、視線の向け方を変えてみたらどうだろう」 そう言いながら、綾瀬さんの傍に立つ
    綾瀬真花:「むう、ノーカン、ノーカンだよ! 次はストライクだからね!」
    クラスメイト1:「淡谷センセの実習講座だ」
    クラスメイト2:「綾瀬でもストライクとれるようになるのか、見物です」
    綾瀬真花:「視線~、視線? どんな感じに?」
    淡谷 カイリ:(舐められているな・・・・!) 心の中の負けん気に火が付いた
    淡谷 カイリ:「ほら、ボーリングというのは最終的にピンを倒す為にボールを投げるものだろう?」
    淡谷 カイリ:「だからこう・・・・」 指先で視線を誘導する
    淡谷 カイリ:「手元ではなく、遠くを見るように投げれば・・・」
    綾瀬真花:淡谷の指を追って体も一緒に傾く
    淡谷 カイリ:一歩身を退いて彼女の投球を見つめる
    綾瀬真花:「遠くを見る、遠くを見る……そー、れ!」ごろごろ、かしゃーん
    綾瀬真花:ピロピロピロピロ、ストライクだ
    綾瀬真花:「やった、やったよ淡谷さん!」飛び跳ねて喜んでいる
    クラスメイト1:「おお、淡谷センセ、流石ですな」
    クラスメイト2:「綾瀬がストライクをとれるとは、驚きです」
    淡谷 カイリ:「やったじゃないか!」 予想以上の成果に綾瀬さんを褒め称える
    淡谷 カイリ:「ふふふ・・・・それで君たち、私に言う事はあるかな?」 後ろを振り向きクラスメイト達にも
    クラスメイト1:「へへっ、おみそれしやした。靴でも磨きましょうか、センセ」わざとらしい手もみ
    クラスメイト2:「まー、あと2ゲームあるし? 勝負はここから、みたいな?」
    淡谷 カイリ:「綾瀬さんが覚醒した以上、君たちの思うようにはならないぞ!」
    綾瀬真花:「まっかせて、淡谷さん! こっからばんばんストライクとってくよー!」
    淡谷 カイリ:「良い気概だ! ・・・・そうだ、綾瀬さん。ストライクの記念だ。何か飲み物を奢ってあげよう」 と言って綾瀬さんを連れ出そうとする
    綾瀬真花:「ありがと。じゃあちょうど一ゲーム終わったしいったん休憩にしない、みんな?」
    クラスメイト1:「賛成ですね、作戦会議といきましょう」
    クラスメイト2:「勝利の方程式は……揃った!」
    GM:クラスメイトは2人で別方向に歩いていった
    GM:淡谷は綾瀬と二人で自販機の方に歩いた
    淡谷 カイリ:「何が良い?」 自分は糖分控えめのアイソトニック飲料を買いながら彼女に聞く
    綾瀬真花:「うーん、何にしよっかな」
    綾瀬真花:「これにしよっと」コーンポタージュを選んだ
    綾瀬真花:「冷房効いてるのはいいんだけど、ちょっと冷えるよねー」ホットを飲む
    淡谷 カイリ:「確かに。動いている時にはちょうどいいんだけどね」 こくこく、と飲料を口にする
    淡谷 カイリ:(・・・・・・さて。)
    淡谷 カイリ:あの『事件』から数週間・・・・後始末・現場処理も既に終わり、淡谷はいずれ別の地域に異動になるだろう
    淡谷 カイリ:(異動・・・・・か・・・・・。) 以前の自分であれば何の感慨もない事だ。だけど、今は・・・・
    淡谷 カイリ:「綾瀬さん」
    綾瀬真花:「何かな? 秘密の投法でも伝授してもらえる?」
    淡谷 カイリ:「ははは、そんなものがあったら次のゲームで教えてるさ」
    淡谷 カイリ:「これは決定事項ではないのだけど・・・・もしかしたら、近日中に引っ越しをするかもしれないんだ」
    綾瀬真花:「え~、淡谷さん引っ越しちゃうんだ」
    綾瀬真花:「寂しくなるなあ……」
    淡谷 カイリ:「うん・・・私も寂しい。 けれど、別の場所に行っても連絡を・・・・取れそうだったら取るからさ」
    淡谷 カイリ:いい加減な言葉のように聞こえるが、任務によっては一切の連絡を禁じられる事もある
    綾瀬真花:「うん、ラインするよ。ヒデくんはなんか連絡つかなくなっちゃってるしさあ……淡谷ちゃんはそんなことないよね?」
    淡谷 カイリ:「あ・・・・。」 居なくなってしまった『彼』の名前に思わず息が詰まる
    淡谷 カイリ:「うん・・・約束する。 連絡なしに放っておくことはしないよ」
    淡谷 カイリ:「その・・・・彼の事は・・・・」
    綾瀬真花:「約束だよ~、淡谷さんは友達なんだから
    綾瀬真花:……ヒデくんは、友達だよ」
    綾瀬真花:「またいつか会えるよ、多分」
    淡谷 カイリ:「そう・・・・だね・・・きっとそうだ。」 嘘をついてしまう。『彼』がこの場所に戻る事なんてないというのに
    淡谷 カイリ:「きっと。矢神くんはどこかの学校で楽しくやっていて・・・・あまりに楽しくて皆への連絡を忘れているんだ」
    綾瀬真花:「うーん、ヒデくん性格そんな良くないからなあ」
    綾瀬真花:「人見知りするし、無愛想だし」
    淡谷 カイリ:「確かに・・・・」 同意してしまう
    綾瀬真花:「声が小さいから聞き取りづらいし」
    綾瀬真花:「でも、ホントは優しいんだよ」
    淡谷 カイリ:「そう、だったんだ」
    綾瀬真花:「一回心開いたら、けっこうお喋りだし」
    淡谷 カイリ:「・・・・・。」 UGNのデータベースには登録されていない情報。彼女だけが知っている『彼』の話
    綾瀬真花:「まー、手のかかる弟、って感じだよ。ヒデくんは」
    淡谷 カイリ:「弟くんか・・・・」
    綾瀬真花:「ヒデくんに会ってもナイショにしてね? すねちゃうから」
    淡谷 カイリ:「わかった。絶対に誰にも言わない」
    淡谷 カイリ:「・・・・っと、そろそろ第2ゲームが始まるみたいだ。 戻ろう、綾瀬さん」
    綾瀬真花:「へへ、約束ね。もどろっか」
    綾瀬真花:空き缶をゴミ箱に入れて席を立つ
    淡谷 カイリ:「うん」 がこんっと飲み終えた容器をゴミ箱に捨てる
    淡谷 カイリ:「綾瀬さん・・・・」
    綾瀬真花:「なにかな?」振り向く
    淡谷 カイリ:「ええと・・・・」
    淡谷 カイリ:「いいや、何でもないよ」
    淡谷 カイリ:「ごめん」という謝罪の言葉を飲み込む
    淡谷 カイリ:それは・・・・・彼女に伝えるべきではない言葉だ
    綾瀬真花:「んー、なんでもないの? ホントに?」
    綾瀬真花:「相談とかなら聞くよ? あ、体育以外ね」
    淡谷 カイリ:「・・・・・。」 訝しげな彼女の前に、淡谷は口を閉ざす
    淡谷 カイリ:天木くんは彼女に『嘘』を重ねると決めたらしい
    淡谷 カイリ:ならば、私も彼の共犯者になってやろう
    淡谷 カイリ:綾瀬さんの世界を護るために、この『嘘』をどこまでも護り抜いてみせる
    淡谷 カイリ:「本当に何でもないよ。行こう」
    淡谷 カイリ:そう言いながら、彼女らの『日常』へと戻っていく
    淡谷 カイリ:『嘘』によって保たれた平穏な『日常』へと・・・・・
    綾瀬真花:「そう? じゃあいこっか」
    GM:2人は次のゲームへと、日常へと戻っていく
    GM

    個別ED4:打ち砕かれても残るもの


    GM:個別ED4:天木倫司
    天木 倫司(PL:野太刀):屋上はUGNのスタッフによって元通りに補修されていた。
    天木 倫司(PL:野太刀):誰が見ても、そこで激しい戦闘があったとは思えないだろう。
    天木 倫司(PL:野太刀):屋上に立った倫司は『彼』が最後にいた場所を見つめた。
    天木 倫司(PL:野太刀):「矢神くん、僕は嘘を吐き続けることにしたよ」
    天木 倫司(PL:野太刀):真実を隠して、幼馴染を殺した化け物が、それでも彼女と共に居続ける。
    天木 倫司(PL:野太刀):もちろん後ろめたさは感じるが、倫司にはもう選択肢が無かった。
    天木 倫司(PL:野太刀):矢神秀人が戻ってくることはない。
    天木 倫司(PL:野太刀):幼馴染という大きなピースは失われてしまった。
    天木 倫司(PL:野太刀):これ以上、彼女の日常から欠けさせるわけにはいかない。
    天木 倫司(PL:野太刀):ならば、それを守ると誓った自分がここでいなくなることができるだろうか。
    天木 倫司(PL:野太刀):「ごめんね。君は前みたいに文句を言うだろうけど、僕はもう決めたんだ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「彼女の日常の礎になる。彼女の心を守るために、僕は存在することにする」
    天木 倫司(PL:野太刀):そして悪意が訪れた時には、再び力を振るおう。
    天木 倫司(PL:野太刀):「じゃあ、さよなら。矢神くん」
    天木 倫司(PL:野太刀):扉をくぐり、階段を下りる。
    天木 倫司(PL:野太刀):ふと思い出すのは、数日前のUGN支部での会話だった。
    GM
    霧谷雄吾:「お疲れ様でした、天木倫司くん」
    霧谷雄吾:UGN、N市支部の応接間。
    霧谷雄吾:天木は霧谷雄吾と対峙していた
    天木 倫司(PL:野太刀):「あっ、はい。ありがとうございます。霧谷さん」
    霧谷雄吾:「お礼を言うのはこちらの方です。今回の事件解決に協力していただき、助かりました」
    天木 倫司(PL:野太刀):相手は日本支部の長であると聞いて緊張していたが、話していると不思議と心が休まる人だった。
    霧谷雄吾:「天木くん、君の今後の進路についての決断を」
    天木 倫司(PL:野太刀):「……今後ですか」
    霧谷雄吾:「”茲非”……薬師寺支部長からも聞いているとは思いますが、」
    霧谷雄吾:「大きく分けて2つ。『UGNに籍を置くか』『すべてを忘れて普通に暮らすか』です」
    天木 倫司(PL:野太刀):「その二つなら、選ぶのは決まっています」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は、忘れて生きることなんてできない」
    天木 倫司(PL:野太刀):「UGNのお世話になろうと思います」
    霧谷雄吾:「ありがとうございます。実を言うと、UGNは人手不足なので」
    霧谷雄吾:「普通に暮らすと言われたらだいぶ困っていたところでした」苦笑する
    天木 倫司(PL:野太刀):「ここの皆さんもいつも忙しそうにしていますからね」釣られて苦笑してしまう。
    霧谷雄吾:「ええ。ですが、日常を守るために大切なことです」
    霧谷雄吾:「私たちが最後の盾で、防衛線です」
    霧谷雄吾:「砕けたら、抜かれたら……そこから日常は崩れ去ってしまう」
    天木 倫司(PL:野太刀):「………」 その言葉を噛み締める。
    天木 倫司(PL:野太刀):あの時の戦いに敗れていたら、どれだけの人が命を落としただろう。
    霧谷雄吾:「そうならないために、私たちは日々、力を尽くしています……足りないことを痛感することも多いですけどね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「大したことはできないと思いますが、僕も全力を尽くします」
    霧谷雄吾:「ええ、よろしくお願いします」
    霧谷雄吾:「天木くんがUGNに籍を置くにあたって、一つ決めてもらうことがあります」
    霧谷雄吾:「コードネームです」
    天木 倫司(PL:野太刀):「ああ、あのかっこいいやつですね」
    霧谷雄吾:「”光臨に拝すメッセンジャー”、”茲非ブロークンアンダーハート”、”エレクトリカ・シープ”……」
    霧谷雄吾:「コードネームは在り方を示し、自分に定めるものです」
    霧谷雄吾:「絆とはまた違った、自身を日常にとどめるためのものもありますね」
    天木 倫司(PL:野太刀):「コードネーム、か」
    天木 倫司(PL:野太刀):拳を見つめる。
    天木 倫司(PL:野太刀):そこから伸びる刃で、少なくとも一度は、彼を殺した拳を。
    天木 倫司(PL:野太刀):状況が落ち着いてから一度だけ、組織の施設で力を試したことがある。
    天木 倫司(PL:野太刀):その時には何故か、刃は以前よりも長く伸ばせるようになっていた。
    天木 倫司(PL:野太刀):雷光を纏わせたその姿は、全ての始まりである黄金の槍のようで、
    天木 倫司(PL:野太刀):それを見るたびに、自分はあの瞬間を思い出すのだろうと、そう思った。
    天木 倫司(PL:野太刀):「"チェイサー"」
    天木 倫司(PL:野太刀):「僕は、"チェイサー"と名乗ろうと思います」
    天木 倫司(PL:野太刀):追跡者。日常を乱す敵を追い立てる者。己の最初の決意。
    天木 倫司(PL:野太刀):そして、天木倫司を駆り立てる、使命そのもの。
    霧谷雄吾:「良いコードネームです」
    霧谷雄吾:「『天木倫司……”チェイサー”、」
    霧谷雄吾:「平和を守る者として、日常を守る盾として生きることを誓うか』」
    天木 倫司(PL:野太刀):「彼と、彼によって失われた命に賭けて」
    天木 倫司(PL:野太刀):「誓います」
    霧谷雄吾:「誓いは受け取られた』……ありがとうございます。肩の力を抜いていいですよ」
    霧谷雄吾:「コードネームをつけること、UGNとしての誓い……儀式イニシエーションとして」
    霧谷雄吾:「なるべく私が赴くことになっているので」
    天木 倫司(PL:野太刀):「それは、大変ですね……」
    霧谷雄吾:「支部長クラスには権限はあるんですけどね? それでも、私がそうしたいから、そうしています」
    霧谷雄吾:「ようこそ、UGNへ。私たちは天木くんを歓迎します」
    霧谷雄吾:「今後ともよろしくお願いいたします」
    天木 倫司(PL:野太刀):「ありがとうございます。これからよろしくお願いします」
    GM
    GM
    天木 倫司(PL:野太刀):階段を下りて、鞄を取りに教室へと向かう。
    天木 倫司(PL:野太刀):校舎の外からは運動部の声が聞こえてくる。
    天木 倫司(PL:野太刀):一方で校舎の中は静まり返っていて、人の気配は感じられない。
    天木 倫司(PL:野太刀):しかし、
    天木 倫司(PL:野太刀):「綾瀬さん……?」
    綾瀬真花:「あ、天木くん戻ってきた。いっしょに帰ろ」教室では机に座って綾瀬が足をぶらぶらさせていた
    天木 倫司(PL:野太刀):「…………」
    天木 倫司(PL:野太刀):言葉を探す。すぐには出てこない。
    天木 倫司(PL:野太刀):(しっかりしろ、"チェイサー" 天木倫司)
    天木 倫司(PL:野太刀):日常を守る。つまりは今まで通り。
    天木 倫司(PL:野太刀):今までの自分なら、どうしていた。
    天木 倫司(PL:野太刀):「うん、いいよ。どっか寄ってく?」
    天木 倫司(PL:野太刀):そうだ。それでいい。
    天木 倫司(PL:野太刀):日常を追い求めて、それを乱す者を追い立てて、
    綾瀬真花:「そうだね、寄ってこうか」
    天木 倫司(PL:野太刀):己の使命に駆り立てられて、生きていくのだ。
    綾瀬真花:「ちょっと遠いけど、美味しい喫茶店をこの前見つけてさ」
    天木 倫司(PL:野太刀):「喫茶店かあ。何か看板メニューとかあるの?」
    綾瀬真花:「んー、看板メニューかは分かんないけど『夏限定オレンジとヒマワリのミックスパイ』はこの前食べておいしかったなあ」
    天木 倫司(PL:野太刀):(…………!?)
    天木 倫司(PL:野太刀):どう考えても知っている店である。
    綾瀬真花:「でも、一人で食べるにはちょっと量が多いんだよね」
    綾瀬真花:「天木くん、半分食べてくれない?」
    天木 倫司(PL:野太刀):「オッケー、任せてよ。パイかぁ。楽しみだな」
    綾瀬真花:「それじゃ、いこっか」
    天木 倫司(PL:野太刀):支部長に遭遇したら厄介なことになると思いながら、倫司は付いていくしかない。
    天木 倫司(PL:野太刀):(もしかすると、僕にはまだ覚悟が足りなかったのかもしれないな)
    天木 倫司(PL:野太刀):事件の影響でナーバスになっていた心が、今の衝撃で逆に少し落ち着いた気がする。
    天木 倫司(PL:野太刀):これからの二重生活を考えて、自分の決断の大変さを改めて思う。
    天木 倫司(PL:野太刀):(頑張るしかないかあ)
    天木 倫司(PL:野太刀):彼の嘲るような笑い声が、聞こえた気がした。
    GM
    GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
    GM:だが――世界は知らぬうちに変貌していた。
    GM:Double Cross The 3rd Edition『Crumble Days』
    GM:ダブルクロス──それでも、変わらないものはある。
    GM
    GM:全行程終了。皆様、お疲れ様でした
    薬師寺薫子(PL:GEL):おつかれさまでしたー!
    晴野 雛菊:お疲れさまでした~!
    天木 倫司(PL:野太刀):お疲れ様でしたー!
    淡谷 カイリ:お疲れさまでしたー!
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