プリプレイ
GM:【体育館の中心で愛を叫べ】
GM:
GM:初めに軽く自己紹介をお願いいたします。
GM:PC1、禅くん/ココナさん、お願いします~!
岩鳥 禅:はーい!
岩鳥 禅:キャラシート
岩鳥 禅:「おれのこと呼んだ?えっ、さっきの頼み事どうしたって?そんなのあったっけ!?ごっめーん!!全然覚えてない!!もっかい教えて!!!」
岩鳥 禅:”雷鳥の旋”、岩鳥禅です。
ブラッグドッグ/エグザイルのぱやぱや男子高校生チルドレンです。
GM:ぱやぱや!
岩鳥 禅:げんきげんきな子ですが、鳥頭でなんでもすぐ忘れちゃう。
GM:ぴよ……
岩鳥 禅:悪気はないけど空気は読めず、単純でちょろい…けどみんなと仲もよくムードメーカーをやっています。
岩鳥 禅:禅の方が勝手になかよし!ってなってるだけかもしれない
GM:しょうがないな~ってかわいがられているのかも
岩鳥 禅:きゃっきゃっ
岩鳥 禅:性能的には、至近でひたすら殴るのと、あと誰かのエフェクトをコピーさせてもらいます!どきどき
GM:異世界の因子はカッコイイぜ!
岩鳥 禅:わーい!かっこよくやっていきたいー!!
岩鳥 禅:今回はバンドを組むということで、じゃかじゃかぱやぱややっていきたいと思います!!
GM:やっちゃってー!
GM:そんな禅くんのハンドアウトをドンだ
【HO1】
シナリオロイス:上条 恋(かみじょう・れん)
「学祭でバンドやるよ!」
あなたの友人である上条は突然そう宣言した。
何故か彼女の想定するバンドメンバーにはあなたも組み込まれているらしい。しかし上条に楽器の心得などはないはずだ。
理由を尋ねたところ、上条は「最近彼氏が冷たい」と話し出す。それとこれがどう関係するのだろうか?
上条 恋:やるよ!!!!!
岩鳥 禅:わあい!恋ちゃん~!!って急にバンドだって~!?!?
GM:どうなっちゃうんだ~!?よろしくお願いします!
GM:
GM:続きましてPC2、つつじちゃん/氷山さん、お願いしますー!
香芝 つつじ:はい!
香芝 つつじ:「楽器演奏か……うむ!心得はないがなんとかなるだろう!」
香芝 つつじ:キャラシート
香芝 つつじ:”アザレア・ストーム”香芝 つつじ 16歳。UGNチルドレンの少女です。
香芝 つつじ:幼い頃からUGN内部で育てられたせいで典型的な世間知らずのUGNチルドレンな感じになっています。
GM:チルドレンの中のチルドレン!
香芝 つつじ:規律正しい性格と男性的な口調ではきはきと喋りますが、今一つ間が抜けた事を言う事も……
GM:かわいいね
香芝 つつじ:ジャーム討伐の任務の為に数か月前に蒼季高校に編入しましたが、偽装のはずの学園生活が思いのほか楽しく……
香芝 つつじ:任務が終わった後ももう少しだけこの学園に居られるように上層部に陳情した結果、どうにか学園に残らせてもらってます。
GM:情……
香芝 つつじ:上条恋も榊隆司も学園生活で出来た初めての友達で大事な人たちなのですが……時々、榊くんを見ていると胸の奥が苦しくなる事が。
GM:そんな 保健室に行かなきゃ
香芝 つつじ:”ギュッ”
香芝 つつじ:性能的には《小さな塵》による射撃攻撃をメインにした射撃アタッカーです。
香芝 つつじ:いざという時には《マスヴィジョン》《ライトスピード》を使った2連続攻撃で敵を撃ちます。
香芝 つつじ:よろしくお願いいたします~
GM:スナイパーだぜ!よろしくお願いします~
GM:そんなつつじちゃんのハンドアウトをドン
【HO2】
シナリオロイス:榊 隆司(さかき・りゅうじ)
あなたには榊という友人がおり、彼の恋人である上条恋とも親交がある。
仲睦まじい二人だったはずだが、最近二人が一緒にいるところを見ない気がする。
その話を榊に振ると、彼はいやに顔色の悪い様子で「俺はあいつと居ない方がいい」などと言い出した。
榊 隆司:…………なんだよ(ぷい)
香芝 つつじ:「榊くん…………」
GM:なんだか妙な距離感……どうなっちまうんだ!
GM:よろしくお願いします!
GM:
GM:続いてPC3、夢衣ちゃん/とーどーさん、お願いします~!
夜寒夢衣:はーい
夜寒夢衣:キャラシート
夜寒夢衣:「ん、手伝います」
夜寒夢衣:夜寒夢衣、16歳。両親が武道家で自分自身も武道を修めています。身長は低くて小柄だけど力持ち。
GM:ちっちゃくてもつよい!
夜寒夢衣:性格は朴訥としていて表情が読みにくいけど、真面目な良い子です。武道家なので。
GM:よいこ
夜寒夢衣:データ的には素手白兵アタッカー。漆黒拳で装甲無視パンチ(演出的にはキック)をします。ウサギなので。
夜寒夢衣:自己紹介は以上。PLはとーど一です。よろしくお願いします
GM:足腰の強いうさちゃん……
GM:よろしくお願いします!そんな夢衣ちゃんのハンドアウトをドンじゃ
【HO3】
シナリオロイス:音子(ねこ)
教師から用事を頼まれたあなたは、元軽音楽部が使っていた部屋を訪れることになる。
この学校の軽音楽部は数年前に人数不足で廃部になったきりだ。
誰もいないはずの部室、そこには制服を着た少女がひとり佇んでいた。
少女は「音子」と名乗り、あなたに言う。
「バンド、しよ?」
音子:しよ?
夜寒夢衣:「ん」肯定とも否定ともとれない声
GM:謎ガールとの邂逅、どうなっちまうんだ!よろしくお願いします~!
GM:
GM:ありがとうございました!それではトレーラーを貼りまして、開始してまいります
GM:
■トレーラー■
青春とはなんであろうか。
学生の本分たる勉学?
熱意あふれる部活動?
甘酸っぱい恋愛模様?
どれも正解でどれも不十分だろう。
きみが、きみたちが、全力で生きている、
そのすべてが、青春だ。
ダブルクロス3rd
【体育館の中心で愛を叫べ】
ダブルクロス、それはジュブナイルを意味する言葉。
GM:
GM:
OP1:バンドやるよ!
GM:【オープニングフェイズ】
GM:
GM:【シーン1:バンドやるよ!】
GM:禅くんの導入です。登場侵蝕1d10を上げて、シーンインをどうぞ~
岩鳥 禅:1D10 えい
DoubleCross : (1D10) → 8
GM:高め
岩鳥 禅:(´・ω・`)
GM:よしよし
GM:シーンとしては、休み時間の教室で恋がいきなり話しかけてくるので
GM:好きにわちゃってくださいまし
岩鳥 禅:わーい!わちゃつくぞー!
GM:
GM:蒼季高等学校。
GM:全国どこにでもある、普通の、ありふれた高校のひとつ。
GM:けれど最近は、どこか学内の空気が浮ついている。
GM:蒼季祭――いわゆる学校祭、文化祭の準備が始まる時期であるためだ。
GM:あなたも楽しみにしているかもしれない。
GM:そんな、ちょっと楽しげな、だけどいつも通りと言えばいつも通りの、教室で。
上条 恋:「禅ちゃん!!!!」
上条 恋:「学祭でバンドやるよ!!!!!」
上条 恋:あなたの幼馴染、上条恋(かみじょう・れん)は、そう言った。
岩鳥 禅:「ほえ?」
岩鳥 禅:よく言えばいつも通りの顔。悪く言えば、どこか間の抜けた顔。
岩鳥 禅:素っ頓狂な生返事をしている。
岩鳥 禅:「……バンド!?急に!?」
岩鳥 禅:一拍置いて、やっと聞き返した。
上条 恋:「そう!! あたしと、禅ちゃんと、」指折り数えて
上条 恋:「……あと三人くらいなんとか確保するから!!! やるよ!!!」
岩鳥 禅:「なんでまた急に?恋ちゃん楽器やってたっけ?最近始めたりしたん?」
岩鳥 禅:机からぴょこっと起き上がってじっと見ている。
上条 恋:「ううん、生まれてこの方ピアニカとリコーダーしかやったことない」
岩鳥 禅:「よかった~教えてもらったのにまた忘れちゃってたのかと思った!」
岩鳥 禅:「お。おそろじゃん。おれもおれも~!ピアニカとか途中でなくしたし…」こら
上条 恋:「同クラだったから知ってる~。ってか、経験はいーんだって」
上条 恋:「大事なのはラブ! パッション! そういうこと!」
上条 恋:何やら妙なアクセルがかかっている様子だ。
岩鳥 禅:「ふむ。パッション」
岩鳥 禅:むむ、となって。
岩鳥 禅:「なんかわからんけど楽しそうだなーっ!!!」
岩鳥 禅:「よーしっ!やろーぜやろーぜ!」
岩鳥 禅:「で、バンドって何使うんだっけ?」
岩鳥 禅:「ピアニカ探してこればいい?」
上条 恋:「えっとねー」
上条 恋:「ボーカルとギターとベースとキーボードとドラム」
上条 恋:「あ、楽器は大丈夫、先生に話通してあるから!」
上条 恋:「うちの学校、数年前まで軽音部があったらしくて、その元部室に楽器残ってるんだって」
上条 恋:「学祭で使いたいって言ったら仮受理してもらったから!」ぶい!
岩鳥 禅:「さっすが恋ちゃん!よっ、やると決めたら一直線!」
岩鳥 禅:「でも、急にバンドなんてどしたん?」顔を覗き込む
岩鳥 禅:「パッションにしても、そのパッションの、なんかこう、うおーってなる根っこ、あるっしょ?」
上条 恋:「もちろん!」
上条 恋:ふと、少し表情を暗くして
上条 恋:「……最近、りゅーくんに距離取られてるの」唐突にそう言い出す。
上条 恋:りゅーくんというのは榊隆司(さかき・りゅうじ)という、上条の彼氏だ。あなたも面識がある。
岩鳥 禅:「な…」
岩鳥 禅:「なんだとおー!!りゅーくんが!?」同じ呼び方をしている
上条 恋:「一緒に帰ろうって言っても一人で帰っちゃうし」
上条 恋:「お昼も一緒に食べてくれなくなったし……」
上条 恋:しょんぼりしている。
岩鳥 禅:「ま、まじで…?あんな仲良しだったのに…?」はわわ
岩鳥 禅:「でも、りゅーくんが恋ちゃんのこと嫌いになるとかありえないしな…」
岩鳥 禅:「なんかあったんかも!!おれ聞いてくるわ!!」
岩鳥 禅:ダッシュで教室を出ようとする
上条 恋:「ストップストップ!!!」ぐいっと禅くんの首根っこを引っ張る
岩鳥 禅:「ぐえ」引っ張られた
上条 恋:「りゅーくんはシャイだから、真正面から言っても話してくれないもん」
上条 恋:「そこであたしが考えた作戦が、これ!」
上条 恋:「名付けて『体育館の中心で愛を叫べ』作戦!!!」
岩鳥 禅:「そうか…恥ずかしがり屋さんのりゅーくんには正攻法じゃだめだったか…!うっかりうっかり」
岩鳥 禅:「…なにそれ?」作戦名を聞いて
岩鳥 禅:「よくわからんけどすごそう!!!!!!!!」
岩鳥 禅:目をきらきらさせている。
上条 恋:「まずバンドを組みます」
岩鳥 禅:こくこく
上条 恋:「学祭の有志ステージで、最高のラブソングを演奏します。もちろんボーカルはあたしです」
岩鳥 禅:こくこく
上条 恋:「それをりゅーくんが聞く! なっそれほど俺のことを……すまない! やっぱり俺もお前が好きだ……!」
上条 恋:「こう!!!!」
岩鳥 禅:こくこく
岩鳥 禅:「……」
岩鳥 禅:「…………」
岩鳥 禅:「これは……」
岩鳥 禅:「最ッッッ高のやつじゃん!!!!!!!」
岩鳥 禅:この場にツッコミはいない。
岩鳥 禅:「絶対りゅーくんともっかいらぶらぶ間違いなしだって!!!」
岩鳥 禅:「やっべー!!恋ちゃん天才じゃん!!やっぱ愛は世界を救うんだな!!!」よくわからんこと言ってる
上条 恋:「禅ちゃんさっすが分かってる~~!!!」
上条 恋:この場にツッコミはいない。(大事なことなので二度言いました)
上条 恋:「あのね、りゅーくんとデートでよくカラオケに行ってたんだけど」
上条 恋:「あたしの歌が好きって、笑ってくれるの」
岩鳥 禅:「そっか」
上条 恋:「だから……いちばんのステージで、歌で伝えたら、聞いてくれるんじゃないかって」
岩鳥 禅:「おれもさ、恋ちゃんの歌すきだけど」
岩鳥 禅:「そんなら、りゅーくんは恋ちゃんの歌、もーーっとすきだよな!」
岩鳥 禅:「うんうん、絶対成功するって!させよーぜ!!」
上条 恋:「ありがとーー!! うん、がんばる! がんばろうねっ!!」
岩鳥 禅:「えいえいおー!!!」
岩鳥 禅:「なあ、ところで恋ちゃん」神妙な顔
上条 恋:「なに?」
岩鳥 禅:「ボーカルは恋ちゃんが歌うとしてさ…」
岩鳥 禅:「……ギター、ベース、キーボード、ドラム」指折り数えて
岩鳥 禅:「………リコーダーって、どれだっけ?」
上条 恋:「禅ちゃん、よく聞いて」
上条 恋:「リコーダーとピアニカは……ありません……!」
岩鳥 禅:「………」
岩鳥 禅:「なん………だと………」
GM:わいわいと盛り上がる教室の一角。クラスメートは「またあの二人かあ」と気にしていない。
GM:……一人を除いて。
清画川 瑠衣:「…………」
清画川 瑠衣:「……バカみたい」
GM:棘のある呟きは、教室の喧騒に紛れて消えた。
GM:
GM:ロイス取得のみ可能です。
GM:保留でもいいよ~
岩鳥 禅:恋ちゃんには取ってるので保留で!
GM:はーい!
GM:
OP2:いない方がいい
GM:【シーン2:いない方がいい】
GM:つつじちゃんの導入です。侵蝕を上げてシーンインをどうぞ~
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を1D10(→ 6)増加 (29 → 35)
GM:そこそこ
GM:シーンとしては同じくクラスの休み時間で、禅くん恋ちゃんペアとは別クラスです。
GM:榊がなんかたそがれてやがるので構ってあげてくれると嬉しいです
GM:ひと段落したら恋が来てつつじちゃ!!!バンドやろ!!!!ってスカウトしますので
香芝 つつじ:了解!
GM:いぇい!
GM:
GM:蒼季高等学校。
GM:休み時間、めいめいに会話したり読書したり、次の時間の準備をしたり……と過ごしている中。
GM:窓際の席で、ぼんやりしている男子生徒が一人。
榊 隆司:「…………」
GM:榊 隆司(さかき・りゅうじ)。あなたの友人であるクラスメートだ。
GM:彼には上条恋という同級生の彼女がおり、あなたも親交がある……のだが。
GM:そういえば、二人が一緒にいるところをとんと見なくなったような気がする。
榊 隆司:「……ん?」
香芝 つつじ:「榊くん、次の授業で使う資料の事だが……」
榊 隆司:「なんか用か、香芝」
榊 隆司:「資料?」
香芝 つつじ:「ああ、世界史の授業で使う……」
香芝 つつじ:「…………?」
香芝 つつじ:「体調でも悪いのか? いつになく元気がないようだけども」
香芝 つつじ:もっとも、彼の恋人と比べれば誰でも元気がない方に入るのかもしれないが
榊 隆司:「別に……」
榊 隆司:とは言うが、どう見ても、明らかに、覇気がない。
香芝 つつじ:「いや…いやいや、そんなわけがないだろう」
香芝 つつじ:「風邪か? 保健室でも行こうか?」
香芝 つつじ:「それとも……」
香芝 つつじ:「……まさか、上条さんと何かあったとか?」」
GM:その名前を出したとたん、ぎくりと榊があからさまに動揺する。
榊 隆司:「…………俺は」
榊 隆司:「……そんなに分かりやすいか?」
香芝 つつじ:「…………多分」
香芝 つつじ:「君は口数が少ない分、態度に出やすい方……だと思う」
榊 隆司:「あいつと同じこと言いやがる……」がしがしと頭を掻く
榊 隆司:「色々あったんだよ。香芝が気にすることじゃねえ」
香芝 つつじ:「そんな事を言われても……だな」
香芝 つつじ:この学校に来て数か月。たったそれだけの期間ではあるが、彼や上条さんの事はとても気に入っていた。
香芝 つつじ:「大事な友人が困っているのだ。力になりたいと思うのは当然だろう!」
香芝 つつじ:「それに……」
香芝 つつじ:「いや、なんでもない」
榊 隆司:「……お人よしめ」ふ、とわずかに表情を緩める
榊 隆司:「それでも、これは俺たちの……いや、俺の、問題だ」
榊 隆司:「……あいつにも悪いとは思ってる」
榊 隆司:どうも歯切れが悪く、内容もハッキリしない。
香芝 つつじ:「……そういう責任感の強いところは嫌いじゃない」
香芝 つつじ:二人と仲良くなったきっかけは覚えていないが、彼のその表情は好きであった。
香芝 つつじ:だからこそ、二人には笑ったままでいて欲しい。
香芝 つつじ:「私に手伝えることであれば、助けになろうか?」
榊 隆司:「…………」
榊 隆司:「あいつ、今、何か企んでるみたいでさ」
榊 隆司:「もしかすると香芝も巻き込もうとするかもしれねえ」
香芝 つつじ:「あー…………」 なんとなく、榊くんの歯切れの悪さの原因がわかった気がした。
榊 隆司:「……そんときは、まあ、なんだ。良くしてやってくれっつか」
香芝 つつじ:「なるほど……なんとなく事情が読めた気がする」
榊 隆司:「いつも通りにしてやってくれよ」
香芝 つつじ:「ううん。あの子が本気になって動き出したら……」
香芝 つつじ:「きっと、”いつも通り”ではいられないと思うよ」
香芝 つつじ:彼女のそういう部分は、大好きな所の一つだ。
香芝 つつじ:「だってほら、きっとそう……そろそろその辺から」
香芝 つつじ:などと言いながら、教室のドアに視線を向ける。
榊 隆司:つられて視線を動かす。
GM:がらっ!とドアが開き。
上条 恋:「お邪魔しますっ!」
香芝 つつじ:「あ、来た」
香芝 つつじ:期待を裏切らない友達の姿を見て、笑みを浮かべる。
榊 隆司:「……」そっと席を立ち離れる
上条 恋:そんな彼氏の様子を見て少し悲しげにするが、まっすぐつつじちゃんのところへやってきて
上条 恋:「つつじちゃん、バンドやろ!!」
上条 恋:目をらんらんと輝かせてそう告げる。
香芝 つつじ:「バン…………ド……?」
上条 恋:「学祭で、有志のステージがあるでしょ? 時間決まってて好きに使っていいやつ」
上条 恋:「あそこでバンドをやります」断定。
香芝 つつじ:「ガクサイ……? ああ、学園祭の事か。そこで音楽活動を……」
香芝 つつじ:「なるほど……読めてきたぞ。 君は実は楽器演奏の才能が有って、ここらで皆に披露しようというのだな」
香芝 つつじ:「そしてゆくゆくはメジャーデビュー……夢のある話だ!」
上条 恋:「ううん!! 楽器はピアニカとリコーダーしかやったことない!!」
香芝 つつじ:「なにっ!?」
香芝 つつじ:「しかし……それなら何で楽器演奏を!?」
上条 恋:「……あのね、りゅーくんに歌を届けたいの」
上条 恋:「カラオケは断られちゃったし、じゃあもう学祭の、みんなが見るステージしかないなって」
香芝 つつじ:「榊くん?」 ちらりと彼に視線を向ける
榊 隆司:顔を逸らしている。
上条 恋:「禅ちゃんはもう参加決定なんだけど、まだ人数足りなくて」
上条 恋:「お願い、つつじちゃん! 一緒にバンドして!」
香芝 つつじ:「ううむ……」
香芝 つつじ:(いや……これは好機かもしれないな)
香芝 つつじ:(榊くんの抱えている問題も、上条さんの頼むも一緒に解決する良い機会だ)
香芝 つつじ:「うむ! わかった!」
香芝 つつじ:「楽器演奏の経験はないけど……まあ、なんとかなるだろう!」
上条 恋:「ありがと~~~!!」手を握ってぶんぶん
上条 恋:「安心して! あたしも禅ちゃんも経験ないから!」
上条 恋:それは安心材料ではない。
香芝 つつじ:「ふふふ……誰にだって初めての時はある!」
香芝 つつじ:「ところで、禅ちゃんというのは岩鳥くんの事かな?」
上条 恋:「そうだよっ」
香芝 つつじ:「なるほど……」
香芝 つつじ:彼がオーヴァードである事はUGNを介して既に知っている。
香芝 つつじ:そうなると、上条さんはオーヴァードを的確に2人集めてしまった事になるが……。
香芝 つつじ:(きっと偶然だな)
香芝 つつじ:「よし! では善は急げだ」
上条 恋:「禅ちゃんは急げ?」字が違う
香芝 つつじ:「うむ!」 字の間違いに気付かずに大きく頷く。
香芝 つつじ:「まずは演奏できそうな楽器の選別からだ……音楽室に行こう!」
上条 恋:「つつじちゃん! 気持ちは嬉しいけど次の授業始まるよ!」
香芝 つつじ:「なっ…………」
香芝 つつじ:「……忘れていた」
上条 恋:「つつじちゃんってしっかりしてるけど、たまにふわっとしててかわいいよね」
香芝 つつじ:「かわいい……? そう言われた事はあまりなかったけど」
香芝 つつじ:「上条さんに言われると、そう悪い気はしないな」
上条 恋:「えー! 言われたことないの!? じゃああたしがいっぱい言うし~!」
上条 恋:「つつじちゃんは、かわいい!」むん!
香芝 つつじ:「ふ、ふふふ……」 その言葉をにこにこしながら耳に入れていたが……
香芝 つつじ:「ふへ、ふへへへへ…………」 たくさん言われるにつれてだんだんと理性がなくなっていく……
香芝 つつじ:ついには机の上に突っ伏してしまう。
上条 恋:「えっ溶けちゃった……かわいい……」つむじつんつん
香芝 つつじ:「ふへ~~~~~~」 とうとう人語すら発せなくなってしまった
上条 恋:「あっやば、あたしも教室戻んなきゃ!」
上条 恋:「あのね、元軽音部の部室見せてもらえるように先生に頼んでるところだから、放課後集まろ!」
上条 恋:「ありがとねつつじちゃん!!」
上条 恋:最後にもっかいつむじつんつくして慌ただしく去っていく
香芝 つつじ:ぐっ と右手を上げて応える
香芝 つつじ:(しかし……そうか、学園祭で音楽活動を……)
香芝 つつじ:(榊くんに届ける歌……)
香芝 つつじ:(…………上手く伝わるといいね)
香芝 つつじ:授業開始のチャイムが鳴る中、香芝つつじはそんな事を考えていた。
香芝 つつじ:……己の中にある気持ちに気付く事もなく。
GM:あなたと上条の仲睦まじい様子を、榊は遠目に眺めていた。
榊 隆司:(……俺は)
榊 隆司:(あいつと一緒にいない方がいい)
GM:その言葉は誰が聞くこともなく、胸にしまわれた。
GM:
GM:ロイス取得のみ可能です!
香芝 つつじ:それではロイスは榊隆司くんに 〇親愛/執心 で取ります
GM:う、うおお 了解です!
GM:
OP3:私の存在理由
GM:【シーン3:私の存在理由】
GM:夢衣ちゃん導入です!侵蝕上げてシーンインどうぞ~
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (0 → 7)
GM:あ、初期値が0になってますね
夜寒夢衣:初期31、よって現侵蝕38に
GM:ありがとうございます~
GM:シーンとしては少し時間が進んで放課後
GM:先生に頼まれて元軽音部の部室に向かうことになり、そこで謎の少女に絡まれます
GM:なんやこいつ……ってしてたらそのうち恋が来ます、よろしくお願いします
夜寒夢衣:なるほどね
GM:
GM:蒼季高等学校が、今日も授業とホームルームを終えたころ。
GM:帰る者、部活に向かう者、残って駄弁る者など、ざわめく空気の中。
GM:日直のあなたは職員室に日誌を提出しに行っていた。
担任:「お、夜寒。日誌か? お疲れさん」
夜寒夢衣:「謝意。こちらは教室のかぎです」長く、くるくると癖のついた黒髪で片方の眼は隠され、残る眼はぼんやりと周囲を見る。
夜寒夢衣:背丈は同年代の女子より頭一つ半ほど小さく、しかし背筋は良く、喋る口に淀みなく。
夜寒夢衣:夜寒夢衣。二、三点のあることを除けば普通の女子高生
夜寒夢衣:「疑義。日直業務は終わりました。これで帰宅しても?」
担任:「あー……悪い、夜寒、急ぎの用とかあるか? ちょっと頼みたいことがあるんだが」
夜寒夢衣:「承諾。構いません。何用ですか」
担任:「ありがとな。学祭の出し物で使う用に、元軽音部の部室開けてほしいって生徒がいたんだが、急な会議が入ってしまって」
担任:「鍵開けてやってくれないか? その生徒が来たら鍵渡して帰っていいから。すぐ行くって言ってたし」
夜寒夢衣:「把握。元軽音部部室ですね」
夜寒夢衣:校内地図を思い描き、それほど遠くないことを確認する
担任:「ああ、そんな遠くないから。悪いな、頼む」
担任:部室の鍵を渡します。
夜寒夢衣:頷き、鍵を受領しました。部室へ向かうよ
GM:はーい。部室の前まで来ました
GM:あなたはこの学校の軽音部が数年前に廃部になったことを知っています。
GM:つまり、それから今までこの部室は使われていなかったというわけです。
GM:では開錠をどうぞ。
夜寒夢衣:がちゃがちゃ、がちゃん。
夜寒夢衣:やや立て付けが悪かったのか、難儀したがほどなくして開く
GM:部室は、数年使われていないという割には整っていた。
GM:楽器や備品はきちんと片付けられ、まるで誰かが定期的に掃除をしていたかのように埃もない。
GM:その小さな部屋の。鍵がかかっていたはずの、部屋の真ん中に。
GM:一人の少女が、佇んでいた。
音子:「…………」
音子:「あ。やっと、人が来た」
音子:「ねえ」
音子:「バンド、しよ?」
音子:ふわふわと、夢心地のような声で、その少女はあなたに当たり前のように話しかけてきた。
夜寒夢衣:「誰何。あなたが部室を開けたかった生徒ですか?」
音子:「? 知らない」
音子:「私は『ずっとここにいた』から」
夜寒夢衣:「了承。違う生徒なのですね」
音子:「ねえ、バンドしようよ」
音子:「この部屋に来たってことは、バンドするんでしょ?」
夜寒夢衣:「否定。他の生徒が来るまでの留守番です」部屋の椅子をひいて座る
夜寒夢衣:ポケットから生徒手帳を取り出し、ぺらぺらとページをめくる
夜寒夢衣:「困難。『部活動細則・第一条:ア.」
音子:不思議そうにその様子を見ている。
夜寒夢衣:「『部活動には最低5人以上の部員が必要である』」
夜寒夢衣:「私とあなたの二人だけではバンドができない」
音子:「もっと人がいたらいいの?」
夜寒夢衣:「肯定。最低5人集まれば軽音部はできる」
夜寒夢衣:「補足。舞台の調整、音響係を加えるなら……7、8人は必要」
音子:「できるよ」
音子:す、と少女は指揮者のように腕を上げる。
音子:どこからか、音が響き始める。
音子:否、その出どころは、あなたなら理解できる。
音子:《空の楽器》――オーヴァードの力で、イージーエフェクトと呼ばれるものだ。
音子:「調整はこれでできるけど、バンドの生音は味わえないから」
音子:「人が来るの待ってたの」
夜寒夢衣:「……疑義。あなたの名前は?」
音子:「音子(ねこ)とかどうかな。音の子供で音子」
音子:「あなたは?」
夜寒夢衣:「夜寒夢衣。寒い夜に、夢の衣」
夜寒夢衣:「質問。あれを弾いても?」そう言って夜寒が指差したのはキーボードだった
音子:「いいよ」素直に応じる
夜寒夢衣:1DX 芸術
DoubleCross : (1DX10) → 8[8] → 8
夜寒夢衣:そこそこの旋律が流れた。練習すればもう少し上手くなるかもしれない
音子:「やる? バンド」わくわくの様子
夜寒夢衣:「保留。まだ5人集まっていない」
夜寒夢衣:「私、音子。そして……」廊下へ目をやる。そろそろ部室を開けたいといった生徒が来る頃だろうか
夜寒夢衣:「今から来るであろう生徒。これで3人」
夜寒夢衣:「あと2人必要」
GM:あなたが言うが早いか、ばん!とドアが開く。
上条 恋:「お邪魔します! ……あれっ!? 二人いる!」
音子:「……あなた、バンドする人?」
上条 恋:「する人!!!!」
夜寒夢衣:「確信。これで3人」ぎゅ、と拳を握る
上条 恋:「えっえっもしかして」
上条 恋:「二人とも、学祭でバンド演奏したいな~……って感じ!?」
夜寒夢衣:「肯定。私はキーボード」
音子:「私はなんでもいいよ」
上条 恋:「や…………」
上条 恋:「やったーーー!!! 五人そろった~~~!!!!」
上条 恋:ぴょんぴょこ喜ぶ
上条 恋:「あっ! あたし、上条恋! 学祭でバンドでラブソングでハートをキャッチなの!!」
上条 恋:「あと二人メンバーがいて、あなたたち二人を合わせて五人になるよ!」
夜寒夢衣:「理解。名案です。素晴らしい学祭になること間違いありません」
上条 恋:「話が早い!すごい!」
音子:「うれしい」うきうき
GM:……さて、何やら話がトントン拍子に進んでいるが。
GM:音子、と名乗った少女がオーヴァードであることは、まず間違いない。
GM:そして、閉ざされていたはずの部室にずっといた、という点から、人間であるかどうかも疑わしいだろう。
GM:あなたは日常の裏側を知る者として、気になるかもしれない。
GM:上条と名乗った彼女はおそらく一般人だろうから。
夜寒夢衣:「疑義。他の2人は?」上条に尋ねる
上条 恋:「禅ちゃ……えと、岩鳥禅っていう男の子と」
上条 恋:「香芝つつじっていう女の子だよ!」
夜寒夢衣:「了承。明日の放課後にまたカギを開けに来ます」
夜寒夢衣:「その2人も来るようにしてください」
夜寒夢衣:「終幕。今日はこれまででよろしいでしょうか?」
上条 恋:「あ、一応今日ふたりも集まろーって話してたんだけど」
上条 恋:「明日の方が都合いい感じ? えと……名前聞いていい?」
夜寒夢衣:「夜寒夢衣。寒い夜に、夢の衣。そちらは音子。音の申し子」自分と音子を順に指差して
夜寒夢衣:「協力。学祭を成功させましょう」上条の手をぎゅ、と握った
上条 恋:「…………!!!!」目をまんまるにして
上条 恋:「夢衣ちゃんめちゃいい子~~~!!! するする~~~!!!」
上条 恋:はしゃぎまくりである。
音子:「学祭で、演奏……」
音子:「…………ふふ」笑みを漏らす
GM:同じ目的……かどうかは微妙なところだが、ともかく意気投合したあなたたち。
GM:手を握り合う夜寒と上条を見ながら、音子は嬉しそうに微笑んでいる。
音子:ああ、やっと。
音子:やっとバンドが組める。やっと演奏ができる。
音子:やっと、やっと、私の存在理由を果たせるんだ。
音子:――ゆらり、その髪先が空気に溶けた、気がした。
GM:
GM:ロイス取得のみ可能です!保留も可!
夜寒夢衣:ロイス
音子 〇興味/警戒 で再取得
上条恋 〇興味/不安 で取得
以上です
GM:はーい!
GM:
シーン4:チーム名は大事だよね!
GM:【ミドルフェイズ】
GM:
GM:【シーン4:チーム名は大事だよね!】
GM:PC全員登場です。登場侵蝕1d10を上げて、シーンインをどうぞ~
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (35 → 40)
岩鳥 禅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 1
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を1D10(→ 3)増加 (38 → 41)
GM:みんな登場が上手
GM:シーン内容としては雑談タブでお話しした通り
GM:PCと音子合流→情報判定→ちょっと整理したら恋登場→バンド名決め です
GM:いっぱいおしゃべっていってねっ!
GM:
GM:なんやかんやであっという間にバンドメンバーが決まった、その翌日。
GM:放課後、軽音部部室前で、あなたたちは顔を合わせていた。
上条 恋:『ごめーん! 委員会の仕事忘れてた! 先に自己紹介とかしちゃっといて!』
GM:上条にそう言われたあなたたちは、一足先に集まった、というわけだ。
香芝 つつじ:「…………っ!」 はっと口を開けて驚きの表情を浮かべる。
岩鳥 禅:「恋ちゃんってばうっかりさんだよなー!おれみたい!」のほほんとしている
香芝 つつじ:この場に集まったメンバーの、ほとんどがオーヴァードとして記録されていたからだ。
夜寒夢衣:「疑義。音子の登録はある?」香芝に対して
香芝 つつじ:「岩鳥くんだけではなく、君まで上条さんに誘われていたとはな……夜寒さん」
夜寒夢衣:「否定。私は上条ではなく、音子に誘われて来た」
香芝 つつじ:「音子……? いや、そんな名前聞いたことがないけど」
岩鳥 禅:「ねこ?」首をこてり
香芝 つつじ:「もしかして、そちらに佇んでいる君も……なのか?」
GM:そう、部室の中。
GM:あなたたちが鍵を開ける前からそこにいた、少女。
音子:「うん」
音子:相変わらずどこかぼんやりした様子で、しかし当然のように、彼女は肯定した。
香芝 つつじ:「う、ううん…上条さんは勘が鋭いというか悪運が良すぎるというか……」
香芝 つつじ:「岩鳥くん、岩鳥くん、この学園にオーヴァードの生徒が何人かいる事は知っているよね?」
岩鳥 禅:「えっまじで!?そうなの!?」間違いなく聞いたはずである。覚えてないだけ
岩鳥 禅:「へええ!ってことは、えっと、香芝だっけ!恋ちゃんとなかよしの…」
香芝 つつじ:「……っ!?」 その返事に言葉では言い表せないような微妙な表情を浮かべ
香芝 つつじ:「君たちの支部では何も知らせていないのか……?」 ふぅと軽くため息をつきながら
岩鳥 禅:「あと…お花の名前だったよな!あれ、何の花だっけ…」名前を覚えるのが下手
香芝 つつじ:「つつじだ。”アザレア・ストーム”の香芝つつじ」 状況的にUGNについて周りに隠す必要もないと判断し、伝える。
岩鳥 禅:「そっか!つつじだ!!甘いやつだ!よし、覚えた!!」
夜寒夢衣:「夜寒夢衣。寒い夜に夢の衣。ポジションはキーボード」
香芝 つつじ:「甘っ……ごほんっ! ツツジの中には毒のある種類もあるから勝手に吸わないように」
岩鳥 禅:「それからそっちは、夜寒……ええと、むにっていうか、もちっていうか、そんな感じの感じの…」
岩鳥 禅:「そうそれだ!むいってやつ!」
岩鳥 禅:「えっ毒あるの!?!知らんかった…」
香芝 つつじ:「……岩鳥くんに改めて教えておこう」
香芝 つつじ:「この学園には何人か、オーヴァードの生徒が在籍している」
香芝 つつじ:「例えば、君や私の様にUGNから派遣されてきた者や、そこにいる夜寒さんのように”イリーガル”として登録された者だ」
岩鳥 禅:「ほへえ」間抜けな顔
岩鳥 禅:「ん…んんーー、でもなんか聞いた覚え…あるかも!忘れちゃってたけど」
岩鳥 禅:「ごめんな!おれすぐ忘れちゃうんだよなー!教え直してくれてありがとな!!もう忘れないようにする!」ぱや
香芝 つつじ:「うん。元気があるのは結構だ」
岩鳥 禅:ぱやぱやしながら、やっと部室に入っていく
香芝 つつじ:「しかし、ここに問題が一つ存在する」 部室に入りながら
香芝 つつじ:「夜寒さんのように、オーヴァードに覚醒した生徒はその力の大小に関わらずUGNに登録する事になっているのだが……」
香芝 つつじ:部屋を進み、音子さんの目の前に立つ
香芝 つつじ:「彼女は……音子さんはUGNの登録名簿に名前が載っていない」
香芝 つつじ:「いや、それどころか音子さんという名前を私は聞いたことがない」
音子:「?」首傾げ
香芝 つつじ:「聞かせてもらえるかな? 君たちの事情を」
夜寒夢衣:「承諾。私と音子は昨日部室で会った」こくりと頷き話し始める
夜寒夢衣:「音子が『バンドがやりたい』と言ったので、手伝うことにした」
夜寒夢衣:そこで話が終わった
音子:「バンドやるよ」うんうん
香芝 つつじ:「なるほど……つまり、二人はバンドをする事に…」
香芝 つつじ:「待て……! 待て待て待て! それだけか!?」
夜寒夢衣:「補足。人数が足りなかったところに上条が来た」
夜寒夢衣:「音子、私、上条。香芝に岩鳥。5人揃ったのでバンドができる」
音子:「うれしい」うんうん
香芝 つつじ:「確かに、5人いればバンドを組めるらしいけど……」
香芝 つつじ:「うむ、ううむ……」
香芝 つつじ:「しかし……音子さんが何者なのかもわからないのに…………」
香芝 つつじ:「……岩鳥くん、君の意見も聞きたい」
香芝 つつじ:「彼女の事、どう思う?」
岩鳥 禅:「………………はわ」
岩鳥 禅:部室に入って少女の顔を見るなり、固まってしまっている。
岩鳥 禅:「エッ エット」
岩鳥 禅:挙動がガチガチになりながら、つつじちゃんにそそそっと近付いてきて
岩鳥 禅:「どうしよう………めっちゃかわいい…!!!!!」
香芝 つつじ:「………………………………………………はい?」
香芝 つつじ:「や……まあ、そういうのはわからなくもないけど」
夜寒夢衣:「補足。音子はどのポジションでもできると言っている。可愛いし有能」うんうんと頷いている
音子:「うん、みんなが楽器決めてからでいいよ」
香芝 つつじ:「うん……音子さんが可愛いのは私も認めるけど」
香芝 つつじ:「う、ううーん……うーん…………」
香芝 つつじ:「ええい! 君の事はひとまずUGNの方に報告しておくとして!」
香芝 つつじ:(まあ、それほど害があるようにも見えないし)
岩鳥 禅:「いや香芝もかわいいと思うけど……」そういうことじゃない
岩鳥 禅:「あっもちろん夜寒も恋ちゃんもかわいいと思うけど…ねこちゃんはさ、そういうんじゃなくてさ、こう…!」ひとりでぶつぶつ言ってる
香芝 つつじ:「ふへっ!? あ、ああ……びっくりした……岩鳥くんは少し、その……」
岩鳥 禅:「?」ぽへ?としている
香芝 つつじ:(まったく、UGNチルドレンだというのにこんなに浮かれてしまって)
夜寒夢衣:「謝意。褒められるのはいい気分」上機嫌だ
香芝 つつじ:「いや、君は君のままでいた方がいいのかもしれないな」
香芝 つつじ:「む……」 ちらりと時計を見る。上条恋が去ってから些かの時が経過している。
香芝 つつじ:「いけない。そろそろ上条さんが戻ってくるかもしれない」
香芝 つつじ:「音子くんの処遇については後で、だ」 「今はひとまずバンドの事を考えよう」
岩鳥 禅:「そ…そっか!そうだよな!!」頭をぶんぶんしている
夜寒夢衣:「同意。2人のポジションを決めよう」
岩鳥 禅:「香芝なにやりたい?」
岩鳥 禅:「おれ、リコーダーとピアニカしかやったことなくて…」
香芝 つつじ:「楽器演奏は経験がなくてな……」
香芝 つつじ:UGNチルドレンの音楽的教養は乏しい……
岩鳥 禅:「まじ?おそろいじゃん!」にこぱ
香芝 つつじ:「うう……嬉しくない」
岩鳥 禅:「で、昨日初めて知ったんだけど……バンドってリコーダーないんだってな…?」神妙な顔で
香芝 つつじ:「だが、UGNで受けた修練を思い出せば……恐らくなんとかなるはずだ」
香芝 つつじ:「なにっ!? リコーダーは使えないのか!」
岩鳥 禅:「そうなんだよ!!!どうしよう香芝!!」
夜寒夢衣:「肯定。ドラム、ギター、ベース、ボーカル」
夜寒夢衣:「うち4つから決めることになる」
香芝 つつじ:「上条さんはボーカルをやりたがっていたな……確か」
香芝 つつじ:「ドラムというのは」 「叩けばいいのか?」
岩鳥 禅:「なあ夜寒、初心者のおれらでも使えそうで似合いそうなやつ、どれだと思う?頼れるのはもう夜寒だけだー!!」
夜寒夢衣:「難問。私は分からないけど……音子の方が詳しいはず」
岩鳥 禅:「ね、ね、ネコチャンハ……」固まっちゃった
音子:「好きなのをやったらいいと思う」禅くんの様子は特に気にしたふうではない
音子:「強いて言うなら」
音子:「派手なのが好きならギター、みんなを支えたいならベース」
音子:「支えるのも派手なのもいいとこどりしたいならドラム、軽やかで華やかなのが好きならキーボード」
音子:「……かな」
香芝 つつじ:「…………っ!」
香芝 つつじ:「凄い……なんという的確で冷静な意見だ」
岩鳥 禅:「…………!!!」
岩鳥 禅:「じゃあおれっ!ギター!ギターやりたいっ!!!」
岩鳥 禅:派手に目立てばアピールできるかもしれないと思っている
音子:「夢衣さんがキーボードで恋さんがボーカル」
音子:「じゃあ、つつじさんはベースかドラムになるけど」
音子:「どうかな」
香芝 つつじ:「ふむ……」
香芝 つつじ:「……やはり、私はドラムをやろう」
香芝 つつじ:「恐らく、この中で一番音楽に精通しているのは君だ。音子さん」
音子:「そうかな」首こてん
香芝 つつじ:「そうだとも」
香芝 つつじ:「君がベースとして全体を支えてくれるなら、きっと上条さんも満足してくれると思う」
香芝 つつじ:「ドラムは私に任せておけ。なあに、銃撃戦のリズムで太鼓を叩けばいいんだろう?」
香芝 つつじ:良い笑顔でそう言う。
夜寒夢衣:「肯定。いける」力強く頷いている
岩鳥 禅:「ひゅー!なにそれかっけー!!」
岩鳥 禅:「それにほら、香芝しっかりしてて頼りになるし、支えつつ派手にばーんってしてくれるのすっげー似合う気がする!!」
香芝 つつじ:「む……ちょっと気恥ずかしいけど……うん、似合うというならありがたい」
岩鳥 禅:「夜寒のキーボードも、なんかめちゃめちゃわかる気がする!」
岩鳥 禅:「ほら、夜寒、口数は少ないしどっちかというとかっけーけど、どっか軽やかっていうか、自由な感じするし!」
岩鳥 禅:「うんうん、おれたち絶対最強のバンドになるな!!もう間違いないじゃん!!」
夜寒夢衣:「当然。最高の学祭にしましょう」
音子:「じゃあ私がベースだね」
音子:「うん、いいものにしよ」
GM:
GM:では無事にポジションも決まり、一致団結(?)したあなたたち。
GM:ここで情報判定が発生します。
GM:【情報判定】
・上条恋と榊隆司について 《情報:噂話》 7
・軽音部について 《情報:噂話》 7
・音子について 《情報:噂話》《情報:UGN》 9
GM:調べる項目を選んで宣言・判定をお願いします。
夜寒夢衣:軽音部について調べます。コネ適用
夜寒夢衣:4DX+2>=7 軽音部について・情報:噂話 コネ適用済み
DoubleCross : (4DX10+2>=7) → 5[1,4,4,5]+2 → 7 → 成功
GM:えらい!
香芝 つつじ:上条恋と榊隆司についてを調べます 情報収集チームも使用
香芝 つつじ:(2+0)dx+2>=7 【情報:噂話】
DoubleCross : (2DX10+2>=7) → 9[3,9]+2 → 11 → 成功
GM:めっちゃわかる!
岩鳥 禅:音子ちゃんについて調べます!コネあり!
岩鳥 禅:3DX+1>=9 こうかしら
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[1,4,9]+1 → 10 → 成功
GM:えらーい!
香芝 つつじ:おおーっ!
GM:みんな優秀!ではメインと情報タブ両方に貼っていきましょう
GM:
情報:軽音部について
蒼季高校の軽音部は、数年前に部員不足で廃部になっている。
最後の代の部員たちが学祭のステージで行ったライブは【Say, Shun Cross】と題されており、生徒たちを熱狂させたという。
中でも部長だった清画川 櫂(せいかくがわ・かい)という女子生徒はバンドを心底愛し、そのパフォーマンスは伝説とまで言われている。
情報:上条恋と榊隆司について
同学年の男女カップル。上条は明るく、榊はぶっきらぼう。
仲睦まじかったはずだが、最近やや距離が開いている。
先日、二人で下校中に交通事故に遭いかけ、そのとき上条がショックで貧血になったらしい。
怪我人は出なかったが、何故か榊が上条から距離を取るようになったのはそれ以降のようだ。
情報:音子について
軽音部の部室にいた少女。ぼんやりとした佇まいだが、バンド演奏には強い執着を見せる。
ハヌマーンのイージーエフェクト行使が確認されたため、オーヴァードであることは確か。
また、基本的に部室から出られない。「バンド演奏のため」であれば出られるようだ。
これは強迫観念のようなものらしく、なんらかのレネゲイドビーイングである可能性が高い。
支部に確認を取ると共に、一般人である上条恋との接触には注意を払うべきだろう。
GM:
GM:以上です!RPがあればどうぞ。ひと段落したら恋が来ます
GM:
岩鳥 禅:「えっ…ねこちゃんこの部屋から出れないの…!」
岩鳥 禅:「そっか…………」あわよくば遊びに誘おうとしていた。そもそもこの緊張具合じゃ無理そうだけど。
音子:「ステージに立つときは出るよ」つまり本番までは出ないということ
香芝 つつじ:「うむ……RBであれば、元となった概念に己の存在を縛られる者もいると聞く」
香芝 つつじ:「さっきは勢いで流してしまったけれども……」
香芝 つつじ:「上条さんと音子さんを会わせるのは最低限に控えた方がいいのかもしれないな……」
岩鳥 禅:「むう…そっか」
夜寒夢衣:「困難。練習で部室に集まるから会うことを避けるのはむずかしい」
香芝 つつじ:「上条さんも病み上がりの身だし……」
岩鳥 禅:「おれ、恋ちゃんにねこちゃんのことでいっぱい相談したかったんだけどな…」
夜寒夢衣:「補意。バンドメンバーなら、仲良くしたい」
岩鳥 禅:「恋ちゃんがいっつも、おれにりゅーくんとのこといっぱい話してくれたみたいに…」
香芝 つつじ:「そうか……上条さんと榊くんはいつも仲良しだったからね」
岩鳥 禅:「うん、うん!夜寒の言う通り!みんな仲良くしてこそ最強のバンドだとも思うし!」
岩鳥 禅:「だから、そんなに気にしすぎなくても…みんなで頑張るぞー!って気持ちはおんなじなわけだし!」
夜寒夢衣:「提案。初心者がゼロから曲を作るのは難しい」
夜寒夢衣:「学祭までに一曲オリジナルができれば上出来、と推測する」
夜寒夢衣:「だから、学祭で使う他の曲は先人に倣った方がいい」
夜寒夢衣:ごそごそ、と部室の棚を開ける
香芝 つつじ:「作曲か……流石の音子さんもゼロから曲を作るのは難しいだろうな……」
音子:「みんな楽器経験がないなら、作曲より練習に時間を使った方がいいと思う」頷き
夜寒夢衣:「提示。これが数年前の軽音部の楽譜」
夜寒夢衣:「昨日音子に手伝ってもらって探したけど、これが一番良さそうだった」
香芝 つつじ:「凄い……お手柄じゃないか!」
岩鳥 禅:「すげーー!!探して選ぶまでやっといてくれたん!?ありがとな!!!」
夜寒夢衣:楽譜の端には「作:清画川 櫂」と記されていた
岩鳥 禅:「せいかくがわ……」
岩鳥 禅:「なんか…どっかでみたような…」むむむ
香芝 つつじ:「君のクラスにもそんな名前の生徒が居たじゃないか」
岩鳥 禅:「!!!」
香芝 つつじ:「しかし、名前が違うな……姉妹か、あるいは全然関係ない別清画川さんか」
岩鳥 禅:「香芝よく覚えてるな!?すっげー!!」
夜寒夢衣:「疑義。同じ苗字の生徒がいる?」
香芝 つつじ:「UGNのエージェントとして基本だぞ!」
岩鳥 禅:「清画川、きょうだいいたっけ?明日ちょっと聞いてみるわ!なんか参考になること教えてもらえたりするかもだし!」
夜寒夢衣:「同意。姉妹なら当時の様子を聞けるかもしれない。私たちのバンドの参考にできるはず」
香芝 つつじ:「うん。最初はどうなるかと思ったけど、これなら上手くいきそうだ」
香芝 つつじ:「上条さんの為にも……みんなでバンド演奏を頑張ろう!」
岩鳥 禅:「えいえいおー!」
GM:……ぱたぱたと足音。そして、ドアが勢いよく開く音。
上条 恋:「ごめーんっ! 遅くなったーっ!」
上条 恋:「って、何、もうなんか一丸となっちゃった感じ? あたしも入れて~~~!」
上条 恋:禅くんにならってえいえいおー!する
岩鳥 禅:「恋ちゃんおっそいぞー!お疲れ様!」
香芝 つつじ:「え、えいえいおー」 上条さんに釣られてえいえいおーする
岩鳥 禅:「こっちこっち!!」肩を組みに行く
上条 恋:「おつおつー!」きゃっきゃ
岩鳥 禅:「ほら夜寒もやろーぜ!!えいえい」もう片方側の肩を組みに行く
夜寒夢衣:おー、と拳をあげる
岩鳥 禅:うれしそうにぐいっと肩を組んでわいわいして
岩鳥 禅:「あ……ヨカッタラ ネコチャンモ ヤリマセンカ」
岩鳥 禅:急に声がひっくり返っている バレバレ
音子:「こう?」禅くんに肩をくっつける
香芝 つつじ:「ほら、ほらほら、こっち」 少しスペースを空けて招く
岩鳥 禅:「ンピャ!!!!!!!」悲鳴
上条 恋:「禅ちゃん…………」すべてを察した顔
香芝 つつじ:「…………~~~~っ」 あちゃーと、顔を片手で覆いながら頭上を見上げる
岩鳥 禅:「……!…!!!!!」
岩鳥 禅:口をぱくぱくさせて助けを求めている
夜寒夢衣:「……相談。香芝に後で話がある」岩鳥の様子を見て何かを察したように
上条 恋:「じゃ、じゃあ、バンド名! バンド名決めよ! チーム名は大事だよね!」
香芝 つつじ:「いいけど……」
香芝 つつじ:「ああ……バンド名!」
岩鳥 禅:「そ、そうだよな!!バンド名決めないとだよな!!!」
岩鳥 禅:すすすっとねこちゃんから離れて恋ちゃんの後ろに行きました。
音子:「?」不思議そうに禅くんとつつじちゃんを見比べている
上条 恋:「で、えっと、バンド名……希望ある人、いる?」
夜寒夢衣:「質問。上条はどんなアイデアがある?」
上条 恋:「やっぱりあたしとしては、ラブ!!と、あと青春!!!って感じのが良くて~」
香芝 つつじ:「ラブ……そして青春か」
香芝 つつじ:「やはり。これしかないだろうな……」 ふふふ、と笑いながら何やら紙を取り出す
上条 恋:「えっなになに、つつじちゃん!」そわ!
香芝 つつじ:「ラブとは炎の如き情熱! そして青春とは巌の如き強い意思!」 ババーン!と紙を広げる……そこには!
香芝 つつじ:『 風 林 火 山 』
香芝 つつじ:どこぞの戦国武将のような達筆で、そんな言葉が書かれていた。
香芝 つつじ:「ふふーん……!」 本人は満足げだ!
夜寒夢衣:「賞賛。とても達筆」
上条 恋:「字、うま……!」
岩鳥 禅:「おお…おおおお……!?すげー……」
岩鳥 禅:「…………風林火山ってどういう意味だっけ?」
上条 恋:「確か風みたいになんとかで林みたいになんとか……みたいな……」
香芝 つつじ:「風の如き速さ! 林の如き聳え立ち! 火の様に苛烈に! 山の様に不動! ……私の好きな言葉だ!」 「強そうだし」
夜寒夢衣:「肯定。良い言葉」うんうんと頷いている
岩鳥 禅:「なんかよくわかんねーけど……」
岩鳥 禅:「めちゃめちゃかっけーーーーー!!!!!!!!!!」目をきらきらさせている
上条 恋:「かっこいいけど……もうちょっとラブリーさもほしくない?」
上条 恋:「せっかくこんな美少女揃いのバンドなんだし!」勿論自分も含めている
岩鳥 禅:「いやでも恋ちゃん!!!」
香芝 つつじ:「ら、らぶりー……?」
岩鳥 禅:「これってめちゃめちゃパッションじゃね!?!?」
香芝 つつじ:「例えば、上条さんの恋みたいな……?」
上条 恋:「パッションなのは……」
上条 恋:「…………確かに!!!」納得
夜寒夢衣:「質問。岩鳥にはどんな案がある?」
香芝 つつじ:「恋…… 恋の……」 隅っこの方でぶつぶつ呟いている
岩鳥 禅:「やべー…香芝のネーミングセンス舐めてたわ……すっげえもん持ってるじゃん…」
岩鳥 禅:「おれ?」
岩鳥 禅:「おれは…どばーん!って感じのパッション!なやつがいいな~って思ってたんだけど」
岩鳥 禅:「今の香芝のやつがまさにそれ!!!って感じだし」
岩鳥 禅:「でもらぶりー?もほしいんだよな?そうだな…」
岩鳥 禅:つつじちゃんの達筆の紙の、真ん中。そこに鉛筆でささっと描き加えて
岩鳥 禅:”風林♡火山”にしている。
香芝 つつじ:「これが……らぶりー…………!」
岩鳥 禅:「どう?らぶりーってやつになった?」
夜寒夢衣:「賞賛。キュートさが加わった」
岩鳥 禅:「やった!!」
香芝 つつじ:「なるほど。岩鳥くんもやるじゃあないか」
上条 恋:「あっ、ねえつつじちゃん、これ表記変えてもいい?」
香芝 つつじ:「表記? というと?」
上条 恋:「ええっとねー」隅っこにシャーペンで
上条 恋:「『Fu-Rin♡Ka-Zan』……で、どう?」
上条 恋:「英字だとバンドっぽさがある……気がする!!」ふんわり
夜寒夢衣:「肯定。クールさも加わった」
岩鳥 禅:「おお…おおおお……!!!!」
香芝 つつじ:「なっ…… あっ…… !!」
香芝 つつじ:「……いいな!」
音子:「みんながいいならいいと思う」
音子:「ハートマークはかわいいし」
音子:ハートを書き足した本人である禅くんを見る。ちら
岩鳥 禅:どき!!!!!
岩鳥 禅:「お、お、おおおれのこと見てる…!!!どうしよう………!!!」近くの夢衣ちゃんに耳打ちしている
夜寒夢衣:「猜疑。気のせいだと思う」
岩鳥 禅:「そ、そうかな…いやでも絶対見てたと思うんだ…どうしよう…」ひとりではわわしてる
香芝 つつじ:「直接話に行ってはどうだ?」
夜寒夢衣:「風林♡火山、頑張ろう」
音子:「おー」
香芝 つつじ:「おー!」
岩鳥 禅:「直接?!??!!」ふるふるふる 首を振っている
岩鳥 禅:「お、おーーー!!!がんばろーぜ!!!!」あわてて大声で誤魔化した
GM:
GM:発足!!!風林♡火山!!
GM:これからあなたたちは学祭の本番に向け、練習の日々を送ることになる――
GM:
GM:というわけで。
GM:【♪バンド練習システム♪】
GM:シーン終了時、PC全員に「バンド練習」に関わる任意の特技を振ってもらいます。
GM:これはGMを納得させることさえできれば好きな特技で構いません。
GM:達成値の累計合計値が「10」溜まるごとに、全員共用の財産点を1点差し上げます。
GM:これは「学祭のための補助費が学校から出ている」ものです。
GM:がんばって練習してやる気を示せば予算が下りる!!!!
GM:得た財産点は情報判定や購入判定に通常通り使えます。共用のお財布なので使いどころは相談してね。
GM:
GM:ではみんな、好きな特技を申請して振ってくれ!
夜寒夢衣:ふむ……「運指」という言葉がありますね
夜寒夢衣:ピアノを始めとしした鍵盤楽器、あるいはトランペットを代表とする金管楽器において使われる言葉です。
香芝 つつじ:詠唱が始まった
GM:ありますね
夜寒夢衣:運指という言葉は「指を運ぶ」と書きます……つまり「運転:運指」ということです。
岩鳥 禅:なるほどな
GM:うん……うん?
GM:そうかな そうかも
夜寒夢衣:というわけで「運転:運指(キーボード)」で判定したいと思います
GM:うーーーーーーん ヨシ!!!!!
GM:なんて隙のない理論なんだ
夜寒夢衣:4DX 運転:運指(キーボード)
DoubleCross : (4DX10) → 8[2,3,4,8] → 8
夜寒夢衣:累計達成値8
香芝 つつじ:さてさて、演奏には、まず良い機材を仕入れる事が必要ですよね……? <調達>で良い感じの機材を仕入れにいきたいです!
GM:うまいですね~~どうぞ!
香芝 つつじ:(2+0)dx+4 【調達】
DoubleCross : (2DX10+4) → 2[1,2]+4 → 6
夜寒夢衣:c(8+6)
DoubleCross : c(8+6) → 14
夜寒夢衣:累計達成値14
GM:メモ欄に増やしました~
岩鳥 禅:予算下りた!!
香芝 つつじ:「リサイクルショップに良い感じの楽器が売ってたぞ!」 ちょっとボロめの楽器を手に戻ってきた。
岩鳥 禅:最後はおれだ!
岩鳥 禅:激しくギターをかき鳴らすのは…これはもう、音楽との、そして自分との戦いと言えるのではないでしょうか!
岩鳥 禅:〈白兵〉で判定できたりしますか!
GM:対バンという言葉もあるくらいですからね!いいでしょう!
岩鳥 禅:わあい!
岩鳥 禅:5DX+2 〈白兵〉
DoubleCross : (5DX10+2) → 8[1,2,3,8,8]+2 → 10
夜寒夢衣:c(8+6+10)
DoubleCross : c(8+6+10) → 24
GM:みんなうまいなあ
夜寒夢衣:累計達成値24
夜寒夢衣:共有財産点2点獲得
GM:メモりました ありがとうございます~
GM:予算潤沢!
GM:では予算いっぱいもらったので以降はちょっと審査が厳しくなります
GM:20単位にしましょうか。次回の予算会議は累計値40です
夜寒夢衣:累計達成値40点達成で財産点1点獲得?
GM:いえす!
夜寒夢衣:了解です
岩鳥 禅:うおーっがんばるぞ!
GM:
GM:ロイス取得、購入判定が可能です。
夜寒夢衣:ロイスは保留、購入は基本②よりUGNボディアーマー、目標値12
夜寒夢衣:2DX>=12 調達・UGNボディアーマー
DoubleCross : (2DX10>=12) → 6[3,6] → 6 → 失敗
夜寒夢衣:終了です
GM:淡々と……
香芝 つつじ:ロイスは岩鳥くんに 〇共感/ちょっと抜けてるな で取得します!
岩鳥 禅:ロイス、ねこちゃんに◎憧れ/盲目 で取得しようと思います
香芝 つつじ:購入はUGNボディアーマーに挑戦
香芝 つつじ:(2+0)dx+4>=12 【調達】
DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 6[4,6]+4 → 10 → 失敗
香芝 つつじ:残念。失敗です
GM:予算も使えるけどいいかな?
岩鳥 禅:せっかくなのでおれもボディーアーマー挑戦しちゃお
香芝 つつじ:まあ、次回もありますので。ここは使わずに節制を
岩鳥 禅:1DX>=12 普通に考えて無理だな?
DoubleCross : (1DX10>=12) → 3[3] → 3 → 失敗
岩鳥 禅:ぺしょ…
GM:節制了解です~
GM:みんなお金がない 打ち上げはファミレス行こうね
GM:ではシーン〆!
GM:
シーン5-A:本気?
GM:【シーン5-A:本気?】
GM:禅くん登場です。侵蝕を1d5上げてください。
GM:軽めのシーンなので、試験的に登場侵蝕を軽めにしています!
岩鳥 禅:1D5
DoubleCross : (1D5) → 1
岩鳥 禅:ぴよ
GM:登場が上手
岩鳥 禅:44→45 手動でやってるとログに残らないのでメモ
GM:えらい!
GM:
GM:翌日、昼休み。
GM:あなたは清画川瑠衣に話を聞く心づもりでいた。
GM:が、彼女の姿がない。ついでに、あなたの幼馴染の姿もない。
GM:時間的にまだ近くにはいるはずだ、探してみようか。
岩鳥 禅:「およ?清画川~?授業のときはいたよな?もしかして、おれが忘れてるだけで休み?」
岩鳥 禅:「っていうか恋ちゃんまでいねーじゃん!」
岩鳥 禅:「恋ちゃん~!!弁当いっしょに食べようと思ったのに!おーーい!」きょろきょろ探しに出かける。
GM:あなたはきょろきょろと教室を出る。
GM:探し人はふたりとも、あまり人の通らない階段の影、踊り場にいた。
清画川 瑠衣:「あんたさ、バンドとか本気?」
清画川 瑠衣:「楽器の経験もないのに今からやるって? 馬鹿じゃないの」
上条 恋:「でも、メンバーはそろったし、みんなやる気だよ!」
上条 恋:「大丈夫、安心して!」
清画川 瑠衣:「あんたの心配なんかしてない」
清画川 瑠衣:「ほんとそういうとこがウザい、目障りだって言ってんの」
GM:……何やら、穏やかな雰囲気ではないようだ。
岩鳥 禅:「恋ちゃーん!探したんだぜ!!」躊躇なく突撃
岩鳥 禅:「あっ清画川もいるじゃん!ちょうどいいところに!!」
清画川 瑠衣:「は? ウザいのが増えた……」
岩鳥 禅:「なんだよなんだよーっ!そんなこわい顔するなよー!」
岩鳥 禅:「そう!清画川、きょうだいいる?ねーちゃんとか、この学校の卒業生だったりしねえ?」
GM:その言葉に、清画川は険しい顔をさらに険しくする。
清画川 瑠衣:「なんであんたにそんな話しないといけないわけ?」
岩鳥 禅:「?」その険しい顔の理由がわからないので、ぽやっとしている
岩鳥 禅:「軽音部でさ、まだ廃部になる前のすっごかった時の楽譜が残ってたらしくてさ!」
岩鳥 禅:「そこに”清画川”って人の名前が書いてあったから、知り合いかと思って!」
清画川 瑠衣:「…………」深いため息
清画川 瑠衣:「あたしには姉がいるし、姉はこの学校で軽音部やってた」
清画川 瑠衣:「これで満足?」とても嫌そうな様子
岩鳥 禅:「そっかそっか!やっぱそーなんだ!」
岩鳥 禅:「教えてくれてありがとなー!!」
岩鳥 禅:「じゃあさ、清画川!その時の様子とか、実際に見てたりしない?」
岩鳥 禅:「ステージとか…そうじゃなくても、ねーちゃんの様子とか!」
岩鳥 禅:「どんな練習してたかとか、どうやって盛り上げてたかとか…なんか秘訣ないかな?知らねえ?」
清画川 瑠衣:「――知らない!!」
清画川 瑠衣:「二度とその話をしないで!!」
清画川 瑠衣:強い怒りと、憎しみのようなものが籠った表情。
清画川 瑠衣:つかつかと禅くんに近寄り、睨みつける。
岩鳥 禅:「んえ?!」
清画川 瑠衣:「あんたも、上条も、他のメンバーも」
清画川 瑠衣:「とっととやめたらいい。バンドなんて、くだんないもの!!」
清画川 瑠衣:言い捨てて、そのまま去っていく。
岩鳥 禅:目をぱちぱちして。
岩鳥 禅:呆然と、その姿を見送る。
上条 恋:「……禅ちゃん、だいじょぶ?」
上条 恋:「びっくりした……」
岩鳥 禅:「おれも…びっくりした…けど」
岩鳥 禅:「だいじょぶ、かどうかは、清画川の方じゃねえかな…?」
岩鳥 禅:自分はなにもダメージを受けていないので
岩鳥 禅:「おれはバンド、始めたばっかりだけど楽しいし、くだんないって思ったことないし、思う必要もやめる必要もないと思うけど」
岩鳥 禅:「清画川、バンドのことくだんないって思うぐらい嫌いなのも、」
岩鳥 禅:「それなのに、ああやって恋ちゃんのこと心配して意志を確かめにきてくれんのも」最初の突っかかりを心配だとおもっている
岩鳥 禅:「……なーんか、大丈夫かなって」
上条 恋:「うーん」あれが心配かどうかはさておき
上条 恋:「うん、禅ちゃんの言う通り、やめる必要はないしそのつもりもないけど」
上条 恋:「なんか、あたしたちのやろうとしてることで、嫌な思いをしたり」
上条 恋:「嫌なことを、思い出したりする人も、いるんだなあって」
上条 恋:「……びっくりしちゃった。うん、あたしも瑠衣ちゃんのこと心配だな」
岩鳥 禅:「……そう、だよなあ」
岩鳥 禅:「うーん…」
岩鳥 禅:むむ、と考え込んでいる
上条 恋:同じく、んむーになっている。
岩鳥 禅:「清画川がバンドのことくだらないって思う気持ちは、おれたちがくだらなくないって思う気持ちと同じぐらい、”やめる必要”ないことだと思うけどさ」
岩鳥 禅:「それでも、わざわざ教えに来てくれるぐらいだから…」
岩鳥 禅:「ほんの少しは、『くだらなくないって思いたい』って気持ちがある…って思っていいんかな」
岩鳥 禅:お弁当をもそもそ広げ始めた
上条 恋:「どうかなあ。そうだったら、あたしはうれしいけど」
上条 恋:「あたしたちのこと、応援してほしいとまでは言わないけど」
上条 恋:「瑠衣ちゃんに嫌な気持ちになってほしいわけじゃないもん」
岩鳥 禅:こくこく頷いている
上条 恋:「とりあえず!」ぴし!と指を立てる
上条 恋:「瑠衣ちゃんにバンドの話を振るのはNG! これは決定です」
岩鳥 禅:こくこく
上条 恋:「それ以上のことは……わかんない。あたしたちから、バンドくだんなくないよ~って言うのも変でしょ」
上条 恋:「瑠衣ちゃんにとっては『そうじゃない』んだもんね」しょも
岩鳥 禅:こくこく しょぼ
上条 恋:なでなで
岩鳥 禅:なでなでされながら
岩鳥 禅:「でも…くだんないって思う原因とか、悪い思い出とか」
岩鳥 禅:「おれたちの演奏で全部上書きできたら…って。もしもだけどさ、ちょっと夢があるよな」
上条 恋:「禅ちゃんってば……」
上条 恋:「いいこと言う~~~」なででで
岩鳥 禅:「へへへへへ」にへ
上条 恋:「あたしたちはあたしたちとして……頑張ろうね、禅ちゃん!」
上条 恋:おー!
岩鳥 禅:「おー!!」
岩鳥 禅:「とりあえず第一目標は、恋ちゃんとりゅーくんのなかよし大作戦だもんな!」
岩鳥 禅:「他の事も、できれば…精一杯手を伸ばしながら!」
岩鳥 禅:「あっ今おれかっこいいこと言ったかも!!」キャッキャッ
上条 恋:「やだっ禅ちゃんイケメンじゃん~!」キャッキャッ
岩鳥 禅:「いえーい!モッテモテになっちゃうなーっ!」
岩鳥 禅:「…………いやどうだろ…」神妙な顔になった。
上条 恋:「音子ちゃんにもモテるといいね」によによ
岩鳥 禅:「はうわっっっ!!!!」ガタッ
岩鳥 禅:「……そうだよおお!!!聞いて聞いて恋ちゃん!!!!ねこちゃんがさ…ほら…かわいくて…!!!!!」
岩鳥 禅:すぐにいつもの勢いに、いつも以上の勢いに。話題は変わっていく。
岩鳥 禅:けれど、はじめの目的も、手を伸ばしたいものも、忘れないように。
GM:
シーン5-B:応援団?
GM:【シーン5-B:応援団?】
GM:つつじちゃん、夢衣ちゃんのシーンです。登場侵蝕1d5上げてくださいませ
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を1d5(→ 2)増加 (40 → 42)
夜寒夢衣:1D5 登場侵蝕
DoubleCross : (1D5) → 1
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を1(→ 1)増加 (41 → 42)
GM:登場が上手だな……
GM:
GM:翌日、昼休み。
GM:二人は食堂で待ち合わせていた。
夜寒夢衣:「推測。岩鳥は音子のことが好き、みたい」
香芝 つつじ:「ぶっ!!」 食べていたうどんを噴き出す。
夜寒夢衣:A定食(焼き鯖とみそ汁、玄米に菜の花の漬物)を食べながら
香芝 つつじ:「直球で来たな……」 ごほごほとむせながら、水をごくりと飲みこむ。
香芝 つつじ:「まったく、岩鳥くんにも困ったものだ。」
夜寒夢衣:「提案。2人の恋を成就させよう」
香芝 つつじ:「……その前に、確認しておきたい前提条件がある」
香芝 つつじ:「……岩鳥くんがUGNチルドレンである事は知っているね?」
夜寒夢衣:「肯定。知っている」
香芝 つつじ:「そして、音子さんは……これはまだ推測ではあるけれども、恐らくはRBの一種だろう」
香芝 つつじ:「任務の為に様々な場所に派遣されるチルドレンと、この学校に根付くRB……」
香芝 つつじ:「二人をくっつけても……別れが辛くなるだけじゃないのか」
夜寒夢衣:「勿論。別れは必ずある」
香芝 つつじ:「なら……!」
夜寒夢衣:「だからといって、仲良くしない理由にはならない」
香芝 つつじ:「…………!!」
香芝 つつじ:「む……ぅ……」
夜寒夢衣:「推測。音子は部室に根差すRBだけど、条件を揃えれば部室の外に出ることができる」
香芝 つつじ:「……条件については確認している」
夜寒夢衣:「心情的変化があれば、部室外での活動時間を伸ばせる可能性がある」
香芝 つつじ:「演奏……あるいはその為に必要な行為であれば部室の外へ出る事も可能」
香芝 つつじ:「なるほど。本人の認識を変えれば、あるいは自由に外を歩く事も出来るか」
夜寒夢衣:「そうして将来的には、イリーガルとしての活動も叶う可能性がある」
香芝 つつじ:「UGNにとっては願ってもない事だ。理知的で大人しいRBの戦力は喉から手が出るほどに欲しいからな」
夜寒夢衣:「これが、理屈として提示する未来」
香芝 つつじ:「……わかった。君の提案はUGNにとっても有益だと判断する」
香芝 つつじ:「しかし、君自身にとって、こうする事に何の意味がある?」
夜寒夢衣:「愚問。意味はない」
夜寒夢衣:「私の友人が楽しそうにしていたら、私も楽しい。私の友人が悲しそうにしていたら、私も悲しい」
夜寒夢衣:「それだけ。だから、理屈を建前としてつけた」
香芝 つつじ:「…………っ」 しばらく、口をぽかんと開けた後
香芝 つつじ:「……君の事を少し誤解してたみたいだ」
香芝 つつじ:「だけど、そうか……友達のため」
香芝 つつじ:「うん! それは私にも理解できる」
夜寒夢衣:「疑義。香芝は好きな人いないの?」
香芝 つつじ:「な、んっ ! ! ? ?」 ごほっ ごほっ と、うどんが再び気管に入った。むせる。
香芝 つつじ:「わ、私は…………」
香芝 つつじ:視線が目まぐるしく動いていく。明らかに動揺しているようだ。
香芝 つつじ:「気になる人は……いる」
香芝 つつじ:「でも………………」
夜寒夢衣:「榊?」
香芝 つつじ:「!!!????」 思わず顔面からうどんの器に飛び込んだ。
香芝 つつじ:「熱いっ!!??」
夜寒夢衣:手拭きを渡す
香芝 つつじ:「ど、どどどどど、どうしてそれを……!?」
香芝 つつじ:「あ、どうも」 お手拭きで顔を拭う。
夜寒夢衣:「推論。香芝との会話が多い男子生徒」
香芝 つつじ:「……っ!」 口元を両手で押さえる。
夜寒夢衣:「香芝が任務が終わったにも拘わらず、学校に残っているのが不思議で、少し見ていた」
香芝 つつじ:「…………っ!!」 がしっ!と夜寒さんの頭を両手で掴み、ぐいっと引き寄せる
夜寒夢衣:「疑義。それで香芝はどうするの?」
香芝 つつじ:「…………どうもしない」
香芝 つつじ:「だって……色んな意味でダメだろ……! 上条さんも、榊くんも、二人とも私の友達なのに」
香芝 つつじ:「それに私がこの学校に居られるのも……!」 「いつまで居られるのかわかったものじゃない」
夜寒夢衣:「別れるのが辛いだけだから?」
香芝 つつじ:「それなら、後腐れがないようにこのまま……」
香芝 つつじ:「……そうだよ」
香芝 つつじ:「こんなの……知らない方が良かった」
香芝 つつじ:「知らなかれば……こんな想いを抱える事も……」
夜寒夢衣:「再論。だからといって、何もしない理由にはならない」
香芝 つつじ:「なら、何をしろって言うのさ」
夜寒夢衣:「音楽」
夜寒夢衣:「学祭でラブなソングでハートをキャッチ」ぐ、と拳を握った
香芝 つつじ:「え………………?」 一瞬、言われた事の意味がわからなかった。
香芝 つつじ:「ふはっ! 何それ、上条さんみたい……!」
夜寒夢衣:「上条が言ってた」
香芝 つつじ:「……でもさ、わかってる?」
香芝 つつじ:「私がそれをやるって事はつまり……」
香芝 つつじ:「上条さんの”敵”になるって事だよ?」
夜寒夢衣:「肯定。恋は戦争」
夜寒夢衣:「負けたときは骨を拾ってあげる」
夜寒夢衣:「戦う前から逃げるのは、敵前逃亡」
香芝 つつじ:「……絶対だよ」
夜寒夢衣:「敵前逃亡は、しけーい」指で銃の形をつくり、ばんと
香芝 つつじ:「ぐわーっ!」 撃たれて倒れる真似
香芝 つつじ:「ふ、ふふふ…………」
香芝 つつじ:「ははははは……!」
香芝 つつじ:「ははは…………」 笑いつかれたように、すぅと息を深く吸う。
香芝 つつじ:「ごめん……上条さん」
香芝 つつじ:「君の事は……本当に大事な友達だけども」
香芝 つつじ:「今回だけは、君の敵として……」
香芝 つつじ:「『宣戦布告』 ……させてもらうよ」
GM:
GM:♪バンド練習システム♪
GM:現在の累計値は24、これが40になったら予算が追加されます
GM:特技申請と判定をどうぞっ
夜寒夢衣:じゃあ次は知識:キーボードで振ります
夜寒夢衣:2DX 知識:キーボード
DoubleCross : (2DX10) → 9[7,9] → 9
GM:つよいなあ
夜寒夢衣:c(24+9)
DoubleCross : c(24+9) → 33
夜寒夢衣:累計達成値33
岩鳥 禅:ところでバトルが勃発しているそうですね?これはいっそう”戦い”らしさが増してきたのではないでしょうか!
岩鳥 禅:再び白兵で行きたいです
GM:んふふふふ どうぞ!
岩鳥 禅:5DX+2
DoubleCross : (5DX10+2) → 10[5,6,8,9,10]+9[9]+2 → 21
GM:!?
岩鳥 禅:わあ
夜寒夢衣:c(33+21)
DoubleCross : c(33+21) → 54
夜寒夢衣:累計達成値54
夜寒夢衣:累計達成値40突破、財産点1点獲得
香芝 つつじ:恋は戦争……!つまり<射撃>技能で楽器練習をするのは妥当という事ですね!
GM:当然ですね!
香芝 つつじ:6dx+3 射撃で判定します
DoubleCross : (6DX10+3) → 8[4,6,6,8,8,8]+3 → 11
GM:つよいつよい
夜寒夢衣:c(54+11)
DoubleCross : c(54+11) → 65
夜寒夢衣:累計達成値65
香芝 つつじ:友人と戦う事にまだまだ本調子じゃなさそう
岩鳥 禅:十分つっよい
GM:20単位にしたのに……さらに+2点の予算が下りる……!
GM:ええい!次回から30単位になります!次の予算会議は累計90だ!
GM:現時点の予算は合計4点です、大事に使ってね
夜寒夢衣:けっこういい感じ
夜寒夢衣:ロイスと調達の時間かな
GM:いえす!
GM:ロイス取得、購入判定ができます
夜寒夢衣:ロイス 香芝つつじ 〇応援/不安 で取得
夜寒夢衣:購入は基本①より応急手当キット、目標値8
岩鳥 禅:るいちゃんに いい人/◎心配 で取得します
夜寒夢衣:2DX>=8 調達・応急手当キット
DoubleCross : (2DX10>=8) → 10[9,10]+4[4] → 14 → 成功
岩鳥 禅:ひゅー!
香芝 つつじ:ロイスは 夜寒さんに 〇戦友/恐怖 と 上条さんに 〇友情/恋敵 で取得します
夜寒夢衣:買えた、ポケットに入れておきます
GM:えらーい!
香芝 つつじ:さらに榊くんのロイス感情を変更 〇恋心/執心にしていきます
GM:ひょわーーー
岩鳥 禅:おれも応急キットチャレンジ!なんでさっきアーマーにしたんだ
岩鳥 禅:うおおおお!!
岩鳥 禅:1DX>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 5[5] → 5 → 失敗
香芝 つつじ:購入はUGNボディアーマーを まずは防御力を固めないと……(色々な意味で)
香芝 つつじ:(2+0)dx+4>=12 【調達】
DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 6[4,6]+4 → 10 → 失敗
香芝 つつじ:まあ、まあ、そのままで
GM:予算あるよ?だいじょぶ?
香芝 つつじ:うーん……
香芝 つつじ:では、せっかくなので自前の財産点と共有財産でUGNボデマを購入します
香芝 つつじ:1点ずつ消費
GM:おっけーです!
GM:予算の推移はメモ欄を見てねっ 残り3点です
GM:ではシーン〆!
GM:
シーン6-A:宣戦布告
GM:【シーン6-A:宣戦布告】
GM:岩鳥禅が清画川に睨まれ、香芝つつじと夜寒夢衣が食堂で話し合った翌日。
GM:香芝つつじ――あなたは放課後、バンド活動前に、屋上に上条恋を呼び出していた。
香芝 つつじ:「………………。」
香芝 つつじ:覚悟を決めていたはずなのに、いざ事を起こそうとするとお腹の奥に石を詰められたように重くなる。
香芝 つつじ:だが……それでもなお、この決意は揺るがない。
香芝 つつじ:「………………。」
香芝 つつじ:ぎゅっと、今朝届いたばかりの”指令書”を握りつぶす。
香芝 つつじ:それは……香芝つつじの”次の赴任地”を示すもので…………。
香芝 つつじ:「やるんだ……ここで」
香芝 つつじ:そう呟いて、友達の訪れを待つ。
GM:さあ、と風が吹いて、あなたの……あなたたちの、制服のスカートを揺らす。
上条 恋:「つつじちゃん!」
香芝 つつじ:「わっ!」
上条 恋:「つつじちゃんが呼んだのになんでびっくりしてるの~」あははと笑う
上条 恋:「どうしたの? みんなの前じゃ話しにくいこと?」
香芝 つつじ:「う、うむ……みんなの前では話しにくい事!」 心臓がドキドキして思わず変な口調になってしまう。
香芝 つつじ:「……バンド練習。初めの頃よりも、みんなずっと上手くなったね」
上条 恋:「うんうん! こなれてきたって感じ?」
上条 恋:「あたしが無理やり巻き込んだ感じだったけど……みんな楽しそうでよかった!」感じも何も事実である
香芝 つつじ:「無理やりだなんて事はないよ」
香芝 つつじ:「みんな、上条さんのために一生懸命なんだ」
香芝 つつじ:「……まあ、なかには何を考えているのかわからない人もいるが」
上条 恋:「えー? えへへ、うれしい」
上条 恋:「音子ちゃん? 確かに不思議な雰囲気だよね……みすてりあす……!」
香芝 つつじ:「うむっ! ミステリアス……!」
香芝 つつじ:「それで……」 歯切れが悪そうに
香芝 つつじ:「榊くんについて、なんだけれど」
上条 恋:「えっ! なになになに」ぴょわっ!
香芝 つつじ:「榊くん……」
香芝 つつじ:「か、かっこいいよね!」 言うに困って妙な事を口走る
上条 恋:「わ…………」
上条 恋:「わかる~~~~~!!!!!」
上条 恋:にこにこきゃっきゃしている。
香芝 つつじ:「う、うむ……!」
香芝 つつじ:「例えば、責任感が強くて結構頑張り屋なところ……とか」
上条 恋:「そう! ぶっきらぼうでちょっと口が悪いけど、すごーくまじめなんだよねっ」
香芝 つつじ:「口は悪いけど、相手を傷つけようと思ってるわけじゃなくて……」
香芝 つつじ:「そういう不器用なところも……な」
上条 恋:「うんうん、かわいいよねっ」
上条 恋:「え、りゅーくんの話ってそういうこと? りゅーくんファンクラブ的なこと?」わくわくした顔
香芝 つつじ:「う、ううう…………」 上条さんの”圧”に負けそうになりながら、呻き声をあげて……
香芝 つつじ:「…………ごめん、上条さん。 そうじゃあないんだ」
香芝 つつじ:”彼女を傷つける” 覚悟を決める。
上条 恋:「?」
香芝 つつじ:「転校してきて…… 君たちに出会って……」
香芝 つつじ:「ずっと ずっと見てきた 榊くんのかっこいい所とか…… 少しだけ情けない所とか……」
香芝 つつじ:「上条さん、君と”同じ”ように」
香芝 つつじ:心臓がバクバクと鳴り響く 喉の奥が灼ける様に乾く
香芝 つつじ:罪悪感に締め付けられた胸はもはや感覚を失っている
香芝 つつじ:それでも、心の奥の”熱”は失われる事無く燃え続ける
香芝 つつじ:「好き、なんだ…………私も、榊くんの事が……」
香芝 つつじ:吐き出された言葉はもはや戻る事はない。
上条 恋:「うんうんっ…………、……うん……?」
上条 恋:「…………あれ? ……えっ……??」
香芝 つつじ:「ごめん…………」 元気が取り柄なこの子の、こんな姿は見たくはなかった。
香芝 つつじ:「私は君の、敵になる……」 それでも、その言葉を胸の中に留める事など出来ない。
香芝 つつじ:”恋”は”戦争”で、これはそのための”宣戦布告”なのだから。
上条 恋:「えと……」目をぱちぱちとさせて、困惑しきった様子で手をうろうろと上げたり下げたりしている
上条 恋:「つつじちゃんは、りゅーくんが好きで」
上条 恋:「あの、でも、あたしも、りゅーくんが好きなので」
上条 恋:「……ライバルってこと???」
上条 恋:敵、よりはいくぶんかマイルドな言い方で。
香芝 つつじ:「……君たちが大変な時にこんな事を言って、本当に卑劣だと思う」
香芝 つつじ:「でも…… そう……」
香芝 つつじ:「私は、君にとってのライバルになりたい」
香芝 つつじ:「そして……この文化祭で彼に歌を届けようと思ってる」
上条 恋:「ふえっ」
香芝 つつじ:「あ、ご、ごめん! そうは言うけど君への協力を忘れたわけじゃない!」
香芝 つつじ:「君の為の楽器演奏はしっかりやる! この命に替えても絶対だ!」
上条 恋:「い、命には替えなくていいけど」
上条 恋:「えとえと、あたしの歌と別に、つつじちゃんも歌うってこと、だよね」
上条 恋:「……敵でライバルなのに、あたしに協力はしてくれるの、なんで?」
香芝 つつじ:「大事な人だからだよ……」
香芝 つつじ:「……君も、私にとって一番大事な人だからだよ!」
香芝 つつじ:「ごめん……急にそんな事を言われてもわかんないよね」
香芝 つつじ:「私も……もう何を言っていいのか……」
香芝 つつじ:頭の中がぐちゃぐちゃだ。
香芝 つつじ:大事な人の前で、大事な人から大切なものを奪おうとしている。
香芝 つつじ:…………わけがわからない。
上条 恋:「あっ、ううん、今のはわかったよ!」
上条 恋:「あのね、あたしもつつじちゃんのこと大事で大好きなお友達だと思ってて」
上条 恋:「でも、えっと、つつじちゃんのことが大好きだから、じゃありゅーくんのことは諦めるね、っていうのはできないの」
上条 恋:「……そういうことでしょ?」
香芝 つつじ:「……そう」
上条 恋:「うん、うん、そっか」
上条 恋:「……あのね、こんなこと言ったら、つつじちゃん怒るかもしれないんだけど」
上条 恋:「りゅーくんのこと大好きって思うのと、おんなじくらいあたしのこと大好きでいてくれてるんだって思ってね」
上条 恋:「ちょっとうれしい」えへへ
香芝 つつじ:「…………。」
香芝 つつじ:ぽろりと……涙が零れ落ちる。
香芝 つつじ:怒っているからではない。
香芝 つつじ:こんな事を言われてなお、友達の事を気に掛ける彼女の
香芝 つつじ:その優しさが、無性に愛おしくなったからだ。
香芝 つつじ:「ごめん……ごめんね……」
香芝 つつじ:「でも……戦わせて欲しい…………」
香芝 つつじ:ぐすぐすと溢れ出る涙を袖で拭きながら、ようやくその言葉を相手に伝える。
上条 恋:「うん!! しよ!! ライブバトル……ラブバトル……? そういうやつを!!」
上条 恋:「あえっ、な、泣かないでつつじちゃん~~~!」ぎゅっっっ
上条 恋:「もしだよ、つつじちゃんがバトルに勝ってりゅーくんの心を射止めたら」
上条 恋:「あたしはめちゃくちゃ泣くしダダを捏ねるしつつじちゃんの肩を掴んでぶんぶんすると思うけど」
上条 恋:「でもあたし、つつじちゃんにそうされる覚悟も、決めておく、から」
香芝 つつじ:「それは……こっちも同じだ……!」
上条 恋:ぐ、と涙がこぼれそうになるのを無理やり笑顔でごまかして。
香芝 つつじ:(やっぱり……上条さんは優しい)
香芝 つつじ:本来であれば、一方的に香芝を弾劾する事も出来るはずなのに
香芝 つつじ:彼女はそれを”正々堂々”とした戦いとして認めてくれた。
香芝 つつじ:(ありがとう…………)
香芝 つつじ:二人だけの屋上で、少女のすすり泣く声だけが周囲に響く。
香芝 つつじ:二人の少女の”宣戦布告”の、その顛末。
GM:
シーン6-B:或いは、恋は戦争
GM:【シーン6-B:或いは、恋は戦争】
GM:翌日の昼休み。夜寒夢衣と岩鳥禅は、食堂に集まっていた。
夜寒夢衣:「疑義。清画川から先輩の話は聞けた?」
夜寒夢衣:A定食(生姜焼きと豆腐とわかめ、油揚げの入った具だくさんのみそ汁、白米にほうれん草のおひたし)を食べながら
岩鳥 禅:同じくA定食。平和ボケした幸せそうな顔で、大盛りのご飯に生姜焼きを乗せて頬張って。
岩鳥 禅:「ん!ひへはひへは!」聞けた聞けた!と言いたいらしい。お行儀がわるい
夜寒夢衣:「注意。口に物を入れて喋らない」
岩鳥 禅:あわてて勢いよく飲み込んで、むせて、さらにあわてて水をがぶ飲みして。
岩鳥 禅:「ごめんごめん!もう入ってない!」おっきい口を開ける
岩鳥 禅:「んで、清画川の話!聞けた!やっぱりその先輩、清画川のねーちゃんだって!」
夜寒夢衣:こくこくと頷いて話を聞いている
岩鳥 禅:「でも清画川、バンドあんま好きじゃないっぽくて…」
岩鳥 禅:「昨日も恋ちゃんに”くだんないからさっさとやめな!”ってわざわざアドバイスしに来てくれて」
岩鳥 禅:「ねーちゃんの話とか聞こうとしたら、それ以上聞けずに怒ってどっか行っちゃった」しょぼ
夜寒夢衣:「把握。清画川は良いアドバイザーになれそう」
夜寒夢衣:「提案。清画川を6人目に迎え入れる」
岩鳥 禅:「!!!」一瞬おめめをきらきらに輝かせるも、
岩鳥 禅:「あーーー、うーーん…でもなあ」すぐにしょぼっと
岩鳥 禅:「清画川、バンドのこと好きになってくれるかなあ」
岩鳥 禅:「二度と話題にも出すなって言われちゃったし、そんなに嫌いなのに無理やり誘って一緒にやろうっていうのは、清画川にとってもおれらにとっても楽しくないと思うんだよな」
岩鳥 禅:「だから、誘うならまずバンドのこと好きになってもらわねーと!」
夜寒夢衣:「肯定。まずは一曲、聴かせる」
夜寒夢衣:「聴いたら、仲間になってくれる。ひゃくぱー」
岩鳥 禅:「!!!!!」
岩鳥 禅:今度こそおめめきらきらで、ガタッと立ち上がる
岩鳥 禅:「やっぱり!やっぱりそうだよな!!」
岩鳥 禅:「恋ちゃんとも昨日ちらっと言ってたんだよなー!!おれらの演奏で、清画川の”バンドなんてくだんない”って思う気持ち、塗り替えらんないかなって!」
岩鳥 禅:「おれらがかっこよくじゃじゃーんっと演奏して、そのパッションで清画川のこともバンド好きにさせて、そのままメンバーに加える!最高じゃん!!!さっすが夜寒、冴えてるよな!!」
夜寒夢衣:「当然。私は頭がいい」自慢げな表情をしている
夜寒夢衣:「私は頭がいいので、岩鳥が音子のことを好きなのも気付いてる」
岩鳥 禅:こくこく。前半に尊敬と憧れの念を込めて頷いて。
岩鳥 禅:「……………へ!?!?!」
岩鳥 禅:「な、な………!?い、いいいいつから!?!?!」
夜寒夢衣:「岩鳥が音子と会ったときから。一目惚れだと気付いた」
岩鳥 禅:「まじで!?!?!」
岩鳥 禅:「そっか……バレちゃってたか…そっか……」
岩鳥 禅:「やっぱり夜寒の真実を見抜く目には敵わないってことか………」とかなんとか言いながら
岩鳥 禅:「…………んならさあ、夜寒」箸をおいて真剣な目で
岩鳥 禅:「…ねこちゃんの方は、その、」
岩鳥 禅:「おれのこと……どうだと思う……?」
夜寒夢衣:「……推論一。全く興味がない」
夜寒夢衣:「推論二。べた惚れだけど、恥ずかしいから顔に出ていないだけ」
夜寒夢衣:「どっちだと思う?」
岩鳥 禅:「…………」
岩鳥 禅:「…………………」
岩鳥 禅:「…………おれさ」
岩鳥 禅:「ねこちゃんって相当恥ずかしがり屋だと思うんだ」
岩鳥 禅:まっすぐな目をしている。
岩鳥 禅:「バンド演奏のためじゃないと外に出られないっていうのも…そう!人見知り、しちゃってると思うんだよな…」謎にわかったような口振りで
岩鳥 禅:「つまり答えは……推論二だッッッ!」ででーん!!
夜寒夢衣:「同意。私もそう思う」深く頷いている
岩鳥 禅:「!!!!」
岩鳥 禅:「やっぱり!?」
夜寒夢衣:「勿論。音子も岩鳥に惚れてる。かんぺきに」
岩鳥 禅:「マジかー!!!うおー!!!」テンションが上がって立ったり座ったりしている
岩鳥 禅:「おれちょっと自信なかったんだけど、他でもない夜寒がそう言うなら、もうこれは間違いないよな!!!」
夜寒夢衣:うんうん、と頷いている
夜寒夢衣:「提案。告白は男子からした方がやっぱり良い」
岩鳥 禅:「!!」
岩鳥 禅:真剣な顔でこくこく頷きながら、アドバイスを聞いている
夜寒夢衣:「音子は部室から出られないから、学祭でバンドを成功させて出られるようにして」
夜寒夢衣:「屋上で夕暮れをバックに告白する。ひゃくぱーの告白」
岩鳥 禅:「なるほどな…!演奏大成功の愛とパッションでねこちゃんの人見知りを直すと同時に、最高のシチュエーションでの告白にも持っていく…!!」
岩鳥 禅:「ほんとに夜寒は考えることがちがうな…!!!どうやったらこんなにすんげえ策思いつくんだ!?!?天ッ才!!!!!」
夜寒夢衣:「当然。私は天才」すごく自慢げな表情をしている
夜寒夢衣:「プレゼントは花束がてっぱん。まちがいない」
岩鳥 禅:「お花!!!ロマンチックってやつだ!!!」
岩鳥 禅:「何の花がいいだろな!バラが定番なのはさすがにおれでもわかるけど、でもどうせならちょっと別のところを狙いたいよな」
岩鳥 禅:「うーんきれいでかっこよくてラブでパッションな花……」
岩鳥 禅:身近にあって、ひときわきれいに咲いている花
岩鳥 禅:「……つつじとか?」
夜寒夢衣:「提案。アザレアがおすすめ」
岩鳥 禅:「あざれあ」復唱
夜寒夢衣:「花言葉は『恋の喜び』」
岩鳥 禅:「えっと、えっと、聞いたことはある!はず!どこでだっけ…」もう自己紹介の話を忘れ気味
岩鳥 禅:「恋の喜び!!!!!」
夜寒夢衣:「ラブなソングでハートをキャッチした後に送るのにぴったり」
岩鳥 禅:「うおーーーー!!!最高のやつじゃん!!!!」
岩鳥 禅:「アザレア、調べてみる!!!色々アドバイスありがとな夜寒!!やっぱり持つものは天才で最高に心強い友達だな…!!」
夜寒夢衣:「どういたしまして。岩鳥の恋も成功させよう」ぎゅ、と拳を握った
岩鳥 禅:「えいえいおー!!!」同じく拳を握り、拳を高く空へ突き出した。
GM:
マスターシーン
GM:【マスターシーン】
清画川 瑠衣:その女子生徒は普段通り廊下を歩いていた。
清画川 瑠衣:手には提出物のプリント。職員室までこれを届けるのが、今日の日直の仕事である。
清画川 瑠衣:放課後の学内はどうもにぎやかだ。部活動があるというだけでなく、学祭の準備に追われる生徒が多い。
清画川 瑠衣:そんな中、少女はプリントを出し次第、まっすぐ帰宅するつもりだった。
清画川 瑠衣:(どいつもこいつも浮かれてて鬱陶しい)
清画川 瑠衣:段ボールと模造紙を抱えた生徒とすれ違う。吹奏楽部の音が聞こえる。
清画川 瑠衣:(ただでさえ面倒なのに、バンドやるって?)
清画川 瑠衣:金髪にリボンを揺らすクラスメートと、その幼馴染の阿呆面を思い出す。
清画川 瑠衣:軽音部室の前を、通り過ぎる。
清画川 瑠衣:「――――、?」
清画川 瑠衣:いや、そんなわけがない。ありえない。ストレスのせいだ、気のせいだ。
清画川 瑠衣:そこに姉がいた気がする、なんて。
清画川 瑠衣:振り返らず職員室に向かう。鞄の中のスマートフォンが、何かの通知を知らせて震えていた。
GM:
GM:失礼しました、シーン6の分のシステム処理をしましょう。
GM:まず登場侵蝕。ここはシーン5と同様に1d5でいきましょうか。
夜寒夢衣:1D5 登場侵蝕
DoubleCross : (1D5) → 4
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を4(→ 4)増加 (42 → 46)
岩鳥 禅:1D5
DoubleCross : (1D5) → 2
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を1d5(→ 1)増加 (42 → 43)
GM:みんなわりとすこやか
GM:
GM:続いてバンド練習システム。
GM:任意の力で振ってくれ!
夜寒夢衣:ふむ……バンドには演奏だけではなく、広報活動も重要です。
香芝 つつじ:恋の宣戦布告は銃弾の一撃に等しいので<射撃>ですね
夜寒夢衣:というわけで「学祭でバンドやりまーす!」という宣伝活動をしていきたいと思います
夜寒夢衣:噂好きの友人のコネを使って宣伝をしていきたいです
GM:二人ともなんて理論的なんだ!
GM:振っちゃえ~!
香芝 つつじ:(6+0)dx+3 【射撃】
DoubleCross : (6DX10+3) → 10[4,7,7,7,9,10]+6[6]+3 → 19
夜寒夢衣:4DX+2 情報:噂話 コネ適用済み
DoubleCross : (4DX10+2) → 8[1,2,2,8]+2 → 10
夜寒夢衣:c(10+19)
DoubleCross : c(10+19) → 29
香芝 つつじ:宣戦布告はクリティカル……
岩鳥 禅:つよ…
GM:す、すごい
夜寒夢衣:えーと前シーンが65点だから
夜寒夢衣:c(65+29)
DoubleCross : c(65+29) → 94
夜寒夢衣:累計94点
GM:また予算下りてる!!!!!!
岩鳥 禅:めちゃめちゃおりてくる
岩鳥 禅:おれは今回は趣向を変えて…
岩鳥 禅:つつじちゃんを倣って、ねこちゃんのハートを射止める射撃でチャレンジ!
GM:おお!やったれ~!
岩鳥 禅:2DX
DoubleCross : (2DX10) → 5[5,5] → 5
岩鳥 禅:ぺしょっ
音子:「?」
岩鳥 禅:えーーん
香芝 つつじ:これは……脈無し!?
岩鳥 禅:そんなことないもん!!!脈あるって夢衣ちゃんも言ってたもん!!!
香芝 つつじ:おいたわしや
GM:では累計99になり、60以降は30単位での予算会議だったので、財産点1点追加!
夜寒夢衣:肯定。果敢にあたっくあるのみ
GM:予算は今4点あります
岩鳥 禅:潤沢
GM:メモも更新しました~
岩鳥 禅:ありがとうございます!
GM:
GM:そしてロイス取得と購入だっ
GM:予算も計画的に使ってね
夜寒夢衣:ロイス 岩鳥禅 〇応援/不安 で取得
夜寒夢衣:購入はUGNボディアーマー
夜寒夢衣:2DX>=12 調達・UGNボディアーマー
DoubleCross : (2DX10>=12) → 9[3,9] → 9 → 失敗
GM:おしい
夜寒夢衣:手持ち財産点が3点あるので、それを入れて12点。成功にします
GM:学生にしてはおかねもちの夢衣ちゃん!オッケーです!
香芝 つつじ:ロイスは特になしで
夜寒夢衣:残り手持ち財産点0、UGNボディアーマー取得、そのまま装備。終了です
岩鳥 禅:ロイスを夢衣ちゃんに ◎尊敬/不安で取得!
岩鳥 禅:応急キット購入チャレンジ!
香芝 つつじ:購入はどうしようか……
岩鳥 禅:1DX>=8 ちゃれんじ
DoubleCross : (1DX10>=8) → 10[10]+9[9] → 19 → 成功
GM:夢衣→←禅でお互いN感情不安取ってるのじわいな
岩鳥 禅:!?
GM:めっちゃ回ってる!?
夜寒夢衣:セットアップが空いてるならブルーゲイルかしらね
GM:おいしい応急手当キットをどうぞ
岩鳥 禅:もぐ
香芝 つつじ:とりあえず、持ってなかったので応急手当キット買いに行きます
香芝 つつじ:(2+0)dx+4>=8 【調達】
DoubleCross : (2DX10+4>=8) → 2[2,2]+4 → 6 → 失敗
香芝 つつじ:技能は高いのに出目ぇ
GM:なでり
GM:射撃は強いけど購入が振るわないつつじちゃんかわいいね
GM:以上ですね!ヨシ!
GM:
シーン7:そんなつもりじゃ
GM:【シーン7:そんなつもりじゃ】
GM:戦闘の予感!全員登場推奨です
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を1D10(→ 5)増加 (43 → 48)
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (46 → 48)
GM:登場侵蝕は戻りまして1d10ですん
岩鳥 禅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4
GM:みんなすこやか
GM:
GM:シーンとしましては
GM:学祭もだいぶ近づいてきたある日、あなたたちは今日もバンド練習をして
GM:すっかり暗くなってからみんなで下校しています
GM:その帰り道でなんか……ある!!!よろしくお願いします
GM:
上条 恋:「わー、もう真っ暗になっちゃった」
GM:すっかり「いつも通り」のものとなったバンドの練習。
GM:その帰り、あなたたち……音子を除いた四人は、星がまたたき始めた空の下、帰路についていた。
香芝 つつじ:「岩鳥くん、ギターのあのフレーズだけど……」
香芝 つつじ:「凄い良くなってたな!見違えたぞ!」
香芝 つつじ:”宣戦布告”の事など微塵も見せずに、いつものような笑みを浮かべる。
岩鳥 禅:「まじ?やった!」
香芝 つつじ:「うん、うん! 気持ちが入ってるというか……熱があった」
岩鳥 禅:「この前夜寒に色々アドバイスもらってから、なんていうか、パッションがすっげー止まらねえっていうか」
岩鳥 禅:「なーんか、曲の色んなところで『ここはこんな感じ!』っていう感覚がビシビシ伝わってくるようになったんだよなーっ」
香芝 つつじ:「実は才能があったのかも……それとも夜寒さんの指導の賜物かな?」
夜寒夢衣:「同意。岩鳥は練習の成果が着実に出ている。元来、センスはあった方だった」
夜寒夢衣:「それを音楽に『のせる』のに時間が掛かった。ここからはどんどん上達していく」
上条 恋:「おおー……カッコイイ!!」
香芝 つつじ:「『のせる』……か」
香芝 つつじ:「まさか、岩鳥くんにも変な事を言ったんじゃないだろうな」 ごにょごにょと耳打ち
夜寒夢衣:「黙秘権を行使する」ごにょごにょ
夜寒夢衣:「香芝はもっとパワフルにドラムをたたいて良い。楽譜に囚われて動きが硬い」
香芝 つつじ:「そ、そうか……」
香芝 つつじ:「リズムを刻むというからもっとこう……」
香芝 つつじ:そう言いながら空を叩く。
香芝 つつじ:その動きはメトロノームのように正確で遊びがない。
香芝 つつじ:「こういうのかと思ったけど。パワフル……うん、試してみよう。」
夜寒夢衣:「香芝の譜面に沿った丁寧な動きはとても大切……だけど、パッションを込めたらもっと良くなる」
岩鳥 禅:「そーだぞ!大事なのは、パッション!!」
岩鳥 禅:ぎゅいんぎゅいーーん!とエアギター
上条 恋:「夢衣ちゃん夢衣ちゃん! あたしはあたしは?」ぴょんこぴょんこ
夜寒夢衣:「上条は歌が上手いけど、方向性がちょっと違う」
夜寒夢衣:「空回りしてる」
上条 恋:「むむっ」
夜寒夢衣:「伝えたい方向は明確だけど、どう伝えるか、どうパッションを込めるか」
夜寒夢衣:「そこがあいまいになってる。だから歌がまっすぐ伸びていかない」
上条 恋:「どう伝えるか……」
上条 恋:「はいっ! あたしがんばります、夢衣せんせー!」むん!
夜寒夢衣:「結構。先生の指導はかんぺき。ひゃくぱー」えっへん
香芝 つつじ:「……。」 なんか胡散臭いなーとは思いつつも、口車に乗せられてしまった側のため強くは言えない。
岩鳥 禅:「夜寒はさ、おれらのことしっかり見ていっつもばっちり見抜いたアドバイスくれるからすっごいよなーっ!」
上条 恋:「ねー! 視野が広いっていうか!」
岩鳥 禅:「おれらも上達してきたとはいえ、まだまだ夜寒のキーボードと…ねこちゃんのベースに支えてもらいっぱなしだし」
香芝 つつじ:「意外に皆の事を見てるのは、わかる」
香芝 つつじ:「それに音子さんの音楽的知識は私たちの要でもあるしね」
香芝 つつじ:「それにしても、どうして彼女はあんなにもバンドに執着しているのだろう……」
夜寒夢衣:「同意。たしかに、それは聞いたことがない」
岩鳥 禅:「それはな……ねこちゃんが音楽のことすっっごい好きだからだぜ」わかったような顔で、みんなが知っていることを
香芝 つつじ:「すっっごい好きだからか……!」
岩鳥 禅:「それがねこちゃんのパッションであり!ラブってやつ!」
夜寒夢衣:「名答。その可能性はかなり高い」
香芝 つつじ:「うむ……”好き”のパワーは強いからな」
上条 恋:「なるほど……!!」納得の表情
岩鳥 禅:「やっぱねこちゃん、誰よりも音楽のなんたるかを体現してるっていうか、音楽そのものっていうか…」
岩鳥 禅:「素敵だよなあ」
GM:わいわいと会話しながら下校するあなたたち。
GM:小さな公園に差し掛かったとき、公園のベンチに人影が見えた。
榊 隆司:「……なんでうまくいかねぇんだ」
GM:それはある意味渦中の人と言える、榊だった。
香芝 つつじ:「榊くん……!」
GM:榊はまだあなたたちに気付いていないようで、ぼんやりと己の手を見つめている。
上条 恋:「えっ!? りゅーくん!?」
岩鳥 禅:「あっ!ほんとじゃん!りゅーくん~!!!」手をぶんぶん振っちゃう
香芝 つつじ:「あ…」 緊張してまごついている間に岩鳥くんが手を振っていた。
榊 隆司:「は? ……げっ」
榊 隆司:ベンチから立ち上がって後ずさる。
岩鳥 禅:「げってなんだよお!最近あんま構ってくれなくて寂しいだろ~!!おしゃべりしよーぜ!!」榊くんに絡みに行って
岩鳥 禅:恋ちゃんに向けてばちんとウィンク。確保は任せろ!
上条 恋:「そうだそうだー! ていうか、りゅーくんこんなところで何してるの?」
香芝 つつじ:「う、うん……こんなところで黄昏れていると変な奴が出て危ないぞ」 どことなく頓珍漢な受け答え
香芝 つつじ:(だ、駄目だ……! 意識していると上手く言葉が)
榊 隆司:「どうでもいいだろ、近付くな!」
榊 隆司:あなたたちには、彼がやけに焦っている、ように見える。
夜寒夢衣:「疑義。榊はこの時間まで何してた?」
香芝 つつじ:「む……」 今更ながら彼の様子がおかしい事に気付いた。
榊 隆司:「お前らには関係ないから、早く――」
GM:――離れろ、という言葉は音にならなかった。
GM:ざわりと、周囲を《ワーディング》が包む。
上条 恋:「、ぁ、え?」
GM:ふらり、とよろめいた上条がそのまま倒れる。
香芝 つつじ:「上条さん!」
夜寒夢衣:受け止めておきます
榊 隆司:「――――ぁ」
岩鳥 禅:「え、え?!」
香芝 つつじ:「《ワーディング》だ! 気を付けろ……どこかにオーヴァードが……」
榊 隆司:「違、そんなつもりじゃ」
香芝 つつじ:「……え?」
榊 隆司:「違う、違……俺は……」
岩鳥 禅:「恋ちゃん!!」一瞬戸惑うものの、すぐにはっとして恋ちゃんを支えるのに加わる
GM:――榊隆司の衝動判定。自動失敗。
岩鳥 禅:「りゅーくんも!落ち着いて!だいじょぶ、ここはおれらが……」
岩鳥 禅:「……あれ、りゅーくんは、なんで…」
GM:衝動は恐怖。
GM:彼を中心に流れ出す、制御できない、レネゲイドの力。
榊 隆司:「あ……嫌だ、嫌だ……違う、違うんだ」
榊 隆司:「そんなこと、したかったわけじゃない」
香芝 つつじ:「榊くん……まさか君は……」
榊 隆司:「だけど駄目なんだ、俺がいると――」
榊 隆司:かたかたと震える彼の瞳はうつろで何も見えていない。
GM:あなたたちは――オーヴァードである三人は、分かるだろう。
GM:榊隆司は、オーヴァードであり。
GM:その能力を、制御できていない。制御の仕方を知らないまま――呑まれているのだ。
岩鳥 禅:「……!!」
夜寒夢衣:「提案。榊を止める」
GM:そして、過剰な恐怖による攻撃性が、あなたたちに向けられている。
香芝 つつじ:「クッ……!」
岩鳥 禅:「もっちろん!」夢衣ちゃんに
香芝 つつじ:「UGNとして……まずは彼の暴走を止めなければならない」
香芝 つつじ:「協力してくれ……みんな!」
夜寒夢衣:「上条はベンチに寝かせておく」上着を脱いでベンチに敷き、そこに上条を横たえた
岩鳥 禅:自分と同じ衝動。自分と同じ暴走。
岩鳥 禅:かつて”こうだった”ことを、おぼろげながら、覚えている。
香芝 つつじ:UGNで受けた教育に従い、マニュアルが頭の中に開陳される。
香芝 つつじ:そこに私情を挟む余地はない。
岩鳥 禅:つつじちゃんとは対照的に……それは、ひどく”個人的な”ものかもしれないけれど
岩鳥 禅:「いくぞ!!待ってろりゅーちゃん!!」
榊 隆司:「離れてくれ、俺は」
榊 隆司:「誰かを傷つけたいなんて、思ってないんだ――」
榊 隆司:言葉とは裏腹に、レネゲイドの奔流は確かにあなたたちに矛先を向けている。
香芝 つつじ:「わかってる! わかってるさ!」
香芝 つつじ:「君は己の中のレネゲイドに突き動かされているだけで……罪はない、けど!」
香芝 つつじ:「まずは君の行動を止めなければならない」
香芝 つつじ:「君が……誰かを傷つけてしまわないように!」
GM:
GM:【ミドル戦闘】榊隆司
GM:
GM:配置と行動値は以下のように。
[榊(5)] ― 5m ― [香芝(14)、岩鳥(5)、夜寒(4)]
()内は行動値
GM:戦闘終了条件は「榊隆司の戦闘不能」。
GM:また、榊隆司は衝動判定に失敗した扱いであり、初期状態でバッドステータス:暴走を受けています。
GM:すなわちリアクション不可ですね。
GM:状況説明は以上です。それでは――開戦だ!
GM:
GM:【ラウンド1】
GM:【セットアッププロセス】
GM:宣言ある人!
夜寒夢衣:セットアップ▼《ターゲットロック》(侵蝕+3)
夜寒夢衣:効果:対象に攻撃するとき攻撃力+9~12。単体攻撃のみ有効
夜寒夢衣:対象は榊
香芝 つつじ:セットアップとくにないです
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を3(→ 3)増加 (48 → 51)
GM:タゲロは強いぞ~
岩鳥 禅:同じくセットなし!
GM:OK!榊はある!
香芝 つつじ:なにっ!?
榊 隆司:セットアップ【防衛反応】赤方偏移世界(自身)2+戦力増員2 自身の行動値+4、同エンゲージにトループ×2配置
榊 隆司:榊と同エンゲージに「氷塊」という名のトループが2体出現します。
GM:また、榊自身の行動値が+4されて9になります。
GM:以上!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:宣言ある人!
岩鳥 禅:なし!
香芝 つつじ:とくにないです
夜寒夢衣:なしです
GM:はーい!こちらもなし
GM:
GM:【メインプロセス】香芝つつじ(14)
GM:つつじちゃ!!
香芝 つつじ:ではでは、手番をいただきまして
香芝 つつじ:マイナーアクションで5m移動します
GM:寄る!
香芝 つつじ:そして、敵集団とエンゲージをしまして
香芝 つつじ:まずは雑魚を減らしていきますか
香芝 つつじ:メジャーアクションで【コンボ:射撃!】《小さな塵》+《コンセントレイト》 侵蝕率+4 攻撃力11
香芝 つつじ:氷塊1を攻撃します
GM:OK!やっちゃえー!
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を4(→ 4)増加 (48 → 52)
香芝 つつじ:(6+0)dx7+3
DoubleCross : (6DX7+3) → 10[4,4,5,6,7,7]+10[3,7]+10[7]+3[3]+3 → 36
GM:めっちゃ回っとるが……
香芝 つつじ:それではリアクションをどうぞ
氷塊_1:ガードを宣言。そして同時にこちら
氷塊_1:オート【絶対氷結】蒼き悪魔3 ガード時宣言。攻撃してきた対象にLV×3点HPダメージ。1ラウンド1回
氷塊_1:ダメージをどうぞ!
氷塊_1:ん!待てよ
香芝 つつじ:香芝 つつじのHPを9(→ 9)減少 (24 → 15)
香芝 つつじ:ぐぐぐぐ……
氷塊_1:いや大丈夫か 浸透撃入ってないですね!ヨシ!
香芝 つつじ:浸透撃はシナリオ回数制限があるので温存ですね
氷塊_1:クレバーだぜ
香芝 つつじ:では、ダメージ!
香芝 つつじ:4d10+11 装甲・ガード有効
DoubleCross : (4D10+11) → 16[4,4,7,1]+11 → 27
氷塊_1:ガード値は5!
氷塊_1:ぎ、ギリギリまだ生きてる
氷塊_1:つついたら爆ぜる
GM:以上でよいかな!
香芝 つつじ:以上です
GM:はーい!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:宣言は特にないはず
GM:
GM:【メインプロセス】榊隆司(9)
榊 隆司:移動はしません。マイナー、メジャー共にあり
榊 隆司:マイナー【深淵薄氷】氷の加護3 そのメインプロセスのサラマンダーエフェクトを組み合わせた攻撃の攻撃力+6
榊 隆司:メジャー【抗拒不承/世界】氷の塔3+氷神の悲しみ1+冷気の鎌1 [範囲射撃]攻撃力+9、判定ダイス+2個、ドッジダイス-1個、メインプロセス終了時自身-3HP
榊 隆司:対象は禅くんと夢衣ちゃん
榊 隆司:あ、コンセ書き忘れてる コンセLv3あります
榊 隆司:6dx7+1 RC
DoubleCross : (6DX7+1) → 10[1,3,3,4,7,8]+5[2,5]+1 → 16
榊 隆司:回んねえな!
夜寒夢衣:ドッジ
榊 隆司:ドッジはダイスを1個減らしてもらうぜ!
夜寒夢衣:3DX+1>=16 回避
DoubleCross : (3DX10+1>=16) → 8[1,6,8]+1 → 9 → 失敗
夜寒夢衣:失敗
岩鳥 禅:うおー!おれもドッジだー!
岩鳥 禅:4DX+1>=16 こうのはず
DoubleCross : (4DX10+1>=16) → 9[1,3,3,9]+1 → 10 → 失敗
榊 隆司:危なかったけど当たるぜ!
榊 隆司:2d+15 装甲有効
DoubleCross : (2D10+15) → 4[3,1]+15 → 19
夜寒夢衣:c(19-8)
DoubleCross : c(19-8) → 11
夜寒夢衣:UGNボディアーマーの装甲+8で軽減、11点ダメージ
岩鳥 禅:岩鳥 禅のHPを19(→ 19)減少 (31 → 12)
夜寒夢衣:夜寒夢衣のHPを11(→ 11)減少 (30 → 19)
GM:OK!
榊 隆司:以上です はあはあ
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:行動値が同じときはPC優先の法則
GM:
GM:【メインプロセス】岩鳥禅(5)
GM:禅く~ん!
岩鳥 禅:はあい!
岩鳥 禅:マイナーでエネミーエンゲージに移動
岩鳥 禅:メジャーで氷塊1くんに攻撃!
岩鳥 禅:メジャー≪鋼なる風切羽≫;コンセ:ブラド3+アームズリンク3/対象:単体 射程:至近/侵蝕+4 ガード-5
GM:OK!振っちゃえ~!
岩鳥 禅:(5+0+3±)dx7+(2) ガード-5
岩鳥 禅:あっなんか式が変
GM:ふしぎ式になってる おちついて
岩鳥 禅:(5+0+3)dx7+2 ガード-5
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,1,4,4,7,8,8,9]+6[2,5,5,6]+2 → 18
氷塊_1:うおーっガード……したいがしても意味がない!
氷塊_1:反撃は使い切ってるしガード値は下げられてる!なんてこった!
氷塊_1:ちなみに装甲は持ってない!(GM処理の簡便化のため)
氷塊_1:ということで回避チャレンジします
氷塊_1:2dx>=18 回避
DoubleCross : (2DX10>=18) → 9[7,9] → 9 → 失敗
氷塊_1:ちょっとがんばったが駄目!
氷塊_1:ダメージを……出しな!
岩鳥 禅:(18/10+1)d10+9 ダメージ ガード-5
DoubleCross : (2D10+9) → 19[10,9]+9 → 28
氷塊_1:殺意!?
岩鳥 禅:急に出目が
氷塊_1:一個目の氷塊は爆発四散します!!!わーん!!!
GM:以上!
岩鳥 禅:です!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:氷塊はもう一個ある!
GM:
GM:【メインプロセス】氷塊_2(5)
氷塊_2:待機します!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:宣言はなしで
GM:
GM:【メインプロセス】夜寒夢衣(4)
GM:夢衣せんせー!
夜寒夢衣:マイナー▼《破壊の爪》+《斥力跳躍》(侵蝕+3+1)
夜寒夢衣:効果:素手変更、飛行状態戦闘移動。飛行状態に関する細則は基本①259参照のこと。
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を4(→ 4)増加 (51 → 55)
GM:みんな近寄ってくる!
夜寒夢衣:メジャー▼《C:バロール》+《漆黒の拳》(侵蝕+2+3)
夜寒夢衣:効果:装甲無視。
夜寒夢衣:宣言忘れてたけど榊のいるエンゲージに突入、榊に攻撃です
夜寒夢衣:4DX7+4 白兵
DoubleCross : (4DX7+4) → 10[1,5,9,10]+10[6,10]+4[4]+4 → 28
夜寒夢衣:リアクションどうぞ
GM:回るじゃん……
氷塊_2:常時【氷消瓦解】献身の盾 トループでもカバーリング可能になる(メジャーアクションを消費)
氷塊_2:カバーーーー!!!!
氷塊_2:そしてガード宣言、ガード値5からの
氷塊_2:オート【絶対氷結】蒼き悪魔3 ガード時宣言。攻撃してきた対象にLV×3点HPダメージ。1ラウンド1回
氷塊_2:9点受けてもらうぜ!
夜寒夢衣:蒼き悪魔のダメージ、装甲で減らせます?
氷塊_2:待ってね
氷塊_2:「HPダメージを与える」って書き方ですね
氷塊_2:てことは装甲有効なのではないだろうか
氷塊_2:「HPを減少させる」だったらダメだなと思うけど「HPダメージ」って書いてあるから……
氷塊_2:装甲有効だとPCがうれしいと思うので今回は有効で!!!
香芝 つつじ:あ、すいません、それでしたら香芝へのダメージもUGNボディアーマーで減少させていただけますと……
夜寒夢衣:やったー! 寛大な処置! 装甲で8点軽減、1点ダメージを受けます
夜寒夢衣:夜寒夢衣のHPを1(→ 1)減少 (19 → 18)
氷塊_2:きゃー!ごめんねつつじちゃん 8軽減しておいてください!
香芝 つつじ:ありがとうございます!
香芝 つつじ:香芝 つつじのHPを8(→ 8)増加 (15 → 23)
氷塊_2:ぼでまあの購入難度で装甲8、えらいな……
夜寒夢衣:では氷塊2へのダメージ。ターゲットロックは榊への攻撃にのみ有効なので……
夜寒夢衣:3D10+9+1 ダメージ
DoubleCross : (3D10+9+1) → 16[3,10,3]+9+1 → 26
夜寒夢衣:装甲無視
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を5(→ 5)増加 (55 → 60)
氷塊_2:装甲無視とG値無視は別ですか同じですか!
夜寒夢衣:別なのでガード値は有効です
夜寒夢衣:たぶん氷塊2くんは生きてるはず
氷塊_2:あぶねえっ生きてます
氷塊_2:G値5が有効なのでギリギリ生きています
夜寒夢衣:手番終了
夜寒夢衣:何もなければクリンナッププロセスかな
GM:いえす!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:氷塊2はメジャーアクションを消費してのカバーリングなのでもう動けません
GM:
GM:【クリンナッププロセス】
GM:なんもない!かな?
夜寒夢衣:PC陣は何も無いはずです
岩鳥 禅:ない!
香芝 つつじ:ないです
GM:こちらもないです!榊は戦闘終了まで元気に暴走しています
GM:
GM:ミドル戦闘の1Rが終わったところからですね
GM:続いて2R目だ!
GM:
GM:【セットアッププロセス】
GM:何かある人~
岩鳥 禅:なし!
香芝 つつじ:セットアップないです
夜寒夢衣:セットアップ▼《ターゲットロック》(侵蝕+3)
夜寒夢衣:対象は榊。攻撃するときに攻撃力+9
GM:きゃーっ
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を3(→ 3)増加 (60 → 63)
夜寒夢衣:以上です
GM:OK!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:赤方偏移世界の効果はラウンド内なので榊が遅くなりますね
GM:5に戻ります PC優先で禅くんの方が速いぜ!
岩鳥 禅:やったぜ!
GM:宣言ある人はいなかった気がする
香芝 つつじ:ないですね~>イニシアチブ
岩鳥 禅:同じくなし!
GM:ヨシ!夢衣ちゃんは80制限のやつがありますね どきどき
GM:では順当に進みましょう
GM:
GM:【メインプロセス】香芝つつじ
GM:やっちゃえー!
香芝 つつじ:いきます!
香芝 つつじ:マイナーはとくになし
香芝 つつじ:メジャーアクションで【コンボ:射撃!】《小さな塵》+《コンセントレイト》 侵蝕率+4
香芝 つつじ:氷塊2くんを攻撃します
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を4(→ 4)増加 (52 → 56)
GM:きゃー!
香芝 つつじ:(6+0)dx7+3 うおーっ! 反撃がなんぼのもんじゃー!
DoubleCross : (6DX7+3) → 10[2,7,7,9,9,9]+10[1,7,8,10,10]+6[4,4,6,6]+3 → 29
GM:つよいぜ!!!
氷塊_1:ガード宣言!
氷塊_1:オート【絶対氷結】蒼き悪魔3 ガード時宣言。攻撃してきた対象にLV×3点HPダメージ。1ラウンド1回
香芝 つつじ:3d10+11 では、ダメージ(装甲・ガード値有効)
DoubleCross : (3D10+11) → 9[7,1,1]+11 → 20
香芝 つつじ:むむむ……
氷塊_1:あっ1になってる ぼく2です
香芝 つつじ:香芝 つつじのHPを9(→ 9)減少 (23 → 14)
氷塊_2:ぼくです
氷塊_2:爆ぜます!!!!
氷塊_2:えんえん
香芝 つつじ:GM裁定で反撃に対して装甲有効のためHPを修正します
GM:ごめんね~~~
香芝 つつじ:香芝 つつじのHPを8(→ 8)増加 (14 → 22)
GM:ちょっと氷の欠片がぺちっとした
香芝 つつじ:これがUGNボディアーマーの力……
GM:では残るは本体(榊)だけだ!うおー!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:榊と禅くんが同値なので禅くんが優先される!
岩鳥 禅:わあい!
GM:
GM:【メインプロセス】岩鳥禅
GM:やっちゃえー!
岩鳥 禅:いくぞー!
岩鳥 禅:マイナーはなし!メジャーでりゅーくんに攻撃!
岩鳥 禅:メジャー≪柔なる帯電≫;コンセ:ブラド3+アームズリンク3+雷攻撃5/対象:単体 射程:至近/侵蝕+6
GM:きゃー!
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を6(→ 6)増加 (55 → 61)
岩鳥 禅:(5+0+3)dx7+(2) ガード-5
DoubleCross : (8DX7+2) → 10[1,1,2,3,6,7,8,8]+10[1,6,9]+10[7]+10[8]+6[6]+2 → 48
GM:!?
GM:榊は暴走状態なのでリアクション不可!!そのまま受けることになるぜ!!!
GM:ダメージを……出しな!!!
GM:夢衣ちゃんのターゲットロックバフ+9もあるぜっ
夜寒夢衣:NO
GM:おっと
夜寒夢衣:ターゲットロックは私が攻撃するときのみです
GM:ごめんね!!
岩鳥 禅:(48/10+1)d10+19 ダメージ
DoubleCross : (5D10+19) → 28[4,7,9,3,5]+19 → 47
GM:つよいつよい
GM:これはね~~
GM:倒れます!
岩鳥 禅:やたーーー!
GM:
榊 隆司:頭を抱え、がたがたと震えている。何かに怯えているのか、あるいは――凍えているのか。
榊 隆司:彼の恐怖に呼応するように、周囲に氷の粒が吹き荒れ、それは塊となり浮遊する。
榊 隆司:それは彼を守る盾のようであり、彼が閉じ籠る殻のようだ。
香芝 つつじ:「榊くん……」
香芝 つつじ:他者を拒絶するかのように周囲に氷の壁を展開する彼を見て、数瞬だけ悲し気に目を伏せる。
香芝 つつじ:「すまない。今……助ける!」
香芝 つつじ:どこから出したのか、いつの間にか手にはショットガンが握られていた。
香芝 つつじ:ドォンッ! ドォンッ!
香芝 つつじ:ショットガンの連打……通常であれば分厚い壁であろうが破砕するその攻撃もレネゲイドによって固められた壁には効果が薄い。
香芝 つつじ:……のみならず。
香芝 つつじ:「ぐ……あぁっ!!」
香芝 つつじ:破砕した氷の細片はまるで意思を持つかのように攻撃する香芝を傷つける。
香芝 つつじ:「榊……くん……」
香芝 つつじ:それでも、香芝は止まらない。
香芝 つつじ:少しずつ…… 少しずつ…… 全身を血に染めながら氷を砕いて行った。
榊 隆司:その様子は榊にも見えていた。
榊 隆司:己の力が級友を傷つける様子を、見ていた。
榊 隆司:がんがんと頭痛がする。悪い夢だと思いたくても、冷え切った指先はどこまでもリアルだ。
榊 隆司:「いや、だ」
榊 隆司:駄々を捏ねるように、ぐわん、と腕を振る。
榊 隆司:――確かな質量を持った氷塊が、後方の二人へ、叩きつけられる。
岩鳥 禅:「りゅーく……、」
岩鳥 禅:「ん、わ……!っ、ッ、」
岩鳥 禅:ガツンと殴りつけられるような氷の攻撃に、情けない声は上げないように歯を食いしばって、けれどなすすべなく転がって
岩鳥 禅:「……、ッ、冷た……」
岩鳥 禅:その冷気に、改めて驚いて、榊くんの方を見据える。
夜寒夢衣:夜寒は吹き飛ばされ──否、攻撃の流れに逆らわず自身で”跳ぶ”
夜寒夢衣:「失態。見た目より重かった」しかし、質量を受け流すには至らず。内臓に負傷を受けて口の端から血をこぼした
岩鳥 禅:その様子を見て、すぐに自分も立ち上がる。
岩鳥 禅:「…そうだよな、りゅーくん」
岩鳥 禅:「いきなりこんなの、わかんないよな、こわいよな…!」
岩鳥 禅:「…おっし!」
岩鳥 禅:「今そっち行くから待ってろーっ!」
岩鳥 禅:「いつものように引っつきに行っちゃうかんな!」
岩鳥 禅:「暑苦しいって言われても、今日は離れてやんないぜ!」
岩鳥 禅:わざとらしくばちんとウィンクなんか投げかけて。
榊 隆司:「岩鳥……?」虚ろな瞳で、それでも友のほうに顔をやる
岩鳥 禅:そんな彼の方へと、駆ける。
岩鳥 禅:袖を引き裂いて、腕から数多の刃が生える。
岩鳥 禅:否。それは、カッターシャツの下の仕込み刃。
岩鳥 禅:腕を広げて、風を切る鳥のように駆けて。
岩鳥 禅:しかしその鋼なる風切羽は、風の代わりに、友を守る分厚い氷を砕いた。
榊 隆司:すぐ傍までやってきて、当たり前のように壁を砕いた友に、目を見開く。
榊 隆司:一瞬、隙ができた。
夜寒夢衣:「好機。まずは氷を剥ぐ」たん、と地面を踏み込み遠間から近間へ
夜寒夢衣:震脚。地面が割れるほどに強く踏み込み。
夜寒夢衣:旋回。踏み込みの力を逃さず胴を回転させ蹴り足を鞭のようにしならせ
夜寒夢衣:蹴撃。その撃力は夜寒の爪先に集約され衝突した。
夜寒夢衣:その過程でスカートが舞い上がることは一切ない。バロールの重力操作による賜物である。
夜寒夢衣:「……硬い」未だ砕け散らぬ氷に渋い顔をした
岩鳥 禅:けれど、それでも。
岩鳥 禅:ギリギリ友に届くまでに、氷は削れている。
岩鳥 禅:「香芝も夜寒も、ほんっと強くてかっけーなあ!!」
岩鳥 禅:砕け散る氷が、きらきらと目に反射する。
岩鳥 禅:「ありがとな!これで迎えに行ける!」
岩鳥 禅:氷の向こうに手を伸ばす。
岩鳥 禅:「ほらりゅーくん!帰ろうぜ!!」
岩鳥 禅:バチン、と。
岩鳥 禅:一閃。稲妻が周囲を駆け抜けて
岩鳥 禅:放電を起こした風切羽が、残った氷を溶かしきる。
岩鳥 禅:同時。
岩鳥 禅:生身の腕も、ちゃんと、彼に届くように精一杯伸ばして。
岩鳥 禅:ふわり。
岩鳥 禅:抱きしめる。
岩鳥 禅:傷つけないように。
岩鳥 禅:包み込んで温める、羽毛のように。
岩鳥 禅:「よしよし、もうだいじょーぶだからな!」
榊 隆司:氷塊はもうない。
榊 隆司:「――」二度、三度、瞬きをした、その瞳の端から涙がこぼれる。
榊 隆司:そのままがくりと脱力した体は、もう戦意を失っていた。
香芝 つつじ:「鎮圧終了……残存する活性化レネゲイド反応はない」
香芝 つつじ:「榊くん……」
GM:
GM:戦闘は終わった。
GM:榊隆司のレネゲイドの暴走は、あなたたち三人のチルドレンとイリーガルによって無事収まった。
榊 隆司:「…………」気まずそうに禅くんから体を離して
榊 隆司:「その……何だ」
榊 隆司:「……俺だけじゃないんだな、こういうの」まず最初に出た感想はそれだった
岩鳥 禅:「あーっこら!離れちゃだめだぞーっ」
岩鳥 禅:すかさずまた引っ付く。
岩鳥 禅:「香芝ー!りゅーくんすぐ逃げるから一緒におさえててくれよ~」
香芝 つつじ:「え……ええっ!?」
夜寒夢衣:「同意。香芝は榊を止めて」
榊 隆司:「真面目な奴を巻き込むな!」禅くんぺしっ
香芝 つつじ:「こう……だろうか……」 先ほどまでの迫力はどこへやら、榊くんの右腕をちょんと両手で挟み込む。
榊 隆司:「む、無理すんな香芝」気まずい
香芝 つつじ:(あ……マズい……冷静になってきたら急に恥ずかしく)
岩鳥 禅:「もっと!りゅーくん冷えてるからあっためないとだろ~!」
香芝 つつじ:目が合わないように顔を伏せる。
香芝 つつじ:「もっと!!!???」
夜寒夢衣:「同意。こう」香芝の背中をぐいぐいと押す
香芝 つつじ:「う、うう……確かに、サラマンダーシンドロームの暴走には体温を安定させる事が必要と教本にも書いてあった」
香芝 つつじ:「あっ」 ぐいっと押された拍子に、体重を預ける様に榊くんの背中を抱きしめる。
香芝 つつじ:小さな体格の華奢な重みを榊くんは背中に感じるだろう。
榊 隆司:「うおっ」
香芝 つつじ:戦闘の後のじんわりとした温かみを持つ身体だ。
香芝 つつじ:(ああ~~~~!! うわああああ~~~~~!!)
香芝 つつじ:もはや冷静ではいられない!
岩鳥 禅:「おっしくらまんじゅう~」
岩鳥 禅:人の気持ちも知らないで、正面からむぎゅむぎゅしている。
榊 隆司:「や~め~ろ~~~!!」いつも通りの調子に戻りつつ
岩鳥 禅:「え~~~~」
岩鳥 禅:「あ、師匠もやる?」
岩鳥 禅:勝手に夢衣ちゃんを師匠と呼び始めている。
香芝 つつじ:「う、うう…………」 状況に流されながらも、少しだけ幸せな気分になっていたところに
夜寒夢衣:「辞退。私はいい」
榊 隆司:「ああもう! 悪かったとありがとうと結局これなんなんだよって言わせろ!」
香芝 つつじ:ふと、傍に横たわる上条さんの姿を見た。
榊 隆司:これ、とはレネゲイドのことだ
岩鳥 禅:「これ?ああ、なんかぶわーーーってなる力!最初はわけわかんないよな!」
香芝 つつじ:「………………。」 ばつが悪そうに榊くんの傍から離れる。
岩鳥 禅:禅の説明も大概わけわからない。
岩鳥 禅:「えーっ!香芝離れちゃうのかよお」意地でも離れない
香芝 つつじ:「すまない。岩鳥くんはちょっと直感的で……なかなか説明が」
香芝 つつじ:「……離れないと、上条さんに悪い」
香芝 つつじ:「……だから代わりに私が説明しよう」
香芝 つつじ:「榊くん、君は……人を超えた力”レネゲイド”に目覚めてしまったんだ」
岩鳥 禅:「?」上条さんに悪い、の意味を理解できず、首を傾げている。
榊 隆司:「レネゲイド……?」
香芝 つつじ:「そう……。つまり、世界は既に君が知るものから一変している……という事だ」
香芝 つつじ:そして、”レネゲイド”と”オーヴァード”、この世界の日常を護る組織”UGN”について彼に説明していく。
香芝 つつじ:務めて感情的にならないようにした説明。UGNの教育で受けたマニュアルに従ったものだ。
香芝 つつじ:しかし、話の間、タイミングの取り方には目覚めたばかりの榊くんに対しての配慮がみられるものであった。
香芝 つつじ:「……というわけだ」
香芝 つつじ:「私も、そこにいる岩鳥くんもUGNの関係者という事になる」
岩鳥 禅:「ほへえ……へ!あ!うん!」
岩鳥 禅:一緒になって説明を聞いていた。
香芝 つつじ:「まさかとは思うけど、寝てない……よね?」
香芝 つつじ:じとーとした目で岩鳥くんを見る。
榊 隆司:今知ったみたいな反応してたなこいつ……って顔
岩鳥 禅:「寝てない寝てない!前どっかで聞いた時は…寝てたかも」
榊 隆司:「……まあ、香芝の話は分かった。信じられねえけど信じるしかねえってことも」
香芝 つつじ:「岩鳥くんらしいと言えばらしいけど」 はあ…とため息をつく。
夜寒夢衣:「追加。オーヴァードがどうなるかについて香芝は説明していない」
榊 隆司:「どうなるか? これ以上なんかなるのかよ」
香芝 つつじ:「それは……!」
香芝 つつじ:「それは……」
夜寒夢衣:「香芝」夜寒は短く。
香芝 つつじ:「……うん」
夜寒夢衣:「説明は必要」
香芝 つつじ:「わかってる……けど! 今は……」
香芝 つつじ:反論しようとして、夜寒さんの視線に射竦められる。
香芝 つつじ:「……わかった」
香芝 つつじ:「先ほどは言いそびれてしまったけれども」 じっと榊くんを見つめる。
香芝 つつじ:「オーヴァードの力を使いすぎてしまった人間。レネゲイドが全身に侵蝕していった人間は……」
香芝 つつじ:「”ジャーム”と呼ばれる、怪物になる」
榊 隆司:「……!」
香芝 つつじ:「”ジャーム”に理性はない。知性はあれども己を止める術を持たない。」
香芝 つつじ:「”ジャーム”とは……」 「”ジャーム”になると……」 恐ろしい言葉の羅列が続く。
香芝 つつじ:「そして、”ジャーム”になった人間は……もう二度と戻る事はない。」
香芝 つつじ:「元の日常に帰る事は……決して”ない”。」
夜寒夢衣:「肯定。ジャームはUGNによって捕縛の後に凍結、あるいは討伐される」
夜寒夢衣:「香芝と、岩鳥はそのジャームと戦うのが主な仕事」
香芝 つつじ:「でも……オーヴァードになったからと言って、皆がジャームになるわけじゃない」
香芝 つつじ:「例えば……岩鳥くん!」
岩鳥 禅:「ふえ!?はい!」
岩鳥 禅:素っ頓狂な声で返事。気休め程度に榊くんの背中をぽんぽんしていた。
香芝 つつじ:「君は、エフェクトを使ってオーヴァードの力が活性化した時……」
香芝 つつじ:「どうやって心を……侵蝕率を鎮めている?」
香芝 つつじ:”バックトラック”とも呼ばれる状況。オーヴァードが日常に戻る為に必要な儀式の話だ。
香芝 つつじ:その中心となるのは人の絆……つまり
岩鳥 禅:「うーんうーん…あんまよく考えたことなかったけど…、」感覚派
岩鳥 禅:「恋ちゃんとかりゅーくんと…みんなと、明日もちゃんと学校で会えるはず!大丈夫!って気合入れたら、いつの間にか大丈夫になってる!…と思う!」
榊 隆司:「……なんつーか」
榊 隆司:「岩鳥の場合は、それでマジで大丈夫なんだろうな、って思う」苦笑い
岩鳥 禅:「へっへっへ!それほどでも!」
香芝 つつじ:「大雑把ではあるけど……つまりはそういう事なんだ」
夜寒夢衣:「肯定。岩鳥の心構えは正しい」
岩鳥 禅:「大事な誰かとずーっとちゃんと一緒にいるために!って踏ん張るの、結局いちばん大事だもんな!」
岩鳥 禅:「りゅーくんの場合は恋ちゃんだろ?」
榊 隆司:「ん”」変な音出た
香芝 つつじ:「…………っ」 顔が強張る。
榊 隆司:「いや……それは……」
GM:ではここで。
GM:情報収集項目「上条恋と榊隆司について:裏面」を開示します。
香芝 つつじ:裏面!?
岩鳥 禅:なんだってー!?
情報:上条恋と榊隆司について:裏面
先日の下校時に上条が起こした「貧血」は榊のワーディングによるもの。
榊は交通事故に遭いかけた上条を助けようとしたタイミングでオーヴァードに覚醒した。
そのまま車を氷で縫い留め、事故を未然に防ぐことに成功したが、人ならざる力に気付いた榊のショックは大きかった。
上条から距離を取っていたのは、この力が彼女を傷つけることを恐れたためである。
榊 隆司:「……一緒にいたら駄目だと思ってた」
榊 隆司:「でも、俺も、お前らみたいに」
榊 隆司:「ちゃんと……扱えるように、誰かを傷つけたりしないように、……なれるのか?」
岩鳥 禅:「あったりまえだろー!」
岩鳥 禅:「おれができるのにりゅーくんができないわけないだろ!?」
榊 隆司:「それは……」ちょっと考え「確かに納得感がある……」
香芝 つつじ:「ふふ……岩鳥くんを見てるとよくわかるよ」
岩鳥 禅:「だろだろーっ」得意げ
香芝 つつじ:「”UGN”の理念は人とオーヴァードとの共存だ」
香芝 つつじ:「君が望むなら、UGNは君と……」
香芝 つつじ:「……上条さんが一緒に居られるようにいくらでも協力しよう」
榊 隆司:「そりゃ……まあ、その、ありがたいけど」
榊 隆司:「その言葉を借りるなら、お前らのことも『人』側だと思ってたから」
榊 隆司:「なんつーか……頼もしいのと、ちょっと、いや……」
榊 隆司:「…………そこで距離ができると嫌だなっつか……」ごにょごにょ
岩鳥 禅:「!!!」
岩鳥 禅:「りゅーくん~~~~~!」
岩鳥 禅:押しつぶす勢いでハグしている。
榊 隆司:「だからやめろっつってんだろバカ鳥頭!!!」
香芝 つつじ:「うわ!」 ビックリした。
香芝 つつじ:「その……榊くんが距離を感じるのもわかる」
香芝 つつじ:「けど」 ちらりと上条さんに視線を向ける。
香芝 つつじ:「何を言っているのかわからないかもしれないけど、歌を……聞いてくれないかな?」
香芝 つつじ:「今度の文化祭」
榊 隆司:「それは……」
榊 隆司:「……うん。まあ」
榊 隆司:「……楽しみに、してなくは、ない……」ごにょにょ
香芝 つつじ:「上条さんだけじゃない」
榊 隆司:「ん?」初耳
香芝 つつじ:「わた……わた、」
香芝 つつじ:「わたひゅっ!」 噛んだ。
榊 隆司:「何て?」
香芝 つつじ:「…………私からも!」
香芝 つつじ:「伝えたい……歌があるから」
香芝 つつじ:「だから……聞いてほしい……」
香芝 つつじ:「話は以上だ! 暗くて危ないから気を付けて帰ると良い!」
香芝 つつじ:ぷいっと顔を背けながら言う。
榊 隆司:「お、おう……?」
榊 隆司:ピンと来ていない。鈍感系主人公(主人公ではない)
榊 隆司:「あー……じゃあ、上条のことは任せていいか。俺は帰ったっつっといてくれ」
夜寒夢衣:「無理。上条の家の場所知らない」
岩鳥 禅:「送ってかなくていーの?」
夜寒夢衣:「榊が連れて帰って」
香芝 つつじ:「あ……」 一瞬、その光景を想像する。
香芝 つつじ:「む、むむむ…………」
香芝 つつじ:「私が背負ってく!」
香芝 つつじ:「上条さんは私が送っていくから……榊くん、案内を頼む」
岩鳥 禅:「香芝が?」
香芝 つつじ:「ああ。こう見えても運搬教練の成績は結構な線までいってたし」
岩鳥 禅:「や、恋ちゃんこうみえてちょっと重いし、りゅーくんが背負ってかないんだったらおれが……」
岩鳥 禅:「むぐ」
夜寒夢衣:「香芝。任せた」岩鳥の口を塞いでいた
香芝 つつじ:「岩鳥くん……そういう事は本人が起きてる時は絶対に言っちゃダメだからな」
榊 隆司:「いや……」じゃあ俺が……と言おうとしたけどつつじちゃんの何らかの圧を感じた
香芝 つつじ:”圧”
岩鳥 禅:「…!」んぐんぐと必死に頷いている
榊 隆司:「じゃあそれで……」
香芝 つつじ:(これは別に嫉妬とかではない)
香芝 つつじ:(そう……一般人に任せるには荷が重いから……そういうあれだ!)
香芝 つつじ:「うむ! 任せてくれ!」
GM:ひとりの男子生徒を導き、その心を少し開かせたあなたたち。
GM:その裏で、悪意はゆっくりゆっくり、根を広げていた。
GM:
GM:♪バンド練習システム♪
GM:戦闘回だったから今回はなしにしよっか
GM:ロイスと購入はできます!
夜寒夢衣:ロイス保留、購入判定応急手当キット
夜寒夢衣:3DX>=8 調達・応急手当キット
DoubleCross : (3DX10>=8) → 9[6,9,9] → 9 → 成功
夜寒夢衣:買えた
夜寒夢衣:1個使います
夜寒夢衣:夜寒夢衣のHPを2D10(→ 16)増加 (18 → 30)
夜寒夢衣:ぴったり全快
GM:げんき!
香芝 つつじ:ロイスは保留します
香芝 つつじ:購入は応急手当キットを!
香芝 つつじ:(2+0)dx+4>=8 【調達】
DoubleCross : (2DX10+4>=8) → 7[3,7]+4 → 11 → 成功
香芝 つつじ:購入したキットを早速使います
香芝 つつじ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 9[3,6] → 9
香芝 つつじ:全回復
岩鳥 禅:りゅーくんのロイスを◎友情/心配 に変更。つつじちゃんにロイス◎友情/不安 で取得します!
香芝 つつじ:香芝 つつじのHPを2(→ 2)増加 (22 → 24)
岩鳥 禅:購入はおれも応急キット!
岩鳥 禅:1DX10>=8
DoubleCross : (1DX10>=8) → 1[1] → 0 (ファンブル) → 失敗
岩鳥 禅:んうー
岩鳥 禅:以上で
GM:なでなで
GM:
シーン8:どうして邪魔するの
GM:【シーン8:どうして邪魔するの】
GM:任意登場です。全員出ても特に問題ないです。
GM:侵蝕がかさんでたらおやすみでもいいよくらいのあれですがみんなそんなに切羽詰まってない……かな?
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を1D10(→ 7)増加 (63 → 70)
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を1D10(→ 2)増加 (56 → 58)
香芝 つつじ:出ちゃいます
岩鳥 禅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 10
岩鳥 禅:わ
GM:切羽詰まり出したかもしれない
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を10(→ 10)増加 (61 → 71)
GM:じゃあ全員登場ですね!
GM:シーン内容的には
GM:なんか不穏な気配があります
岩鳥 禅:なん…だと…!
GM:なんか不穏~ってなりながら音子と話したりします これの次のシーンは学祭当日となるぜ!
GM:たぶん途中でセーブになるのでのんびりしていってくだし
GM:
GM:日は進み、いよいよ学校祭まで秒読みとなってきた。
GM:生徒たちの慌ただしさも最高潮だ。
GM:もちろんあなたたちも――なのだが。
GM:先日、榊がオーヴァードであると発覚した日の帰り。彼は道すがら、こんなことを言っていた。
榊 隆司:『学祭ってさ、上条とかお前らみたいに楽しみにしてるやつのが多いけど』
榊 隆司:『そうじゃねえ奴らもいるんだよな。……俺もさっきまでちょっとそっち側だったから分かんだけどさ』
榊 隆司:『めんどくせえとか、やりたい奴だけでやりゃいいんじゃねえのとか……』
榊 隆司:『あとは学校祭にいい思い出や印象がないとか……まあ色々だけど』
榊 隆司:『……もしなんか言われても、あんま気にすんなよ』
GM:それは彼なりのエールであったのだろうと思う。
GM:もしかしたら一抹の不安を抱いたかもしれないが、それでも時は待ってくれない。
GM:今日もあなたたちは部室に向かっていた。
上条 恋:「ううー! あとちょっとだね!」そわそわ
香芝 つつじ:「かなり……いや、物凄く良くなってきてると思う」
岩鳥 禅:「だよなだよな!合わせてる時とか、部室全体にパッションが溢れてる感じするもん!」
香芝 つつじ:「後は実力をちゃんと発揮できるかだけど……」
香芝 つつじ:「うむ! このメンバーなら本番に弱いなんて事もないな!」
香芝 つつじ:”裏”の練習も合わせて二倍の練習を積んでいるが、疲れをおくびにも出さずに言う。
香芝 つつじ:それだけ、今のこの状況が楽しいからだ。
夜寒夢衣:「同意。本番も力を出し切ろう」
上条 恋:「うんうんっ! このメンバーなら絶対――」
GM:――てぃろりろ。
GM:スマホの着信が鳴る。
GM:あなたたち全員のスマホが鳴っている。
岩鳥 禅:「んあ、着信?」
香芝 つつじ:「ん……?」 不審そうにスマホを手に取る。
岩鳥 禅:「みーんな鳴ってんの?うわ、すっごい偶然もあるもんだなあ!」
GM:発信者の欄には、文字化けしたような読めない文字の羅列。
GM:あなたたちが電話に出ようと出まいと、スマホは勝手に繋がり、ノイズと共に音声を吐き出す。
スマホのノイズ:「やめろ」
スマホのノイズ:「なくなれ」
GM:それだけ言って、ぶつりと切れた。
上条 恋:「…………えっ」
上条 恋:「何!?!? 怖すぎる!!!!」禅くんにひっつく
香芝 つつじ:「くっ……」
香芝 つつじ:「攻撃か!?」
岩鳥 禅:「なんだこれ!?!?急になに!?!」恋ちゃんぎゅむぎゅむ
夜寒夢衣:「偶然。全員にめいわくメールが来ただけ」
岩鳥 禅:「掛けまちがい…?にしても、全員分に掛けまちがえちゃうのってすっごい確率だよな…こわ…隕石降ってくるよりやばくね…?」
香芝 つつじ:「いや……偶然なんて事は」
岩鳥 禅:「何やめてほしかったんかな…蚊とかと格闘してたんかな…季節だし…」
上条 恋:「あーね、蚊はなくなってほしいよね」
香芝 つつじ:(後でUGNの担当者に相談してみるか……)
岩鳥 禅:「耳元でぷーんって聞こえたらパニックになっちゃうしな。やめろやめろーって言ってるうちに間違ってテキトーなところに発信しちゃうことだってあるよな!」
香芝 つつじ:「……変な電話で興が削がれた事だし」
香芝 つつじ:「今日くらいは休みにしておこうか?」
香芝 つつじ:「上条さんは……ここ最近貧血が多いみたいだし、体調管理には気を付けないと」
香芝 つつじ:先日の事件はそのように”処理”を行っていた。
上条 恋:「んむむ、確かに直前に無理はかえってよくないかも……」
上条 恋:「あ、でも音子ちゃんもう来てるんじゃない? おやすみとるにしても、それは伝えに行かなきゃ!」
岩鳥 禅:「! そうだよな!」
上条 恋:「直接会いたそうな人もいるし~~~?」ちらっちらっ
岩鳥 禅:そわっそわっとアップを始めている。顔見て帰るだけなのに。
香芝 つつじ:「…………。」
香芝 つつじ:「はあ…… 岩鳥くんも一緒に行こうか」
夜寒夢衣:「全員。皆で一緒に音子に会いに行く」
上条 恋:「バンドメンバーはいちれんたくしょー!」きゃっきゃ
GM:というわけで部室にやってきました
GM:いつも通りドアを開ける。
GM:いつも通り、誰より先に来ている(正確には「ずっと居る」)音子が、出迎えてくれる――はずだった。
音子:「…………」
音子:部室の中心で、地べたにぺたりと力なく座り込んでいる。
音子:眉間には皺が寄り、何かを払うように時折頭を振る。
岩鳥 禅:「ね、ネコチャン、キョウモイイテンキダネ」片言の挨拶と共に入ってきて
香芝 つつじ:「音子さん……?」
岩鳥 禅:「……ねこちゃん?」
岩鳥 禅:「だ……だいじょぶ…?具合悪い……?」
岩鳥 禅:おっかなびっくり近寄る
音子:「どうして」
音子:「どうして邪魔するの」
香芝 つつじ:「岩鳥くん、何かがおかしいぞ」
音子:「私は、バンドが好きなの。演奏するのが、聞いてもらうのが、好きなの」
音子:独り言のように、ぶつぶつと。
音子:「それだけでいいのに、どうして」
岩鳥 禅:「ねこちゃん……?誰も邪魔しないよ?みんなで一緒にバンドやるんだから、みんなに聞いてもらうんだからさ、ね、ね?」ひとりごとに答えるように呼び掛ける。
香芝 つつじ:「不味い……侵蝕率が!」
音子:そこで初めてあなたたちに気付いたように、ゆらりと顔を向ける。
音子:「……みんな、どうしよう」
音子:「バンド、できなくなっちゃうかもしれない」
GM:学祭当日を間近に控えていながら、音子の様子がおかしい。
GM:そして彼女は「バンド、できなくなっちゃうかもしれない」と呟いたのだ。
岩鳥 禅:「ど…どういうこと!?」
岩鳥 禅:「何があったんだよ、ねこちゃん…おれでよければ話聞くからさ。ね、ね?」
岩鳥 禅:顔を覗き込む。
香芝 つつじ:「練習は順調のはずだけど……」
香芝 つつじ:「何か、不調でも」
香芝 つつじ:彼女がRBである事を考え、不安が脳裏によぎる。
夜寒夢衣:「不可。バンドはする」
夜寒夢衣:「但し、音子の不満と不安を解消してから」
音子:「……聞いて」
GM:音子は立ち上がり、ベースを手に取る。
GM:ここで言うベースというのはエレキベースであり、簡単に言うと電気を使用する。
GM:ドラムはともかく、エレキギターおよびキーボードも同様だ。
GM:音子がじゃらんとベースを弾く、と。
GM:ザザザザザザ、と音にならない酷いノイズが吐き出された。
音子:「……今、電気使う楽器は全部こうなってる」
香芝 つつじ:「ちょっと貸して」 キーボードの前に立ち、適当に弾いてみる。
香芝 つつじ:聞こえてくるのは音楽とも言えないようなふざけたノイズ音のみだ。
音子:「ドラムだけ無事。この子は電気使わないから……だと思う」
岩鳥 禅:「ま、マジかよ…!」
岩鳥 禅:「ってことは……当日はドラムソロ!?!」
香芝 つつじ:「私だけソロ…………!」
夜寒夢衣:「……拝借。ベースを少し借りていく」夜寒がベースを手に取り、部室を出ていく
夜寒夢衣:しばらくすると外から大きなノイズが響き渡った
上条 恋:「あいうえお~~~」マイクに向かって発声してみるが、やはりノイズがひどい
上条 恋:「ええ……」泣きそう
香芝 つつじ:「電波障害か何かなんじゃないか?」 言いながら、スマホを取り出してみる。
岩鳥 禅:「替えのマイクとか持ってきてもだめなんかな…何が起こってるんだろ…」
夜寒夢衣:「解明。原因は部室に起因しない。楽器か、より大きいところで問題がある」しばらくしてベースを持って部屋に戻ってきた
香芝 つつじ:「…………こっちは問題なさそうだ」 スマホの画面はオールクリアー。アンテナも良好だ。
上条 恋:「じゃあ……楽器だけを狙った電波障害……!?」
GM:ではここで。
GM:情報判定が発生します。
GM:・音子について:裏面 《情報:噂話》《情報:UGN》 6
・今バンドの周囲で起こっていることについて 《情報:噂話》《情報:UGN》 9
GM:二個だけ!
岩鳥 禅:ねこちゃんについて!しらべます!!!
岩鳥 禅:1DX10+1>=6 《情報:UGN》
DoubleCross : (1DX10+1>=6) → 1[1]+1 → 0 (ファンブル) → 失敗
GM:!?
岩鳥 禅:えーーーん
香芝 つつじ:恋は盲目……!
香芝 つつじ:では、音子ちゃんについて調べに行きます
香芝 つつじ:情報収集チームも使用して情報:UGNの固定値は+3!
香芝 つつじ:(2+0)dx+1+2>=6 【情報:UGN】
DoubleCross : (2DX10+3>=6) → 10[4,10]+5[5]+3 → 18 → 成功
香芝 つつじ:なんでも知ってる ひゃくぱー
GM:これはひゃくぱー
夜寒夢衣:じゃあ私はバンドの周囲で起こっていることについて調べます。
夜寒夢衣:コネ適用。侵蝕ボーナスも合わせて2DXは5DXに
夜寒夢衣:5DX+2 情報:噂話 コネ適用済み
DoubleCross : (5DX10+2) → 10[1,2,6,9,10]+4[4]+2 → 16
夜寒夢衣:かんぺき
GM:これはかんぺき
香芝 つつじ:ひゃくぱーだ
岩鳥 禅:ふたりともさすがだぜ
GM:では順番に!
情報:音子について:裏面
オリジン:レジェンド兼オリジン:ヒューマンのレネゲイドビーイング。
元となったのは「蒼季高校の軽音部の伝説」及び「最後の軽音部部長」。
バンドが好き、バンドをしたい、という気持ちだけで存在が成り立っていると言っても過言ではない。
今回の件について「みんなよりも自分に似た何かが邪魔をしている」と感じているようだ。
情報:今バンドの周囲で起こっていることについて
軽音部にあった楽器がノイズしか発さなくなっていること。
また、皆のスマホにノイズ交じりの謎の声から着信があったこと。
この件についてあなたたちはレネゲイドの気配を感じ取ることができる。
何か、邪悪な意志のレネゲイドの持ち主が暗躍しているのではないだろうか。
さらに、学祭当日が近づくにつれて、何故か学内の雰囲気が悪化しているのを感じている。
学祭へのネガティブな感情を表出する生徒が増えているようだ。
なお、楽器たちについては「ブラックドッグ」か「オリジン:サイバー」を持つオーヴァードであれば一時的に音を直すことができる。
ただしあくまで応急措置であり、侵蝕率の都合上、学祭まではとてももたない。
黒幕を見つけ出してどうにかする必要があること、そしてその黒幕がジャームの可能性があることが、あなたたちには分かるだろう。
GM:
音子:「たぶん、邪魔をしてるのは、生徒じゃない。生徒かもしれないけど、生徒じゃない」
音子:「みんなよりも私みたいな何かだと思う。そうじゃなかったら、私、こんなに弱ってないと思う」
音子:「私を私たらしめる起源が、押されてる感じがする」
上条 恋:「……?????」はてな
香芝 つつじ:「音子さん……もしかして君は……」
岩鳥 禅:おろおろしながら、なんとか直らないかギターをがちゃがちゃと弄って
岩鳥 禅:「……!鳴った!!今ちゃんと鳴ったぜ恋ちゃん!!!直ったかも!!」
岩鳥 禅:すぐに音はノイズに変わる
岩鳥 禅:「あれえ…今鳴ってたよな?!?!」
上条 恋:「がんばれがんばれ禅ちゃん!」
上条 恋:楽器の置いてあるすみっこの方で禅くんを応援している
香芝 つつじ:「音子さん、夜寒さん、ちょっと……」 そう言って二人を少し離れた場所へ連れ出す。
音子:ついていきます。心なししょんぼりしている。
夜寒夢衣:「疑義」こそこそと香芝に話しかける
香芝 つつじ:「うん……少し気になる事があって」
香芝 つつじ:「…………うーん」 少し考える素振り
香芝 つつじ:「上条さん、もしかしたらアンプの部品の不調かもしれないから」
香芝 つつじ:「商店街に行ってこの部品を買ってきてくれない?」
香芝 つつじ:と言って、スマホに何やら電気部品の画像を表示する。
上条 恋:「え! わかった! このタイミングで不調なんてやってられないもんね!」
上条 恋:「禅ちゃん……は、楽器見ててもらった方がいいか。じゃあ行ってくる~!」
上条 恋:疑いの心/zeroで予算を握り締めて出ていきました
香芝 つつじ:「……さて」 上条さんが離れた事を見計らって。
岩鳥 禅:「おー!いってら恋ちゃん!!」おててぶんぶん振って見送り
香芝 つつじ:「岩鳥くん、さっきの演奏だけど……」
香芝 つつじ:「まともに音が出た時、エフェクトを使ったでしょ?」
岩鳥 禅:「んむ?そうか…?…そうかも…」
岩鳥 禅:「こういう時はパッションだー!って思いながらやってたからよく考えてなかったけど、確かに近い感覚あった気がする…?」
香芝 つつじ:「岩鳥くんは感覚派だからなぁ……」
夜寒夢衣:「……忠告。岩鳥はエフェクトのコントロールをもう少し覚えた方が良い」
岩鳥 禅:「う…ガンバリマス…」
香芝 つつじ:「それはそれとして」
香芝 つつじ:「この一件、やっぱりオーヴァードによるレネゲイドが関与しているみたいだ」
香芝 つつじ:ちらりと音子さんの方を見る。
香芝 つつじ:「音子さんが過去にここに居た生徒と彼女に伴う感情……情報を核にしたRB(レネゲイドビーイング)である事は……気付いてる?」
香芝 つつじ:岩鳥くんに問いかける様に
岩鳥 禅:「えっと、ねこちゃんが普通の人間じゃなさそうっていうのはだいたいわかる!」
岩鳥 禅:「音楽がほんとに大好きでバンドやりたいって、そういうラブとパッションがぎゅーっと詰まった存在!…みたいなものってことであってる?」
香芝 つつじ:「うっ……UGNレネゲイド教育の敗北……。敗北……?」
香芝 つつじ:「ごほんっ! 大筋はそれで合ってる」
香芝 つつじ:「そんな彼女なんだけど……」
香芝 つつじ:「何者かが、音子さんを構成する”情報”に干渉している……レネゲイドで」
岩鳥 禅:「!!!」
香芝 つつじ:「つまり、君の言い方で言うと……音子さんの中の”ラブとパッション”が”そうでないもの”によって脅かされている状態」
岩鳥 禅:「それは…大変じゃん!!!!!」
香芝 つつじ:「大変だよ!」
香芝 つつじ:「でも、少しだけ不自然だ」
香芝 つつじ:「彼女の構成情報を考えると、こんな風に急激に変化が起きる事はおかしい事なんだ」
香芝 つつじ:「よっぽど彼女と相性が良い存在がいるか……それとも」
夜寒夢衣:「推論。音子と似た存在」
夜寒夢衣:「ただ、構成している情報は音子とは真逆」
岩鳥 禅:「つまり……『音楽が嫌い』のパッション…?」
香芝 つつじ:「闇のバンド怪人……?」
夜寒夢衣:「肯定。闇のバンド怪人のしわざに違いない」
音子:私って光のバンド怪人だったんだ……とちょっと思っていそうな顔をしている
岩鳥 禅:「闇のバンド怪人…………!」
岩鳥 禅:「そいつを倒せば、ねこちゃんも楽器も元通りになってみんなでちゃんとバンドできるんだよな!?」
香芝 つつじ:「どうかな? 夜寒さん」
夜寒夢衣:「肯定。岩鳥の考えで合ってる」
夜寒夢衣:「闇のバンド怪人を倒す、もしくは更生させる」
夜寒夢衣:「そうすればバンドは再開できる。ひゃくぱー」
岩鳥 禅:「!!」
岩鳥 禅:「師匠がひゃくぱーって言うなら間違いないな!!!」
香芝 つつじ:「うむ! 夜寒さんがひゃくぱーと言うなら間違いない!」
岩鳥 禅:「よし!じゃあさっそくその闇のバンド怪人ってやつを探しに行こうぜ!!!」
岩鳥 禅:直感的に駆けだそうとする。
香芝 つつじ:「どこへ行くんだ! 岩鳥くん!」
岩鳥 禅:「わからん!闇のバンド怪人のいそうなところ片っ端から見に行ってみる!」無計画
香芝 つつじ:「闇のバンド怪人がいそうな場所……」
香芝 つつじ:「どこだ…………?」
岩鳥 禅:「…………」
岩鳥 禅:「どこだろう…………」立ち止まる
香芝 つつじ:「当てずっぽうに行っても駄目だよ。それに上条さんが帰って来るまでここで待たないと」
岩鳥 禅:「は!そうか!恋ちゃん置いてくところだった!」
音子:「……あの」
音子:「その……闇のバンド怪人……? なんだけど」
音子:「まだ会えないんじゃないかな……と思う。うまく言えないんだけど」
香芝 つつじ:「まだ……?」 「会えない……?」
音子:「私は、私になるまで、ちょっと時間がかかった」
音子:「闇のバンド怪人(仮)も、こういう『かたち』を得るまで、時間がかかるんじゃないかな」
音子:「私と似た存在なら、そうかなって。でも、学祭が近づくにつれて、強くなってる感じがするから……」
音子:「……当日に出てきたりとか、したら嫌だな」珍しく顔をしかめる
岩鳥 禅:「まだ『音楽が嫌い』のパッションがただのパッションのままで、ねこちゃんみたいにぎゅっとされてない…ってことか」
香芝 つつじ:「そうか……ぎゅっとされない限りは形の無いレネゲイドの波のような状態だから」
香芝 つつじ:「こちらから干渉は出来ない」
岩鳥 禅:「学祭、おれらみたいにバンドやる人たちもいっぱいいるし」
岩鳥 禅:「『音楽が嫌い』のパッションが…っていうか、そういう気持ちのやつ、音楽が急にぶわーって溢れる会場に居合わせちゃったら、」
岩鳥 禅:「そりゃ、嫌な気持ちも膨れ上がってぎゅっとしちゃうかなあ」
香芝 つつじ:「……たぶんそうだと思う」
香芝 つつじ:「逆に考えて、闇のバンド怪人がぎゅっするのは……恐らく」
香芝 つつじ:「文化祭当日をおいて他にはないだろう」
音子:「困る…………」
音子:「私はバンドが出来ればいいのに、どうして嫌がるんだろう」
音子:「あの子もそうだった」
音子:「…………あれ? あの子って誰だろ」きょとん。
岩鳥 禅:「……ねこちゃんの知り合い?の子もそうなのかもしれないけど」
岩鳥 禅:「おれの知り合いにもさ、バンド嫌いって言ってる子がいて…」
岩鳥 禅:「音楽が嫌いになっちゃうようなこと、なんか、あったんだと思うんだけど」
岩鳥 禅:「どうしたら好きになってくれるんだろうなあ、こういうのって…」
香芝 つつじ:「わからない……」
香芝 つつじ:「好きになるって……理屈じゃないから」
夜寒夢衣:「簡単。音楽を聞かせる」
夜寒夢衣:「私たちの歌で全員音楽を好きにさせる」
夜寒夢衣:「そのために私たちは練習した」
香芝 つつじ:「夜寒さんが言うと、なんだか説得力があるな……」
香芝 つつじ:「それもひゃくぱー?」
夜寒夢衣:ふるふると首を横に振る
夜寒夢衣:「決意。これは”する”」
夜寒夢衣:「邪魔はさせない。闇のバンド怪人はやっつける」
岩鳥 禅:「闇のバンド怪人はもちろんやっつけるけど」
岩鳥 禅:「それで…いいんかな」
岩鳥 禅:「音楽が嫌い!って、聞きたくない!ってなってるところに、それでも歌を届けても」
岩鳥 禅:「おれたちの歌なら大丈夫だからって、絶対好きになるからって」
岩鳥 禅:「全力でパッションぶつけても…いいんかな…っ」
岩鳥 禅:瞳が揺れている。
夜寒夢衣:「肯定。それで良い」
香芝 つつじ:(夜寒さんの言葉は強者の意見だ。自分の力を信じて、道を切り開くパワーがある)
香芝 つつじ:(それに対して岩鳥くんは弱者に寄り添った意見だ。受け入れがたいものを受け入れたくない……そんな人たちの事をよく理解している)
香芝 つつじ:「夜寒さん……?」
夜寒夢衣:「岩鳥」
夜寒夢衣:「岩鳥の持つパッションは、音楽を聴きたくないパッションに負けるほど、弱い?」
岩鳥 禅:「……わかんない」
岩鳥 禅:「まだ」
岩鳥 禅:「…………けど」
岩鳥 禅:「おれ、楽器なんかほとんど触ったことなかったけど、このバンド始めてからずっと楽しくて」
岩鳥 禅:「みんながおれに『音楽が好き』のパッションをくれて、どんどん音楽のこと好きになってって」
岩鳥 禅:「だから……もっともっと、パッション出せるようになりたい」
岩鳥 禅:「ううん、なる」
岩鳥 禅:「これは、決意!」
夜寒夢衣:「良い言葉」深く頷いた
香芝 つつじ:「良いパッションだと思う」
香芝 つつじ:「ひょっとしたら、岩鳥くんのパッションも音子さんの中に息づいているのかもしれないな」
音子:「そういうのは分からないけど」
音子:「私は私を望まれないと在れないのは分かってるから」
音子:「そうならたぶん、うれしい」いつも通り淡々とだがそう言う
岩鳥 禅:「……お」
岩鳥 禅:「おれのパッションが…ねこちゃんの中に!?!?!?!?!」
岩鳥 禅:固まってしまった
香芝 つつじ:「岩鳥くん? おーい、岩鳥くん?」
上条 恋:「ただいまー!」ばーん!と扉を開け
上条 恋:「…………」
上条 恋:「ごめん、うちの禅ちゃんが何かした?」保護者面をする
香芝 つつじ:「うーん……何かをしたというよりは……」
岩鳥 禅:「おれのパッションが……?ねこちゃんの……中に……?」
岩鳥 禅:頭から蒸気を出している
香芝 つつじ:「そんな感じで」
上条 恋:「ご迷惑をおかけしまして」
上条 恋:禅くんを折りたたんですみっこに置く
岩鳥 禅:すみっこに転がったままぶつぶつ言っている。重症。
上条 恋:「あ、つつじちゃん! はいこれ指示もらったやつ!」紙袋をどん
上条 恋:「これで当日までには直るといいんだけど……」
香芝 つつじ:「あ、ああ……ありがとう」
香芝 つつじ:(ゴメン、上条さん……! 本当は別に必要ないお使いだなんて言えないよ……!)
香芝 つつじ:「大切に使わせてもらう」
上条 恋:「うん! ラストスパートがんばろ!」
音子:「…………」ふと、夢衣ちゃんの方を見て
音子:「夢衣さん」
音子:「夢衣さんは、バンド、好き?」
音子:「最初にここに来てくれたひとだから。ちょっと気になってた」
夜寒夢衣:「当然。好きじゃなかったら、ここまで付き合っていない」
夜寒夢衣:迷いのない即答だった
音子:「うん。そっか」
音子:「私もそう。なんで、って聞かれても困るの」
音子:「ただ好きで、好きだからやりたいだけ」
音子:「……でも、今日もうひとつ思い出した」
音子:「私は『みんなで』やるバンドが好きだったんだ」
音子:小さくはにかむ。出会った当初より、ずいぶんと人間らしい顔をするようになったと感じるかもしれない。
GM:
GM:♪バンド練習システム♪
GM:ラストチャレンジ!ノイズってるけどがんばれ!
岩鳥 禅:闇のバンド怪人をやっつけてパッションを出し切る!!!白兵で!!!
香芝 つつじ:うーん……最後なので真っ当に芸術:ドラムで判定します(固定値はない)
夜寒夢衣:バンド演習に必要なもの……1に体力2に体力、34も体力5は笑顔!
夜寒夢衣:というわけで【肉体】で判定します
GM:みんなGOGO!!
香芝 つつじ:(6+0)dx+0 【芸術:ドラム】
DoubleCross : (6DX10) → 10[4,4,5,7,10,10]+5[3,5] → 15
夜寒夢衣:判定前
夜寒夢衣:マイナー▼《完全獣化》(侵蝕+6)
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を6(→ 6)増加 (70 → 76)
GM:回ってる!
香芝 つつじ:うおーっ! これが練習を重ねた演奏だー!
夜寒夢衣:効果:完全獣化。
GM:そして完全獣化してる!?
岩鳥 禅:!?
香芝 つつじ:完全獣化!?
夜寒夢衣:これによって肉体判定ダイスを+3個します
夜寒夢衣:よって8DX
香芝 つつじ:野獣の鼓動って……ワケね
夜寒夢衣:8DX 【肉体】
DoubleCross : (8DX10) → 10[3,5,6,7,8,9,10,10]+10[3,10]+5[5] → 25
GM:ヒエッ
岩鳥 禅:6DX10+2 白兵
DoubleCross : (6DX10+2) → 10[5,5,6,8,10,10]+8[2,8]+2 → 20
GM:みんな何!?
夜寒夢衣:c(15+25+20)
DoubleCross : c(15+25+20) → 60
夜寒夢衣:このターンは60点獲得
GM:前回までの3シーンの合計が99点なんですけど
GM:1シーンで60点何??????
岩鳥 禅:ひい
香芝 つつじ:ここに来てみんな本気になってる……仕上がってますね
香芝 つつじ:あ、そうだ。このタイミングでジェネシフトをしておきたいです
GM:C(99+60)
DoubleCross : c(99+60) → 159
GM:ジェネ!OKです!
香芝 つつじ:3個振ります
GM:90から30刻みで120と150、で追加2点の予算を得ます 合計6予算!
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を3d10(→ 26)増加 (58 → 84)
香芝 つつじ:予想以上に増えた……
GM:凄い増えてる
GM:
GM:ではロイス取得と購入!
GM:予算6点もうまく使ってネ
夜寒夢衣:ロイスは保留
夜寒夢衣:購入はICよりギター、目標値7
夜寒夢衣:3DX>=7 調達・ギター
DoubleCross : (3DX10>=7) → 10[2,9,10]+2[2] → 12 → 成功
GM:か、買えとる
夜寒夢衣:成功、音子。これで間に合わせてね
音子:夢衣さん……(好感度UPの音)
岩鳥 禅:ロイス保留 購入は応急キットで!
香芝 つつじ:ロイスは保留で
岩鳥 禅:2DX10>=8
DoubleCross : (2DX10>=8) → 5[5,5] → 5 → 失敗
岩鳥 禅:やっぱりいつもだめ
香芝 つつじ:応急手当キットを買いに行きます
香芝 つつじ:(2+2)dx+4>=8 【調達】
DoubleCross : (4DX10+4>=8) → 9[2,2,8,9]+4 → 13 → 成功
香芝 つつじ:そのまま岩鳥くんにスルーパス
岩鳥 禅:わーんありがとうございます!
岩鳥 禅:使うなら今使っちゃったほうがいいのかしら
香芝 つつじ:そうですね。クライマックスはもう使うタイミングないですし
岩鳥 禅:ではいきます!
岩鳥 禅:2D10
DoubleCross : (2D10) → 10[8,2] → 10
岩鳥 禅:岩鳥 禅のHPを10(→ 10)増加 (12 → 22)
岩鳥 禅:げんき!
GM:ぱや!
GM:みんな仕上がって来てますね
GM:ではシーン〆!
GM:
マスターシーン2
GM:【マスターシーン】
GM:それは、噂とか、ましてや伝説とか、そんな大層なものではなかった。
GM:ただなんとなく、皆が楽しそうにしているイベントを楽しめない、という漠然とした負の感情。
GM:純粋に面倒くさい。やりたくない係になってしまった。好きな子が別の奴と仲良くなっていた。
GM:本当にささやかな、ちょっとしたネガティブ。
GM:きっとどこにでもある、等身大の感情。
GM:それが形を持つことなど、ないはずだった。
GM:
GM:ひとつ、蒼季高校の学校祭はそれなりに歴史がある。
GM:ひとつ、蒼季高校には何故かオーヴァードが――レネゲイドの流れが複数集まっている。
GM:そこに、一人の少女が火種となった。
清画川 瑠衣:少女は音楽が嫌いではなかった。
清画川 瑠衣:少女は姉が嫌いでもなかった。
清画川 瑠衣:嫌いに、なりたいわけでは、なかった。
清画川 瑠衣:だけど。
上条 恋:彼女は音楽が好きだった。
上条 恋:彼女は恋愛を、青春を謳歌していた。
上条 恋:彼女が眩しくて、羨ましくて、妬ましかった。
清画川 瑠衣:私はうまくいかなかったのに。
清画川 瑠衣:私は素直に音楽を好きでいられなくなったのに。
GM:憎悪は憎悪の芽を呼んだ。
GM:スマートフォンを数度タップすれば、いくらでも愚痴や呪詛を呟ける環境が広がっている。
GM:じりじりと数十年かけて積み上がった塵のような呪いに、
GM:レネゲイドの奔流が刺激を与え、
GM:少女が、己でも知らぬ間に、ばちんと火をつけた。
GM:
GM:それは何者でもない。
GM:ありふれた嫌悪の寄せ集めが、ほんの少し力を得た、それだけ。
GM:たったそれだけで、人の心は簡単に蝕まれる。
GM:無数に走るノイズは、未だ止まらない。
GM:
クライマックス
GM:【クライマックスフェイズ】
GM:【シーン9:力を合わせて】
GM:
GM:――蒼季高等学校学園祭、当日。
GM:わくわくした生徒たちと一般客であふれ、賑わう日――
GM:の、はずなのだが。
上条 恋:「……な、なんか、空気悪くない?」
GM:通い慣れたはずの校舎を見上げ、上条が困惑する。
GM:うきうきわくわく、期待に弾んだ生徒の声は聞こえず、代わりにどんよりとした重さが学校全体を覆っているようだった。
香芝 つつじ:「う、うむ……これは……」 当然、湿気のせいでも寒波のせいでもない
夜寒夢衣:「気圧。天気予報だと、今日は低気圧だった」
香芝 つつじ:(予想通り、当日になって”ぎゅっ”が始まったようだな) ヒソヒソと仲間内で話しながら
岩鳥 禅:「これが……闇のバンド怪人のパワー……」
上条 恋:「ああー、低気圧、頭痛くなるもんね」丸め込まれた
岩鳥 禅:「うーあー!せっかくの文化祭なのに、こんなのヤじゃん!!」唸っている
岩鳥 禅:「もっとこうさ…どどーんとパッション爆発させる、あったまった空気を…こう…!」
香芝 つつじ:「うんうん」
夜寒夢衣:その通り、とばかりにこくこくと頷いている
香芝 つつじ:「……しかし、天気予報によれば午後には低気圧も収まると聞く」
香芝 つつじ:「だから、心配する事はないだろう」
香芝 つつじ:(岩鳥くん、夜寒さん、演奏までにはこの一件、解決するぞ) ヒソヒソ
上条 恋:「そうだよねっ、あたしたちの演奏でみんなを元気にするぞ!くらいの気持ちでいなきゃ!」
夜寒夢衣:密かに香芝へ向けて首肯する
岩鳥 禅:「だな!!せっかくの恋ちゃんとりゅーくん仲直り大作戦、気圧なんかに邪魔されるわけにいかないもんな!!」
岩鳥 禅:まだつつじちゃんたちの事情を知らないのだった
香芝 つつじ:「む、うぅ……」
岩鳥 禅:ふたりの肯定にはこくこくと頷いて
香芝 つつじ:(岩鳥くんにはこの事……伝えておくべきだったかな……?)
香芝 つつじ:(いや! 岩鳥くんは岩鳥くんで忙しいし……なにより)
香芝 つつじ:(彼まで私の都合に巻き込んでは、上条さんの味方がいなくなってしまう)
上条 恋:「ありがと禅ちゃん! ……でもね、もうこれはあたしだけの大作戦じゃないの」
香芝 つつじ:「上条さん…?」
上条 恋:「みんながみんなの大作戦があって、その結果を今日出すの!」
上条 恋:「だから禅ちゃんも! つつじちゃんも夢衣ちゃんも! もちろん音子ちゃんも!」
上条 恋:「自分が主役の気持ちでいなきゃ、だめなんだからね!」むん!
岩鳥 禅:「!!!」
香芝 つつじ:「…………」 ぽかんと呆気に取られた顔で上条さんを見つめ
香芝 つつじ:「うん……そうだね。上条さん」
香芝 つつじ:「上条さんの大作戦も、岩鳥君の大作戦も」
香芝 つつじ:「……私の大作戦も」
香芝 つつじ:「そして、暗躍していた夜寒さんの大作戦だって」
香芝 つつじ:「全部……全部主役の、みんなの大作戦だ!」
夜寒夢衣:「否定。私は手を貸しただけ。暗躍などしていない」頬を膨らませる
香芝 つつじ:「夜寒さん……」 「知ってるんだぞ~~私は」
香芝 つつじ:「岩鳥くんの事も巻き込んでいただろ」
夜寒夢衣:「否定。岩鳥には岩鳥の大作戦がある」
岩鳥 禅:「そうだったんか!?」巻き込まれたと思ってなかった
夜寒夢衣:「私は、それの後押しをしただけ」手で弓のポーズを作っていた
岩鳥 禅:「そーそー!夜寒には…師匠には、色々相談乗ってもらってたし」
香芝 つつじ:「岩鳥くん……」
香芝 つつじ:「君は少し、人を疑う事も知ったらいいかもしれないな」
岩鳥 禅:「?」
岩鳥 禅:何もわかってない顔で首を傾げている
香芝 つつじ:「まあ……夜寒さんの事はその……ありがたいと思ってるけど」
岩鳥 禅:「とにかく、みーんなそれぞれ伝えたいパッションがあるんだもんな!」
岩鳥 禅:「香芝の言う通り、みんなの大作戦!」
岩鳥 禅:「みーーんな、笑顔で全力出して、全部大成功させよーぜ!!」
香芝 つつじ:「ああ!」
GM:あなたたちは決意を新たに校内へ足を踏み入れる。
GM:バンド演奏の予定は夕方ごろだ。
GM:しばらくは自由時間がとれる。裏を返せば、その自由時間の間に「カタをつける」必要があるだろう。
GM:何はともあれと部室へ向かったあなたたちだが……
上条 恋:「……あれっ」
上条 恋:「音子ちゃんがいない……」
GM:この部屋から出られないはずの音子が、部室にいない。
岩鳥 禅:「え……ねこちゃん…?」
岩鳥 禅:そろそろっと辺りを見回して
香芝 つつじ:「音子さん……?」
岩鳥 禅:「ど、どうしよ!?何かあったんかも!?」
岩鳥 禅:「闇のバンド怪人に拉致されたとか……!!!」
上条 恋:「何それ!?!?」
香芝 つつじ:「待て、待て、岩鳥くん」
夜寒夢衣:「闇のバンド怪人は、バンド演奏を中止するべく暗躍する恐るべき怪人」
上条 恋:「こわ……!」
香芝 つつじ:え?その設定で行くの?みたいな表情を浮かべている。
夜寒夢衣:「音子はバンド魂が強いから、闇のバンド怪人にさらわれたかもしれない」
香芝 つつじ:「う、うむ……夜寒さんの言う事は正しい!」
上条 恋:「えっえっ」
香芝 つつじ:(こうなれば毒を喰らわば皿まで!)
香芝 つつじ:「上条さん、ひょっとしたら闇のバンド怪人がまだ近くにいるかもしれない」
香芝 つつじ:「音楽準備室まで行って、見てきてはくれないか!?」
香芝 つつじ:そう言いながら、結構遠くにある音楽準備室を指示する。
香芝 つつじ:(の、乗っかってしまったが……いいのだろうか!?)
夜寒夢衣:「同意。手分けして探そう。私たちは向こうを探る」反対方向を示した
岩鳥 禅:「ねこちゃん!!ねこちゃーーーん!!」部室の空き箱や備品とかをひっくり返して必死に探している
上条 恋:「えええっ!?」
岩鳥 禅:「そ、そっか、闇のバンド怪人を探した方が早いもんな…!」
岩鳥 禅:「恋ちゃん、任せてもいい?」
岩鳥 禅:ぎゅ、と力を込めて手を握って、真剣なまなざし。
上条 恋:「う、うん、音子ちゃんのことは心配だけど……」
上条 恋:「流石に不審者相手にひとりはちょっと不安というか……」
GM:上条がおろおろしていると、ふと廊下の向こうから見知った人影が現れる。
榊 隆司:「…………あ」
榊 隆司:気まずそうに口をもごもごさせたが「何やってんだ」と声をかけてきます
岩鳥 禅:「りゅーくん!!」
上条 恋:「りゅーくんだ!」ぴよっ
香芝 つつじ:「あ……榊くん」
榊 隆司:「……たまたま通りがかっただけだからな」
榊 隆司:「別に様子が気になったとかじゃねえから」聞かれてない弁解
香芝 つつじ:(様子が気になってきてくれたんだな……)
岩鳥 禅:タックルするぐらいの勢いで詰め寄る
岩鳥 禅:「どうしよりゅーくん!!ねこちゃんが…っ、ねこちゃんが闇のバンド怪人に攫われて…!!!」
榊 隆司:「なにて?」
夜寒夢衣:「榊。事態はいっこくを争う」
香芝 つつじ:「や、やみのバンド怪人に……」
夜寒夢衣:「上条を任せた」
香芝 つつじ:(駄目だ! 上条さんならともかく、榊くんの前で……こんな……!)
香芝 つつじ:「夜寒さん……」
榊 隆司:「は、はあ……?」何が何やら
夜寒夢衣:「香芝の言うとおり、闇のバンド怪人が現れている」
香芝 つつじ:「…………っ!!」 友軍に背中からズドン!とされたような気分。
香芝 つつじ:「そ、そうなんだ……榊くん。闇のバンド怪人が現れて……」
香芝 つつじ:(夜寒さんめ~~~~~~~~!!)
岩鳥 禅:「手分けして早く探し出さなきゃ、攫われたねこちゃんがどうなるか……!」
岩鳥 禅:「それに、夕方のバンド演奏だってできない…」
夜寒夢衣:「音子が闇のバンド怪人に、闇のバンドエネルギーを注入されてしまうかもしれない」
榊 隆司:宇宙猫になりつつある。
香芝 つつじ:「ぐ、ぐぅ……」
榊 隆司:「と、とにかくなんか知らんが緊急事態なのは分かった」
香芝 つつじ:「榊くん……」 ここで榊くんに耳打ち
香芝 つつじ:「折角の文化祭だ。良い機会だから上条さんと二人で見て回ってきたらどうだろう?」 ヒソヒソ
香芝 つつじ:「闇のバンド怪人を追いかける……ってコトで、ね」 ヒソヒソ
榊 隆司:「…………」複雑な顔でつつじちゃんを見て
香芝 つつじ:苦笑いを浮かべた顔で見つめる。
榊 隆司:「あいつの前じゃ話しにくいような事態が起きてんだろ。ならまあ、俺にできることなら手伝う」
榊 隆司:「……俺が言うようなことでもねえのかもしれねえけど」
榊 隆司:「気を付けてけよ、香芝」
香芝 つつじ:「ありがとう。すぐに済ませるよ」
上条 恋:「えと、えと」
上条 恋:つつじちゃんと榊を見比べて困っている
榊 隆司:「ん、お前のお守を任された。行くぞ上条」
上条 恋:「え、ええー!? わわわ」
上条 恋:「み、みんなー! 気を付けてねー!」
GM:腕を引かれつつ、反対の腕をぶんぶん振って去っていく。珍しく戸惑いモードだった
岩鳥 禅:「りゅーくんありがとう!!!ふたりとも頼んだ!!」
岩鳥 禅:真剣な顔でぶんぶん手をふり返す
GM:上条と榊を見送り、あなたたちは音子の行方を捜すことになる。
GM:音子の特徴を伝えて聞き込みなどすれば、その居場所はある程度絞り込めていくだろう。
GM:クライマックスイベントに突入してよろしいですか?
夜寒夢衣:OKです
岩鳥 禅:はい!大丈夫です!
香芝 つつじ:行きましょう……光と闇のバンドバトルへ!
GM:うおーーー!!
GM:
GM:……空はいつしか曇天となり、雨すら降り始めていた。
GM:目撃情報を追ってたどり着いたのは、あなたたちの演奏会場である体育館、その裏手だ。
GM:一昔前の漫画であれば、ここで何やらひと悶着起きそうな。そんな、薄暗い場所である。
GM:そこに、人影。
清画川 瑠衣:あなたたちの知った級友の姿。
清画川 瑠衣:彼女だけではない、数人の生徒がそこには立っている。
清画川 瑠衣:しかし――瞳は虚ろで、ぼんやりと体を揺らしており、まるで心ここに在らずといった様子だ。
音子:そして、あなたたちの探し人である音子もまた、そこにいた。
音子:肩で息をし、今にも座り込んでしまいそうに疲弊しているのが見て取れる。
音子:「……あ、みんな……?」
岩鳥 禅:「ねこちゃん!!!!!!」
岩鳥 禅:飛び出すように駆け寄る
香芝 つつじ:「清画川さん? いや……君はまさか……」
香芝 つつじ:尋常じゃない様子の同級生の姿を見て、じりじりと距離を詰める。
夜寒夢衣:「岩鳥」駆けだそうとした岩鳥の足を引っ掛けた
音子:「ごめん、今の私じゃ……響かなかった」
岩鳥 禅:「んぎゃ」派手に転ぶ
岩鳥 禅:「よ、夜寒…?なんで!」
香芝 つつじ:「まさか、君が”闇のバンド怪人”……なのか?」 虚ろな瞳を晒す清画川さんを見つめながら
清画川 瑠衣:返事はない。その姿がブレて、重なって、もうひとつの人影を作り出す。
夜寒夢衣:「戦闘態勢。音子を助けるのは、その後」
《ノイズ》:「…………」
《ノイズ》:表情は読み取れない。かろうじて、清画川に近い背格好であることは分かった。
岩鳥 禅:「でも……っ!」
《ノイズ》:本当に「人影」としか表現しようのないそれは、ヂヂ、と耳障りなノイズを奏でている。
岩鳥 禅:なおも口を開こうとして、その人影にはっと顔を上げて口を閉じる
《ノイズ》:ノイズの向こうで、誰のものでもない声がする。
《ノイズ》:「嫌だなあ」「なくなればいいのに」「面倒くさい」「ほんと鬱陶しいんだよね」
《ノイズ》:ひとつひとつは小さな、きっと誰しもが持つ程度の、負の感情
《ノイズ》:目の前に在るのは、その、寄り集まり。
《ノイズ》:あなたたちへの、敵意。
《ノイズ》:幸せを妬み、喜びを拒み、殻に閉じこもったままになってしまった、ありふれた孤独の集合体。
《ノイズ》:「消えてよ」
《ノイズ》:――虚ろな瞳の生徒たちが、ぎら、とあなたたちを睨んだ。
岩鳥 禅:「……」
岩鳥 禅:立ち上がって、じっとその姿を見据えて
岩鳥 禅:「やだ!」
岩鳥 禅:「…おまえたちがさ、やだなあとか、消えてほしいなあとか思っちゃうのは、思っちゃったのは、きっとしょうがないことなんだと思うし」
岩鳥 禅:「そんなこと思うなよ!っておれたちが言う権利もないし、そんなつもりもないけど」
岩鳥 禅:「でもおれたちは消えないし、消えたくないって思うし――それを邪魔させない!」
夜寒夢衣:「岩鳥」ふー、とため息を吐く
夜寒夢衣:「アレは個人ではない」
夜寒夢衣:「主義も主張も持たない」
夜寒夢衣:「誰でもないものの集まり」
夜寒夢衣:「だから、私たちの主張をぶつけるのは意味がない」
岩鳥 禅:「うん」
岩鳥 禅:「けどさ」
岩鳥 禅:「”誰でもないもの”かもしれないけど」
岩鳥 禅:「それでもひとつひとつは、”誰かの気持ち”だったんだろ」
岩鳥 禅:「ならおれ、直接じゃなくても、そのひとりひとりに、ちゃんと届けたいから」
岩鳥 禅:「届いてほしいなって思うから」
夜寒夢衣:「届かせるために、今からアレを叩いて直す」
夜寒夢衣:「だから、ぶつけるのは言葉じゃない。拳と……たましい」
岩鳥 禅:「うん!」
岩鳥 禅:「パッション、だろ!」
夜寒夢衣:「肯定。『元に戻れーっ!』って念じながら、力いっぱい、叩く」
夜寒夢衣:「闇のバンドエネルギーには、光のバンドエネルギーで対抗する」
香芝 つつじ:「岩鳥くん、私は……」
香芝 つつじ:「私には……アレの気持ちがよくわかる……」
香芝 つつじ:「私も、以前はそうだったから……」
香芝 つつじ:「自分は彼らとは違う。煌びやかな青春の日々なんて関係ない。関わり合うのも面倒くさい。」
岩鳥 禅:「香芝……」
香芝 つつじ:「この学校に赴任した時、私はいつも……そう思っていた」
香芝 つつじ:「でも、違ったんだ」
香芝 つつじ:「この気持ちが”光のバンドエネルギー”だというのなら……!」
香芝 つつじ:「私は伝えたい! 上条さんや榊くん達から貰ったこの気持ちを!」
岩鳥 禅:「香芝……!!」
岩鳥 禅:「やっぱ眩しくてかっこいいよな、香芝のパッションは!」
岩鳥 禅:「おれたちのパッションが――光のバンドエネルギーが、昔の香芝が持ってたみたいなもやもやした気持ちを、闇のバンドエネルギーを塗りかえれるならさ」
岩鳥 禅:「普段はみんなが胸にしまってて、おれたちにはどうにもできない気持ちが、一気にこうやって”闇のバンド怪人”になってる今が、大チャンスってことだよな!?」
岩鳥 禅:「直接、おれたちの手で、届けられるんだから!!」
夜寒夢衣:「同意。今こそがチャンス」
香芝 つつじ:「届けよう……私たちの光のバンドエネルギーを!」
《ノイズ》:「うるさいなあ」
《ノイズ》:敵意が膨れ上がる。自我があるのかも怪しいが、あなたたちを「嫌」だと感じたらしい。
《ノイズ》:――ノイズが、走る。
GM:衝動判定をどうぞ。意志:9です。
香芝 つつじ:(2+2)dx+0>=9 【意志】
DoubleCross : (4DX10>=9) → 7[4,4,5,7] → 7 → 失敗
夜寒夢衣:3DX>=9 意志・衝動判定
DoubleCross : (3DX10>=9) → 8[1,7,8] → 8 → 失敗
香芝 つつじ:失敗したので暴走します
夜寒夢衣:失敗、暴走
GM:みんなアツくなってる
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を2D10(→ 9)増加(76 → 85)
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を2D10(→ 9)増加(84 → 93)
岩鳥 禅:2DX>=9 衝動判定
DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[8,9] → 9 → 成功
GM:えらい!
岩鳥 禅:2D10
DoubleCross : (2D10) → 10[5,5] → 10
岩鳥 禅:わあ
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を10増加(71 → 81)
音子:「……みんな、がんばって」
音子:「バンドは、力を合わせて、するものだから」
音子:NPCカード【声援lv3】を獲得します。任意のタイミングで一度だけメジャーアクションのダイス+3個できるぞ!
・NPCカード:音子
【声援lv3】を獲得します。任意のタイミングで一度だけメジャーアクションのダイス+3個できるぞ!
GM:
GM:クライマックス戦闘……開始!
ノイズ(9) ---5m--- 香芝つつじ(14)、岩鳥禅(5)、夜寒夢衣(4)
GM:また、一般生徒たちは《ノイズ》に精神干渉されており、《ノイズ》の攻撃手段として使われます。トループやモブとして出てくることはありません。
GM:音子も満身創痍のため、戦闘には参加しません。NPCカードはどなたが宣言しても大丈夫です。
GM:戦闘勝利条件は《ノイズ》の撃破。
GM:では参りましょう!光と闇のバンドエネルギー、その決戦を!
香芝 つつじ:うお~~~~っ!!
GM:【ラウンド1】
GM:【セットアッププロセス】
GM:宣言ある人!
夜寒夢衣:あります
香芝 つつじ:なし!
夜寒夢衣:セットアップ▼《ターゲットロック》(侵蝕+3)
夜寒夢衣:効果:対象に攻撃するとき攻撃力+9~12。単体攻撃のみ有効
夜寒夢衣:ノイズを対象に宣言
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を3増加(85 → 88)
岩鳥 禅:こちらなし!
《ノイズ》:【誰でもない声】高速分身lv1 同ステータスの分身をLV体出現。HPやエフェクト使用数は共有。
GM:ノイズと同エンゲージに分体が出現します。
GM:以上!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:宣言あるひと!
夜寒夢衣:あります
夜寒夢衣:イニシアチブ▼《時間凍結》(侵蝕+5)
夜寒夢衣:効果:加速する刻。HP20点消費する。
夜寒夢衣:何も無ければこれを使用したいです
GM:きゃーっ
GM:んむむむ……通しで!どうぞ!
GM:
GM:【メインプロセス(時間凍結)】夜寒夢衣
夜寒夢衣:ではメインプロセス実行します
夜寒夢衣:マイナー▼《破壊の爪》+《斥力跳躍》(侵蝕+3+1)
夜寒夢衣:マイナー▼《完全獣化》(侵蝕+6)
夜寒夢衣:効果:素手変更、飛行状態戦闘移動。飛行状態に関する細則は基本①259参照のこと。
夜寒夢衣:効果:完全獣化。
夜寒夢衣:これでノイズのいるエンゲージに突入
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を10増加(88 → 98)
GM:しゅっ
夜寒夢衣:メジャー▼《C:バロール》+《漆黒の拳》(侵蝕+2+3)
夜寒夢衣:効果:装甲無視。
GM:うおお!来い!
夜寒夢衣:(4+2+3)DX7+4 白兵
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[2,3,4,6,6,6,7,10,10]+5[1,3,5]+4 → 19
夜寒夢衣:ノイズへ攻撃、リアクションをどうぞ
《ノイズ》:回避チャレンジ
《ノイズ》:3dx>=19
DoubleCross : (3DX10>=19) → 9[5,6,9] → 9 → 失敗
《ノイズ》:10たりない
夜寒夢衣:2D10+9+9+1 ダメージ
DoubleCross : (2D10+9+9+1) → 18[10,8]+9+9+1 → 37
夜寒夢衣:装甲無視ダメージです
GM:出目の殺意!
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を5増加(98 → 103)
夜寒夢衣:これにて時間凍結の手番終了です
GM:はあい!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:順当にいけばつつじちゃんですが
GM:何か宣言が……あったりするのか!
岩鳥 禅:挙手!したいでーす!!
香芝 つつじ:速い!
GM:げんき!どうぞ!
岩鳥 禅:「異世界の因子」にて夢衣ちゃんの「時間凍結」コピーさせていただきたく!!
GM:こぴぴ!
GM:では禅くんも時間凍結が使えるようになっちゃう!なんてことだ!
岩鳥 禅:やったぜ!
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を5増加(81 → 86)
岩鳥 禅:ではこのタイミングでこれを…すぐ使っちゃう!
GM:きゃー!
岩鳥 禅:岩鳥 禅のHPを20減少(22 → 2)
夜寒夢衣:あ、私もHP減らさなきゃ
夜寒夢衣:夜寒夢衣のHPを20減少(30 → 10)
夜寒夢衣:減らしておきました
GM:ありがとうございます~!
GM:では禅くんがしゅぴぴになるぞ
GM:
GM:【メインプロセス(時間凍結)】岩鳥禅
GM:どぞ!
岩鳥 禅:マイナーで夢衣ちゃんを追うように接敵!
岩鳥 禅:メジャーでノイズに攻撃します!
岩鳥 禅:メジャー≪柔なる帯電≫;コンセ:ブラド3+アームズリンク3+雷攻撃5/対象:単体 射程:至近/侵蝕+6
GM:ごーごー!
岩鳥 禅:(5+1+3)dx7+(2) ガード-5
DoubleCross : (9DX7+2) → 10[1,2,3,4,4,4,6,7,10]+6[1,6]+2 → 18
《ノイズ》:うむむ回避チャレンジ
《ノイズ》:3dx>=18
DoubleCross : (3DX10>=18) → 9[8,9,9] → 9 → 失敗
《ノイズ》:出目はいいんだけどなあ
岩鳥 禅:(18/10+1)d10+19 ダメージ ガード-5
DoubleCross : (2D10+19) → 7[4,3]+19 → 26
《ノイズ》:いてて
GM:では禅くん侵蝕上げてもらって時間は動き出す!
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を6増加(86 → 92)
GM:OK
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:ノイズがまだ動けない!みんな早い!
GM:というわけでつつじちゃ!
GM:
GM:【メインプロセス】香芝つつじ
香芝 つつじ:うーん……ここは待機します!
香芝 つつじ:侵蝕率が足らないので…
GM:領海!
GM:違います
GM:了解
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:ノイズと分体はステータスが同じなので行動値も同じ
GM:分体から動きます
GM:
GM:【メインプロセス】《ノイズ》分体
《ノイズ》分体:マイナーはなし
《ノイズ》分体:【ノイジー・ノイズ】エンジェルヴォイスlv3+ハードビートlv3
《ノイズ》分体:対象が次に行うメジャーアクションのC値-1(下限6)、ダイス+lv個、攻撃力+[LV×2]です
《ノイズ》分体:対象はノイズ本体
GM:以上です
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:やっと本体の番!
GM:
GM:【メインプロセス】《ノイズ》
《ノイズ》:マイナー【電子の海に揺蕩う悪意】オリジン:サイバーlv5 シーン内【社会】達成値+[lv×2]
《ノイズ》:メジャー【罅】アニマルアタックlv3+コンセ:オルクスlv3+要の陣形lv3 射撃攻撃力[lv×3]、対象3体 1シナリオ3回
《ノイズ》:対象はPC全員 3体だからね!
香芝 つつじ:暴走しているので……リアクション不能!
《ノイズ》:分体のバフでC値6、ダイス+3個だ
《ノイズ》:(4+3)dx6+2+10 技能は交渉
DoubleCross : (7DX6+12) → 10[3,3,3,7,7,9,10]+10[1,4,7,8]+10[3,7]+10[7]+1[1]+12 → 53
《ノイズ》:?
夜寒夢衣:暴走リアクション不可
岩鳥 禅:ひえ
夜寒夢衣:岩鳥くんは頑張って回避してね
岩鳥 禅:回避できるのおれだけか 一応します…
岩鳥 禅:5+2DX+1 で合ってるよな?
岩鳥 禅:かっこがない
岩鳥 禅:7DX+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 8[1,1,2,3,4,7,8]+1 → 9
岩鳥 禅:ぺしょ
GM:なで
《ノイズ》:6d+9+6 装甲有効ダメージ
DoubleCross : (6D10+9+6) → 21[2,4,5,3,2,5]+9+6 → 36
香芝 つつじ:装甲8で減少しても28点ダメージ……倒れます!
香芝 つつじ:《リザレクト》
香芝 つつじ:香芝 つつじのHPを1D10(→ 9)に変更(24 → 9)
夜寒夢衣:蒸発、ノイズへ 〇打破/脅威 で取得、即昇華
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を9増加(93 → 102)
夜寒夢衣::HP14
岩鳥 禅:明らかに無理!リザレクト!!!
岩鳥 禅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 7
岩鳥 禅:岩鳥 禅のHPを7増加(2 → 9)
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を7増加(92 → 99)
岩鳥 禅:岩鳥 禅のHPを2減少(9 → 7)
GM:ノイズの手番終了!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:禅くんの通常手番だがその前に
《ノイズ》:【消えないノイズ】レネゲイドアクセル 未行動になる。行動値0扱い。1シナリオ1回
《ノイズ》:じわりと仕込みを
GM:というわけで禅くんだ
GM:
GM:【メインプロセス】岩鳥禅
岩鳥 禅:はい!!マイナーでジェネシフトをば!!
岩鳥 禅:1DXでやって大丈夫ですよね?
GM:イイヨ!
GM:あ、dxじゃなくてdね!
岩鳥 禅:1DX うおおお
DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+5[5] → 15
GM:回ってるし
岩鳥 禅:回っちゃった
岩鳥 禅:失礼しました
岩鳥 禅:1D10
DoubleCross : (1D10) → 6
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を6増加(99 → 105)
GM:みんな三桁!
岩鳥 禅:いぇい!
岩鳥 禅:ではメジャーにて
岩鳥 禅:
岩鳥 禅:ちがう
岩鳥 禅:メジャー≪雷光降る電飾≫;コンセ:ブラド4+アームズリンク4+雷攻撃6+ジャイアントグロウス/対象:範囲(選択) 射程:至近/侵蝕+11
(達成値/10+1)d10+21 ダメージ ガード-5
岩鳥 禅:お相手はノイズくんと分身くん!
《ノイズ》:やー!
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を11増加(105 → 116)
岩鳥 禅:いきます!
岩鳥 禅:(5+3+4)dx7+2 ガード-5
DoubleCross : (12DX7+2) → 10[1,1,1,1,1,3,5,6,6,7,8,9]+10[5,9,10]+10[4,8]+10[7]+2[2]+2 → 44
GM:う、うおお!
《ノイズ》:ガードは-5!回避チャレンジ!
《ノイズ》:3dx>=44
DoubleCross : (3DX10>=44) → 10[7,8,10]+5[5] → 15 → 失敗
《ノイズ》:ちょっとがんばった
《ノイズ》分体:3dx>=44
DoubleCross : (3DX10>=44) → 7[1,3,7] → 7 → 失敗
GM:ダメージを出しな!!!
岩鳥 禅:(44/10+1)d10+21 ダメージ
DoubleCross : (5D10+21) → 29[5,10,9,2,3]+21 → 50
GM:わあ綺麗
GM:そしてノイズのHPは共有なので実質100ダメ……!
《ノイズ》:【ヂ、ザザ】蘇生復活 HP1で復活します
《ノイズ》分体:【ヂ、ザザ】蘇生復活 同じくHP1で復活
GM:禅くんの手番終了!
GM:侵蝕もヨシ!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:夢衣ちゃんの通常手番ですね
GM:
GM:【メインプロセス】夜寒夢衣
夜寒夢衣:はーい
夜寒夢衣:メジャー▼《C:バロール》+《漆黒の拳》(侵蝕+2+3)
夜寒夢衣:ノイズ本体
夜寒夢衣:(4+3+4)DX7+4 白兵
DoubleCross : (11DX7+4) → 10[2,2,2,3,4,5,8,9,9,10,10]+10[4,5,6,10,10]+3[1,3]+4 → 27
夜寒夢衣:リアクションどうぞ
《ノイズ》:うおーっ回避
《ノイズ》:3dx>=27
DoubleCross : (3DX10>=27) → 10[2,4,10]+9[9] → 19 → 失敗
夜寒夢衣:3D10+10+12+2 ダメージ・100%以上
DoubleCross : (3D10+10+12+2) → 11[4,3,4]+10+12+2 → 35
夜寒夢衣:装甲無視
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を5増加(103 → 108)
《ノイズ》:【声なき声の足掻き】空蝉 HPダメージ算出後に使用。そのダメージを0に。1シナリオ1回
夜寒夢衣:ダメージ0点、手番終了です
GM:はあい!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:ノイズが再び動き始めます
GM:
《ノイズ》:マイナーはなし
《ノイズ》:メジャー【罅、欠片、塵芥】アニマルアタックlv3+コンセ:オルクスlv3+要の陣形lv3+アニマルテイマーlv3 射撃攻撃力[lv×3]、対象3体、ダイス+[lv+1]個 1シナリオ3回(2回目)
GM:分体は蘇生した気がしましたが気のせいでした(エフェクト使用回数共有)
GM:しかしセルフバフを乗せていくぞ!対象はPC全員だ!
《ノイズ》:(4+4)dx7+2+10 交渉
DoubleCross : (8DX7+12) → 10[1,3,3,8,9,9,10,10]+10[4,5,6,6,8]+3[3]+12 → 35
香芝 つつじ:うおーっ!暴走状態でリアクション不能!
夜寒夢衣:暴走リアクション不可
岩鳥 禅:いくぜっ 回避!
岩鳥 禅:7DX+1
DoubleCross : (7DX10+1) → 7[1,2,3,4,5,5,7]+1 → 8
岩鳥 禅:ぺしょしょ
GM:出目の並びが綺麗
《ノイズ》:4d+9 装甲有効
DoubleCross : (4D10+9) → 22[5,2,6,9]+9 → 31
香芝 つつじ:倒れます……! しかし、初期ロイスの「理解者」をここでタイタス化して昇華! 復活します
夜寒夢衣:音子ちゃんへのロイスを昇華、戦闘続行
岩鳥 禅:るいちゃんへのロイスを昇華!!
GM:みんな……!
GM:ノイズの再行動終了!
GM:
GM:【イニシアチブプロセス】
GM:お待たせつつじちゃん!
GM:
GM:【メインプロセス】香芝つつじ
香芝 つつじ:それでは、マイナーアクションで《ライトスピード》を使用!
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を5増加(102 → 107)
GM:なにっ!
香芝 つつじ:2回のメジャーアクションを行います! つまり、2回攻撃が出来る!
香芝 つつじ:まず一回目!【コンボ:高速射撃!】《小さな塵》+《コンセントレイト》+《浸透撃》
香芝 つつじ:香芝 つつじの侵蝕率を6増加(107 → 113)
香芝 つつじ:ノイズ本体に攻撃します
香芝 つつじ:ガードを行うことは出来ません。
GM:えーん!
香芝 つつじ:(6+3)dx7+3 判定!
DoubleCross : (9DX7+3) → 10[2,2,2,3,5,6,7,7,8]+10[1,6,10]+3[3]+3 → 26
《ノイズ》:回避チャレンジ!
《ノイズ》:3dx>=26
DoubleCross : (3DX10>=26) → 9[1,3,9] → 9 → 失敗
《ノイズ》:出目はいいんだ
香芝 つつじ:3d10+9 ダメージ 装甲は有効です
DoubleCross : (3D10+9) → 17[8,7,2]+9 → 26
GM:う、うおーーーーっ
GM:爆散!!!!
GM:せっかくなのでもう一回殴ってもいいよ!!!!
香芝 つつじ:www
夜寒夢衣:トドメヲサセーッ
岩鳥 禅:殺意が
香芝 つつじ:では、2回目のメジャーアクションで素ショット!
香芝 つつじ:(6+3)dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 9[2,3,3,3,4,5,7,7,9]+3 → 12
《ノイズ》:3dx>=12 実質回避できないけど回避!
DoubleCross : (3DX10>=12) → 6[4,5,6] → 6 → 失敗
《ノイズ》:ぺそそ
香芝 つつじ:2d10+5 オーバーキルなへなちょこダメージ!
DoubleCross : (2D10+5) → 4[2,2]+5 → 9
《ノイズ》:ぐわーっ
GM:戦闘終了!!!
GM:光のバンドエネルギーの勝利です!お疲れ様でした!!
GM:
バックトラック
GM:【バックトラック】
GM:Eロイスはなし!各自ロイス残りの数だけダイスを振って侵蝕を下げてください
GM:倍振り希望の方は宣言をお願いします~
夜寒夢衣:等倍、残ロイスは5
夜寒夢衣:5D10
DoubleCross : (5D10) → 21[1,1,8,1,10] → 21
香芝 つつじ:ロイスは現在6個残っていますので等倍振りでいきます
岩鳥 禅:こちらも6なのでそのまま!
香芝 つつじ:113-6d10
DoubleCross : (113-6D10) → 113-40[8,7,8,8,1,8] → 73
GM:まあまあこわい出目してる夢衣ちゃん
夜寒夢衣:夜寒夢衣の侵蝕率を21減少(108 → 87)
岩鳥 禅:116-6D10
DoubleCross : (116-6D10) → 116-38[7,4,9,8,4,6] → 78
GM:みんなおかえり!
夜寒夢衣:無事帰還、たしか経験点は5点
夜寒夢衣:これで安心してEDを迎えられる……!
岩鳥 禅::侵蝕率‐38
香芝 つつじ:71~99点の場合は5点の経験点を獲得できます。
GM:おいしい
香芝 つつじ:全員経験点5点帰還ですね
岩鳥 禅:おいしい!
岩鳥 禅:岩鳥 禅の侵蝕率を38減少(116 → 78)
クライマックス:RPターン
GM:クライマックス戦闘の演出から!
GM:
夜寒夢衣:「迅速。叩いて直す」
夜寒夢衣:夜寒が踵に力を入れ──跳ぶ
夜寒夢衣:「東風」足払。身を屈ませて旋回し、流れの中で魔眼を仕掛け、ノイズの体を宙に浮かせる。
夜寒夢衣:「西風、南風、北風」
夜寒夢衣:浮いている相手の四肢の関節を蹴り穿つ苛烈な四連撃。
夜寒夢衣:師に及ばぬ連撃を魔眼によってノイズを浮かせることで無理やり繋げる。
夜寒夢衣:「一転──」震脚。地面を踏みしめる足は白く、羽毛におおわれ。
夜寒夢衣:「盆東風」後廻蹴り。兎の脚力を有する一撃
《ノイズ》:「――――」ジジ、ザザザ。
《ノイズ》:衝撃を受けたその輪郭がブレて、歪んで、また戻る。
《ノイズ》:未だ「それ」はヒトのかたちをしている。
岩鳥 禅:思わず、師を追うように体が動く。
岩鳥 禅:「夜寒!」
夜寒夢衣:「岩鳥。見える速度でやった。真似して」
岩鳥 禅:「うん!」
岩鳥 禅:「”ちょっと貸りるわ!”」
岩鳥 禅:まるで、休み時間のノートの貸し借りのように、軽く。
岩鳥 禅:覚えるのは、下手だ。
岩鳥 禅:なんでもかんでも、すぐに忘れてしまう。
岩鳥 禅:だから、いまここで――忘れないうちに、目に焼き付けたばかりの、今!
岩鳥 禅:追いついたノイズに向けて、腕を広げる。
岩鳥 禅:形のない悪意にはきっと、刃で切り裂くよりも
岩鳥 禅:羽毛で包み込む方が、”かんぺき”だ。
岩鳥 禅:バチバチッと、小さな静電気が散った。
《ノイズ》:かたちがブレる。そうして戻る。先ほどと同じように。
《ノイズ》:「…………」嫌悪と、それから、ほんの少しの困惑のようなものが見えた――気がした。
香芝 つつじ:「岩鳥くん……!」 岩鳥君の攻撃で”影”が分散する瞬間に、”何か”が聞こえた。
香芝 つつじ:『どうせ何をやっても……』 『面倒くさい……』 『何でアイツが目立ってんだ……』
香芝 つつじ:一つ一つは大した事の無い、ざわめきにも満たない程度の微細な悪意。
香芝 つつじ:無視して攻撃を仕掛けても良さそうな、些細なものの中に。
香芝 つつじ:(――――いや……この声は……)
香芝 つつじ:聞き逃す事の出来ない、”何か”が混じっている気がした。
香芝 つつじ:「岩鳥くん、夜寒さん、もう少しだけ敵の攻撃を引き付けてくれ!」
香芝 つつじ:そう言って眼を閉じ、聴覚に全神経を集中させる。
岩鳥 禅:「!」
岩鳥 禅:「わかった!!」
夜寒夢衣:「承諾。まだ始まったばかり」
《ノイズ》:人影はゆらゆらとゆらめいている。
《ノイズ》:さあ、と風が吹く。なんだか重く、嫌な、風だった。
清画川 瑠衣:「――…………」
清画川 瑠衣:虚ろな瞳の生徒たちが、その緩慢だった動きからは想像もできない俊敏さと力強さで、一斉に襲ってくる。
GM:人間は普通、無意識で己の力にセーブをかけているものだ。
GM:これ以上は体がもたない、とか。精神的に嫌だ、とか。
GM:今、自我を奪われた彼ら彼女らに、そんな制限は、ない。
GM:まるで加減を知らず、駄々をこねる子供のように――腕が、足が、あるいはそこらの石が、木片が。
GM:単純な暴力として、飛んでくる。
岩鳥 禅:「ん、わ……あああ!」
岩鳥 禅:両手を広げてもろに包み込む体勢だったのが、仇となる。
岩鳥 禅:避けるのなんて、もちろん間に合わず。
岩鳥 禅:けれどすぐに、立ち上がる。
岩鳥 禅:「いって……」
岩鳥 禅:「でもみんな……」
岩鳥 禅:「ほんとはこんなにつっよいんだな!すっごいな!!」
岩鳥 禅:打たれ強いのは、長所だ。
香芝 つつじ:「待て……! 待て、君たち!」
香芝 つつじ:相手は操られるだけの一般人。彼らを傷つけるわけにはいかない。
香芝 つつじ:どうにかして、彼らを傷つけまいと抑え込むが、その代償として加減の無い力で首を絞められる。
香芝 つつじ:「ぐ……ぁ……」
香芝 つつじ:オーヴァードがこの程度で死ぬわけがない。代わりとして死ぬ程の苦痛が長く続くだけだ。
香芝 つつじ:ようやく彼らの群れの中から脱した時、喉から血を流しながら息も絶え絶えとなっていた。
夜寒夢衣:「闇のバンドエネルギー……」
夜寒夢衣:白い羽毛はわずかに朱く、しかし視線はなお鋭く
夜寒夢衣:「方向が違うなら、重くても……余裕」
夜寒夢衣:「光のバンドエネルギーはまけない」
岩鳥 禅:頷いて、再び影と相対する。
岩鳥 禅:まだ少しだけ、ほんの少しだけ、何かが足りない気がしたから。
岩鳥 禅:「……ふんっ」
岩鳥 禅:少し、気合を入れる。
岩鳥 禅:それに呼応するように。
岩鳥 禅:しゅるり、と髪が長く長く伸びていく。
岩鳥 禅:光を受ける金糸が、影を捕らえるように絡みつく。
岩鳥 禅:否。
岩鳥 禅:闇をも、彩るように。飾り付けるように。
岩鳥 禅:「――捕まえた!!」
岩鳥 禅: バチンッ
岩鳥 禅:髪を伝った電流が、直接ノイズに流れ込む!
岩鳥 禅:バチバチと伝う火花は、まるで光り輝く電飾だ。
《ノイズ》:「――うる、さい」
《ノイズ》:「そういうのいいから」「住む世界が違うし」「ぶっちゃけ迷惑」
《ノイズ》:火花が散る中で、小さな呪詛のなりそこないがこぼれ落ちる。
《ノイズ》:その中でも、いっとう小さな、誰よりも傍にいなくては聞こえないような声で。
《ノイズ》:「きれい、だけど」
《ノイズ》:羨望と、諦観。
《ノイズ》:何かの線引きをした、誰かの呟きがした。
香芝 つつじ:「…………聞こえた。」
香芝 つつじ:「夜寒さん!」
夜寒夢衣:「同意。あと少し」
香芝 つつじ:「あとちょっと……道を作ってくれ!」
夜寒夢衣:「これから剥がす」
夜寒夢衣:夜寒の視線が鋭くなる
夜寒夢衣:「颪」気迫によって相手の動きをとどめる、武術の極意の一つ。
夜寒夢衣:夜寒はワーディングと少しの魔眼を併せることでとどめるに足りぬ分を補っていた。
夜寒夢衣:「香芝。今」
夜寒夢衣:……そして、夜寒は”読み”が足りなかった
香芝 つつじ:「聞こえた……今!」
香芝 つつじ:一歩、前へと踏み込む。
香芝 つつじ:だが……
《ノイズ》:びりびり、ぱしん。
《ノイズ》:いっそ間抜けとすら言える音を立て――文字通りノイズの走った人影が、激しくブレる。
《ノイズ》:その枷を、伸ばされた手を、
《ノイズ》:全て、振り払うように。
香芝 つつじ:「あっ……」 振り払われた手が宙に舞う。
夜寒夢衣:「っ! 訂正、香芝!」
《ノイズ》:きっとそれは悪あがきだった。
《ノイズ》:それでも、追い詰められた者が時にどれほど恐ろしいか、あなたたちが知らないはずはない。
《ノイズ》:再び――否、先ほどよりも勢いの増した――一般生徒の、数の暴力が、波となって襲い来る。
岩鳥 禅:乱暴に振りほどかれた髪が引き攣れ、もみくちゃにされ、それでも、何度でも手を伸ばす。
岩鳥 禅:聞こえてしまった声があるから。
岩鳥 禅:「――清画川!!」
岩鳥 禅:「きれいって、ちょっとでも思ってくれたんなら。それならさ……!」
岩鳥 禅:「おまえも一緒にやってみよーぜ!」
岩鳥 禅:何度だって、振りほどかれると思う。
岩鳥 禅:何度だって、拒絶されると思う。
岩鳥 禅:それでもいい。それでも、手を伸ばし続けたいって思うし。
岩鳥 禅:――きっと、ほんの少しでも緩んで絆されてくれた先には
岩鳥 禅:道ができる。
岩鳥 禅:ばちん、と後方の少女に、ウィンクをひとつ。
香芝 つつじ:「ありがとう……岩鳥くん!」
香芝 つつじ:人間の濁流に押し流されそうになる。前方から迫る純粋な暴力が香芝の抵抗を無駄と吐き捨ててせせら笑う。
香芝 つつじ:それでも、岩鳥くんが作ってくれた僅かな隙間の中に身を躍らせ……清画川さんが待つ”中心”へと向かう。
香芝 つつじ:「聞こえたんだ……君の声が!」 そう言って香芝は銃を構え、己の能力の”行使”を行った。
香芝 つつじ:「清画川さん!」 香芝の能力……それは僅かな”光”と”風”を使った攪乱と精密射撃。
香芝 つつじ:「君は……君たちは私と同じだ……!」 翠色の風と、ちかちかと光る薄紅色の閃光。
香芝 つつじ:「私も……綺麗な光の世界に憧れて」 その光景から、春先に咲くとある”花”の名前がつけられた。
香芝 つつじ:「でもそれは自分の物じゃないと思っていた!」 その花の名前は”アザレア”。
香芝 つつじ:「それなのに……私に、手を差し伸べてくれる人がいて」 ”アザレア・ストーム”の名の由来である。
香芝 つつじ:「楽しかった……本当に楽しかったんだ!」 その名の元となった異能を込めた銃弾を、銃口を上空に向ける。
香芝 つつじ:「だから……今度は私が誰かを楽しませたい!」 ドォンッ!という音とともに発射。軌跡に翠風と紅光をまき散らせながら……
香芝 つつじ:「来てくれ……清画川さん!」 まるで、花火の様に閃光が破裂する。暗い影を、不安を、暗澹を散らす光と風の奔流が周囲を包む。
香芝 つつじ:「さあ!」 その光の中で、香芝つつじは清画川瑠衣へと手を差し伸べた。
《ノイズ》:ジリジリと焼け付くようなノイズ音。
清画川 瑠衣:それだけでよかったはずだった。
《ノイズ》:綺麗な音も景色も思い出も要らなかった。
清画川 瑠衣:そんなくだらないものは要らないと、思っていた。
《ノイズ》:それでも。
清画川 瑠衣:それでも。
《ノイズ》:「いいなあ」「うらやましい」「自分にはできないけど」
清画川 瑠衣:羨望と諦観と――憧憬と。
《ノイズ》:ノイズに隠れて聞こえなかっただけで、それはきっと。
清画川 瑠衣:ずっとどこかに、あったもの。
《ノイズ》:「――――ああ」
《ノイズ》:「嫌だなあ」
《ノイズ》:放り捨てるような一言と共に、昏い人影がざらりと崩れる。
GM:合わせて、生徒たちもひとりまたひとりと、その場に膝をついた。
GM:みな気を失っており、ちょっとした怪我がある者もいるが、致命的なダメージはないようだ。
清画川 瑠衣:――彼女も、また。
清画川 瑠衣:地面に倒れ、曖昧に伸ばされた手は、香芝つつじの方を向いていた。
香芝 つつじ:「清画川さん……」 地面に倒れた彼女の手をとり、ぎゅっと抱きしめる。
GM:――それから何と言われるかは、まだ分からなくても。
GM:手は、届いた。
GM:
エンディング:あたしたちの大作戦
GM:【シーン10:あたしたちの大作戦】
GM:
GM:《ノイズ》は散り散りになり、操られていた生徒たちも我を取り戻した。
GM:あなたたちは貧血とかなんとかと理由を付けて、彼ら彼女らを保健室に届けるなど暗躍し――
GM:――そして今、あなたたちにとっての「本題」を、目の前にしていた。
GM:夕暮れの体育館、その舞台袖。
GM:ステージには既にセッティングされた楽器と譜面台。
GM:ざわざわと鳴る、生徒たちの期待の声。
GM:そう、期待。弾んだ声、これからのわくわく、そういったもの。
GM:あなたたちが確かに守り、取り戻した日常が、そこにある。
上条 恋:「……結局、悪のバンド怪人は見つけられなかったけど」
上条 恋:「音子ちゃんもみんなも無事でよかったよ~~~」
音子:「心配かけてごめんね……ありがとう」
上条 恋:「音子ちゃんも帰ってきた、楽器の不調もなんか知らないうちに直ってた!」
上条 恋:「……あたしたちの大作戦、その集大成」
上条 恋:「みんな、準備はいい?」
夜寒夢衣:「完璧。ひゃくぱーおっけー」
香芝 つつじ:「うむ! 練習は裏切らないし、私たちは出来る限りの練習を積んだ」
香芝 つつじ:(ついでに言えば、闇のバンドエネルギーの件も片付いたし、後は……)
香芝 つつじ:急に不安が押し寄せてくる。指先が微かに震えるのがわかる。
香芝 つつじ:パァン! 両手で自分の頬を叩いた。
香芝 つつじ:「私も……ひゃくにじゅっぱーせんと、おーけーだ!」
岩鳥 禅:「お、お、おれ……」
岩鳥 禅:戦闘が終わり、ねこちゃんの無事を確認してから、安心で力が抜けてしまったように
岩鳥 禅:ずっと小刻みに震えている。
上条 恋:「禅ちゃんしっかり!」
岩鳥 禅:「どうしよ恋ちゃん…!これが武者震いってやつなんかな!?」たぶんちがう
香芝 つつじ:「岩鳥くんが緊張するなんて珍しい」
岩鳥 禅:「…だって、」演奏の後には、告白タイムが控えている。
岩鳥 禅:「うーーーだめだだめだ!」
岩鳥 禅:「香芝!」
香芝 つつじ:「んっ!?」 急に名前を呼ばれてびっくり
岩鳥 禅:「おれのほっぺも叩いてくれ!!」
岩鳥 禅:「香芝のパッション、ちょっと貸して!!お願い!」
香芝 つつじ:「……いいのか?」
岩鳥 禅:こくこく頷いている。
香芝 つつじ:「わかった。では……!」 鋭いスナップを利かせた一撃……!
香芝 つつじ:1dx 【白兵】
DoubleCross : (1DX10) → 1[1] → 0 (ファンブル)
香芝 つつじ:「ああっ!?」
香芝 つつじ:…………ぽすっ
香芝 つつじ:その一撃は……蚊が止まるほどにささやかなものであった。
夜寒夢衣:4DX+4 白兵
DoubleCross : (4DX10+4) → 9[1,3,7,9]+4 → 13
夜寒夢衣:香芝の手の上に重ねるようにして岩鳥の頬を叩いた
岩鳥 禅:「へぶっっっ」とてもいたい!
夜寒夢衣:「気合注入」
上条 恋:「禅ちゃんの首がぐぎって!」
香芝 つつじ:「夜寒さん、ありがとう……」 ちょっと叩かれた手の甲がジンジンと痛い。
岩鳥 禅:「いッッたあ~~~!!!夜寒の平手はガチのやつじゃんかよ~!!!」
岩鳥 禅:「……でも、師匠直々の気合もらったから、ひゃくごじゅっぱーせんと!」
岩鳥 禅:「香芝のやさしいやつで、にひゃくぱーせんと!」
岩鳥 禅:「ん、これで絶対大丈夫!」
岩鳥 禅:ねこちゃん心配してくれたりしないかなーってちらっと盗み見てみたりする。
音子:「…………」
音子:す、と手を構える。「私も叩いた方がいい?」の顔をしているぞ!
岩鳥 禅:「……!」
岩鳥 禅:「えと、えと、…いいの……?」撫でてくれると思っている。
夜寒夢衣:「力いっぱいやって」
夜寒夢衣:「全員で気合注入」
岩鳥 禅:「エッ」
音子:「わかった」むん
音子:1dx 白兵
DoubleCross : (1DX10) → 10[10]+3[3] → 13
音子:スパァン!!!!という気持ちのいい音と共に平手が飛びました。客席がざわついた。
岩鳥 禅:「ンギャッッッ」
岩鳥 禅:「…………」
香芝 つつじ:「痛そうだな……」
岩鳥 禅:ちょっと間が空いて、黙って深々と頭を下げた。これはこれでありだなとか思いながら。
岩鳥 禅:「……っし!」
岩鳥 禅:顔を上げる。
岩鳥 禅:「ねこちゃんからの愛の鞭で、さんびゃくぱーせんと!」
音子:「気合じゅうぶん。いいこと」うんうん
上条 恋:「それじゃあ……」
上条 恋:「『Fu-Rin♡Ka-Zan』――行くよッ!!」
GM:
GM:舞台に立つ。わあわあと生徒の声がする。
GM:照明がステージを照らし、客席は暗くなっている体育館は、見慣れた場所のはずなのにどこか違って見える。
榊 隆司:暗がりの中、壁にもたれて、榊の姿も見える。
GM:そのさらに奥、より暗くより遠いところに。
清画川 瑠衣:知った女子生徒が、見えた気がした。
香芝 つつじ:「……っ!」
香芝 つつじ:「…………!」 暗がりの中に見えたその姿に、軽く手を振る。
清画川 瑠衣:反応はない。ただじっと、今にも踵を返しそうな、入り口の近くに佇んでいる。
榊 隆司:榊はひらと手を振った。お前そういうところだぞ。(GM発言)
岩鳥 禅:「りゅーくん!!ちゃんといるなー!よし!」
岩鳥 禅:自分もぶんぶん手をふりつつ、もう片手で恋ちゃんの手をとって一緒に振る。
上条 恋:ぶんぶーん!
上条 恋:「えっと!!!」マイクに向かって
上条 恋:「あたしたち『Fu-Rin♡Ka-Zan』の演奏を聞きに来てくれて、ありがとう!」
上条 恋:「はじめてのバンド活動で、たくさん大変なこともあったけど……」
上条 恋:「でも! 届けたい想いがあるから! 譲れない気持ちがあるから! あたしたちは歌い、奏でます!」
上条 恋:「――それじゃあ、聞いてください!!」
GM:盛り上がっていた客席が、す、と静まり――
GM:――あなたたちの演奏が、始まった。
香芝 つつじ:トン トトン トン…… イントロの軽い打ち込み。演奏の始まりを告げ……そして
香芝 つつじ:「…………!!」 次の瞬間から、徐々にテンポアップする力強い打ち込みが始まる。
夜寒夢衣:優しく、力強く。王道のカノンコードの旋律が乗せられていく
音子:全体を支えるベース。決して前面に出すぎることなく、しかし存在感がないわけでもなく。
音子:そこに在る、と確かに感じさせる、土台の部分だ。
岩鳥 禅:そこに、派手な彩を乗せるように、ギターの音色が加わる。
岩鳥 禅:びりびりと、空気が震えるような感覚がする。
岩鳥 禅:曲が始めるこの瞬間が、全員の音が混ざっていくこの瞬間が、何よりも好きなのだ。
上条 恋:「――♪ ――♪」明るい声が音に乗る。
上条 恋:歌うことは好きだ。楽しい気持ちになれるし、好きだと言ってくれる人がいるから。
上条 恋:もう一度、いいや何度でも、好きだと言ってもらいたくて。
上条 恋:「――♪♪!!」張り上げられた声が、クライマックスへと熱く加速していく。
香芝 つつじ:ダダダダッ! クライマックスが近づくにつれて、ドラムロールも熱く、激しく重ねられていく。
香芝 つつじ:(上条さん……!) 今は、恋敵となってしまった彼女。”あの日”光の中に導いてくれた彼女。
香芝 つつじ:(頑張れ……!) そんなあの子の、一世一代の大勝負。大好きで、大事な彼へのメッセージソング。
香芝 つつじ:(頑張れ……!!) だからこそ、一切の手抜きなく友人を応援したいという純粋なパッションを込めて、演奏を紡ぐ。
夜寒夢衣:デクレッシェンド。キーボードの音は小さく。他の音を際立てるように
夜寒夢衣:ちら、と視線を皆に。
夜寒夢衣:アッチェレランド。ラストスパートに向けて激しく加速させていく
音子:時に強く、時に弱く。あくまで裏方に徹しながらも、その力強さは揺るがない。
音子:――その瞳が、つ、と岩鳥禅に向けられた。
音子:終盤の見せ場、ギターソロ。
音子:その担当が彼だから、意識が向いた。それだけのこと。
音子:けれど、そんな「人間らしい」動きはきっと、彼女があなたたちと共に在る中で培ったものだった。
岩鳥 禅:隣で、すぐ後ろで、同じステージで感じる熱い息遣い。
岩鳥 禅:どこかでもまっすぐに届けようとする、歌声。
岩鳥 禅:気合を入れるように優しく急かす、ドラム。
岩鳥 禅:軽快に背中を押してくれる、キーボード。
岩鳥 禅:そして、皆の熱量を支えるように力強く在る、ベース。
岩鳥 禅:その目が、自分を、見ている。
岩鳥 禅:「――――!」
岩鳥 禅:応えないと。ううん、応えたい。
岩鳥 禅:いまその瞳に映る自分の姿が、最高のものであってほしい。
岩鳥 禅:その一心で、ギターを激しく掻き鳴らす。
岩鳥 禅:体温が、際限なく上がっていく。
岩鳥 禅:「ね、」
岩鳥 禅:何も考えられなくなった頭で、息継ぎの吐息と一緒に、言葉が漏れた。
岩鳥 禅:「――ねこちゃん!!!!」
岩鳥 禅:「好きだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
岩鳥 禅:大きな大きな声で。
岩鳥 禅:体育館の中心から、外まで響き渡るような声で。愛を、叫んだ。
香芝 つつじ:「うなっ!?」 突然の岩鳥くんの挙動にビックリするが、演奏は止めない。
夜寒夢衣:動揺はない。よどみなく旋律を連ねていく
上条 恋:驚きと、それ以上の「ああ、禅ちゃんだなあ」という気持ちで笑ってしまう。
上条 恋:あたしが/あのこが、りゅーくんを好きなように
上条 恋:大事な幼馴染の好きの気持ちも、届くべき人に届けばいいなあ、と思いながら、歌声を響かせる
音子:「……」手は止めないまま、ぱち、とまばたきをひとつ。
音子:ぱち、ぱち、ともう数回まばたきをしてから、
音子:「……?」どうすればいいのか困ったように、ちいさく笑った。
岩鳥 禅:自分が大声で何を叫んだのか、ねこちゃんにどうしてほしかったのか。
岩鳥 禅:なにも、何も考えられない。
岩鳥 禅:ただただ、パッションに取りつかれて、この気持ちを音にすることしか考えられなくて。
岩鳥 禅:けれど、そのちいさな笑顔に、また心臓が音を立てた。
岩鳥 禅:そうやって笑ってくれただけで、じゅうぶんだった。
GM:――音が終わる。場が静まり返る。
GM:一瞬の後、体育館は歓声と拍手に包まれた。
榊 隆司:しばらく呆気にとられた様子だったが、慌ててぱちぱちと拍手をしている。
清画川 瑠衣:拍手はしていない。退出も、していなかったが。
上条 恋:「ありがとうーー!!」手を振り
香芝 つつじ:激しいドラムロールの後、息を整える間もなく上条さんへと視線を向ける。
香芝 つつじ:岩鳥くんの行動には呆気に取られてしまったが、今が彼女の勝負の時だ。
上条 恋:「この一曲は、あたしのラブとパッションです。みんなに聞いてもらったけど、あたしが届けたいのは、ほんとはたったひとりです」
上条 恋:「でも、これはあたしだけじゃできなかったことで」
上条 恋:「ラブとパッションを歌にしたいのも、また、あたしだけじゃない」
上条 恋:つつじちゃんを見る。
上条 恋:「あたしの『大好き!!!!』を聞いてくれてありがとう」
上条 恋:「今度は、あたしの大好きな親友の声を、聞いてください!!!」
上条 恋:つつじちゃんにマイクをパスする!
香芝 つつじ:「えっ! あっ」 戸惑いながらも、マイクを受け取る。
香芝 つつじ:「…………。」 じっ、と上条さんを見つめる。いいの?と問いかける様に。
上条 恋:「つつじちゃん!!」
上条 恋:「真剣勝負、だよ!!」
香芝 つつじ:「…………っ!」
香芝 つつじ:「ああ!」
香芝 つつじ:そして、一歩前へ出る。ステージの最前線。光に満ちたその場所へ。
香芝 つつじ:「私は……上条さんのようにみんなに元気な言葉を届けるのは苦手だ」
香芝 つつじ:「だけど聞いてほしい……この学校に来て、初めて知った私のパッションと……」
香芝 つつじ:「ラヴを……」
香芝 つつじ:夜寒さんと音子さんへ合図をする。
音子:頷いて、拍を合わせる。
夜寒夢衣:旋律をそこにのせる
香芝 つつじ:香芝つつじが選択した曲は、先ほどの曲とは全く違うムーディーで落ち着いた曲だ。
岩鳥 禅:「!!!」
岩鳥 禅:今度は禅は、ぱちり、と瞬きをする方で。
岩鳥 禅:けれど。
岩鳥 禅:何も知らなかったなりに、何もわからないなりに。
岩鳥 禅:「香芝……!」
岩鳥 禅:「全力で、がんばれ!!!」
岩鳥 禅:それでも、届いてほしいって、応援したいって、心から思うから。
香芝 つつじ:岩鳥くんの応援に一つの頷きで返す。
香芝 つつじ:しっとりと、情感のある曲調の中にちろちろと燃える炎のような情熱。
香芝 つつじ:曲が進むにつれてその炎はより大きく、全てを飲み込む程に大きくなっていく。
香芝 つつじ:(榊くん……)
香芝 つつじ:この学校にやって来て、皆と歩んだ時間は驚くほどに短い。
香芝 つつじ:それでもその中に込められた思い出は、数えきれないほどにある。
香芝 つつじ:その一つ一つを思い返すように、”ただ一人”に向けてその想いを歌い上げる。
香芝 つつじ:シン――――…………。
香芝 つつじ:「以上、終わり……です。」
香芝 つつじ:それは、決して激しいわけではなく、決して騒がしいわけでもない。
香芝 つつじ:ただ……芯に込められた力強さを、たった一人の人間に対する想いを歌い上げる。
香芝 つつじ:そんな演奏であった。
GM:しばし、体育館を静寂が満たして。
GM:誰かの、拍手。
GM:ほんの一人から始まったそれはさざ波のように広がって、空間を包み込んだ。
GM:皆で盛り上がっていた先ほどとは違う、圧倒されたような反応。
GM:それが決して不快感ではないことは、生徒たちのきらめく表情が物語っていた。
上条 恋:ぎゅっと、泣きそうな顔を笑顔にして。
上条 恋:「――ありがとうございました!!」
上条 恋:ぺこりと、客席へ礼をした。
GM:
エンディング1:祭りの後・A面
GM:【シーン11:祭りの後・A面】
GM:
GM:『Fu-Rin♡Ka-Zan』のライブは大成功を収めた。
GM:上条は興奮冷めやらぬまま打ち上げを提案し、あなたたちは学生向けのファミレスでひとしきり騒いだり笑ったり泣いたり……
GM:存分に「青春」を、した。
GM:積もる話はまだまだあれど、そろそろ帰ろうかという時間。
GM:店の外に出たあなたたちは、涼しい夜の風を受けながら、それでもなんとなく帰りがたく立っていた。
音子:「…………不思議な感じ」
音子:「あのノイズを止めなきゃって思ったときもそうだったし、今もそうだけど」
音子:「私、こんなに外に出られるんだ」
音子:いつも通りぼんやりと、けれど少し嬉しそうに呟く。
岩鳥 禅:「さっすがねこちゃん!!やっぱねこちゃんのパッションが通じたんだって!」
岩鳥 禅:「んじゃあ、これからは色んなとこ一緒にいけるなーっ!今日の打ち上げみたいにご飯いったり、どっか遊びに行ったりも…」
岩鳥 禅:そわそわしている。
岩鳥 禅:叫んでしまったはいいものの、特に何をどうしたいとも伝えていない。
岩鳥 禅:何より。
岩鳥 禅:「……最高のタイミングと最高のシチュエーションで告白するって計画してたのに…」
岩鳥 禅:衝動で全ての計画が狂い、自分でも今どういう状況なのか、宙ぶらりんになってしまっているのだ。
音子:「……そういえば禅くん、ライブの時」
音子:「私が大好きって叫んでなかったっけ」
音子:さらっと。
岩鳥 禅:とっさに向けた笑顔のままガチンと固まる@普段
岩鳥 禅:「あっあああああれはその」
岩鳥 禅:「…………サケビマシタ」
音子:「うん」
音子:「あれはどういう意図があって、私はどうすればいいのか聞いておこうと思って」
音子:さらさらっと。
岩鳥 禅:「エッ エッ えと」
岩鳥 禅:おろおろしている。完全に何もかも吹き飛んで頭が真っ白で。
岩鳥 禅:けれど、ぐ、と奥歯を噛んで。
岩鳥 禅:覚悟を決める。頭が真っ白なりに。
岩鳥 禅:「ね、ねこちゃん」声がひっくり返っている
音子:「うん」穏やかに聞いている
岩鳥 禅:「大好きです!!!!!!!!」
岩鳥 禅:がばっと頭を下げる。なにを頼んでいるわけでもないのに。
岩鳥 禅:「……えっと」ちらっと目線だけ上げて
岩鳥 禅:「ねこちゃんはおれのこと、どう思ってる……?」
音子:「どう」首をかしげて
音子:「……私は、禅くんのこと」言葉を選んで
音子:「ギターの人だと思ってる」きっぱり。
岩鳥 禅:「……」ぽかん
岩鳥 禅:「えっうん、おれさっきまでギター担当だったけど、うん」
岩鳥 禅:「………他ってなにかある?こう、……もうちょっと主観的なやつ…」
岩鳥 禅:「そう!らぶとかパッションとか!らぶとか!!!」
音子:「よくわからないけど、禅くんのギターはいいと思う」そうじゃねえのよ
岩鳥 禅:「えっほんと!!ねこちゃんに褒めてもらえるのうれしいなあ!」
岩鳥 禅:「じゃなくて」
岩鳥 禅:「……ほんとにそれだけ…?」
音子:「?」きょとんとしている
音子:本人としてはかなり好意的表現なのだが語彙がバンドしかない。
岩鳥 禅:「そっかあ」
岩鳥 禅:「…………そっかあ……」
岩鳥 禅:そのまま脱力するようにぺたんと座り込む。
岩鳥 禅:「…へへ。じゃあ、おれ、もうちょっとギターがんばってみちゃおっかな」
岩鳥 禅:このまま、”ギターの人”ですらなくなってしまうのは、さすがに寂しすぎるから。
音子:「うん。禅くん、ギター似合うよ」
音子:「学祭は終わったけど」
音子:「またいつでも、部室に来てくれると」
音子:「……きっと私はうれしい」
音子:そのことに今気が付いたような様子で、そんなことを言った。
岩鳥 禅:「………えっ」
岩鳥 禅:脈はないともうわかっているのに、心は単純に少し上を向く。
岩鳥 禅:「……うん!絶対、行く。待ってて」
岩鳥 禅:少しだけ眉を下げて笑った。
GM:青春の、ひとつのかたちが終わる。
GM:それでもあなたの道は続いていく。
GM:またいずれ交わる未来も――どこかに、あるのかもしれない。
GM:
エンディング2:祭りの後・B面
GM:【シーン12:祭りの後・B面】
GM:岩鳥と音子が話しているそのころ。
GM:香芝と上条は、榊と合流していた。
GM:打ち上げの後に呼び出したのは「打ち上げは憂いなくやりたい」という上条の主張によるものだったが――
GM:そんな遅い時間でも応じてくれる榊のことを、そういうところなんだよな、とあなたは思ったかもしれない。
榊 隆司:「…………」気まずげに頭を掻いている
香芝 つつじ:(と、とうとう来てしまった……この時が)
香芝 つつじ:(大丈夫……気持ちは歌で伝えたし、何を言うかも昨晩のうちに紙に書いて……)
香芝 つつじ:ポケットに手を入れる。そこには何もない。
香芝 つつじ:(…………?)
香芝 つつじ:(………………!!??)
香芝 つつじ:バッ バッ バッ と不審な動きで体中を確認する。
香芝 つつじ:(し、しまったァ~~~~~~~!!)
上条 恋:「!?」親友兼ライバルが急に踊り出したのでびびる(踊ってはいない)
香芝 つつじ:(い、いかん! 急に緊張で…… 手に汗が……!)
香芝 つつじ:バッ バッ バッ と踊る様な奇妙な動き。
香芝 つつじ:手汗を拭きながら、どこかに原稿がないか探しているのだ!!
上条 恋:「つ、つつじちゃん!」その手をぎゅ!とする
香芝 つつじ:「上条さん!?」 ぎゅっ とされる
上条 恋:「気持ちは分かるから落ち着いて!」手がビビビビビと振動している
香芝 つつじ:「…………!」
香芝 つつじ:「はぁ……私はいつも君に迷惑をかけてばかりだ」
香芝 つつじ:震える手を握り返す。緊張しているのは彼女も同じようだ。
香芝 つつじ:「榊くん……」 意を決して、傍に佇む彼の方へと顔を向ける。
榊 隆司:「……ん」こちらも緊張した面持ちで
榊 隆司:「えーと……まず、ライブお疲れさん」
香芝 つつじ:「……!」 「あ、ありがとう……」 緊迫した表情が少し緩む。
香芝 つつじ:「…………。」 「…………。」 「…………。」 言うべき言葉を探すように視線が泳ぐ。
香芝 つつじ:「あの……どう、だった?」
榊 隆司:「……すげえよかったよ。拍手すんの一瞬忘れた」
榊 隆司:「岩鳥風に言うとパッションってやつ」ぎこちなく冗談めかして
香芝 つつじ:「うん……みんなでたくさん練習したからね」
香芝 つつじ:「上条さんも凄い張り切って。榊くんに思いを伝えるんだー! ……って」
香芝 つつじ:「…………。」
香芝 つつじ:「”私の”は……?」
榊 隆司:「香芝のもすげえよかった。いや、よかったっつうか……」
榊 隆司:「……圧倒された、って言った方が近いか」
香芝 つつじ:香芝が学園祭で歌った曲。それは一昔前のブルースであった。
香芝 つつじ:孤独を歌い。その中からの救いと強い”想い”が込められた曲。
香芝 つつじ:元々情感を乗せるのに向いた選曲であったが、香芝のソレはただ歌う事以上に……
香芝 つつじ:「そう。伝わってたんだ」
香芝 つつじ:ちらりと、上条さんに目配せを送る。
香芝 つつじ:”いいの?”と問うような視線。
上条 恋:頷く。握りしめた拳は震えているけれど。
上条 恋:「真剣勝負、だもん」
香芝 つつじ:その言葉に一瞬だけ「ごめん」と言いそうになり……
香芝 つつじ:口を噤んだまま、強く頷きだけを返した。
香芝 つつじ:「榊くん」
香芝 つつじ:「私がここにやって来た時、私は学校の事なんてなんとも思ってなかった」
香芝 つつじ:「ただ……漫然と時間を過ごせれば、それでいいって思ってた」
香芝 つつじ:「でも、違った」
榊 隆司:「……」黙って聞いている
香芝 つつじ:「榊くんが、上条さんが、一人きりの私に孤独を教えてくれて……連れ出してくれた」
香芝 つつじ:言葉が止まらない。溢れる思いが止めどなく流れ続ける。
香芝 つつじ:「ぶっきらぼうに、机を並べてくれた榊くんが好き」
香芝 つつじ:「移動教室がわからなくて戸惑っていた私に傍で一緒に連れ添ってくれた榊くんが好き」
香芝 つつじ:「榊くんと一緒にこの学園を探検した思い出も……少しだけ危険な目に遭った思い出も」
香芝 つつじ:「全部、全部……大好き」
香芝 つつじ:「榊くん……」
香芝 つつじ:「私は……あなたの事が、好きなんだ……」
香芝 つつじ:そう、言い切り
香芝 つつじ:「”私”を」
香芝 つつじ:「選んでください」
上条 恋:「りゅーくん」
上条 恋:「あたしもつつじちゃんも、本気の本気の真剣勝負だから」
上条 恋:「……りゅーくんに距離取られた理由はわかんないし、話したくないならそれでもいいけど」
上条 恋:「でも、あたしはそれがすごく嫌だったし、悲しくて寂しかったし」
上条 恋:「ああ、あたしって本当にりゅーくんが好きなんだなって、改めて思ったの」
上条 恋:「不器用だけど優しくて、かっこいいけどかわいいところもあるりゅーくんが大好き」
上条 恋:「りゅーくんにも、あたしのこと、ずっと大好きでいてほしい」
上条 恋:ふう、と息を吐いて
上条 恋:「”あたし”を」
上条 恋:「選んでください」
榊 隆司:「………………」
榊 隆司:二人を見て、苦い顔をする。
榊 隆司:「……俺はそんなに大層な奴じゃないけど」
榊 隆司:「そういう気持ちを、伝える、ってのは、すごいことだと思うし、有難いと思う」
榊 隆司:ひとつひとつ、言葉に悩みながら。
香芝 つつじ:(ああ……)
香芝 つつじ:(やっぱりこの人は、誠実な人だ……)
香芝 つつじ:榊くんが必死になって言葉を選んでいる事を悟る。
香芝 つつじ:(そういうところが……)
榊 隆司:「えっと……」呼吸をひとつ。
榊 隆司:「……嫌いとか、迷惑とか、そういうのじゃない」
榊 隆司:「でも俺はひとりしか選べないし、そうじゃないといけない、から」
榊 隆司:「……いや、」
榊 隆司:「俺が、選ばれたいのは……ひとり、だから」
榊 隆司:「………………」
榊 隆司:「…………ごめん、香芝」
香芝 つつじ:「うん…………」
香芝 つつじ:わかっていた事だ。榊くんは誠実な人で、そんな彼の隣に立つのは……
香芝 つつじ:「知ってた。榊くんは上条さんの事が大好きなんだって」
上条 恋:榊の答えにぴゃっとしていたが、またぴゃっとしてつつじちゃんを見た。
香芝 つつじ:「……ありがとう。上条さん」
香芝 つつじ:「私と、ちゃんと向き合ってくれて」
上条 恋:「つつじちゃ、」ぶわっと涙があふれる
香芝 つつじ:「それと榊くんもありがとう」
上条 恋:「つ"つ"じち"ゃ"ん"~~~~!!!!!」ぎゅっっっっ
香芝 つつじ:「わっ わっ ええっ!?」
香芝 つつじ:「上条さん……ちょっと……抱き着く相手が違うんじゃ」
香芝 つつじ:「い、いや。決して不順異性交遊を奨励してるわけじゃないけど……でも」
香芝 つつじ:助けを求める様に榊くんに視線を送る。
榊 隆司:「……俺のことが嫌になっても、上条とは変わらずいてくれって」
榊 隆司:「言うまでもなかったな」ふ、とまだ少し苦しげだが微笑む
香芝 つつじ:「嫌いになるわけがないよ」
香芝 つつじ:「ほら、上条さんも涙を拭いて」 ポケットからハンカチを取り出して彼女の目元に
上条 恋:「う~~~」べそべそ
上条 恋:「あ、あたし……」
上条 恋:「りゅーくんを好きなことにかけては、誰にも負けないって、思ってた」
香芝 つつじ:「うん…… うん……」
上条 恋:「でも、つつじちゃんが、センセンフコクしてきて」
上条 恋:「あたしと同じくらい、気持ちがすっごくつよい子が、こんな傍にいたんだって」
上条 恋:「どきどきしたし、はらはらしたし、でもつつじちゃんのことは好きだし~~~~」
上条 恋:み”~~~~~とまた泣いている
上条 恋:「やだ~~~~つつじちゃんにもあたしのこと好きでいてほしい~~~~!!!」
上条 恋:情緒がメチャになっている様子
香芝 つつじ:「言われなくても、大好きだよ」
香芝 つつじ:「大好きだから……こんなにも……」
香芝 つつじ:(あ、マズい……)
香芝 つつじ:心の中で何かが溢れ出しそうになる。
香芝 つつじ:二人の新たな門出には相応しくない、涙が。
香芝 つつじ:「上条さん、君には榊くんがいるだろう?」
香芝 つつじ:「だから……私は大丈夫だから、彼の所に行きなよ」
香芝 つつじ:そう言って、抱き着く上条さんをそっと引き離し、榊くんへと送る。
香芝 つつじ:「この後、夜寒さんと会う約束があるんだ!」 二人に背を向けながら
香芝 つつじ:「だから、君たちも、今日だけは二人きりで……ね」
上条 恋:べしょべしょしながら頷く
上条 恋:「つつじちゃん、ほんとに、いっぱいありがとう」
上条 恋:「また、学校で、ね!!」最後にぎゅ!!!
香芝 つつじ:このお人好しめ、と心の中で思う。
香芝 つつじ:(ありがとうを言うのは……私の方だ)
香芝 つつじ:「ああ、また明日……学校で!」
香芝 つつじ:片手を軽く挙げ、別れの挨拶をする。
香芝 つつじ:そのまま、二人と離れる様に人気のない道を進んでいく。
香芝 つつじ:「うっ……」
香芝 つつじ:「く、う…………っ!」
香芝 つつじ:道端に蹲り、身体を小刻みに振るわせる。
香芝 つつじ:この道を通る者は誰もいない。一人きりの空間。
夜寒夢衣:「……」
香芝 つつじ:「…………。」 顔を少し上げ、見られていた事に気付く。
夜寒夢衣:「……」くい、とついてこいとばかりに首を振る
香芝 つつじ:「…………っ」 ゴシゴシと袖口で両目を擦る。
香芝 つつじ:「いつから見てたんだ?」
夜寒夢衣:「途中。香芝がダンスしてたところから」
香芝 つつじ:「ふんっ」 という事は、一通りの無様を見られていたという事だ。
香芝 つつじ:今更、見られて困る様な失態なんてない。
香芝 つつじ:「…………行こうか」
夜寒夢衣:「承諾。あとこれ」ポケットから便箋を取り出し香芝に返す
香芝 つつじ:「う、ん……?」 受け取り。その中身をマジマジと見つめる。
香芝 つつじ:「お前っ……これ!」
香芝 つつじ:どこかに無くしたはずの原稿だ。
夜寒夢衣:「落ちてた」
香芝 つつじ:「…………~~~~~~~~~ッ!」
香芝 つつじ:「はあ……まあいい、終わってみれば全部けっかおーらいだ」
香芝 つつじ:君の言い方で言えばね、と付け加える。
夜寒夢衣:「香芝のポケットの中に落ちてた」ふふ、と笑う
香芝 つつじ:「うわ! 腹立つ言い方!」
香芝 つつじ:「まったくもう……」
香芝 つつじ:「そういえば岩鳥くんの方は……?」
香芝 つつじ:「え!?ギターの人?」
香芝 つつじ:些細な、とりとめのない会話は続く。
香芝 つつじ:(まったく……本当に君という人は)
香芝 つつじ:それが、彼女が出来る最高の”励まし”なのだと、今は理解できる。
香芝 つつじ:(だから、少しだけ……)
香芝 つつじ:(元気が出たよ)
香芝 つつじ:(ありがとう……夜寒さん)
香芝 つつじ:二人の少女はそうしてこの場を去って行った。
GM:
エンディング3:アンコール!
GM:【シーン13:アンコール!】
GM:二人の少女が訪れたのは遅くまでやっているチェーンのファミリーレストラン。
GM:その一席には、数時間前までギターを担当していた少年が小さくなって座っている。
GM:言うなれば二次会、あるいは延長戦、あるいは――そう。
GM:君たちだけの、アンコールタイムだ。
岩鳥 禅:べそべそとテーブルに伸びている
夜寒夢衣:「DB01、AA05、AA15、PZ01、PZ06」
香芝 つつじ:「うう~ ううう~~~」 黄色い液体が入ったジョッキを握りしめて唸っている。
香芝 つつじ:もう随分と飲んでいる。
夜寒夢衣:しばらくしてエスカルゴのオーブン焼きとポップコーンシュリンプ、マルゲリータピザ、コーンピザがテーブルに並べられた
岩鳥 禅:「ねこちゃん……ねこちゃんんん……」
夜寒夢衣:ドリンクバーでとってきたオレンジジュースをこくこく飲んでいる
岩鳥 禅:メロンソーダをちびちび飲んでいる。あんまり減っていない。
香芝 つつじ:黄色い液体だ。表面には白い泡が軽く泡立っている。
夜寒夢衣:「岩鳥」ポップコーンシュリンプをもぐもぐ食べながら
夜寒夢衣:「ねばーぎぶあっぷ。音子とはまだ会える」
岩鳥 禅:「ししょぉ゛゛゛ッ゛……」
岩鳥 禅:べそべそ泣きついている
香芝 つつじ:「岩鳥くん!」 ガツン!とジョッキで机を叩く。
岩鳥 禅:「!」びくっとなった
香芝 つつじ:「泣いている暇はないぞ……!まだチャンスは残ってるんだからな!」 そのままジョッキを持った腕が岩鳥くんの首に絡みつく
香芝 つつじ:めっちゃ 絡んでくる
夜寒夢衣:「肯定。香芝はチャンスゼロになった。岩鳥はまだチャンスがある」
岩鳥 禅:「う…うう……でもだって…」
岩鳥 禅:「ギターの人って!!!!!!!」
岩鳥 禅:「そんなさあ、友達どころか……」
香芝 つつじ:「うぐっ!!!」 チャンスゼロの部分に反応して
香芝 つつじ:「そ、そうなんだよ……私の方はチャンスゼロなんだよぉ……」
夜寒夢衣:「ねばーぎぶあっぷ。すてっぷあっぷして『すごいギターの人』になればわんちゃんある」めちゃくちゃ笑いを押し殺している
香芝 つつじ:「うむ」
岩鳥 禅:「う、ううう、でも、」
岩鳥 禅:「その時はねこちゃんから見たおれが『すごいギターの人』にアップデートされるだけなんじゃ…」
岩鳥 禅:「結局おれはギター持ってないと無力……」べそべそぐずぐず
夜寒夢衣:「岩鳥、ピザが冷める」コロコロとカッターで切り分けて配る
岩鳥 禅:笑われてるのは気付いていない
香芝 つつじ:「それは違うぞ。岩鳥くん」
香芝 つつじ:「恋愛というのはインプレッションの数だ」 どこかのハウツー本で読んだような事を語り出す。
香芝 つつじ:「つまり今の岩鳥くんのインプレッションをこれくらいとして」 腰くらいに手を置く
岩鳥 禅:「ウッ」ひくい
香芝 つつじ:「『すごいギターの人』になればこれくらいになる!」 頭の上に手が置かれる。
香芝 つつじ:「そうすると……相手の印象にも残りやすい!」
香芝 つつじ:「…………と、本に書いてあった」 小声で
夜寒夢衣:ぱちぱち、と小さく拍手をした
夜寒夢衣:「香芝、そこまで分かってて負けるんだ」
香芝 つつじ:「うがっ!!」 銃で頭を撃たれたように後ろに吹っ飛ぶ。
岩鳥 禅:「うううう……でも、おれ…おれ……ッ」
岩鳥 禅:片手でまたちびちびとコップを傾けて、けれどピザに手を付ける気配はない。
岩鳥 禅:否、もう片手がふさがっている。
岩鳥 禅:そこには、用意していたのに渡せなかった花。
岩鳥 禅:簡易的だが色鮮やかなアザレアの花束を、ぎゅっと握りしめている。
岩鳥 禅:「………香芝はさ、やっぱかっこいいや」唐突に
香芝 つつじ:「うん……? 何を……」
岩鳥 禅:「おれ……フラれる以前にさ、頭真っ白になって全然ちゃんと言えなかった」
岩鳥 禅:「ねこちゃんのことどんな風に好きで、どう思ってほしくて、どうなりたいのか」
岩鳥 禅:「全然ちゃんと言葉にできなかったし……失敗しちゃった……」ぺそ
夜寒夢衣:「岩鳥はがんばった」岩鳥の口にぐいぐいとピザを運ぶ
香芝 つつじ:「ああ、そうだ。飲め」 グラスを頬に押し付ける。
岩鳥 禅:「うっそんないっぺんには…」
岩鳥 禅:「……ううん」
岩鳥 禅:「…………よおし!!!!食べるし飲む!!!うあーーーー!!!」
岩鳥 禅:無駄に叫んで、運んでもらったピザを勢いよくもしゃもしゃ食べ始める。
夜寒夢衣:「香芝もたべて」ポップコーンシュリンプを香芝の口に押し付ける
香芝 つつじ:「……食べ物で誤魔化そうとしてないか?」
香芝 つつじ:まあ食べるけど、とエビを一つ、二つと口の中に放り込み、もぐもぐ
夜寒夢衣:「食べる。寝る。そしたら……明日が来る」
夜寒夢衣:「負けても、ゼロになっても。明日が来るのは変わらない」
香芝 つつじ:「ふぁんちく(含蓄)のあることふぁ(言葉)だな……」 ごくん。
岩鳥 禅:「むごごごご」もはや言葉になってない
夜寒夢衣:「だから、力を少しでも蓄えて、明日に臨む」
香芝 つつじ:「明日……か……」
香芝 つつじ:「いや、明日を信じてみるのもいいかもしれないな」 そう言いながらごそごそと懐を漁る。
岩鳥 禅:「……そっか。…そうだよな!」
岩鳥 禅:頷いてドリンクごくごく
香芝 つつじ:「これ」 ぺしっ と叩きつけたのは一枚の書類。
香芝 つつじ:そこには『指令』という文字が大きく書かれていた。
岩鳥 禅:「んあ?」覗き込む
香芝 つつじ:「私の次の任務だ」
香芝 つつじ:『指令:香芝つつじ 貴君には〇月〇日から~』
香芝 つつじ:「……蒼季高校に留まり、状況を監視せよ。だとさ」
香芝 つつじ:「今回の一件について”上層部”に報告してみたら、”蒼季高校は情勢が不安定だ~”って話になってね」
香芝 つつじ:「それで状況が落ち着くまでしばらく監視任務を行う事になったんだ」
岩鳥 禅:「?」そもそもつつじちゃんがずっといるのが当たり前だと信じて疑わなかった顔
夜寒夢衣:「岩鳥。忘れてるかもしれないけど、香芝はチルドレンなので転校が常」
香芝 つつじ:「…………もしかして、岩鳥くん自分たちがUGNに所属してるって自覚がない?」
岩鳥 禅:「……」
岩鳥 禅:「そうだっけ!?!」転校の件
夜寒夢衣:「学校に残り続けるのはかなり、れあ案件」
岩鳥 禅:「めっちゃ馴染んでるからずっといたと思ってた!!!!」
香芝 つつじ:「く、くぅ~~~~! こんなに暢気でいられるなんてある意味で羨ましいよ」
岩鳥 禅:「香芝転校したらやだぜおれ!!!」
香芝 つつじ:「はあ…… とにかく、私もしばらくは……多分高校を卒業するまではこっちに居られるから」
夜寒夢衣:「大切。そういう、のんきな日を守るためにUGNは戦っている」
香芝 つつじ:「岩鳥くん、私は君に諦めるなって言ったけど」
香芝 つつじ:「私も、諦める気はないよ?」
夜寒夢衣:「香芝はぎぶあっぷした方が良い」ずばっ
香芝 つつじ:「は、早とちりしてるだろ!! 絶対!」
香芝 つつじ:「私が言いたいのは! 榊くんだけが学生生活の全てじゃないって事!」
夜寒夢衣:「岩鳥はどう?」香芝に尋ねる
岩鳥 禅:「お、おれ、香芝のことも応援したいしいい感じになってほしいけど恋ちゃんとりゅーくんにもずっと仲良しでいてほしいし、けど香芝のことも……って」二回言おうとして
香芝 つつじ:「岩鳥くんだって、音子さんの事もあれば、バンドの事もあるし、それ以外にもたくさんやりたい事があるんだろう?」
岩鳥 禅:こくこく頷く
香芝 つつじ:「だから……全部、全部手に入れてしまおうよ!」
香芝 つつじ:「それが……私たちのバンドのテーマだっただろう?」
岩鳥 禅:「……!!!!!」
夜寒夢衣:「肯定。はっぴーで埋め尽くして、れすといんぴーすまで行く」
岩鳥 禅:「…よし!」がたっと立ち上がる
岩鳥 禅:「ありがと、香芝、夜寒!!」
岩鳥 禅:「おれも、全部あきらめない!!!」
岩鳥 禅:ぎゅ、と両腕をふたりの肩に回して
香芝 つつじ:「わ!」
夜寒夢衣:「ん」
岩鳥 禅:「3人分のらぶとパッションで、ほしいものぜーーーんぶ手に入れちゃおうぜ!!」
岩鳥 禅:「さんびゃくぱーせんと、かんぺきな計画だな!!」
夜寒夢衣:「肯定。まちがいない」
香芝 つつじ:「う、うむ……! そうとも!それが青春……!」
香芝 つつじ:「……青春」 少し恥ずかし気に
夜寒夢衣:「提案。差し当たっては……」ごそごそとポケットからチラシを取り出す
夜寒夢衣:『町内バンド大会のお知らせ』だ
岩鳥 禅:「!!!」
香芝 つつじ:「バンド大会?」
夜寒夢衣:「二か月後。これに出る」ぴっと机のチラシを指差す
夜寒夢衣:「今度は、榊も入れる」
香芝 つつじ:「え……い、いやいや、榊くんを巻き込むのは」
夜寒夢衣:「あと清画川も呼ぶ」
岩鳥 禅:「いいな!りゅーくんも絶対楽しんでくれるって!」
岩鳥 禅:「……!」
岩鳥 禅:「おれも!おれもそれ言おうとしてた!」
香芝 つつじ:「清画川さんか……あの子は誘ってみてもいいかもな」
岩鳥 禅:「清画川、来てくれるかなあ」わくわく
岩鳥 禅:「バンド、すきになってくれるといいな」
夜寒夢衣:「なってくれる。ひゃくぱー」
岩鳥 禅:「ししょーがひゃくぱーって言うなら間違いないな!」
香芝 つつじ:「それで? 今回の目標は?」
夜寒夢衣:「皆で楽しく。昨日と変わらない今日を。今日と変わらない明日のために」
夜寒夢衣:「私たちは演奏する」
岩鳥 禅:「ついでに色んな人にバンド好きになってもらうのと、」ほら新たなる闇のバンド怪人復活阻止のために!と息巻いて
岩鳥 禅:「それから……『すごいギターの人』への第一歩!」
香芝 つつじ:「音楽の事を好きになる人が増えれば闇のバンド怪人が現れる事もないか」
香芝 つつじ:「うむ! それならUGNの方に予算も請求して……」
香芝 つつじ:「……よし、やってしまおうじゃないか!」
香芝 つつじ:「昨日と変わらない、明日も同じく巡る……」
香芝 つつじ:「日常を護る為にも!」
GM:
GM:どんなに盛り上がったアンコールも、終わるときがくる。
GM:そしてまた、次のライブが始まるのだ。
GM:あなたたちの生は、これからも続く。
GM:守りたいものを守り、愛したいものを愛するために。
GM:そう、あなたたちはなんだってできる。なんだってなりたいものになれる。
GM:若く青いあなたたちの――青春の、特権だ。
GM:
GM:DX3rd【体育館の中心で愛を叫べ】了
GM:
GM:お疲れ様でした~~~~~~~!!!!!!!
香芝 つつじ:お疲れさまでした!ありがとうございました!!!
岩鳥 禅:お疲れ様でしたーーーーーーーーーーー!!ありがとうございました!!!!!!!!!
GM:ありがとうございました 最後まで青春たっぷり
夜寒夢衣:お疲れ様でした~! ありがとうございました……!
香芝 つつじ:めちゃくちゃ良かった……
岩鳥 禅:みんなぎゅっとする
GM:超楽しかった…………
岩鳥 禅:たくさんたくさん良いものを浴びた…
香芝 つつじ:皆キャラが立ってましたね
岩鳥 禅:ほんと楽しかった~~~~~~~~~!!!!!みんなすごかった…
香芝 つつじ:岩鳥くん、ぽわっとしてるのに音子ちゃんに対してはめちゃくちゃ一途で
GM:全員なんだかんだパッション属性だった気もしますね アツかったぜ
香芝 つつじ:まさか最後にはツッコミ役に回るとは……!
岩鳥 禅:ね まさかあんなことになるとは
岩鳥 禅:いちばんの予想外
香芝 つつじ:夜寒さんは終始暗躍し続けて、もはやシナリオを陰で動かすフィクサーでしたし
夜寒夢衣:岩鳥くん、すごいギターの人目指してがんばろう~
GM:音子はめちゃくちゃがんばればなんとかならんでもないので禅くんがんばって……
GM:つつじちゃんの失恋フェーズ良すぎてマジで胸が痛かったです
岩鳥 禅:うおーーーーーっ完全に完膚なきまでに失恋する気で来たけどがんばるぞ~~~~~
岩鳥 禅:つつじちゃ………………ほんとあそこよかったですね…
GM:完全に失恋しても大丈夫なのでそこは任意に(失恋しても大丈夫とは?)
夜寒夢衣:香芝ちゃん失恋フェイズ、ギュッてなる
香芝 つつじ:背中を押す!→原稿を奪って心からの言葉を出させる!→負けを想定して慰安会を予定しておく、のコンボがヤバい
岩鳥 禅:そこに至るまでの心の動きも丁寧でほんとうにいい
香芝 つつじ:香芝は……めちゃくちゃ乗りに乗ってました
GM:夢衣ちゃんは終始学校生活が楽しそうでよかったです 元気すぎる
岩鳥 禅:夢衣ちゃんほんと強くて怒涛のボケの荒波を操作して乗りこなしてて最高
香芝 つつじ:PL的に香芝に罪悪感が沸いてきた……>失恋フェーズ
GM:なで
夜寒夢衣:夜寒、終始煽り尽くしてて面白すぎる
岩鳥 禅:NPCのみんなたちもほんっっっとよくて…
岩鳥 禅:ねこちゃ…………
GM:NPCもうちょっと情報を小出しにいい感じにしてやれたかもな~と反省しているのですが気に入ってもらえてうれしい ありがとうございます
GM:榊はシバきます
岩鳥 禅:恋ちゃんもりゅーくんも根っこがしっかりまっすぐ誠実で、ほんとうによく…
香芝 つつじ:香芝的にも榊くんがどんな人でどうしたいのかをわかってたと思うので
岩鳥 禅:りゅーくんには禅がよく言い聞かせ(ウザ絡み)しておきますんで…
香芝 つつじ:最後の失恋フェーズはそれを確かめに行くための行動だったのかな、と
GM:えーん
岩鳥 禅:ううう
夜寒夢衣:うん、これトレーラー見直してたけどPCたちの恋愛要素は勝手に生えてるんですよね……www
GM:そうだよ!!!!!
香芝 つつじ:それなんですよね
岩鳥 禅:自前なんですよね
岩鳥 禅:勝手にフラれたがる人たち
夜寒夢衣:勝手に恋愛して勝手に失恋してる
GM:GMは「どうして!?」って思ったよ でも最高だったのでOKです
夜寒夢衣:面白かったです
香芝 つつじ:まさか、岩鳥くんまで告白をしに来るとは思ってなかったので
香芝 つつじ:ビックリしました
GM:愛、叫んじゃったな
岩鳥 禅:失恋ガールがいるならせっかくだしと思って
夜寒夢衣:面白かったので恋愛を煽る友人役を存分に堪能しました
岩鳥 禅:みんなめちゃよかった…
岩鳥 禅:あと初心者ぴよのためにいっぱいいっぱい説明挟んでくださってほんとありがとうございます!!!!
GM:PCのバランスもよかったですよね~~~~
香芝 つつじ:夜寒ちゃんの立ち位置がめちゃくちゃ良い空気を吸えてて笑った
GM:本当にありがとうございます……
岩鳥 禅:またこの3人で遊びたい~~~~~
香芝 つつじ:ですね~>また遊びたい
GM:夢衣ちゃん、ずっと楽しんでるんだけどたまに本当にいいこと言うのでズルいですよね すき
香芝 つつじ:普段言ってる事はだいたい適当なのに!
夜寒夢衣:光と闇のバンド怪人の果てしないBattle……
岩鳥 禅:青春バンドTRPGストラトシャウトなら日程ある時に体験卓がてら開けますのでね…!
GM:キャッキャッ またあそんであそんで~~~~
岩鳥 禅:的確なんですよねししょう…
香芝 つつじ:ほうほう……ストラトシャウト……!
GM:何を隠そうこのシナリオはもともとストラトのつもりで書いてたネタなんですよね
GM:気付いたらダブクロになりました
香芝 つつじ:ししょう……肝心な時に現れるけど、その肝心な時を自分でコントロールしてるのがズルい
岩鳥 禅:ストラトだとどうなってたのか気になりがある
香芝 つつじ:原稿を無くしたくだりが夜寒さんのせいになったのは笑った
GM:ストラト用のたたき台だと清画川がいなくて、上条に横恋慕する御金賀町アル(おかねがちょう・ある)っていう男子生徒が出る予定でした
岩鳥 禅:wwwwwwwwww
夜寒夢衣:無くしてるから拾っておこ~ってなりました
香芝 つつじ:おかねがちょうある
夜寒夢衣:コメディだよ!!www
GM:榊がもうちょい不良度強めで、それに対して君は上条さんにふさわしくない!!!とか言ってくるタイプの男
岩鳥 禅:あららら
香芝 つつじ:上条さんに横恋慕する御金賀町アルくんなんてのがいたら、香芝がなんか……協力関係を結んでしまいそうな
GM:でもたぶんそいつ清画川より性格悪いんで……
香芝 つつじ:あ、じゃあ駄目だ
岩鳥 禅:るいちゃん別に全然そんなに性格悪くなかったんだよな
香芝 つつじ:こんな男に上条さんを渡せるかー!モードに入りますね
岩鳥 禅:つつじちゃんすっき
GM:清画川がそんなに性格悪くないのは想定通りです なんで?
夜寒夢衣:友情もたいせつな香芝ちゃん
GM:うおーすみませんこのまま感想戦アンコールしたいんですけど寝ないとやばみなのでお先にお暇します!
岩鳥 禅:あっもうこんな時間!!!!
GM:いっぱい楽しんでくださりありがとうございました!!!またあそんでね!!!!
香芝 つつじ:いつの間にか0時過ぎ!!
岩鳥 禅:みんな寝ましょう!!!!おやすみなさいませ!!!!
岩鳥 禅:是非是非また遊んでください!!!!!
GM:(みんなにふかふかおふとんをかけて回る)
夜寒夢衣:ありがとうございました~! ログは追々出します。私も寝ます、スヤスヤ!
香芝 つつじ:楽しかったです!またどこかで遊びましょう!
GM:ありがとうございました~~~!おやすみなさーい!!
岩鳥 禅:わいわい!!!いっつもログありがとうございます!!ごゆっくり!!
香芝 つつじ:最後までありがとうございます……!>ログ
岩鳥 禅:おやすみなさいませ~!!!
香芝 つつじ:では、おやすみなさいませ~
GM:ログありがとうございますまずは寝て!