ミドル2
GM:【ミドル2】
GM:今回の催しは「自然公園内で好きなテーマを決め、ノートにまとめて発表する」というもの。
GM:ここでルール説明でございます。
GM:情報タブにぺた
自然公園内で好きなテーマを決め、ノートにまとめて発表する
【まずはテーマを決めよう!】
1 生き物 肉体or知覚ダイス+3個
2 植物 知覚or精神ダイス+3個
3 天気 精神or社会ダイス+3個
4 その他(自由に決定) 肉体or社会ダイス+3個
(1~4どれかひとつ選択)
【ノートにまとめて発表しよう!】
1 力強く生き生きと! 肉体ダイス判定
2 細部まで丁寧に! 知覚ダイス判定
3 彩りを付けて鮮やかに! 精神ダイス判定
+
4 発表の練習をしよう 社会ダイス判定
(1~3どれかひとつ選択+4)
GM:解説していきますね
小四郎丸 咲:おおーっ!
GM:【まずはテーマを決めよう!】では、好きなテーマをひとつ選んでもらいます。テーマによって、どの能力にダイスボーナスが入るかが決まります。
GM:【ノートにまとめて発表しよう!】では、1~3までの「書き方」の中からひとつ選んでもらい、それに加えて4の発表練習を固定でやってもらいます。
GM:テーマのダイスボーナスは書き方と発表練習のどれかに乗ることになりますね。
GM:得意分野をさらに伸ばすもよし、苦手分野を埋めるもよし。
GM:最終的な判定は「書き方」で選んだダイス+社会ダイスとなります
GM:このとき、使えそうなエフェクトがあれば申請してもらっても大丈夫です。
GM:今回は順位を決めるような催しではないため、達成値は「自分なりに満足のいくノートが出来たか」の指標を表します。
GM:判定後、PCは全員以下の効果を得ます。
GM:【自分だけの一冊】達成値の十の位の値だけ、判定ダイスを増やしてよい。この効果はセッション中一度だけ使用できる。
GM:達成値が10~19だったら1個、20~29だったら2個、好きな時に使えるダイスボーナスがもらえるというわけ!
GM:ルールはこんな感じです。不明点はあるかな?
椿・リトリコ:大丈夫です
小四郎丸 咲:多分大丈夫かと
西光院空子:【ノートにまとめて発表しよう!】
1 力強く生き生きと! 肉体ダイス判定
2 細部まで丁寧に! 知覚ダイス判定
3 彩りを付けて鮮やかに! 精神ダイス判定
+
4 発表の練習をしよう 社会ダイス判定
(1~3どれかひとつ選択+4)
西光院空子:これの+4は何ですか?
GM:発表練習の4のことですね
GM:通し番号の
西光院空子:なるほど、了解です。ダイス+4かと思った
GM:+つけちゃったからややこしかったな
GM:あと先ほどのミドル1で万田博士についての情報を抜いているので
GM:「万田野依について(ver.2.0)」が調べられます
GM:指定は[情報:UGN] 、難易度は9ですね
小四郎丸 咲:万田博士を調べるとテーマ決めとかが出来ないとかそういうのはあります?
GM:これは好きなタイミングで好きな人がやってOKです
GM:無関係です!だいじょうぶ!
小四郎丸 咲:あ、了解です!
西光院空子:なるほどわね
GM:まったくの別件とお考えください
小四郎丸 咲:では、とりあえず万田博士を調べに行ってみましょうか
GM:ごーごー
小四郎丸 咲:(2+0+2)dx+1>=9 【情報:UGN】
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 7[4,5,5,7]+1 → 8 → 失敗
GM:おしい!
小四郎丸 咲:財産点を1点使って成功させます!
GM:金の力!
GM:OKです
西光院空子:えらい
小四郎丸 咲:ふふふ……所詮この世はコネとカネです
GM:せちがらいぜ
GM:では開示!
【万田 野依について(ver2.0)】
どこの組織にも所属していないオーヴァード。シンドロームのひとつはノイマン、その他ブリードは不明。
「未来を担う子供たちに科学の面白さを伝え、考えるきっかけを作りたい」という純粋な動機で行動している。
それはひとえに、地道な研究と実践の繰り返しによる人の進化を愛しているためだ。
人を「飛び級」させるレネゲイドウイルスには複雑な心境で、必要以上の力の行使を好まない。
ただしUGNとは以前協力したことがあり、もしオーヴァード関係で助けが必要なら話を聞いてくれるかもしれない。
GM:こういうことが分かりました
小四郎丸 咲:万田博士……力になってくれるのでしょうか……
GM:無所属の奴なんか信用できないぜェ~ッ!てことなら別にスルーしてもいいし、巻き込んでもいい そういう感じです
GM:フィールドワーク判定もみんなでやって、そのあと結果をもとにRPなどしてもらうといいかと存じます
小四郎丸 咲:テーマは好きに決めていい感じでしょうか?
西光院空子:テーマは生き物、知覚ダイス+3
発表方法は細部まで丁寧に! 知覚ダイス判定
発表練習はこれに加えて社会ダイス
GM:テーマは1~4から選んでね!4は選択肢を気にせず好きに決めていいやつです
GM:もしフレーバー的にやりたいテーマとシステム的にほしいボーナスがズレてるよ~って場合は、とりあえずシステムに合わせてもらって、ノートには他のことも書いた感じにしても全然OKです
小四郎丸 咲:ではテーマは鉱物!(その他枠) 自然公園に落ちている石を色々と拾って……
小四郎丸 咲:それを斬鉄剣(小)で真っ二つに割ったり、硬さを比べ合ったりします!
GM:おおー
西光院空子:はいはいGM! 私には《マーキング》というイージーエフェクトがありますわ! OVのみ認識できる犬のおしっこみたいなやつです!
GM:言い方
小四郎丸 咲:なのでその他枠で肉体、生き生きと発表する事でさらに肉体という感じになるでしょうか
小四郎丸 咲:言い方ァ!
西光院空子:これでいい感じに生き物に《マーキング》することで動きを観察したいですわ! ボーナスが貰えたりしませんか!?
GM:いいですね、追っかけて観察しやすそう
GM:固定値+3でいかがでしょうか
西光院空子:やったー! ありがとうございます!
西光院空子:では元々知覚固定値が+2あるのでまずは知覚ダイスを振っていきます
西光院空子:6DX+5 知覚・EEボーナス込み
DoubleCross : (6DX10+5) → 10[1,3,4,8,8,10]+4[4]+5 → 19
西光院空子:そこに発表練習の社会ダイスを加えて……
西光院空子:2DX 社会・発表練習
DoubleCross : (2DX10) → 6[3,6] → 6
西光院空子:c(19+6)
DoubleCross : c(19+6) → 25
GM:いい仕上がり!
西光院空子:25点……かなり良いノートになりました!
小四郎丸 咲:ちなみに、このタイミングで《完全獣化》は使えますか?
西光院空子:草ァ!
GM:このタイミングで!?
西光院空子:肉体ダイスが増えますからね……
小四郎丸 咲:や……めちゃくちゃ目立ちそうなのでNGなら使いませんが
GM:システム上使えるか使えないかなら使えますけど、たぶん支部で反省文書かされると思います
西光院空子:www
小四郎丸 咲:……!! では使いません!
GM:えらい
小四郎丸 咲:【肉体】は4あるのでダイスは8個ですね
小四郎丸 咲:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[1,1,4,5,8,10,10,10]+10[6,10,10]+6[2,6] → 26
小四郎丸 咲:獣にならずともこのパワー!
小四郎丸 咲:発表練習の社会ダイスを加えます
GM:つよいぜ!
小四郎丸 咲:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 5[1,5] → 5
小四郎丸 咲:合計で31です
GM:おお、繰り上がりましたね ダイボ+3個だ!
小四郎丸 咲:石の断面をスケッチしたりして良い感じにまとめました!
椿・リトリコ:テーマはその他で公園内の音について 社会ダイスを増やします
椿・リトリコ:ノートは楽譜のように彩りをつけて鮮やかに書きたいと思います
GM:すてき!
椿・リトリコ:精神ダイスで判定
椿・リトリコ:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 6[1,2,3,6,6] → 6
椿・リトリコ:発表練習の社会ダイス
椿・リトリコ:ボーナス含めて
椿・リトリコ:5dx
DoubleCross : (5DX10) → 7[2,4,5,6,7] → 7
椿・リトリコ:合計13です
GM:はーい!ダイボ+1個!
GM:
GM:
西光院空子:「ハトさんはどこに行くのかしらね」ぱちん、と指を鳴らす。《マーキング》。
西光院空子:薄くレネゲイドの膜がハトに被さる
西光院空子:「しばらくじっとしていてくださ……ああ、ちょっと! 動かないで!」バッサバッサ。ノートを開いたところでハトが飛び立っていく
小四郎丸 咲:セイヤー! セイヤー!! そんな中、森の奥から聞こえる何やら猛々しい叫び声。
小四郎丸 咲:「でやー!」 パッカーン! 「うりゃー!」 パッカーン!
小四郎丸 咲:小四郎丸咲だ!!何やら刃物を使って一抱えもありそうな石を割っている!
小四郎丸 咲:「てやぁーっ…………あれ?」
小四郎丸 咲:漬物石みたいな石を割ったところで、疑問符が飛び出してきた。
小四郎丸 咲:「空子さん!椿くん!見てください!某の割った岩の中からキレイな宝石みたいなものが!」
小四郎丸 咲:石の断面は複雑な縞模様を描いている……これは瑪瑙と呼ばれるものだ!
小四郎丸 咲:「レア物です!」 めちゃくちゃ大きな声を出しながらノートに纏めた。
椿・リトリコ:葉擦れの音や鳥の囀り、そういった音を聴きながらノートにまとめようとしているのだが
椿・リトリコ:元気な声に負けてしまっている
椿・リトリコ:「うーん……、みんなの元気な声も公園内の音にしちゃった方がいいかしら…」
西光院空子:「ああっ、リトくん! そのハトさんをつかまえてください!」ガッサガッサ。植木をかき分けてハトを追っているよ
小四郎丸 咲:「椿くん!見てください、何か化石みたいなものが!」 パカーン!パカーン!
椿・リトリコ:「空子ちゃん、あんまり奥までいくとあぶないよ!」ピチチチ、と囀るような音を鳴らしてハトを止めて
椿・リトリコ:「化石まであるの?すごいねえ」割られた石を見て驚く
小四郎丸 咲:「えへへへ~」 驚いてもらえて嬉しそうだ!
西光院空子:「ありがとうございます、リトくん」止まったハトさんを急いで、しかし丁寧にスケッチしていく
西光院空子:「リトくんは何をまとめていますの?」
椿・リトリコ:「ええとね、公園にあるいろんな音をまとめようと思ってるんだけれど…」
椿・リトリコ:「いろんな音があって楽しくなっちゃってまだ上手くまとまってないの」
小四郎丸 咲:「音……?」 「あ!」 自分が割った石を見て、思わず口元を抑える。
小四郎丸 咲:「ごめんなさい!迷惑……でしたよね……?」
西光院空子:「素敵ですわ、楽しくなっちゃったんですのね!」デカデカボイス
椿・リトリコ:「いいえ、たくさん楽しい音が聴けておもしろかったです」咲お姉さんに
椿・リトリコ:「石が割れる音もノートにまとめちゃおうかしら」くすくすと笑って
西光院空子:「それがしセンパイの持ってる石も綺麗なやつですわね!」
小四郎丸 咲:「そ、そうですー(小声)」
小四郎丸 咲:「某も偶然発見したのですが、この辺の石には宝石みたいなのも混じっているみたいで……(小声)」 縞模様が鮮やかな断面を見せる。
小四郎丸 咲:「それにこっちはなんかの虫みたいな……模様が(小声)」
西光院空子:「ふむふむ……とっても綺麗ですけど、勝手に斬ったりして良かったのかしら?」じゅんすいなぎもん
小四郎丸 咲:「え……?」 びくっ、とする。
西光院空子:「公園は市民のぜーきんで建てられている『こうきょうしせつ』だと聞きましたわ」
西光院空子:「中にあるものを勝手に斬ったり壊したりしたら……どうなるのでしょう?」
小四郎丸 咲:「あ、あわわわわわ……」
小四郎丸 咲:「せ、接着剤で元に……」 慌てているのか、ごりごりと石の断面を押し当てている。
西光院空子:「……あとで万田博士に聞いてみましょう!」
小四郎丸 咲:「そ、その通り!万田博士ならきっと解決方法を知っているはずです!」
小四郎丸 咲:「もし、本当にダメで某が警察の人達に捕まってしまったら……」
小四郎丸 咲:ひゅ~るる~(寂し気なBGM)
小四郎丸 咲:「その時は……皆さんが某の意思を継いでみたらしちゃんを見つけてあげてください……」
小四郎丸 咲:るるるる~~(とても寂し気なBGM)
椿・リトリコ:「き、きっと大丈夫だよ!咲お姉さん!」
西光院空子:「まだみたらしさんを見つけるまで時間はありますわ! みたらしさんと言えば、なっちゃんはどこに行ったのでしょう……?」きょろきょろ
椿・リトリコ:「奈乃ちゃんだったら鳥さんをノートにまとめるって言ってあっちの方に行ったけれど」
椿・リトリコ:す、と奥の方の植木の方向を指で指す
小四郎丸 咲:「……一度合流してみましょうか」
小四郎丸 咲:「某が警察に捕まる前に……!」
西光院空子:「ええ、急ぎましょう……! いざというときはかつ丼を差し入れしますね、それがしセンパイ」
GM:ではみなさんは奈乃を探しに木々の多い方へ向かいます
GM:公園内には雑木林と呼べそうな、ある程度木の密集した区域があります。
GM:大規模な森や山のように危険と隣り合わせ……というわけではもちろんありませんが、少々見通しが悪いのは確かでしょう。
GM:その木々たちを分け入った先で、みなさんは二人の少女を見つけます。
???:「だから! その飾りを捨てなさいって言ってるの!」
鳥須木 奈乃:「ど、どうして!? それになんで、私の名前を知ってるの? みたらしちゃんのことを知ってるの……!?」
GM:奈乃と、先ほど見かけた謎の少女が、何やら緊迫した空気で言い争っています。
小四郎丸 咲:「待った!待った、待った、待ってください……!」 この状況を見た瞬間びっくりするも、喧嘩は良くないと思い二人を押し止めようとする。
西光院空子:「なっちゃん……! とあなたは誰かしら?」テコテコテコー! すごい速さで割って入るぞ、行動値32だ
椿・リトリコ:「急に言われたらビックリしちゃうでしょう?」
椿・リトリコ:「聞いてほしいことがあるのはわかったから、もう少しお話できない?」
???:「……あんたたち」む、と睨む
西光院空子:「私は西光院空子! なっちゃんのお友だちですわ! あなたのお名前は?」
???:「お友達……」奈乃を見る。
小四郎丸 咲:「某の名前は小四郎丸咲。鳥須木ちゃんのお友達の一人です」
椿・リトリコ:「ぼくは椿・リトリコっていいます」
鳥須木 奈乃:「み、みんな今日初めて会ったけど、みたらしちゃんを探すの手伝うよって言ってくれたの……」
???:苦々しい顔をして「……そう」
???:「そうよ。あんたには優しいお友達がちゃんといるんだわ」
???:「だからあんな雀のことなんて、もう忘れて」
西光院空子:「みたらしさんは見つけますわ! なっちゃんが泣いていますもの!」
???:「忘れてよ! もういないの、あんたの知ってる”みたらしちゃん”は――」
???:どこか泣きそうな顔で髪を振り乱す。
椿・リトリコ:「あのね、あなたが誰なのかはわからないけれど」
椿・リトリコ:「みたらしちゃんを悪く言うのはやめてあげて」
椿・リトリコ:「奈乃ちゃんの大事なお友達なんだって、そこは否定しないであげてほしいの」
小四郎丸 咲:「それに……大事な友達の事を簡単に諦められるわけがないと思いますよ?」
小四郎丸 咲:「某も幼い頃からの愛刀が折れてしまった時は三日三晩泣き叫んだ経験がありますし……」
西光院空子:「それがしセンパイのお話は難しくてよく分からないけど……とにかく!」
西光院空子:「まずは、お名前を! 教えて! ください!」女の子の両手を握る
GM:お、では。
GM:少女の手を掴もうとした空子ちゃんの両手は、何にも触れることはなかった。
GM:まるでそこにいる彼女が幻であるかのように。
???:少女の知覚との対決ができます。
???:するなら少女がまずダイス振るけど、する?
西光院空子:しますわ!
椿・リトリコ:しましょう
小四郎丸 咲:やります!
西光院空子:少女さん、ダイスをお振りになって!
???:よろしくてよ
???:6dx
DoubleCross : (6DX10) → 9[2,4,5,6,8,9] → 9
???:微妙でしたわ
西光院空子:3DX+2
DoubleCross : (3DX10+2) → 9[1,4,9]+2 → 11
小四郎丸 咲:(2+0)dx+0 【知覚】
DoubleCross : (2DX10) → 2[1,2] → 2
椿・リトリコ:1dx+1
DoubleCross : (1DX10+1) → 3[3]+1 → 4
西光院空子:すごく分かりましたわ!
GM:ここで空子ちゃんだけわかるのもなるほどねという感じ
小四郎丸 咲:(手がすり抜けた……!?まさかこの子は……幽霊……!?) ビビってる。
GM:では空子ちゃんは、彼女の姿が何によって生み出されたか分かります。
GM:「天使の絵の具」「天使の外套」。エンジェルハイロゥのイージーエフェクトです。
西光院空子:ぴかぴかしてる!
GM:そして手がすり抜けたということは、彼女の「本体」は、もっと小さい何か――
GM:と、そこまで考えが行きついたとき。
???:《ワーディング》
鳥須木 奈乃:ふにゃ、と眠たげに膝を折って、そのままくたりと倒れます。
小四郎丸 咲:「奈乃ちゃん!」 慌てて背中を支える。
???:「……いないの。いないのよ」
???:「戻らないの。戻れないのよ」
???:「あの飾りがなくなれば、きっともうあきらめてくれる」
西光院空子:「これは……!」触ろうとした手がすり抜けたこととワーディングで察する
???:自分に言い聞かせているかのような言葉。
???:レネゲイドの「暴走」状態……と、察することができるかもしれない。
小四郎丸 咲:「空子ちゃん……あの子はいったい……!?」
西光院空子:「もしかして……あなたが、みたらしさん?」
小四郎丸 咲:「…………!?」
椿・リトリコ:「……そうなの?」
GM:ではここで「謎の少女の正体について」の判定が可能になります。
GM:情報:UGN、難易度は9。また、この判定に限り〈RC〉でも判定できます。
GM:ただし〈RC〉を用いた場合は財産点は使用できません。
椿・リトリコ:RCで判定します
西光院空子:情報UGNで挑戦しますわ!
小四郎丸 咲:(2+0+2)dx+1>=9 【情報:UGN】ここはコネも使って……
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 9[1,3,6,9]+1 → 10 → 成功
西光院空子:2DX>=9 情報:UGN
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[3,9] → 9 → 成功
椿・リトリコ:5dx+4>=9
DoubleCross : (5DX10+4>=9) → 10[1,2,3,7,10]+4[4]+4 → 18 → 成功
西光院空子:成功ですわ!
GM:めちゃくちゃ理解っている!
小四郎丸 咲:椿くんにはスズメのお友達がいるから……!
GM:では開示していこう
【謎の少女の正体について】
雀のAオーヴァード。付けられている名前は「みたらし」。
もともと弱いハヌマーンシンドロームに覚醒していたが、鳥類であるため風を読む力とは相性がよく、雀として飼われる上でも支障はなかった。
しかし「太陽の涙」に長く触れたことでエンジェルハイロゥシンドロームに追加で覚醒。
制御困難に陥り、イージーエフェクトである「天使の外套」「天使の絵の具」が暴走、少女の姿をとった状態で固定されてしまう。
この状態では誰よりも大事な友達――奈乃を怯えさせてしまう。そもそも、自分だと分かってもらえないだろう。
絶望にかられた彼女は家を飛び出した。
GM:謎の少女、改め「みたらしちゃん」は現在、奈乃の元に戻れない絶望や、あなたたちの乱入に対する戸惑いなどにより、レネゲイドが暴走しています。まともに話の出来る状態ではありません。
GM:幸いと言うべきか、ワーディングの効果範囲はこの雑木林程度に収まっています。
GM:逆に言えば、彼女を止め、きちんと話ができるようにしてあげられるのは、あなたたちだけです。
西光院空子:うぉー、お話!(サイレンの魔女)
小四郎丸 咲:お話だー!(斬鉄剣)
小四郎丸 咲:「みたらしちゃん……あなたがやるべき事は……ううん。今は通じませんか」
小四郎丸 咲:「それでも!某があなたを奈乃ちゃんのもとに送り届けてみせます!」
椿・リトリコ:「お友達が急にいなくなるのがつらいのはどっちもだもんね」
西光院空子:「みたらしさん……私が、私たちが戻してあげます!」
GM:――どこか遠くで、雀が鳴いた。
GM:
クライマックス
GM:【クライマックス】
GM:まず全員侵蝕率を80まで上げた後、衝動判定:9をお願いします。
西光院空子:西光院空子の侵蝕率を80に変更(38 → 80)
西光院空子:4DX+1>=9 衝動判定
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 10[1,8,8,10]+6[6]+1 → 17 → 成功
西光院空子:2D10 衝動侵蝕
DoubleCross : (2D10) → 16[10,6] → 16
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲の侵蝕率を80に変更(40 → 80)
西光院空子:西光院空子の侵蝕率を16増加(80 → 96)
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を46増加(44 → 90)
小四郎丸 咲:(1+2)dx+1>=9 【意志】
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[5,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
GM:回りまくっている
小四郎丸 咲:心が強い
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲の侵蝕率を2D10(→ 7)増加(80 → 87)
椿・リトリコ:間違えた80です
GM:OKOK
椿・リトリコ:7dx+2>=9
DoubleCross : (7DX10+2>=9) → 10[2,2,5,6,6,8,10]+2[2]+2 → 14 → 成功
GM:みんな冷静だぜ
椿・リトリコ:80+2d10
DoubleCross : (80+2D10) → 80+11[9,2] → 91
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を11増加(80 → 91)
GM:OK!
GM:では戦闘説明
GM:配置は
”風切雀(’みたらしちゃん)”(12)、光の壁(6) --5m-- 空子(32)、椿(7)、咲(5)
GM:勝利条件は「”風切雀”の戦闘不能」
GM:また、勝利条件を満たさない場合の戦闘終了条件は「2ラウンド目のクリンナッププロセス到達」です。
GM:2ラウンド目のクリンナッププロセスに到達すると、”風切雀”のレネゲイド暴走は閾値を超え、戻ってくることができなくなるでしょう。
GM:「ジャーム討伐」としてなら問題ないかもしれません。しかし「みたらしちゃん」は永遠に失われるでしょう。
小四郎丸 咲:そんな……
GM:「光の壁」は暴走するエンジェルハイロゥシンドロームの力で生み出された防壁です。一般的なエネミーとして扱います。
椿・リトリコ:みたらしちゃんを助けるぞ
GM:OKなら……始めるぜ!神速の戦闘をな!
GM:
GM:
GM:【ラウンド1】
GM:【セットアッププロセス】
GM:宣言はおありかい
西光院空子:セットアップ▼《スピードスター》(侵蝕+5)
西光院空子:効果:ラウンド間、自身が次に行う攻撃に+【行動値】する。ラウンド間、あらゆるリアクションを行えない。1シーン1回。
西光院空子:西光院空子の侵蝕率を5増加(96 → 101)
GM:もうこわい
椿・リトリコ:コンボ「Prelude」 《狂騒の旋律》
椿・リトリコ:暴走をうける、ラウンド間の攻撃力+9
椿・リトリコ:範囲なのでPC全員受け取り可能です
西光院空子:当然受け取りますわ~! 攻撃力+9!
小四郎丸 咲:狂騒受け取ります!攻撃力+9
小四郎丸 咲:自前のセットアップは特にないです
GM:はあい
光の壁:セットアップ【戦いの予感】自身の行動値+[LV×10(10)]
光の壁:光速となります
光の壁:それでも空子ちゃんの半分
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を5増加(91 → 96)
GM:セットアップOK!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:空子ちゃんが一番速い、自然の理、当然ですね
西光院空子:イニシアチブ▼《スピードフォース》(侵蝕+4)
西光院空子:効果:メインプロセス実行。行動済では使えない。使用すると行動済になる。
西光院空子:西光院空子の侵蝕率を4増加(101 → 105)
西光院空子:私が超最速ですわ~~! 加速する刻の打ち合いにも負けません!
GM:ヒエエエ
GM:エネミー割込みなし、他にイニシ持ちもいませんね
GM:超最速で行ってもらいましょう
GM:
GM:【メインプロセス】西光院空子(32)
GM:どうぞお嬢様
西光院空子:マイナー、37m戦闘移動、ぐるっと回りこんでみたらしさんの後方20mくらいに行きますわ
西光院空子:メジャー▼《サイレンの魔女》+《疾風迅雷》(侵蝕+8)
西光院空子:効果:ドッジ不可、装甲無視。
西光院空子:判定前にノートのぱわーでダイスボーナス+3ですわ~~!
西光院空子:+2だった
GM:使い時を逃さないお嬢様の鑑!
西光院空子:(2+3+2)DX+1 RC
DoubleCross : (7DX10+1) → 3[1,2,2,2,3,3,3]+1 → 4
GM:???
西光院空子:ドッジ不可なのでダメージロールに移りますわ~~!
西光院空子:1D10+18+32+9 ダメージ・スピードスター適用
DoubleCross : (1D10+18+32+9) → 1[1]+18+32+9 → 60
西光院空子:対象は言い忘れていたけど光の壁とみたらしさんですわ~~!
”風切雀”:み”-っ
”風切雀”:装甲もないのでまるまま受けます。
”風切雀”:あっても無視されるし……
光の壁:壁もボロボロ
西光院空子:むー、両方とも倒せませんでした……
西光院空子:西光院空子の侵蝕率を8増加(105 → 113)
西光院空子:手番終わりですわ
西光院空子:イニシアチブ32で通常手番が始まりますが、スピードフォースの効果で行動済
西光院空子:何も無ければおそらくイニシアチブ16の光の壁さんの手番ですわ
GM:OK!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:光の壁さんです むん
GM:もうボロボロで壁というかちょっとキラキラしてるな……くらいですが、やっていきます
GM:
GM:【メインプロセス】光の壁(6→16)
光の壁:マイナーはなし。
光の壁:メジャー【光の弓+レーザーファン+滅びの光+幻惑の光+コンセ:エンハイ】同エン不可の範囲(選択)攻撃+放心
光の壁:空子ちゃんには移動されてしまっているので、椿くんと咲ちゃんを狙うぜ
光の壁:8dx7+4
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[1,3,4,4,4,6,10,10]+1[1,1]+4 → 15
光の壁:しょっぱ…
小四郎丸 咲:リア不!
椿・リトリコ:暴走リア不
光の壁:暴走に助けられたぜ
光の壁:ダメージ出します
光の壁:2d+10+9 装甲有効、放心付与
DoubleCross : (2D10+10+9) → 11[1,10]+10+9 → 30
椿・リトリコ:死にます、リザレクト
小四郎丸 咲:むぅ~防具を着ていればわんちゃん耐えられた!《リザレクト》します!
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲のHPを1D10(→ 2)に変更(29 → 2)
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(96 → 105)
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲の侵蝕率を2増加(87 → 89)
GM:壁くんは以上です。
椿・リトリコ:100%にのったので狂騒の旋律の攻撃力+12になりました
GM:ヒィン
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:風切雀です。
GM:
GM:【メインプロセス】”風切雀”(12)
”風切雀”:マイナーで戦闘移動。5m後ろ(空子ちゃん側)に下がり、誰ともエンゲージしていない状態になります。
GM:常時【一迅の風】により、移動を行ったこのラウンドの攻撃力アップ。
”風切雀”:メジャー「小鳥の歌」【浸透撃+かまいたち+獅子奮迅+さらなる波+コンセ:ハヌ】射程視界の範囲(選択)攻撃、ガード不可
”風切雀”:ただし攻撃力が-5されます
”風切雀”:7dx7+2
DoubleCross : (7DX7+2) → 10[1,3,3,3,4,5,10]+10[9]+3[3]+2 → 25
”風切雀”:まあまあ
小四郎丸 咲:暴走リア不!
”風切雀”:対象は椿くんと咲ちゃん!
椿・リトリコ:暴走リア不
”風切雀”:はあい
”風切雀”:3d+6+10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+6+10) → 12[3,7,2]+6+10 → 28
小四郎丸 咲:《リザレクト》します
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲のHPを1D10(→ 10)に変更(2 → 10)
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲の侵蝕率を10増加(89 → 99)
椿・リトリコ:しにます、みたらしちゃんに○尽力/憐憫でロイスを取得して即昇華
GM:OK!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:椿くん!
GM:
GM:【メインプロセス】椿・リトリコ(7)
椿・リトリコ:はあい
椿・リトリコ:マイナーはなし
椿・リトリコ:メジャーでコンボ「Ballade」 《サイレンの魔女》《スキルフォーカス》
椿・リトリコ:ダイスボーナスを入れて放心も入れて
椿・リトリコ:7dx+22
DoubleCross : (7DX10+22) → 10[1,7,8,8,9,9,10]+5[5]+22 → 37
GM:つよい
椿・リトリコ:対象はみたらしちゃんと光の壁です
”風切雀”:来いっ
椿・リトリコ:この攻撃はドッジも出来ます
GM:はっ
”風切雀”:ドッジチャレ!
”風切雀”:実は常時【残像】を持っているので移動を行った今回はドッジダイスが増えるのだ
”風切雀”:(7+2)dx>=37 ドッジ
DoubleCross : (9DX10>=37) → 9[1,3,4,4,5,7,7,8,9] → 9 → 失敗
”風切雀”:ぺちょ
光の壁:3dx>=37 ドッジ
DoubleCross : (3DX10>=37) → 10[4,5,10]+3[3] → 13 → 失敗
光の壁:なんでお前が回してんだよ
椿・リトリコ:ではダメージ
椿・リトリコ:4d10+18+12
DoubleCross : (4D10+18+12) → 20[2,5,4,9]+18+12 → 50
光の壁:ヒエーン
椿・リトリコ:装甲無視です
光の壁:そんなものは……ない!
光の壁:壁は爆散します
”風切雀”:みたらしちゃんも倒れます、が
”風切雀”:【蘇生復活】、足掻きます。レネゲイドの生存本能でしょうか。
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(105 → 110)
”風切雀”:ふらふらのぴよぴよです
GM:では処理OK
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:咲ちゃーん!
GM:
小四郎丸 咲:うおーっ!
GM:【メインプロセス】小四郎丸咲(5)
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を2増加(110 → 112)
小四郎丸 咲:マイナーアクションで《骨の剣》+《死招きの爪》+《完全獣化》
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲の侵蝕率を12増加(99 → 111)
小四郎丸 咲:メジャーアクションで【コンボ:斬鉄剣ッ!!】《伸縮腕》+《コンセントレイト》+《バリアクラッカー》
小四郎丸 咲:みたらしちゃんを攻撃します!
”風切雀”:ウオーッ
小四郎丸 咲:その際にみたらしちゃんに対して〇尽力/不安でロイスを取得
小四郎丸 咲:即座にタイタス化・昇華してダイス数を+10個!
”風切雀”:なにっ
”風切雀”:!?
小四郎丸 咲:では放心と合わせて判定をします
小四郎丸 咲:(4+2+3-2+10)dx7+0-1
DoubleCross : (17DX7-1) → 10[2,2,3,4,4,5,5,5,6,7,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,2,5,7,8,8,10,10]+6[1,1,2,3,6]-1 → 25
椿・リトリコ:そこに
椿・リトリコ:コンボ「Impromptu」 《勝利の女神》
椿・リトリコ:判定の達成値+6、ラウンド1回
GM:おおっ
椿・リトリコ:椿・リトリコの侵蝕率を4増加(112 → 116)
小四郎丸 咲:ありがとうございます! 達成値が31に!
GM:繰り上がりだぜ!
”風切雀”:ウオーッドッジチャレンジ
”風切雀”:(7+2)dx>=31
DoubleCross : (9DX10>=31) → 9[1,5,6,6,8,8,8,8,9] → 9 → 失敗
”風切雀”:ぺも(落ちる)
小四郎丸 咲:4d10+47+12 ダメージ(装甲・ガード無視)
DoubleCross : (4D10+47+12) → 23[2,7,4,10]+47+12 → 82
GM:ヒイッ
”風切雀”:けちょんけちょんのぴよ!!!
GM:倒れます!
GM:戦闘終了!!
小四郎丸 咲:小四郎丸 咲の侵蝕率を8増加(111 → 119)
GM:
GM:
椿・リトリコ:空中に指を置いて、見えない鍵盤をはじく
椿・リトリコ:ぽろん、と綺麗な音色が響き渡り周囲のレネゲイドを奮起させていく
小四郎丸 咲:「これは……?」 不思議な感覚が内側から芽生える。
西光院空子:「リトくん、流石ですわ……!」いつもよりレネゲイドの回転が早くなるのを感じる
西光院空子:ぱちん、ぱちん、と指を鳴らす。《マーキング》。薄いレネゲイドの膜がみたらしと遮る光の壁に被さる。
西光院空子:「お前さんが覚えるべきは出力を絞ることと、範囲を狭めることだぎゃあ」とは師匠の言葉だが……西光院空子は器用でない。一度に多くのことはできない
西光院空子:出力制御より先に覚えたのは──
西光院空子:「少し痛いですけど我慢してくださいね、みたらしさん!」
西光院空子:一戦に一射。西光院がみたらしと光の壁を追い越し──
西光院空子:極大の嵐が《マーキング》された1人と1体に吹き荒れる!
”風切雀”:髪が翼のように広がって、風に舞う。
”風切雀”:「う……」くらりと体勢を崩すも、未だその目はぎらぎらと、危うい輝きに取りつかれたままだ。
”風切雀”:彼女のそばで、光の粒子が明滅する。
”風切雀”:光が寄り集まり、それから広がって――前方にいた少年と少女を焼き切らんと伸びる。
小四郎丸 咲:「くっ……!」 熱線による火傷を負うも傷は浅く、オーヴァードの回復力が傷口を被覆する。
小四郎丸 咲:「まだ……まだです!」 依然、闘志は満ち満ちている!
椿・リトリコ:演奏を始めたら避けることはしない、演奏を止めることになるからだ
椿・リトリコ:傷付いたまま、一心不乱にメロディを奏で続ける
”風切雀”:彼女には分からない。
”風切雀”:誰よりも速く自分に手を差し伸べた金髪の少女も。
”風切雀”:大人のようで子供のようでもある、寄り添おうとする黒髪の少女も。
”風切雀”:己の身を厭わずに友達を鼓舞する少年も。
”風切雀”:……たった一羽のちいさな鳥を、いつまでも諦めてくれない少女も。
”風切雀”:彼女には、理解できない。
”風切雀”:雀の羽は風を切る。
”風切雀”:耳をつんざく鳴き声のように。
小四郎丸 咲:「…………っ!」 己の爪を小型の『斬鉄剣』と変じながら、此方に飛来する風の刃を弾き返す。
小四郎丸 咲:だが、このままでは彼女に近づく事さえ出来ない……せめて、何か突破口があれば……!
椿・リトリコ:風を切る音が鳴り響く、それは演奏を途切れさせるほどに悲しげな音色で
椿・リトリコ:そこにポロンポロンと覆い被さるように演奏を続けていく
小四郎丸 咲:「椿……くん」 彼は、演奏を止めていない……!風の刃が吹き荒れるこの状況の中で、音楽を続けている。
小四郎丸 咲:「頼みます……!」
椿・リトリコ:その音色は悲しみを流して落ち着かせてaccarezzandoに響き渡り
椿・リトリコ:渦巻いている混乱をなだめていく
”風切雀”:「……なんで」久しぶりに言葉を発する
”風切雀”:「なんで、首を突っ込むの。関係ないはずでしょう」
”風切雀”:「雀はいなくなって、飾りは手放されて、それでいいじゃない」
”風切雀”:「それで……」少女の輪郭が僅かにぼやける。エフェクトの効果が緩んでいるのだ。
”風切雀”:その様子は、どこか泣きそうに見えた。
小四郎丸 咲:「それでは……駄目なんです」
小四郎丸 咲:ざっ、と一歩前に出る。
小四郎丸 咲:「あの子の傍に、あなたが居ないと……」
小四郎丸 咲:「そんなの!幸せでもなんでもない!」
”風切雀”:「……だったら」
”風切雀”:「どうしたらいいの、あたしは」
”風切雀”:それははっきりとした、助けを求める声だった。
小四郎丸 咲:「は、はははっ、某にもどうすれば良いのかなんて事はわかりません」
小四郎丸 咲:「でも……どうにかして見せます!」
小四郎丸 咲:「某の『斬鉄剣』が!」
小四郎丸 咲:椿くんが凪いでくれたこの一瞬の間を使って、己の内のレネゲイドを喚起させる。
小四郎丸 咲:「みたらしちゃん……少しだけ、怖い思いをさせてしまうかもしれません」
小四郎丸 咲:「でも……一瞬だけ、痛いのを堪えてください!」
小四郎丸 咲:紫電の閃光がバチバチと弾け、咲の肉体が内側から捲り上がるように変容する。
小四郎丸 咲:鋼の如き装甲を身に纏い、眼光鋭く、切れ味の鋭い剣を携えたその姿は
小四郎丸 咲:鎧を身に纏った騎士の如く、されど人に非ず、巨なる獣の姿であった。
小四郎丸 咲:(さて……『斬鉄剣』を構えたは良いのですが……)
小四郎丸 咲:獣の馬首が捩る様に動き、視線がみたらしちゃんへと向けられる。
小四郎丸 咲:(流石に『斬鉄剣』で斬り捨ててしまってはみたらしちゃんの身が持たない……)
小四郎丸 咲:(どうしましょう……!教えてください、教官殿……!!)
小四郎丸 咲:瞬間!小四郎丸咲の脳裏に教官殿の教えが飛来する!
教官殿:「いいでござるか?『斬鉄剣』とは人を斬るのみにはござらん」
教官殿:「目に見えるもの、見えないもの、あらゆるものを斬る刀でありながら」
教官殿:「それでいてあらゆるものを『斬らない』事すら選ぶ……これが某が伝える『斬鉄剣』の極意でござる!」
教官殿:「志士の心は熱く燃えているでござるなあ!」
小四郎丸 咲:(そうか……!!)
小四郎丸 咲:(流石にござる語尾はキャラを作り過ぎだと思いますが……!)
小四郎丸 咲:(教官殿の教え……確かにこの小四郎丸咲が受け取りました!)
小四郎丸 咲:「は、あああああああああああああああ!!」
小四郎丸 咲:シュラララァァァ―――――ッ
小四郎丸 咲:裂帛の気合を以て、巨大なる刀身が大上段から振り下ろされる。
小四郎丸 咲:空も大地も風も、この世界のありとあらゆる物を断ち切る様な黒紫の剣閃。
小四郎丸 咲:その線が、人の仮姿を纏うみたらしちゃんを通り過ぎ……!
小四郎丸 咲: ―――――ゥゥゥゥン
小四郎丸 咲:而して、それは彼女の肉体を傷つけず、その身に覆ったレネゲイドの虚構のみを断ち切った。
小四郎丸 咲:「レネゲイド……そして、この世の不可思議のみを斬り裂く『斬鉄剣』の奥義」
小四郎丸 咲:「『斬鉄剣・虚』……いかがでしたかな?」
”風切雀”:少女の姿が消える。
”風切雀”:固定されていた幻影が、溶ける。
GM:硝子が砕けるように、光が霧散して――
GM:――あとには、一羽の雀がちょこんと残った。
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GM:
バックトラック
GM:【バックトラック】
GM:基本的に通常通りのバクトラですが、ボーナスがあります。
万田 野依:騒ぎを聞きつけて駆けつけた万田博士が、後のフォローを手伝ってくれます。
万田 野依:これによりバクトラダイスを+2個してよい!
GM:ではダイスをどうぞ
小四郎丸 咲:では万田博士の力を借りつつ等倍振りでいきます!
椿・リトリコ:等倍で
西光院空子:BT前に みたらしさん 〇庇護/執着 で取得。ロイス6、等倍
西光院空子:6D10
DoubleCross : (6D10) → 38[4,9,6,8,8,3] → 38
西光院空子:西光院空子の侵蝕率を38減少(113 → 75)
小四郎丸 咲:119-7d10
DoubleCross : (119-7D10) → 119-37[2,6,6,4,7,5,7] → 82
西光院空子:帰還、5点!
小四郎丸 咲:すんなりと帰還!5点です
椿・リトリコ:116-7d10
DoubleCross : (116-7D10) → 116-31[8,9,2,8,1,2,1] → 85
椿・リトリコ:5点
GM:すこやか
GM:
エンディング:
GM:【エンディング】
みたらしちゃん:「…………」きょろきょろと周囲を見渡して
みたらしちゃん:「……消えてる。消えてるわ、あの光!」
西光院空子:「な、治ったようですわね……」へろへろ
小四郎丸 咲:「ふふふ……これが某の『斬鉄剣』!教官殿の教えはやはり正しかったようですね」 ドヤ顔
椿・リトリコ:残響を残して演奏を終えて
椿・リトリコ:「みたらしちゃん、元に戻れたみたい」
椿・リトリコ:「よかったねえ」
みたらしちゃん:「…………あ、」
みたらしちゃん:「ありがとう……」ちゅん……(小声)
西光院空子:「良いんですのよ。その代わり、きちんとなっちゃんと仲直りしてくださいね」
小四郎丸 咲:「奈乃ちゃんは良い子ですからね。きっと、上手くやれると思います」
小四郎丸 咲:「オーヴァードにせよ、普通の人間にせよ……ね?」
万田 野依:「……なかなか戻ってこない参加者がいるとは聞いたが」
万田 野依:がさごそと木々の間から現れる
万田 野依:「ずいぶんなレネゲイド反応を感知したからな、心配したが……解決した後か?」
小四郎丸 咲:「万田博士!?」 「い、いやぁ……これには事情が……」
小四郎丸 咲:「やはりご存知でしたか」
西光院空子:「ええ、解決しましたわ」よろよろ
椿・リトリコ:「空子ちゃん、大丈夫?」
万田 野依:「うむ、まあ私はどこの組織にも所属はしていない……とはいえ」
西光院空子:「大丈夫ですわ、ちょっと乗り物酔いみたいな状態になっているだけです」速すぎるので酔うのだ
万田 野依:「未来ある若者をいたずらに傷つけたりするのは、普通に嫌な方の大人だ」
万田 野依:「まあ今回は、大人の出る幕もなかったようだがな」
椿・リトリコ:「大丈夫でした、みんな元気です」万田博士に
万田 野依:「うむ! 良いことだ」
小四郎丸 咲:「ええ。人とオーヴァードの共存……UGNの理念も、案外あんな感じの事から始めていけるのかもしれませんね」
小四郎丸 咲:「ところで……万田博士?」
万田 野依:「とはいえ組織への報告などは必要だろう? そちらは私も手伝うから、後で状況を……うん?」
万田 野依:「どうした、小四郎丸くん。神妙な顔だが」
小四郎丸 咲:「あ、あのですね……某、研究の一環で石をこう……ていや!ってしちゃいまして……」
小四郎丸 咲:そう言って差し伸べられた手の先には大量に割られた鉱物の数々。
西光院空子:「それがしセンパイ、タイホされちゃうんですの……?」
小四郎丸 咲:「スマホで調べてみたら、自然公園法なんていう法律があるらしく……」
小四郎丸 咲:「た、助けてください!捕まりたくない!」
万田 野依:「……残念だが私は科学者であって弁護士ではないのでな……」
万田 野依:「まあそこまで悲観しなくていい、そういった法はだいたい国立で指定されている公園が対象のはずだ」
小四郎丸 咲:「と、という事は……!?」
万田 野依:「法律上は罪ではない。おそらくな」
小四郎丸 咲:「や、やった……!リーガル!」
西光院空子:「それがしセンパイがけいむしょに入らなくて済みましたわ」
万田 野依:「だが公園内の物をみだりに破壊するのは褒められた行為ではないぞ」めっ
小四郎丸 咲:「うわー!ごめんなさーい!!」
椿・リトリコ:「まあまあ、咲お姉さんが捕まらなくて一安心だよね」
みたらしちゃん:(こいつら全然緊張感ないわね……)
みたらしちゃん:みんなの会話を聞きながら、控えめに奈乃の手をちょんちょんしていた
鳥須木 奈乃:「……んう……?」
鳥須木 奈乃:「あれ……? 私、何して……確か知らない女の子が……」目を覚まして首をかしげる
西光院空子:「あ、なっちゃん……ええとですね」ポクポクポクポクチーン!
椿・リトリコ:「あ、奈乃ちゃん!」
西光院空子:「さっきの女の子がみたらしさんを見つけてくれました!」
椿・リトリコ:「みたらしちゃんが見つかったんだよ」
鳥須木 奈乃:「えっ!?」
小四郎丸 咲:「ふわふわの冬毛になってました」
椿・リトリコ:「それでね、あの子がねその宝石みたいな石を交換して欲しいって言ってたんだけれど」
椿・リトリコ:「あげちゃっても大丈夫かしら?」
みたらしちゃん:「ちゅん」
鳥須木 奈乃:「えっえっえっ」あたふたして、手元にちょこんといる雀の姿を確認して。
鳥須木 奈乃:「……みたらしちゃん」ぼろっと涙がこぼれる
鳥須木 奈乃:「ええん……よかった……会いたかった」両手でそっとみたらしちゃんを抱き上げる
鳥須木 奈乃:「あの子……私もお礼を言いたいんだけど、どこにいるの?」きょろ
西光院空子:「えーと」えーとえーと
椿・リトリコ:「用事があるっていって」
椿・リトリコ:「もう帰ってしまったの」
西光院空子:「大丈夫! 私たちが探して必ず伝えますわ!」
小四郎丸 咲:「ええ!きっとまたどこかで会えますよ」
鳥須木 奈乃:「そうなんだ……」
椿・リトリコ:「でもね、その宝石みたいな石がどうしても欲しいんだって言ってたんだけれど」
椿・リトリコ:「渡してあげても大丈夫?」
椿・リトリコ:「ぼくたちが代わりに届けておくから」
鳥須木 奈乃:「……みたらしちゃん、あげてもいい?」石を見せる
みたらしちゃん:「ちゅん」
みたらしちゃん:石を一瞥し、奈乃の手から腕、肩へと乗ります。
みたらしちゃん:そんな石なんてどうでもいいぜと言わんばかりの態度。
西光院空子:「みたらしさんもおーけーしてくれるみたいですわね」
鳥須木 奈乃:「うん、そっか。みたらしちゃんがいいなら、大丈夫」かばんから取り外して椿くんに渡します
鳥須木 奈乃:「……あのね、あの子ね、なんだか怒ってて、怖かったんだけどね」
鳥須木 奈乃:「なんだかすごく、必死な気がして……もっとちゃんと、お話したかったなって、思ってたの」
鳥須木 奈乃:「これを渡すときに、私がそう言ってたって伝えてもらえる、かな?」
西光院空子:「ええ、しっかり伝えておきますわ!」
椿・リトリコ:「うん、ありがとう」
椿・リトリコ:「大切なものなのにごめんね」
小四郎丸 咲:「お預かりします」 丁寧な動作で太陽の涙を受け取り、ハンカチに包んで仕舞い込む。
鳥須木 奈乃:「うん、ありがとう。お願いします」ぺこり
鳥須木 奈乃:「大丈夫、みたらしちゃんが帰ってきたから」
鳥須木 奈乃:「また新しい飾りを探すね、みたらしちゃん」
みたらしちゃん:「ちゅん!」
みたらしちゃん:ちらと首をあなたたちの方に向け。
みたらしちゃん:【彼方からの声】
みたらしちゃん:『……ありがと。でも、あたし、まだこれで全部終わったと思ってないから』
みたらしちゃん:『奈乃が寝た後にでもまた抜け出して、コントロールを教わりに押しかけてやるからね』
みたらしちゃん:『最後まで面倒みなさいよ』「ちゅん」
鳥須木 奈乃:「みたらしちゃん、みんなのことも好きみたい」
小四郎丸 咲:「は、ははは……」 苦笑いで応える。
西光院空子:「ええ、きっと仲良くできますわ!」
椿・リトリコ:「みたらしちゃん、ぼくのお友達のスズメさんとも仲良くしてもらえるかなあ」
椿・リトリコ:「また会えるといいね」
鳥須木 奈乃:「うん……! 今度、みたらしちゃんを連れて、遊びに行ってもいい?」
万田 野依:「こらこら、今後の予定も大事だが、集合時刻はもう過ぎているぞ諸君」
万田 野依:わざとらしく割って入る。
万田 野依:「ほら、広場に戻ろう。きちんとノートは持ったな?」笑いかける
小四郎丸 咲:「勿論…!これはリーガルな研究成果です」 ノートを構える。
西光院空子:「はっ! そうでした! もちろんしっかりばっちりまとめましたわ!」
椿・リトリコ:「うふふ、ちゃんとまとめました」
鳥須木 奈乃:「はいっ!」今日いちばんの明るい笑顔を見せる
GM:少年少女は、ちいさな雀を連れて広場へ向かう。
GM:すれ違ったままの友情を結び直したことは、あなたたちだけの秘密。
GM:ノートには書けないし発表もできないけれど――
GM:――それはきっと、あなたたちがいっとう大事にしたいものだった。
GM:
GM:【万田博士のとびきり大探索!~君だけのフィールドノート編~】Fin
GM:
GM:お疲れ様でした~~~~
椿・リトリコ:お疲れ様でした~
小四郎丸 咲:お疲れ様でした~
西光院空子:お疲れ様でした~!
GM:みたらしちゃんというオーヴァードのロイスを守ってくれたのがみんなってワケ……